JP2008179001A - 筆記具 - Google Patents

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【課題】ノック部に連接されたクリップを有する筆記具において、クリップの軸筒との摺接あるいはノック時の手掌内の不快感を解消する。
【解決手段】筆記先端を内包する軸筒20と、軸筒20後端から突出したノック部30を備え、前記ノック部30の前方への押圧操作により筆記先端が繰り出される筆記具10であって、前記ノック部30にクリップ40が連接されるとともに、前記軸筒20において少なくとも前記クリップ40の先端が位置する部分には開口部21が設けられ、同開口部21を介して同クリップ40の先端は前記ノック部30の側面と接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポケット等に収納する際にその辺縁に引っ掛けるためのクリップを有し、かつ、筆記先端の繰り出しがノック式である筆記具に関する。
ボールペン、シャープペンシル等、軸筒後端のノック部の押圧操作で筆記先端の出没あるいは繰り出しを行う筆記具は広く流通している。また、筆記具において、胸ポケット等に収納するためにその辺縁に引っ掛けるためのクリップを設けることは慣用技術である。
そして、上記のノック部にクリップを設けることは、下記特許文献1に開示されている。
実公平6−15742号公報
筆記具の軸筒の後端から突出したノック部にクリップを連接させる場合、クリップは軸筒との間で挟持作用を発揮することとなる。しかし、この場合、クリップ部はノック部の操作と連動して前後に移動することになる。そうすると、クリップが軸筒と触れる部分が擦れて摩耗したり、この接触でノック感が重くなってしまう。しかし、単純にこの問題を解決しようとしてクリップと軸筒との距離を離してしまうと、クリップの挟持力が弱まるという問題点がある。
そのような問題点を解決する方法の1つとして、上記特許文献1に開示の発明のように、ノック部自体を軸筒後端部分を広く覆うような、一見キャップのような形状に形成することが挙げられる。こうすると、クリップはノック部との間で挟持作用を発揮するため、軸筒との摺接の問題はない。しかし、ノック部の先端部分が筆記具を把持する手掌内に位置してしまうため、ノック操作のたびにその先端部分が手掌内の皮膚に擦れて不快感を与えるという不具合が生ずる。
上記の各問題点に鑑み、本発明は、ノック部に連接されたクリップを有する筆記具において、クリップの軸筒との摺接あるいはノック時の手掌内の不快感を解消することを課題とする。
上記の課題に鑑み、本発明は、筆記先端を内包する軸筒20と、
軸筒20後端から突出したノック部30を備え、
前記ノック部30の前方への押圧操作により筆記先端が繰り出される筆記具10であって、
前記ノック部30にクリップ40が連接されるとともに、
前記軸筒20において少なくとも前記クリップ40の先端の挟持部41が位置する部分には開口部21が設けられ、同開口部21を介して同挟持部41は前記ノック部30の側面と接することを特徴とする。
「軸筒20」とは、筆記具の最外層を構成し、筆記時に直接手指が触れる構造をいう。なお、本発明における軸筒20は、一体に成形されているもののみならず、2以上の部材を組み合わせて成るものも含む。
「挟持部41」とは、クリップ40の先端で直接的に挟持作用を担う部分、言い換えるとノック部30との間でポケット布等の被挟持物を直接挟む部分をいう。たとえば、この挟持部41として、いわゆるクリップ玉など、クリップ40先端をノック部30方向に隆起させた構造を設けることができる。
なお、上記開口部21は、切欠部22であってもよい。
本発明においては、クリップ40の先端の挟持部41はノック部30の側面と接するため、ノック部30の押圧操作の際これと連動し、軸筒20と接することはない。また、ノック部30自体は軸筒20の内側に位置し、ノック部30の押圧操作に伴うクリップ40の前後運動は、軸筒20に設けられた開口部21ないし切欠部22の範囲内で行われる。この構成により、ノック部30の操作でノック部30先端が手掌内の皮膚に摺接することはなく、使用に伴う不快感が避けられている。しかも、クリップ40の挟持作用自体はノック部30との間で実現されるので、クリップ40としての本来の機能が損なわれることもない。
なお、上記の特徴に加え、前記クリップ40と前記ノック部30との結合部分は、前記軸筒20で被覆されていることとしてもよい。言い換えると、前記クリップ40と前記ノック部30とは、軸筒20の内部で結合する、ということである。これにより、該結合部分は軸筒20で隠されており、美感を向上できるとともに、クリップ40の結合部分が破損しにくくなっている。
上記の構成により、本発明により、ノック部に連接されたクリップを有する筆記具において、クリップの軸筒との摺接あるいはノック時の手掌内の不快感を解消されることとなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る筆記具10を表す。ここで、図1(A)及び(B)は、操作状態を側面図で示したものである。また、図1(C)は、図1(A)を正面図で示したものである。さらに、図1(D)は、軸筒20のみを図1(A)のI−I断面で示したものである。なお、各図において、筆記先端部分は省略している。
ノック部30は、軸筒20内部に大部分が収納され、後端部分が軸筒20後端から突出している(図1(A)、(C))。また、軸筒20の後端近傍には、開口部21が設けられており(図1(C)、(D))、そこからノック部側面31が視認される。
ノック部30には、クリップ40が連接されている。すなわち、ノック部30の後端縁にクリップ40の後端が連結されている。そしてクリップ40は先端方向に伸び、その先端は前記の開口部21の位置に至り、その先端の挟持部41としての挟持部は開口部21を介してノック部側面31と接触している。
図1(A)に示す状態から、ノック部30を先端に押圧すると、ノック部30が軸筒20後端に没入する(図1(B))。これに伴い、図示しない筆記先端が突出し筆記可能状態となる。ここで、クリップ40は、挟持部41をノック部側面31に接したまま前方へ移動している。これにより、挟持部41が軸筒20側面と擦れることがないため、ノック操作によりクリップ機能が劣化していくこともない。さらに、クリップ40の先端の移動は開口部21の範囲内で行われているため、ノック部30の先端が手掌内に摺接することもない。
