JP2008186188A - タッチパネルディスプレイ装置、その製造方法および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口24の周囲で正面パネル22とタッチパネル28との間に、それら正面パネル22とタッチパネル28の双方に接触させてシール材40が配設されている。正面パネル22に接触するシール材40部分を正面パネル22に対して不動とし、かつ、タッチパネル28に接触するシール材40部分をタッチパネル28に対して不動とし、それら接触部分の間のシール材40部分を正面パネル22と可動パネルユニット14との相対変位に追従して変形させるようにした。
【選択図】図2
Description
このタッチパネルディスプレイ装置は、ユーザの指先が接触するタッチパネルを振動させることによって、ユーザの指先に触覚を発生させるようにしたものである。
このような構造では、筐体は開口を有する枠状の正面パネルを有し、可動パネルユニットは、タッチパネルが開口に臨むように正面パネルの内側に配設される。
上記構造では、開口の周囲で正面パネルとタッチパネルとの間に形成される隙間から塵埃が筐体内部に侵入することを防止するために、隙間にゴムなどのシール材を設けることが考えられる。
しかしながら、このようなシール材は、可動パネルユニットの振動を阻害するため、アクチュエータの負荷が増大することになり、部品コストの増大を招くばかりでなく省電力化を図る上でも不利があった。
本発明は上述した事情に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、塵埃の侵入を確実に防止しつつコストダウンおよび小電力化を図る上で有利なタッチパネルディスプレイ装置およびその製造方法並びに電子機器を提供することにある。
また本発明は、開口を有する正面パネルと、前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設されたタッチパネルと、前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させて配設されたシール材とを備え、前記タッチパネルの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所は前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形するタッチパネルディスプレイ装置の製造方法であって、前記シール材として、チクソ性および紫外線硬化性を有するゲル状のシリコン材を用い、前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに、ディスペンサーを用いて前記シリコン材を前記開口の周囲に沿った枠状に塗布し、紫外線を前記シリコン材に照射することによって硬化させ、これによりシール材を前記一方のパネルに接着して配設し、前記正面パネルまたは前記タッチパネルの他方のパネルを前記一方のパネルに近づけて前記シール材を圧縮するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、開口を有する正面パネルと、前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設されたタッチパネルと、前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させて配設されたシール材とを備え、前記タッチパネルの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所は前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形するタッチパネルディスプレイ装置の製造方法であって、前記シール材として、チクソ性および熱可塑性を有するスチレン系ゲルを用い、前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに、加熱されてゲル状となった前記スチレン系ゲルを、ディスペンサーを用いて前記開口の周囲に沿った枠状に塗布し、自然放熱することで前記スチレン系ゲルを硬化させ、これによりシール材を前記一方のパネルに接着して配設し、前記正面パネルまたは前記タッチパネルの他方のパネルを前記一方のパネルに近づけて前記シール材を圧縮するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、機器側筐体を有する電子機器であって、前記機器側筐体にはタッチパネルディスプレイ装置が組み込まれ、前記タッチパネルディスプレイ装置は、筐体と、筐体の内部に配設され、タッチパネルを備えた平板形状の可動パネルユニットと、前記タッチパネルの下方に配設されたディスプレイパネルと、前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って変位可能に支持する支持機構と、前記筐体の内部に配設され前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って振動させるアクチュエータとを備え、前記筐体は開口を有する正面パネルを有し、前記可動パネルユニットは、前記タッチパネルが前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設され、前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させてシール材が配設され、前記シール材は、前記可動パネルユニットの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分が前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分が前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所が前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形することを特徴とする。
