JP2008178542A - 血圧測定装置、カフ及びカフの製造方法 - Google Patents

血圧測定装置、カフ及びカフの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価に構成できるとともに、血圧測定を正確に行える血圧測定装置、カフおよび血圧測定方法の提供。
【解決手段】阻血用空気袋8およびサブ空気袋9に対して接続される第1配管6を備え、第1配管をサブ空気袋に接続し、さらに全体が折り曲げ可能かつ中空部を維持可能な棒部材11を介してサブ空気袋を阻血用空気袋に接続し、中継管を折り曲げることで阻血用空気袋上にサブ空気袋を敷設させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、血圧測定装置、カフ及びカフの製造方法に係り、特に阻血用のカフを用いてオシロメトリツク方式で血圧測定を行う技術に関する。
阻血用カフを用いた血圧測定法の収縮期血圧の求め方は、カフの圧力を動脈内の最高圧力である収縮期血圧以上に一旦上げることで、動脈の血流を止めた後に、下げることで血管圧とカフの圧力が一致したときに血流が流れ始める現象を検出して求めている。
オシロメトリック方式の血圧計によれば、収縮期血圧以上の高い圧力までカフ圧力を上昇させ、次第にカフ圧力を下降させながら測定部位の動脈の容積変化に基づいて発生する動脈の振動を検出し、振動の振幅変化により血圧を決定していた。
これに対して、広く普及しているコロトコフ方式(聴診法)によれば、収縮期血圧以上にカフ圧力を上げ、一度血流を止めた後に、徐々にカフ圧力を降下させ、血流の再開するタイミングで発生するコロトコフ音をカフの下流側となる末梢側で検出し、そのときの阻血用空気袋の内圧を収縮期血圧値(最高血圧値)として求め、コロトコフ音が消滅した阻血用空気袋の内圧を拡張期血圧値(最低血圧値)として求めている。
上記のオシロメトリツク方式は、血流が再開する現象を、カフ下の動脈の容積変化を阻血用空気袋の圧力振動として捕らえる方法である。このため、コロトコフ方式において必要となるコロトコフ音の検出を行うためのマイクロフォンまたは聴診器が不要となるので、コロトコフ式よりも製造コストを低くできる利点がある。
また、コロトコフ方式の血圧計は、血圧測定時に発生するノイズ(カフ布、カフチューブの擦過音、振動)は、ノイズの周波数成分がコロトコフ音の周波数成分に近いことからノイズがコロトコフ音として誤検出されやすい欠点を有する。
これに対してオシロメトリツク方式で用いる圧力変動の周波数成分は、コロトコフ音の周波数成分よりもかなり低く、血圧測定時に発生するノイズ周波数と大きく乖離している。このために、オシロメトリツク方式はノイズの影響を受けにくく、またマイクロフォンと動脈の位置合わせが重要なコロトコフ方式に比べて、カフ装着時に多少の位置ずれがあっても、十分に測定可能な方法であることから家庭で用いる自動血圧計用としては好適である。
しかしながら、オシロメトリツク方式は血管圧迫特性に起因する収縮期血圧(最高血圧値)の検出に関する問題がある。空気袋を測定部位に巻き付け、この空気袋を加圧減圧して血圧を測定するリバロッチカフは幅方向の中央部ではカフ圧力を反映した圧迫力を得ることができる。しかし、中央部よりにズレると、カフ圧力を反映した圧迫力が得られず、中央部からカフの端部方向に圧迫力が徐々に減少してしまい、端部ではゼロとなる圧迫特性を示す。
このような圧迫特性により、収縮期血圧以上にカフ圧を上げて、阻血状態から徐々にカフ圧を下げてまさに収縮期血圧を測定しようとするタイミングであって、カフ圧力が収縮期血圧よりもやや高い状態の時に、血流はカフの中央部のみで止められることになる。この結果、血流は心臓の拍動に同期して、カフの上流部からカフの中央部まで侵入しては戻される現象が生じる。この現象によって、収縮期血圧の検出指標となるカフの下流側(前腕側)への血流の再開現象を検出する脈波の発生が、カフ圧が収縮期血圧より高いときにすでに生じてしまうという問題がある。
また、カフ圧力が収縮期血圧以下になり、血流が再開すると、再開した血流による容積変化が、カフ下の中央部から下流側で発生することとなるが、この容積変化は、カフ圧力が動脈圧よりわずかに低い状態であるために血管が、短い時間開いた後に、すぐに閉じてしまう。このときの、カフ下の下流側の容積変化は、上流側の容積変化に比較すると非常に小さい。
