JP2008182630A - 撮像装置 - Google Patents

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泰造 青木
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Abstract

【課題】複数枚セルフタイマーモードと通常の連写モードと備えた撮像装置であって、操作性の良い撮像装置を提供する。
【解決手段】コントローラ16は、連写モードにおいて、第1の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像素子12を制御し、複数枚セルフタイマーモードにおいて、レリーズ釦18gが静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付けると、その受け付け時から所定時間経過後に、第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像素子12を制御する。そして、コントローラ16は、連写モードが設定されているとともに、複数枚セルフタイマーモードが設定されている場合、複数枚セルフタイマーモードで制御し、連写モードでは制御しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、セルフタイマー及び連写モードを設定可能な撮像装置に関する。
従来の撮像装置は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された撮像装置は、マルチ露光セルフタイマモードを設定可能である。これを実現するために、シャッタレリーズ動作回数を設定する選択スイッチと、設定されたシャッタレリーズ動作回数を表示する画像表示装置と、を有する。
これにより、撮影者は、画像表示装置の表示画面を見ながらシャッタレリーズ動作回数を設定できるので、設定された値が一目でわかり、誤設定の恐れも抑制される。このため、複数回のシャッタレリーズ動作が可能なマルチ露光セルフタイマモードにおけるシャッタレリーズ動作回数を容易に設定可能である。
特開2002−237986号公報
しかしながら、従来の撮像装置において、通常の連写モードを設定できる場合には、通常の連写モードの作動をOFFした上で、マルチ露光セルフタイマーモードを設定する必要がある。通常の連写モードを作動させたまま、マルチ露光セルフタイマーモードを設定した場合、動作が複雑になり、所望の画像を撮像できなくなるからである。この場合に、マルチ露光セルフタイマーモードとともに、いちいち通常の連写モードの作動をOFFするのでは、使用者の操作を多く要するので、操作性が悪い。
反対に、マルチ露光セルフタイマーモードおける撮像回数のみ設定可能で、通常の連写モードはどんな場合も設定できないとしたのでは、通常の連写をしたい場合に、静止画像の撮像時間間隔が長すぎて、シャッタータイミングを逃すことになる。したがって、通常の連写モードを備えることも利便性の良い撮像装置を提供するには不可欠なことである。
そこで、本発明は、複数枚セルフタイマーモードと通常の連写モードと備えた撮像装置であって、操作性の良い撮像装置を提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するために、本発明の撮像装置は、被写体像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、撮像手段での静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付ける撮像開始指示受付手段と、連写モードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける連写モード設定手段と、複数枚セルフタイマーモードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける複数枚セルフタイマーモード設定手段と、制御手段とを備える。制御手段は、連写モードにおいて、第1の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像手段を制御し、複数枚セルフタイマーモードにおいて、撮像開始指示受付手段が静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付けると、その受け付け時から所定時間経過後に、第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像手段を制御する。また、制御手段は、連写モード設定手段によって連写モードが設定されているとともに、複数枚セルフタイマーモード設定手段によって複数枚セルフタイマーモードが設定されている場合、複数枚セルフタイマーモードで撮像手段を制御し、連写モードでは撮像手段を制御しない。