以下に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態のタッチパネルディスプレイ装置10の平面図、図2は図1のAA線断面図、図3は正面パネル22を除いたタッチパネルディスプレイ装置10の構成を示す斜視図である。
図1乃至図3に示すように、タッチパネルディスプレイ装置10は、筐体12、可動パネルユニット14、支持機構16、アクチュエータ18、シール材40、アクチュエータ駆動制御部56(図4参照)などを含んで構成されている。
下フレーム20は矩形板状の底壁20Aと、底壁20Aの4辺から起立された4つの側壁20Bとを備えている。
上フレーム21は、矩形枠状を呈し下フレーム20の外周よりも大きな大きさの矩形板状の正面パネル22と、正面パネル22の4辺から起立された4つの側壁23とを備えており、正面パネル22に矩形状の開口24が形成されている。
上フレーム21は4つの側壁23が、下フレーム20の4つの側壁20Bの外面に位置した状態で下フレーム20に取着されている。
可動パネルユニット14は4つの端面14Aを有している。
本実施の形態では、ディスプレイパネル26は透過型の液晶ディスプレイ装置で構成されている。
詳細に説明すると、ディスプレイパネル26は、液晶層と該液晶層を挟む2枚のガラス基板からなるディスプレイ本体と、ディスプレイ本体の表示面2602と反対側に位置する背面に取着されディスプレイ本体を背面から表示面2602に向けて照明するバックライトとを含んで構成され、バックライトは前記ディスプレイ本体に一体的に取着されている。
ディスプレイパネル26は、バックライトが不要な反射型の液晶ディスプレイ装置や有機ELディスプレイ装置であってもよい。
タッチパネル28の構造はフィルム−フィルムタイプに限定されるものではなく、従来公知のさまざまな構造が採用可能である。
タッチパネル28は、表示面2602の全域を覆う大きさを有し、表示面2602に重ね合わされて接着剤などによって接着されてディスプレイパネル26と一体的に設けられている。
したがって、本実施の形態では、可動パネルユニット14の表面1402、すなわちパネル面1402はタッチパネル28の表面で構成され、可動パネルユニット14の背面1404は前記バックライトの背面で構成されている。
また、可動パネルユニット14は、4つの端面14Aのうち1つの端面14Aを下フレーム20の4つの側壁20Bのうちの1つの側壁20Bに臨ませるとともに、平行させた状態で支持機構16を介して底壁20Aの底面2001上に配設されている。
本実施の形態では、支持機構16は、可動パネルユニット14の背面1404の四隅に配置された弾性部材17で構成されている。
弾性部材17は、可動パネルユニット14と20Aとの間に設けられ、弾性部材17により可動パネルユニット14は、タッチパネル28が開口24内の所定位置(初期位置)に復帰するように付勢されている。
弾性部材17を構成する弾性材料は、可動パネルユニット14をできるだけ容易に変位させることができるようなものとすることが望ましく、それには、弾性材料として超低硬度の高分子ゲル材料から成るものとするとよい。
例えば、北川工業株式会社が「KGゲル(商標)」という製品名で市場に提供している、シート状の超低硬度の高分子ゲル材料は、弾性部材17の材料として特に適したものである。その具体例について述べると、例えば、厚さが1mmの「KGゲル(商標)」のシートを2mm角に切断することによって、高さが1mmの弾性体ブロックを形成し、その弾性体ブロックの上下両面を、両面接着シートなどを用いて底壁20Aと可動パネルユニット14の背面1404の四隅とに接着することにより弾性部材17は配置される。
弾性材料として高分子ゲル材料以外の適当な材料としては、例えば、種々のラバー材料、軟質ポリエチレン、それにシリコン樹脂などがある。
アクチュエータ18は、その長手方向両端部がスペーサーブロック30を介して側壁20Bに連結されており、各スペーサーブロック30とアクチュエータ18の各端部との間、並びに、各スペーサーブロック30と側壁20Bとの間は、両面接着テープを用いて接着されている。
また、アクチュエータ18は、その長手方向中央部がスペーサーブロック32を介して可動パネルユニット14の端面14Aに連結されており、スペーサーブロック32とアクチュエータ18との間、並びに、スペーサーブロック24と可動パネルユニット14の端面14Aとの間は、両面接着テープを用いて接着されている。
このようにして支持構造体12の側壁20Bと可動パネルユニット14との間に取付けたアクチュエータ18に電圧を印加すると、このアクチュエータ18が屈曲変位を発生するため、その長手方向中央部が図3に矢印Aで示した方向(タッチパネル28の面方向)に変位して、可動パネルユニット14を矢印Bで示した方向(タッチパネル28の面方向)に変位させる。
