JP2008182027A - パターン形成方法 - Google Patents

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但美 清水
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Abstract

【課題】液浸リソグラフィ法を用いる場合に、良好な形状を持つレジストパターンを安定して得られるようにする。
【解決手段】基板101の上にレジスト膜103を形成し、該レジスト膜103の上に液体107に対して不溶な上層膜104を形成する。その後、上層膜104の表面をフッ素コートにより撥水性を持たせ、表面がフッ素コートされた上層膜104と投影レンズ106との間に液体107を満たした状態で、上層膜104を介してレジスト膜103に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう。続いて、パターン露光が行なわれたレジスト膜103に対して現像を行なって、レジスト膜103から、形状が良好なレジストパターン103aを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造プロセスにおけるリソグラフィ工程に用いられるパターン形成方法に関する。
近年、半導体集積回路の大集積化及び半導体素子の微細化に伴って、リソグラフィ技術開発の加速が望まれている。現在のところ、露光光としては、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を用いる光リソグラフィによりパターン形成が行われているが、より短波長の露光光を用いる光リソグラフィの実用化の時期は未だ先になっている。
このような状況から、最近従来の露光光を用いてパターンの一層の微細化を進めるべく、投影レンズとレジスト膜との間を高屈折率の液体で満たし露光する液浸リソグラフィ(immersion lithography)法が提案されている。
この液浸リソグラフィ法によれば、露光装置内における投影レンズと基板上のレジスト膜との間が屈折率がnである液体で満たされるため、露光装置のNA(開口数)の値がn・NAとなり、レジスト膜の解像性が向上する。
このように露光に液浸リソグラフィ法を用いると、実効的にNAが向上するので、解像度不足の問題は回避できる。
しかしながら、液浸リソグラフィ法を用いた場合、レジスト膜と液体とが直接に接触するため、化学増幅型レジストを用いる際には、レジスト中で発生した酸が液体中に溶出してしまい、レジスト膜表面の酸が不足して、レジストのパターン形状に異常をきたす場合がある。
そこで、レジスト膜が液体と直接に接触しないように、レジスト膜の上にレジスト上層膜を形成する技術が提案されている。
以下、図5(a)〜図5(e)を参照しながら、レジスト膜の上にレジスト上層膜を形成する従来のパターン形成方法について説明する(例えば、特許文献1を参照。)。
まず、図5(a)に示すように、基板1の上に反射防止膜形成用の溶液を塗布し、加熱することにより反射防止膜2を形成する。続いて、反射防止膜2の上に化学増幅型レジストを塗布し、加熱してレジスト膜3を形成する。
次に、図5(b)に示すように、レジスト膜3の上に固形分の濃度が6wt%のポリシルセスキオキサン水溶液を塗布し、続いて加熱による不溶化処理を行なう。これにより、レジスト膜3の表面に液浸リソグラフィ用の液体に対して不溶となるレジスト上層膜4が形成される。
次に、図5(c)に示すように、液体(図示せず)を媒体とした液浸型のArFエキシマレーザ露光装置により、露光光5をマスク6及びレジスト上層膜4を介してレジスト膜3に照射してパターンを転写する。その後、露光後ベーク(PEB)を行なう。
ここで、図6に露光装置内でレジスト膜3がパターン露光される際の模式的な断面構成を示す。図6に示すように、ステージ10の上に載置された基板1の上には、反射防止膜2、レジスト膜3及びレジスト上層膜4が順次成膜されており、該レジスト上層膜4と投影レンズ11との間には液体12が満たされている。
次に、図5(d)に示すように、レジスト上層膜4を0.1%の濃度のフッ酸を含む溶液である剥離液に浸漬し、ポリシルセスキオキサン膜、すなわちレジスト上層膜4をレジスト膜3上から除去する。
次に、レジスト膜3を濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド(TMAH)水溶液である現像液に浸漬して現像を行なう。これにより、図5(e)に示すように、レジスト膜3からレジストパターン3aが得られる。
特開2005−109146号公報
しかしながら、前記従来のレジスト上層膜4を用いるパターン形成方法は、レジストパターン3aにパターンブリッジ3b等のパターン異常が生じるという問題がある。
前記従来の問題に鑑み、本発明は、液浸リソグラフィ法を用いる場合に、良好な形状を持つレジストパターンを安定して得られるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、パターン形成方法をレジスト膜の上に形成する上層膜に撥水性を持つ撥水膜を形成するか、又は上層膜自体に撥水性を持たせる構成とする。
本願発明者らは、このようなパターン異常が生じる原因を種々検討した結果、以下のような結論を得ている。すなわち、上層膜の表面に液浸リソグラフィ用の液体が残存したり、上層膜に浸透したりすることを完全には防止することができない。このため、液体がレジスト膜にまで達して、レジスト膜中に発生した酸が上層膜を浸透してきた液体中に拡散してしまうので、レジスト膜の表面及びその近傍部分において必要な酸が不足する。その結果、レジストパターンにパターンブリッジ等のパターン異常が生じるというものである。
