JP2008184840A - フェンス - Google Patents

フェンス Download PDF

Info

Publication number
JP2008184840A
JP2008184840A JP2007020218A JP2007020218A JP2008184840A JP 2008184840 A JP2008184840 A JP 2008184840A JP 2007020218 A JP2007020218 A JP 2007020218A JP 2007020218 A JP2007020218 A JP 2007020218A JP 2008184840 A JP2008184840 A JP 2008184840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
spacer
fence
joint portion
predetermined angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007020218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4954736B2 (ja
Inventor
Toru Takada
徹 高田
Sayaka Nitta
沙矢香 仁田
Yuukai Suzuki
悠介 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
Priority to JP2007020218A priority Critical patent/JP4954736B2/ja
Publication of JP2008184840A publication Critical patent/JP2008184840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4954736B2 publication Critical patent/JP4954736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fencing (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

【課題】胴縁3や縦格子4を湾曲加工しなくても、外観上湾曲する外観を得る。
【解決手段】複数の短尺の横部材の端部に形成した継手部を介して所定の角度で連結することにより単位胴縁6を構成するとともに、複数の単位胴縁6を連結して全体が湾曲する胴縁3を上下に配置し、上記上下の胴縁3に複数の縦格子4を取り付け、支柱5に固定した。上記単位胴縁6は、1つの第1の横部材1aとその両側の第2の横部材1bとによって構成し、隣り合う単位胴縁6の連結部には支柱5を配置固定し、隣り合う支柱5間にはほぼ等間隔に縦格子4を配置した構成にした。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に敷地の一部が湾曲している場合に、その湾曲部分に設置されるフェンスに関する。
一般に、敷地は多角形状をなしている場合が多く、このため敷地に設けられるフェンスも真直状に設置されたものをコーナー部で連結する構造となっているものがほとんどである。しかし、敷地のコーナー部が丸くなっていることもあるので、このような敷地部分に対応するフェンスも湾曲させる必要がある。
このようなアールフェンスとして、パネルフェンスや横格子構造のフェンスは加工面、コスト面の上から現実的ではない。上下の胴縁を縦格子で連結下構造のものが採用されることが多い(特許文献1、2、3参照)。この場合は、上下の胴縁のみを湾曲させればよく、縦格子は加工する必要がないからである。
また、隣り合うフェンスパネルの縦枠間をヒンジ金具で連結して湾曲した敷地に対応する技術も知られている(特許文献4参照)。
特開2002−349098公報 登録第1258033号意匠公報 登録第1258034号意匠公報 実開平7−40935号公報
しかしながら、上下の胴縁は湾曲するように加工しなければならないので、真直状の胴縁に比べてコストはかなり割高になる。また、縦格子には湾曲した胴縁面に面接触するように湾曲面を形成する必要があるが、この湾曲面はフェンスが出隅に設置されるか、入隅に設置されるかによって異なるほか、湾曲度合いも異なるので、結局のところ縦格子を湾曲した胴縁に面状に当接させて十分な強度を確保することは非常にコストのかかるものとならざるを得ない。また、ヒンジ金具でフェンスパネルの縦枠を連結する構成では、コーナー部が大きく湾曲する場合は対応できるが、小さい場合には対応できない。
