JP2015106493A - 車両用灯具及びレンズ体 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化(基準軸方向の薄型化)した車両用灯具を提供する。
【解決手段】光源16とレンズ体14を備えた車両用灯具において、レンズ体を透過して前方に照射される光源からの光により、第1配光パターンと第2配光パターンとが重畳された所定配光パターンを形成するように構成する。レンズ体は、基準軸上に配置された中央レンズ部26と中央レンズ部を取り囲むように配置された周囲レンズ部30とを含み、中央レンズ部は、中央入射面26aから内部に入射し、中央出射面26bから出射する光源からの光により、第1配光パターンを形成するレンズ部として構成され、周囲レンズ部は、周囲入射面30aから周囲レンズ部内部に入射し、周囲反射面30bで内面反射された後、周囲出射面30cから出射する光源からの光により、第2配光パターンを形成するレンズ部として構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用灯具及びレンズ体に係り、特に、光源とレンズ体とを組み合わせた構造の車両用灯具及びこれに用いられるレンズ体に関する。
従来、車両用灯具の分野においては、光源と光源の前方に配置されたレンズ体とを備え、レンズ体を透過して前方に照射される光源からの光により、所定配光パターンを形成するように構成された車両用灯具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は特許文献1に記載の車両用灯具200の縦断面図、図10(a)は図9に示した車両用灯具200により形成される集光パターンPaの例、図10(b)は拡散パターンPbの例である。
図9に示すように、特許文献1に記載の車両用灯具200は、光源210、光源210の前方に配置された中央レンズ220(凸レンズ)、中央レンズ220の周囲を囲むように配置された付加レンズ230を備えている。
上記構成の車両用灯具200においては、中央レンズ220を透過して前方に照射される光源210からの光が図10(a)に示す集光パターンPaを形成し、付加レンズ230内部で内面反射されて進路を変更された後、前方に照射される光源210からの光が図10(b)に示す拡散パターンPbを形成するように、各々のレンズ220、230が構成されている。
特開2009−283299号公報
しかしながら、上記構成の車両用灯具200においては、集光パターンPaを形成するには、光源210と中央レンズ220との間の距離をある程度長くして、中央レンズ220からの出射光による光源像を小さくする必要があるため、車両用灯具200のさらなる小型化(特に、基準軸AX方向のさらなる薄型化)を実現できないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光源と光源の前方に配置されたレンズ体とを備えた車両用灯具において、従来の車両用灯具と比べ、さらなる小型化(特に、基準軸方向のさらなる薄型化)を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両前後方向に延びる基準軸上に配置された光源と、前記光源の前方に配置されたレンズ体と、を備え、前記レンズ体を透過して前方に照射される前記光源からの光により、少なくとも第1配光パターンと前記第1配光パターンより狭い第2配光パターンとが重畳された所定配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、前記レンズ体は、前記基準軸上に配置された中央レンズ部と当該中央レンズ部を取り囲むように配置された周囲レンズ部とを含み、前記中央レンズ部は、前記光源が対向する前記中央レンズ部の後端部に形成された中央入射面と、前記中央レンズ部の前端部に形成された中央出射面と、を含み、前記中央入射面から前記中央レンズ部内部に入射し、前記中央出射面から出射する前記光源からの光により、前記第1配光パターンを形成するレンズ部として構成されており、前記周囲レンズ部は、前記周囲レンズ部の後端部に前記中央レンズ部を取り囲むように形成された周囲入射面と、前記周囲レンズ部の後端部に前記周囲入射面を取り囲むように形成された周囲反射面と、前記周囲レンズ部の前端部に前記中央出射面を取り囲むように形成された周囲出射面と、を含み、前記周囲入射面から前記周囲レンズ部内部に入射し、前記周囲反射面で内面反射された後、前記周囲出射面から出射する前記光源からの光により、前記第2配光パターンを形成するレンズ部として構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源と光源の前方に配置されたレンズ体とを備えた車両用灯具において、従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、さらなる小型化(特に、基準軸方向のさらなる薄型化)を実現することができる。
これは、中央レンズ部が、当該中央レンズ部(中央出射面)からの出射光により、第2配光パターンより広い第1配光パターン(拡散パターン)を形成するレンズ部として構成されているため、光源と中央レンズ部との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすることができることによるものである。なお、光源と中央レンズ部との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすると、中央レンズ部からの出射光による光源像が大きくなるが、この光源像は第2配光パターンより広い(拡散された)第1配光パターン(拡散パターン)を形成するのに適したものとなるため、不都合は生じない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記所定配光パターンは、その上端縁に、左水平カットオフライン、右水平カットオフライン及び前記左水平カットオフラインと前記右水平カットオフラインとの間の斜めカットオフラインを含むすれ違いビーム用配光パターンであり、前記中央出射面は、当該中央出射面からの出射光が前記第1配光パターンとして拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されており、前記周囲出射面は、前記中央出射面から放射状に延びる複数の境界線により複数の扇形の出射領域に区画されており、前記複数の扇形の出射領域のうち出射光による光源像の一辺が前記斜めカットオフラインの角度となる出射領域は、前記一辺が前記斜めカットオフラインに沿った状態でかつ前記光