JP2008184423A - 毛髪うねり改善剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】加齢に伴う毛髪のうねりを改善することができる毛髪うねり改善剤の提供。
【解決手段】低級アルコール(例えば、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、n-ブタノール等の脂肪族アルコール;2-フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、2-フェニルエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール;トリエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類)及び水を含有し、粘度が1〜90,000mPa・sであり、頭皮に塗布した後、洗い流さず放置して使用するための毛髪うねり改善剤。さらに、育毛・養毛成分を含有する毛髪うねり改善剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪うねり改善剤に関する。
加齢に伴う毛髪の老化現象として、毛髪径の低下や生毛密度の低下によって薄毛が進行したり、白髪が増加したりすることが広く知られている。しかし本発明者らは、加齢に伴う毛髪の老化現象を詳しく調べた結果、加齢に伴って、上記の薄毛の進行、白髪の増加以外に、うねった形状の毛髪(うねり毛)の割合が増加することを見出した。更に、このようなうねり毛においては、直毛と比較して、毛髪内部の細胞構造に差異が生じていることを見出した。このようなうねり毛が増加すると、髪のまとまりが悪化すると同時に、髪の艶が低下し、加齢者の髪悩みにつながっていると考えられる。
従来、加齢者が訴える、毛髪径の低下や生毛密度の低下といった髪悩みの対策として、毛髪のハリ・コシを補強する処理(例えば特許文献1)やボリューム感を与える処理(例えば特許文献2)等が提案されているが、これらの効果は十分満足できるものではなかった。また、うねり毛にストレートパーマ処理することにより直毛化することも。従来広く行われているが、毛髪そのものに対するダメージが避けがたく、十分満足できるものではなかった。
特開平6-305942号公報 特開2000-38323号公報
従って、本発明の目的は、加齢に伴う毛髪のうねりを改善することができる毛髪うねり改善剤を提供することにある。以下、本明細書において、単に毛髪うねりという場合は、加齢の進行に伴って増加するうねりを意味する。
本発明者らは、低級アルコール及び水を含有する一定粘度の組成物を頭皮に塗布し、洗い流さず放置することにより、毛髪うねりを改善できることを見出した。
本発明は、低級アルコール及び水を含有し、粘度が1〜90,000mPa・sであり、頭皮に塗布した後、洗い流さず放置して使用するための毛髪うねり改善剤を提供するものである。
本発明の毛髪うねり改善剤は、適切な方法で使用することにより、加齢に伴って増加するうねり毛を減少させ、毛髪うねりを改善することができる。
<低級アルコール>
本発明の毛髪うねり改善剤が含有する低級アルコールとしては、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、n-ブタノール等の脂肪族アルコール;2-フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、2-フェニルエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール;トリエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類等が挙げられる。
これら低級アルコールは、単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができ、またその含有量は、有機成分の可溶化の点から、本発明の毛髪うねり改善剤中の0.05〜80質量%、更には1〜70質量%、特に5〜65質量%が好ましい。
<水>
本発明の毛髪うねり改善剤中の水の含有量は、有機成分の可溶化の点から、20〜99質量%、更には35〜80質量%、特に40〜70質量%が好ましい。
また、本発明の毛髪うねり改善剤の粘度は、適切な量の毛髪うねり改善剤が頭皮上に留まることで十分な効果を期待でき、かつ頭髪上に均一に塗布しやすくする観点から、ブルックフィールド型粘度計による測定値で1〜90,000mPa・s、更には2〜50,000mPa・s、特に3〜10,000mPa・sの範囲内であることが望ましい。
毛髪うねり改善剤の粘度を所望の範囲にするためには、界面活性剤又は高分子増粘剤を用いることができる。
<界面活性剤>
本発明の毛髪うねり改善剤は、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤等の界面活性剤を用いて所望の粘度とすることができる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。これらのうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが特に好ましい。ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、下記一般式で表されるものが好ましい。
Figure 2008184423
〔式中、R1は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、nは1〜25の数を示す。〕