これにより、複数枚セルフタイマーモードの場合、制御手段は、連写モードの設定は無視するため、複数枚セルフタイマーに設定することにより、自動的に、静止画像の撮像間隔をセルフタイマー撮像に適した時間間隔に設定できる。そのため、使用者の操作回数を減らすことができるので、操作性が良い。また、複数枚セルフタイマーモードと通常の連写モードとが同時に作動しないので、誤操作を防止できる。
本発明によれば、複数枚セルフタイマーモードと通常の連写モードと備えた撮像装置であって、操作性の良い撮像装置を提供できる。
(実施の形態1)
1 概要
本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ100は、使用者により、連写モード及びセルフタイマーモードを設定可能である。さらに、セルフタイマーモードの設定においては、複数枚セルフタイマーを設定可能である。ここで、複数枚セルフタイマーとは、セルフタイマーで設定した時間の経過後に、複数枚の静止画像を撮像するモードである。
本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ100の特徴は、連写モードと複数枚セルフタイマーとが同時に設定されている場合、撮像時には、連写モードの設定を無視して、複数枚セルフタイマーで設定した動作を行うことである。これにより、複数枚セルフタイマーを設定しているときに、短時間で撮像を繰り返すということを防止できる。このため、複数枚の撮像動作と撮像動作との間におけるストロボ充電時間を確保できるので、撮像毎にストロボを発光させることができる。
2 デジタルカメラの構成
2−1 操作部の説明
図1は、デジタルカメラ100の背面図である。デジタルカメラ100は、各種の操作部材を有する。本明細書では、これらの操作部材を総称して操作部18という。操作部18は、例えば、十字キー、決定釦18e、連写モード設定釦18f、レリーズ釦18gを含む。
十字キーは、上キー18a、右キー18b、下キー18c、左キー18dから構成される。
レリーズ釦18gは、後述する撮像素子12での静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付ける。より具体的には、ユーザーが、レリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は静止画像の撮像を開始する。一方、ユーザーが、レリーズ釦18gを半押しすると、デジタルカメラ100はオートフォーカス動作や自動露出制御動作を開始する。
また、デジタルカメラ100は、背面に表示部17を備える。
2−2 構成の詳細
図2は、デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。
光学系11は、被写体からの光を撮像素子12に集光する。撮像素子12は、被写体像を撮像して、画像データを生成する。ADコンバータ13は、撮像素子12で生成された画像データをデジタル形式に変換する。画像処理部14は、デジタル化された画像データに対して各種の画像処理を施す。各種の画像処理は、例えば、ガンマ補正、キズ補正、ホワイトバランス補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸長処理等である。画像処理部14がどのような画像処理を施す機能を有するかは、製品の設計による。画像処理部14は、例えば、DSPで構成できる。他にも、マイコンで構成することもできる。また、コントローラ16と一体にしてもよい。
バッファメモリ15は、画像処理部14及びコントローラ16のワークメモリとして機能する。バッファメモリ15は、例えば、DRAMで構成できる。
コントローラ16は、デジタルカメラ100全体をコントロールする。コントローラ100は、例えば、マイコンで構成できる。
表示部17は、撮像画像データやメモリーカード30に格納された画像データを表示できる。また表示部17は、コントローラ16で設定可能な各種設定を表示できる。表示部17は、例えば、液晶モニタや有機ELディスプレイ等で構成できる。
タイマー19は、現在の時間をカウントし、その結果をコントローラ16に出力する。コントローラ16は、あるタイミングでタイマー19をリセット、スタートすることで、そのタイミングからの経過時間を、タイマー19のカウント値を参照することにより把握することができる。
カードスロット20は、メモリーカード30を着脱可能である。メモリーカード30は、カードスロット20を介してコントローラ16と接続可能である。メモリーカード30は、コントローラ16で生成された画像ファイルを格納可能である。また、メモリーカード30は、格納している画像ファイルをコントローラ16に対して出力できる。
フラッシュメモリ21は、不揮発性メモリである。そのため、フラッシュメモリ21は、デジタルカメラ100の電源が遮断された後であっても、コントローラ16の各種設定を保持できる。
ストロボ22は、コントローラ16の制御により、発光可能である。ストロボ22は、カメラの前面(被写体に向かった面)に設けられている。そのため、ストロボ22を発光させることにより、撮像時に、被写体を照射することができる。