源像の全体が前記斜めカットオフライン以下に配置されるように、その面形状が構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、一辺が斜めカットオフラインに沿った状態でかつ光源像の全体が斜めカットオフライン以下に配置されることで、斜めカットオフラインを形成することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記複数の扇形の出射領域のうち前記光源像の一辺が前記斜めカットオフラインの角度となる出射領域以外の出射領域は、当該出射領域からの出射光が前記第2配光パターンとして前記左水平カットオフラインに沿った状態の上端縁を含む拡散パターン又は前記右水平カットオフラインに沿った状態の上端縁を含む拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、左水平カットオフライン及び右水平カットオフラインを形成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記所定配光パターンは、走行ビーム用配光パターンであり、前記中央出射面は、当該中央出射面からの出射光が前記第1配光パターンとして拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されており、前記周囲出射面は、当該周囲出射面からの出射光が前記第2配光パターンとして集光パターンを形成するように、その面形状が構成されていることを特徴する。
請求項4に記載の発明によれば、走行ビーム用配光パターンを形成することができる。
請求項5に記載の発明は、車両前後方向に延びる基準軸上に配置された光源の前方に配置され、前記光源からの光を制御して少なくとも第1配光パターンと前記第1配光パターンより狭い第2配光パターンとが重畳された所定配光パターンを形成するように構成されたレンズ体において、前記レンズ体は、前記基準軸上に配置された中央レンズ部と当該中央レンズ部を取り囲むように配置された周囲レンズ部とを含み、前記中央レンズ部は、前記光源が対向する前記中央レンズ部の後端部に形成された中央入射面と、前記中央レンズ部の前端部に形成された中央出射面と、を含み、前記中央入射面から前記中央レンズ部内部に入射し、前記中央出射面から出射する前記光源からの光により、前記第1配光パターンを形成するレンズ部として構成されており、前記周囲レンズ部は、前記周囲レンズ部の後端部に前記中央レンズ部を取り囲むように形成された周囲入射面と、前記周囲レンズ部の後端部に前記周囲入射面を取り囲むように形成された周囲反射面と、前記周囲レンズ部の前端部に前記中央出射面を取り囲むように形成された周囲出射面と、を含み、前記周囲入射面から前記周囲レンズ部内部に入射し、前記周囲反射面で内面反射された後、前記周囲出射面から出射する前記光源からの光により、前記第2配光パターンを形成するレンズ部として構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、光源と光源の前方に配置されたレンズ体とを備えた車両用灯具において、従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、さらなる小型化(特に、基準軸方向のさらなる薄型化)を実現することができるレンズ体を実現することができる。
これは、中央レンズ部が、当該中央レンズ部(中央出射面)からの出射光により、第2配光パターンより広い第1配光パターン(拡散パターン)を形成するレンズ部として構成されているため、光源と中央レンズ部との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすることができることによるものである。なお、光源と中央レンズ部との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすると、中央レンズ部からの出射光による光源像が大きくなるが、この光源像は第2配光パターンより広い(拡散された)第1配光パターン(拡散パターン)を形成するのに適したものとなるため、不都合は生じない。
本発明によれば、光源と光源の前方に配置されたレンズ体とを備えた車両用灯具において、従来の車両用灯具と比べ、さらなる小型化(特に、基準軸方向のさらなる薄型化)を実現することが可能となる。
本発明の一実施形態である車両用灯具10の斜視図である。 車両用灯具10の縦断面図である。 車両用灯具10により車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に形成されるすれ違いビーム用配光パターンPLoの例である。 レンズ体14の光取り込み角θ〜θ等を説明するための図である。 車両用灯具10の正面図(レンズ体14からの出射光により、仮想鉛直スクリーン上に配置される光源像を含む)である。 レンズ体14からの出射光により、仮想鉛直スクリーン上に形成される各配光パターンの例である。 (a)レンズ体14の変形例であるレンズ体14Aの正面図、(b)横断面図、(c)縦断面図、(d)背面図である。 車両用灯具10Aにより車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に形成される走行ビーム用配光パターンPHiの例である。 特許文献1に記載の車両用灯具200の縦断面図である。 (a)図9に示した車両用灯具200により形成される集光パターンPaの例、(b)拡散パターンPbの例である。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態である車両用灯具10の斜視図、図2は縦断面図、図3は車両用灯具10により車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に形成されるすれ違いビーム用配光パターンPLoの例である。
図1、図2に示すように、車両用灯具10は、車両前後方向に延びる基準軸AX(光軸とも称される)上に発光面12aが前方を向いた状態で配置された光源12と、光源12(発光面12a)の前方に配置されたレンズ体14とを備え、レンズ体14を透過して前方に照射される光源12(発光面12a)からの光により、図3に示すように、その上端縁に、左水平カットオフラインCL1、右水平カットオフラインCL2及び左水平カットオフラインCL1と右水平カットオフラインCL2との間の斜めカットオフラインCL3を含むすれ違いビーム用配光パターンPLoを形成する車両用前照灯として構成されている。