両性界面活性剤としては、イミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系等が挙げられる。特に、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン等のベタイン系界面活性剤がより好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
カチオン界面活性剤としては、炭素数16以上のモノ又はジ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルベンザルコニウム等が挙げられ、特に塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホン脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等が挙げられる。これらのアニオン界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。
これらの界面活性剤は、単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができ、全含有量は、良好な感触の観点から、本発明の毛髪うねり改善剤中の0.01〜20質量%が好ましく、更には0.05〜15質量%、特に0.1〜10質量%が好ましい。
<高分子増粘剤>
本発明の毛髪うねり改善剤は、合成高分子又は天然高分子を用いて所望の粘性とすることも好ましい。この際用いることができる天然高分子及び合成高分子としては、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(例えば、Nalco社;マーコート100、マーコート550)、ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(例えば、ISP社;コポリマー845、コポリマー937、コポリマー958)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(例えば、Noveon社;ペムレンTR-1、TR-2)、塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー社;ポリマーJR-125、JR-30M、JR-400、ライオン社;レオガードG)、塩化o-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム(例えば、大日本住友製薬社;ラボールガムCG-M、ラボールガムCG-6L、ラボールガムCG-M7、ラボールガムCG-M8M、ローディア社;ジャガーC-13S、ジャガーC-14S、ジャガーC-17、ジャガーC-210、ジャガーC-162、HI-CARE1000)、カチオン化デキストラン、メチルセルロース(例えば、信越化学社;メトローズSM)、エチルセルロース(例えば、Gattefosse社;ブリリアンス515)、ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー社;セロサイズQP4400H、QP52000H、ダイセル化学工業社;SE-600、SE-850)、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、日本曹達社;日曹HPC-H、HPC-M)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例えば、信越化学社;メトローズ60SHシリーズ、メトローズ65SHシリーズ、メトローズ90SHシリーズ)、プルラン(例えば、林原社;プルランPF-20、プルランPI-20)、プルラン脂肪酸エステル、キサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社;エコーガム)、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社;ラボールガムEX)等が挙げられる。
これら天然高分子及び合成高分子は、単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができ、またその含有量は、本発明の毛髪うねり改善剤中の0.01〜20質量%、更には0.02〜10質量%、特に0.05〜5質量%が好ましい。
<育毛・養毛成分>
本発明の毛髪うねり改善剤は、更に育毛・養毛成分を含有することが好ましい。育毛・養毛成分を加えることにより、毛髪うねり改善効果を向上することができる。このような育毛・養毛成分としては、頭皮の血行を促進して毛髪の成長を促す血行促進剤や、毛包を活性化して毛髪の成長を促す毛包賦活剤に加え、抗男性ホルモン剤、カリウムイオンチャンネルオープナー等が挙げられる。
血行促進剤としては、二酸化炭素、アセチルコリン、塩化カルプロニウム、スピロノラクトン、ビタミンB6塩酸塩、γ-オリザノール、サークレチン、クロマカリム、セファランチン、ニコランジル、ビタミンE類(DL-α-トコフェロール、D-α-トコフェロール、酢酸DL-α-トコフェロール、酢酸D-α-トコフェロール等)、ニコチン酸類(ニコチン酸、DL-α-トコフェロールニコチン酸エステル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、ピナシジル、ミノキシジル、フタリド類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、ニンジンエキス、センブリエキス、ヨウ化ニンニクエキス、イチョウエキス、キナエキス、ショウブ根エキス、ソフォラ抽出液、トウヒエキス、当薬エキス、トウガラシチンキ、ユズ抽出液、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ等が挙げられる。これらのうち、ビタミンE類、ニコチン酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、センブリエキス、トウガラシチンキが好ましい。
