JP2008179777A - フルオレン骨格を有するウレタン(メタ)アクリレートおよびその硬化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】3以上のヒドロキシル基を有する特定のフルオレン骨格を有する化合物{例えば、9,9−ビス[3,4−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン、9,9−ビス[3,4,5−トリ(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレンなど}と、ポリイソシアネート化合物(例えば、ジイソシアネート、ポリマージオール化合物とジイソシアネートとが反応した両末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーなど)と、イソシアネート基に対する反応性基を有する(メタ)アクリル系化合物(例えば、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートなど)とを反応成分としてウレタン(メタ)アクリレートを得る。
【選択図】なし
Description
この文献には、前記式で表されるジオールの例としては、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシ)フェニル)フルオレン1モルにエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドを平均2〜10モル付加させた化合物を挙げることができ、市販品として9,9−ビス(4−(ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレンが入手できることが記載されている。
前記ウレタン(メタ)アクリレートは、通常、3以上の(メタ)アクリロイル基を有する(又は3官能以上の)ウレタン(メタ)アクリレートであり、特に、4以上の(メタ)アクリロイル基を有するウレタン(メタ)アクリレート(4以上の(メタ)アクリロイル基を末端に有するウレタン(メタ)アクリレート)であってもよい。
前記ウレタン(メタ)アクリレートは、好ましくは、前記式(2)において、Z1およびZ2がベンゼン環又はナフタレン環(特に、ベンゼン環)、R2がアルキル基(メチル基などのC1−4アルキル基など)又はアリール基(フェニル基などのC6−10アリール基など)、mが0〜2、R3がC2−4アルキレン基、nが1〜4(好ましくは1〜2、特に1)、r1およびr2がそれぞれ2又は3であり、(r1+r2)個のJがいずれも式(3)で表される基であり、pが1、Aがジイソシアネート化合物の残基、qが1〜2であるウレタン(メタ)アクリレートであってもよい。特に、式(2)において、前記ジイソシアネート化合物が、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネート、および芳香族ジイソシアネートから選択されたジイソシアネート化合物であり、EがC2−10アルキレン基であってもよい。
前記製造方法において、反応は多段階で行ってもよく、例えば、ポリイソシアネート化合物と(メタ)アクリル系化合物との反応物に、式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物を反応させてもよい。
前記フルオレン骨格を有する化合物は、通常、下記式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物であってもよい。
上記式(1)において、環Z1および環Z2で表される芳香族炭化水素環としては、ベンゼン環、縮合多環式炭化水素環(詳細には、少なくともベンゼン環を含む縮合多環式炭化水素環)などが挙げられる。縮合多環式炭化水素環に対応する縮合多環式炭化水素としては、縮合二環式炭化水素(例えば、インデン、ナフタレンなどのC8−20縮合二環式炭化水素、好ましくはC10−16縮合二環式炭化水素)、縮合三環式炭化水素(例えば、アントラセン、フェナントレンなど)などの縮合二乃至四環式炭化水素などが挙げられる。好ましい縮合多環式炭化水素としては、縮合多環式芳香族炭化水素(ナフタレン、アントラセンなど)が挙げられ、特にナフタレンが好ましい。なお、環Z1および環Z2はそれぞれ同一の又は異なる環であってもよく、通常、同一の環であってもよい。
ポリイソシアネート化合物は、前記フルオレン骨格を有する化合物のヒドロキシル基と反応して結合(特にウレタン結合)を形成可能な化合物である限り、特に限定されず、例えば、ポリイソシアネート(脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、芳香族ポリイソシアネートなど)、ポリイソシアネートの変性体などが挙げられる。なお、これらのポリイソシアネート化合物は、分子内に及び/又は置換基として、ヘテロ原子を含有する基(例えば、エステル基、ハロゲン原子など)を有していてもよい。
ポリオール変性体は、通常、分子内にポリオール骨格を有している。このようなポリオール骨格を有するポリイソシアネート化合物(ポリイソシアネート化合物(A)ということがある)は、分子内にポリオール骨格(又はポリオール化合物由来の骨格)を有し、かつ複数のイソシアネート基を有する化合物である限り、その構造は特に限定されないが、通常、ポリオール骨格及び末端イソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物[又はポリオール化合物(特にジオール化合物)とポリイソシアネート化合物(a)(特に、ジイソシアネート化合物)とが反応した反応物(又はウレタンプレポリマー)]である。すなわち、ポリイソシアネート化合物(A)は、通常、ジオール化合物とジイソシアネート化合物とが反応した反応物であって、両末端にイソシアネート基を有する化合物(又はウレタンプレポリマー)であってもよい。