オシロメトリック方式で検出される脈波は、上述のカフ下の上流側の容積変化と下流側の容積変化が重なった容積変化であるので、血流の再開に基づく脈波の変化のみを選択して検出することは非常に困難になる。以上が、オシロメトリック方式がコロトコフ方式に較べて、収縮期血圧の測定におけるS/N比悪化の原因となっていた。
この血流の再開検出における上記の問題点を解決するために、従来より、以下の対策を図っている。
カフの圧力を収縮期血圧よりさらに下降させていくと徐々に心臓の1拍動周期の内で、動脈圧がカフの圧力より高くなる時問が長くなることによるカフ下の下流側の容積変化の増加により、徐々に脈波の振幅が大きくなる。また、鬱血の度合いにもよるが、カフより動脈末梢部位の血管内圧がカフ圧力よりも大きくなると、末梢からの圧反射現象が発生するので、この反射により脈波が急に大きくなる。
さらにカフ圧力の減圧が進むと、カフの内圧よりもカフより末梢部位の血管内圧が大きくなる時間が長くなり、さらに1振動周期内で血管が閉じている時間が無くなる寸前では、カフの上流部位と下流部位の血管が同時に全開となり脈波の振幅が最大となる現象が発生する。
オシロメトリック法の収縮期血圧の測定では、このときの容積変化は、収縮期血圧測定時のタイミングにおけるカフ下の容積変化は主にカフ下の血管容積全体の約50%に相当するカフ中心部より上流側の変化であるので、カフ下の略全体の血管が全開と全閉を繰り返すことにより生じる最大脈波振幅の約50%の脈波振幅になるタイミングを収縮期血圧とする方法を採用している。
しかしながら、この割合は、カフの巻き方によるカフ下の脈波形成に寄与する上流部、下流部の容積のアンバランス、カフを巻く強さによるコンプライアンスの差、末梢部位の血管内圧の上昇の大きさ、および変化率の影響を受ける。また、末梢部位の血管内圧の上昇には、血圧測定の繰り返し時問の短さによる鬱血の程度が影響するが、主として生体の個体差である血圧値、末梢循環の程度、末梢側の血管コンプライアンスが影響する。
これらの問題解決を図るためにダブルカフ方式が提案されている。このダブルカフ方式では、血管の圧迫に用いる阻血用空気袋と、阻血用空気袋下の中央部において脈波のみを検出する脈波検出用空気袋を阻血機能とは分離して設けている。このダブルカフ方式によれば、オシロメトリック方式で問題となる上記の収縮期血圧測定時の阻血用空気袋下の上流側の容積変化に基づく脈波の影響を軽減できるので、収縮期血圧の決定の目安になる阻血用空気袋下の下流側の容積変化をS/N比良く検出できる。(特許文献1)
しかし、収縮期血圧の検出タイミングでは、阻血用空気袋下の上流側に侵入する血流は脈波検出用空気袋のすぐそばまで侵入する。この侵入による振動が一部脈波検出用空気袋に伝わる。また、脈波検出用空気袋を阻血用空気袋の下方に設けているので、阻血用空気袋で検出された阻血用空気袋下のカフ上流側の容積変化に基づくカフの振動が接している脈波検出用空気袋に一部伝わる結果、収縮期血圧の測定のS/N比を悪化させることがあった。
そこで、阻血用空気袋で血管が圧閉されている時に脈波検出用空気袋ヘのカフ上流側から侵入してくる血流を近づけないように、脈波検出用空気袋の圧迫性能を上げるためのバッキングを設置し、脈波検出用空気袋と阻血用空気袋の間に阻血用空気袋からの伝達脈波をダンピングするための緩衝材を設置し、さらに阻血用空気袋下の上流側に脈波をダンピングするための緩衝材を設ける提案もなされている。(特許文献2)
しかしながら、この提案によれば、脈波検出用空気袋の圧迫力の向上をできるが、カフの上流部から脈波の侵入してくる位置を脈波検出用空気袋から離す距離にばらつきが大きいという問題点がある。また、使用部材のダンピング特性にも限界があるので、脈波の比較的高い周波数成分の減衰は行うことができるが低い成分までは十分に減衰することができない。このため、収縮期血圧をS/N比良く検出することができない場合があった。
すなわち、収縮期血圧の測定原理は、カフ圧力が収縮期血圧と同じになったときにカフの末梢側で生じる拍出を脈波検出用空気袋で検出することとなる。しかしながら、1つの圧力センサを用いて阻血用空気袋の圧力と脈波検出用空気袋の圧力を検出すると、カフ圧力が収縮期血圧以上の場合に生じているカフ上流側の血管容積変化による脈波と、収縮期血圧の検出指標であるカフ下流側への心拍による脈波とが重なり、収縮期血圧検出のS/N比が悪化する。
そこで、ダブルカフ法によれば、阻血用空気袋と脈波検出用空気袋と平行に容量の大きな例えば500cc以上の容積バッファタンクを設けて阻血用空気袋の検出する脈波を平滑化している。