毛包賦活剤としては、フラバノノール類(トランス-3,4'-ジメチルフラバノノール等)、パントテン酸類(パントテン酸、パントテン酸エステル、パンテノール、パントテニルエチルエーテル等)、N-アシルアミノ酸、ペンタデカン酸グリセリド、6-ベンジルアミノプリン、プロシアニジン、アデノシン類(アデノシン、アデノシン5'-リン酸、アデノシン5'-リン酸の塩等)、アスパラギン酸カリウム、感光素301、ビオチン、モノニトログアヤコールナトリウム、N-アセチル-L-メチオニン、タマサキツヅラフジエキス、ニンジンエキス(チクセツニンジンエキス、オタネニンジンエキス等)、ブドウエキス、リンゴエキス、酵母エキス、ニンニク成分、真珠蛋白抽出液、プラセンタエキス、タイソウエキス、ローヤルゼリー等が挙げられる。これらのうち、フラバノノール類、パントテン酸類、N-アシルアミノ酸、ペンタデカン酸グリセリド、6-ベンジルアミノプリン、プロシアニジン、ビオチン、モノニトログアヤコールナトリウム、タマサキツヅラフジエキス、プラセンタエキス、ローヤルゼリーが好ましく、更にはフラバノノール類、パントテン酸類、N-アシルアミノ酸、ペンタデカン酸グリセリド、6-ベンジルアミノプリン、プロシアニジンが好ましく、特にフラバノノール類が好ましい。
抗男性ホルモン剤としては、サイプロテロンアセテート、11α-ハイドロキシプロゲステロン、フルタマイド、3-デオキシアデノシン、酢酸クロルマジノン、エチニルエストラジオール、スピロノラクトン、エピテステロン、フィナステライド、アロエ、サンショウ、チョウジエキス、クアチャララーテエキス、オタネニンジン等が挙げられる。
カリウムイオンチャンネルオープナーとしては、ミノキシジル、クロマカリム、ジアゾキシド及びその誘導体、ピナシジル等が挙げられる。
毛髪うねり改善剤に配合される育毛・養毛成分の含有量は、十分な育毛効果と刺激抑制の観点から、全組成中の0.001〜10質量% 、特に0.01〜5質量%が好ましい。
<薬効成分>
本発明の毛髪うねり改善剤は、上記の育毛・養毛成分以外にも、種々の薬効成分を含むことができる。種々の薬効成分としては、抗菌剤、抗炎症剤、保湿剤、角質溶解剤、抗脂漏剤、局所刺激剤、抗酸化剤、ビタミン類等が挙げられる。
抗菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、オクトピロックス、感光色素101、感光色素201、クロルヘキシジン、サリチル酸、ジンクピリチオン、ソルビン酸カリウム、ヒノキチオール、フェノール等が挙げられる。このうち、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、ピロクトンオーラミン、ジンクピリチオン、ヒノキチオールが好ましい。
抗炎症剤としては、甘草エキス、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、脂溶性グリチルレチン酸類、アズレン、グアイアズレン、ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン剤、酢酸ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、オウゴンエキス、カミツレエキス、クマザサエキス、シラカバエキス、ゼニアオイエキス、桃葉エキス、セイヨウノコギリソウエキス、キキョウエキス、ビワ葉エキス、ボダイジュエキス等が挙げられる。このうち、甘草エキス、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、アズレン、グアイアズレン、オウゴンエキス、カミツレエキス、クマザサエキス、シラカバエキス、ゼニアオイエキス、桃葉エキス、セイヨウノコギリソウエキスが好ましい。
保湿剤としては、オトギリソウエキス、オーツ麦エキス、桔梗エキス、可溶性コラーゲン、グリセリン、コンドロイチン硫酸、チューベロースポリサッカライド、プロピレングリコール、冬虫夏草エキス、延命草エキス、ユーカリエキス、オオムギエキス、オレンジエキス、ブドウエキス、海藻エキス、ボタンピエキス、ジオウエキス、デュークエキス、マイカイ花エキス、ボタンピエキス、ヨクイニンエキス等が挙げられる。このうち、オトギリソウエキス、オーツ麦エキス、グリセリン、チューベロースポリサッカライド、冬虫夏草エキス、延命草エキス、オオムギエキス、ブドウエキス、プロピレングリコール、桔梗エキス、ヨクイニンエキスが好ましい。
角質溶解剤としてはアスピリン等が挙げられる。
抗脂漏剤としては、イオウ、レシチン、カシュウエキス、チオキソロン等が挙げられる。
局所刺激剤としては、カンファー、ノニル酸ワニリルアミド、オランダガラシ、サンショウエキス、ハッカ油、l-メントール、ワサビ大根エキス等が挙げられる。このうち、カンファー、l-メントールが好ましい。
抗酸化剤としては、紅茶エキス、茶エキス、エイジツエキス、黄杞エキス、ビタミンC及びその誘導体、エリソルビン酸、没食子酸プロピル、ジブチルヒドロキシトルエン等が挙げられる。
これら薬効成分は、全組成中に合計で0.001〜20質量%配合するのが好ましく、0.01〜8質量%配合するのがより好ましい。
<コンディショニング成分>
本発明の毛髪うねり改善剤は、毛髪への適用に好適なコンディショニング成分を含むことができる。コンディショニング成分は、通常は、毛髪うねり改善剤に溶解又は分散可能なポリマー又はオイル類である。コンディショニング成分を用いる場合、その含有量は、全組成中の0.01〜30質量%、好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは0.1〜10質量%である。