本発明は、上記問題点を解消し、胴縁や縦格子を湾曲加工しなくても、外観上湾曲した外観が得られ、しかも強度も確保することができるフェンスを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、複数の短尺の横部材の端部に形成した継手部を介して所定の角度で連結することにより単位胴縁を構成するとともに、複数の単位胴縁を連結して全体が湾曲する胴縁を上下に配置し、上記上下の胴縁に複数の縦格子を取り付け、支柱に固定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記単位胴縁は、1つの長さの長い第1の横部材とその両側の長さの短い第2の横部材とによって構成し、隣り合う単位胴縁の連結部には支柱を配置固定し、隣り合う支柱間にはほぼ等間隔に縦格子を配置したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記支柱の断面は上記縦格子と同形同大で、上記上下の胴縁に上記縦格子と同じ取付面に配置固定されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1において、隣り合う第1の横部材と第2の横部材の継手部はスペーサを介して上下に当接するとともに、それぞれスペーサに対して所定の角度をなして当接されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、上記スペーサは上記継手部の一方に水平方向に回動不可能に取りつけられ、他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で上記スペーサに取りつけられているとともに、上記継手部の中心には上記支軸が設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5において、上記スペーサは多角形で、上記上下の継手部の一方に形成された凹部に嵌合することにより、回動不可能に取りつけられているとともに、上記スペーサに形成された係合部と上記他方の継手部に設けられた係合部とを係合することにより、上記他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で取りつけられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1において、隣り合う第1の横部材と第2の横部材の端部に形成した一方の継手部の上面と他方の継手部の下面とにそれぞれ凹凸部を形成し、上記2つの継手部を上記凹凸部を噛み合わせた状態で当接したことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7において、上記凹凸部は、上記継手部の連結中心から放射状に形成された溝によって構成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、複数の単位胴縁を連結して全体が湾曲する胴縁が上下に配置され、上記上下の胴縁に複数の縦格子が取り付けられた状態で支柱に固定されているので、胴縁や縦格子を湾曲加工しなくても、全て直状の部材によって湾曲した出隅部に対応して外観上湾曲したフェンスを設置することができる。また、縦格子は全て胴縁に対して面接触しているので、全体として高い強度を確保することができる。さらに、構成部材のコストを低く抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、上記単位胴縁は、1つの長横部材とその両側の短横部材とによって構成し、隣り合う単位胴縁の連結部には支柱を配置固定し、隣り合う支柱間にはほぼ等間隔に縦格子を配置したので、単位胴縁の所定の位置に縦格子を配置固定することで、自動的に全体として縦格子が等間隔に配置される。
請求項3に係る発明によれば、上記支柱の断面は上記縦格子と同形同大で、上記上下の胴縁に上記縦格子と同じ取付面に配置固定されているから、全体的に違和感がなく、自然な外観が得られる。
請求項4に係る発明によれば、隣り合う横部材の継手部はスペーサを介して上下に当接するとともに、それぞれスペーサに対して所定の角度をなして当接されているから、横部材を連結してなる胴縁は、湾曲状に形成されるとともに、湾曲状態が固定されるから、フェンスとしての強度も確保される。
請求項5に係る発明によれば、上記スペーサは上記継手部の一方に水平方向に回動不可能に取りつけられ、他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で上記スペーサに取りつけられているとともに、上記継手部の中心にはボルトが貫通しているので、ボルトの締結により2つの継手部材は所定の角度で強固に固定される。
請求項6に係る発明によれば、上記スペーサは多角形で、上記上下の継手部の一方に形成された凹部に嵌合することにより、回動不可能に取りつけられているとともに、上記スペーサに形成された係合部と上記他方の継手部に設けられた係合部とを係合することにより、上記他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で取りつけられているので、2つの継手部材を所定の角度なすように保持された状態で連結することができる。
請求項7に係る発明によれば、隣り合う横部材の端部に形成した一方の継手部の上面と他方の継手部の下面とにそれぞれ凹凸部を形成し、上記2つの継手部を上記凹凸部を噛み合わせた状態で当接する構成であるから、凹凸部の組み合わせで2つの継手部材を所定の角度で固定した状態で連結することができる。
