JP2008185831A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によって現像剤の漏れを防止することができる現像装置を提供すること。
【解決手段】現像筐体62に設けられた開閉レバー113は、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着されたときに、トナーカートリッジ40の第1トナー排出口49を開閉する内側周面壁51と、現像筐体62のトナー導入口88を開閉するシャッター111とを開閉させる。開閉レバー113は、第1位置と、第2位置と、第1位置と第2位置との間にある第3位置と、の間を回動可能であり、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着に応じて、第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断された状態のまま第1位置から第3位置まで回動するので、第1位置を、トナーカートリッジ40の把持手から離れた位置とし、第3位置を把持手に接近する位置とすることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置において、着脱可能なトナーカートリッジを備える現像装置に関する。
レーザプリンタにおける現像装置において、トナーカートリッジを現像装置の現像筐体に対して着脱自在に装着し、かつトナーカートリッジにおける第1開口を塞ぐ第1遮断部材と、現像筐体の第2開口を塞ぐ第2遮断部材との開閉を連動させ、トナーが不必要に漏出することを防止する構造が知られている。
このような現像装置として、たとえば、特許文献1に記載の現像装置では、現像装置のケースにおける左右1対のブランケットの支持溝の外周のボス部に回動可能に設けたアームに第2シャッターを取付ける一方、トナーカートリッジの支軸の回りで回動するレバーに第1シャッターを設ける。トナーカートリッジの支軸を現像装置の支持溝に嵌挿し、その状態でトナーカートリッジのレバーを回動させると、トナーカートリッジのレバーに設けた係合突起が、現像装置のアームを回動させ、第1シャッターと第2シャッターとを重ねた状態で開閉回動させる。
このような構成では、トナーカートリッジが現像装置から離脱された状態で不用意にレバーを回動させると、第1シャッターが回動してトナー排出口が開放され、トナーカートリッジ内部のトナーが漏れ出す虞がある。また、トナーカートリッジが離脱された状態にある現像装置においても、不用意にアームを回動させると、第2シャッターが回動してトナー導入口が開放され、攪拌室内部のトナーが漏れ出す虞がある。
そのため、特許文献1に記載のトナーカートリッジにおいては、トナーカートリッジが現像装置から離脱されると、第1ロック機構によって第1シャッターがトナー排出口を塞いだ状態で維持される。また、現像装置においては、第2ロック機構によって第2シャッターがトナー導入口を塞いだ状態で維持される。そのため、これらの第1ロック機構および第2ロック機構によって、トナーカートリッジが現像装置から離脱された状態で第1シャッターおよび第2シャッターが不用意に回動してトナーカートリッジ内部および現像装置の攪拌室内部からトナーが漏出することが防止されている。
特開平7−225514号公報
しかしながら、特許文献1に記載の第1ロック機構および第2ロック機構は、それぞれがロック体およびネジで構成され、第1シャッターおよび第2シャッターとは別体の構成になる。また、これらのロック機構を第1シャッターおよび第2シャッターのそれぞれに取付けるには、第1シャッターおよび第2シャッターに押圧ピンおよび係止穴を形成する必要がある。そのため、トナーカートリッジおよび現像装置の構成は複雑になる。
本発明の目的は、設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によって現像剤の漏れを防止することができる現像装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する現像筐体と、前記現像筐体に対して着脱可能であり、現像剤を収容するトナーカートリッジとを備える現像装置であって、前記トナーカートリッジは、現像剤を前記現像筐体に供給するための第1開口が形成されたトナー筐体と、前記第1開口を開閉する第1遮断部材とを備え、前記現像筐体には、前記第1開口から供給される現像剤を受け入れるための第2開口が形成され、前記現像筐体は、前記第2開口を開閉する第2遮断部材と、前記現像筐体に回動可能に設けられ、前記第1遮断部材および前記第2遮断部材を開閉させる開閉部材とを備え、前記開閉部材は、前記現像筐体から前記トナーカートリッジが離脱され、前記第2開口が閉じられた状態にある第1位置と、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口と前記第2開口とが開かれて互いに連通する第2位置と、前記第1位置と前記第2位置との間にあり、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口および前記第2開口が閉じられて前記第1開口と前記第2開口との間が遮断される第3位置との間を回動可能であり、前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着に応じて、前記第1位置から前記第3位置まで回動することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着に応じて、前記開閉部材を押圧して前記第1位置から前記第3位置まで回動させる第1突設部を備えていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記トナー筐体は、前記第1開口が形成された外側筐体と、前記外側筐体に対して回動可能に収容され、前記第1遮断部材を備え、前記第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備え、前記内側筐体は、前記開閉部材が前記第3位置から前記第2位置まで回動するのに応じて、前記開閉部材に押圧され、前記内側筐体を回動させることで前記第1遮断部材を開動作させて前記第1開口を開放し、前記第1開口と前記第3開口との間を連通させる第2突設部を備えていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記開閉部材は、第1把持部を備え、前記トナーカートリッジは、第2把持部を備え、
前記開閉部材が前記第2位置にあるときに、前記第1把持部は、前記第2把持部に隣接することを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する現像筐体と、前記現像筐体に対して着脱可能であり、現像剤を収容するトナーカートリッジとを備える現像装置であって、前記トナーカートリッジは、現像剤を前記現像筐体に供給するための第1開口が形成されたトナー筐体と、前記第1開口を開閉する第1遮断部材とを備え、前記現像筐体には、前記第1開口から供給される現像剤を受け入れるための第2開口が形成され、前記現像筐体は、前記第2開口を開閉する第2遮断部材と、前記現像筐体に回動可能に設けられ、前記第1遮断部材および前記第2遮断部材を開閉させる開閉部材とを備え、前記開閉部材は、前記現像筐体から前記トナーカートリッジが離脱され、前記第2開口が閉じられた状態にある第1位置と、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口と前記第2開口とが開かれて互いに連通する第2位置と、前記第1位置と前記第2位置との間にあり、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口および前記第2開口が閉じられて前記第1開口と前記第2開口との間が遮断される第3位置との間を回動可能であり、前記開閉部材を前記第3位置から前記第1位置まで回動させたときに、前記トナーカートリッジが、前記現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記トナーカートリッジは、前記開閉部材を前記第3位置から前記第1位置まで回動させたときに、前記開閉部材に押圧されることによって、前記トナーカートリッジを、前記現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動させる第1突設部を備えていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記トナー筐体は、前記第1開口が形成された外側筐体と、前記外側筐体に対して回動可能に収容され、前記第1遮断部材を備え、前記第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備え、前記第1突設部は、前記内側筐体に設けられ、前記開閉部材が前記第2位置から前記第3位置まで回動するのに応じて、前記開閉部材に押圧され、前記内側筐体を回動させることで前記第1遮断部材を閉動作させて前記第1開口を閉鎖し、前記第1開口と前記第3開口との間を遮断することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、前記第2遮断部材による前記第2開口の開閉は、前記第1遮断部材による前記第1開口の開閉を介して行われることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の発明において、前記トナーカートリッジは、前記現像筐体に対して、前記現像剤担持体の長手方向と直交する方向に着脱可能であり、前記第1遮断部材は、前記現像剤担持体の長手方向における前記トナー筐体の両側壁で、回動自在に支持されていることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記第2遮断部材は、前記現像剤担持体の長手方向における前記現像筐体の両側壁で、回動自在に支持されていることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記開閉部材は、前記第1遮断部材を回動させることで前記第2遮断部材を回動させることを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着状態において、前記開閉部材に係合され、前記開閉部材の動作に応じて前記第1遮断部材を回動させて前記第1開口を開閉させる第1突起と、前記第1突起と連動し、前記開閉部材の動作に応じて前記第2遮断部材を回動させて前記第2開口を開閉する第2突起とを備えることを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、請求項10ないし12のいずれかに記載の発明において、前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する離脱状態では、前記第2遮断部材の回動が規制されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、開閉部材が現像装置の現像筐体に設けられているので、トナーカートリッジが現像装置の現像筐体に装着されていないときには、トナーカートリッジに備えられた第1遮断部材の開閉動作が規制され、第1開口が不用意に開閉されることを防止することができる。
そして、トナーカートリッジが現像筐体に装着されたときに、開閉部材は、第1遮断部材および第2遮断部材を開閉することができる。これにより、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で開閉部材を回動させて第1遮断部材および第2遮断部材を開くと、第1開口と第2開口とが開かれて互いに連通し、トナーカートリッジから現像筐体へ現像剤を供給することができる。また、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で開閉部材を回動させて第1遮断部材および第2遮断部材を閉じると、第1開口および第2開口が閉じられて第1開口と第2開口との間が遮断されるので、これらの開口から現像剤が漏れ出すことなく、トナーカートリッジを現像筐体から離脱させることができる。そのため、簡易な構成および容易な操作によって、トナーカートリッジおよび現像装置からの現像剤の漏れを防止することができる。