光源12は、レーザー光源16、集光レンズ18、波長変換部材20、これらを保持するホルダ22等を備えている。ホルダ22は、集光レンズ18を保持するレンズホルダ22a、レンズホルダ22aに固定されたリング22b、リング22bに固定された接続フランジ22cを組み合わせて構成されている。
レーザー光源16は、青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を放出するレーザー光源で、具体的には、レーザーダイオード(LD素子)を含んでパッケージ化されたキャン型の半導体レーザー光源として構成されている。なお、レーザー光源16は、近紫外域(例えば、発光波長が405nm)又はそれ以外のレーザー光を放出するレーザー光源であってもよい。レーザー光源16で発生する熱は、これが固定されたヒートシンク24で放熱されて冷却される。
波長変換部材20は、集光レンズ18で集光されるレーザー光源16からのレーザー光を受けて当該レーザー光の少なくとも一部をレーザー光と異なる波長の光に変換する波長変換部材で、具体的には、青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光によって励起されて黄色光を発光する板状又は層状の蛍光体として構成されている。
波長変換部材20は、矩形の発光面12a(例えば、縦0.4×横0.8mmのアスペクト比1:2)を構成している。
なお、波長変換部材20は、近紫外域(例えば、発光波長が405nm)のレーザー光によって励起されて赤、緑、青の3色の光を発光する板状又は層状の蛍光体として構成されていてもよい。
青色域のレーザー光が照射された場合、波長変換部材20は、これを透過する青色域のレーザー光と青色域のレーザー光による発光(黄色光)との混色による白色光(疑似白色光)を放出する。一方、近紫外域のレーザー光が照射された場合、波長変換部材20は、近紫外域のレーザー光による発光(赤、緑、青の3色の光)の混色による白色光(疑似白色光)を放出する。
なお、光源12は、矩形の発光面を含む光源であればよく、白色LED光源等の半導体発光素子であってもよいし、それ以外の光源であってもよい。
光源12(発光面12a)から放出される光の指向特性はランバーシアンで、I(θ)=I×cosθで表すことができる。これは、光源12(発光面12a)が放出する光の広がりを表している。但し、I(θ)は光源12(発光面12a)の光軸AX12から角度θ傾いた方向の光度を表し、Iは光軸AX12上の光度を表している。光源12(発光面12a)では、光軸AX12上(θ=0)の光度が最大となる。なお、光源12(発光面12a)の光軸AX12は、発光面12aの中心を通り、かつ、発光面12aに対して垂直の方向に延びている。
光源12は、発光面12aが前方を向き、発光面12aの下端縁(長辺)が基準軸AXに直交する水平線に一致し、かつ、発光面12aの下端縁(長辺)がレンズ体14の光学設計上の基準点F近傍に位置した状態でレンズホルダ34に固定されている。
レンズ体14は、基準軸AX上に配置された中央レンズ部26と、中央レンズ部26を取り囲むように配置された中間レンズ部28(本発明の周囲レンズ部に相当)と、中間レンズ部28を取り囲むように配置された外周レンズ部30(本発明の周囲レンズ部に相当)と、フランジ部32と、光学設計上の基準点Fと、を含んでいる。レンズ体14は、フランジ部32がレンズホルダ34に固定されて、光源12(発光面12a)の前方に配置されている。レンズ体14の材料は、ポリカーボネイトであってもよいし、それ以外のアクリル等の透明樹脂であってもよいし、ガラスであってもよい。
図4は、レンズ体14の光取り込み角θ〜θ等を説明するための図である。
図4に示すように、レンズ体14の直径Dは例えば32mm、中央レンズ部26(中央入射面26aの頂点)と光源12(発光面12a)との間の距離LLは例えば2.5mmである。レンズ体14の直径Dと、中央レンズ部26(中央入射面26aの頂点)と光源12(発光面12a)との間の距離LLとの比は例えば12:1である。中央レンズ部26の直径LWと、中央レンズ部26(中央入射面26aの頂点)と光源12(発光面12a)との間の距離LLとの比は例えば3.4:1である。中央レンズ部26の光取り込み角θは例えば0〜38度、中間レンズ部28の光取り込み角θは例えば38〜57度(45度のバックフォーカス3.3(LL比))、外周レンズ部30の光取り込み角θは例えば57〜85度(71度のバックフォーカス4.5(LL比))である。
まず、中央レンズ部26の構成について説明する。
中央レンズ部26は、光源12(発光面12a)が対向する中央レンズ部26の後端部に形成された中央入射面26aと、中央レンズ部26の前端部に形成された中央出射面26bと、を含むレンズ部である。
中央レンズ部26は、中央入射面26aから中央レンズ部26内部に入射し、中央出射面26bから出射する光源12からの光RayAにより、拡散パターンS−WW(図6参照。本発明の第1配光パターンに相当)を形成するレンズ部として構成されている。具体的には、次のように構成されている。
中央入射面26aは、図4に示すように、光源12の光軸AX12に対して狭角方向(例えば、光取り込み角θ:0〜38度の範囲)に放出される相対強度が強い光RayAが中央レンズ部26内部に入射する面で、光源12が対向する中央レンズ部26の後端部の基準軸AXを中心とする円形領域に、光源12に向かって凸の面として形成されている。
中央入射面26aは、当該中央入射面26aから中央レンズ部26内部に入射する光源12からの光RayAを基準軸AXに対して平行な光に変換するように、その面形状が構成されている。
中央入射面26aのうち波長変換部材20がホルダ22から脱落した場合に集光レンズ18で集光されたレーザー光源16からのレーザー光が照射される領域には、遮光膜又は反射膜を施しておくのが望ましい。これにより、波長変換部材20脱落時のフェールセーフを実現することができる。中央レンズ部26と光源12(発光面12a)との間の距離LLが短いため、遮光膜又は反射膜を最小限のサイズに抑えることができる。
中央出射面26bは、中央入射面26aから中央レンズ部26内部に入射する光源12からの光RayAが出射する面で、中央レンズ部26の前端部の基準軸AXを中心とする円形領域に形成されている。
次に、中央出射面26bと光源像との関係について説明する。
図5は、車両用灯具10の正面図(レンズ体14からの出射光により、仮想鉛直スクリーン上に配置される光源像を含む)である。図6は、レンズ体14からの出射光により、仮想鉛直スクリーン上に形成される各配光パターンの例である。
