JP2008185794A - 表示装置、携帯端末、及び、画像データ更新方法 - Google Patents

表示装置、携帯端末、及び、画像データ更新方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008185794A
JP2008185794A JP2007019261A JP2007019261A JP2008185794A JP 2008185794 A JP2008185794 A JP 2008185794A JP 2007019261 A JP2007019261 A JP 2007019261A JP 2007019261 A JP2007019261 A JP 2007019261A JP 2008185794 A JP2008185794 A JP 2008185794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
transmitted
writing
signal
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007019261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4997401B2 (ja
Inventor
Hisao Fujiwara
久男 藤原
Satoshi Yamanaka
訓 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Central Inc
Original Assignee
Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority to JP2007019261A priority Critical patent/JP4997401B2/ja
Publication of JP2008185794A publication Critical patent/JP2008185794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4997401B2 publication Critical patent/JP4997401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】読み出し方向と書き込み方向とが異なる場合であっても、ノイズ(ちらつき)の発生を防止することを第1の課題とし、利用者に違和感を与えないことを第2の課題とする。
【解決手段】入出力制御回路13が、CPU2から送信された画像データを受信した場合に、受信した画像データをRAM14に書き込むと共に、書き込みを開始してから終了するまで黒色の画像を表示する表示信号をD/Aコンバータ16に送信し、D/Aコンバータ16により、その表示信号に対応する電圧を表示部20に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信された画像データをメモリに書き込むと共に、そのメモリから読み出して画面に表示する技術に関する。
映像データ、即ち動画は、高速に連続した静止画を用いて代替可能である。カメラは、レンズを用いて被写体を結像して光の強弱を電気信号に変換し、この2次元情報である静止画(以下、「画像データ」と称する)を、時間軸上の1次元情報として送信する。
すなわち、受光面の平面を左上から右上へ、そして上から下へ順次走査することで画像データを1次元情報に変換する。つまり、画像データを横方向に細かく分割し、分割した右端を直下の分割部の左端につなげて1本の紐のような1次元の信号の流れに変換する。
液晶ディスプレイ(以下、「液晶表示装置」と称する)は、この1次元信号を受信後、画面の左右を区切りとして一本一本切り離し、もとの順番に並べて1枚の画像データの再構築を行う。画像データの再構築を実現するに際し、液晶表示装置には、受信した画像データをメモリに一旦書き込むと共に、そのメモリから画像データを読み出して画面に表示する技術が用いられている(特許文献1参照)。
画像データをメモリに書き込む方向とメモリから読み出す方向とに関し、一般的には、同じ方向で行う方法が用いられている。図12は、書き込み方向と読み出し方向とが同じ場合の動作を示す説明図である。同図(a)はメモリへの書き込み方向を示しており、左上に位置する開始点から右下に位置する終了点までの間に、最上位行の左側から右側方向へ書き込みを行った後、次の下位行の左側から右側方向へ書き込み、同様の動作を最下位行まで繰り返す。同図(b)は読み出し方向を示しており、同図(a)に示す書き込み方向と同じ方向で画像データを読み出す。
ここで、既にメモリに書き込まれている画像データを図13(a)に示す初期画像とし、次に書き換えられる画像データを同図(b)に示す書き換え画像とする場合、図14に示す読み出された画像は、図13(b)に示す書き換え画像と同じ画像となる。即ち、書き込み開始時刻と読み出し開始時刻とが同じ場合であっても、通常、読み出し速度よりも書き込み速度の方が速く、書き込み方向と読み出し方向とが同じ方向なので、書き込みと読み出しとが排他的に行われることになる。
特開平8−320682号公報
しかしながら、書き込み方向と読み出し方向とが異なる場合には、次に説明する問題が発生する。
図15は、書き込み方向と読み出し方向とが異なる場合の第1の動作を示す説明図である。同図(a)はメモリへの書き込み方向を示しており、右下に位置する開始点から左上に位置する終了点までの間に、最下位行の右側から左側方向へ書き込みをした後、次の上位行の右側から左側方向へ書き込みし、同様の動作を最上位行まで繰り返す。同図(b)は読み出し方向を示しており、図12(b)を用いて説明した読み出し方向と同じ方向で画像データを読み出す。
図15で示す方向で書き込みと読み出しとを行う場合には、図16(a)に示すように書き込みと読み出しとが競合する画素が必ず一箇所存在するので、同図(b)に示すように、その競合エリアでは、ノイズ(ちらつき)が発生するという問題があった。
図17は、書き込み方向と読み出し方向とが異なる場合の第2の動作を示す説明図である。同図(a)はメモリへの書き込み方向を示しており、左上に位置する開始点から右下に位置する終了点までの間に、最左列の上側から下側方向へ書き込みをした後、次の右列の上側から下側方向へ書き込みし、同様の動作を最右列まで繰り返す。同図(b)は読み出し方向を示しており、図12(b)を用いて説明した読み出し方向と同じ方向で画像データを読み出す。
図17で示す方向で書き込みと読み出しとを行う場合には、図18(a)に示すように書き込みと読み出しとが競合する画素が必ず複数存在し、同図(b)に示すように、読み出しの前に書き込みが起こるエリアと読み出しの後に書き込みが起こるエリアとが存在するので、図13の初期画像と書き換え画像とを用いる場合、図18(c)に示すように、書き換え前後の画像が混在して斜め状態で画面が切り替わるので、上下方向または左右方向に画面がスクロールされることが一般的という認識を有する利用者に違和感を与えるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、読み出し方向と書き込み方向とが異なる場合であっても、ノイズ(ちらつき)の発生を防止することを第1の課題とし、利用者に違和感を与えないことを第2の課題とする。
第1の本発明に係る表示装置は、画像データを格納可能な格納手段と、画像データの読み出しを指示するリード信号を所定の間隔で出力するタイミング手段と、出力された前記リード信号に基づいて、前記格納手段に格納されている画像データを読み出す入出力制御手段と、読み出された前記画像データを受信した場合に、当該画像データに対応する電圧を表示手段に供給するD/A変換手段と、を有する表示装置において、前記入出力制御手段は、処理装置から送信された画像データを受信した場合に、当該画像データを前記格納手段に書き込むと共に、書き込みを開始してから終了するまで黒色又は白色の画像を表示する表示信号を前記D/A変換手段に送信し、前記D/A変換手段は、前記表示信号を受信した場合に、当該表示信号に対応する電圧を前記表示手段に供給することを特徴とする。