また、開閉部材は、第1位置と、第2位置と、第1位置と第2位置との間にある第3位置と、の間を回動可能である。開閉部材が第1位置にあるとき、現像筐体からトナーカートリッジが離脱され、第2開口が閉じられた状態にある。開閉部材が第2位置にあるとき、現像筐体にトナーカートリッジが装着され、第1開口と第2開口とが開かれて互いに連通する。開閉部材が第3位置にあるとき、現像筐体にトナーカートリッジが装着され、第1開口および第2開口が閉じられて第1開口と第2開口との間が遮断される。そして、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着に応じて、開閉部材が第1位置から第3位置まで回動する。このとき、開閉部材は、第1開口と第2開口との間が遮断された状態のまま、第1位置から第3位置まで回動する。これにより、第1位置を、着脱においてトナーカートリッジを把持する把持手から離れた位置として、第3位置を、この把持手に接近する位置とすることができる。そのため、設計の自由度を高めることができる。また、この場合、開閉部材は、第3位置において把持手に接近し、操作しやすくなる。
この結果、設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によって現像剤の漏れを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、トナーカートリッジは、第1突設部を備えており、第1突設部は、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着に応じて、開閉部材を押圧して第1位置から第3位置まで回動させる。そのため、トナーカートリッジに第1突設部を備えるだけの簡易な構成によって、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着に応じて、開閉部材を第1位置から第3位置まで回動させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、トナーカートリッジのトナー筐体は、第1開口が形成された外側筐体と、外側筐体に対して回動可能に収容され、第1遮断部材を備え、第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備えている。これにより、トナーカートリッジを、外側筐体と内側筐体とを備える2重構造にすることができる。
そして、内側筐体は第2突設部を備えており、この第2突設部は、開閉部材が第3位置から第2位置まで回動するのに応じて、開閉部材に押圧され、内側筐体を回動させることで第1遮断部材を開動作させて第1開口を開放し、第1開口と第3開口と間を連通させる。そのため、内側筐体に第2突設部を備えるだけの簡易な構成によって、開閉部材を第3位置から第2位置まで回動させたときに、トナーカートリッジの内側筐体に収容された現像剤を現像筐体に供給することができる。
請求項4に記載の発明によれば、開閉部材が第2位置にあるときに、開閉部材の第1把持部は、トナーカートリッジの第2把持部に隣接するので、第1把持部および第2把持部を一緒に把持することができる。そのため、開閉部材が設けられた現像筐体とトナーカートリッジとの相対位置が安定するので、安定した状態で現像装置を移動させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、開閉部材が現像装置の現像筐体に設けられているので、トナーカートリッジが現像装置の現像筐体に装着されていないときには、トナーカートリッジに備えられた第1遮断部材の開閉動作が規制され、第1開口が不用意に開閉されることを防止することができる。
そして、トナーカートリッジが現像筐体に装着されたときに、開閉部材は、第1遮断部材および第2遮断部材を開閉することができる。これにより、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で開閉部材を回動させて第1遮断部材および第2遮断部材を開くと、第2開口と第1開口とが開かれて互いに連通し、トナーカートリッジから現像筐体へ現像剤を供給することができる。また、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で開閉部材を回動させて第1遮断部材および第2遮断部材を閉じると、第1開口および第2開口が閉じられて第1開口と第2開口との間が遮断されるので、これらの開口から現像剤が漏れ出すことなく、トナーカートリッジを現像筐体から離脱させることができる。そのため、簡易な構成および容易な操作によって、トナーカートリッジおよび現像装置からの現像剤の漏れを防止することができる。
また、開閉部材は、第1位置と、第2位置と、第1位置と第2位置との間にある第3位置と、の間を回動可能である。開閉部材が第1位置にあるとき、現像筐体からトナーカートリッジが離脱され、第2開口が閉じられた状態にある。開閉部材が第2位置にあるとき、現像筐体にトナーカートリッジが装着され、第1開口と第2開口とが開かれて互いに連通する。開閉部材が第3位置にあるとき、現像筐体にトナーカートリッジが装着され、第1開口および第2開口が閉じられて第1開口と第2開口との間が遮断される。そして、開閉部材を第3位置から第1位置まで回動させたときに、トナーカートリッジが、現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動する。これにより、開閉部材を第3位置から第1位置まで回動させるだけの容易な操作で、第1開口と第2開口との間が遮断された状態のまま、トナーカートリッジを、現像筐体から離脱することができる。また、第1位置を、トナーカートリッジの着脱を妨げない位置とすることができる。そのため、設計の自由度を高めることができる。
この結果、設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によって現像剤の漏れを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、トナーカートリッジは、第1突設部を備えており、第1突設部は、開閉部材を第3位置から第1位置まで回動させたときに、開閉部材に押圧されることによって、トナーカートリッジを、現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動させる。そのため、トナーカートリッジに第1突設部を備えるだけの簡易な構成によって、開閉部材を第3位置から第1位置まで回動させたときに、トナーカートリッジを、現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、トナーカートリッジのトナー筐体は、第1開口が形成された外側筐体と、外側筐体に対して回動可能に収容され、第1遮断部材を備え、第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備えている。これにより、トナーカートリッジを、外側筐体と内側筐体とを備える2重構造にすることができる。
そして、第1突設部は、内側筐体に設けられ、開閉部材が第2位置から第3位置まで回動するのに応じて、開閉部材に押圧され、内側筐体を回動させることで第1遮断部材を閉動作させて第1開口を閉鎖し、第1開口と第3開口との間を遮断する。そのため、内側筐体に第1突設部を設けるだけの簡易な構成によって、開閉部材を第2位置から第3位置まで回動させたときに、トナーカートリッジの内側筐体に収容された現像剤の現像筐体への供給を規制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、トナーカートリッジが現像筐体から離脱された状態では、現像筐体においては、開閉部材を動作させても、第2遮断部材は、第2開口を閉鎖した状態で維持することができ、トナーカートリッジにおいては、第1遮断部材は、第1開口を閉鎖した状態で維持することができる。
請求項9に記載の発明によれば、トナーカートリッジが、現像筐体に対して、現像剤担持体の長手方向と直交する方向に着脱可能であるので、第1開口および第2開口を、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着状態において現像剤担持体に対向するように設けることができる。従って、第1開口および第2開口の配置位置や大きさを自由に設定することができる。すなわち、トナーカートリッジから現像筐体へ確実に現像剤を供給することができる。
また、第1遮断部材を、トナー筐体の両側壁で回動自在に支持するので、第1開口を安定して開閉させることができる。そして、第1遮断部材の支持部をトナー筐体の両側壁にすると、第1開口には余分な機構が配置されないので、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着状態において、トナーカートリッジと現像筐体とを互いに密着させることができる。従って、トナーカートリッジと現像筐体との間での現像剤の漏れを防止できる。
請求項10に記載の発明によれば、第2遮断部材を、現像筐体の両側壁で回動自在に支持するので、第2開口を安定して開閉させることができる。そして、第2遮断部材の支持部を現像筐体の両側壁にすると、第2開口には余分な機構が配置されないので、トナーカートリッジの現像筐体に対する装着状態において、トナーカートリッジと現像筐体とを互いに密着させることができる。従って、トナーカートリッジと現像筐体との間での現像剤の漏れを防止できる。
また、第2遮断部材の支持部を現像筐体の両側壁にすることで、現像筐体の、両側壁の間の中央部分にはスペースが形成され、トナーカートリッジの現像筐体に対する着脱において、トナーカートリッジの現像筐体へのアクセスが容易にできる。
請求項11に記載の発明によれば、第1遮断部材を回動させない場合には、第2遮断部材を回動させることができないので、第2開口を閉鎖した状態で確実に維持でき、現像筐体からの現像剤の漏れを防止することができる。
請求項12に記載の発明によれば、トナーカートリッジが現像装置の現像筐体に装着されていないときには、現像筐体に備えられた開閉部材にトナーカートリッジの第1突起が係合されないので、トナーカートリッジに備えられた第1遮断部材の回動が規制され、第1開口が不用意に開閉されることを防止することができる。
そして、トナーカートリッジが現像筐体に装着されたときに、第1突起が開閉部材に係合され、開閉部材の動作に応じて、第1突起による第1遮断部材の回動つまり第1開口の開閉と、第1突起に連動される第2突起による第2遮断部材の回動つまり第2開口の開閉とが可能となる。
そのため、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で第1開口および第2開口を開放すると、第1開口と第2開口とが互いに連通し、トナーカートリッジから現像筐体へ現像剤を供給することができる。
また、トナーカートリッジが現像筐体に装着された状態で第1開口および第2開口を閉鎖すると、第1開口および第2開口から現像剤が漏れ出すことなく、トナーカートリッジを現像筐体から離脱させることができる。
さらに、トナーカートリッジが現像筐体から離脱された状態では、現像筐体においては、開閉部材を動作させても、第2遮断部材が回動されないので、第2開口を閉鎖した状態で維持することができ、トナーカートリッジでは、上述したように、第1遮断部材が回動されないので、第1開口を閉鎖した状態で維持することができる。
この結果、簡易な構成により、トナーカートリッジおよび現像装置からの現像剤の漏れを防止することができる。
また、トナーカートリッジに第1突起および第2突起を設ける簡易な構成で、上述した第1開口および第2開口の開閉動作を行うことができる。