2−3 本発明の構成との対応
撮像素子12は、本発明の撮像手段の一例である。レリーズ釦18gは、本発明の撮像開始指示受付手段の一例である。連写モード設定釦18fは、本発明の連写モード設定手段の一例である。左キー18dは本発明の複数枚セルフタイマーモード設定手段の一例である。コントローラ16は本発明の制御手段の一例である。
3 動作
以上のように構成されたデジタルカメラ100の動作について、図3〜図6を用いて説明する。説明する動作は、セルフタイマーモードの設定動作、連写モードの設定動作、連写モード設定時における撮像動作である。
3−1 セルフタイマーモードの設定動作
デジタルカメラ100の撮像モード時に、ユーザーが左キー18dを押下すると、コントローラ16は、図3に示すようなセルフタイマーの設定を促すための画面表示を表示部17に表示させる。図3に示すように、本実施例では、セルフタイマー設定としては、4種類が予め用意されている。コントローラ16は、ユーザーの指示に応じて、これらの設定の中からいずれかを設定する。
「0秒」を設定すると、デジタルカメラ100は、セルフタイマー機能をOFFする。すなわち、「0秒」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は直ぐに撮像動作を開始する。
「2秒」を設定すると、デジタルカメラ100は、セルフタイマー機能をONする。すなわち、「2秒」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は全押し後から約2秒で撮像動作を開始する。この場合、レリーズ釦18gが全押しされてから撮像素子12が静止画像の撮像動作を開始するまでの間、コントローラ16は、撮像素子12で生成されたスルー画像を表示部17に表示し、その上にセルフタイマー情報D1をOSD表示させる。これにより、ユーザーは、表示部17の画面表示を見ることにより、現在、セルフタイマー撮像の動作に入ったことを認識できる。また、セルフタイマー情報D1の表示に加えて、音を発信するようにしてもよい。これにより、ユーザーは、さらに確実に、セルフタイマー撮像動作に関するデジタルカメラ100の現在の状態を把握することができる。
なお、全押し後から撮像動作開始までの時間を2秒と説明せず、約2秒としたのは、全押ししたときのデジタルカメラ100の状態に応じて、多少、撮像までの時間が変わる場合もあるからである。例えば、撮像までの時間は、全押しされてから次の垂直転送信号が発信されるまでの時間の長さに依存して変動する。
「10秒」を設定したときは、「デジタルカメラ100は、2秒」を設定したときと同様の動作をする。すなわち、「10秒」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は全押し後から約10秒で撮像動作を開始する。
「10秒/3枚」を設定したときは、デジタルカメラ100は、複数枚セルフタイマー機能をONする。すなわち、「10秒/3枚」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は全押し後から約10秒で撮像動作を開始し、約2秒間隔で静止画像の撮像動作を2回繰り返す。この結果、1回のレリーズ釦18gの全押しにより、3枚の静止画像を撮像できる。このときの表示部17の画面表示は、「2秒」や「10秒」のセルフタイマー設定のときと同様、セルフタイマー情報を表示する。
ここで、コントローラ16が、ストロボ22の発光設定をONにしているときには、複数枚セルフタイマー時における撮像動作毎に、ストロボ22は発光する。ストロボ22は、ストロボ22用のコンデンサーに蓄えられた電力を使って発光する。このコンデンサーは、発光終了後直ぐに、充電を開始し、次の撮像までに充電を完了する。したがって、デジタルカメラ100は、撮像間隔約2秒の間にストロボ22用コンデンサーの充電を完了するのである。換言すれば、撮像素子12は、ストロボ22用コンデンサーの充電を完了するまでは、次の静止画像の撮像を開始しない。
ところで、複数枚セルフタイマー設定時の静止画像の撮像間隔は、一定ではなく、多少長くなる場合もある。それは、主に、ストロボ22用コンデンサーの充電に要する時間が長くなる場合があるからである。そのため、上記では、「約2秒間隔で」と説明した。
3−2 連写モードの設定動作
デジタルカメラ100の撮像モード時に、ユーザーが連写モード設定釦18fを押下すると、コントローラ16は、図4に示すような連写モードの設定を促すための画面表示を表示部17に表示させる。図4に示すように、本実施例では、連写モード設定としては、4種類が予め用意されている。コントローラ16は、ユーザーの指示に応じて、これらの設定の中からいずれかを設定する。
「OFF」を設定すると、デジタルカメラ100は、連写機能をOFFする。すなわち、「OFF」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は、レリーズ釦18gが全押しされている間、1回だけ静止画像を撮像する。ユーザーがレリーズ釦18gを長時間全押しし続けても、撮像素子12は、1回しか静止画像を撮像しない。