本発明にあっては、表示装置の入出力制御手段が、処理装置から送信された画像データを受信した場合に、受信した画像データを格納手段に書き込むと共に、書き込みを開始してから終了するまで黒色又は白色の画像を表示する表示信号をD/A変換手段に送信し、D/A変換手段により、その表示信号に対応する電圧を表示手段に供給するので、画像データの書き込みが行われている間には強制的に黒色又は白色の画像が表示され、ノイズ(ちらつき)のない鮮明な画像を表示手段に出力することができる。
第2の本発明に係る表示装置は、処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置において、画像データを格納可能な格納手段と、前記処理装置から所定の間隔で送信された同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記処理装置から送信された開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域における終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記処理装置から送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む入出力制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、表示装置の入出力制御手段が、タイミング手段から出力されたリード信号を受信した時に、格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、処理装置から送信された開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域における終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、処理装置から送信された画像データを受信して、受信した画像データを書き込み領域に書き込むので、書き込み領域内での読み出しと書き込みとの競合の発生を防止することができる。更に、斜め状態で画面が切り替わることがないので、利用者に違和感を与えない画像を提供することができる。
第3の本発明に係る携帯端末は、処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、を備えた携帯端末において、前記処理装置は、所定の間隔で同期信号を送信する第1送信手段と、開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域を送信する第2送信手段と、前記同期信号を送信した後、画像データを送信する第3送信手段と、を有し、前記表示装置は、画像データを格納可能な格納手段と、前記第1送信手段により送信された前記同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記第2送信手段により送信された書き込み領域で指定された終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記第3送信手段により送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む入出力制御手段と、を有することを特徴とする。
第4の本発明に係る画像データ更新方法は、処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、で処理する画像データ更新方法において、前記処理装置により、所定の間隔で同期信号を送信する第1ステップと、開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域を送信する第2ステップと、前記同期信号を送信した後、画像データを送信する第3ステップと、を有し、前記表示装置により、画像データを格納手段に格納可能な第4ステップと、前記第1ステップにより送信された前記同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力する第5ステップと、出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記第2ステップにより送信された書き込み領域で指定された終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記第3ステップにより送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む第6ステップと、を有することを特徴とする。
第5の本発明に係る表示装置は、処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置において、画像データを格納可能な格納手段と、垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを前記処理装置から受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記処理装置により送信された画像データを前記格納手段に書き込む入出力制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、表示装置の入出力制御手段が、延長されたフロントポーチ期間内に、処理装置により送信された画像データを格納手段に書き込むので、画像データの読み出しと書き込みとの競合の発生を防止することができる。更に、斜め状態で画面が切り替わることがないので、利用者に違和感を与えない画像を提供することができる。
第6の本発明に係る携帯端末は、処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、を備えた携帯端末において、前記処理装置は、垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを送信する第1送信手段と、画像データを送信する第2送信手段と、を有し、前記表示装置は、画像データを格納可能な格納手段と、前記第1送信手段により送信された前記タイミング制御コマンドを受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記第2送信手段により送信された画像データを前記格納手段に書き込む入出力制御手段と、を有することを特徴とする。
第7の本発明に係る画像データ更新方法は、処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、で処理する画像データ更新方法において、前記処理装置により、垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを送信する第1ステップと、画像データを送信する第2ステップと、を有し、前記表示装置により、画像データを格納可能な第3ステップと、前記第1ステップにより送信された前記タイミング制御コマンドを受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力する第4ステップと、出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記第2ステップにより送信された画像データを前記格納手段に書き込む第5ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、読み出し方向と書き込み方向とが異なる場合であっても、ノイズの発生を防止し、利用者に違和感を与えない表示装置又は携帯端末を提供することができる。