さらに、オシロメトリック方式の血圧計において脈波の検出感度を上げ、カフ下流側の脈波の検出を別途のカフで検出するようにカフ部材の血圧測定部位側に敷設され血圧測定部位の全体を圧迫する阻血用空気袋と、脈波検出用空気袋とを連通させる構成が提案されているが、上流側の脈波はそのまま下流側の脈波に重なって検出され、収縮期血圧検出のS/N比の向上は期待できない。(特許文献3)
しかしながら、上記のように阻血用空気袋と、測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、測定部位のカフ下流側を圧迫し、かつ下流側に拍出する血流により発生する脈波を検出する脈波検出用空気袋とを個別に備えたトリプルカフは高価となる。
特開2004−195056号公報 特許第3667326号公報 特開昭63−150051号公報
したがって、本発明は上述したような状況に鑑みてなされたものであり、オシロメトリック方式のダブルカフ式血圧計において、サブ空気袋と阻血用空気袋との間の連通部に挿入される棒部材を設けることで安価に構成でき、かつまた高精度で血圧測定を行うことのできる血圧測定装置、カフおよびその製造方法の提供を目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の血圧測定装置によれば、血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、前記カフ部材の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、前記阻血用空気袋の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、前記阻血用空気袋の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつカフ下流側の脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフ本体と、前記カフ本体を加圧および減圧するために配管を介して接続される加減圧手段と、を備え、前記配管は、前記阻血用空気袋および前記サブ空気袋に対して接続される第1配管と、前記脈波検出用空気袋と前記脈波検出用空気袋の圧力変化からカフ圧信号を得るカフ圧力検出手段との間に接続される第2配管と、前記第1配管と前記第2配管との間で分岐接続されるバイパス流路と、を備え、前記カフ圧信号に重畳する脈波を検出して脈波信号を得る脈波検出手段と、前記カフ圧信号と前記脈波信号とに基づき血圧値を決定する血圧検出手段と、前記血圧値を表示する血圧表示手段と、を備えた血圧測定装置であって、
前記第1配管を前記サブ空気袋に接続し、さらに全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間の連通状態を維持可能にしたことを特徴としている。
また、前記サブ空気袋と、前記阻血用空気袋とは一体化される2枚の軟質シート材料を用いて形成され、前記棒部材を挟んで全周縁部を溶着することで一体形成されることを特徴としている。
また、前記脈波検出用空気袋は、軟質シート材料を用いて長方形の扁平状に形成される第3密閉袋と、前記第3密閉袋中にその開口端が連通する前記第2配管と、から一体形成されることを特徴としている。
また、血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、前記カフ部材の内側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつカフ下流側に生じる拍出により発生する脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフであって、
前記サブ空気袋と前記阻血用空気袋との間を、全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間を連通させるように構成されることを特徴としている。
また、血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、前記カフ部材の内側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつカフ下流側に生じる拍出により発生する脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフの製造方法であって、
