JP2008181717A - 車両用灯具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】灯具の全長を短縮でき、しかも、フレネルレンズのみを用いて光源からの出射光の光学的な制御が可能となる車両用灯具ユニットを得る。
【解決手段】車両用灯具ユニット100は、灯具前後方向に延びる光軸Ax上に配置されたフレネルレンズ13と、このフレネルレンズ13の後方側に配置された発光素子11とを備える。フレネルレンズ13は、光軸Axを同軸に複数のフレネルレンズステップが形成されてなり、該フレネルレンズステップは、光軸Axの通る中央部が円形状に形成されると共に、中央部より外側の周辺部が、光軸Axから離れるにしたがって縦横比率を徐々に変化させる長円で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレネルレンズを備えた車両用灯具ユニットに関し、特に自動車用ハイビームの配光形成に用いて好適なものである。
従来、車両用灯具ユニットには光源として放電バルブの放電発光部やハロゲンバルブのフィラメント等が用いられているものがある。これら車両用灯具ユニットは、放電バルブやハロゲンバルブ等を取り付けるためのスペースを確保する必要があるため、灯具の大幅な小型化を図ることができない問題があった。また、光源が発熱するのでその熱の影響を考慮した灯具サイズを確保しておく必要がある。このようなことから車両用灯具ユニットには小型光源であるLED等の発光素子を用いたものもある(例えば特許文献1参照)。
ところで、自動車の車両用灯具ユニットには、投影レンズの後方光軸上に楕円反射鏡面を有するリフレクタを配置し、このリフレクタの第一焦点位置に光源を設けると共に、第二焦点位置と投影レンズの後方焦点が略一致するように光学系を構成した所謂プロジェクタ型の車両用灯具ユニットがある。しかし、この種のプロジェクタ型の車両用灯具ユニットは、曲率が大きい厚肉の投影レンズを備えるため、投影レンズの外周部で分光現象が生じるようになり色ムラが発生する。このため、プロジェクタ型灯具には投影レンズを薄くするために、フレネルレンズを用いたものもある(例えば特許文献2,3参照)。
特開2006−127819号公報 実開平6−50109号公報 特開昭59−8201号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された車両用灯具ユニットは、LED光源を用いることによる小型化は図れるものの、曲率が大きい厚肉の投影レンズを備えるため、光軸方向に沿う灯具全長が長くなる不利があり、灯具の大幅な小型化を図ることができないという問題があった。
一方、上記特許文献2,3に開示される車両用灯具ユニットは、フレネルレンズを用いることで投影レンズを薄厚にでき、光軸方向に沿う灯具全長は短縮できるものの、光源からの出射光を光学的に制御(拡散、集光)して所望の配光パターンを形成するには、例えば特許文献3に開示されるアウターレンズ等を別体に設ける必要があるため、部品数が増大して構造が複雑となり、結局、灯具の小型化が困難であった。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、灯具の全長を短縮でき、しかも、フレネルレンズのみを用いて光源からの出射光の光学的な制御が可能となる車両用灯具ユニットを提供することである。
本発明の上記目的は、灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたフレネルレンズと、
前記フレネルレンズの後方側に配置された発光素子と、を備えた車両用灯具ユニットであって、
前記フレネルレンズは、前記光軸を同軸に複数のフレネルレンズステップが形成されてなり、
前記フレネルレンズステップは、前記光軸の通る中央部が円形状に形成されると共に、前記中央部より外側の周辺部が、前記光軸から離れるにしたがって縦横比率を徐々に変化させる長円で形成されることを特徴とする車両用灯具ユニットにより達成される。
上記構成の車両用灯具ユニットによれば、フレネルレンズが採用されることにより、従来の凸曲面レンズに比べてレンズの厚みが低減され、灯具の光軸方向の全長が短縮可能となる。また、フレネルレンズステップの縦横比率を光軸から離れるにしたがって徐々に変化させることで、フレネルレンズのみの構成で発光素子からの出射光を拡散・集光させる光学的制御が可能となる。これにより、従来では別途に必要であった追加の制御用レンズが不要となり、少ない部材数で所望の配光が得られるようになる。
尚、上記構成の車両用灯具ユニットにおいて、上記フレネルレンズステップが、前記光軸の通る中央領域に形成され、
前記中央領域より外側の前記発光素子に対向する環状領域には、集光性の反射型フレネルレンズステップが形成されることが望ましい。
このような構成の車両用灯具ユニットによれば、発光素子から出射されてフレネルレンズの中央領域に入射した光が、発光素子と反対面に形成される上記フレネルレンズステップによって、光学的に制御される。これに加え、発光素子から出射されて前記中央領域以外の領域である環状領域へ照射された光が、反射型フレネルレンズステップによって取り込まれて、光軸と平行に照射されることとなる。したがって、従来、全反射によって取り込むことのできなかった前記環状領域への照射光が有効に利用できるようになり、光束利用効率を高めることができる。
