JP2008178945A - パラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法 - Google Patents

パラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送物を移動させている最中においてもリンク先端の位置精度を向上させることができるパラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】複数のモータドライバ25,26に与える各トルク指令値に、パラレルリンク機構の先端の位置目標値[X,Y]と搬送物の質量mに基づいて求めた複数の補正トルク指令値Kf、Kfをそれぞれ加算する。慣性力の影響を反映した補正トルク指令値Kf、Kfを、モータドライバ25,26へ与えるトルク指令値に加算することによって、パラレルリンク機構を構成する各リンクの運動に対する補償制御を行うことができるので、搬送物を移動させている最中においてもリンク先端の位置精度を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パラレルリンク機構を駆動して搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法に関する。
例えば、タンデムプレスなどのプレス間搬送装置として、パラレルリンク機構を駆動して搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置が使用される(例えば、下記特許文献1参照)。この種の搬送装置では、搬送物の目標位置からパラレルリンク機構のモータ座標に目標位置を変換し、モータをフィードバック制御することによって位置決め制御を行う。しかし、パラレルリンク機構は、目標位置によっては搬送物の質量を支えるための釣り合い力がモータ軸ごとに著しく不均衡になり、リンク先端での位置決め精度が劣化することがあった。
このような問題に対し、下記特許文献2の方法では、目標位置から各モータ軸の釣り合い力を計算し、モータへの電流指令値に加算することで、各モータ軸の釣り合い力の不均衡を改善している。
特開2004−344899号公報 特開2002−178237号公報
しかしながら、特許文献2の方法では、釣り合い力のみを補正対象としているので、リンクが静止している場合の位置決め精度しか改善できない。搬送物を移動させている最中は、重力による釣り合い力だけでなく、加速度による慣性力の影響も受けることになる。搬送物を高速で移動させる場合には、その慣性力の影響が大きくなり、釣り合い力の補正だけでは位置精度が補償できなくなる。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、搬送物を移動させている最中においてもリンク先端の位置精度を向上させることができるパラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のパラレルリンク式搬送装置の制御装置及び制御方法は、以下の手段を採用する。
(1)すなわち、本発明のパラレルリンク式搬送装置の制御装置は、複数のリンクの駆動により該複数のリンクが連結された先端の位置が決定されるパラレルリンク機構と、前記複数のリンクをそれぞれ駆動する複数の駆動モータと、トルク指令値に基づいて前記複数の駆動モータをそれぞれ駆動する複数のモータドライバとを備え前記パラレルリンク機構の駆動により搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置の制御装置であって、前記複数のモータドライバのそれぞれにトルク指令値を与える複数のモータ制御部と、前記パラレルリンク機構の先端の位置目標値と搬送物の質量mに基づいて、前記トルク指令値をそれぞれ補正するための複数の補正トルク指令値を求め、前記複数のモータ制御部にそれぞれ与えられるトルク指令値に前記補正トルク指令値をそれぞれ加算するトルク補正手段と、を備えることを特徴とする。
(2)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(3)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、前記トルク補正手段は、搬送物の目標速度から求められる運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(4)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道から求められる位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(5)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第1関数、前記運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第2関数、又は前記位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第3関数に基づいて前記複数の補正トルク指令値を求め、前記パラレルリンク式搬送装置の運転中に前記搬送物の位置及び/又は速度に応じて前記第1関数、前記第2関数又は前記第3関数のいずれに基づいて前記複数の補正トルク指令値を求めるかを切り替えることを特徴とする。
(6)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記偏微分した関数がラグランジュの運動方程式と等価な式であることを特徴とする。