そこで、本願発明者らは、液浸リソグラフィ法において、液浸用の液体からレジスト膜を保護する上層膜の表面に撥水性を持たせることにより、液体の上層膜への浸透が防止されて、該液体がレジスト膜と直接に接触しないようになるという知見を得ている。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、具体的には以下の構成により実現される。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に、液体に対して不溶な上層膜を形成する工程と、上層膜の表面をフッ素コートにより撥水性を持たせる工程と、表面がフッ素コートされた上層膜と投影レンズとの間に液体を満たした状態で、上層膜を介してレジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なって、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第1のパターン形成方法によると、上層膜の表面をフッ素コートにより撥水性を持たせるため、液体が上層膜中を浸透できなくなるので、レジスト膜と液体とが直接に接触することがなくなる。その結果、形状が良好なレジストパターンを得ることができる。
第1のパターン形成方法において、上層膜の表面をフッ素コートにより撥水性にする工程は、上層膜の表面にフッ素樹脂材を塗布することにより、フッ素コート膜を形成する工程であることが好ましい。
第1のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも後で且つ現像を行なう工程よりも前に、フッ素コート膜を除去する工程をさらに備えていることが好ましい。
また、第1のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも後で且つ現像を行なう工程よりも前に、上層膜を除去する工程をさらに備えていることが好ましい。
また、第1のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも後で且つ現像を行なう工程よりも前に、フッ素コート膜と上層膜とを一の工程により連続して除去する工程をさらに備えていることが好ましい。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に、液体に対して不溶で且つ撥水性を有する多孔性の上層膜を形成する工程と、上層膜と投影レンズとの間に液体を満たした状態で、上層膜を介してレジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なって、レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第2のパターン形成方法によると、レジスト膜の上に、液体に対して不溶で且つ撥水性を有する多孔性の上層膜を形成するため、液体が上層膜中を浸透できなくなるので、レジスト膜と液体とが直接に接触することがなくなる。その結果、形状が良好なレジストパターンを得ることができる。
第2のパターン形成方法において、上層膜は、径が2nm以下の空孔を有する多孔質膜であることが好ましい。
第2のパターン形成方法において、上層膜はシリケイトグラス膜であることが好ましい。
この場合に、上層膜を形成する工程は、上層膜に対して温度が90℃以上且つ150℃以下で加熱する工程を含むことが好ましい。このようにすると、レジスト膜に対する熱によるダメージを防止することができる。
第2のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも後で且つ現像を行なう工程よりも前に、上層膜を除去する工程をさらに備えていることが好ましい。
第1又は第2のパターン形成方法において、液体は水であることが好ましい。
本発明に係るパターン形成方法によると、液浸露光用の液体がレジスト膜と直接に接触することがなくなるため、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法を実施する液浸露光装置内における露光時の断面構成を模式的に示している。
図1に示すように、ステージ100上に保持された基板101の主面上には、反射防止膜102、膜厚が例えば100nm〜200nm程度のレジスト膜103、膜厚が例えば数nm〜100nm程度、より好ましくは数nm〜50nm程度で、例えばアクリル系樹脂材からなる上層膜104、及び膜厚が例えば数十nmのフッ素系樹脂材からなるフッ素コート膜105が順次成膜されている。
フッ素コート膜105と投影レンズ106との間には、例えば水(純水)からなる液体107が満たされている。
図2(a)〜図2(g)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法のプロセスフローを示している。以下、図2(a)〜図2(g)を参照しながらパターン形成について説明する。
まず、図2(a)に示すように、基板101の主面上に反射防止膜形成用の溶液を塗布し、その後、所定の加熱処理を行なうことにより反射防止膜102を形成する。続いて、反射防止膜102の上に化学増幅型レジストを塗布し、その後、加熱してレジスト膜103を形成する。
次に、図2(b)に示すように、レジスト膜103の上に、上層膜形成用の溶液を塗布し、その後、加熱により上層膜104を形成する。
次に、図2(c)に示すように、上層膜104の上にフッ素樹脂材を塗布し、加熱によりフッ素コート膜105を形成する。