仮に、中央出射面26bが基準軸AXに直交する平面である場合、当該中央出射面26bからの出射光RayAによる光源像L−WWは、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、中央出射面26bは平面ではなく当該中央出射面26bからの出射光RayAが水平方向に均等に拡散して、拡散パターンS−WW(図6参照。本発明の第1配光パターンに相当)を形成するように、その面形状が構成されている。
図6中、拡散パターンS−WWは、その左右両端がL40度、R40度近傍まで延びている。これは、拡散パターンS−WWの左右両端がL40度、R40度近傍まで延びるように、中央出射面26bの面形状が調整されていることによるものである。このように、中央出射面26bの面形状を調整することで、拡散パターンS−WWの水平方向の拡散の程度を、所望のものとすることができる。
拡散パターンS−WWは、その水平線Hに沿った領域がそれ以下の領域と比べて明るいものとなる。これは、光源12(発光面12a)の下端縁(長辺)がレンズ体14の光学設計上の基準点F近傍に位置しており、光源12(発光面12a)全体が基準点Fより上に配置されていることによるものである。
拡散パターンS−WWは、光軸AX12方向へ向かう青色寄りの光で形成されるため、周辺視による視認性が向上する。拡散パターンS−WWが光軸AX12(基準軸AX)方向へ向かう青色寄りの光で形成されるのは、光源12として発光色が青系のレーザー光源16と発光色が黄系の波長変換部材20とを組み合わせた光源を用いた場合、波長変換部材20内を通過するレーザー光の距離差に起因して、光軸AX12(基準軸AX)方向へ向かう光が青色寄りの光となり、光軸AX12(基準軸AX)に対する角度がより大きい方向へ向かう光が黄色寄りの光となることによるものである。
次に、中間レンズ部28の構成について説明する。
中間レンズ部28は、図4に示すように、中間レンズ部28の後端部に中央レンズ部26を取り囲むように形成された中間入射面28aと、中間レンズ部28の後端部に中間入射面28aを取り囲むように形成された中間反射面28bと、中間レンズ部28の前端部に中央出射面26bを取り囲むように形成された中間出射面28cと、を含むレンズ部である。
中間レンズ部28は、中間入射面28aから中間レンズ部28内部に入射し、中間反射面28bで内面反射(全反射)された後、中間出射面28cから出射する光源12からの光RayBにより、拡散パターンS−WWより狭いパターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M3a、S−M3b、S−M4、S−S1、S−S2、S−S3、S−S4(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)を形成するレンズ部として構成されている。具体的には、次のように構成されている。
中間入射面28aは、光源12の光軸AX12に対して中角方向(例えば、光取り込み角θ:38〜57度の範囲)に放出される相対強度が弱い光RayBが中間レンズ部28内部に入射する面で、中間レンズ部28の後端部に、中央レンズ部26を取り囲むように形成されている。
中間反射面28bは、中間入射面28aから中間レンズ部28内部に入射する光源12からの光RayBを中間出射面28cに向けて内面反射(全反射)する面で、中間レンズ部28の後端部に、中間入射面28aを取り囲むように形成されている。
中間反射面28bは、中間入射面28aから中間レンズ部28内部に入射する光源12からの光RayBを基準軸AXに対して平行な光に変換するように、その面形状が構成されている。
中間出射面28cは、中間反射面28bからの反射光RayBが出射する面で、中間レンズ部28の前端部に、中央出射面26bを取り囲むように形成されている。
図5に示すように、中間出射面28cは、中央レンズ部26(中央出射面26b)から放射状に延びる複数の境界線により複数の扇形の出射領域M1a、M1b、M2、M3a、M3b、M4、S1、S2、S3、S4に区画されている。
複数の扇形の出射領域M1a、M1b、M2、M3a、M3b、M4、S1、S2、S3、S4のうち出射光RayBによる光源像の一辺が斜めカットオフラインCL3の角度(又はそれ以下の角度)となる出射領域S1、S2、S3、S4は、水平線H及び鉛直線V近傍に配置されている。例えば、出射領域S1は正面視で鉛直線Vに対して右、かつ、水平線Hに対して上7.5°〜22.5°の扇形領域に配置され、出射領域S3は正面視で鉛直線Vに対して左、かつ、水平線Hに対して下7.5°〜22.5°の扇形領域に配置されている。出射領域S2は正面視で水平線Hに対して下、かつ、鉛直線Vに対して右10〜30°の扇形領域に配置され、出射領域S4は正面視で水平線Hに対して上、かつ、鉛直線Vに対して左10〜30°の扇形領域に配置されている。
次に、出射領域S1、S2、S3、S4と光源像との関係について説明する。
仮に、出射領域S1、S2、S3、S4が基準軸AXに直交する平面である場合、当該出射領域S1、S2、S3、S4からの出射光RayBによる光源像L−S1、L−S2、L−S3、L−S4は、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、出射領域S1、S2、S3、S4は平面ではなく当該出射領域S1、S2、S3、S4からの出射光RayBによる光源像L−S1、L−S2、L−S3、L−S4(集光パターンS−S1、S−S2、S−S3、S−S4。図6参照)が、各々の一辺が斜めカットオフラインCL3に沿った状態でかつ光源像L−S1、L−S2、L−S3、L−S4の全体が斜めカットオフラインCL3以下に配置されるように、その面形状が構成されている。
このように、一辺が斜めカットオフラインCL3に沿った状態でかつ光源像L−S1、L−S2、L−S3、L−S4(集光パターンS−S1、S−S2、S−S3、S−S4)の全体が斜めカットオフラインCL3以下に配置されることで、斜めカットオフラインCL3を形成することができる。
次に、出射領域M1a、M1b、M2、M4と光源像との関係について説明する。
仮に、出射領域M1a、M1b、M2、M4が基準軸AXに直交する平面である場合、当該出射領域M1a、M1b、M2、M4からの出射光RayBによる光源像L−M1a、L−M1b、L−M2、L−M4は、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、出射領域M1a、M1b、M2、M4は平面ではなく当該出射領域M1a、M1b、M2、M4からの出射光RayBが水平方向に拡散して、上端縁が左水平カットオフラインCL1に沿った状態でかつ拡散パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M4(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されるように、その面形状が構成されている(例えば、出射領域M1a、M1b、M2、M4に、当該出射領域M1a、M1b、M2、M4からの出射光RayBを水平方向に拡散させるように構成されたプリズム又はレンズカット等の光学素子が形成されている)。