(2)第2の実施の形態
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る筆記具10を表す。ここで、図2(A)及び(B)は、操作状態を側面図で示したものである。また、図1(C)は、図2(A)を正面図で示したものである。さらに、図2(D)は、軸筒20のみを図2(A)のII−II断面で示したものである。なお、各図において、筆記先端部分は省略している。
ノック部30は、軸筒20内部に大部分が収納され、後端部分が軸筒20後端から突出している(図2(A)、(C))。また、軸筒20の後端近傍には、切欠部22が設けられており(図2(C)、(D))、そこからノック部側面31が視認される。
ノック部30には、クリップ40が連接されている。すなわち、ノック部30の後端縁にクリップ40の後端が連結されている。そしてクリップ40は先端方向に伸び、その先端は前記の切欠部22の位置に至り、その先端の挟持部41は切欠部22を介してノック部側面31と接触している。
図2(A)に示す状態から、ノック部30を先端に押圧すると、ノック部30が軸筒20後端に没入する(図2(B))。これに伴い、図示しない筆記先端が突出し筆記可能状態となる。ここで、クリップ40は、挟持部41をノック部側面31に接したまま前方へ移動している。これにより、挟持部41が軸筒20側面と擦れることがないため、ノック操作によりクリップ機能が劣化していくこともない。さらに、クリップ40の先端の移動は切欠部22の範囲内で行われているため、ノック部30の先端が手掌内に摺接することもない。
(3)第3の実施の形態
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る筆記具10を表す。ここで、図3(A)は側面図を、図3(D)は正面図である。また、図3(B)及び(C)は、操作状態を一部破断側面図で示したものである。さらに、図3(E)は、クリップ20のみを図3(B)のIII−III断面で示したものである。なお、各図において、筆記先端部分は省略している。
ノック部30は、軸筒20内部に大部分が収納され、後端部分が軸筒20後端から突出している(図3(A)〜(D))。また、軸筒20の後端近傍には、開口部21が設けられており(図3(A)〜(D))、そこからノック部側面31が視認される。
ノック部30には、クリップ40が連接されている。詳しくは、クリップ40は間隙44を有するリング状の環状部41(図3(E)参照)とヘアピン状の屈曲部42とで一体に形成されている。すなわち、環状部41の後端から屈曲部42が一旦後方へ伸び、そしてノック部30後端で前方へ転じ、その先端は前記の開口部21の位置に至り、その先端の挟持部41としての挟持部は開口部21を介してノック部側面31と接触している。(図3(B)、(C))。
クリップ40は、環状部41の間隙44を押し広げるように弾性変形させてノック部30に嵌め込まれる。この部分は軸筒20内にあるため、外部からは視認されない(図3(B)、(C))。そして、ノック部30の後端縁にクリップ40の後端が連結されている。
図3(B)に示す状態から、ノック部30を先端に押圧すると、ノック部30が軸筒20後端に没入する(図3(C))。これに伴い、図示しない筆記先端が突出し筆記可能状態となる。ここで、クリップ40は、挟持部41をノック部側面31に接したまま前方へ移動している。これにより、挟持部41が軸筒20側面と擦れることがないため、ノック操作によりクリップ機能が劣化していくこともない。さらに、クリップ40の先端の移動は開口部21の範囲内で行われているため、ノック部30の先端が手掌内に摺接することもない。また、クリップ40とノック部30との結合部分が軸筒20内にあり外部からは視認されないため、結合部分の破損の可能性が低くなり、かつ、美感も向上している。
本発明は、ボールペン、シャープペンシル、万年筆等において、クリップを備え、かつ、ノック機構により筆記先端の出没あるいは繰り出しが行われる筆記具に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態を側面図((A)及び(B))、正面図((C))並びに一部断面図((D))で示したものである。 本発明の第2の実施の形態を側面図((A)及び(B))、正面図((C))並びに一部断面図((D))で示したものである。 本発明の第3の実施の形態を側面図((A))、一部破断断面図((B)及び(C))、正面図((D))並びに一部断面図((E))で示したものである。
符号の説明
10 筆記具
20 軸筒 21 開口部 22 切欠部
30 ノック部 31 ノック部側面
40 クリップ 41 挟持部 42 環状部
43 屈曲部 44 間隙

Claims (3)

  1. 筆記先端を内包する軸筒と、
    軸筒後端から突出したノック部を備え、
    前記ノック部の前方への押圧操作により筆記先端が繰り出される筆記具であって、
    前記ノック部にクリップが連接されるとともに、
    前記軸筒において少なくとも前記クリップの先端の挟持部が位置する部分には開口部が設けられ、同開口部を介して同挟持部は前記ノック部の側面と接することを特徴とする筆記具。
  2. 筆記先端を内包する軸筒と、
    軸筒後端から突出したノック部を備え、
    前記ノック部の前方への押圧操作により筆記先端が繰り出される筆記具であって、
    前記ノック部にクリップが連接されるとともに、
    前記軸筒において少なくとも前記クリップの先端の挟持部が位置する部分には切欠部が設けられ、同切欠部を介して同挟持部は前記ノック部の側面と接することを特徴とする筆記具。
  3. 前記クリップと前記ノック部との結合部分は、前記軸筒で被覆されていることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
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