この変位の向き及び大きさは、印加する電圧の極性及び大きさに対応したものとなる。また、こうして発生する可動パネルユニット14の変位の方向は、この可動パネルユニット14のパネル面1402に平行な平面に沿った方向である。従って、アクチュエータ18は、可動パネルユニット14を、そのパネル面1402に平行な平面に沿った方向に駆動するものである。
そのため、本実施の形態では、アクチュエータ18として積層バイモルフ型圧電アクチュエータを使用している。
符号50は、タッチパネルディスプレイ装置10を装備した電子機器の制御システムであり、タッチパネルディスプレイ装置10の制御部及び電子回路は、この制御システム50の制御下にある。
タッチパネルディスプレイ装置10の制御部及び電子回路には、可動パネルユニット14の一方の構成要素であるタッチパネル28に接続したタッチパネル回路52と、可動パネルユニット14の他方の構成要素であるディスプレイパネル26に接続したLCD駆動回路54と、アクチュエータ18を駆動制御するアクチュエータ駆動制御部56とが含まれている。
また、このタッチパネル回路52は、タッチパネル28が接触圧を検出できるものである場合には、その接触圧を表す信号も発生するものであり、また、必要とあらば、パネル面1402の接触位置を表す信号に更に処理を施して、パネル面1402に接触している指先の移動速度や加速度を表す信号を発生させるものである。
タッチパネル回路52が発生する信号は、タッチパネル入力信号として、制御システム50へ供給されている。
LCD駆動回路54は、一般的な液晶ディスプレイパネルに付随している回路であり、制御システム50から受取る制御信号に従って、ディスプレイパネル26を駆動して視覚表示を行う。
また、パワーアンプ62は、出力信号送出回路60の出力信号を増幅して、圧電アクチュエータ18へ駆動信号Sとして供給するものである。
駆動信号Sの周波数は例えば100Hzから300Hzであり、触覚フィードバックを与えるためには、1周期以上の駆動信号Sを与えればよい。
そして、この可動パネルユニット14の振動が、可動パネルユニット14の表面1402(パネル面1402)に触れているユーザの指先に、その駆動信号Sの波形に応じた触覚を発生させる。従って、換言するならば、アクチュエータ駆動制御部56は、可動パネルユニット14を駆動して複数の所定の振動パターンのうちから選択した振動パターンで振動させるものであり、また、それら複数の所定の振動パターンは、可動パネルユニット14のパネル面1402に接触しているユーザの指先に互いに異なった触覚を発生させるものであり、言い換えると、アクチュエータ駆動制御部56はアクチュエータ18に駆動信号Sを供給することでアクチュエータ18を駆動制御するものである。
上述のように、可動パネルユニット14は、図2に示すように、タッチパネル28が開口24に臨むように正面パネル22の内側に配設され、開口24の周囲で正面パネル22とタッチパネル28との間に、それら正面パネル22とタッチパネル28の双方に接触させてシール材40が配設されている。
シール材40は、可動パネルユニット14の振動を阻害することなく開口24から筐体20内部への塵埃の侵入を防止するものである。
このようなスチレン系ゲルとして、例えば、北川工業株式会社の「KGゲル(商標)」を使用可能である。
すなわち、本実施の形態では、シール材40は弾性材料で形成されており、その硬度はJIS硬度で2程度である。
正面パネル22に接触するシール材40部分は正面パネル22に接着され、シール材40は、正面パネル22とタッチパネル28との間で圧縮されて配設されている。
シール材40は、可動パネルユニット14の振動時に、正面パネル22に接触するシール材40部分が、接着されていることから正面パネル22に対して不動であり、かつ、タッチパネル28に接触するシール材40部分が、タッチパネル28とシール材40との間に生じる摩擦力によりタッチパネル28に対して不動となっている。
したがって、シール材40は、可動パネルユニット14の振動時に、正面パネル22に接触するシール材40部分と、タッチパネル28に接触するシール材40部分との間のシール材40箇所が、正面パネル22と可動パネルユニット14との相対変位に追従して変形する。
そして、このシール材40の変形は、可動パネルユニット14の振動を阻害しない程度の極めて小さい力で行うことが可能である。
したがって、小さな力で可動パネルユニット14を振動させることができ、同時に、開口24を通しての筐体内への塵埃の侵入を防止できる。
したがって、アクチュエータへの負荷を増大させずに、また、部品コストの増大を招くことなく、塵埃の侵入を防止でき、省電力化を図る上で有利となる。
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態と同一の箇所、部材に同一の符号を付して説明する。
第1の実施の形態と同様に、可動パネルユニット14は、図2に示すように、タッチパネル28が開口24に臨むように正面パネル22の内側に配設され、開口24の周囲で正面パネル22とタッチパネル28との間に、それら正面パネル22とタッチパネル28の双方に接触させてシール材40が配設されている。