毛髪うねり改善剤に配合される好適なコンディショニング成分としては、カチオン性ポリマー、シリコーン類、有機コンディショニングオイル等、及びこれらの組み合わせが挙げられる。更には、これら以外に水性界面活性剤中に分散液体粒子を形成するコンディショニング剤が挙げられる。
カチオン性ポリマーとは、カチオン基又はカチオン基にイオン化され得る基を有するポリマーをいい、全体としてカチオン性となる両性ポリマーも含まれ、更には、前述の増粘剤として用いられるカチオン性ポリマーも含む。すなわち、カチオン性ポリマーとしては、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶液のもの、例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。これらのうち、特に使用時の柔らかさ、滑らかさ及び指の通り易さ、乾燥時のまとまり易さ及び保湿性という効果及び毛髪うねり改善剤の安定性の点から、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含むポリマー、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、カチオン化セルロース誘導体が好ましく、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、カチオン化セルロース誘導体がより好ましい。
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体の具体例としては、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体(ポリクオタニウム-6、例えばマーコート100;Nalco社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-22、例えばマーコート280、同295;Nalco社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸アミド共重合体(ポリクオタニウム-7、例えばマーコート550;Nalco社)等が挙げられる。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体の具体例としては、ビニルピロリドン(VP)とメタクリル酸ジメチルアミノエチルの共重合体と硫酸ジエチルから得られる4級アンモニウム塩(ポリクオタニウム-11、例えばガフコート734、同755、同755N(以上、アイエスピー・ジャパン社))等が挙げられる。
カチオン化セルロース誘導体の具体例としては、ヒドロキシエチルセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られる4級アンモニウム塩の重合体(ポリクオタニウム-10、例えばレオガードG、同GP(以上、ライオン社)、ポリマーJR-125、同JR-400、同JR-30M、同LR-400、同LR-30M(以上、Amerchol社))、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体(ポリクオタニウム-4、例えばセルコートH-100、同L-200(以上、ナショナルスターチアンドケミカル社))等が挙げられる。
・シリコーン類
シリコーン類としては、例えば以下に示すものが挙げられる。
(1) ジメチルポリシロキサン
2(CH3)2SiO−[(CH3)2SiO]m−Si(CH3)22
〔式中、R1はメチル基又はヒドロキシ基を示し、mは1〜20,000の数を示す。〕
ジメチルポリシロキサンの分散粒子の平均粒径は100μm未満が好ましく、更には50μm以下、特に4μm以下、とりわけ2μm以下であることが好ましい。また、平均粒径は、0.1μm以上であることが、使用感やコンディショニング効果の点で好ましい。
このようなジメチルポリシロキサンとしては、例えば、一般式(10)のmが300〜6,500のジメチルポリシロキサン油を60質量%含み、平均粒径が0.8μmである東レ・ダウコーニング社の「シリコーンCF2450」又はmが300〜6,500のジメチルポリシロキサン油を50質量%含み、平均粒径が50μmである東レ・ダウコーニング社の「シリコーンCF2460」として市販されているものを使用することができる。
(2) アミノ変性シリコーン
各種のアミノ変性シリコーンが使用できるが、特に平均分子量が約3,000〜100,000の、アモジメチコーン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米国,Cosmetic Ingredient Dictionary)第3版中に記載されているものが好ましい。市販品としては、SM 8704C(東レ・ダウコーニング社)、DC 929(ダウ・コーニング社)、KT 1989(GE東芝シリコーン社)、8500 Conditioning Agent、DOW CORNING TORAY SS-3588、DOW CORNING TORAY SILSTYLE 104(東レ・ダウコーニング社)等が挙げられる。
(3) その他のシリコーン類
上記以外に、ポリエーテル変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
・有機コンディショニングオイル
有機コンディショニングオイルとしては、例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、脂肪酸エステルが挙げられる。