請求項8に係る発明によれば、上記凹凸部は、上記継手部の連結中心から放射状に形成された溝によって構成されることにより、溝の噛合いによって2つの継手部材の角度は強固に保持される。
図1は本発明に係るフェンスの正面図、図2はその平面図であり、図3は図2のX−X線上の断面図である。このフェンスは、敷地の出隅をなすコーナー部に設置したもので、複数の短尺の横部材1a、1bを後述の継手部材の継手部2を介して連結することにより全体が湾曲する胴縁3を形成し、この胴縁3を上下に配置して複数の縦格子4を取り付け、支柱5に固定したものである。
上記上下の胴縁3は詳しくは単位胴縁6を連結してなる連結胴縁で、さらに単位胴縁6は、それぞれアルミニウムの押出型材からなる1つの第1の横部材1aとその両側の第2の横部材1bとを後述の継手部2を介して連結した構成となっている。上記第1の横部材1aの長さは第2の横部材1bよりも長く形成されているが、ともに断面が同形の略コ字形で、開口部は塞ぎ材7(図6参照)によって塞がれている。
上記複数の単位胴縁6が連結されることによって胴縁3が構成されるが、隣り合う単位胴縁6は連結ブラケット8を介して連結され、連結ブラケット8には支柱5が配置固定されている。すなわち、図4〜図6に示されるように、連結ブラケット8は断面がT字形で、その中央部10は隣り合う単位胴縁6の端面間に挟まれ、両側張出し部11は隣り合う単位胴縁6の端部にビス止め固定されている。なお、上記中央部10の高さは胴縁3の見込み寸法と同寸で、中央部の端面は隣り合う単位胴縁6の外側面と面一になっている。
次に、上記構成の胴縁3は上下に平行に配置され、これら上下の胴縁3の外側の面(取付面)に縦格子4の背面が当接してビス止め固定されている。また、上記中央部10の外側端面を支柱5の背面に当接し、中央部10の内側から挿通したボルト12を上記敷地に円弧状に配置された支柱5にねじ込むことによって支柱5に固定されている。
ところで、上記支柱5と縦格子4の断面形状は同大の長方形状で、上記上下の胴縁3に縦格子4と同じ取付面(連結ブラケット8の中央部の端面)に配置固定されている。したがって、外観的には支柱5は縦格子4の一部となっている。
また、隣り合う支柱5間にはほぼ等間隔に縦格子4が配置されている。この場合、単位胴縁6の両端には支柱5が配置されるので、この両側の支柱5間の第1の横部材1aと第2の横部材1bとに縦格子4をほぼ等間隔になるように、第1の横部材1aには2本、第2の横部材1bには1本の縦格子4が配置されている。
なお、フェンスが湾曲部から真直部に連続するときは、単位胴縁6の第2の横部材1bを上記連結ブラケット8を介して真直部の胴縁3に連結すればよい。
上述のように、複数の単位胴縁6を連結して全体が湾曲する胴縁3が上下に配置され、上記上下の胴縁3に複数の縦格子4が取り付けられた状態で支柱5に固定されているので、胴縁3や縦格子4を湾曲加工しなくても、全て直状の部材によって湾曲した出隅部に対応して外観上湾曲したフェンスを設置することができる。また、縦格子4は全て胴縁3に対して面接触しているので、全体として高い強度を確保することができる。さらに、構成部材のコストを低く抑えることができる。
また、上記単位胴縁6は、1つの第1の横部材1aとその両側の第2の横部材1bとによって構成し、隣り合う単位胴縁6の連結部には支柱5を配置固定し、隣り合う支柱5間にはほぼ等間隔に縦格子4を配置したので、単位胴縁6の所定の位置に縦格子4を配置固定することで、自動的に全体として縦格子4が等間隔に配置される。
さらに、上記支柱5の断面は上記縦格子4と同形同大で、上記上下の胴縁3に上記縦格子4と同じ取付面に配置固定されているから、全体的に違和感がなく、自然な外観が得られる。
次に、上述のように単位胴縁6は1つの第1の横部材1aとその両側の第2の横部材1bとを継手部2を介して連結することによって構成されているが、第1の横部材1aと第2の横部材1bとは上記継手部2によって所定の角度をなして連結されている。
図7〜図10に示されるように、継手部2は2つの継手部材14、15によって構成されている。すなわち、一方の継手部材14は横部材(第1の横部材1a又は第2の横部材1b)の端部に嵌合する嵌入部16と、上部継手部2aとを一体に形成したもので、嵌入部16は横部材1a又は1bの断面形状に即した形状に形成され、凹部17(図6参照)は塞ぎ材7を受ける部分である。上部継手部2aは上記嵌入部16の上部の一側に連続形成された断面が半円状の部分で、中央にボルト穴18が貫通形成されている。また、上部継手部2aの下面には、ボルト穴18の中心を通る嵌入部16の中心線上に突起部(係合部)20が形成されている。
これに対し、他方の継手部材15は横部材1a又は1bの端部に嵌合する嵌入部16と、下部継手部2bとを一体に形成したもので、嵌入部16は横部材1a又は1bの断面形状に即した形状に形成され、凹部17は塞ぎ材7を受ける部分である。下部継手部2bは上記嵌入部16の下部の一側に連続形成された断面が半円状の部分で、下部継手部2bの上面には8角形の凹部21が形成されている。凹部21は4個の等長の長辺部と4個の等長の短辺部とからなり、中央に雌ねじ24が形成されている。なお、4個の長辺部を延長すると正方形が形成されるようになっている。