このように、上端縁が左水平カットオフラインCL1に沿った状態でかつ拡散パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M4の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されることで、左水平カットオフラインCL1を形成することができる。
図6中、拡散パターンS−M1aは、その水平方向寸法が約30度となっている。これは、拡散パターンS−M1aの水平方向寸法が約30度となるように、出射領域M1aの面形状が調整されていることによるものである。このように、出射領域M1aの面形状を調整することで、拡散パターンS−M1aの水平方向寸法を、所望のものとすることができる。拡散パターンS−M1b、S−M2、S−M4についても同様である。
図6中、拡散パターンS−M1aは、その全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されている。これは、拡散パターンS−M1aの全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されるように、出射領域M1aの傾きが調整されていることによるものである。このように、出射領域M1aの傾きを調整することで、拡散パターンS−M1aを仮想鉛直スクリーン上の所望の箇所に配置することができる。拡散パターンS−M1b、S−M2、S−M4についても同様である。
次に、出射領域M3a、M3bと光源像との関係について説明する。
仮に、出射領域M3a、M3bが基準軸AXに直交する平面である場合、当該出射領域M3a、M3bからの出射光RayBによる光源像L−M3a、L−M3bは、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、出射領域M3a、M3bは平面ではなく当該出射領域M3a、M3bからの出射光RayBが水平方向に拡散して、上端縁が右水平カットオフラインCL2に沿った状態でかつ拡散パターンS−M3a、S−M3b(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)の全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されるように、その面形状が構成されている(例えば、出射領域M3a、M3bに、当該出射領域M3a、M3bからの出射光RayBを水平方向に拡散させるように構成されたプリズム又はレンズカット等の光学素子が形成されている)。
このように、上端縁が右水平カットオフラインCL2に沿った状態でかつ拡散パターンS−M3a、S−M3bの全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されることで、右水平カットオフラインCL2を形成することができる。
図6中、拡散パターンS−M3aは、その水平方向寸法が約50度となっている。これは、拡散パターンS−M3aの水平方向寸法が約50度となるように、出射領域M3aの面形状が調整されていることによるものである。このように、出射領域M3aの面形状を調整することで、拡散パターンS−M3aの水平方向寸法を、所望のものとすることができる。拡散パターンS−M3bについても同様である。
図6中、拡散パターンS−M3aは、その全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されている。これは、拡散パターンS−M3aの全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されるように、出射領域M3aの傾きが調整されていることによるものである。このように、出射領域M3aの傾きを調整することで、拡散パターンS−M3aを仮想鉛直スクリーン上の所望の箇所に配置することができる。拡散パターンS−M3bについても同様である。
図6中、拡散パターンS−M3a、S−M3bは、その左端部が自車線側にまで延びている。これにより、路面正面方向の光度を補い、配光の均一性を確保することができる。
次に、外周レンズ部30の構成について説明する。
外周レンズ部30は、図4に示すように、外周レンズ部30の後端部に中間レンズ部28を取り囲むように形成された外周入射面30aと、外周レンズ部30の後端部に外周入射面30aを取り囲むように形成された外周反射面30bと、外周レンズ部30の前端部に中間出射面28cを取り囲むように形成された外周出射面30cと、を含むレンズ部である。
外周レンズ部30は、外周入射面30aから外周レンズ部30内部に入射し、外周反射面30bで内面反射(全反射)された後、外周出射面30cから出射する光源12からの光RayCにより、拡散パターンS−WWより狭いパターンS−E1、S−E2、S−E3、S−E4、S−S1、S−S2、S−S3、S−S4(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)を形成するレンズ部として構成されている。具体的には、次のように構成されている。
外周入射面30aは、光源12の光軸AX12に対して中角方向(例えば、光取り込み角θ:57〜85度の範囲)に放出される相対強度が弱い光RayCが外周レンズ部30内部に入射する面で、外周レンズ部30の後端部に、中間レンズ部28を取り囲むように形成されている。
外周反射面30bは、外周入射面30aから外周レンズ部30内部に入射する光源12からの光RayCを外周出射面30cに向けて内面反射(全反射)する面で、外周レンズ部30の後端部に、外周入射面30aを取り囲むように形成されている。
外周反射面30bは、外周入射面30aから外周レンズ部30内部に入射する光源12からの光RayCを基準軸AXに対して平行な光に変換するように、その面形状が構成されている。
外周出射面30cは、外周反射面30bからの反射光RayCが出射する面で、外周レンズ部30の前端部に、中間出射面28cを取り囲むように形成されている。