以下、本実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
最初に、第1の実施の形態における液晶表示装置1の構成について説明する。
図1は、本実施の形態における液晶表示装置1の構成を示す構成図である。液晶表示装置1は、インタフェース回路10、コマンド制御回路11、タイミング回路12、入出力制御回路13、RAM14、ラッチ回路15、D/Aコンバータ16、アンプ回路17、信号線スイッチ回路18、走査線駆動回路19、及び、表示部20を備えた構成である。
液晶表示装置1を構成するこれら各回路のうち、インタフェース回路10、コマンド制御回路11、タイミング回路12、入出力制御回路13、RAM14、ラッチ回路15、D/Aコンバータ16、及び、アンプ回路17は、単一のドライバICの内部に形成されている。また、液晶表示装置1の外部には処理装置としてのCPU2が配置されている。
次に、液晶表示装置1を構成する各回路の機能について説明する。
インタフェース回路10は、CPU2に電気的に接続されており、CPU2から送信されたCPU信号を受信する。CPU信号とは、複数の信号を含む総括名称であり、例えば、コマンド信号,同期信号(Vsync信号),ライト信号,画像データなどが含まれている。インタフェース回路10は、CPU信号を受信した後、このCPU信号のうち、コマンド信号をコマンド制御回路11に送信する。同期信号が含まれている場合には、その同期信号もコマンド制御回路11に送信する。また、CPU信号にライト信号および画像データが含まれている場合には、そのライト信号と画像データとをともに入出力制御回路13に送信する。
なお、コマンド信号とは、液晶表示装置1を構成する各回路を複数の機能に応じてそれぞれ動作させるための複数の制御信号であり、本実施の形態では、RAM14に対する画像データの書き込み領域や書き込み方向を設定するRAM制御信号として説明する。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10からタイミング系の信号を受信した場合には、その信号をタイミング回路12に送信し、制御系の信号を受信した場合には、その信号を入出力制御回路13に送信する。即ち、同期信号を受信した場合にはタイミング回路12に送信し、RAM制御信号の場合には、入出力制御回路13に送信する。
タイミング回路12は、タイミング回路12で作成したタイミング信号を所定の間隔でラッチ回路15と走査線駆動回路19とに送信する。また、RAM14から画像データの読み出しを指示するリード信号を所定の間隔で入出力制御回路13に送信する。更に、タイミング回路12は、コマンド制御回路11からタイミング系の信号(同期信号)を受信する場合には、その同期信号と同等の間隔でタイミング信号とリード信号とを送信する。
なお、タイミング信号とは、RAM14から読み出された画像データをD/Aコンバータ16に転送するタイミングや読み出された画像データを表示部20に表示するタイミングを計るための信号である。
入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信された制御系の信号(RAM制御信号)と、インタフェース回路10から送信されたライト信号と画像データとを受信する。RAM制御信号を受信した場合に、このRAM制御信号において開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域に画像データを書き込むようRAM14の書き込み領域を設定し、ライト信号および画像データが送信された時に、このRAM制御信号で指定された書き込み方向に基づいて、設定された書き込み領域に画像データの書き込みを行う。また、入出力制御回路13は、タイミング回路12から送信されたリード信号を受信し、そのリード信号が送信される間隔と同等の間隔で、RAM14に書き込まれた画像データを最上位行の左側から右側方向へ読み出した後、次の下位行の左側から右側方向へ読み出し、同様に最下位行まで読み出してラッチ回路15に送信する動作を繰り返す。
RAM14は、画像データを格納する機能を有するメモリである。
ラッチ回路15は、RAM14から送信された画像データを一時記憶し、タイミング回路12から送信されたタイミング信号に基づいて、その画像データをD/Aコンバータ16に転送する。
D/Aコンバータ16は、ラッチ回路15により転送された画像データをアナログ変換して、アンプ回路17に送信する。
アンプ回路17は、D/Aコンバータ16により変換されたアナログの画像データを増幅して、信号線スイッチ回路18に送信する。
信号線スイッチ回路18は、アンプ回路17により増幅された画像データを複数の信号線Sに供給する。
走査線駆動回路19は、タイミング回路12から送信されたタイミング信号に基づいて複数の走査線Gに接続されたスイッチ素子を駆動する駆動信号を供給する。
表示部20には、互いに交差するm列(mはゼロを除く自然数)の信号線S〜S及びn行(nはゼロを除く自然数)の走査線G〜Gが配置され、走査線Gに接続されたスイッチ素子の駆動により、信号線Sに供給された画像データが出力される。また、走査線G〜G及び信号線S〜Sで区切られた区画は、画像データを表示する表示領域200として機能する。
CPU2は、CPU信号を送信する処理装置として機能する。本実施の形態ではCPU(Central Processing Unit)として説明するが、これに限られるものではなく、MPU(Micro Processing Unit)を用いることも可能である。
図2は、入出力制御回路13及びRAM14の回路構成の一例を示す回路構成図である。入出力制御回路13は、列デコーダ131、行デコーダ132、及び、AND回路等で構成されている。また、RAM14は、互いに交差する複数のワード線WL及び複数のデータ線Dを備えている。ワード線WL及びデータ線Dで囲まれた1区画はメモリセルと呼ばれ、画像データを記憶する記憶領域として機能する。本実施の形態におけるRAM14は、例えば、同図に示すように、240行×320列(以降、「(240,320)」と表示)のメモリセルで構成されている。なお、当然ながら、メモリセル数はこれに限られるものではなく、VGAやS−VGA等の表示規格を持つ表示部20の大きさに合わせて変更することも可能である。
図3は、メモリセルの回路構成の一例を示す回路構成図である。メモリセルは、制御電極をワード線WLに接続して一方の電極をデータ線Dに接続したスイッチ素子SS、制御電極をワード線WLに接続して一方の電極をデータ線Dに接続したスイッチ素子SS、入力電極をスイッチ素子SSの他方の電極に接続して出力電極をスイッチ素子SSの他方の電極に接続したインバータIV、出力電極をスイッチ素子SSの他方の電極に接続して入力電極をスイッチ素子SSの他方の電極に接続したインバータIV、入力電極をインバータIVの入力電極に接続した出力用ドライバOUTを備えた構成である。なお、インバータIV及びインバータIVは、メモリセルにおける記憶素子として機能する。
ここで、図2および図3を用いて、画像データの書き込み動作について簡単に説明する。入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信されたRAM制御信号で指定された書き込み領域に対応する列デコーダ131の各列に接続されたAND回路の一方の入力端子にHigh(以降、「H」と称する)信号を入力する準備をする。その後、インタフェース回路10からライト信号と画像データとが送信された場合に、AND回路の他方の入力端子にはH信号が供給されるので、このAND回路は、出力端子に接続されたデータ線DにH信号を出力する。出力されたH信号は、インバータIVを介してデータ線Dに供給され、さらにインバータIVを介してデータ線Dに供給される。