上記上部継手部2aと下部継手部2bとは、上部継手部2aの下面と下部継手部2bの上面とを金属製のスペーサ25を介して上下に当接する。図11に示されるように、スペーサ25は、上記凹部21の外形に対応して4個の等長の長辺部22と4個の等長の短辺部23とからなる8角形の板状体で、下部継手部2bの凹部21と嵌合する形状に形成されている。スペーサ25の中央にはボルト挿通穴26が形成されているとともに、各長辺部22には4個の係合溝(係合部)27、28、29、30が形成されている。なお、各係合溝27、28、29、30の中心線と長辺部22の中心を結ぶ直線a、bはボルト挿通穴18、26の中心を通るが、各係合溝27、28、29、30の中心線は各長辺部22の中心を結ぶ直線a、bに対して少しずつ異なる角度をなしている。たとえば、上記係合溝27の中心線pと長辺部22の中心を結ぶ直線aとがなす角度αは11.25°に設定されている。
上部継手部2aと下部継手部2bとをスペーサ25を介して上下に当接する場合、まずスペーサ25を継手部材15の下部継手部2bの上面に形成された凹部21に嵌め込む。これによりスペーサ25は水平方向に回動することはできなくなる。次に、継手部材14の上部継手部2aの下面に形成された突起部20を上記スペーサ25の係合溝27に係合させる。突起部20は偏心位置にあるから、これによっても上部継手部2aは水平方向に回動することはできなくなる。つまり、上部継手部2aと下部継手部2bとは、上記ボルト穴18を貫通したボルト(支軸)31を雌ねじ24にねじ込むことによって連結されるが、上部継手部2aと下部継手部2bは、それぞれスペーサ25に対して所定の角度をなして当接されているから、上記各継手部2a、2bの嵌入部16に嵌合してビス止め固定された第1の横部材1aと第2の横部材1bとは所定の角度をなして連結され、複数の単位胴縁6の連結により図2に示されるように一定の曲率の円弧をなすように湾曲することになる。
なお、上記係合溝27の中心線pが相対する長辺部22の中心を結ぶ直線(嵌入部の中心線でもある)aに対してなす角度αが11.25°とすると、上記突起部20が係合溝27に係合したとき、2つの継手部材14、15の嵌入部16の中心線が11.25°の角度をなす。このように、隣り合う横部材1a、1bの上部継手部2aと下部継手部2bはスペーサ25を介して上下に当接するとともに、それぞれスペーサ25に対して所定の角度をなして当接されるから、第1の横部材1aと第2の横部材1bとは互いに11.25°の角度をなして連結される。したがって、図2において単位胴縁6を円弧上に配置すると、両端の第2の横部材1bの端面と円弧の中心とを結ぶ直線qは円弧の接線に相当する第2の横部材1bと直角をなすから、上記2つの直線qの内側の角度βは11.25°の2倍の22.5°となる。よって、4個の単位胴縁6を連結すると、円弧の中心と連結胴縁3の両端面とを直線で結んだ直線の内側の角度は22.5°の4倍の90°ということになる。
スペーサ25を下部継手部2bの凹部21に嵌合するときに、別の係合溝28〜30のいずれかに上部継手部2aの突起部20が係合するように設定すると、異なる曲率の円弧をなすように湾曲する。したがって、1枚のスペーサ25で4種類の円弧をなすように湾曲させることができる。途中で係合溝27の位置を変えればさらに複雑に湾曲させることもできる。
上述のように、隣り合う横部材1a、1bの継手部2a、2bはスペーサ25を介して上下に当接するとともに、それぞれスペーサ25に対して所定の角度をなして当接されているから、横部材1a、1bを連結してなる胴縁3は、湾曲状に形成されるとともに、湾曲状態が固定されるから、フェンスとしての強度も確保される。
また、上記スペーサ25は上記継手部2bに水平方向に回動不可能に取りつけられ、他方の継手部2aは上記一方の継手部2bに対して所定の角度をなした状態で上記スペーサ25に取りつけられているとともに、上記継手部の中心にはボルト31が貫通しているので、ボルト31の締結により2つの継手部材14、15は所定の角度で強固に固定される。
さらに、上記スペーサ25は多角形で、上記上下の継手部の一方に形成された凹部21に嵌合することにより、回動不可能に取りつけられているとともに、上記スペーサ25に形成された係合部と上記他方の継手部に設けられた係合部とを係合することにより、上記他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で取りつけられているので、2つの継手部材14を所定の角度なすように保持された状態で連結することができる。
なお、上記スペーサ25の表裏(上下)を逆にして取りつけると、図12に示されるように、入隅部に対応した湾曲形状を得ることができる。
また、上述の例では単位胴縁6同士は真直状に連結しているが、単位胴縁6同士も所定の角度で連結する構成であってもよい。