図5に示すように、外周出射面30cは、中央レンズ部26(中央出射面26b)から放射状に延びる複数の境界線により複数の扇形の出射領域E1、E2、E3、E4、S1、S2、S3、S4に区画されている。
複数の扇形の出射領域E1、E2、E3、E4、S1、S2、S3、S4のうち出射光RayCによる光源像の一辺が斜めカットオフラインCL3の角度(又はそれ以下の角度)となる出射領域S1、S2、S3、S4は、水平線H及び鉛直線V近傍に配置されている。出射領域S1、S2、S3、S4については既に説明したとおりであるため、ここでの説明は省略する。
次に、出射領域E1、E2と光源像との関係について説明する。
仮に、出射領域E1、E2が基準軸AXに直交する平面である場合、当該出射領域E1、E2からの出射光RayCによる光源像L−E1、L−E2は、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、出射領域E1、E2は平面ではなく当該出射領域E1、E2からの出射光RayCが水平方向に拡散して、上端縁が左水平カットオフラインCL1に沿った状態でかつ拡散パターンS−E1、S−E2(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されるように、その面形状が構成されている(例えば、出射領域E1、E2に、当該出射領域E1、E2からの出射光RayCを水平方向に拡散させるように構成されたプリズム又はレンズカット等の光学素子が形成されている)。
このように、上端縁が左水平カットオフラインCL1に沿った状態でかつ拡散パターンS−E1、S−E2の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されることで、左水平カットオフラインCL1を形成することができる。
図6中、拡散パターンS−E1は、その水平方向寸法が約25度となっている。これは、拡散パターンS−E1の水平方向寸法が約25度となるように、出射領域E1の面形状が調整されていることによるものである。このように、出射領域E1の面形状を調整することで、拡散パターンS−E1の水平方向寸法を、所望のものとすることができる。拡散パターンS−2についても同様である。
図6中、拡散パターンS−E1は、その全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されている。これは、拡散パターンS−E1の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されるように、出射領域E1の傾きが調整されていることによるものである。このように、出射領域E1の傾きを調整することで、拡散パターンS−E1を仮想鉛直スクリーン上の所望の箇所に配置することができる。拡散パターンS−E2についても同様である。
次に、出射領域E3、E4と光源像との関係について説明する。
仮に、出射領域E3、E4が基準軸AXに直交する平面である場合、当該出射領域E3、E4からの出射光RayCによる光源像L−E3、L−E4は、図5に示すとおりのものとなる。
実際には、出射領域E3、E4は平面ではなく当該出射領域E3、E4からの出射光RayCが水平方向に拡散して、上端縁が右水平カットオフラインCL2に沿った状態でかつ拡散パターンS−E3、S−E4(図6参照。本発明の第2配光パターンに相当)の全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されるように、その面形状が構成されている(例えば、出射領域E3、E4に、当該出射領域E3、E4からの出射光RayCを水平方向に拡散させるように構成されたプリズム又はレンズカット等の光学素子が形成されている)。
このように、上端縁が右水平カットオフラインCL2に沿った状態でかつ拡散パターンS−E3、S−E4の全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されることで、右水平カットオフラインCL2を形成することができる。
図6中、拡散パターンS−E3は、その水平方向寸法が約35度となっている。これは、拡散パターンS−E3の水平方向寸法が約35度となるように、出射領域E3の面形状が調整されていることによるものである。このように、出射領域E3の面形状を調整することで、拡散パターンS−E3の水平方向寸法を、所望のものとすることができる。拡散パターンS−E4についても同様である。
図6中、拡散パターンS−E3は、その全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されている。これは、拡散パターンS−E3の全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されるように、出射領域E3の傾きが調整されていることによるものである。このように、出射領域E3の傾きを調整することで、拡散パターンS−E3を仮想鉛直スクリーン上の所望の箇所に配置することができる。拡散パターンS−E4についても同様である。
図6中、拡散パターンS−E3、S−E4は、その左端部が自車線側にまで延びている。これにより、路面正面方向の光度を補い、配光の均一性を確保することができる。
すれ違いビーム用配光パターンPLo(図3参照)は、図6に示す集光パターンS−S1、S−S2、S−S3、S−S4、拡散パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M3a、S−M3b、S−M4、S−E1、S−E2、S−E3、S−E4、S−WWが重畳された合成配光パターンとして形成される。
すれ違いビーム用配光パターンPLoは、その上端縁に、左水平カットオフラインCL1、右水平カットオフラインCL2、斜めカットオフラインCL3を含むものとなる。
左水平カットオフラインCL1は、上端縁が左水平カットオフラインCL1に沿った状態でかつ拡散パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M4、S−E1、S−E2の全体が左水平カットオフラインCL1以下に配置されることで形成される。
右水平カットオフラインCL2は、上端縁が右水平カットオフラインCL2に沿った状態でかつ拡散パターンS−M3a、S−M3b、S−E3、S−E4の全体が右水平カットオフラインCL2以下に配置されることで形成される。
斜めカットオフラインCL3は、一辺が斜めカットオフラインCL3に沿った状態でかつ光源像L−S1、L−S2、L−S3、L−S4(集光パターンS−S1、S−S2、S−S3、S−S4)の全体が斜めカットオフラインCL3以下に配置されることで形成される。