次に、図2(d)及び図1に示すように、液体107を媒体とした液浸型のArFエキシマレーザ露光装置により、マスク108を介した露光光109をフッ素コート膜105及び上層膜104を通してレジスト膜103に照射して、マスク108のパターンをレジスト膜103に転写する。続いて、露光されたレジスト膜103に対して露光後ベーク(PEB)を行なう。
次に、図2(e)に示すように、フッ素コート膜105を有機溶剤、例えばフッ素系溶剤からなる剥離液に浸漬して、フッ素コート膜105を除去する。
次に、図2(f)に示すように、上層膜104を所定の溶剤を含む剥離液に浸漬して、上層膜104を除去する。ここで、上層膜104の剥離液には、該上層膜が現像液(2.38wt%TMAH水溶液)に可溶な場合は現像液を用い、溶媒に可溶な場合はフッ素系溶剤を用いることができる。
次に、レジスト膜103を現像液に浸漬して現像を行なう。これにより、図2(g)に示すように、レジスト膜103から、形状が良好なレジストパターン103aを得る。
このように、第1の実施形態に係るパターン形成方法によると、レジスト膜103を保護する上層膜104の上に、強い撥水性を持つフッ素コート膜105を形成しているため、パターン露光の後に、フッ素コート膜105の表面には液浸露光用の液体107が残存することがない。また、フッ素コート膜105は液体107を浸透させないため、露光中において液体107は上層膜104に浸透できない。これにより、液体107がレジスト膜103と直接に接触することがなくなるので、レジストパターン103aのパターン形状が良好となる。
ここで、フッ素コート膜105と上層膜104とが同一の剥離液で除去できる場合は、フッ素コート膜105と上層膜104とを一工程で連続して除去することができる。
なお、フッ素コート膜105の除去には、該フッ素コート膜105の材料により、フッ素系溶剤の他に、芳香族溶剤等を用いることもできる。また、フッ素コート膜105は、剥離液に代えて、CF系ガス又はCHF系ガス等を用いたプラズマ処理によっても除去することができる。
また、第1の実施形態において、CF系ガス又はCHF系ガスによるプラズマ処理を用いると、フッ素コート膜105と上層膜104とを連続して除去することが可能となる。
また、上層膜104にアクリル系樹脂材を用いたが、これに限られず、レジスト膜103と混合せず、且つ剥離が容易な材料であればよい。
また、第1の実施形態においては、液浸露光用の液体107に水を用いたが、フッ素コート膜105により撥水される液体であれば、水に限られない。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法を実施する液浸露光装置内における露光時の断面構成を模式的に示している。
図3に示すように、ステージ200上に保持された基板201の主面上には、反射防止膜202、膜厚が例えば100nm〜200nm程度のレジスト膜203、膜厚が例えば数nm〜100nm程度、より好ましくは数nm〜50nm程度の多孔質膜である上層膜204が順次成膜されている。ここで、多孔質膜には、径が2nm以下の多数の空孔を有する酸化フッ化シリコン(SiOF)等の無機シリケイトグラス膜又は酸化炭化シリコン(SiOC)等の有機シリケイトグラス膜を用いることができる。
上層膜204と投影レンズ206との間には、例えば水(純水)からなる液体207が満たされている。
図4(a)〜図4(e)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法のプロセスフローを示している。以下、図4(a)〜図4(g)を参照しながらパターン形成について説明する。
まず、図4(a)に示すように、基板201の主面上に反射防止膜形成用の溶液を塗布し、その後、所定の加熱処理を行なうことにより反射防止膜202を形成する。続いて、反射防止膜202の上に化学増幅型レジストを塗布し、その後、加熱してレジスト膜203を形成する。
次に、図4(b)に示すように、レジスト膜203の上に、上層膜形成用のシリケイトグラス、例えばシロキサン又は有機シロキサンを含む溶液を塗布し、その後、加熱してシリケイトグラスからなる上層膜204を形成する。ここで、上層膜204に対する加熱温度は90℃以上且つ150℃以下が好ましい。
次に、図4(c)及び図3に示すように、液体207を媒体とした液浸型のArFエキシマレーザ露光装置により、マスク208を介した露光光209を上層膜204を通してレジスト膜203に照射して、マスク208のパターンをレジスト膜203に転写する。続いて、露光されたレジスト膜203に対して露光後ベーク(PEB)を行なう。
次に、図4(d)に示すように、上層膜204をフッ素系溶剤を含む剥離液に浸漬して、上層膜204を除去する。
次に、レジスト膜203を現像液(2.38wt%TMAH水溶液)に浸漬して現像を行なう。これにより、図4(e)に示すように、レジスト膜203から、形状が良好なレジストパターン203aを得る。
このように、第2の実施形態に係るパターン形成方法によると、レジスト膜203を保護する上層膜204に多孔質膜を用いているため、該上層膜204は強い撥水性を示す。これにより、パターン露光の後に、上層膜204の表面には液浸露光用の液体207が残存することがない。従って、液体207がレジスト膜203と直接に接触することがなくなるので、レジストパターン203aのパターン形状が良好となる。
ここで、上層膜204に空孔の径が約2nm以下、より好ましくは1nm以下の多孔質膜を用いると、露光中において液体207は上層膜204に浸透できない。これにより、液体207がレジスト膜203と直接に接触することがなくなるので、レジストパターン203aのパターン形状はさらに良好となる。