(7)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御装置において、前記トルク補正手段は、前記複数の補正トルク指令値を前記位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する前記複数のトルク指令値にそれぞれ加算することを特徴とする。
(8)本発明のパラレルリンク式搬送装置の制御方法は、複数のリンクの駆動により該複数のリンクが連結された先端の位置が決定されるパラレルリンク機構と、前記複数のリンクをそれぞれ駆動する複数の駆動モータと、トルク指令値に基づいて前記複数の駆動モータをそれぞれ駆動する複数のモータドライバとを備え前記パラレルリンク機構の駆動により搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置の制御方法であって、前記複数のモータドライバに与える各トルク指令値に、前記パラレルリンク機構の先端の位置目標値と搬送物の質量mに基づいて求めた複数の補正トルク指令値をそれぞれ加算することを特徴とする。
(9)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(10)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、搬送物の目標速度から求められる運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(11)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、搬送物の目標軌道から求められる位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする。
(12)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第1関数、前記運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第2関数、又は前記位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第3関数に基づいて前記複数の補正トルク指令値を求め、前記パラレルリンク式搬送装置の運転中に前記搬送物の位置及び/又は速度に応じて前記第1関数、前記第2関数又は前記第3関数のいずれに基づいて前記複数の補正トルク指令値を求めるかを切り替えることを特徴とする
(13)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記偏微分した関数がラグランジュの運動方程式と等価な式であることを特徴とする。
(14)また、上記パラレルリンク式搬送装置の制御方法において、前記複数の補正トルク指令値を前記位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する前記複数のトルク指令値にそれぞれ加算することを特徴とする。
上記の補正トルク指令値は、位置目標値と搬送物の質量mに基づくものであり、駆動軸の釣り合い力だけでなく、慣性力の影響を反映している。したがって、この補正トルク指令値を、モータモータドライバへ与えるトルク指令値に加算することによって、パラレルリンク機構を構成する各リンクの運動に対する補償制御を行うことができるので、搬送物を移動させている最中においてもリンク先端の位置精度を向上させることができる。
また、補正トルク指令値により、先端重量部の変化や運動の影響を正確にキャンセルする分のトルク指令をモータドライバへ与えることができ、フィードバック制御系と組み合わせた場合、フィードバック部はパラレルリンク機構を構成する各リンクの運動に対する補償制御のみを行うことになる。したがって、フィードバック制御系のゲインの調整や性能補償が容易となる。
また、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数、搬送物の目標速度から求められる運動エネルギーを複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数又は搬送物の目標軌道から求められる位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数(ラグランジュの運動方程式と等価な式)に基づいて、複数の補正トルク指令値を求めることにより、慣性力の影響を正確に反映した適切な補正トルク指令値を算出することができる。
また、補正トルク指令値の算出において、運動エネルギーのみ又は位置エネルギーのみを偏微分することにより、運動エネルギーと位置エネルギーの差を偏微分する場合と比較して、計算量が減少し、制御装置の負荷を抑えることができる。
また、運動エネルギーと位置エネルギーの差の偏微分、運動エネルギーのみの偏微分及び位置エネルギーのみの偏微分のいずれからも補正トルク指令値を求めることができるようにしておき、運転中に搬送物の位置や速度に応じて適宜切り替えることによっても、計算量が減少し、制御装置の負荷を抑えることができる。
また、複数の補正トルク指令値を位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する複数のトルク指令値にそれぞれ加算することで、その時の目標位置指令に応じた適切な補正トルク指令値が演算される。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1に、本発明の制御装置を備えたパラレルリンク式搬送装置10の概略構成を示す。この搬送装置10は、上記特許文献1(特開2004−344899号公報)と同様の構成を有するものであり、上流側プレスステーション14aと、下流側プレスステーション14bの間に設置され、上流側プレスステーション14から成形された搬送物(パネル1)を受け取り、下流側プレスステーション14へ搬送する。