炭化水素油としては、炭素数10以上の炭化水素油、例えば環状炭化水素や直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)や分枝鎖肪族炭化水素(飽和又は不飽和)が挙げられ、これらのポリマーや混合物も含まれる。直鎖炭化水素油は、好ましくは炭素数12〜19である。分枝鎖炭化水素油は、炭化水素ポリマーを含み、通常炭素数19を超える。
ポリオレフィンとしては、液状ポリオレフィン、更には液状ポリ-α-オレフィン、特に水素化液状ポリ-α-オレフィンが好ましい。ここで用いられるポリオレフィンは、C4〜C14、好ましくはC6〜C12のオレフィンモノマーを重合して調製する。
脂肪族エステルとしては、例えば、脂肪酸とアルコールから誘導される炭化水素鎖を有するエステル(例えば、モノエステル、多価アルコールエステル、ジ−及びトリカルボン酸エステル)が挙げられる。これら脂肪族エステルの炭化水素基は、更にアミド基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基等の他の相溶性官能部を有していてもよく、またそれらに共有結合していてもよい。好ましい脂肪族エステルの具体例としては、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等が挙げられる。
<極性溶剤>
本発明の毛髪うねり改善剤には、上記コンディショニング成分以外に、有効成分を可溶化して頭皮への浸透を促進すると共に、感触と安定性を向上する極性油剤を加えることができる。極性油剤としては、高級アルコール、及び脂肪酸グリセリドが挙げられる。高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール等が挙げられる。脂肪酸グリセリドとしては、炭素数8〜18の脂肪酸のモノグリセリド、ジグリセリド及びトリグリセリドが挙げられる。これらのうち、有効成分の結晶化を防ぎ、頭皮の脂質からなる油膜を溶解し、皮膚浸透を促進する観点から、20℃において液体で、かつ100mPa・s以下、特に50mPa・s以下であるものが好ましい。
極性油剤の含有量は、有効成分の浸透促進及び感触向上の観点から、全組成中の0.01〜5質量%、特に0.1〜2質量%が好ましい。
<酸化防止剤>
本発明の毛髪うねり改善剤には、更に酸化防止剤を含有させることができる。酸化防止剤としては、ビタミンC及びその誘導体、エリソルビン酸、没食子酸プロピル、BHT(ジ-n-ブチルヒドロキシトルエン)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)等が挙げられる。これらは、毛髪うねり改善剤の保存安定性向上に効果的で、特に、高温(例えば50℃)での保存安定性向上に効果がある。酸化防止剤の含有量は、全組成中の0.01〜0.5重量%、特に0.05〜0.3重量%が好ましい。
<その他任意成分・剤型>
本発明の毛髪うねり改善剤には、上記成分以外に、通常の化粧品分野で用いられる成分を、目的に応じて加えることができる。このような任意成分としては、無機アルカリ、油脂、アミノ酸誘導体、タンパク質誘導体、キレート剤、防腐剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、前述の植物抽出物以外の植物抽出物、香料等が挙げられる。
本発明の毛髪うねり改善剤は、頭皮に効果的に塗布される剤型が好ましく、通常は、液剤を主体とし、ローションやヘアトニックが代表的なものであり、噴射剤と共にエアゾール剤としても使用できる。また、クリーム、ジェル、ワックス、洗い流さないタイプのヘアトリートメント、ヘアフォーム剤、ヘアスプレー剤等の剤型で使用することもできる。
<使用方法>
本発明の毛髪うねり改善剤は、頭皮に浸透し毛根の完成層(安田利顕監修、須藤武雄・瀬田季茂共著 毛髪科学図説 1978年 P.13)に作用することにより、毛髪うねり改善剤塗布後に生えてくる毛髪のうねりを緩和し、毛髪うねり改善効果を発現するものと考えられる。それゆえ、本発明の毛髪うねり改善剤の使用方法としては、頭皮に塗布した後、洗い流さず放置することが必要である。
十分な毛髪うねり改善効果を得るには、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、少なくとも3時間は洗い流さず放置することが好ましく、更には6時間以上、特に8時間以上放置することが望ましい。一方、頭皮を清潔に保つ観点から、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後の放置時間は、72時間以下とすることが好ましく、更には48時間以下、特に24時間以下とすることが好ましい。
本発明の毛髪うねり改善剤は、洗髪直後に頭皮に塗布するのが好ましい。洗髪直後の頭皮は湿った状態であるため、洗髪前の乾燥状態の頭皮に比較して、毛髪うねり改善剤が容易に頭皮へ浸透しやすく、その結果、毛髪うねり改善効果が向上する。
洗髪後、時間の経過と共に頭皮は徐々に乾燥した状態に戻るため、うねり改善剤を頭皮に塗布するタイミングは、洗髪後できるだけ早い方が効果的である。具体的には、洗髪後1時間以内、より好ましくは30分以内、更に好ましくは15分以内に毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布することが望ましい。
本発明においては、洗髪後タオルドライした直後に毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布することにより、毛髪うねり改善効果を更に向上することができる。毛髪は束の状態で水に濡れた場合、毛髪自体の重量を超える量の水を保持している。それゆえ、洗髪後タオルドライすることにより、毛髪の束に保持されている過剰な水が取り除かれるため、頭皮に塗布した毛髪うねり改善剤は薄まることなく頭皮上に残留し、毛髪うねり改善効果が向上する。