「高速」を設定すると、デジタルカメラ100は、連写機能をONする。そして、各静止画像の撮像間隔を0.5秒に設定する。すなわち、「高速」に設定されている状態で、ユーザーがレリーズ釦18gを全押しすると、撮像素子12は、レリーズ釦18gが全押しされている間、約0.5秒間隔で静止画像の撮像を繰り返す。「約0.5秒間隔」と説明したのは、デジタルカメラ100の状態によって、撮像間隔が多少変動するからである。
「中速」を設定すると、デジタルカメラ100は、連写機能をONし、各静止画像の撮像間隔を1.0秒に設定する。また、「低速」を設定すると、デジタルカメラ100は、連写機能をONし、各静止画像の撮像間隔を1.5秒に設定する。
3−3 連写モード設定時における撮像動作
連写モードを設定した状態で撮像した場合、セルフタイマー設定によって、その動作は異なる。具体的には、1枚セルフタイマー設定(「0秒」「2秒」「10秒」)のときは連写モード設定は有効となるのに対して、複数枚セルフタイマー設定(「10秒/3枚」)のときは連写モード設定は無効になる。その関係を、図6に示す。以下、例として、連写モードが「高速」に設定されている状態におけるそれぞれの撮像動作について説明する。
3−3−1 セルフタイマー設定「0秒」のとき
連写モードが「高速」に設定され、セルフタイマーが「0秒」に設定されているときの撮像動作を説明する。図7は、この場合の撮像動作を説明するためのフローチャートである。
まず、コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されるかどうかを監視する(S11)。コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されると、フラッシュメモリ21に設定されているセルフタイマーの設定及び連写モードの設定を参照する。すると、それらの設定は、セルフタイマーが「0秒」、連写モードが「高速」に設定されていることを把握する(S12)。
次に、コントローラ16は、撮像素子12に静止画像の撮像を開始させる(S13)。撮像素子12は、被写体像を撮像して画像データを生成する。生成された画像データは、ADコンバータ13でデジタル化され、画像処理部14で画像処理される。
次に、コントローラ16は、第1回目の撮像開始から0.5秒が経過したかどうかを監視する(S14)。0.5秒が経過すると、コントローラ16は、レリーズ釦18gの全押しが解除されたかどうかを判別する(S15)。全押しが解除されていない場合は、ステップS13に戻り、新たな静止画像の撮像動作を開始する。全押しが解除されていれば、一連の撮像動作は終了する。
このように、レリーズ釦18gが全押しされている間は、所定時間間隔(本実施例では0.5秒間隔)で、静止画像の撮像動作を繰り返す。この間(ステップS13〜S15を繰り返している間)、撮像素子12による撮像動作と並行して、画像処理部14は、撮像素子12で生成された画像データに対する画像処理を続け、コントローラ16は、画像処理部14で処理された画像データをメモリーカード30に格納する。
3−3−2 セルフタイマー設定「2秒」のとき
連写モードが「高速」に設定され、セルフタイマーが「2秒」に設定されているときの撮像動作を説明する。図8は、この場合の撮像動作を説明するためのフローチャートである。
まず、コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されるかどうかを監視する(S21)。コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されると、フラッシュメモリ21に設定されているセルフタイマーの設定及び連写モードの設定を参照する。すると、それらの設定は、セルフタイマーが「2秒」、連写モードが「高速」に設定されていることを把握する(S22)。
次に、コントローラ16は、レリーズ釦18gの全押し操作から2秒が経過したかどうかを監視する(S23)。この間、コントローラ16は、図4に示す画面を表示部17に表示させる。すなわち、コントローラ16は、撮像素子12、ADコンバータ13、画像処理部14で生成された表示データを表示させるとともに、その上にセルフタイマー情報D1をOSD表示させる。さらに、コントローラ16は、音やLED発光により、使用者や撮像対象者に対して、セルフタイマー撮像の状況を知らせるようにしてもよい。
レリーズ釦18gの全押し操作から2秒が経過すると、コントローラ16は、撮像素子12に静止画像の撮像を開始させる(S24)。撮像素子12は、被写体像を撮像して画像データを生成する。生成された画像データは、ADコンバータ13でデジタル化され、画像処理部14で画像処理される。
次に、コントローラ16は、第1回目の撮像開始から0.5秒が経過したかどうかを監視する(S25)。0.5秒が経過すると、コントローラ16は、レリーズ釦18gの全押しが解除されたかどうかを判別する(S26)。全押しが解除されていない場合は、ステップS24に戻り、新たな静止画像の撮像動作を開始する。全押しが解除されていれば、一連の撮像動作は終了する。