前記サブ空気袋と前記阻血用空気袋との間を、全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間を連通させるように構成することを特徴としている。
ここで、さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明によれば、安価に構成できるとともに、血圧測定を正確に行える血圧測定装置、カフおよびカフの製造方法が提供される。
以下に、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明すると、図1は本発明の一実施形態の血圧測定装置を示すブロック図である。
本図の実施形態において、カフ本体1は、上腕部を含む血圧測定部位に対して着脱自在に設けられる布製のカフ部材2を備えており、カフ部材2の裏面の端部に破線図示の雄面ファスナー3を設け、表面の端部に雌面ファスナー4を設けている。このカフ部材2を図示のように上腕に巻き付け、各面ファスナーを係止することで、カフ本体1の着脱ができるように構成されている。ここで、面ファスナーは一例に過ぎず、これ以外の部材でもよく、また筒状に形成しておき上腕を挿入するアームイン式でも良い。
このカフ部材2の血圧測定部位側には血圧測定部位の全体を圧迫するための破線図示の阻血用空気袋8が敷設されている。また、この阻血用空気袋8の血圧測定部位に接する側には血圧測定部位の心臓H側を圧迫するために幅がより狭く形成された破線図示のサブ空気袋9が敷設されている。これらの阻血用空気袋8およびサブ空気袋9は加減圧手段であるポンプ27、電磁開閉弁26に対して接続される一方の配管を構成する軟質チューブからなる第1配管6に接続されておりポンプ27のモータMの駆動に伴い外気を開口部6cから導入して加圧を行い、電磁開閉弁26への通電により開口部6dからの排気を行うことで各空気袋の減圧ができるように構成されている。
また、阻血用空気袋8の血圧測定部位に接する側には血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、脈波を検出するための脈波検出用空気袋10が後述する遮断装置5を介在させて敷設されている。この脈波検出用空気袋10には一方の配管を構成するために軟質チューブからなる第2配管7が接続されており、上記の第1配管6とともにコネクタ21で本体20から着脱自在に設けられている。コネクタ21で着脱可能に接続されているが、一体配管としてもよい。
第1配管6と第2配管7は分岐部6a、7aからバイパス流路18が接続されており、このバイパス流路18を介して脈波検出用空気袋10の加圧および減圧が行われる。
また第2配管7には第1配管6の音響フィルタ22にて脈波成分が減衰された脈波変化と阻血用空気袋内の阻血圧力変化と脈波検出用空気袋10の圧力変化とからカフ圧信号を得るカフ圧力検出手段である圧力センサ30が接続されており、この圧力センサ30に対してアナログ電気信号に変換する圧力計測部31が接続されており、さらにA/Dコンバータ32が接続されており、デジタル信号を中央制御部33にカフ圧信号を出力するように構成されている。
この中央制御部33はコンピュータにより読取り可能な各種制御プログラムを記憶したROM,RAM等を含んでおり、カフ圧信号に重畳する脈波を検出して脈波信号を得る脈波検出手段とカフ圧信号(=カフ阻血圧力)とに基づき血圧値を決定する血圧検出手段となる脈波処理部34、カフ圧力処理部35、血圧測定部37、表示制御部38が予め制御プログラムとして内蔵されている。
また、中央制御部33には、血圧値を表示する血圧表示手段である液晶表示部40と、上記のポンプ27の駆動制御を行うポンプ駆動部42と、電磁開閉弁26の開閉駆動を行うためのバルブ駆動制御部41が接続されており、乾電池を含む電源部44からの電力供給に伴い血圧測定に必要な各動作を行えるように構成されている。
一方、バイパス流路18には細管からなる第1音響抵抗と第2音響抵抗と音響イナータンスと音響コンプライアンスとを加えて構成される破線図示の音響インピーダンス手段22が図示のように接続されている。
このようにバイパス流路に接続することで、後述の減圧時においてサブ空気袋と阻血用空気袋の圧力信号に含まれるカフ圧力が収縮期血圧以上のときのカフ上流側の血管容積変化により発生するサブカフと阻血用空気袋の圧力変動分を減衰させるようにしている。
図2(a)は、カフ本体1を上腕に装着した後の様子を図示した外観斜視図、(b)は(a)のY-Y線矢視断面図である。また、図3は図2(a)のX-X線矢視断面図である。