(式中、A1はポリイソシアネート化合物(a)の残基、A2はポリオール化合物の残基を示し、rは1以上の整数を示す)
上記式において、A1は前記ポリイソシアネート化合物(a)、A2はポリオール化合物にそれぞれ対応し、各化合物(ポリイソシアネート化合物(a)、ポリオール化合物)の例示などは前記と同様である。なお、複数のA1は同一又は異なっていてもよく、通常、同一であってもよい。また、rは1以上であればよく、例えば、1〜20、好ましくは1〜15、さらに好ましくは1〜10程度であってもよい。特に、nが2以上であるとき、nは2〜8、好ましくは2〜6、さらに好ましくは2〜4程度であってもよい。
(メタ)アクリル系化合物は、イソシアネート基に対する反応性基(又はイソシアネート基に対して反応性の活性水素原子)を有している。すなわち、本発明のウレタン(メタ)アクリレートでは、ポリイソシアネート化合物(特にジイソシアネート化合物)の複数(特に2つ)のイソシアネート基のうち、少なくとも1つ(特に1つ又は一方)のイソシアネート基が(メタ)アクリル系化合物((メタ)アクリル系化合物の反応性基)と反応して結合を形成している。
(式中、R4は水素原子又はメチル基を示し、XおよびYは同一又は異なって直接結合、エーテル基又はイミノ基を示し、Eは連結基を示す。pは0又は1、qは1以上の整数である。)
上記式(B)において、好ましいXおよびYにはエーテル基が含まれる。なお、XおよびYは、通常、同時に直接結合ではない。式(B)において、代表的なX、pおよびYの組み合わせとしては、(i)Xがエーテル基又はイミノ基であり、pが1であり、Yがエーテル基である組み合わせ、(ii)Xがエーテル基又はイミノ基であり、pが0であり、Yが直接結合である組み合わせなどが含まれる。
(式中、Ra,Rb,Rcは、置換基を有していてもよい炭化水素基、tおよびuはそれぞれ0又は1以上の整数を示す)
基Ra,Rb,Rcにおいて、炭化水素基としては、前記例示の炭化水素化合物に対応する炭化水素基[例えば、アルキレン基(又はアルキリデン基、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジイル基、2−メチル−2−エチルプロパン−1,3−ジイル基、ヘキサメチレン基などのC1−20アルキレン基、好ましくはC2−10アルキレン基、さらに好ましくはC2−6アルキレン基など)など]が挙げられる。
本発明のウレタン(メタ)アクリレートは、2以上の(メタ)アクリロイル基を有する(又は2官能以上の)のウレタン(メタ)アクリレートであればよく、通常、3以上(例えば、3〜12、好ましくは3〜8、さらに好ましくは4〜6)の(メタ)アクリロイル基を有するウレタン(メタ)アクリレートであってもよい。また、本発明のウレタン(メタ)アクリレートは、異なる(メタ)アクリロイル基の数のウレタン(メタ)アクリレートの混合物であってもよい。このようなウレタン(メタ)アクリレートの(メタ)アクリロイル基の数は、前記フルオレン骨格を有する化合物と、前記ポリイソシアネート化合物と、前記(メタ)アクリル系化合物との反応割合や、前記(メタ)アクリル系化合物の種類を選択することにより選択できる。
上記式(3)において、残基Aは、前記例示のポリイソシアネート化合物に対応している。すなわち、残基Aは、通常、前記ポリイソシアネート化合物に対応する二価基である。また、上記式(3)は、前記式(B)で表される化合物に対応している。式(3)において、X,Y,E、pおよびqもまた前記と同様である。好ましいXおよびYはエーテル基である。なお、R4、X、E、Y、p、qなどの基又は係数は、Jに応じて同一であっても、異なっていてもよく、通常、同一であってもよい。
本発明のウレタン(メタ)アクリレート(前記式(2)で表される化合物など)は、前記フルオレン骨格を有する化合物(特に、前記式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物)と、前記ポリイソシアネート化合物と、前記(メタ)アクリル系化合物とを反応させることにより製造できる。
本発明のウレタン(メタ)アクリレートは、重合(光重合)可能な化合物としてそのまま使用してもよく、重合性組成物(熱重合性組成物又は光重合性組成物)を構成することもできる。重合性組成物(熱又は光重合性組成物)は、例えば、前記ウレタン(メタ)アクリレートと重合開始剤とで構成してもよい。重合性組成物において、ウレタン(メタ)アクリレートは、単独で又は2種以上組みあわせてもよい。
1.プレポリマー合成工程
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた茶色の100mLのフラスコに、イソホロンジイソシアネート(IPDI、ヒュルスジャパン(株)製、「VESTANAT IPDI」NCO%=38%)9.05g(0.041モル)および1,4−ジオキサン37.17gを添加して、IPDIを1,4−ジオキサンに溶解させ、さらにアクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEA、ナカライテスク(株)製、Lot No.「M4P3126」)4.88g(0.042モル)を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)を1.69g添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら室温で53時間反応させ、プレポリマーを含む反応液を得た。この反応液において、プレポリマーのNCO%は12.4%であった。