次に、本発明は、2つの継手部材14をスペーサ25を介して連結する構成に限定されない。たとえば、図13に示されるように、隣り合う横部材1a、1bの端部に形成した一方の継手部2bの上面と他方の継手部2aの下面とにそれぞれ凹凸部32を形成し、上記2つの継手部2a、2bを上記凹凸部32を噛み合わせた状態で当接することにより、2つの継手部材14、15を所定の角度で連結する態様も含む。なお、上記凹凸部32は、上記継手部の連結中心(支軸の中心)から放射状に形成された溝によって構成するのが好ましいが、勝手に回動できないように係合可能な手段であればよく、溝に限定されない。
この場合、上記支軸を上部の継手部2aから挿通するボルトによって構成し、下部の継手部2bに設けられたボルトを受けるネジ部33の長さは、上記下部の継手部2bの当接面に設けられた凹凸部32の高さの2倍以上であることが好ましい。これによれば、部品をばらさずにボルトを緩めるだけで角度調整ができる。
上述のように、隣り合う横部材1a、1bの端部に形成した一方の継手部2bの上面と他方の継手部2aの下面とにそれぞれ凹凸部32を形成し、上記2つの継手部2a、2bを上記凹凸部32を噛み合わせた状態で当接する構成であるから、凹凸部32の組み合わせで2つの継手部材14、15を所定の角度で固定した状態で連結することができる。
また、上記凹凸部32は、上記継手部2a、2bの連結中心から放射状に形成された溝によって構成されることにより、溝の噛合いによって2つの継手部材14、15の角度は強固に保持される。
本発明に係るフェンスの正面図 上記フェンスの平面図 図2のX−X線上の断面図 図2の一部の拡大図 上記フェンスの一部の拡大正面図 図5のY−Y線上の断面図 継手部の斜視図 一方の継手部材の斜視図 上記継手部の分解斜視図 上記継手部の拡大平面図 上記継手部における位置関係説明図 入隅部におけるフェンスの平面図 他の継手部の分解斜視図
符号の説明
1a 第1の横部材
1b 第2の横部材
3 胴縁
6 単位胴縁

Claims (8)

  1. 複数の短尺の横部材の端部に形成した継手部を介して所定の角度で連結することにより単位胴縁を構成するとともに、複数の単位胴縁を連結して全体が湾曲する胴縁を上下に配置し、上記上下の胴縁に複数の縦格子を取り付け、支柱に固定したことを特徴とするフェンス。
  2. 上記単位胴縁は、1つの長さの長い第1の横部材とその両側の長さの短い第2の横部材とによって構成し、隣り合う単位胴縁の連結部には支柱を配置固定し、隣り合う支柱間にはほぼ等間隔に縦格子を配置したことを特徴とする、請求項1に記載のフェンス。
  3. 上記支柱の断面は上記縦格子と同形同大で、上記上下の胴縁に上記縦格子と同じ取付面に配置固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフェンス。
  4. 隣り合う第1の横部材と第2の横部材の継手部はスペーサを介して上下に当接するとともに、それぞれスペーサに対して所定の角度をなして当接されていることを特徴とする、請求項1に記載のフェンス。
  5. 上記スペーサは上記継手部の一方に水平方向に回動不可能に取りつけられ、他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で上記スペーサに取りつけられているとともに、上記継手部の中心には上記支軸が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のフェンス。
  6. 上記スペーサは多角形で、上記上下の継手部の一方に形成された凹部に嵌合することにより、回動不可能に取りつけられているとともに、上記スペーサに形成された係合部と上記他方の継手部に設けられた係合部とを係合することにより、上記他方の継手部は上記一方の継手部に対して所定の角度をなした状態で取りつけられていることを特徴とする、請求項5に記載のフェンス。
  7. 隣り合う第1の横部材と第2の横部材の端部に形成した一方の継手部の上面と他方の継手部の下面とにそれぞれ凹凸部を形成し、上記2つの継手部を上記凹凸部を噛み合わせた状態で当接したことを特徴とする、請求項1に記載のフェンス。
  8. 上記凹凸部は、上記継手部の連結中心から放射状に形成された溝によって構成されたことを特徴とする、請求項7に記載のフェンス。
JP2007020218A 2007-01-30 2007-01-30 フェンス Active JP4954736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007020218A JP4954736B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 フェンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007020218A JP4954736B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 フェンス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008184840A true JP2008184840A (ja) 2008-08-14