図2、図3において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、先ず、図2(a)において、カフ本体1の上腕部への装着後に、サブ空気袋9が心臓側に位置する一方、脈波検出用空気袋10は遮断装置5が介在されて測定部位の動脈上に位置している。また、第1配管6と第2配管7は図示のように平行に外部に出ている状態となる。
また、図2(b)において、遮断装置5が阻血用空気袋8と脈波検出用空気袋10との間において空気層を形成するように設けられており阻血用空気袋の心拍による振動が脈波検出用空気袋10に伝達することを防止している。
このため遮断装置5は、図4の立体分解図をさらに参照して、軟質シート材料から形成されるとともに脈波検出用空気袋10の密閉袋の表面形状を有した第1シート部材15と、同じく脈波検出用空気袋10の密閉袋の表面形状を有しており阻血用空気袋8の密閉袋上に位置される第2シート部材16と、第1シート部材15と第2シート部材16の両端の短片の間に夫々設けられるとともに短片の全長を有する第1スペーサ部材13、13とを備えている。また、第1シート部材15と、第2シート部材16の間の中央には正方形の第2スペーサ部材14が設けられており、装着後の第1シート部材1と前記第2シート部材との密着を防止することで、図2(b)に図示のように同じ厚さの空気層を維持できるようにしている。
また、図4において、密閉袋の両端の短片に、密閉袋の短片の全長を有する夫々第3スペーサ部材12、12をさらに設けることで、脈波検出用空気袋10内に、規定量以上の空気が入るように配慮されている。
次に図5(b)の阻血用空気袋8とサブ空気袋9の外観斜視図を参照して、このサブ空気袋9は、図示の大きさに限定されず、阻血用空気袋8から一部がはみ出るようにしても良く、心臓側に正しく配置されるのであれば、阻血用空気袋8と同じ上下方向の全長を備えていても良い。
このサブ空気袋9は、第1配管6と全体が折り曲げ可能な棒部材11とを軟質樹脂からなる表裏シート材9a、9bで上下から挟持した後に、フランジ部9fを第1配管6(図5(c)参照)とともに連続して熱溶着して内部を密閉状態にするとともに連通部を棒部材11の長手方向に沿うように形成した一体成形密閉袋として準備される。このとき同時に阻血用空気袋8についても棒部材11を軟質樹脂からなる表裏シート材8a、8bで上下から挟持した後に、フランジ部8fを図示のように連続して高周波溶着して内部を密閉状態にした一体成形密閉袋として準備する。この後に、一方の密閉袋を矢印方向に折り曲げることで、棒部材11も同時に約180度分折り曲げられることにより図5(a)に図示したような状態を得る。
この構成によれば、従来のように阻血用空気袋8に個別に接続されていた配管が不要になるのでその分コストダウンできるとともに、加圧時において先ず最初にサブ空気袋9が膨張され、その後に阻血用空気袋8が加圧膨張されることになる。
この結果、サブ空気袋9に対する空気供給量が小さくなる傾向を効果的に防止できることとなり、サブ空気袋9による脈波減衰効果の低下を防止できることとなる。また、サブ空気袋9内の空気量は一定にできるので、ばらつきを防止できることになる。また、従来構成によれば、加圧時の各空気袋の残留空気量の如何でサブ空気袋9中の残留空気量にばらつきが生じることがあったが、上記の構成によればこの傾向を完全に排除できる。
以上のように棒部材11を折り曲げ、各空気袋が重なるように敷設させることで、図5(a)に図示の状態にした後に、第2配管7を接続した脈波検出用空気袋10が配置される。ここで、サブ空気袋9は、軟質材料を用いて図示の長方形の扁平状に形成される第1密閉袋と、この第1密閉袋中にその開口端が連通する第1配管6から一体形成され、阻血用空気袋8は、軟質材料を用いて第1密閉袋より大きな長方形の扁平状に形成される第2密閉袋から形成され、棒部材11の一方端を第1密閉袋に、中継管の他方端を第2密閉袋に位置させて一体成形される。
また、脈波検出用空気袋10についても、軟質材料の表裏シート材10a、10bで上下から第2配管7を挟持した後にフランジ部10fを連続的に接合させて一体形成しても良いことは言うまでもない。
再度、図3において血圧測定部位の動脈の血流が流れ込む心臓左室側になるようにしてカフが装着される。また上記のように遮断装置5が阻血用空気袋8と脈波検出用空気袋10との間で空気層を形成するように設けられているので、阻血用空気袋8のカフ下流側の血管容積変化で生じる振動が脈波検出用空気袋10に伝達することが効果的に防止されることになる。