このように、レリーズ釦18gが全押しされてから2秒後に撮像動作が開始され、レリーズ釦18gが全押しされている間は、所定時間間隔(本実施例では0.5秒間隔)で、静止画像の撮像動作を繰り返す。この間(ステップS13〜S15を繰り返している間)、撮像素子12による撮像動作と並行して、画像処理部14は、撮像素子12で生成された画像データに対する画像処理を続け、コントローラ16は、画像処理部14で処理された画像データをメモリーカード30に格納する。
3−3−3 セルフタイマー設定「10秒」のとき
連写モードが「高速」に設定され、セルフタイマーが「2秒」に設定されているときの撮像動作では、レリーズ釦18gが全押しされていから2秒後に撮像素子12は撮像動作を開始するのに対して、連写モードが「高速」に設定され、セルフタイマーが「10秒」に設定されているときの撮像動作では、10秒後に撮像動作を開始する。セルフタイマーが「10秒」に設定されているときのその他の動作は、セルフタイマーが「2秒」に設定されているときの動作と同様であるため、説明を省略する。
なお、セルフタイマー設定「0秒」「2秒」「10秒」のとき、全押しを続けている間は連写動作を続けるとしたが、本発明はこれには限定されない。例えば、所定の枚数(例えば、3枚)を連写するとしてもよい。要するに、何枚撮像するかに関わらず、連写の時間間隔が、複数枚セルフタイマー設定時の撮像間隔に比べて、短い時間であればよい。
3−3−4 複数枚セルフタイマー設定「10秒/3枚」のとき
連写モードが「高速」に設定され、セルフタイマーが「10秒/3枚」に設定されているときの撮像動作を説明する。図9は、この場合の撮像動作を説明するためのフローチャートである。
まず、コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されるかどうかを監視する(S31)。コントローラ16は、レリーズ釦18gが押下されると、フラッシュメモリ21に設定されているセルフタイマーの設定及び連写モードの設定を参照する。すると、それらの設定は、セルフタイマーが「10秒/3枚」、連写モードが「高速」に設定されていることを把握する(S22)。セルフタイマーが「10秒/3枚」、すなわち、複数枚セルフタイマーに設定されているので、コントローラ16は、以降の一連の撮像動作内において、連写モードの設定(ここでは「高速」に設定)を無視する(無効として認識する)。
次に、コントローラ16は、レリーズ釦18gの全押し操作から10秒が経過したかどうかを監視する(S33)。この間、コントローラ16は、図4に示す画面を表示部17に表示させる。すなわち、コントローラ16は、撮像素子12、ADコンバータ13、画像処理部14で生成された表示データを表示させるとともに、その上にセルフタイマー情報D1をOSD表示させる。さらに、コントローラ16は、音やLED発光により、使用者や撮像対象者に対して、セルフタイマー撮像の状況を知らせるようにしてもよい。
レリーズ釦18gの全押し操作から10秒が経過すると、コントローラ16は、撮像素子12に静止画像の撮像を開始させる(S34)。このとき、ストロボ発光の設定がされている場合は、撮像時に、ストロボ22は発光する。撮像素子12は、被写体像を撮像して画像データを生成する。生成された画像データは、ADコンバータ13でデジタル化され、画像処理部14で画像処理される。
次に、コントローラ16は、第1回目の撮像開始から2秒が経過したかどうかを監視する(S35)。2秒が経過すると、コントローラ16は、現在までに3枚の静止画像を撮像したかどうかを判別する(S36)。現在までに3枚の静止画像を撮像していない場合は、ステップS34に戻り、新たな静止画像の撮像動作を開始する。現在までに3枚の静止画像を撮像していれば、一連の撮像動作は終了する。
これにより、撮像素子12は、3枚の静止画像の撮像を繰り返す。この間(ステップS34〜S36を繰り返している間)、撮像素子12による撮像動作と並行して、画像処理部14は、撮像素子12で生成された画像データに対する画像処理を続け、コントローラ16は、画像処理部14で処理された画像データをメモリーカード30に格納する。また、ストロボ22用のコンデンサー(不図示)は、前回の撮像動作から次回の撮像動作までの間の2秒間で、ストロボ発光に十分な程度に充電される。
このように、複数枚の静止画像の連続撮像間隔は、2秒である。この間隔時間は、設定されている連写モードでの撮像間隔(0.5秒)よりも長い。つまり、コントローラ16は、連写モードの設定を無視して、複数枚セルフタイマーモードに適した時間間隔で撮像するよう制御するのである。
4 本実施の形態のまとめ