一方、行デコーダ132についても同様に、入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信されたRAM制御信号で指定された書き込み領域に対応する行デコーダ132の各行に接続されたワード線WLに駆動信号を供給する準備をする。その後、インタフェース回路10からライト信号が送信された場合に、その準備されたワード線WLに駆動信号を供給し、その駆動信号によりスイッチ素子SS及びスイッチ素子SSの制御電極がオフからオンに制御されることで、データ線D及びデータ線DがインバータIV及びインバータIVのそれぞれに電気的に接続され、記憶素子への画像データの書き込みが行われる。
一方、読み出し時には、タイミング回路12から所定の間隔で送信されてくるリード信号に基づいて、リード線に駆動信号を供給することで、出力用ドライバOUTが導通状態となり、RAM14から画像データを読み出すことができる。
図4は、表示領域200の回路構成を示す回路構成図である。表示領域200には、走査線Gに制御電極が接続されて信号線Sに一方の電極が接続されたスイッチ素子SW、スイッチ素子SWの他方の電極に接続された蓄積容量201及び表示電極202が配置されており、表示電極202と対向電極203との間には、液晶204が挟持されている。
ここで、図1および図4を用いて、液晶表示駆動について簡単に説明する。画像データを表示するための駆動方法は、信号線S〜Sに同時に供給される画像データを、走査線G〜Gに順次供給されるタイミング信号でサンプリングする線順次駆動により行われる。
走査線Gごとに一定の時間(T〜T)を割り当てた場合、ある選択時間Tにおいて、タイミング回路12からのタイミング信号に基づくアドレス信号が走査線Gに印加されると、走査線Gに配置されている全てのスイッチ素子SW11〜SW1mがオンとなり、スイッチが入った状態に変化する。この結果、信号線S〜Sに与えられた画像データは、各スイッチ素子SW11〜SW1mを介して表示電極202に伝達されるとともに、蓄積容量201に供給される。その結果、表示電極202と対向電極203の間に電圧差が発生し、液晶204における液晶分子の配向が制御される。これにより、図示しないバックライトからの入射光の明るさ(輝度)が調整され、図示しないカラーフィルターを介して画像データに応じたカラー表示が可能となる。
次の選択時間Tにおいて、走査線Gにある全てのスイッチ素子SW11〜SW1mはオフとなり、走査線Gによって選択されていた画素は信号線S〜Sから電気的に切り離される。このとき、選択時間Tにより表示された画像は、アドレス信号が次に走査線Gに供給されるまで蓄積容量201により保持される。次に、走査線Gに配置されている全てのスイッチ素子SW51〜SW5mがオンとなり、画像データは表示電極202に伝達されるとともに、蓄積容量201に供給される。以下、同様の動作が繰り返し行われることにより、1フレームの表示が行われる。
続いて、本実施の形態の液晶表示装置1における画像データの読み出しおよび書き込み動作について説明する。最初に、RAM14に格納されている画像データの読み出し動作について説明する。
タイミング回路12は、所定の間隔でリード信号を入出力制御回路13に送信する(S101)。
入出力制御回路13は、タイミング回路12から送信されたリード信号を受信し、受け取ったタイミングでRAM14から画像データを読み出す(S102)。
なお、本実施の形態において、リード信号に基づいて読み出される読み出し領域は、図5(a)に示す(1,1)〜(240,320)とし、読み出し方向は、読み出し領域の左上に位置する開始点から右下に位置する終了点までの間に、最上位行の左側から右側方向へ読み出した後、次の下位行の左側から右側方向へ読み出し、同様の動作を最下位行まで繰り返すこととして、以下説明する。
ラッチ回路15は、(S102)で読み出された画像データを受け取り、ラッチ回路15から送信されたタイミング信号に基づいて、その画像データをD/Aコンバータ16に転送する(S103)。
D/Aコンバータ16は、ラッチ回路15により転送された画像データをアナログ変換して、アンプ回路17及び信号線スイッチ回路18を介して表示部20に送信する(S104)。画像データを表示部20に表示させる液晶表示駆動については先に記載した動作と同様なので、ここでは重複説明を省略する。
次に、書き込み動作について説明する。
最初に、CPU2は、コマンドデコード信号を含むCPU信号をインタフェース回路に送信する(S201)。
次に、インタフェース回路10は、CPU2から送信されたCPU信号を受信し、CPU信号に含まれるコマンドデコード信号をコマンド制御回路11に送信する(S202)。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10から送信されたコマンドデコード信号を受信し、このコマンドデコード信号にはRAM制御信号が含まれているので、そのRAM制御信号を入出力制御回路13に送信する(S203)。
入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信されたRAM制御信号を受信し、そのRAM制御信号で指定された書き込み領域に対応する列デコーダ131の各列及び行デコーダ132の各行に書き込みを行う準備をする(S204)。
ここで、RAM制御信号で指定されたRAM14の書き込み領域の開始アドレスを図5(b)に示す(1,1)とし、終了アドレスを(240,320)とする。一方、書き込み方向は、この書き込み領域の右下に位置する開始点から左上に位置する終了点までの間に、最下位行の右側から左側方向へ書き込みをした後、次の上位行の右側から左側方向へ書き込みし、同様の動作を最上位行まで繰り返すこととして、以下説明する。
CPU2は、ライト信号と画像データとを共にインタフェース回路10に送信する(S205)。
インタフェース回路10は、CPU2から送信されたライト信号と画像データとを受信し、入出力制御回路13に送信する(S206)。
入出力制御回路13は、インタフェース回路10から送信されたライト信号と画像データとを受信する。そして、入出力制御回路13は、(S204)で準備したRAM14の書き込み領域に対し、RAM制御信号で指定された書き込み方向に沿って画像データの書き込みを行う(S207)。
入出力制御回路13は、(S207)で画像データの書き込みを行うとともに、書き込みを開始してから終了するまで黒色又は白色の画像を表示する表示信号をD/Aコンバータ16に送信する(S208)。
D/Aコンバータ16は、入出力制御回路13から表示信号を受信後、液晶204の全ての液晶分子が立ち上がる程度の電圧を全ての信号線Sに供給する(S209)。
表示部20において、例えば、ノーマリーホワイト型の液晶パネルを用いることで、画像データがRAM14に書き込まれている間には、強制的に黒色の画像が出力される。逆に、ノーマリブラック型の液晶パネルを配置することで、白表示を行うことも可能である。書き込みが終了後、入出力制御回路13は、表示信号の送信を終了する。
図6は、画像データをRAM14に書き込み中に表示部20に表示された画像と、書き込みを終えた後に表示部20に表示された画像を示す比較図である。入出力制御回路13は、画像データの書き込み中に同図(a)に示す黒色の画面を強制的に表示させるので、同図(b)に示すようにノイズ(ちらつき)のない画像を表示することができる。
本実施の形態によれば、入出力制御回路13が、CPU2から送信された画像データを受信した場合に、受信した画像データをRAM14に書き込むと共に、書き込みを開始してから終了するまで黒色の画像を表示する表示信号をD/Aコンバータ16に送信し、D/Aコンバータ16により、その表示信号に対応する電圧を表示部20に供給するので、画像データの書き込みが行われている間には強制的に黒色の画像が表示され、ノイズ(ちらつき)のない鮮明な画像を表示部20に出力することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における液晶表示装置1の構成及び各回路の機能は、図1〜図4を用いて第1の実施の形態で説明した構成と同様なので、ここでは説明を省略する。