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた200mLのフラスコに、9,9−ビス[3,4−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン(大阪ガスケミカル(株)製、「BCAF−EO」)5.56g(0.010モル)を添加して、さらに、1,4−ジオキサン50.68gを添加して80℃に加温し、BCAF−EOを溶解させた。この溶液に、前記プレポリマー合成工程で得られた反応液を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)1.54gを添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら室温で120時間反応させた。反応終了後、ヒドロキノン(ナカライテスク(株)製)10.6mgを加えた。反応が完結したことの確認は、反応液のFT−IR測定により、NCO基が消失していることを確認することにより行った。
前記フラスコにキャピラリーを取り付け、空気存在下でエバポレーターにて減圧下、65〜70℃で1時間、脱溶媒した。なお、溶媒の残留量は、ガスクロマトグラフィーの分析結果から算出した。脱溶媒後の生成物は、粘度の高い液体であり、溶媒の残留率は15.7%であった。
1.プレポリマー合成工程
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた茶色の100mLのフラスコに、ポリオール骨格を有するジイソシアネート(旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラネートD−201」、アルカンジオールとヘキサメチレンジイソシアネートとが反応した両末端にイソシアネート基を有するプレポリマー、NCO%=15.8%)21.70g(0.041モル)および1,4−ジオキサン35.04gを添加して、ジイソシアネートを1,4−ジオキサンに溶解させ、さらにアクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEA、ナカライテスク(株)製、Lot No.「M4P3126」)4.85g(0.042モル)を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)を1.56g添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら室温で42時間反応させ、プレポリマーを含む反応液を得た。この反応液において、プレポリマーのNCO%は6.5%であった。
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた200mLのフラスコに、9,9−ビス[3,4−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン(大阪ガスケミカル(株)製、「BCAF−EO」)5.57g(0.010モル)を添加して、さらに、1,4−ジオキサン50.69gを添加して80℃に加温し、BCAF−EOを溶解させた。この溶液に、前記プレポリマー合成工程で得られた反応液を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)1.40gを添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら室温で118時間反応させた。反応終了後、ヒドロキノン(ナカライテスク(株)製)16.0mgを加えた。反応が完結したことの確認は、反応液のFT−IR測定により、NCO基が消失していることを確認することにより行った。
前記フラスコにキャピラリーを取り付け、空気存在下でエバポレーターにて減圧下、65〜70℃で1時間、脱溶媒した。なお、溶媒の残留量は、ガスクロマトグラフィーの分析結果から算出した。脱溶媒後の生成物は、粘度の高い液体であり、溶媒の残留率は17.8%であった。
9.05g(0.041モル)のIPDIを10.26g(0.041モル)のジフェニルメタンジイソシアネート(MDI、BASF INOACポリウレタン(株)製)に代えた以外は、実施例1と同様に工程1、工程2、および工程3を行った。反応の完結は、同様にFT−IR測定によりNCO基の消失を確認して行った。脱溶媒後の生成物(ウレタンアクリレート)は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の残存率は10.3%であった。
9.05g(0.041モル)のIPDIを7.15g(0.041モル)のトリレンジイソシアネート(TDI、日本ポリウレタン工業(株)製)に代えた以外は、実施例1と同様に工程1、工程2、および工程3を行った。反応の完結は、同様にFT−IR測定によりNCO基の消失を確認して行った。脱溶媒後の生成物(ウレタンアクリレート)は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の残存率は13.8%であった。
9.05g(0.041モル)のIPDIを8.62g(0.041モル)のナフタレンジイソシアネート(NDI、三井化学ポリウレタン(株)製)に代えた以外は、実施例1と同様に工程1、工程2、および工程3を行った。反応の完結は、同様にFT−IR測定によりNCO基の消失を確認して行った。脱溶媒後の生成物(ウレタンアクリレート)は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の残存率は14.2%であった。
21.7g(0.041モル)のP−201を44.9g(0.041モル)のポリオール骨格を有するジイソシアネート(三洋化成工業(株)製、「サンプレンP−6090」、ポリテトラメチレンエーテルグリコールとジフェニルメタンジイソシアネートとが反応した両末端にイソシアネート基を有するプレポリマー、NCO%=7.6%)に代えた以外は、実施例1と同様に工程1、工程2、および工程3を行った。反応の完結は、同様にFT−IR測定によりNCO基の消失を確認して行った。脱溶媒後の生成物(ウレタンアクリレート)は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の残存率は15.7%であった。