本実施の形態に係るデジタルカメラ100は、撮像素子12と、レリーズ釦18gと、連写モード設定釦18fと、左キー18dと、コントローラ16とを備える。撮像素子12は、被写体像を撮像して画像データを生成する。レリーズ釦18gは、撮像素子12での静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付ける。連写モード設定釦18fは、連写モードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける。左キー18dは、複数枚セルフタイマーモードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける。コントローラ16は、連写モードにおいて、第1の時間間隔(連写の撮像間隔、例えば、0.5秒間隔)で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像素子12を制御し、複数枚セルフタイマーモードにおいて、レリーズ釦18gが静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付けると、その受け付け時から所定時間経過後に、第1の時間間隔より長い第2の時間間隔(本実施例では2秒間隔)で複数の静止画像を連続して撮像するよう撮像素子12を制御する。そして、コントローラ16は、連写モードが設定されているとともに、複数枚セルフタイマーモードが設定されている場合、複数枚セルフタイマーモードで撮像素子12を制御し、連写モードでは撮像素子12を制御しない。
これにより、複数枚セルフタイマーモードの場合、コントローラ16は、連写モードの設定は無視するため、複数枚セルフタイマーに設定することにより、自動的に、静止画像の撮像間隔をセルフタイマー撮像に適した時間間隔に設定できる。
仮に、複数枚セルフタイマーモードの場合にも、連写モードの設定にしたがって連写を行った場合、短時間で静止画像の撮像が繰り返されることになる。そうなると、例えば、複数枚セルフタイマーモードでストロボ発光をする設定の場合、短時間ではストロボ発光のための充電が間に合わず、最初の1枚のみがストロボ撮像で、残りはストロボ発光なしの撮像となってしまう。そのようにして撮像した場合、複数枚の画像を同じように撮ることができない。ところで、集合写真などの場合には、1枚だけでは被写体となる人の中に目を閉じている人がいるなどの失敗写真となる可能性が高いため、後で選択可能なように複数枚撮像する場合が多い。複数枚セルフタイマーは、そのような撮像を自動的に行うことができるので、使用者にとって利便性が高い。このような複数枚セルフタイマーの性質上、セルフタイマーで複数枚撮像する場合、極力同じ設定で撮像するのが好ましい。したがって、ストロボの発光も、最初の1枚だけ発光し、残りは発光しないというのでは利便性が低いため、ストロボ発光させるときには全ての静止画像の撮像の際にストロボ発光させるべきである。ところが、上述の通り、セルフタイマー設定時に、通常の連写モードの設定を動作させたままでは、連写間隔が短いため、ストロボ充電させることができない。そこで、複数枚のセルフタイマーモードの場合には、通常の連写モードの設定を無効にしたのである。
また、連写間隔があまりに短いと、被写体の状態もあまり変わらず、全ての画像が失敗写真になり勝ちである。例えば、0.5秒間隔で撮像したのでは、横の方を向いている人は、3枚の撮像写真全てで横を向いている可能性が高い。これに対して、2秒間隔で撮像すれば、被写体となる人は、撮像の度に、姿勢を正すことができるので、複数枚撮像した写真の全てが失敗写真となる可能性は低くなる。このように、失敗写真を連続して撮像してしまうことを防ぐという観点からも、複数枚セルフタイマー撮像の場合に、通常の連写モードを無効としたのである。
また、複数枚セルフタイマーモードを設定することにより、自動的に、複数枚のセルフタイマー撮像に適した撮像時間間隔を設定できるので、操作性がよい。仮に、レリーズ釦18gの全押しから第1枚目の撮像開始までの時間と、各撮像間隔の時間設定とを、別々に設定可能としても、本実施の形態と同様の撮像動作とすることができる。例えば、レリーズ釦18gの全押しから第1枚目の撮像開始までの時間を「10秒」、各撮像間隔の時間を「2秒」に設定し、さらに、撮像枚数を3枚に設定すればよい。しかし、このように、複数の設定値を別々に入力するのは、使用者にとって不便である。これに対して、本実施の形態では、図3に示すセルフタイマーの設定画面において、「10秒/3枚」に設定するだけで、レリーズ釦18gの全押しから第1枚目の撮像開始までの時間を「10秒」、各撮像間隔の時間を「2秒」、撮像枚数を「3枚」に自動的に設定できる。これにより、操作性を向上できる。
また、1枚のセルフタイマーモード(「2秒」や「10秒」の設定時)において、連写モードの設定を有効にすることにより、レリーズ釦18gを全押し後、所定時間経過後に通常の連写を開始できるという操作方法が可能となる。
(他の実施の形態)
本発明の例として実施の形態1を例示した。しかし、本発明は、実施の形態1に限定されない。そこで、本発明の他の実施の形態を以下説明する。