請求項13に記載の発明によれば、トナーカートリッジを現像筐体から離脱した場合には、第2遮断部材の回動が規制されるので、第2開口を閉鎖した状態で確実に維持でき、現像筐体からの現像剤の漏れを防止することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される用紙3を給紙するためのフィーダ部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2の一方側の側壁には、後述する現像装置の一例としてのプロセスカートリッジ20の着脱時にプロセスカートリッジ20を通過させるための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉可能に被覆するフロントカバー7が設けられている。
なお、以下の説明では、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2に装着された状態において、フロントカバー7が設けられる側を前側(正面側)とし、その反対側を後側(背面側)とする。そして、図1における紙厚方向手前側を左側とし、図1における紙厚方向奥側を右側とする。また、左右方向を幅方向と呼ぶことがある。
フロントカバー7は、その下端部に設けられたカバー軸8で回動自在に支持されている。フロントカバー7を、カバー軸8を支点として閉じると、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7を、カバー軸8を支点として開くと、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられ、給紙トレイ9、分離ローラ10、分離パッド11、給紙ローラ12、紙粉取りローラ13、ピンチローラ14およびレジストローラ15を備えている。
給紙トレイ9は、その内部に用紙押圧板16と、その前端部にレバー17とを備えている。用紙押圧板16は、レバー17によりその前端部が上方に持ち上げられる。
用紙押圧板16に載置された用紙3は、給紙ローラ12の回転によって分離ローラ10と分離パッド11との間の分離位置に搬送され、分離位置で1枚ごとに捌かれた後、紙粉取りローラ13とピンチローラ14との間を通過し、レジストローラ15に向けて搬送される。
レジストローラ15に搬送された用紙3は、後述する感光体の一例としての感光ドラム28と転写ローラ31との間の転写位置に搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20および定着部21を備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26を備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー22で偏向されてfθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返される。そして、このレーザビームは、レンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の感光ドラム28の表面上に照射される。
(b)プロセスカートリッジ
図2は、図1に示すレーザプリンタにおけるプロセスカートリッジを前側上方から見た右側斜視図であり、図3は、図2のプロセスカートリッジの左側断面図である。
図4(a)は、図2において、プロセスカートリッジからトナーカートリッジを省略し、かつ開閉レバーが当接位置にあってトナー導入口が開放された態様を示し、図4(b)は、図4(a)において、開閉レバーが第3位置にあってトナー導入口が閉鎖された態様を示す。図4(c)は、図4(a)において、開閉レバーが第1位置にあってトナー導入口が閉鎖された態様を示す。
図5(a)は、図2に示したプロセスカートリッジにおけるトナーカートリッジを後側上方から見た左側斜視図であり、トナー排出口が開放された態様を示し、図5(b)は、図5(a)において、トナー排出口が閉鎖された態様を示し、図5(c)は、図5(a)に示したトナーカートリッジにおける内側筐体を後側上方から見た左側斜視図である。
図6は、図2において、トナーカートリッジが離脱され、かつ開閉レバーが第1位置にある態様を、離脱されたトナーカートリッジとともに示し、図7は、図2において、開閉レバーが第3位置にある態様を示す。
図8は、図6のプロセスカートリッジの左側断面図であり、図9は、図7のプロセスカートリッジの左側断面図であって、揺動部が第2状態にある態様を示す。図10は、図7のプロセスカートリッジの左側断面図であって、揺動部が第3状態にある態様を示す。図11は、トナーカートリッジが着脱される様子を説明するためのプロセスカートリッジの要部側面図であって、開閉レバー、第1幅方向突起および第2幅方向突起周辺を抜き出して示しており、図11(a)は、トナーカートリッジが離脱され、開閉レバーが第1位置にある態様を示し、図11(b)は、トナーカートリッジが装着位置から離脱方向へずれ、開閉レバーが第1位置にある態様を示し、図11(c)は、トナーカートリッジが装着位置にあり、開閉レバーが第3位置にある態様を示し、図11(d)は、トナーカートリッジが装着位置にあり、開閉レバーが第2位置にある態様を示す。
プロセスカートリッジ20は、図1に示すように、本体ケーシング2内におけるスキャナ部19の下方に設けられ、本体ケーシング2に対して着脱口6を介して着脱自在に装着されている。なお、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ20の着脱方向は、図示太線矢印に示すように、後側斜め下方(装着方向)および前側斜め上方(離脱方向)である。
プロセスカートリッジ20は、図2に示すように、現像筐体62と、現像筐体62に対して着脱自在に装着されるトナーカートリッジ40とを備えている。このプロセスカートリッジ20は、図3に示すように、現像筐体62内に、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ31、供給ローラ101、現像剤担持体の一例としての現像ローラ104および層厚規制ブレード107とを備えている。
(b−1)現像筐体
現像筐体62は、図2に示すように、右側壁69、左側壁70、底壁75、後側壁77、天壁115および前側壁64(図3参照)を一体的に形成されている。
右側壁69および左側壁70は、幅方向において、互いに間隔を隔てて対向位置されている。また、右側壁69および左側壁70は、前後方向途中に、右側壁69および左側壁70を幅方向に貫通する第1挿通孔97がそれぞれ形成されている。
後側壁77は、右側壁69および左側壁70の各後端縁間に架設されている。
天壁115は、右側壁69および左側壁70の後側各上端縁間に架設されている。すなわち、天壁115は、右側壁69および左側壁70の前側各上端縁間には架設されておらず、現像筐体62の前側は、上方が開放されている。なお、天壁115の前後方向途中には、スキャナ部19からのレーザビームを感光ドラム28に照射するためのレーザ入射光78が形成されている。
前側壁64は、右側壁69および左側壁70の間に架設されている。前側壁64は、図3に示すように、底壁75の前後方向途中から上方に延びる縦壁120と、縦壁120の上端縁から後方へ屈曲し、再度屈曲して上方へ延びて天壁115の前後方向途中に接続される屈曲壁121とを一体的に備えている。縦壁120は、底壁75との接続位置から途中までは略劣弧となるように形成されている。
底壁75は、右側壁69および左側壁70の各下端縁間に架設されている。底壁75の略前半分は、縦壁120に接続される第1底壁部160と、第1底壁部160の前端縁から前方へ向かって延びる第2底壁部123とを一体的に備えている。第1底壁部160は、その側断面が略劣弧となるように形成されており、前側縁が第2底壁部123の後端縁に接続されている。第2底壁部123は、その後端縁から前方へ向かって延び、屈曲して上方へ延びる側断面視略L字状に形成されている。また、第2底壁部123の前端部かつ上端部の幅方向中央部には、その上端縁で屈曲して前方へ僅かに延びる側断面視鉤形状の被係合部124が一体的に形成されている。
なお、以下では、縦壁120の略劣弧形状の部分と第1底壁部160とを併せて湾曲壁122と呼ぶ(図3参照)。
また、右側壁69および左側壁70の各幅方向内側面における、縦壁120との接続位置付近には、図4(a)に示すように、角柱89が一体的に備えられている。角柱89は、上下方向に長手の略直方体状に形成されており、その上端部において、前端面が後側へ窪む案内溝119が形成されている。角柱89の幅方向内側面における、案内溝119よりも下方には、リブ90が一体的に備えられている。リブ90は、その側断面が略劣弧となるように幅方向内側へ向かって突出して形成されており、図8に示すように、湾曲壁122にほぼ沿うように、かつ湾曲壁122に対して、その径方向に僅かに隙間を隔てて配置されている。
このような現像筐体62において、右側壁69、左側壁70、前側壁64、ならびに、底壁75の第1底壁部160および第2底壁部123によって区画される部分が、トナーカートリッジ40を収容するトナーカートリッジ収容室71とされている。このトナーカートリッジ収容室71は、上側および前側が開放される有底枠体形状に形成されている。
縦壁120の幅方向中央位置には、縦壁120を厚さ方向に貫通する第2開口の一例としてのトナー導入口88が形成されている。トナー導入口88は、幅方向に長手の矩形状であり、トナー導入口88により、トナーカートリッジ収容室71と現像室72とが連通されている。なお、現像室72は、右側壁69、左側壁70、前側壁64および感光ドラム28とで仕切られた部分である。
感光ドラム28は、右側壁69と左側壁70との間において回転自在に支持され、最表層が正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム28の斜め後側上方において、天壁115に支持されており、感光ドラム28と接触しないように間隔を隔てて、感光ドラム28と対向配置されている。
転写ローラ31は、感光ドラム28の下方に設けられ、感光ドラム28と上下方向において対向して接触し、感光ドラム28との間にニップを形成するように配置されている。このニップが上述した感光ドラム28と転写ローラ31との間の転写位置となる。また、この転写ローラ31は、右側壁69と左側壁70との間において回転自在に支持されている。
供給ローラ101は、トナー導入口88の後側斜め下方に配置され、右側壁69と左側壁70との間において回転自在に支持されている。
現像ローラ104は、幅方向に長手であり、供給ローラ101の後側斜め上方において、供給ローラ101と互いに圧縮されるように接触した状態で配置され、右側壁69と左側壁70との間において回転自在に支持されている。また、現像ローラ104は、感光ドラム28の前側において、感光ドラム28に対向して接触するように配置されている。
層厚規制ブレード107は、板ばね材からなり、その遊端部には断面略半円形状の押圧部148を備えている。この層厚規制ブレード107は、基端部が現像ローラ104の上方において現像筐体62に支持されることにより、押圧部148が層厚規制ブレード107の弾性力によって現像ローラ104上に圧接されている。
(b−2)シャッター
トナーカートリッジ収容室71には、第2遮断部材の一例としてのシャッター111が備えられている。
シャッター111は、側断面視において、湾曲壁122よりも僅かに周長が短い劣弧として形成される薄板である。このシャッター111の上半分部分の幅方向中央位置には、図4(b)に示すように、正面視矩形状であり、シャッター111を厚さ方向に貫通する貫通穴112が形成されている。また、シャッター111の、幅方向両端部における、上端部および下端部には、正面視略L字状に切り欠かれた切欠部136がそれぞれ形成されている。また、シャッター111の上端部における、各切欠部136よりも幅方向内側部分には、トナーカートリッジ40のプロセスカートリッジ20への装着状態においてトナーカートリッジ40の各第2径方向突起57に係合される被係合部139がそれぞれ設けられている。
そして、図8に示すように、シャッター111は、トナーカートリッジ収容室71の内側において、シャッター111の幅方向両端部が湾曲壁122と角柱89のリブ90との間に介挿されることにより、リブ90の側断面形状に沿って、右側壁69および左側壁70で回動自在に支持されている。