1.プレポリマー化反応工程
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた茶色の100mLのフラスコに、9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン4.3g(BPEF、大阪ガスケミカル(株)製)4.3g(0.0098モル)および1,4−ジオキサン17.2gを添加して、BPEFを1,4−ジオキサンに溶解させ、さらにイソホロンジイソシアネート(IPDI、ヒュルスジャパン(株)製、「VESTANAT IPDI」NCO%=38%)4.5g(0.020モル)を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)を0.43g添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら80℃で24時間反応した。反応液において、得られたプレポリマーのNCO%は9.5%であった。
得られた反応液に、アクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEA、ナカライテスク(株)製、Lot No.「M4P3126」)2.45g(0.021モル),および1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)0.86gを添加し、室温で69時間、反応させた。反応終了後、ヒドロキノン(ナカライテスク(株)製)1mgを加えた。反応が完結したことの確認は、反応液のFT−IR測定により、NCO基が消失していることを確認することにより行った。
前記フラスコにキャピラリーを取り付け、空気存在下でエバポレーターにて減圧下、65〜70℃で1時間、脱溶媒した。なお、溶媒の残留量は、ガスクロマトグラフィーの分析結果から算出した。脱溶媒後の生成物は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の回収率は90.6%であった。
1.プレポリマー化反応工程
アルミ箔で遮光した冷却管及び攪拌機を備えた茶色の100mLのフラスコに、ビスフェノールA(BPA,キシダ化学製)5.25g(0.023モル)および1,4−ジオキサン17.2gを添加して、BPAを1,4−ジオキサンに溶解させ、さらにイソホロンジイソシアネート(IPDI、ヒュルスジャパン(株)製、「VESTANAT IPDI」NCO%=38%)10.28g(0.046モル)を添加して溶解させたのち、1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)を0.43g添加し、アルゴンでフラスコ内を置換し、攪拌しながら80℃で24時間反応した。反応液において、得られたプレポリマーのNCO%は9.5%であった。
得られた反応液に、アクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEA、ナカライテスク(株)製、Lot No.「M4P3126」)5.59g(0.048モル)および1,4−ジオキサンにて1重量%に希釈したジ−n−ブチルスズジラウレート(DTD、キシダ化学(株)製、Lot No.「G00333T」)0.86gを添加し、室温で69時間、反応させた。反応終了後、ヒドロキノン(ナカライテスク(株)製)1mgを加えた。反応が完結したことの確認は、反応液のFT−IR測定により、NCO基が消失していることを確認することにより行った。
前記フラスコにキャピラリーを取り付け、空気存在下でエバポレーターにて減圧下、65〜70℃で1時間、脱溶媒した。なお、溶媒の残留量は、ガスクロマトグラフィーの分析結果から算出した。脱溶媒後の生成物は、無色透明で粘度の高い液体であり、溶媒の回収率は93.2%であった。
実施例1で得られた脱溶媒工程後の生成物5gに、光重合開始剤(チバスぺシャルティケミカルズ(株)製、「イルガキュア184」)0.15gを添加し、アプリケーター(太佑樹材(株)製)にて厚み250μmでポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布(キャスト)した後に、コンベア型UVランプ(アイグラフィックス(株)製、「ECS−151U」)にてメタルハライドランプを用いて波長354nmの紫外線(UV)を30秒照射して硬化させた。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、実施例2で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、実施例3で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。結果を表1に示す。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、実施例4で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。結果を表1に示す。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、実施例5で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。結果を表1に示す。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、実施例6で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、比較例1で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。
実施例1で得られた脱溶媒後の生成物5gに代えて、比較例2で得られた脱溶媒後の生成物5gを使用したこと以外は、実施例7と同様にして、硬化膜を得た。そして、実施例7と同様の方法により、各種特性を測定した。