図1に示すように、搬送装置10は、パラレルリンク機構6と、パラレルリンク機構6の先端に接続されたパネル把持部15と、パラレルリンク機構6の他端に接続された第1リンク駆動機構11及び第2リンク駆動機構12とを備える。
パネル把持部15は、パネル1を吸着するバキュームカップ等のワーク把持具2と、該ワーク把持具2が取り付けられ搬送ラインと直角方向に延びるクロスバー3とを備えている。
パラレルリンク機構6は、第1リンク7と第2リンク8からなる。第1リンク7の他端に第1リンク駆動機構11が接続され、第2リンクの他端に第2リンク駆動機構12が接続されている。
第1リンク駆動機構11及び第2リンク駆動機構12は、V字型のベース部材16に取り付けられている。第1リンク駆動機構11及び第2リンク駆動機構12は、それぞれ、ネジ軸で構成される第1スライド軸9及び第2スライド軸13と、第1及び第2スライド軸9,13を回転駆動するための第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18と、第1及び第2スライド軸9,13の回転によって直線駆動される第1スライド4及び第2スライド5とからなる。
第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18は、後述するそれぞれのモータドライバ27,28により駆動される。
このような第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18の駆動により、それぞれ第1スライド4及び第2スライド5が直線駆動され且つ数値制御等で正確に位置決めされるようになっている。
また、この図に示すように、第1スライド軸9及び第2スライド軸13は、鉛直軸Yから所定の角度で互いに反対方向に傾斜している。
この構成により、第1スライド4は、その駆動領域のうち搬送ラインの上流側で低位置となり下流側で高位置となるように第1リンク駆動機構11により水平面に対して傾斜して直線駆動されるようになっている。
また、第2スライド5は、その駆動領域のうち搬送ラインの上流側で高位置となり下流側で低位置となるように第2リンク駆動機構12により水平面に対して傾斜して直線駆動されるようになっている。
なお、本実施形態において第1リンク駆動機構11及び第2リンク駆動機構12は、ボールネジ機構によって直動駆動機構を構成しているが、本発明はこれに限定されず、タイミングベルト、液圧シリンダ、ラックアンドピニオン、等によって直動駆動機構を構成してもよい。
上記の構成により、後述する制御装置20により動作指令を与えることによって、第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18を駆動させ、第1リンク7及び第2リンク8をそれぞれ独立して駆動させる。すると、第1リンク7及び第2リンク8の根元(第1スライド4及び第2スライド5)の相互位置関係によってパラレルリンク機構6の先端位置が決まる。しがたって、第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18の駆動を独立に制御することにより、パラレルリンク機構6の先端に接続されたパネル把持部15の位置を決定し、所望の搬送モーションを得ることができる。
図2に、本発明の実施形態にかかるパラレルリンク式搬送装置の制御装置20の構成を示す。
図2に示すように、本発明の制御装置20は、スライド目標位置演算手段21と、モータ制御部22,23とトルク補正手段24とを備える。
スライド目標位置演算手段21は、リンク先端(パネル把持部15)の位置目標値[X,Y]に基づいて、第1スライド4及び第2スライド5の目標位置(p,q)を演算する。なお、以下、この目標位置(p,q)をスライド目標位置という。
モータ制御部22,23は複数あり、上述した第1駆動モータ17及び第2駆動モータ18を駆動する複数のモータドライバ25,26のそれぞれに、リンク先端を目標位置に移動させるためのトルク指令値を与える。本実施形態では、第1駆動モータ17を駆動するモータドライバをp軸モータドライバ25とし、第2駆動モータ18を駆動するモータドライバをq軸モータドライバ26とする。また、p軸モータドライバ25にトルク指令値を与えるモータ制御部をp軸モータ制御部22とし、q軸モータドライバ26にトルク指令値を与えるモータ制御部をq軸モータ制御部23とする。
第1駆動モータ17、第2駆動モータ18は、それぞれp軸モータドライバ25、q軸モータドライバ26により駆動され、エンコーダ27,28によってその回転数が検出されて、その信号が、p軸モータ制御部22、q軸モータ制御部23にフィードバック信号として入力される。このように、制御装置20は、駆動モータ17,18をフィードバック制御することによって位置決め制御を行う。
トルク補正手段24は、パラレルリンク機構6の先端(パネル把持部15)の位置目標値と搬送物の質量m(パネル把持部15とパネル1の合計質量)に基づいて、トルク指令値をそれぞれ補正するための複数の補正トルク指令値Kf、Kfを求め、複数のモータ制御部22,23にそれぞれ与えられるトルク指令値に補正トルク指令値Kf、Kfをそれぞれ加算する。この補正トルク指令値Kf、Kfは、具体的には、第1スライド軸9及び第2スライド軸13がそれぞれ第1スライド4及び第2スライド5を軸方向に移動させるために必要な駆動力fp、fqに、調整ゲインKを乗じて得た値である。なお、以下、f,fをスライド駆動力という。