次に、本実施の形態における液晶表示装置1の動作について説明する。最初に、読み出し動作について説明する。
CPU2は、同期信号をインタフェース回路10に送信する(S301)。
インタフェース回路10は、CPU2から送信された同期信号を受信し、コマンド制御回路11に送信する(S302)。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10から送信された同期信号を受信し、タイミング回路12に送信する(S303)。
タイミング回路12は、コマンド制御回路11から送信された同期信号を受信し、この同期信号に同期した間隔でリード信号を入出力制御回路13に送信する(S304)。
入出力制御回路13は、タイミング回路12から送信されたリード信号を受信し、受け取ったタイミングでRAM14から画像データを読み出す(S305)。
なお、本実施の形態において、リード信号に基づいて読み出される読み出し領域および読み出し方向は、第1の実施の形態において図5(a)を用いて説明した読み出し領域および読み出し方向と同様として、以下説明する。
ラッチ回路15は、(S305)で読み出された画像データを受け取り、ラッチ回路15から送信されたタイミング信号に基づいて、その画像データをD/Aコンバータ16に転送する(S306)。
D/Aコンバータ16は、ラッチ回路15により転送された画像データをアナログ変換して、アンプ回路17及び信号線スイッチ回路18を介して表示部20に送信する(S307)。画像データを表示部20に表示させる液晶表示駆動については、第1の実施の形態で記載した動作と同様なので、ここでは重複説明を省略する。
次に、書き込み動作について説明する。
最初に、CPU2は、コマンドデコード信号を含むCPU信号をインタフェース回路に送信する(S401)。
次に、インタフェース回路10は、CPU2から送信されたCPU信号を受信し、CPU信号に含まれるコマンドデコード信号をコマンド制御回路11に送信する(S402)。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10から送信されたコマンドデコード信号を受信し、このコマンドデコード信号にはRAM制御信号が含まれているので、そのRAM制御信号を入出力制御回路13に送信する(S403)。
入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信されたRAM制御信号を受信し、そのRAM制御信号で指定された書き込み領域に対応する列デコーダ131の各列及び行デコーダ132の各行に書き込みを行う準備をする(S404)。
ここで、RAM制御信号で指定されたRAM14の書き込み領域を図7に示す第1メモリブロック113a、即ち、最上ライン〜Lラインとする。即ち、開始アドレスを同図に示す(1,1)とし、終了アドレスを(79,320)とする。また、書き込み方向は、この書き込み領域の左上に位置する開始点から右下に位置する終了点までの間に、最左列の上側から下側方向へ書き込みをした後、次の右列の上側から下側方向へ書き込みし、同様の動作を最右列まで繰り返すこととして、以下説明する。
CPU2は、(S301)で同期信号を送信して所定の時間が経過した後、ライト信号と画像データとを共にインタフェース回路に送信する(S405)。この所定の時間については後述する。
インタフェース回路10は、CPU2から送信されたライト信号と画像データとを受信し、入出力制御回路13に送信する(S406)。
入出力制御回路13は、インタフェース回路10から送信されたライト信号と画像データとを受信する。そして、入出力制御回路13は、(S404)で準備したRAM14の書き込み領域に対し、RAM制御信号で指定された書き込み方向に沿って画像データの書き込みを行う(S407)。
ここで、(S405)で説明した所定の時間について説明する。所定の時間とは、CPU2が(S301)で同期信号を送信した後、即ち、入出力制御回路13が、(S305)で画像データの読み出しを開始して、(S404)における書き込み領域で指定された終了アドレス(79,320)までに格納された画像データの読み出しを終了した時間である。
(S301)でCPU2から液晶表示装置1のインタフェース回路10に送信された同期信号と(S304)でタイミング回路12から入出力制御回路13に送信されたリード信号とは同期しているので、CPU2は、入出力制御回路13によって画像データが読み出され始めるタイミングを把握している。ここで、画像データをRAM14から読み出す1ライン当たりの時間を事前に把握しておくことで、その所定の時間を算出することができる。
以降、(S301)〜(S307)及び(S401)〜(S407)で説明した動作を繰り返し行う。但し、(S404)においてRAM制御信号で指定されたRAM14の書き込み領域を、各フレームに対して順次シフトさせる。即ち、Nフレームに対する書き込み領域を図7に示す第1メモリブロック113aとする場合、N+1フレームに対する書き込み領域を第2メモリブロック113b、即ち、L+1ラインからMラインとし、N+2フレームに対する書き込み領域を第3メモリブロック113c、即ち、M+1ラインから最下ラインとする。
図8は、Nフレーム〜N+2フレームにおいて表示された画面を示した図である。同図(a)は、第1メモリブロック113aに書き込みを行った後に表示された画像データであり、同図(b)は、引き続き第2メモリブロック113bに書き込みを行った後に表示された画像データであり、同図(c)は、更に引き続いて第3メモリブロック113cに書き込みを行った後に表示された画像データである。同図に示すように、斜めの状態で画像が切り替わることがないので、利用者に違和感のない画像を提供することができる。
また、図9に示すように、書き込み領域を1/5の領域に区分けし、Nフレームの場合にはL+1ラインからMラインまでの第4メモリブロック113d、N+1フレームの場合にはI+1ラインからLラインまでの第5aメモリブロック113e1及びM+1ラインからJラインまでの第5bメモリブロック113e2、N+2フレームの場合には最上位ラインからIラインまでの第6aメモリブロック113f1及びJ+1ラインから最下位ラインまでの第6bメモリブロック113f2を用いて書き込みを行うように設定することで、図10に示すように、中央から上下に広がるようなワイプ効果を持つ画像を提供することも可能である。
なお、本実施の形態では、書き込み領域を1/3又は1/5の領域として説明したが、1/N(Nは2以上の自然数)とすることも可能である。
本実施の形態によれば、入出力制御回路13が、タイミング回路12から送信されたリード信号を受信した時に、RAM14に格納されている画像データの読み出しを開始して、CPU2から送信された開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域における終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、CPU2から送信された画像データを受信して、受信した画像データを書き込み領域に書き込むので、書き込み領域内での読み出しと書き込みとの競合の発生を防止することができる。更に、斜め状態で画面が切り替わることがないので、利用者に違和感を与えない画像を提供することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態における液晶表示装置1の構成及び各回路の機能は、図1〜図4を用いて第1の実施の形態で説明した構成と同様なので、ここでは説明を省略する。なお、第2の実施の形態と異なり、CPU2は同期信号を送信しないことを特徴とする。