また、シャッター111は、シャッター111において貫通穴112が形成されていない部分でトナー導入口88を閉鎖する、つまり、トナー導入口88が閉じられた状態にある現像閉鎖位置(図8参照)と、貫通穴112とトナー導入口88とが対向することでトナー導入口88を前方へ開放する現像開放位置(図3参照)とに回動可能である。ここで、シャッター111は、後述するトナーカートリッジ40が現像筐体62から離脱された状態では、現像閉鎖位置にあり、その回動が規制されている。
また、湾曲壁122とシャッター111との間には、シール部材125が介挿されている。シール部材125は、たとえばフェルト等からなるシート状に形成されており、トナー導入口88を塞がないように湾曲壁122の前側面に貼り付けられている。
(b−3)開閉レバー
トナーカートリッジ収容室71には、開閉部材の一例としての開閉レバー113が備えられている。
開閉レバー113は、図4(a)に示すように、平面視略U字状に形成されており、右支持部108、左支持部109、およびレバー把持部110を一体的に備えている。
右支持部108および左支持部109は、右側面視略P字形状の薄板状に形成されており、右支持部108および左支持部109の後半部分の略中央位置には、右支持部108および左支持部109を肉厚方向に貫通する丸孔114がそれぞれ形成されている。
右支持部108および左支持部109の各幅方向外側面における、丸孔114に対応する位置には、丸孔114と同じ内径を有し、幅方向外側へ突出する支持円筒135がそれぞれ設けられている。支持円筒135の外径は、上述した右側壁69および左側壁70の各第1挿通孔97の内径よりも僅かに小さく形成されている。
また、右支持部108および左支持部109の、丸孔114の上方部分には、その上端縁が丸孔114に向かって側面視略U字状に窪む受入部117がそれぞれ形成されている。ここで、説明の便宜上、右支持部108および左支持部109において、それぞれの受入部117の後端縁を形成する部分、つまり受入部117より後側の部分を後側部分151とし、受入部117の前端縁を形成する部分、つまり受入部117より前側の部分を前側部分152とする。後側部分151および前側部分152の配列方向において(図4(a)では前後方向)、後側部分151と前側部分152との間に、丸孔114の円中心が位置している。
レバー把持部110は、右支持部108および左支持部109の前端部の間に架設される、正面視略矩形状の薄板状に形成されており、その幅方向中央位置において、下端縁が上方に向かって凹む第1把持部の一例としての握り部118が形成されている。レバー把持部110において、丸孔114側の側面の幅方向両端部には、丸孔114側へ向けて突出する略直方体形状の当接突起141がそれぞれ設けられている。
図4(a)に示すように、開閉レバー113は、右支持部108および左支持部109の各支持円筒135が右側壁69および左側壁70の各第1挿通孔97に内嵌されることにより、丸孔114の円中心を回動中心として、右側壁69および左側壁70に回動可能に支持されている。開閉レバー113は、後述するトナーカートリッジ40の現像筐体62に対する着脱経路Xから外れた第1位置(図4(c)、図6、図8、図11(a)および図11(b)参照)と、この着脱経路Xに干渉する第3位置(図4(b)、図7、図9、図10および図11(c)参照)および第2位置(図2、図3、図4(a)および図11(d)参照)との間で回動可能である。ここで、開閉レバー113が第1位置にあるとき、レバー把持部110は、開閉レバー113の回動範囲における最低位置にあり、さらに、着脱経路Xよりも下方にある(図8参照)。開閉レバー113が第3位置にあるとき、レバー把持部110は、開閉レバー113の回動範囲における途中位置、詳しくは、開閉レバー113が第1位置にあるときよりも上方位置にあり、さらに、着脱経路Xの途中に位置している(図9参照)。開閉レバー113が第2位置にあるとき、レバー把持部110は、開閉レバー113の回動範囲における最高位置、詳しくは、開閉レバー113が第3位置にあるときよりも上方位置にあり、さらに、着脱経路Xの途中に位置している(図3参照)。また、右支持部108および左支持部109を基準に見ると、開閉レバー113が第2位置にあるとき、右支持部108および左支持部109は、略水平方向に沿っている(図11(d)参照)。開閉レバー113が第3位置にあるとき、右支持部108および左支持部109は、水平方向に対して傾斜している(図11(c)参照)。そして、開閉レバー113が第1位置あるとき、右支持部108および左支持部109は、開閉レバー113が第3位置にあるときよりも、水平方向に対して傾斜している(図11(a)および図11(b)参照)。このように、第3位置は、第2位置と第1位置との間にある。また、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着されていない(離脱された)状態では、開閉レバー113は、その自重によって第1位置にあり、各受入部117が前側に露出される(図11(a)参照)。
なお、握り部118は、開閉レバー113の位置に係わらず、図3に示すように、側面視において常にトナーカートリッジ収容室71より外部に露出されている。
(b−4)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ40は、上述したように、現像筐体62のトナーカートリッジ収容室71に対して着脱自在に装着される。このトナーカートリッジ40は、プロセスカートリッジ20に装着された状態で、着脱口6を介して本体ケーシング2に対してプロセスカートリッジ20を着脱させることで、本体ケーシング2に対して着脱させることができる。そして、トナーカートリッジ40は、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2に装着された状態で、現像筐体62に対して着脱自在である。つまり、トナーカートリッジ40は、単体で、本体ケーシング2に対して着脱自在である。なお、プロセスカートリッジ20の現像筐体62に対するトナーカートリッジ40の着脱方向は、水平に近い後側斜め下方(装着方向)および前側斜め上方(離脱方向)であり、その着脱経路Xは、図3、図8、図9および図11に示されている。また、現像筐体62に対するトナーカートリッジ40の着脱方向と直交する方向は幅方向である。
また、トナーカートリッジ収容室71はプロセスカートリッジ20の前側に位置するので、図1に示すように、フロントカバー7を開いて着脱口6を開放すると、トナーカートリッジ40は着脱口6から露出される。
このトナーカートリッジ40は、図3に示すように、左側断面視略σ形状であり、樹脂等で形成された、トナー筐体の一例としての外側筐体41および内側筐体42を備えている。
(b−4−i)外側筐体
外側筐体41は、トナーカートリッジ40の左側断面視略σ形状をなし、筒部43とガイドレバー44とを一体的に備えている。
筒部43は、図5(a)に示すように、幅方向に長手であり、かつ側面視略矩形状の中空の筒体として形成され、外側周面壁45と、外側周面壁45の幅方向両側端面として形成された1対の外側側端壁46とを備えている。
外側周面壁45の後側面における、上下左右方向中央位置には、外側周面壁45を厚さ方向に貫通する第1開口の一例としての第1トナー排出口49が形成されている。第1トナー排出口49は、幅方向に長手の矩形状に形成されている。
また、外側周面壁45の後側面における、幅方向両端部分には、第1トナー排出口49よりも上方の位置において、外側周面壁45を厚さ方向に貫通する上側案内溝129がそれぞれ形成されている。そして、外側周面壁45における、幅方向両端部分には、第1トナー排出口49よりも下方の位置において、外側周面壁45を厚さ方向に貫通する下側案内溝130がそれぞれ形成されている。上側案内溝129および下側案内溝130は、周方向に長手の背面視矩形状であり、周方向長さが第1トナー排出口49の周方向長さの約2倍になり、幅方向長さが第1トナー排出口49の周方向長さの約2分の1になるように設定されている。
また、図6に示すように、外側周面壁45の前側面の下部の幅方攻略中央には、突起露出穴149が形成されている。突起露出穴149は、矩形状に形成されており、外側周面壁45を厚さ方向に貫通している。
また、外側周面壁45の前側面の下部の幅方向両端部には、被当接部材142が設けられている。被当接部材142は、外側周面壁45の前側面から前側へ向けて突出する左側面視略円弧形状に形成されており、幅方向寸法は、上述した開閉レバー113の当接突起141の幅方向寸法とほぼ等しい。
各外側側端壁46の前後上下方向における略中央位置には、図5(a)に示すように、各外側側端壁46を幅方向に貫通する第2挿通孔126がそれぞれ形成されている。また、各外側側端壁46には、第2挿通孔126の径方向外側位置、詳しくは、左側面視における12時位置から2時位置までの範囲において、第2挿通孔126と同心の劣弧であり、各外側側端壁46を幅方向に貫通する挿通溝127がそれぞれ形成されている。
また、各外側側端壁46には、上側案内溝129の上端縁に対応する位置にて後方に延び、屈曲して幅方向外側へ突出する位置決め突起131が一体的に形成されている。位置決め突起131において幅方向外側へ突出する部分は、上述したプロセスカートリッジ20の案内溝119(図4(a)参照)の溝幅よりも小さい外径を有する円柱状に形成されている。
ガイドレバー44は、外側周面壁45の前側面の上端部かつ幅方向中央位置に配置されており、図6に示すように、第2把持部の一例としてのトナーカートリッジ側把持部91と、揺動部92とを備えている。
トナーカートリッジ側把持部91は、幅方向に長手の平面視略矩形状に形成されており、図8に示すように、その後端部が外側周面壁45に対して固定されている。
揺動部92は、平面視略矩形状かつ側断面視略T字状に形成されており、グリップ部93、第1規制部94および第2規制部95を一体的に備えている。
グリップ部93および第2規制部95は、平面視略矩形状に形成されている。
第1規制部94は、正面視矩形状かつ左側断面視略J字状に形成されており、その下端部には、上から順に、第1係合部132と第2係合部133とが形成されている。第1係合部132は、第1規制部94の下端部における後側面が前側へ窪むように、幅方向に延設される溝として形成されている。第2係合部133は、第1係合部132の下方において、第1規制部94の最下端部が後側へ僅かに屈曲した、左側断面視略鉤状に形成されている。
また、グリップ部93の後端部と第1規制部94の上端部と第2規制部95の前端部とが接続されている。そして、グリップ部93の後端部と第1規制部94の上端部との接続位置には、グリップ部93および第1規制部94を幅方向に貫通する軸挿通孔96が形成されている。
外側周面壁45の前側面には、揺動部92のグリップ部93を幅方向に挟むように前方へ突出する1対の軸支持部98が一体的に備えられており、1対の軸支持部98の間に架設される挿通軸37が揺動部92の軸挿通孔96に挿通されることによって、揺動部92は、外側周面壁45に揺動自在に支持されている。
また、トナーカートリッジ側把持部91の後端部と揺動部92の第2規制部95とは、弾性体128で連結されている。詳しくは、弾性体128は板バネ等であり、その一端部がトナーカートリッジ側把持部91の後端部にねじ134にて螺設され、その他端部が第2規制部95に係止されている。これにより、揺動部92は、弾性体128の付勢力によって、第2規制部95がトナーカートリッジ側把持部91へ近づくように、挿通軸37を中心に、図示時計回りの方向へ常に付勢されている。
(b−4−ii)内側筐体
内側筐体42は、図5(c)に示すように、幅方向に長手であり、かつ外側筐体41の筒部43よりも小さい中空の円筒状に形成されており、第1遮断部材の一例としての円筒形状の内側周面壁51と、内側周面壁51の幅方向両側面を塞ぐ平板円板状の1対の内側側端壁52とを一体的に備えている。そして、幅方向に対向する各内側側端壁52の円中心には、図3に示すように、アジテータ回転軸53が架設され、このアジテータ回転軸53は、各内側側端壁52によって回転自在に支持されている。また、図3に示すように、アジテータ回転軸53には、アジテータ56が設けられている。
また、図5(c)に示すように、アジテータ回転軸53の幅方向両端部は、各内側側端壁52から幅方向外側へ突出している。アジテータ回転軸53の各突出部分には、外径が外側筐体41の第2挿通孔126(図5(a)参照)の孔径よりも僅かに小さいカラー100が外嵌されている。