実施の形態1では、本発明の撮像開始指示受付手段として、レリーズ釦18gを例示した。しかし、本発明は、これには限定されない。例えば、リモコンの受信部であってもよい。このようにすることにより、撮像装置から遠隔に位置する者からの指示を受けて、撮像を開始できる。また、音声に反応して、撮像を開始するようにしてもよい。また、視線に反応して、撮像を開始するようにしてもよい。要するに、撮像手段での静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付ける手段であればよい。
また、実施の形態1では、本発明の連写モード設定手段として、連写モード設定釦18fを例示した。しかし、本発明は、これには限定されない。例えば、他の機能と兼用する押下釦を用いてもよいし、音声等により連写モードを設定できるようにしてもよい。要するに、連写モードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける手段であればよい。
また、実施の形態1では、本発明の複数枚セルフタイマーモード設定手段として、左キー18dを例示した。しかし、本発明は、これには限定されない。例えば、専用の押下釦を用いてもよいし、音声等により複数枚セルフタイマーモードを設定できるようにしてもよい。要するに、複数枚セルフタイマーモードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける手段であればよい。
本発明は、セルフタイマーの設定及び連写モードの設定をすることが可能な撮像装置に適用可能である。より具体的には、デジタルスチルカメラやカメラ機能付き携帯電話端末などに適用可能である。
本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの背面図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの表示画面の例を示す模式図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの表示画面の例を示す模式図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの表示画面の例を示す模式図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの連写モードが設定されているときの撮像動作を説明するための関係図 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの連写モードが設定されているときのセルフタイマーOFF時の撮像動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの連写モードが設定されているときの1枚セルフタイマー設定時の撮像動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラの連写モードが設定されているときの複数枚セルフタイマー設定時の撮像動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
11 光学系
12 撮像素子
13 ADコンバータ
14 画像処理部
16 コントローラ
17 表示部
18 操作部
19 タイマー
21 フラッシュメモリ
22 ストロボ
100 デジタルカメラ

Claims (1)

  1. 被写体像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像手段での静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付ける撮像開始指示受付手段と、
    連写モードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける連写モード設定手段と、
    複数枚セルフタイマーモードを設定する旨の使用者の指示を受け付ける複数枚セルフタイマーモード設定手段と、
    前記連写モードにおいて、第1の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう前記撮像手段を制御し、
    前記複数枚セルフタイマーモードにおいて、前記撮像開始指示受付手段が静止画像の撮像を開始する旨の指示を受け付けると、その受け付け時から所定時間経過後に、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で複数の静止画像を連続して撮像するよう前記撮像手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記連写モード設定手段によって連写モードが設定されているとともに、前記複数枚セルフタイマーモード設定手段によって複数枚セルフタイマーモードが設定されている場合、
    前記複数枚セルフタイマーモードで前記撮像手段を制御し、前記連写モードでは前記撮像手段を制御しない、
    撮像装置。
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