次に、本実施の形態における液晶表示装置1の動作について説明する。最初に、読み出し動作について説明する。
タイミング回路12は、所定の間隔でリード信号を入出力制御回路13に送信する(S501)。
入出力制御回路13は、タイミング回路12から送信されたリード信号を受信し、受け取ったタイミングでRAM14から画像データを読み出す(S502)。
なお、本実施の形態において、リード信号に基づいて読み出される読み出し領域および読み出し方向は、第1の実施の形態において図5(a)を用いて説明した読み出し領域および読み出し方向と同様として、以下説明する。
ラッチ回路15は、(S502)で読み出された画像データを受け取り、ラッチ回路15から送信されたタイミング信号に基づいて、その画像データをD/Aコンバータ16に転送する(S503)。
D/Aコンバータ16は、ラッチ回路15により転送された画像データをアナログ変換して、アンプ回路17及び信号線スイッチ回路18を介して表示部20に送信する(S504)。画像データを表示部20に表示させる液晶表示駆動については先に記載した動作と同様なので、ここでは重複説明を省略する。
液晶表示装置1は、上述した(S501)〜(S504)の動作を各フレームに対して繰り返し行うことで、画像データを画面に表示することを可能としている。
次に、書き込み動作について説明する。
最初に、CPU2は、タイミング制御コマンドをインタフェース回路10に送信する(S601)。
ここで、タイミング制御コマンドとは、タイミング系の信号であり、タイミング回路で作成されるリード信号の垂直同期期間における垂直フロントポーチ(以下、「FP」と称する)期間を延長するためのコマンドである。この延長期間については後述する。
次に、インタフェース回路10は、CPU2から送信されたタイミング制御コマンドを受信し、コマンド制御回路11に送信する(S602)。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10から送信されたタイミング制御コマンドを受信し、このタイミング制御コマンドはタイミング系の信号なので、タイミング回路12に送信する(S603)。
タイミング回路12は、コマンド制御回路11から送信されたタイミング制御コマンドを受信し、そのタイミング制御コマンドで指定された期間に基づいて、タイミング回路12で発生するリード信号の垂直同期期間におけるFP期間を延長する(S604)。
CPU2は、コマンドデコード信号を含むCPU信号をインタフェース回路に送信する(S605)。
インタフェース回路10は、CPU2から送信されたCPU信号を受信し、CPU信号に含まれるコマンドデコード信号をコマンド制御回路11に送信する(S606)。
コマンド制御回路11は、インタフェース回路10から送信されたコマンドデコード信号を受信し、このコマンドデコード信号にはRAM制御信号が含まれているので、そのRAM制御信号を入出力制御回路13に送信する(S607)。
入出力制御回路13は、コマンド制御回路11から送信されたRAM制御信号を受信し、そのRAM制御信号で指定された書き込み領域に対応する列デコーダ131の各列及び行デコーダ132の各行に書き込みを行う準備をする(S608)。
ここで、RAM制御信号で指定されたRAM14の書き込み領域の開始アドレスおよび書き込み方向は、第1の実施の形態において図5(b)を用いて説明した書き込み領域および書き込み方向と同様として、以下説明する。
CPU2は、(S601)でタイミング制御コマンドを送信して所定の時間が経過した後、ライト信号と画像データとをインタフェース回路に送信する(S609)。この所定の時間についても後述する。
インタフェース回路10は、CPU2から送信されたライト信号と画像データとを受信し、入出力制御回路13に送信する(S610)。
入出力制御回路13は、インタフェース回路10から送信されたライト信号と画像データとを受信する。そして、入出力制御回路13は、(S608)で準備したRAM14の書き込み領域に対し、RAM制御信号で指定された書き込み方向に沿って画像データの書き込みを行う(S611)。
ここで、(S601)で説明した延長期間、及び、(S609)で説明した所定の時間について説明する。図11は、延長されたFP期間内での画像データの送信を示す説明図である。
同図で示す上段は、(S501)で説明したタイミング回路12から所定の間隔で送信されるリード信号に基づいて、(S502)で説明したRAM14から画像データが読み出されるタイミングを示している。ここでいう所定の間隔とは、同図で示す垂直同期期間であり、バックポーチ(以降、「BP」と称する)期間,画像表示期間,FP期間で構成されている。画像表示期間とは、1フレームの画像データがRAM14から読み出されて表示部20に表示される期間である。この垂直同期期間の間隔でリード信号を入出力制御回路13に送信する動作を繰り返すことで、複数のフレームを表示部20に出力する。
ここで、例えば、BP期間1行目から3行目までの3ラインとし、画像表示期間を4行目から131行目までの128ラインとし、FP期間を132行目までから最下位行(133行目)までの2ラインとして、以下説明する。
同図で示す下段は、タイミング制御コマンドと画像データとがCPU2から液晶表示装置1に送信されるタイミングを示している。第2の実施の形態と異なり、CPU2と液晶表示装置1とは同期していないので、CPU2は、リード信号がタイミング回路12から送信されるタイミングを把握していない。そこで、タイミング回路12で出力されるリード信号に含まれるフロントポーチ(以降、「FP」と称する)期間を延長し、その延長された期間内に画像データの書き込みを終えることで、画像データの読み出しと書き込みとの競合を回避する。なお、延長の対象となるFP期間は、タイミング制御コマンドを受け取った垂直同期期間の次の垂直同期期間のFP期間である。
ここで、ある垂直同期期間において、BP開始直後(以降、「T1」と称する)にタイミング制御コマンドが送信された場合と、FP終了直前(以降、「T2」と称する)にタイミング制御コマンドが送信された場合とについて説明する。
T1の場合、CPU2は、その垂直同期期間(133ライン)と次の垂直同期期間におけるBP期間(3ライン)および画像表示期間(128ライン)との計264ライン分の期間が経過した後に、ライト信号と画像データとを送信する必要がある。FP期間は、画像データをRAM14に書き込みために必要な期間(α)となる。
T2の場合、CPU2は、次の垂直同期期間におけるBP期間(3ライン)および画像表示期間(128ライン)との計131ライン分の期間が経過した後に、ライト信号と画像データとを送信する必要がある。この場合のFP期間は、T1の場合と同様に、画像データをRAM14に書き込みために必要な期間(α)となる。
先に説明したように、CPU2は、リード信号がタイミング回路12から送信されるタイミングを把握していないので、RAM14からの画像データの読み出しと書き込みとの競合を確実に回避するには、ライト信号と画像データとを送信するタイミングを、より長い期間にする必要がある。即ち、(S609)で説明した所定の時間とは、T1の場合で説明した264ライン分の期間となる。
所定の時間を264ライン分の期間とする場合、T2において必要なFP期間は、264ライン分の期間からBP期間(3ライン)と画像表示期間(128ライン)とを除いた期間(133ライン)と、画像データをRAM14に書き込みために必要な期間(α)とになる。T1およびT2いずれの場合であっても、画像データをFP期間内に書き込むためには、FP期間をより長い期間にする必要がある。即ち、(S601)で説明した延長期間とは、T2の場合で説明した(133ライン分の期間+α期間)となる。