Claims (17)
- 3以上の(メタ)アクリロイル基を有するウレタン(メタ)アクリレートである請求項1記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- 式(1)で表される化合物が、式(1)において、環Z1および環Z2がベンゼン環又はナフタレン環であり、R2がアルキル基又はアリール基であり、mが0〜2であり、R3がC2−4アルキレン基であり、nが1〜10であり、r1およびr2がそれぞれ2又は3である化合物である請求項1又は2に記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- 式(1)で表される化合物が、9,9−ビス[ジ(ヒドロキシ(ポリ)C2−4アルコキシ)フェニル]フルオレン、および9,9−ビス[トリ(ヒドロキシ(ポリ)C2−4アルコキシ)フェニル]フルオレンから選択された化合物である請求項1〜3のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ポリイソシアネート化合物がジイソシアネート化合物であり、(メタ)アクリル系化合物がヒドロキシル基含有(メタ)アクリル系化合物である請求項1〜4のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ポリイソシアネート化合物が、ポリイソシアネート化合物全体に対してイソシアネート基(−NCO)の含有割合が20〜60重量%であり、かつ脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネートおよび芳香族ジイソシアネートから選択されたジイソシアネート化合物である請求項1〜5のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ポリイソシアネート化合物が、ジオール化合物とジイソシアネート化合物(a)とが反応した両末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーであって、前記ジオール化合物が、アルカンジオール、およびポリマージオール化合物から選択されたジオール化合物であり、かつ前記ジイソシアネート化合物(a)が、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネート、および芳香族ジイソシアネートから選択されたジイソシアネート化合物である請求項1〜6のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ジオール化合物が、アルカンジオール、又は数平均分子量200〜5000のポリエーテル系ジオール化合物であり、ポリイソシアネート化合物(A)が、ポリイソシアネート化合物(A)全体に対してイソシアネート基(−NCO)の含有割合が1〜20重量%のポリイソシアネート化合物である請求項7記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ジオール化合物が、C2−10アルカンジオール、又は数平均分子量250〜2000のポリオキシC2−6アルキレングリコールである請求項7又は8に記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- (メタ)アクリル系化合物が、ヒドロキシル基含有モノ(メタ)アクリレートである請求項1〜9のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- 式(2)において、Z1およびZ2がベンゼン環又はナフタレン環、R2がアルキル基又はアリール基、mが0〜2、R3がC2−4アルキレン基、nが1〜4、r1およびr2がそれぞれ2又は3であり、(r1+r2)個のJがいずれも式(3)で表される基であり、pが1、Aがジイソシアネート化合物の残基、qが1〜2である請求項11記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ジイソシアネート化合物が、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネート、および芳香族ジイソシアネートから選択されたジイソシアネート化合物であり、EがC2−10アルキレン基である請求項12記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ジイソシアネート化合物が、ジオール化合物とジイソシアネート化合物(a)とが反応した両末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーであって、(1)ジオール化合物が、C2−10アルカンジオール、又は数平均分子量200〜5000ポリエーテル系ジオールであり、(2)ジイソシアネート化合物(a)が、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、芳香脂肪族ジイソシアネートおよび芳香族ジイソシアネートから選択されたジイソシアネート化合物であり、(3)ウレタンプレポリマーのイソシアネート基(−NCO)の含有割合が、ウレタンプレポリマー全体に対して1〜20重量%であるジイソシアネート化合物であり、かつEがC2−10アルキレン基である請求項12又は13に記載のウレタン(メタ)アクリレート。
- ポリイソシアネート化合物と(メタ)アクリル系化合物との反応物に、式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物を反応させる請求項15記載の製造方法。
- 請求項1〜14のいずれかに記載のウレタン(メタ)アクリレートの硬化物。
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