各内側側端壁52における、アジテータ回転軸53よりも径方向外側かつ、幅方向において互いに対向する位置には、第1突設部および第1突起の一例としての第1幅方向突起145と、第2突設部および第1突起の一例としての第2幅方向突起150とがそれぞれ設けられている。
第1幅方向突起145および第2幅方向突起150は、各内側側端壁52において幅方向外側へ突出する略円柱状に形成されている。詳しくは、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150は、その径方向寸法が挿通溝127の溝幅よりも僅かに小さく、各内側側端壁52において、内側周面壁51の周方向に互いに間隔を隔てて配置されている。この間隔は、上述した外側筐体41の挿通溝127の周方向長さの約2分の1である。ここで、図5(c)を基準として、第1幅方向突起145は、第2幅方向突起150よりも後側に位置している。また、各内側側端壁52における各第1幅方向突起145は幅方向において互いに対向し、各内側側端壁52における各第2幅方向突起150は幅方向において互いに対向している。
また、内側周面壁51の幅方向中央における周上1箇所、詳しくは左側面視における第1幅方向突起145および第2幅方向突起150に対して反時計回りの方向へ約90°ずれた位置には、内側周面壁51を厚さ方向に貫通する第3開口の一例としての第2トナー排出口55が形成されている。第2トナー排出口55は、径方向外側から見たときには外側筐体41の第1トナー排出口49とほぼ同寸法の矩形状に形成されている。なお、第1幅方向突起145は、第2幅方向突起150に比べて、第2トナー排出口55側に位置している。
内側周面壁51には、第2トナー排出口55の周縁に沿い、かつ径方向外側へ突出する第1径方向突起48が設けられている。第1径方向突起48は、径方向外側から見たときには矩形枠状をなしており、ゴム等の弾性材料あるいはスポンジシートで形成されている。
また、内側周面壁51の幅方向両端部には、第1径方向突起48の上端縁よりも僅かに上方の位置に、径方向外側へ突出する第2突起の一例としての第2径方向突起57が一体的にそれぞれ設けられている。そして、内側周面壁51の幅方向両端部には、第1径方向突起48の下端縁よりも下方の位置に、径方向外側へ突出する第2突起の一例としての第3径方向突起63が一体的にそれぞれ設けられている。第2径方向突起57および第3径方向突起63は、同一寸法で形成されており、幅方向長さが外側筐体41の上側案内溝129および下側案内溝130の溝幅よりも小さくなるように設定されている。
また、図3に示すように、内側周面壁51における、内側筐体42の軸中心に対する第2トナー排出口55の反対側の位置には、径方向外側へ突出し、かつ幅方向に沿って延設される第4径方向突起99が形成されている。第4径方向突起99の幅方向寸法は、外側筐体41の突起露出穴149の幅方向寸法よりも小さく設定されている。
(b−4−iii)内側筐体の外側筐体への組み付け
このようなトナーカートリッジ40において、内側筐体42を外側筐体41内に収容し、図5(a)に示すように、内側筐体42のアジテータ回転軸53の幅方向両端部を、上述したカラー100とともに外側筐体41の各第2挿通孔126に内嵌させる。そして、内側筐体42の各第1幅方向突起145および各第2幅方向突起150を、外側筐体41の各挿通溝127から幅方向外側へ突出させる。また、内側筐体42の各第2径方向突起57を、外側筐体41の各上側案内溝129から内側筐体42の径方向外側へ突出させ、内側筐体42の各第3径方向突起63を、外側筐体41の各下側案内溝130から内側筐体42の径方向外側へ突出させる。また、内側筐体42の第4径方向突起99を、外側筐体41の突起露出穴149内に露出させる(図8参照)。
これにより、内側筐体42は外側筐体41に組み付けられ、内側筐体42は外側筐体41の各外側側端壁46で回動自在に支持される。これに応じて、各第1幅方向突起145および各第2幅方向突起150は、各挿通溝127に沿ってスライド自在となり、各第2径方向突起57は各上側案内溝129に沿ってスライド自在となり、各第3径方向突起63は各下側案内溝130に沿ってスライド自在となる。
このように組み付けられたトナーカートリッジ40が、図8に示すように、プロセスカートリッジ20に装着されていないとき、外側筐体41の第1規制部94における第1係合部132が内側筐体42の第4径方向突起99に係合し、内側筐体42の外側筐体41に対する回動が規制される。なお、このときの揺動部92の状態を第1状態とする。
上述した第1状態において、トナーカートリッジ側把持部91および揺動部92を一緒に掴むと、揺動部92は、弾性体128の付勢力に抗して、挿通軸37を中心に図示反時計回りの方向へ揺動する。トナーカートリッジ側把持部91および揺動部92を一緒に掴んでしばらくすると、揺動部92の揺動が止まる。このときの揺動部92の状態を第2状態とする。
第2状態においては、図9に示すように、上述した第1規制部94の第1係合部132が内側筐体42の第4径方向突起99から離間し、第1係合部132と第4径方向突起99との係合が解除されるものの、第2規制部95の後端部が内側筐体42の内側周面壁51に当接するので、内側筐体42の外側筐体41に対する回動が規制される。
そのため、揺動部92が、第1状態と第2状態との間の第3状態にあるときには、図3および図10に示すように、第1係合部132と第4径方向突起99との係合が解除され、かつ第2規制部95の後端部が内側筐体42の内側周面壁51と当接しないので、内側筐体42の外側筐体41に対する回動の規制が解除される。この場合、外側筐体41に対して内側筐体42を回動させるときには、図5(b)に示すように、各第1幅方向突起145および各第2幅方向突起150が各挿通溝127に案内され、各第2径方向突起57が各上側案内溝129に案内され、各第3径方向突起63が各下側案内溝130に案内される。なお、外側筐体41に対する内側筐体42の回動時において、図3に示すように、内側筐体42の第1径方向突起48が外側筐体41の外側周面壁45の内側面に摺接することによって、外側筐体41と内側筐体42との間は、空密的、液密的に保たれている。
また、揺動部92が第3状態にあるとき、内側筐体42は、図5(b)に示すトナー閉鎖位置へ移動可能である。このとき、外側筐体41の第1トナー排出口49が、内側周面壁51における第2トナー排出口55以外の部分で塞がれる。つまり、第1トナー排出口49は閉じられた状態にあり、外側筐体41内部および内側筐体42内部が密閉される。また、各第2径方向突起57は各上側案内溝129の上端縁に当接し、各第3径方向突起63は各下側案内溝130の上端縁に当接し、各第2幅方向突起150が各挿通溝127の前端縁に当接する。ここで、各第1幅方向突起145は、各挿通溝127の後端縁から離間している。一方で、この内側筐体42は、図5(a)に示すトナー開放位置へ移動可能である。このとき、第1トナー排出口49が開放されて、第1トナー排出口49と第2トナー排出口55とが対向し、外側筐体41内部および内側筐体42内部が開放される。また、各第2径方向突起57は各上側案内溝129の下端縁に当接し、各第3径方向突起63は各下側案内溝130の下端縁に当接し、各第1幅方向突起145が各挿通溝127の後端縁に当接する。ここで、各第2幅方向突起150は、各挿通溝127の前端縁から離間している。以上のように、第1トナー排出口49は、内側筐体42の内側周面壁51によって開閉される。
そして、内側筐体42内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。
(b−5)トナーカートリッジのプロセスカートリッジに対する着脱
(b−5−i)トナーカートリッジのプロセスカートリッジへの装着
図11(a)に示すように、開閉レバー113が第1位置にあり、シャッター111が現像閉鎖位置にあるプロセスカートリッジ20の現像筐体62のトナーカートリッジ収容室71に対して、着脱経路Xに沿って、内側筐体42がトナー閉鎖位置にあるトナーカートリッジ40を装着する。このとき、トナーカートリッジ40の各位置決め突起131が、プロセスカートリッジ20のトナーカートリッジ収容室71における各案内溝119に案内される。また、トナーカートリッジ40の揺動部92は第1状態にあり(図8参照)、外側筐体41に対する内側筐体42の回動が規制されている。
トナーカートリッジ40の装着途中において、図11(b)に示すように、各第1幅方向突起145が、開閉レバー113において対応する各受入部117の後端縁、つまり、対応する右支持部108または左支持部109の各後側部分151に前側から当接する。この状態で、トナーカートリッジ40を装着方向へさらに移動させると、各第1幅方向突起145が各後側部分151を前側へ押圧し、これに伴って、開閉レバー113の回動軸に対して各後側部分151の反対側にあるレバー把持部110が、開閉レバー113の回動軸周りに回動して上昇する。つまり、第1位置にあった開閉レバー113が、第3位置へ向って回動する。
そして、各位置決め突起131が各案内溝119の最深部に到達し、この最深部に当接すると、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着が完了する。このとき、図11(c)に示すように、各第1幅方向突起145の各後側部分151に対する押圧が停止され、これに伴い、開閉レバー113の回動も停止する。ここで、開閉レバー113は、第3位置にある。また、各第1幅方向突起145が各後側部分151に対して引き続き前側から当接し、かつ、各第2幅方向突起150が開閉レバー113において対応する各受入部117の前端縁、つまり各前側部分152に前側から当接されている。つまり、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着に応じて、各第1幅方向突起145は、開閉レバー113を押圧して、開閉レバー113を第1位置から第3位置まで回動させ、各第1幅方向突起145および各第2幅方向突起150は、受入部117において開閉レバー113と係合する。また、図9に示すように、トナーカートリッジ40の各第2径方向突起57がトナーカートリッジ収容室71のシャッター111の各被係合部139に係合し、シャッター111は、その回動方向において、各第2径方向突起57および各第3径方向突起63に挟持される。揺動部92は、第2係合部133が被係合部124に係合することにより、第3状態(図10参照)にある。
これにより、トナーカートリッジ40の現像筐体62への装着が完了し、このときのトナーカートリッジ40の位置を、装着位置とする。トナーカートリッジ40が装着位置にある状態において、図9に示すように、第3位置にある開閉レバー113の握り部118は、トナーカートリッジ40のトナーカートリッジ側把持部91に対して、その下方に所定の間隔を隔てて離間している。また、図7に示すように、レバー把持部110の各当接突起141が、トナーカートリッジ40において対応する各被当接部材142の前側面に対向して、僅かに接触する。
そして、トナーカートリッジ40の現像筐体62への装着が完了された状態では、上述したように、揺動部92が第3状態にあるので、内側筐体42は外側筐体41に対して回動自在となる。そこで、開閉レバー113を、第3位置から第2位置(図2および図11(d)参照)まで回動させると、開閉レバー113の回動に連動して、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150により開閉レバー113と係合している内側筐体42が、トナー閉鎖位置(図10参照)からトナー開放位置(図3参照)まで回動する。詳しくは、第2幅方向突起150が、受入部117において、開閉レバー113に、第3位置から第2位置への回動方向に沿って押圧されることによって、内側筐体42を回動させる。