図5に示すように、中央レンズ部26(中央出射面26b)からの出射光RayAによる光源像(L−WW)、中間レンズ部28(中間出射面28c)からの出射光RayBによる光源像(L−M1a、L−M1b、L−M2、M3a、M3b、L−M4)、外周レンズ部30(外周出射面30c)からの出射光RayCによる光源像(L−E1、L−E2、L−E3、L−E4)は、この順に、小さく明るい光源像となる。これは、光源12(発光面12a)と中央レンズ部26(偏向部)との間の距離L1(光路長。図2参照)、光源12(発光面12a)と中間レンズ部28(偏向部)との間の距離L2(光路長。図2参照)、光源12(発光面12a)と外周レンズ部30(偏向部)との間の距離L3(光路長。図2参照)が、この順に長くなることによるものである。距離L1、L2、L3を例示すると、L1は2.5mm(基準軸AXに対して0度方向)、L2は8.25mm(基準軸AXに対して45度方向)、L3は11.25mm(基準軸AXに対して71度方向)である。
この小さく明るい光源像に基づく、集光パターンS−S1、S−S2、S−S3、S−S4、及び、拡散パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M3a、S−M3b、S−M4、S−E1、S−E2、S−E3、S−E4が、カットオフラインCL1、CL2、CL2に沿って配置されることに加えて、拡散パターンS−WWの水平線Hに沿った領域がそれ以下の領域と比べて明るいものとなる結果、カットオフラインCL1、CL2、CL2付近が相対的に明るい遠方視認性に優れたすれ違いビーム用配光パターンPLoを形成することができる。
また、カットオフラインCL1、CL2、CL2近傍から下方に向かうに従ってグラデーション状に暗くなる配光フィーリングに優れたすれ違いビーム用配光パターンPLoを形成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、光源12と光源12の前方に配置されたレンズ体14とを備えた車両用灯具10において、従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、さらなる小型化(特に、基準軸AX方向のさらなる薄型化)を実現することができる。
これは、中央レンズ部26が、当該中央レンズ部26(中央出射面26b)からの出射光RayAにより、第2配光パターン(各パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M3a、S−M3b、S−M4、S−S1、S−S2、S−S3、S−S4(図6参照))より広い第1配光パターン(拡散パターンS−WW)を形成するレンズ部として構成されているため、光源12(発光面12a)と中央レンズ部26との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすることができることによるものである。なお、光源12(発光面12a)と中央レンズ部26との間の距離を従来の車両用灯具(例えば、特開2009−283299号公報参照)と比べ、短くすると、中央レンズ部26からの出射光RayAによる光源像が大きくなるが、この光源像は第2配光パターン(各パターンS−M1a、S−M1b、S−M2、S−M3a、S−M3b、S−M4、S−S1、S−S2、S−S3、S−S4(図6参照))より広い(拡散された)第1配光パターン(拡散パターンS−WW)を形成するのに適したものとなるため、不都合は生じない。
また、本実施形態によれば、ホットゾーン(水平線Hと鉛直線Vとの交点近傍の領域)及びカットオフラインCL1、CL2、CL3を、全反射を用いた光学系(例えば、中間反射面28b、外周反射面30b)で形成する構成であるため、色収差に起因してカットオフラインCL1、CL2、CL3付近に色むらが形成されるのを抑制することができる。すなわち、各入射面28a、30a、各出射面28c、30cで屈折はされるが、両面とも平坦な面のため色分離が少ない。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、各レンズ部26、28、30が正面視で円形に形成されている(図5参照)例について説明したが、これに限られない。例えば、各レンズ部26、28、30は正面視で楕円形又はそれ以外の形状(図7(a)参照)に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の周囲レンズ部として中間レンズ部28及び外周レンズ部30の二つのレンズ部を用いた例について説明したが、これに限られない。すなわち、本発明の周囲レンズ部として一つのレンズ部(例えば、中間レンズ部28のみ)を用いてもよいし、三つ以上のレンズ部を用いてもよい。
次に、上記構成のレンズ体14の変形例であるレンズ体14Aについて説明する。
図7(a)はレンズ体14の変形例であるレンズ体14Aの正面図、(b)は横断面図、(c)は縦断面図、(d)は背面図である。
図7(a)〜図7(d)に示すように、レンズ体14に代えて、X字状にクロスする平面で四分割された中間レンズ部28のうち上下の部分に相当するレンズ部28Aと同じくX字状にクロスする平面で四分割された外周レンズ部30のうち左右の部分に相当するレンズ部30Aとを含むレンズ体14Aを用いてもよい。
次に、上記構成の車両用灯具10の変形例として、走行ビーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具10Aについて説明する。
図8は、車両用灯具10Aにより車両前面に正対した仮想鉛直スクリーン(車両前面から約25m前方に配置されている)上に形成される走行ビーム用配光パターンPHiの例である。
図8に示すように、走行ビーム用配光パターンPHiは、拡散パターンP1(本発明の第1配光パターンに相当)、集光パターンP2(本発明の第2配光パターンに相当)が重畳された合成配光パターンとして形成される。
本変形例の車両用灯具10Aと上記実施形態の車両用灯具10とを対比すると、次の点が相違する。
すなわち、本変形例の車両用灯具10Aにおいては、中央出射面26bは、当該中央出射面26bからの出射光RayAが拡散パターンP1を形成するように、その面形状が構成されており、周囲出射面(中間出射面28c、外周出射面30c)は、当該周囲出射面(中間出射面28c、外周出射面30c)からの出射光RayB、RayCが集光パターンP2を形成するように、その面形状が構成されている。それ以外、上記実施形態の車両用灯具10と同様の構成である。