以下、上記のスライド目標位置(p,q)、スライド駆動力f,fの算出方法を説明する。
図3に、図1に示したパラレルリンク式搬送装置10の模式図を示す。図3において、パネル把持部15の位置を(X,Y)、リンク7,8の長さをそれぞれL、第1スライド軸9、第2スライド軸13の駆動軸をそれぞれp軸、q軸、リンク7,8とp軸及びq軸との接点(第1スライド4、第2スライド5)の位置をp,q、p軸とq軸の交点(p軸、q軸の原点)を(X,Y)、X軸とp軸とのなす角をα、X軸とq軸とのなす角をβとする。
パネル把持部15の位置(X,Y)と、スライド位置(p,q)との間には、下記数1に示す関係が成立する。
Figure 2008178945
したがって、リンク先端(パネル把持部15)を(X,Y)に位置決めしたい場合、上記数1の(A−1式)及び(A−2式)に基づいて、対応するスライド位置(p,q)を算出し、第1スライド4、第2スライド5を移動させればよい。
さて、パネル把持部15とパネル1の合計質量がmであったとする。質量mの物体を、時間関数[X(t),Y(t)]の軌道で移動させた場合の運動エネルギーI、位置エネルギーUは、下記数2の(式1)、(式2)で計算される。
Figure 2008178945
運動エネルギーI、位置エネルギーUが与えられた場合、必要なスライド駆動力f,fは、ラグランジュの運動方程式を考えた場合、下記数3の(式3)、(式4)で計算される。
Figure 2008178945
(式3)、(式4)では運動エネルギーIと位置エネルギーUの差をスライドの位置座標で偏微分しているが、運動エネルギーと比較して位置エネルギーがほとんど変化しない場合には運動エネルギーが支配的となるため、運動エネルギーのみを偏微分する(位置エネルギーは考慮しない)こととしてもよい。逆に、位置エネルギーと比較して運動エネルギーがほとんど変化しない場合には位置エネルギーが支配的となるため、位置エネルギーのみを偏微分する(運動エネルギーは考慮しない)こととしてもよい。
運動エネルギーと比較して位置エネルギーがほとんど変化しない場合としては、搬送物が水平座標面で移動するような構成とした場合(例えば、図1の装置を横倒しにした場合)が考えられる。また、図1の構成であったとしても、搬送物の軌道によっては(たとえば、搬送物が垂直方向にほとんど変位しない場合等)その位置エネルギーがほとんど時間変化せず、運動エネルギーが支配的となる。
位置エネルギーと比較して運動エネルギーがほとんど変化しない場合としては、搬送装置が停止している場合が考えられる。また、搬送装置が停止していない場合であっても、搬送物の速度によっては(たとえば、極めて低速の場合等)その速度エネルギーがほとんど時間変化せず、位置エネルギーが支配的となる。
運動エネルギーと位置エネルギーの両方を考慮するか運動エネルギーと位置エネルギーのいずれか一方を考慮するかについては、搬送装置の構成や運転方法に基づいて予め定めておき、搬送装置の運転を始めた後は運転が終了するまで設定を変えないとすることも可能である。あるいは、搬送装置の運転中であっても搬送物の位置や速度に基づいて適宜切り替えることとしても良い。このような構成とすることにより、計算量が減少し、制御装置20の負荷を抑えることが可能となる。なお、このような切り替えは、図2に示した制御装置20では、トルク補正手段24によって実行される。
以下、運動エネルギーと位置エネルギーの双方を考慮した場合について説明する。
上記の(式3)、(式4)に、(式1)、(式2)を代入し整理すると、下記数4の(式5)、(式6)が得られる。
Figure 2008178945
パラレルリンク式搬送装置10を考えた場合、上記の(B−1式)、(B−2式)より、パネル把持部15の位置(X,Y)は、下記数5に示すようなスライド位置(p,q)の関数であると言える。
Figure 2008178945
よって、下記数6のように表せる。
Figure 2008178945
上記の(式9)〜(式18)を(式5)、(式6)に代入すると、下記数7に示すようなスライド駆動力f,fの計算式(式19)、(式20)が得られる。
Figure 2008178945
(式19)、(式20)はリンク先端位置(X,Y)の偏微分関数が含まれている。これは(B−1式)、(B−2式)を偏微分することによって求まる。偏微分の結果は、下記数8に示すようなpとqの関数で表すことができる。
Figure 2008178945
(式21)〜(式30)は事前に(B−1式)、(B−2式)から求めておくことが可能であり、(式19)、(式20)からリンク先端の質量mに対するスライド駆動力f,fは、以下のステップ1〜6で算出できる。
(ステップ1)
パネル把持部の位置目標値[X,Y]を(A−1式)、(A−2式)に代入して、第1スライド及び第2スライドの位置目標値[p,q]を求める。
(ステップ2)
ステップ1で求めた[p,q]を上記数8のF(p,q)〜F10(p,q)に代入し、偏微分値を求める。
(ステップ3)
パネル把持部15の位置目標値[X,Y]と、第1スライド4及び第2スライド5の位置目標値[p,q]に微分演算を行い、下記数9の速度目標値を求める。
Figure 2008178945
(ステップ4)
ステップ2とステップ3の結果から、下記数10のV、C、G、V、C、Gを計算する。
Figure 2008178945
(ステップ5)
ステップ4で求めたVとVの微分値(下記数11)を求める。
Figure 2008178945
(ステップ6)
ステップ4とステップ5の結果から、スライド駆動力f,fを下記数12の(式37)、(式38)により求める。
Figure 2008178945