これにより、図3に示すように、開閉レバー113の回動に応じて、内側周面壁51が開動作されて第1トナー排出口49が開放され、第1トナー排出口49と第2トナー排出口55とが対向してその間が連通される。また、内側筐体42の回動に連動して、つまり、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150の回動に連動して、内側筐体42の各第2径方向突起57および各第3径方向突起63に挟持されるシャッター111も、開閉レバー113の回動に応じて、現像閉鎖位置(図9参照)から現像開放位置まで回動される。これによって、シャッター111の貫通穴112とトナーカートリッジ収容室71のトナー導入口88とが対向し、トナー導入口88が開放される。このように、シャッター111によるトナー導入口88の開放は、内側筐体42の内側周面壁51による第1トナー排出口49の開放を介して行われる。詳しくは、開閉レバー113は、内側筐体42の内側周面壁51を回動させることでシャッター111を回動させる。そして、開閉レバー113は、シャッター111および内側周面壁51に開動作させる。
そして、開閉レバー113の第3位置から第2位置への回動に伴い、レバー把持部110が上方へ回動するので、開閉レバー113が第2位置にあるときに、握り部118がトナーカートリッジ側把持部91に隣接する。
このように、開閉レバー113が第2位置にある状態では、シャッター111が現像開放位置にあり、内側筐体42がトナー開放位置にある。これにより、トナーカートリッジ収容室71の、対向状態にある貫通穴112およびトナー導入口88と、トナーカートリッジ40の、対向状態にある第1トナー排出口49および第2トナー排出口55とが対向して連通する。そのため、トナー導入口88、貫通穴112、第1トナー排出口49および第2トナー排出口55を介して、トナーカートリッジ40の内側筐体42の内部と現像筐体62の現像室72の内部とが連通する。
なお、上述したように、第1トナー排出口49が形成される外側筐体41と第2トナー排出口55が形成される内側筐体42との間は、第1径方向突起48によって空密的、液密的に保たれており、貫通穴112が形成されるシャッター111とトナー導入口88が形成される湾曲壁122との間にはシール部材125が介挿されている。そのため、トナー導入口88、貫通穴112、第1トナー排出口49および第2トナー排出口55から外部へのトナー漏れが防止されている。
また、上述したように、開閉レバー113の第3位置から第2位置への回動に伴ってレバー把持部110が回動すると、図2に示すように、レバー把持部110の各当接突起141が、被当接部材142の前側面を通過しながら上方へ回動する。そして、開閉レバー113の第2位置までの回動が完了すると、レバー把持部110の当接突起141は、被当接部材142の前側面の上端部分に対して、開閉レバー113が第3位置にあったとき(図7参照)よりも高い接触圧で、各被当接部材142に対して前側(トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する離脱方向下流側)から当接(第3位置での「接触」と区別して「当接」と呼ぶ。)している。そのため、トナーカートリッジ40に対して、トナーカートリッジ40を離脱方向(前側)に移動させる力が作用されても、トナーカートリッジ40の前側において、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する前方への相対移動を規制することができる。これにより、現像筐体62に対するトナーカートリッジ40の装着状態を確実に維持することができる。
(b−5−ii)トナーカートリッジのプロセスカートリッジからの離脱
シャッター111が現像開放位置にあり、内側筐体42がトナー開放位置にある状態において、第2位置にある開閉レバー113を、図10に示すように、第3位置まで回動させる。これにより、図11(c)および図11(d)に示すように、第1幅方向突起145が、受入部117において、開閉レバー113に、第2位置から第3位置への回動方向に沿って押圧されることによって、内側筐体42を回動させる。ここで、開閉レバー113の回動に連動して、図10に示すように、内側筐体42が、トナー開放位置からトナー閉鎖位置まで回動する。これによって、開閉レバー113の回動に応じて、内側周面壁51が閉動作され、外側筐体41の外側周面壁45の第1トナー排出口49が、内側筐体42の内側周面壁51における第2トナー排出口55以外の部分で塞がれる。そのため、第1トナー排出口49と第2トナー排出口55との間が遮断され、外側筐体41の内部および内側筐体42の内部が密閉される。また、内側筐体42の回動に連動して、つまり、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150の回動に連動して、各第2径方向突起57および各第3径方向突起63も回動する。これに伴い、各第2径方向突起57および各第3径方向突起63に挟持されるシャッター111も、開閉レバー113の回動に応じて、現像開放位置から現像閉鎖位置まで回動される。これにより、トナーカートリッジ収容室71のトナー導入口88が、シャッター111における貫通穴112以外の部分で塞がれる。このように、開閉レバー113が第3位置にある状態では、第1トナー排出口49およびトナー導入口88が閉じられて、第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断される。また、シャッター111によるトナー導入口88の閉鎖は、内側筐体42の内側周面壁51による第1トナー排出口49の閉鎖を介して行われる。そして、開閉レバー113は、第2位置から第3位置まで回動するときに、シャッター111および内側周面壁51に閉動作させる。
また、開閉レバー113の第3位置への回動に伴ってレバー把持部110が下方へ向けて回動するので、図7に示すように、レバー把持部110の当接突起141が、被当接部材142の前側面を乗り越えながら下方へ回動する。そして、開閉レバー113の第3位置までの回動が完了すると、当接突起141が、被当接部材142の前側面に対向し、僅かに接触する。つまり、開閉レバー113が第3位置にあるときには、当接突起141の被当接部材142に対する当接状態が解除される。
開閉レバー113を第3位置まで回動させた状態では、図10に示すように、第1規制部94は第3状態にあり、第2係合部133が被係合部124に係合しているので、図9に示すように、揺動部92を第2状態まで揺動させて第2係合部133と被係合部124との係合を解除する。そして、揺動部92が第2状態のまま(揺動部92を掴んだまま)、トナーカートリッジ収容室71から、トナーカートリッジ40を前側斜め上方へ向かって引き出す。このとき、トナーカートリッジ40の各位置決め突起131(図6参照)が、トナーカートリッジ収容室71における各案内溝119(図6参照)に案内される。そして、引き出したトナーカートリッジ40から手を離すと揺動部92は第1状態になる(図8参照)。
そして、図8に示すように、各位置決め突起131が各案内溝119から外れ、各第1幅方向突起145および第2幅方向突起150と各受入部117との係合(図7参照)が解除され、各第2径方向突起57と各被係合部139との係合が解除されると、トナーカートリッジ40の、プロセスカートリッジ20の現像筐体62からの離脱は完了される。
また、図11(c)に示すように、第3位置にある開閉レバー113を、図11(b)に示す第1位置までさらに回動させると、開閉レバー113の後側部分151は、開閉レバー113の回動軸周りに回動し、詳しくは、前側へ移動する。そのため、受入部117に係合した第1幅方向突起145が、対応する後側部分151によって後側から前側向きに押圧される。この前側向きの押圧力は、第1幅方向突起145を介して、トナーカートリッジ40全体に作用され、トナーカートリッジ40を前側へ移動させる。詳しくは、この押圧力によって、上述した第2係合部133と被係合部124との係合(図10参照)が強引に解除され、トナーカートリッジ40は、装着位置(図11(c)参照)から離脱方向(前側)へ移動する(図11(b))。換言すれば、第1幅方向突起145は、第3位置にある開閉レバー113を第1位置まで回動させたときに、トナーカートリッジ40を、装着位置から離脱方向へ移動させる。そして、開閉レバー113からガイドレバー44に持ち替えて、トナーカートリッジ40を前側斜め上方へ向かって引き出す。上述したように、各位置決め突起131が各案内溝119から外れ、各第1幅方向突起145および各第2幅方向突起150と各受入部117との係合(図7参照)が解除され、各第2径方向突起57と各被係合部139との係合が解除されると、トナーカートリッジ40の、プロセスカートリッジ20の現像筐体62からの離脱は完了される。
(b−6)現像転写動作
上記(b−5−i)にて説明したように、また、図3に示すように、トナーカートリッジ40をプロセスカートリッジ20の現像筐体62に装着してトナーカートリッジ収容室71に収容した後に、このレーザプリンタ1により画像形成するときには、モータ(図示せず)からの駆動力がアジテータ回転軸53に入力される。すると、アジテータ回転軸53が、左側面視時計回りに回転され、アジテータ56が、アジテータ回転軸53を中心として、トナーカートリッジ40の内側筐体42内部を周方向に移動する。そうすると、トナーカートリッジ40内のトナーが、アジテータ56によって攪拌され、第2トナー排出口55から第1トナー排出口49に供給されてから、第1トナー排出口49を介して現像筐体62に供給され、貫通穴112およびトナー導入口88で受け入れられて現像室72内に放出される。
トナー導入口88から現像室72内に放出されたトナーは、供給ローラ101の回転により、現像ローラ104に供給され、このとき、供給ローラ101と現像ローラ104との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ104上に供給されたトナーは、現像ローラ104の回転に伴って、層厚規制ブレード107の押圧部148と現像ローラ104との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ104上に担持される。
感光ドラム28の表面は、その感光ドラム28の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器29により一様に正極性に帯電された後、スキャナ部19からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ104の回転により、現像ローラ104上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム28に対向して接触するときに、感光ドラム28の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム28の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム28の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム28の表面上に担持されたトナー像は、レジストローラ15(図1参照)によって搬送された用紙3が感光ドラム28と転写ローラ31との間の転写位置を通過する間に、転写ローラ31に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。そして、トナー像が転写された用紙3は、定着部21に搬送される。
(c)定着部
定着部21は、図1に示すように、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、プロセスカートリッジ20の感光ドラム28と略前後方向に間隔を隔てて配置されている。この定着部21は、加熱ローラ60および加圧ローラ61を備えている。
定着部21では、転写位置において用紙3上に転写されたトナー像を、用紙3が加熱ローラ60と加圧ローラ61との間を通過する間に熱定着させる。トナー像が定着した用紙3は、排紙側搬送経路に搬送され、搬送ローラ155によって排紙ローラ47に搬送された後、排紙ローラ47によって、排紙トレイ58上に排紙される。排紙トレイ58は、本体ケーシング2の上面に形成されている。
2.本実施形態の作用効果