また、上記構成の車両用灯具ユニットにおいて、前記フレネルレンズステップの縦横比率は、前記光軸から離れるにしたがって、横方向の長さが縦方向の長さよりも徐々に長くなることが望ましい。
このような構成の車両用灯具ユニットによれば、発光素子から出射されてフレネルレンズへ入射した光が、上下方向では略平行な光束となり、左右方向では徐々に拡がる拡散光となる。これにより、主要な構成部材が発光素子とレンズのみでありながら、自動車用ハイビームに好適な左右拡散のある集光(スポット)配光を形成することができる。
また、上記構成の車両用灯具ユニットにおいて、前記フレネルレンズステップの縦横比率が、二次関数的に増加されることが望ましい。
このような構成の車両用灯具ユニットによれば、左右方向へ拡散される照射光による照度分布が、被照射面の中央部から左右に向かって急激に変化しない連続的なものとなり、配光むらを少なくすることができる。
また、上記構成の車両用灯具ユニットにおいて、前記フレネルレンズステップは、溝の深さと山の高さが同一であることが望ましい。
このような構成の車両用灯具ユニットによれば、フレネルレンズの設計、加工を容易にすることができる。即ち、溝の深さと山の高さが同一であるので、周辺部において肉厚の変化が小さく、レンズをガラスで成形した場合であっても成形固化時にダレが生じず、樹脂によって成形した場合であっても成形固化時の収縮によるヒケを解消し、フレネルレンズステップの形状を全面で均一にできる。
本発明に係る車両用灯具ユニットによれば、レンズの厚みを減らすことができるとともに、フレネルレンズのみを用いて発光素子からの出射光を光学的に制御することができる。この結果、灯具の全長を短縮でき、しかも、簡素な構造で所望の配光パターンを形成することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る車両用灯具ユニットを詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両用灯具ユニットの側面図、図2は図1に示した車両用灯具ユニットの平面図である。
本実施形態に係る車両用灯具ユニット100は、図1及び図2に示すように、ヘッドランプの一部として組み込まれた状態で用いられ、発光素子11と、投影レンズであるフレネルレンズ13とを備えている。
フレネルレンズ13は、ブラケット15の不図示のレンズ支持部に支持された状態で、灯具前後方向に延びる光軸Ax上に配置されており、発光素子11は、支持プレート17を介してブラケット15に支持された状態で、フレネルレンズ13の後方側に配置されている。
ブラケット15は、側面視において略L字状に形成されている。そして、このブラケット15の前端部には、フレネルレンズ13を支持するとともに開口絞りを構成する不図示の円環状レンズ支持部が形成されている。また、円環状レンズ支持部の後端部には不図示のプレート支持部が設けられ、プレート支持部はフレネルレンズ13の後側焦点Fの近傍に発光素子11が位置する距離faにブラケット15を位置決め支持している。
発光素子11は、例えば白色発光ダイオードであって、発光チップ19と、この発光チップ19を実装するベース部材21と、発光チップ19を前方側から覆う透光カバー23とを備えてなっている。この発光素子11の発光チップ19は、灯具正面視において0.3〜3mm四方程度の大きさを有しており、光軸Ax上におけるフレネルレンズ13の後側焦点Fの後方近傍(例えば後側焦点Fの後方0.5〜3mm程度の位置)に前向きで配置されている。
図3は図1に示したフレネルレンズを光出射側である正面側から視た斜視図である。
フレネルレンズ13は、図3に示すように、光出射側の表面13aが、凸曲面を径方向に同芯長円状に分割した部分(フレネルレンズステップ)を平面上に並べ替えたものとし形成されている。すなわち、光軸Axを同軸に複数のフレネルレンズステップS1,S2,・・・Snが形成されてなる。
フレネルレンズステップS1,S2,・・・Snは、光軸Axの通る中央部S1が円形状に形成されている。したがって、この中央部S1のみを見れば通常の凸レンズと同形状となる。なお、フレネルレンズ13の光入射側の内面13bは、平滑な平面、或いは平滑な曲面で形成することができる。
図4は図3のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した断面図である。
フレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snは、図4に示すように、中央部のフレネルレンズステップS1より外側の周辺部25が、光軸Axから離れるにしたがって縦横比率を徐々に変化させる長円(例えば楕円)で形成されている。
フレネルレンズステップS1,S2,・・・Snのステップ位置は、縦方向ではSv1,Sv2,・・・Svnとなり、横方向ではSh1,Sh2,・・・Shnとなる。これらフレネルレンズステップS1,S2,・・・Snの縦横比率(SvnとShnの比率)は、光軸Axから離れるにしたがって、横方向の長さが縦方向の長さよりも徐々に長くなっている。
これにより、車両用灯具ユニット100は、左右方向へ拡散される照射光による照度分布が、被照射面の中央部から左右に向かって急激に変化しない連続的なものとなり、配光むらを少なくすることができる。