従い、画像データをRAM14に書き込む1ライン当たりの時間を事前に把握しておき、FP期間を(133ライン分の期間+α期間)以上の期間、例えば254ラインに延長することで、書き込みと読み出しとの競合を確実に回避することができる。
本実施の形態によれば、入出力制御回路13が、延長されたフロントポーチ期間内に、CPU2により送信された画像データをRAM14に書き込むので、画像データの読み出しと書き込みとの競合の発生を防止することができる。更に、斜め状態で画面が切り替わることがないので、利用者に違和感を与えない画像を提供することができる。
最後に、第1実施の形態〜第3の実施の形態で説明した液晶表示装置1および処理装置2は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末や、PC(Personal Computer)などに適用することが可能である。また、液晶表示装置1は、液晶に限られるものではなく、有機ELなどを用いた表示装置にも適用可能である。
第1の形態における液晶表示装置1の構成を示す構成図である。 入出力制御回路及びRAMの回路構成の一例を示す回路構成図である。 メモリセルの回路構成の一例を示す回路構成図である。 表示領域の回路構成を示す回路構成図である。 第1の形態における画像データの読み出し方向と書き込み方向を示す説明図である。 画像データをRAMに書き込み中に表示部に表示された画像と、書き込みを終えた後に表示部に表示された画像を示す比較図である。 第2の形態における画像データの書き込み領域と書き込み方向を示す説明図である。 Nフレーム〜N+2フレームにおいて表示された画面を示した図である。 第2の形態における画像データの書き込み領域と書き込み方向を示す説明図である。 Nフレーム〜N+2フレームにおいて表示された画面を示した図である。 延長されたFP期間内での画像データの送信を示す説明図である。 書き込み方向と読み出し方向とが同じ場合の動作を示す説明図である。 既にメモリに書き込まれている画像データの初期画面と書き換えられる画像データを書き換え画面とを示す図である。 読み出し後の読み出し画面を示す図である。 書き込み方向と読み出し方向とが異なる場合の第1の動作を示す説明図である。 書き込みと読み出しとが競合する場合を説明する説明図である。 書き込み方向と読み出し方向とが異なる場合の第2の動作を示す説明図である。 書き込みと読み出しとが競合する場合を説明する説明図である。
符号の説明
D,D1,D2…データ線
〜G…走査線
IV,IV…インバータ
OUT…出力用ドライバ
〜S…信号線
SS,SS,SW…スイッチ素子
T1,T2…選択時間
WL…ワード線
1…液晶表示装置
2…処理装置
2…CPU
10…インタフェース回路
11…コマンド制御回路
12…タイミング回路
13…入出力制御回路
13…入出力回路
13…RAM入出力制御回路
14…RAM
15…ラッチ回路
16…コンバータ
17…アンプ回路
18…信号線スイッチ回路
19…走査線駆動回路
20…表示部
113a…第1メモリブロック
113b…第2メモリブロック
113c…第3メモリブロック
113d…第4メモリブロック
113e1…第5aメモリブロック
113e2…第5bメモリブロック
113f1…第6aメモリブロック
113f2…第6bメモリブロック
131…列デコーダ
132…行デコーダ
200…表示領域
201…蓄積容量
202…表示電極
203…対向電極
204…液晶

Claims (7)

  1. 画像データを格納可能な格納手段と、
    画像データの読み出しを指示するリード信号を所定の間隔で出力するタイミング手段と、
    出力された前記リード信号に基づいて、前記格納手段に格納されている画像データを読み出す入出力制御手段と、
    読み出された前記画像データを受信した場合に、当該画像データに対応する電圧を表示手段に供給するD/A変換手段と、を有する表示装置において、
    前記入出力制御手段は、処理装置から送信された画像データを受信した場合に、当該画像データを前記格納手段に書き込むと共に、書き込みを開始してから終了するまで黒色又は白色の画像を表示する表示信号を前記D/A変換手段に送信し、
    前記D/A変換手段は、前記表示信号を受信した場合に、当該表示信号に対応する電圧を前記表示手段に供給する表示装置。
  2. 処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置において、
    画像データを格納可能な格納手段と、
    前記処理装置から所定の間隔で送信された同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、
    出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記処理装置から送信された開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域における終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記処理装置から送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む入出力制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  3. 処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、を備えた携帯端末において、
    前記処理装置は、
    所定の間隔で同期信号を送信する第1送信手段と、
    開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域を送信する第2送信手段と、
    前記同期信号を送信した後、画像データを送信する第3送信手段と、を有し、
    前記表示装置は、
    画像データを格納可能な格納手段と、
    前記第1送信手段により送信された前記同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、
    出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記第2送信手段により送信された書き込み領域で指定された終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記第3送信手段により送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む入出力制御手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  4. 処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び信号に基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、で処理する画像データ更新方法において、
    前記処理装置により、
    所定の間隔で同期信号を送信する第1ステップと、
    開始アドレスと終了アドレスとで指定された書き込み領域を送信する第2ステップと、
    前記同期信号を送信した後、画像データを送信する第3ステップと、を有し、
    前記表示装置により、
    画像データを格納手段に格納可能な第4ステップと、
    前記第1ステップにより送信された前記同期信号と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力する第5ステップと、
    出力された前記リード信号を受信した時に、前記格納手段に格納されている画像データの読み出しを開始して、前記第2ステップにより送信された書き込み領域で指定された終了アドレスまでに格納された画像データの読み出しを終了した後、前記第3ステップにより送信された画像データを受信して、受信した当該画像データを当該書き込み領域に書き込む第6ステップと、