このプロセスカートリッジ20において、開閉レバー113がプロセスカートリッジ20の現像筐体62に設けられている。そのため、図8に示すように、トナーカートリッジ40がプロセスカートリッジ20の現像筐体62に装着されていないときには、トナーカートリッジ40に備えられた内側周面壁51の開閉動作が規制され、第1トナー排出口49が不用意に開閉されることを防止することができる。
そして、図3に示すように、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着されたときに、開閉レバー113は、内側周面壁51およびシャッター111を開閉することができる。これにより、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着された状態で開閉レバー113を回動させて内側周面壁51およびシャッター111を開くと、第1トナー排出口49とトナー導入口88とが開かれて互いに連通し、トナーカートリッジ40から現像筐体62へトナーを供給することができる。また、図10に示すように、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着された状態で開閉レバー113を回動させて内側周面壁51およびシャッター111を閉じると、第1トナー排出口49およびトナー導入口88が閉じられて第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断される。これにより、第1トナー排出口49とトナー導入口88からトナーが漏れ出すことなく、トナーカートリッジ40を現像筐体62から離脱させることができる。そのため、簡易な構成および容易な操作によって、トナーカートリッジ40およびプロセスカートリッジ20からのトナーの漏れを防止することができる。
また、開閉レバー113は、第1位置と、第2位置と、第1位置と第2位置との間にある第3位置と、の間を回動可能である。開閉レバー113が第1位置にあるとき、図8に示すように、現像筐体62からトナーカートリッジ40が離脱され、トナー導入口88が閉じられた状態にある。開閉レバー113が第2位置にあるとき、図3に示すように、現像筐体62にトナーカートリッジ40が装着され、第1トナー排出口49とトナー導入口88とが開かれて互いに連通する。開閉レバー113が第3位置にあるとき、図10に示すように、現像筐体62にトナーカートリッジ40が装着され、第1トナー排出口49およびトナー導入口88が閉じられて第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断される。そして、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着に応じて、図11(b)および図11(c)に示すように、開閉レバー113が第1位置から第3位置まで回動する。このとき、開閉レバー113は、第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断された状態のまま(図10参照)、第1位置から第3位置まで回動する。これにより、第1位置を、着脱においてトナーカートリッジ40を把持する把持手から離れた位置として、第3位置を、この把持手に接近する位置とすることができる。そのため、設計の自由度を高めることができる。また、この場合、開閉レバー113は、第3位置において把持手に接近し、操作しやすくなる。
この結果、設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によってトナーの漏れを防止することができる。
また、トナーカートリッジ40は、図11に示すように、第1幅方向突起145を備えており、第1幅方向突起145は、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着に応じて、図11(b)および図11(c)に示すように、開閉レバー113を押圧して第1位置から第3位置まで回動させる。そのため、トナーカートリッジ40に第1幅方向突起145を備えるだけの簡易な構成によって、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着に応じて、開閉レバー113を第1位置から第3位置まで回動させることができる。
また、トナーカートリッジ40は、図5に示すように、トナー筐体の一例として、第1トナー排出口49が形成された外側筐体41と、外側筐体41に対して回動可能に収容され、内側周面壁51を備え、第1トナー排出口49にトナーを供給するための第2トナー排出口55が形成され、トナーを収容する内側筐体42とを備えている。これにより、トナーカートリッジ40を、外側筐体41と内側筐体42とを備える2重構造にすることができる。
そして、内側筐体42は第2幅方向突起150を備えており、この第2幅方向突起150は、開閉レバー113が第3位置から第2位置まで回動するのに応じて、図11(c)および図11(d)に示すように、開閉レバー113に押圧される。これにより、第2幅方向突起150は、図3に示すように、内側筐体42を回動させることで内側周面壁51を開動作させて第1トナー排出口49を開放し、第1トナー排出口49と第2トナー排出口55と間を連通させる。そのため、内側筐体42に第2幅方向突起150を備えるだけの簡易な構成によって、開閉レバー113を第3位置から第2位置まで回動させたときに、トナーカートリッジ40の内側筐体42に収容されたトナーを現像筐体62に供給することができる。
また、開閉レバー113が第2位置にあるときに、開閉レバー113の握り部118は、トナーカートリッジ40のトナーカートリッジ側把持部91に隣接するので、握り部118およびトナーカートリッジ側把持部91を一緒に把持することができる。そのため、開閉レバー113が設けられた現像筐体62とトナーカートリッジ40との相対位置が安定するので、安定した状態でプロセスカートリッジ20を移動させることができる。
一方、開閉レバー113を第3位置から第1位置まで回動させたときに、図11(b)および図11(c)に示すように、トナーカートリッジ40が、現像筐体62に対する装着位置から離脱方向へ移動する。これにより、開閉レバー113を第3位置から第1位置まで回動させるだけの容易な操作で、第1トナー排出口49とトナー導入口88との間が遮断された状態のまま(図10参照)、トナーカートリッジ40を、現像筐体62から離脱することができる。また、第1位置を、トナーカートリッジ40の着脱を妨げない位置とすることができる。そのため、設計の自由度を高めることができる。
この結果、設計の自由度を高めることができ、簡易な構成および容易な操作によってトナーの漏れを防止することができる。
また、第1幅方向突起145は、開閉レバー113を第3位置から第1位置まで回動させたときに、図11(b)および図11(c)に示すように、開閉レバー113に押圧されることによって、トナーカートリッジ40を、現像筐体62に対する装着位置から離脱方向へ移動させる。そのため、トナーカートリッジ40に第1幅方向突起145を備えるだけの簡易な構成によって、開閉レバー113を第3位置から第1位置まで回動させたときに、トナーカートリッジ40を、現像筐体62に対する装着位置から離脱方向へ移動させることができる。
そして、第1幅方向突起145は、内側筐体42に設けられ、開閉レバー113が第2位置から第3位置まで回動するのに応じて、図11(c)および図11(d)に示すように、開閉レバー113に押圧される。これにより、第1幅方向突起145は、図10に示すように、内側筐体42を回動させることで内側周面壁51を閉動作させて第1トナー排出口49を閉鎖し、第1トナー排出口49と第2トナー排出口55との間を遮断する。そのため、内側筐体42に第1幅方向突起145を設けるだけの簡易な構成によって、開閉レバー113を第2位置から第3位置まで回動させたときに、トナーカートリッジ40の内側筐体42に収容されたトナーの現像筐体62への供給を規制することができる。
また、トナーカートリッジ40が現像筐体62から離脱された状態では、現像筐体62においては、図8に示すように、開閉レバー113を動作させても、シャッター111は、トナー導入口88を閉鎖した状態で維持することができ、トナーカートリッジ40においては、内側周面壁51は、第1トナー排出口49を閉鎖した状態で維持することができる。
また、トナーカートリッジ40が、現像筐体62に対して、上述したように、現像ローラ104の長手方向(幅方向)と直交する方向に着脱可能であるので、第1トナー排出口49およびトナー導入口88を、図3に示すように、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着状態において現像ローラ104に対向するように設けることができる。従って、第1トナー排出口49およびトナー導入口88の配置位置や大きさを自由に設定することができる。すなわち、トナーカートリッジ40から現像筐体62へ確実にトナーを供給することができる。
また、内側周面壁51を、トナーカートリッジ40の両側壁(外側側端壁46)で回動自在に支持するので、第1トナー排出口49を安定して開閉させることができる。そして、内側周面壁51の支持部を外側側端壁46にすると、第1トナー排出口49には余分な機構が配置されないので、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着状態において、トナーカートリッジ40と現像筐体62とを互いに密着させることができる。従って、トナーカートリッジ40と現像筐体62との間でのトナーの漏れを防止できる。
また、シャッター111を、現像筐体62の両側壁(右側壁69および左側壁70)で回動自在に支持するので、トナー導入口88を安定して開閉させることができる。そして、シャッター111の支持部を現像筐体62の両側壁にすると、トナー導入口88には余分な機構が配置されないので、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する装着状態において、トナーカートリッジ40と現像筐体62とを互いに密着させることができる。従って、トナーカートリッジ40と現像筐体62との間でのトナーの漏れを防止できる。
また、シャッター111の支持部を現像筐体62の両側壁にすることで、現像筐体62の、両側壁の間の中央部分にはスペースが形成され、トナーカートリッジ40の現像筐体62に対する着脱において、トナーカートリッジ40の現像筐体62へのアクセスが容易にできる。
また、内側周面壁51を回動させない場合には、シャッター111を回動させることができないので、トナー導入口88を閉鎖した状態で確実に維持でき、現像筐体62からのトナーの漏れを防止することができる。
また、トナーカートリッジ40がプロセスカートリッジ20の現像筐体62に装着されていないときには、図11(a)に示すように、現像筐体62に備えられた開閉レバー113にトナーカートリッジ40の第1幅方向突起145および第2幅方向突起150が係合されない。これにより、トナーカートリッジ40に備えられた内側周面壁51の回動が規制され、第1トナー排出口49が不用意に開閉されることを防止することができる。
そして、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着されたときに、図11(c)および図11(d)に示すように、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150が開閉レバー113に係合される。これにより、開閉レバー113の動作に応じて、図3および図10に示すように、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150による内側周面壁51の回動つまり第1トナー排出口49の開閉と、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150に連動される第2径方向突起57および第3径方向突起63によるシャッター111の回動つまりトナー導入口88の開閉とが可能となる。
そのため、図3に示すように、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着された状態で第1トナー排出口49およびトナー導入口88を開放すると、第1トナー排出口49とトナー導入口88とが互いに連通し、トナーカートリッジ40から現像筐体62へトナーを供給することができる。