上記の観点から、洗髪後タオルドライを行うことが好ましいが、毛髪うねり改善剤の頭皮への浸透の観点からは、洗髪後できるだけ早いタイミングで、頭皮が湿っている状態で毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布することが望ましい。従って、洗髪・タオルドライ後1時間以内、より好ましくは30分以内、更に好ましくは15分以内に毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布することが望ましい。
本発明の毛髪うねり改善剤は、頭皮に塗布後、頭皮をマッサージすることにより、毛髪うねり改善効果を向上することができる。
毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、頭皮を物理的にマッサージすることにより、塗布された毛髪うねり改善剤が頭皮上で均一にのび拡がる結果、毛髪うねり改善効果が向上する。
頭皮マッサージの具体的な方法としては、頭皮を傷つけない櫛やブラシなどの道具を用いて、頭皮をなでる、こする、たたくなどの方法が挙げられる。また、指で直接、あるいは効率的にマッサージするための手袋などを用いて頭皮をなでる、こする、たたく、もむなどの方法が挙げられる。
本発明の毛髪うねり改善剤は、使用頻度を二日に一回以上とすることにより、毛髪うねり改善効果を向上することができる。
本発明の毛髪うねり改善剤は、頭皮上に留まり更に頭皮内に浸透することにより、より高い毛髪うねり改善効果が期待される。頭皮上の毛髪うねり改善剤は、頭皮に浸透する以外に皮脂や汗で流されてしまうため、頭皮上に残留する毛髪うねり改善剤の量は経時的に低下する。従って、毛髪うねり改善剤の使用頻度を高くすることにより、継続的な毛髪うねり改善効果を向上させることができる。
具体的には、二日に一回以上、より好ましくは一日一回以上、更に好ましくは一日二回以上、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布することが望ましい。
本発明の毛髪うねり改善剤は、頭皮に浸透し毛根の完成層に作用することにより、毛髪うねり改善剤の塗布後に生える毛髪のうねり形状が緩和し、毛髪うねり改善効果が発現する。従って、毛髪うねり改善効果は、毛髪の成長に伴って徐々に認知されるようになる。具体的には、少なくとも2〜3cm毛髪が成長すると、毛髪うねり改善効果が認知され始める。毛髪の成長速度は約0.4mm/日であるため、2ヶ月以上継続処理することにより、毛髪うねり改善効果の認知されやすさを向上することができる。
各種の毛髪うねり改善剤を調製し、加齢によってうねり毛が増加した40才以上の加齢者を試験対象者として、指定する毛髪うねり改善剤を、指定する方法に従って使用させ、毛髪うねり改善効果を評価した。
(毛髪うねり改善剤の処方)
表1及び表2に示す処方A〜Uの毛髪うねり改善剤を調製し、毛髪うねり改善方法の実施例及び比較例の使用試験に用いる。表中の組成値は全て質量%である。いずれの毛髪うねり改善剤も水酸化ナトリウムを適量用いてpH7.0に調整する。表1及び表2には、室温(23℃)においてブルックフィールド型粘度計で測定される各毛髪うねり改善剤の粘度も示す。
Figure 2008184423
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(毛髪うねり改善剤の使用方法)
毛髪うねり改善剤は、以下の手順1〜6に沿って使用するものとする。ただし、一部の手順を省いて処理を行う。
手順1:毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前の洗髪
実施例の試験では、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前に洗髪を行う場合、試験対象者の洗髪方法は特に指定しないが、通常シャンプーを用いて洗髪し、水あるいは適温のお湯でシャンプー液を濯ぎ流す。シャンプー後、リンスやコンディショナー、あるいはヘアトリートメントを使用し、再度濯ぎ流してもよい。
手順2:洗髪後のタオルドライ
タオルドライは、乾燥したタオルなどを用いて、洗髪で濡れた毛髪の水分を取り除くことである。タオルドライの継続時間は、通常1分程度から長くても15分程度であるため、タオルドライを行っても毛髪は完全に乾燥するわけではない。タオルドライ後の毛髪と頭皮は、通常半乾きの湿った状態である。
実施例の試験では、タオルドライを行う場合、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前の過剰なタオルドライを避けるため、タオルドライの時間を長くても15分に制限し、毛髪と頭皮が半乾きの湿った状態になるように、試験対象者を制御する。
手順3:洗髪・タオルドライ後から毛髪うねり改善剤を塗布するまで放置
毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前に洗髪を行う場合、毛髪うねり改善剤を塗布するまでの放置時間は、0分から長くても1時間程度である。実施例の試験では、洗髪・タオルドライを行う場合、次に毛髪うねり改善剤を塗布するまでの放置時間を約6分(0.1hr)になるよう、試験対象者を制御する。
また実施例・比較例の試験で、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前に洗髪を行わない場合、前回の洗髪から毛髪うねり改善剤を塗布するまでの放置時間は、8時間以上となるように、試験対象者を制御する。
手順4:毛髪うねり改善剤の頭皮への塗布