    を有することを特徴とする画像データ更新方法。
  5. 処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置において、
    画像データを格納可能な格納手段と、
    垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを前記処理装置から受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、
    出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記処理装置により送信された画像データを前記格納手段に書き込む入出力制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  6. 処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、を備えた携帯端末において、
    前記処理装置は、
    垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを送信する第1送信手段と、
    画像データを送信する第2送信手段と、を有し、
    前記表示装置は、
    画像データを格納可能な格納手段と、
    前記第1送信手段により送信された前記タイミング制御コマンドを受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力するタイミング手段と、
    出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記第2送信手段により送信された画像データを前記格納手段に書き込む入出力制御手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  7. 処理装置と、当該処理装置から送信される画像データ及び制御コマンドに基づいて、格納されている画像データを更新する表示装置と、で処理する画像データ更新方法において、
    前記処理装置により、
    垂直同期期間における垂直フロントポーチ期間を、画像データの書き込みを終了することが可能な程度に延長するタイミング制御コマンドを送信する第1ステップと、
    画像データを送信する第2ステップと、を有し、
    前記表示装置により、
    画像データを格納可能な第3ステップと、
    前記第1ステップにより送信された前記タイミング制御コマンドを受信し、当該タイミング制御コマンドに基づいて延長された垂直フロントポーチ期間を有する垂直同期期間と同等の間隔で画像データの読み出しを指示するリード信号を出力する第4ステップと、
    出力された前記リード信号を受信して、延長された垂直フロントポーチ期間内に、前記第2ステップにより送信された画像データを前記格納手段に書き込む第5ステップと、
    を有することを特徴とする画像データ更新方法。
JP2007019261A 2007-01-30 2007-01-30 表示装置 Active JP4997401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007019261A JP4997401B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007019261A JP4997401B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008185794A true JP2008185794A (ja) 2008-08-14
JP4997401B2 JP4997401B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39728887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007019261A Active JP4997401B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4997401B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003177717A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Sharp Corp 表示装置
JP2006091242A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 透過型表示装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003177717A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Sharp Corp 表示装置
JP2006091242A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 透過型表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4997401B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8421791B2 (en) Liquid crystal display device
CN108335663A (zh) 显示面板的驱动方法及显示面板、显示装置
TWI402819B (zh) 具雙閘極驅動架構之液晶顯示裝置
JP2006301166A (ja) 表示装置及びその駆動方法
JP2008217010A (ja) 表示装置
JP2006267999A (ja) 駆動回路チップ及び表示装置
KR20040073948A (ko) 표시 장치 구동 디바이스
TW200421249A (en) Display apparatus
JP2008181133A (ja) 表示装置及びその駆動方法
KR101308295B1 (ko) 표시장치 및 그 구동방법
JP4783154B2 (ja) 平面表示装置及びその駆動方法
JP2009175346A (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法
JP5699456B2 (ja) 表示装置
CN1205501C (zh) 有源矩阵显示器
JP4997401B2 (ja) 表示装置
JP2008216893A (ja) 平面表示装置及びその表示方法
JPH11282437A (ja) 液晶表示パネルのインタフェース装置
KR100862122B1 (ko) 주사 신호선 구동 장치, 액정 표시 장치, 및 액정 표시방법
JP4614261B2 (ja) コントローラドライバ,及びその動作方法
JP5239177B2 (ja) 表示駆動装置及びそれを備えた表示装置
JP2005309304A (ja) データ線駆動回路、電気光学装置および電子機器
JP4470507B2 (ja) 表示装置
KR100949435B1 (ko) 액정표시장치의 구동장치 및 구동방법
JP2003022059A (ja) マトリクス型表示装置およびマトリクス型表示装置の駆動方法
JP6680285B2 (ja) 制御回路、電気光学装置、及び、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4997401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250