なお、第2の実施形態においては、液浸露光用の液体207に水を用いたが、多孔性の上層膜204により撥水される液体であれば、水に限られない。
また、第1及び第2の実施形態においては、露光光109、209にArFエキシマレーザ光を用いたが、これに限られず、KrFエキシマレーザ光又はFレーザ光等を用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法は、液浸露光用の液体がレジスト膜と直接に接触することがなくなって、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができ、半導体装置の製造プロセスにおける液浸リソグラフィ工程に用いられるパターン形成方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法におけるパターン露光工程を示す模式的な構成断面図である。 (a)〜(g)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法のプロセスフローを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法におけるパターン露光工程を示す模式的な構成断面図である。 (a)〜(e)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法のプロセスフローを示す断面図である。 (a)〜(e)は従来のレジスト上層膜を用いるパターン形成方法のプロセスフローを示す断面図である。 従来のレジスト上層膜を用いるパターン形成方法におけるパターン露光工程を示す模式的な構成断面図である。
符号の説明
100 ステージ
101 基板
102 反射防止膜
103 レジスト膜
103a レジストパターン
104 上層膜
105 フッ素コート膜
106 投影レンズ
107 液体
108 マスク
109 露光光
200 ステージ
201 基板
202 反射防止膜
203 レジスト膜
203a レジストパターン
204 上層膜(多孔質膜)
206 投影レンズ
207 液体
208 マスク
209 露光光

Claims (11)

  1. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に、液体に対して不溶な上層膜を形成する工程と、
    前記上層膜の表面をフッ素コートにより撥水性を持たせる工程と、
    表面がフッ素コートされた前記上層膜と投影レンズとの間に前記液体を満たした状態で、前記上層膜を介して前記レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なって、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 前記上層膜の表面をフッ素コートにより撥水性を持たせる工程は、前記上層膜の表面にフッ素樹脂材を塗布することにより、フッ素コート膜を形成する工程であることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  3. 前記パターン露光を行なう工程よりも後で且つ前記現像を行なう工程よりも前に、
    前記フッ素コート膜を除去する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記パターン露光を行なう工程よりも後で且つ前記現像を行なう工程よりも前に、
    前記上層膜を除去する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  5. 前記パターン露光を行なう工程よりも後で且つ前記現像を行なう工程よりも前に、
    前記フッ素コート膜と前記上層膜とを一の工程により連続して除去する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  6. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に、液体に対して不溶で且つ撥水性を有する多孔性の上層膜を形成する工程と、
    前記上層膜と投影レンズとの間に前記液体を満たした状態で、前記上層膜を介して前記レジスト膜に露光光を選択的に照射することによりパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なって、前記レジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  7. 前記上層膜は、径が2nm以下の空孔を有する多孔質膜であることを特徴とする請求項6に記載のパターン形成方法。
  8. 前記上層膜は、シリケイトグラス膜であることを特徴とする請求項6又は7に記載のパターン形成方法。
  9. 前記上層膜を形成する工程は、前記上層膜に対して温度が90℃以上且つ150℃以下で加熱する工程を含むことを特徴とする請求項8に記載のパターン形成方法。
  10. 前記パターン露光を行なう工程よりも後で且つ前記現像を行なう工程よりも前に、
    前記上層膜を除去する工程をさらに備えていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  11. 前記液体は水であることを特徴とする請求項1又は6記載のパターン形成方法。
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