実施例・比較例の試験では、頭頂部、左右の側頭部、後頭部の各部位ごとに、何ヶ所かで頭髪に分け目をつけ、分け目の根元の頭皮に直接、毛髪うねり改善剤を塗布するように、試験対象者を制御する。毛髪うねり改善剤の塗布量は、1回の塗布につき全頭で約2.5mLである。
手順5:毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後の濯ぎ(洗い流し)
比較例の試験で、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後に濯ぎ流す場合、毛髪うねり改善剤を塗布した後、5分以内に水あるいは適温のお湯で濯ぎ流すように、試験対象者を制御する。
手順6:毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後の頭皮マッサージ
実施例の試験で、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後に頭皮マッサージを行う場合、頭皮マッサージの具体的な方法として、指で直接頭皮をなでる、こする、たたく、もむなどの操作を1〜10分間行い、剤を頭皮全体に行き渡らせるように、試験対象者を制御する。
以上の毛髪うねり改善剤の使用手順に従って、実施例・比較例における毛髪うねり改善剤の使用方法を表3及び表4に示す。表中には、各使用方法における毛髪うねり改善剤の使用頻度・使用継続期間も示す。
Figure 2008184423
Figure 2008184423
例えば表3の使用方法Aの場合、手順1の洗髪は行わない。従って、手順2のタオルドライも行う必要がない。この場合、前回の洗髪から少なくとも8時間以上経過しているため、表中では、手順3の放置時間を「8hr以上」と表示する。手順4の毛髪うねり改善剤を塗布した後、手順5の濯ぎ、手順6の頭皮マッサージは行わない。この場合、毛髪うねり改善剤の使用頻度は1日2回で、6ヶ月間継続して使用する。
(毛髪うねり改善効果の評価方法)
以下に示す評価A〜Cを行い、毛髪うねり改善処理前・後の評価値を比較することにより、毛髪うねり改善効果を評価する。また同時に、毛髪うねり改善剤を塗布する際の液だれ性(評価D)、毛髪うねり改善剤の頭皮上でののび性(評価E)も評価する。
評価A:根元3cmの毛髪形状評価
毛髪の根元3cmの毛髪形状を、1:強くうねった毛、2:うねった毛、3:ややうねった毛、4:わずかにうねった毛、5:直毛、の五段階で目視評価し、毛髪うねり改善剤使用前後で比較することで、うねり形状の緩和効果を評価する。毛髪根元の形状を観察するため、櫛を用いて頭頂部の中心で頭髪に分け目を付け、分け目の根元から約3cmの毛髪形状を目視で評価する。毛髪うねり改善剤使用前後の評価値の差を求めることにより、根元のうねり改善効果を評価する。例えば、使用前の評価値が1で、使用後の評価値が4の場合、うねり改善効果は、(使用後)−(使用前)=4−1=3である。
評価B:頭髪全体の毛髪形状評価
頭髪全体のうねり毛の量を、1:かなり多い、2:やや多い、3:やや少ない、4:少ない、5:ほとんどない、の五段階で目視評価し、毛髪うねり改善剤使用前後で比較することで、うねり形状の緩和効果を評価する。毛髪うねり改善剤使用前後の評価値の差を求めることにより、頭髪全体のうねり改善効果を評価する。例えば、使用前の評価値が1で、使用後の評価値が4の場合、うねり改善効果は、(使用後)−(使用前)=4−1=3である。
評価C:毛髪の艶評価
頭髪の艶を、1:艶がない、2:やや艶がない、3:普通、4:やや艶がある、5:艶がある、の五段階で目視評価し、毛髪うねり改善剤使用前後で比較することで、艶の改善効果を評価する。毛髪うねり改善剤使用前後の評価値の差を求めることにより、毛髪の艶改善効果を評価する。例えば、使用前の評価値が1で、使用後の評価値が4の場合、艶改善効果は、(使用後)−(使用前)=4−1=3である。毛髪の艶評価は、照明条件で大きく変化するため、艶を評価する際は、一定の照明条件下で行う。
評価D:毛髪うねり改善剤を塗布する際の液だれ性評価
毛髪うねり改善剤を塗布する際の液だれ性を、1:液だれする、2:やや液だれする、3:ほとんど液だれしない、4:全く液だれしない、の四段階で評価を行う。
評価E:毛髪うねり改善剤塗布時の頭皮上でののび性
毛髪うねり改善剤塗布時の頭皮上でののび性を、1:のびが悪く均一に塗布できない、2:ややのびが悪く均一に塗布することが難しい、3:ややのびが良く均一に塗布しやすい、4:のびが良く均一に塗布できる、の四段階で評価を行う。
(試験対象者)
以上の評価A〜Eの試験対象者は、年齢40才以上の日本人女性の加齢者から無作為に選択されるが、老化によるうねり毛増加の程度は個人差が大きいため、毛髪うねり改善効果の程度も個人差が大きい。それゆえ、できるだけ同じ条件で毛髪うねり改善効果の違いを評価するため、老化によるうねり毛増加の程度が大きい人から試験対象者を選択する。具体的には、評価A〜Cの使用前評価値がいずれも1の人から試験対象者を無作為に選択する。
各実施例・比較例の試験では、少なくとも5名以上の試験対象者で試験を行う。
(各評価を行う評価者)
上記の評価A〜Cは複数の美容師及びヘアケア商品開発に従事する研究員がそれぞれ客観的に評価を行う。実施例及び比較例に記載の結果は、各試験対象者に対する各評価者の評価結果を総合して得る。
一方、上記の評価D〜Eに関しては、毛髪うねり改善剤を試験対象者に実際に使用させ、試験対象者が主観的に評価すると共に、複数の美容師及びヘアケア商品開発に従事する研究員が客観的に評価を行う。実施例及び比較例に記載の結果は、各試験対象者の評価結果と各評価者の評価結果を総合して得る。
結果1(毛髪うねり改善剤の粘度の影響)
実施例1〜9及び比較例1〜2に使用する毛髪うねり改善剤と、毛髪うねり改善方法、毛髪うねり改善効果の各評価結果、及び液だれ性・剤塗布時ののび性の評価結果を表5及び6に示す。
Figure 2008184423