また、図10に示すように、トナーカートリッジ40が現像筐体62に装着された状態で第1トナー排出口49およびトナー導入口88を閉鎖すると、図8に示すように、第1トナー排出口49およびトナー導入口88からトナーが漏れ出すことなく、トナーカートリッジ40を現像筐体62から離脱させることができる。
さらに、トナーカートリッジ40が現像筐体62から離脱された状態では、現像筐体62においては、開閉レバー113を動作させても、シャッター111が回動されないので、トナー導入口88を閉鎖した状態で維持することができ、トナーカートリッジ40では、上述したように、内側周面壁51が回動されないので、第1トナー排出口49を閉鎖した状態で維持することができる。
この結果、簡易な構成により、トナーカートリッジ40およびプロセスカートリッジ20からのトナーの漏れを防止することができる。
また、図5に示すように、トナーカートリッジ40に第1幅方向突起145、第2幅方向突起150、第2径方向突起57および第3径方向突起63を設ける簡易な構成で、上述した第1トナー排出口49およびトナー導入口88の開閉動作を行うことができる。
また、図8に示すように、トナーカートリッジ40を現像筐体62から離脱した場合には、シャッター111の回動が規制されるので、トナー導入口88を閉鎖した状態で確実に維持でき、現像筐体62からのトナーの漏れを防止することができる。
3.変形例
上記した実施形態では、プロセスカートリッジ20は感光ドラム28と現像ローラ104とを一体的に備えており、そのプロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に着脱自在に装着させている。これに加えて、たとえば、現像装置には感光ドラム28を備えない一方で、感光ドラム28を備える別のユニットを設け、このユニットに対して現像装置を着脱自在に装着してもよい。また、第1幅方向突起145および第2幅方向突起150は、一体物として形成されてもよい。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示すレーザプリンタにおけるプロセスカートリッジを前側上方から見た右側斜視図である。 図2のプロセスカートリッジの左側断面図である。 図4(a)は、図2において、プロセスカートリッジからトナーカートリッジを省略し、かつ開閉レバーが当接位置にあってトナー導入口が開放された態様を示し、図4(b)は、図4(a)において、開閉レバーが解除位置にあってトナー導入口が閉鎖された態様を示す。図4(c)は、図4(a)において、開閉レバーが離脱位置にあってトナー導入口が閉鎖された態様を示す。 図5(a)は、図2に示したプロセスカートリッジにおけるトナーカートリッジを後側上方から見た左側斜視図であり、トナー排出口が開放された態様を示し、図5(b)は、図5(a)において、トナー排出口が閉鎖された態様を示し、図5(c)は、図5(a)に示したトナーカートリッジにおける内側筐体を後側上方から見た左側斜視図である。 図2において、トナーカートリッジが離脱され、かつ開閉レバーが第1位置にある態様を、離脱されたトナーカートリッジとともに示す。 図2において、開閉レバーが第3位置にある態様を示す。 図6のプロセスカートリッジの左側断面図であす。 図7のプロセスカートリッジの左側断面図であって、揺動部が第2状態にある態様を示す。 図7のプロセスカートリッジの左側断面図であって、揺動部が第3状態にある態様を示す。 トナーカートリッジが着脱される様子を説明するためのプロセスカートリッジの要部側面図であって、開閉レバー、第1幅方向突起および第2幅方向突起周辺を抜き出して示しており、図11(a)は、トナーカートリッジが離脱され、開閉レバーが第1位置にある態様を示し、図11(b)は、トナーカートリッジが装着位置から離脱方向へずれ、開閉レバーが第1位置にある態様を示し、図11(c)は、トナーカートリッジが装着位置にあり、開閉レバーが第3位置にある態様を示し、図11(d)は、トナーカートリッジが装着位置にあり、開閉レバーが第2位置にある態様を示す。
符号の説明
20 プロセスカートリッジ
28 感光ドラム
40 トナーカートリッジ
41 外側筐体
42 内側筐体
46 外側側端壁
49 第1トナー排出口
51 内側周面壁
55 第2トナー排出口
57 第2径方向突起
62 現像筐体
63 第3径方向突起
69 右側壁
70 左側壁
88 トナー導入口
91 トナーカートリッジ側把持部
104 現像ローラ
111 シャッター
113 開閉レバー
118 握り部
145 第1幅方向突起
150 第2幅方向突起

Claims (13)

  1. 静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する現像筐体と、前記現像筐体に対して着脱可能であり、現像剤を収容するトナーカートリッジとを備える現像装置であって、
    前記トナーカートリッジは、現像剤を前記現像筐体に供給するための第1開口が形成されたトナー筐体と、前記第1開口を開閉する第1遮断部材とを備え、
    前記現像筐体には、前記第1開口から供給される現像剤を受け入れるための第2開口が形成され、
    前記現像筐体は、前記第2開口を開閉する第2遮断部材と、前記現像筐体に回動可能に設けられ、前記第1遮断部材および前記第2遮断部材を開閉させる開閉部材とを備え、
    前記開閉部材は、
    前記現像筐体から前記トナーカートリッジが離脱され、前記第2開口が閉じられた状態にある第1位置と、
    前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口と前記第2開口とが開かれて互いに連通する第2位置と、
    前記第1位置と前記第2位置との間にあり、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口および前記第2開口が閉じられて前記第1開口と前記第2開口との間が遮断される第3位置との間を回動可能であり、
    前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着に応じて、前記第1位置から前記第3位置まで回動することを特徴とする、現像装置。
  2. 前記トナーカートリッジは、
    前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着に応じて、前記開閉部材を押圧して前記第1位置から前記第3位置まで回動させる第1突設部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー筐体は、
    前記第1開口が形成された外側筐体と、
    前記外側筐体に対して回動可能に収容され、前記第1遮断部材を備え、前記第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備え、
    前記内側筐体は、
    前記開閉部材が前記第3位置から前記第2位置まで回動するのに応じて、前記開閉部材に押圧され、前記内側筐体を回動させることで前記第1遮断部材を開動作させて前記第1開口を開放し、前記第1開口と前記第3開口との間を連通させる第2突設部を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記開閉部材は、第1把持部を備え、
    前記トナーカートリッジは、第2把持部を備え、
    前記開閉部材が前記第2位置にあるときに、前記第1把持部は、前記第2把持部に隣接することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を支持する現像筐体と、前記現像筐体に対して着脱可能であり、現像剤を収容するトナーカートリッジとを備える現像装置であって、
    前記トナーカートリッジは、現像剤を前記現像筐体に供給するための第1開口が形成されたトナー筐体と、前記第1開口を開閉する第1遮断部材とを備え、
    前記現像筐体には、前記第1開口から供給される現像剤を受け入れるための第2開口が形成され、
    前記現像筐体は、前記第2開口を開閉する第2遮断部材と、前記現像筐体に回動可能に設けられ、前記第1遮断部材および前記第2遮断部材を開閉させる開閉部材とを備え、
    前記開閉部材は、
    前記現像筐体から前記トナーカートリッジが離脱され、前記第2開口が閉じられた状態にある第1位置と、
    前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口と前記第2開口とが開かれて互いに連通する第2位置と、
    前記第1位置と前記第2位置との間にあり、前記現像筐体に前記トナーカートリッジが装着され、前記第1開口および前記第2開口が閉じられて前記第1開口と前記第2開口との間が遮断される第3位置との間を回動可能であり、
    前記開閉部材を前記第3位置から前記第1位置まで回動させたときに、前記トナーカートリッジが、前記現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動することを特徴とする、現像装置。
  6. 前記トナーカートリッジは、
    前記開閉部材を前記第3位置から前記第1位置まで回動させたときに、前記開閉部材に押圧されることによって、前記トナーカートリッジを、前記現像筐体に対する装着位置から離脱方向へ移動させる第1突設部を備えていることを特徴とする、請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記トナー筐体は、
    前記第1開口が形成された外側筐体と、
    前記外側筐体に対して回動可能に収容され、前記第1遮断部材を備え、前記第1開口に現像剤を供給するための第3開口が形成され、現像剤を収容する内側筐体とを備え、
    前記第1突設部は、前記内側筐体に設けられ、前記開閉部材が前記第2位置から前記第3位置まで回動するのに応じて、前記開閉部材に押圧され、前記内側筐体を回動させることで前記第1遮断部材を閉動作させて前記第1開口を閉鎖し、前記第1開口と前記第3開口との間を遮断することを特徴とする、請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記第2遮断部材による前記第2開口の開閉は、前記第1遮断部材による前記第1開口の開閉を介して行われることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記トナーカートリッジは、前記現像筐体に対して、前記現像剤担持体の長手方向と直交する方向に着脱可能であり、
    前記第1遮断部材は、前記現像剤担持体の長手方向における前記トナー筐体の両側壁で、回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記第2遮断部材は、前記現像剤担持体の長手方向における前記現像筐体の両側壁で、回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記開閉部材は、前記第1遮断部材を回動させることで前記第2遮断部材を回動させることを特徴とする、請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記トナーカートリッジは、
    前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する装着状態において、前記開閉部材に係合され、前記開閉部材の動作に応じて前記第1遮断部材を回動させて前記第1開口を開閉させる第1突起と、
    前記第1突起と連動し、前記開閉部材の動作に応じて前記第2遮断部材を回動させて前記第2開口を開閉する第2突起と
    を備えることを特徴とする、請求項11に記載の現像装置。
  13. 前記トナーカートリッジの前記現像筐体に対する離脱状態では、前記第2遮断部材の回動が規制されていることを特徴とする、請求項10ないし12のいずれかに記載の現像装置。
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