尚、フレネルレンズステップS1,S2,・・・Snの縦方向ステップ位置Sv1,Sv2,・・・Svnと横方向ステップ位置Sh1,Sh2,・・・Shnとの縦横比率は、例えば二次関数的に増加させる他、線形的に増加させるものであっても勿論よい。
また、上記フレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snは、溝27の深さh1と山29の高さh2が同一となっている。これにより、フレネルレンズ13の設計、加工を容易にすることができる。即ち、周辺部25において肉厚の変化が小さく、レンズをガラスで成形した場合であっても成形固化時にダレが生じず、樹脂によって成形した場合であっても成形固化時の収縮によるヒケを解消し、フレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snの形状を全面で均一にできる。
さらに、これらフレネルレンズステップS2,S3,・・・Snは、山29の先端が、外側に向かうにしたがって、光軸Axから離れる方向の向きに向いている。
本実施形態の車両用灯具ユニット100によれば、フレネルレンズ13が採用されたことにより、従来の凸曲面レンズに比べてレンズの厚みtが低減され、灯具の光軸Ax方向の全長が短縮可能となる。また、フレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snの縦横比率を光軸Axから離れるにしたがって徐々に変化させることで、フレネルレンズ13のみの構成で発光素子11からの出射光を拡散・集光させる光学的制御が可能となる。これにより、従来では別途に必要であった追加の制御用レンズが不要となり、少ない部材数で所望の配光が得られるようになる。
図5は図1に示した車両用灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。
図5に示すように、車両用灯具ユニット100によるハイビーム配光パターンHPは、発光素子11からの出射光がフレネルレンズ13によって光学的に制御されることで、中心部から左右の周縁部へ向けて、ホットゾーンHZ、中拡散領域MZ1,MZ2,MZ3、広拡散領域WZの順に光度が減少する光度分布が形成される。その際、ホットゾーンHZは、中央部S1からの光照射により形成され、中拡散領域MZ1,MZ2,MZ3から広拡散領域WZは、周辺部25からの光照射により形成される。
発光素子11から出射されてフレネルレンズ13へ入射した光は、上下方向では図1に示すように略平行な光束となり、左右方向では図2に示すように徐々に拡がる拡散光となる。
これにより、従来では別途に必要であった追加の制御用レンズが不要となり、主要な構成部材が発光素子11とフレネルレンズ13のみで、自動車用ハイビームに好適な遠方視認性を良好にする左右拡散のある集光(スポット)配光であるハイビーム配光パターンHPが形成できる。
尚、中央部S1のフレネルレンズステップは、半径が一定の円形状であり、集光度が高まり配光中心の光度を高くすることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る車両用灯具ユニットを説明する。
図6は本発明の他の実施形態に係る車両用灯具ユニットの側面図、図7は図2に示した車両用灯具ユニットの平面図である。なお、図1〜図5に示した部材及び部位と同等のものには同符号を付して重複する説明は省略する。
本実施形態の車両用灯具ユニット200は、図6及び図7に示すように、灯具前後方向に延びる光軸Ax上に配置されたフレネルレンズ31と、このフレネルレンズ31の後方側に配置された発光素子11とを備え、フレネルレンズ31の構成のみが上記車両用灯具ユニット100のフレネルレンズ13と異なり、他の構成は同一となっている。
図8は図6に示したフレネルレンズを光出射側である正面側から視た斜視図、図9は図8に示したフレネルレンズを反対側から視た斜視図、図10は図8のC−C断面図である。
フレネルレンズ31は、図8に示すように、外形が円形状で形成され、光軸Axを通る光出射側の表面31aの中央領域33(図10参照)に、長円の上記フレネルレンズ13と同様のフレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snが形成されている。
一方、図9に示すように、中央領域33より外側の発光素子11に対向する光入射側内面31bの環状領域35(図10参照)には、集光性の複数の反射型フレネルレンズステップSRが形成されている。
図11は図10のD部拡大図である。
光入射側の内面31bの環状領域35に形成された複数の反射型フレネルレンズステップSRは、同一ステップ幅Pで、且つ溝37の深さh3と山39の高さh4が同一となっている。
山39は、光軸Ax側が光軸Axと略平行な円筒面状の入射面39aで形成され、その反対側が円錐面状の傾斜面39bで形成される。したがって、発光素子11から出射された光線Rは、入射面39aから進入し、傾斜面39bにて反射されて光軸Axに沿う平行光となって光出射側の表面31aから出射される。
図12は図6に示した車両用灯具ユニット200から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるフレネルレンズ31の環状領域35のみ、フレネルレンズ31の中央領域33のみ、フレネルレンズ31の全体の配光パターンを(a)(b)(c)に透視的に示す図である。