シール材40は、可動パネルユニット14の振動を阻害することなく開口24から筐体20内部への塵埃の侵入を防止するものである。
このようなシリコン系材料として、例えば、信越化学工業株式会社の「KE−1380A/B(商標)」を使用可能である。
すなわち、本実施の形態では、シール材40は弾性材料で形成されている。
シール材40は、第1の実施の形態と異なって接着されておらず、正面パネル22とタッチパネル28との間で単に圧縮されて配設されている。
シール材40は、可動パネルユニット14の振動時に、正面パネル22に接触するシール材40部分がタッチパネル28とシール材40との間に生じる摩擦力により正面パネル22に対して不動となっている。また、タッチパネル28に接触するシール材40部分が、タッチパネル28とシール材40との間に生じる摩擦力によりタッチパネル28に対して不動となっている。
したがって、シール材40は、可動パネルユニット14の振動時に、正面パネル22に接触するシール材40部分と、タッチパネル28に接触するシール材40部分との間のシール材40箇所が、正面パネル22と可動パネルユニット14との相対変位に追従して変形する。
図6(A)に示すシール材40の断面形状は、タッチパネル28に弾接される基部4002と、基部4002の中央から膨出しその先端が正面パネル22に弾接される凸部4004とで構成されている。
シール材40をこのような断面形状とすることで、基部4002をタッチパネル28に安定して接触させる上で有利となり、また、凸部4004が変形しやすいのでシール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となる。
図6(B)に示すシール材40の断面形状は、厚さ方向の中間部に位置する基部4010と、基部4010の一方の面の中央から膨出しタッチパネル28に弾接される凸部4012と、基部4010の他方の面の中央から膨出しその先端が正面パネル22に弾接される凸部4016とで構成されている。
シール材40をこのような断面形状とすることで、凸部4012、4014が変形しやすいのでシール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となる。
図6(C)に示すシール材40の断面形状は、タッチパネル28に弾接される基部4020と、基部4020の一方の面から間隔をおいて複数膨出しそれらの先端が正面パネル22に弾接される複数の凸部4022とで構成されている。
シール材40をこのような断面形状とすることで、基部4020をタッチパネル28に安定して接触させる上で有利となり、また、複数の凸部4022が変形しやすいのでシール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となる。
すなわち、上述のようにシール材40の断面を異形形状とすると、シール材40の断面を方形形状や円形形状とした場合に比較してシール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となり、シール材40の硬度を手で取り扱いやすい程度の硬度にした場合であっても、例えばJIS硬度で5程度とした場合であっても、シール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となる。
まず第1の製造方法から説明する。
シール材40として、チクソ性を有するゲル状の超低硬度シリコン材料あるいはスチレン系ゲルを用いる。
このようなスチレン系ゲルとして、例えば、北川工業株式会社の「KGゲル(商標)」を使用可能である。
このシール材40を、開口24の周囲で正面パネル22がタッチパネル28に臨む面に、または、開口24の周囲でタッチパネル28が正面パネル22に臨む面に矩形枠状に延在させる。
本実施の形態では、シール材40を、開口24の周囲で正面パネル22がタッチパネル28に臨む面に延在させた。
具体的には、塗布量が正確に管理できる公知のディスペンサーを用いてシール材40を幅が1mm程度、厚さが0.5mm乃至1mm程度となるように塗布した。
図7(A)は正面パネル22の背面図、(B)は(A)のAA線断面の例を示す拡大図、(C)は(A)のAA線断面の他の例を示す拡大図である。
この場合、図7(B)に示すように、シール材40を延在させる部分に、すなわち、シール材40の被接着箇所に、シール材40が接着されない他の箇所から突出して枠状に延在する平坦面2204を形成しておき、この平坦面2204にチクソ性を有するシール材40を延在させると、シール材40の広がりを防止し、厚さの大きいシール材40を得る上で有利となる。
また、図7(C)に示すように、シール材40を延在させる部分に、すなわち、シール材40の被接着箇所に、枠状に延在する平坦面2212を形成し、平坦面2212の延在方向と直交する幅方向の両側に、平坦面2212の幅方向の両側をシール材40が接着されない箇所との間で仕切る凹部2210を平坦面2212の延在方向に沿って形成しておき、この平坦面2212にチクソ性を有するシール材40を延在させると、シール材40の広がりを防止し、厚さの大きいシール材40を得る上で有利となる。
シール材40の接着方法としては次の方法がある。
シール材40が紫外線硬化性を有するシリコン材の場合には、紫外線をシール材40に照射することによって硬化させ、これによりシール材40は平坦面2204あるいは平坦面2212に接着される。