本変形例の車両用灯具10Aによっても、上記実施形態の車両用灯具10と同様の効果を奏することができる。特に、本変形例の車両用灯具10Aによれば、拡散パターンP1と集光パターンP2とが図8に示すように重畳される結果、集光パターンP2が相対的に明るい遠方視認性に優れた走行ビーム用配光パターンPHiを形成することができる。
以上、本発明を、すれ違いビーム用配光パターンPLoを形成するように構成された車両用灯具10(車両用前照灯)及び走行ビーム用配光パターンPHiを形成するように構成された車両用灯具10A(車両用前照灯)に適用した例を示したが、これに限らず、車両用前照灯以外の車両用灯具(例えば、フォグランプ)にも適用することができることは勿論である。
上記実施形態及び各変形例で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値
を用いることができる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10、10A…車両用灯具、12…光源、12a…発光面、14、14A…レンズ体、16…レーザー光源、18…集光レンズ、20…波長変換部材、22…ホルダ、22a…レンズホルダ、22b…リング、22c…接続フランジ、24…ヒートシンク、26…中央レンズ部。26a…中央入射面、26b…中央出射面、28…中間レンズ部、28A…レンズ部、28a…中間入射面、28b…中間反射面、28c…中間出射面、30…外周レンズ部、30A…レンズ部、30a…外周入射面、30b…外周反射面、30c…外周出射面、32…フランジ部、34…レンズホルダ

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延びる基準軸上に配置された光源と、前記光源の前方に配置されたレンズ体と、を備え、前記レンズ体を透過して前方に照射される前記光源からの光により、少なくとも第1配光パターンと前記第1配光パターンより狭い第2配光パターンとが重畳された所定配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、
    前記レンズ体は、前記基準軸上に配置された中央レンズ部と当該中央レンズ部を取り囲むように配置された周囲レンズ部とを含み、
    前記中央レンズ部は、前記光源が対向する前記中央レンズ部の後端部に形成された中央入射面と、前記中央レンズ部の前端部に形成された中央出射面と、を含み、前記中央入射面から前記中央レンズ部内部に入射し、前記中央出射面から出射する前記光源からの光により、前記第1配光パターンを形成するレンズ部として構成されており、
    前記周囲レンズ部は、前記周囲レンズ部の後端部に前記中央レンズ部を取り囲むように形成された周囲入射面と、前記周囲レンズ部の後端部に前記周囲入射面を取り囲むように形成された周囲反射面と、前記周囲レンズ部の前端部に前記中央出射面を取り囲むように形成された周囲出射面と、を含み、前記周囲入射面から前記周囲レンズ部内部に入射し、前記周囲反射面で内面反射された後、前記周囲出射面から出射する前記光源からの光により、前記第2配光パターンを形成するレンズ部として構成されている車両用灯具。
  2. 前記所定配光パターンは、その上端縁に、左水平カットオフライン、右水平カットオフライン及び前記左水平カットオフラインと前記右水平カットオフラインとの間の斜めカットオフラインを含むすれ違いビーム用配光パターンであり、
    前記中央出射面は、当該中央出射面からの出射光が前記第1配光パターンとして拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されており、
    前記周囲出射面は、前記中央出射面から放射状に延びる複数の境界線により複数の扇形の出射領域に区画されており、
    前記複数の扇形の出射領域のうち出射光による光源像の一辺が前記斜めカットオフラインの角度となる出射領域は、前記一辺が前記斜めカットオフラインに沿った状態でかつ前記光源像の全体が前記斜めカットオフライン以下に配置されるように、その面形状が構成されている請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記複数の扇形の出射領域のうち前記光源像の一辺が前記斜めカットオフラインの角度となる出射領域以外の出射領域は、当該出射領域からの出射光が前記第2配光パターンとして前記左水平カットオフラインに沿った状態の上端縁を含む拡散パターン又は前記右水平カットオフラインに沿った状態の上端縁を含む拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されている請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記所定配光パターンは、走行ビーム用配光パターンであり、
    前記中央出射面は、当該中央出射面からの出射光が前記第1配光パターンとして拡散パターンを形成するように、その面形状が構成されており、
    前記周囲出射面は、当該周囲出射面からの出射光が前記第2配光パターンとして集光パターンを形成するように、その面形状が構成されている請求項1に記載の車両用灯具。
  5. 車両前後方向に延びる基準軸上に配置された光源の前方に配置され、前記光源からの光を制御して少なくとも第1配光パターンと前記第1配光パターンより狭い第2配光パターンとが重畳された所定配光パターンを形成するように構成されたレンズ体において、
    前記レンズ体は、前記基準軸上に配置された中央レンズ部と当該中央レンズ部を取り囲むように配置された周囲レンズ部とを含み、
    前記中央レンズ部は、前記光源が対向する前記中央レンズ部の後端部に形成された中央入射面と、前記中央レンズ部の前端部に形成された中央出射面と、を含み、前記中央入射面から前記中央レンズ部内部に入射し、前記中央出射面から出射する前記光源からの光により、前記第1配光パターンを形成するレンズ部として構成されており、
    前記周囲レンズ部は、前記周囲レンズ部の後端部に前記中央レンズ部を取り囲むように形成された周囲入射面と、前記周囲レンズ部の後端部に前記周囲入射面を取り囲むように形成された周囲反射面と、前記周囲レンズ部の前端部に前記中央出射面を取り囲むように形成された周囲出射面と、を含み、前記周囲入射面から前記周囲レンズ部内部に入射し、前記周囲反射面で内面反射された後、前記周囲出射面から出射する前記光源からの光により、前記第2配光パターンを形成するレンズ部として構成されているレンズ体。
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