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表5及び6に示すとおり、毛髪うねり改善剤の粘度が1〜90,000mPa・sの範囲内にある実施例1〜4は、液だれ性・剤ののび性共に良好であり、毛髪うねり改善効果も各評価値が2ランク以上上昇し良好である。これに対し比較例1は、毛髪うねり改善剤の粘度が低すぎるため、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する際、液だれを起こし、その結果毛髪うねり改善効果も低い。また比較例2は、毛髪うねり改善剤の粘度が高すぎるため、毛髪うねり改善剤の頭皮への塗布時ののびが悪く、その結果毛髪うねり改善効果も低い。
表5及び6の結果から、毛髪うねり改善剤の粘度は1〜90,000mPa・sの範囲が適切であることがわかる。
結果2(剤塗布後の濯ぎの影響)
実施例1及び5、並びに比較例3〜4に使用する毛髪うねり改善剤と、毛髪うねり改善方法、及び毛髪うねり改善効果の各評価結果を表7に示す。
Figure 2008184423
表7に示すとおり、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、洗い流さないで放置する実施例1及び5は、良好な毛髪うねり改善効果を示す。これに対し、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、濯いで洗い流す比較例3〜4は、毛髪うねり改善剤が頭皮上に残留しないため、毛髪うねり改善効果は全くない。
表7の結果から、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、洗い流さないで放置することが、有効な毛髪うねり改善効果を得るためには必須であることがわかる。
結果3(育毛・養毛成分の影響)
実施例10〜19に使用する毛髪うねり改善剤と、毛髪うねり改善方法、及び毛髪うねり改善効果の各評価結果を表8に示す。
Figure 2008184423
表8に示すとおり、育毛・養毛成分を含有する毛髪うねり改善剤を使用する実施例10〜19は、育毛・養毛成分を含有しない実施例1と比較して、より良好な毛髪うねり改善効果を示す。
表8の結果から、育毛・養毛成分を含有する毛髪うねり改善剤を使用することにより、毛髪うねり改善効果が向上することがわかる。
結果4(洗髪・タオルドライ・マッサージの影響)
実施例20〜22に使用する毛髪うねり改善剤と、毛髪うねり改善方法、及び毛髪うねり改善効果の各評価結果を表9に示す。
Figure 2008184423
表9に示すとおり、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する0.1時間前に洗髪を行い、頭皮が湿った状態で剤塗布を行う実施例20は、剤塗布前に洗髪を行わない実施例1と比較して、より良好な毛髪うねり改善効果を示す。
更に、洗髪後にタオルドライを行い、毛髪束に残る過剰な水分を取り除いた状態で剤塗布を行う実施例21は、タオルドライを行わない実施例20と比較して、更に良好な毛髪うねり改善効果を示す。
また、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布した後、頭皮マッサージを行う実施例22は、剤塗布後にマッサージを行わない実施例1と比較して、より良好な毛髪うねり改善効果を示す。
表9の実施例20〜22の結果から、毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布する前の洗髪と、次いで行うタオルドライ、更に剤塗布後の頭皮マッサージを行うことにより、毛髪うねり改善効果が向上することがわかる。
結果5(使用頻度・使用期間の影響)
実施例23〜27に使用する毛髪うねり改善剤と、毛髪うねり改善方法、及び毛髪うねり改善効果の各評価結果を表10に示す。
Figure 2008184423
表10に示すとおり、実施例1と比較して毛髪うねり改善剤の使用頻度が低下する実施例23〜25では、使用頻度の低下に伴って毛髪うねり改善効果が低下する。
一方、実施例1と比較して毛髪うねり改善剤の使用期間が短くなる実施例26〜27では、使用期間が短くなるに従って認知される毛髪うねり改善効果が低下する。ただし、毛髪が生えてくる根元の部分から効果が発現するため、使用期間が短くても根元部分の効果は認知されている。
この結果から、毛髪うねり改善剤の使用頻度が高く、更に使用期間が長い方が、認知される毛髪うねり改善効果が向上することがわかる。

Claims (7)

  1. 低級アルコール及び水を含有し、粘度が1〜90,000mPa・sであり、頭皮に塗布した後、洗い流さず放置して使用するための毛髪うねり改善剤。
  2. 二日に一回以上の頻度で頭皮に塗布される請求項1記載の毛髪うねり改善剤。
  3. 2ヶ月間以上繰り返して頭皮に塗布される請求項1又は2記載の毛髪うねり改善剤。
  4. 更に育毛・養毛成分を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪うねり改善剤。
  5. 洗髪直後に頭皮に塗布される請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪うねり改善剤。
  6. 洗髪、タオルドライ直後に頭皮に塗布される請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪うねり改善剤。
  7. 毛髪うねり改善剤を頭皮に塗布後、頭皮をマッサージして使用される請求項1〜6のいずれかに記載の毛髪うねり改善剤。
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