また、シール材40が熱可塑性を有するスチレン系ゲルの場合には、加熱されてゲル状(液状)となったシール材40が塗布されたのち、シール材40を自然放熱することでシール材40は硬化し、これによりシール材40は平坦面2204あるいは平坦面2212に接着される。
これによりシール材40の正面パネル22への配設がなされる。
なお、従来と同様に下フレーム20に、可動パネルユニット14や支持機構16、アクチュエータ18などが組み込まれ、上述のようにシール材40が組み込まれた上フレーム21が下フレーム20に組み付けられ、正面パネル22とタッチパネル28とが近づけられてシール材40が圧縮されて配設される。
このような製造方法によれば、シール材40の配設が簡単になされ、タッチパネルディスプレイ装置10のコストダウンを図る上で有利となる。
また、上述のようにシール材40を、正面パネル22に塗布して硬化させるようにした場合には、硬化後のシール材40の硬度をJIS硬度で2程度と柔らかいものとしても、硬化後のシール材40を単独で手で取り扱う必要がないため、作業性が低下するおそれがなく、シール材40の変形時の抵抗を小さくする上で有利となる。
シール材40として液状シリコンが成形されたものを用いる。
このシール材40は、単品として予め成形されている。詳細には、シール材40は、開口24の周囲を囲む矩形枠状に形成されている。
そして、タッチパネルディスプレイ装置10の組み立て時に、すなわち、従来と同様に下フレーム20に、可動パネルユニット14や支持機構16、アクチュエータ18などが組み込まれ、開口24の周囲に延在するようにタッチパネル28上にシール材40が配置され、上フレーム21が下フレーム20に組み付けられ、正面パネル22とタッチパネル28とが近づけられてシール材40が圧縮されて配設される。
このような製造方法によっても、シール材40の配設が簡単になされ、タッチパネルディスプレイ装置10のコストダウンを図る上で有利となる。
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、本発明に係るタッチパネルディスプレイ装置10を電子機器としての携帯電話機に適用したものである。
図8(A)、(B)は第5の実施の形態の携帯電話機2の説明図であり、第1の実施の形態と同様または同一の部分、部材については同一の符号を付して説明する。
携帯電話機2は、外装を構成する細長い矩形板状の機器側筐体202を有している。
図8(B)に示すように、タッチパネルディスプレイ装置10は機器側筐体202内に組み込まれ、機器側筐体202の上面の開口204から可動パネルユニット14の表面1402が外方に露出するように配置されている。
機器側筐体202の下端には、開閉蓋206がヒンジを介して揺動可能に取着されている。開閉蓋206は、図8(A)に示す可動パネルユニット14の表面1402の一部を覆う閉塞位置と、図8(B)に示す可動パネルユニット14の表面1402の全域を開放する開放位置とに揺動される。
開閉蓋206が図8(B)に示す開放位置に位置した状態で、開放蓋206が外方に臨む外面箇所にはテンキーや機能キーを含む複数の操作キー208が設けられている。
ユーザは、開閉蓋206を図8(B)に示す開放位置に位置させた状態で、タッチパネルディスプレイ装置10のディスプレイパネル26に表示される画面を視認しつつタッチパネル28をスタイラスあるいは指先で押圧操作することによりさまざまな操作を行う。
このような携帯電話機2においても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論である。
特に、このような携帯電話機2では、屋外など塵埃が多い環境下で使用されることが多く、また、バッテリーで駆動されることから、塵埃の侵入が懸念され、また、低消費電力化が要求されるが、本実施の形態によれば塵埃の侵入を効果的に防止でき、また、アクチュエータ18の消費電力を抑制でき有利となる。
なお、タッチパネルディスプレイ装置10の筐体12あるいは正面パネル22の部分を、機器側筐体202と別体に構成してもよいし、機器側筐体202の部分で構成してもよいことは無論である。
次に、図9を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。
図9は第4の実施の形態のタッチパネルディスプレイ装置10の断面図である。
第1乃至第3の実施の形態では、ディスプレイパネル26とタッチパネル28とが一体に結合されて可動パネルユニット14が構成されている場合について説明したが、本発明はそれらが一体化されていない場合にも無論適用可能である。
すなわち、図9に示すように、ディスプレイパネル26は、タッチパネル28の下方に離間した箇所に配置されている。
タッチパネル28がディスプレイパネル26に重なる位置にくるように可動パネルユニット14が配置されている。
なお、筐体12の底壁20Aにはディスプレイパネル26に対応した開口2010が形成されている。
また、タッチパネル28は透明で硬質なガラス板などのような基材60上に接合された形態のものが用いられている。
なお、図9において符号62はディスプレイパネル26の筐体を示している。この場合、ディスプレイパネル26の筐体62とタッチパネル28の筐体12を一体化し、あるいは、別体化するなど任意である。