JP4954736B2 JP4954736B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39728071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007020218A Active JP4954736B2 (ja) 2007-01-30 2007-01-30 フェンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4954736B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5830829B1 (ja) * 2015-07-24 2015-12-09 有限会社ヤマトギ フェンス構築治具
JP2017008485A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 株式会社Lixil 横桟の連結構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948937A (ja) * 1972-09-14 1974-05-11
JPS52144117A (en) * 1976-05-25 1977-12-01 Matsushita Electric Works Ltd Joint
JPS5358831A (en) * 1976-11-09 1978-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus
JPH0311425U (ja) * 1989-06-20 1991-02-05
JPH0313600U (ja) * 1989-06-26 1991-02-12

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948937A (ja) * 1972-09-14 1974-05-11
JPS52144117A (en) * 1976-05-25 1977-12-01 Matsushita Electric Works Ltd Joint
JPS5358831A (en) * 1976-11-09 1978-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating apparatus
JPH0311425U (ja) * 1989-06-20 1991-02-05
JPH0313600U (ja) * 1989-06-26 1991-02-12

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017008485A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 株式会社Lixil 横桟の連結構造
JP5830829B1 (ja) * 2015-07-24 2015-12-09 有限会社ヤマトギ フェンス構築治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4954736B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2816124C (en) Railing system
EP2105573B1 (en) A sliding door arrangement
KR200397256Y1 (ko) 곡면거푸집
US11124986B1 (en) Columbarium system
JP4020772B2 (ja) 壁構造体
JP4954736B2 (ja) フェンス
KR20160026047A (ko) 관입형 텐서그리티 구조물
JP2014009573A (ja) 枠材の支持構造及びその施工方法
JP5704961B2 (ja) フェンス
JP3630094B2 (ja) ガラスパネルシステム
JP3625702B2 (ja) 壁体パネル支持構造
JP6867810B2 (ja) 構造体
JP4943934B2 (ja) 目隠しパネルの固定構造
JP7098499B2 (ja) 多段フェンス、多段フェンスの製造方法
JP2021110159A (ja) フェンス
JP6857037B2 (ja) 構造体
JP6906394B2 (ja) ドア及びカーテンウォールユニット
JP2006207340A (ja) パネル組み立て式パーティション
JP2009052254A (ja) 間仕切パネル
JP2021080756A (ja) カーテンウォールの取付構造
JP2016176249A (ja) 仕切り装置
JP7449893B2 (ja) 格子フェンス
JP3514232B2 (ja) 間仕切パネルシステム
JP4484530B2 (ja) 間仕切りパネル装置
JP6624447B2 (ja) 戸袋ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090327

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4954736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350