上記ステップ1〜6の処理で求めたスライド駆動力f,fに調整ゲインKを乗じることにより、上述した補正トルク指令値Kfp、Kfqを算出することができる。上記のトルク補正手段は、このような処理を実行して補正トルク指令値Kfp、Kfqを算出する。
以下、上述した本発明のパラレルリンク式搬送装置の制御装置20及び制御方法の作用効果について説明する。
上記の補正トルク指令値Kf、Kfは、位置目標値[X,Y]と搬送物の質量mに基づくものであり、駆動軸の釣り合い力だけでなく、慣性力の影響を反映している。したがって、この補正トルク指令値Kf、Kfを、モータドライバ25,26へ与えるトルク指令値に加算することによって、パラレルリンク機構6を構成する各リンクの運動に対する補償制御を行うことができるので、搬送物を移動させている最中においてもリンク先端の位置精度を向上させることができる。
また、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を複数のスライド4,5の位置座標でそれぞれ偏微分した複数の関数(ラグランジュの運動方程式)に基づいて、複数の補正トルク指令値を求めることにより、慣性力の影響を正確に反映した適切な補正トルク指令値を算出することができる。
また、補正トルク指令値Kf、Kfの算出において、運動エネルギーのみ又は位置エネルギーのみを偏微分することにより、運動エネルギーと位置エネルギーの差を偏微分する場合と比較して、計算量が減少し、制御装置20の負荷を抑えることができる。また、運動エネルギーと位置エネルギーの差の偏微分、運動エネルギーのみの偏微分及び位置エネルギーのみの偏微分のいずれからも補正トルク指令値を求めることができるようにしておき、運転中に搬送物の位置や速度に応じて適宜切り替えることによっても、計算量が減少し、制御装置20の負荷を抑えることができる。
また、上記ステップ1〜6の処理は、トルク指令値を更新する制御サイクル毎に実行する。すなわち、複数の補正トルク指令値Kf、Kfを位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する複数のトルク指令値にそれぞれ加算することで、その時の目標位置指令に応じた適切な補正トルク指令値Kf、Kfが演算される。
また、生産するパネルサイズの変化や、パネル把持部のツール重量の変更があった場合は、それに応じて質量mを変更することで、搬送物の重量変更に対しても正確な補正トルク指令値Kf、Kfを求めることができる。
また、補正トルク指令値Kf、Kfにより、先端重量部の変化や運動の影響を正確にキャンセルする分のトルク指令をフィードフォワード的にモータドライバへ与えることができ、図2に示したフィードバック制御系と組み合わせた場合、フィードバック部はパラレルリンク機構6を構成する各リンクの運動に対する補償制御のみを行うことになる。これはすなわち、搬送物の変化に対するロバスト性を補償するものであり、フィードバック制御系のゲインの調整や性能補償が容易となる。
なお、上述した実施形態では、2自由度のパラレルリンク機構をもつパラレルリンク式搬送装置を対象としたが、本発明の適用範囲はこれに限られず、3自由度以上のパラレルリンク機構をもつパラレルリンク式搬送装置にも同様に適用可能である。
上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の制御装置を備えたパラレルリンク式搬送装置の概略構成図である。 本発明の実施形態にかかるパラレルリンク式搬送装置の制御装置の構成図である。 図1に示したパラレルリンク式搬送装置の模式図である。
符号の説明
1 パネル
2 ワーク把持具
3 クロスバー
4 第1スライド
5 第2スライド
6 パラレルリンク機構
7 第1リンク
8 第2リンク
10 パラレルリンク式搬送装置
11 第1リンク駆動機構
12 第2リンク駆動機構
15 パネル把持部
16 ベース部材
17 第1駆動モータ
18 第2駆動モータ
20 制御装置
21 スライド目標位置演算手段
22 p軸モータ制御部
23 q軸モータ制御部
24 トルク補正手段
25 p軸モータドライバ
26 q軸モータドライバ
27,28 エンコーダ

Claims (14)

  1. 複数のリンクの駆動により該複数のリンクが連結された先端の位置が決定されるパラレルリンク機構と、前記複数のリンクをそれぞれ駆動する複数の駆動モータと、トルク指令値に基づいて前記複数の駆動モータをそれぞれ駆動する複数のモータドライバとを備え前記パラレルリンク機構の駆動により搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置の制御装置であって、
    前記複数のモータドライバのそれぞれにトルク指令値を与える複数のモータ制御部と、
    前記パラレルリンク機構の先端の位置目標値と搬送物の質量mに基づいて、前記トルク指令値をそれぞれ補正するための複数の補正トルク指令値を求め、前記複数のモータ制御部にそれぞれ与えられるトルク指令値に前記補正トルク指令値をそれぞれ加算するトルク補正手段と、を備えることを特徴とするパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  2. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項1記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  3. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    前記トルク補正手段は、搬送物の目標速度から求められる運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項1記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  4. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道から求められる位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項1記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  5. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    前記トルク補正手段は、搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第1関数、前記運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第2関数、又は前記位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第3関数に基づいて前記複数の補正トルク指令値を求め、前記パラレルリンク式搬送装置の運転中に前記搬送物の位置及び/又は速度に応じて前記第1関数、前記第2関数又は前記第3関数のいずれに基づいて前記複数の補正トルク指令値を求めるかを切り替えることを特徴とする請求項1記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  6. 前記偏微分した関数がラグランジュの運動方程式と等価な式であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  7. 前記トルク補正手段は、前記複数の補正トルク指令値を前記位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する前記複数のトルク指令値にそれぞれ加算することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のパラレルリンク式搬送装置の制御装置。
  8. 複数のリンクの駆動により該複数のリンクが連結された先端の位置が決定されるパラレルリンク機構と、前記複数のリンクをそれぞれ駆動する複数の駆動モータと、トルク指令値に基づいて前記複数の駆動モータをそれぞれ駆動する複数のモータドライバとを備え前記パラレルリンク機構の駆動により搬送物を搬送するパラレルリンク式搬送装置の制御方法であって、
    前記複数のモータドライバに与える各トルク指令値に、前記パラレルリンク機構の先端の位置目標値と搬送物の質量mに基づいて求めた複数の補正トルク指令値をそれぞれ加算することを特徴とするパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  9. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項8記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  10. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    搬送物の目標速度から求められる運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項8記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  11. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    搬送物の目標軌道から求められる位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の関数に基づいて、前記複数の補正トルク指令値を求めることを特徴とする請求項8記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  12. 前記複数のリンクは、それぞれ、直線移動する複数のスライドを介して前記駆動モータにより駆動されるものであり、
    搬送物の目標軌道と目標速度から求められる運動エネルギーと位置エネルギーの差を前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第1関数、前記運動エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第2関数、又は前記位置エネルギーを前記複数のスライドの移動座標でそれぞれ偏微分した複数の第3関数に基づいて前記複数の補正トルク指令値を求め、前記パラレルリンク式搬送装置の運転中に前記搬送物の位置及び/又は速度に応じて前記第1関数、前記第2関数又は前記第3関数のいずれに基づいて前記複数の補正トルク指令値を求めるかを切り替えることを特徴とする請求項8記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  13. 前記偏微分した関数がラグランジュの運動方程式と等価な式であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
  14. 前記複数の補正トルク指令値を前記位置目標値の変化に応じて時々刻々と計算し、対応する前記複数のトルク指令値にそれぞれ加算することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか記載のパラレルリンク式搬送装置の制御方法。
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