このようにディスプレイパネル26とタッチパネル28とが離れて配置されたタッチパネルディスプレイ装置10にも本発明は適用され、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
例えば、可動パネルユニット14の背面1404と下フレーム20の底壁20Aとの間にコロを配置することで、前記コロによって可動パネルユニット14をタッチパネル28の表面と平行な面に沿って変位可能に底壁20A上に支持してもよい。その場合、可動パネルユニット14の端面14Aと下フレーム20の側壁20Bとの間にばねを配設することで、前記ばねによってタッチパネル28が開口24内の所定位置(初期位置)に復帰するように付勢すればよい。
また、実施の形態では、シール材40を弾性材料で形成した場合について説明したが、シール材40は、その変形が可動パネルユニット14の振動を阻害しない程度の極めて小さい力でなされるものであればよく、シール材40を塑性変形する材料で形成してもよいことは無論である。その場合、シール材40と正面パネル22やタッチパネル28との間に摩擦力が生じないのであれば、例えば、正面パネル22に接触するシール材40部分を正面パネル22に接着し、タッチパネル28に接触するシール材40部分をタッチパネル28に接着すればよい。
Claims (13)
- 筐体と、
筐体の内部に配設され、タッチパネルを備えた平板形状の可動パネルユニットと、
前記タッチパネルの下方に配設されたディスプレイパネルと、
前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って変位可能に支持する支持機構と、
前記筐体の内部に配設され前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って振動させるアクチュエータとを備え、
前記筐体は開口を有する正面パネルを有し、
前記可動パネルユニットは、前記タッチパネルが前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設され、
前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させてシール材が配設され、
前記シール材は、前記可動パネルユニットの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分が前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分が前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所が前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形する、
ことを特徴とするタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記シール材は弾性材料で形成され、
前記シール材は、前記正面パネルと前記タッチパネルとの間で圧縮されて配設され、
前記正面パネルに接触する前記シール材部分は、前記正面パネルと前記シール材との間に生じる摩擦力により前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は、前記タッチパネルと前記シール材との間に生じる摩擦力により前記タッチパネルに対して不動となっている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記シール材は弾性材料で形成され、
前記シール材は、前記正面パネルと前記タッチパネルとの間で圧縮されて配設され、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに接触する前記シール材部分は前記一方のパネルに接着され、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの他方のパネルに接触する前記シール材部分は前記他方のパネルに対して摩擦力により不動となっている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに接着され、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに接着されている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記シール材は塑性材料で形成され、
前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに接着され、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに接着されている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに接触する前記シール材部分は前記一方のパネルに接着され、
前記シール材が接着される前記一方のパネルの被接着箇所は、前記シール材が接着されない他の箇所から突出して枠状に延在する平坦面で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに接触する前記シール材部分は前記一方のパネルに接着され、
前記シール材が接着される前記一方のパネルの被接着箇所は枠状に延在する平坦面で形成され、