本実施形態の車両用灯具ユニット200では、発光素子11からの出射光がフレネルレンズ13の環状領域35の反射型フレネルレンズステップSRに入射した光が出射されることで図12(a)に示すホットゾーンHzが形成される。また、フレネルレンズ13の中央領域33に入射した光が出射されることで図12(b)に示す広拡散領域Wzが形成される。そして、中央領域33及び環状領域35のフレネルレンズ13全体に入射した光が出射されることで、図12(c)に示すホットゾーンHZ、中拡散領域MZ1,MZ2、広拡散領域WZの順に光度が減少する光度分布が形成される。
したがって、上記車両用灯具ユニット200によれば、発光素子11から出射されてフレネルレンズ31の中央領域33に入射した光は、発光素子11と反対面に形成されるフレネルレンズステップS1,S2,S3,・・・Snによって光学的に制御され、拡散・集光が可能となる。これに加え、発光素子11から出射されて中央領域33以外の領域である環状領域35へ照射された光は、反射型フレネルレンズステップSRによって取り込まれて、光軸Axと平行に照射されることとなる。従って、従来、全反射によって取り込むことのできなかった環状領域35への照射光が有効に利用できるようになり、光束利用効率を高めることができる。
また、図13に示すように、上記実施形態に係る車両用灯具ユニット200を上下に並べて配置して一体とした灯具ユニットを構成してもよい。
このような構成とすることによって、照度の向上は元より、拡散光や集光光を重畳させてより好適なハイビーム配光パターンHPの形成を可能にすることができる。
尚、本発明の車両用灯具ユニットに係るフレネルレンズ、発光素子及びフレネルレンズステップ等の構成は、上記実施形態の車両用灯具ユニット100,200の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採り得ることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る車両用灯具ユニットの側面図である。 図1に示した車両用灯具ユニットの平面図である。 図1に示したフレネルレンズを光出射側である正面側から視た斜視図である。 図3のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した断面図である。 図1に示した車両用灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用灯具ユニットの側面図である。 図6に示した車両用灯具ユニットの平面図である。 図6に示したフレネルレンズを光出射側である正面側から視た斜視図である。 図8に示したフレネルレンズを反対側から視た斜視図である。 図8のC−C断面図である。 図10のD部拡大図である。 図6に示した車両用灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるフレネルレンズの環状領域のみ、フレネルレンズの中央領域のみ、フレネルレンズの全体の配光パターンを(a)(b)(c)に透視的に示す図である。 上下方向に複数の車両用灯具ユニットが配設された変形例の側面図である。
符号の説明
11…発光素子
13,31…フレネルレンズ
25…周辺部
27…溝
29…山
33…中央領域
35…環状領域
100,200…車両用灯具ユニット
Ax…光軸
h1…深さ
h2…高さ
Sh1,Sh2,・・・Shn…横方向ステップ位置(横方向の長さ)
Sv1,Sv2,・・・Svn…縦方向ステップ位置(縦方向の長さ)
S1,S2,S3,・・・Sn…フレネルレンズステップ
SR…反射型フレネルレンズステップ

Claims (5)

  1. 灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたフレネルレンズと、
    前記フレネルレンズの後方側に配置された発光素子と、を備えた車両用灯具ユニットであって、
    前記フレネルレンズは、前記光軸を同軸に複数のフレネルレンズステップが形成されてなり、
    前記フレネルレンズステップは、前記光軸の通る中央部が円形状に形成されると共に、前記中央部より外側の周辺部が、前記光軸から離れるにしたがって縦横比率を徐々に変化させる長円で形成されることを特徴とする車両用灯具ユニット。
  2. 請求項1記載のフレネルレンズステップが、前記光軸の通る中央領域に形成され、
    前記中央領域より外側の前記発光素子に対向する環状領域には、集光性の反射型フレネルレンズステップが形成されることを特徴とする車両用灯具ユニット。
  3. 前記フレネルレンズステップの縦横比率は、前記光軸から離れるにしたがって、横方向の長さが縦方向の長さよりも徐々に長くなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具ユニット。
  4. 前記フレネルレンズステップの縦横比率が、二次関数的に増加されることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具ユニット。
  5. 前記フレネルレンズステップは、溝の深さと山の高さが同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具ユニット。
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