前記平坦面の延在方向と直交する幅方向の両側に、前記平坦面の幅方向の両側を前記シール材が接着されない箇所との間で仕切る凹部が前記平坦面の延在方向に沿って延在している、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記ディスプレイパネルと前記タッチパネルとが一体に結合されて前記可動パネルユニットが構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 前記ディスプレイパネルは、前記タッチパネルの下方に離間した箇所に配置されている、
前記タッチパネルが前記ディスプレイパネルに重なる位置にくるように前記可動パネルユニットが配置されている、
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルディスプレイ装置。 - 開口を有する正面パネルと、
前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設されたタッチパネルと、
前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させて配設されたシール材とを備え、
前記タッチパネルの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所は前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形するタッチパネルディスプレイ装置の製造方法であって、
前記シール材として、チクソ性および紫外線硬化性を有するゲル状のシリコン材を用い、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに、ディスペンサーを用いて前記シリコン材を前記開口の周囲に沿った枠状に塗布し、
紫外線を前記シリコン材に照射することによって硬化させ、これによりシール材を前記一方のパネルに接着して配設し、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの他方のパネルを前記一方のパネルに近づけて前記シール材を圧縮するようにした、
ことを特徴とするタッチパネルディスプレイ装置の製造方法。 - 開口を有する正面パネルと、
前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設されたタッチパネルと、
前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させて配設されたシール材とを備え、
前記タッチパネルの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分は前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分は前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所は前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形するタッチパネルディスプレイ装置の製造方法であって、
前記シール材として、チクソ性および熱可塑性を有するスチレン系ゲルを用い、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの一方のパネルに、加熱されてゲル状となった前記スチレン系ゲルを、ディスペンサーを用いて前記開口の周囲に沿った枠状に塗布し、
自然放熱することで前記スチレン系ゲルを硬化させ、これによりシール材を前記一方のパネルに接着して配設し、
前記正面パネルまたは前記タッチパネルの他方のパネルを前記一方のパネルに近づけて前記シール材を圧縮するようにした、
ことを特徴とするタッチパネルディスプレイ装置の製造方法。 - 機器側筐体を有する電子機器であって、
前記機器側筐体にはタッチパネルディスプレイ装置が組み込まれ、
前記タッチパネルディスプレイ装置は、
筐体と、
筐体の内部に配設され、タッチパネルを備えた平板形状の可動パネルユニットと、
前記タッチパネルの下方に配設されたディスプレイパネルと、
前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って変位可能に支持する支持機構と、
前記筐体の内部に配設され前記可動パネルユニットを前記タッチパネルの表面に沿って振動させるアクチュエータとを備え、
前記筐体は開口を有する正面パネルを有し、
前記可動パネルユニットは、前記タッチパネルが前記開口に臨むように前記正面パネルの内側に配設され、
前記開口の周囲で前記正面パネルと前記タッチパネルとの間に、それら正面パネルとタッチパネルの双方に接触させてシール材が配設され、
前記シール材は、前記可動パネルユニットの振動時に、前記正面パネルに接触する前記シール材部分が前記正面パネルに対して不動であり、かつ、前記タッチパネルに接触する前記シール材部分が前記タッチパネルに対して不動であり、それら部分の間の前記シール材箇所が前記正面パネルと前記可動パネルユニットとの相対変位に追従して変形する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記電子機器は携帯電話機であることを特徴とする請求項12記載の電子機器。
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