従来は、この遮断装置5に替えて剛性を有するプレート材と発泡ウレタンを積層構造にしたダンパーを設けていた。しかし、このダンパーのダンピング特性はカフ圧力により圧縮状態になることもあり、特に心拍振動数に近い振動を吸収するダンピング特性を得ることができなかった。
これに対して、上記のような空気層を設け、かつ空気層が潰れない状態を維持できることから心拍振動数に近い振動を吸収するダンピング特性を得ることができた。
この結果、阻血用空気袋10の内圧が血圧よりもわずかに低くなったときにカフの血管下流側に発生する脈波Mの検出をS/N比を高い状態で検出することが可能となった。
さらに、後述する音響インピーダンス手段22との協働作用により、カフ圧力が血圧より高いときに生じるカフ上流側で発生している脈波がカフ間で伝達されることが防止され、ノイズとなる脈波成分を減衰され、測定タイミングでのカフ下流側に拍出する血流による動脈の容積変化による脈波変化のみをS/N比を向上させて精度よく検出することができる。
次に図6は、上記のバイパス流路18に接続される音響インピーダンス手段22の模式図である。本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、第1配管6の分岐部6aには第1流路長L1と第1内径孔断面積S1とを有するチューブをコイル状に巻き付けた第1コイル体23が接続されており、第1音響抵抗を摩擦r/S12の関係式から得るとともに、第1音響イナータンスをL1*空気密度/S1の関係から得ている。
一方、第2配管7の分岐部7aには第2流路長L2と第2内径孔断面積S2とを有するチューブをコイル状に巻き付けた第2コイル体25が接続されており、第2音響抵抗を摩擦r/S22の関係式から得るとともに、第2音響イナータンスをL2*空気密度/S2の関係から得るようにしている。
そして第1コイル体23と第2コイル体25との間に接続される容積部を有した容積体により音響コンプライアンスを体積W/空気密度*音速2の関係式から得るようにして全体の音響インピーダンス手段22が構成されており、その遮断周波数を心拍振動と同じまたは近似させることで空気振動として減衰するようにしている。以上のように各コイルを巻きつけることで、従来のバッファタンク容積の約10分の1の容積が実現可能となり装置全体の小型化ができた。
図7は、小型化のための一構成を図示した外観斜視図である。第1コイル体23の第1入口端部23aと第1出口端部23bと、破線図示の第2コイル体25の第2入口端部25aと第2出口端部25bとが上下に揃えられている。この状態から各コイル体を収容するための1組の縦溝部53a、53bを有する円筒体53が設けられており、内部に図示のように第1コイル体23と第2コイル体25とを積層させて収納する。
一方、本体の取り付けベース52には固定部52が形成されており円筒体53を下方に移動して固定できるようにしている。また第1出口端部23bと第2出口端部25bに接続される位置に接続開口部24a、24bを形成した容積体24が隣接して設けられており図示のように直に接続できるようにしている。この容積体24についても取り付けベース52の固定部51に合致することで固定される。
以上の構成による音響インピーダンス手段22によればサブ空気袋と阻血空気袋で検出される通常1〜1.5Hz、すなわち60〜70拍/分の脈波成分を減衰することができるので、脈波検出用空気袋10にで、収縮期血圧の測定タイミングでカフ下流側の動脈の容積変化による脈波変化のみをS/N比を向上させて精度よく検出することができる。
以上のように構成されるカフ本体1によれば各種の血圧測定装置に使用できることになるが、例えば図1に図示の血圧測定装置は、記憶された制御プログラムをコンピュータで読み出すことで、図8の血圧測定ルーチンのフローチャートのように動作させることができる。
まず、血圧測定装置が起動され、カフ本体1が図2のように装着され、不図示の開始スイッチが押圧されるとステップS1においてバルブ駆動部41により開閉弁26への通電が行われてバルブが開かれることで各空気袋内に残留した空気の排気が行われる。残留空気の排気が終了すると、圧力センサのゼロセット(初期化)を行い、この後ステップS2において開閉弁26を閉じることで測定準備が整う。
この後ステップS3では、予想される収縮期血圧である180mmHgより高い20〜30mmHg分以上を設定圧力Pとしてポンプ27の連続駆動を行う。ステップS4で阻血用空気袋8、サブ空気袋9の圧力が設定圧力Pに到った否かをカフ圧力検出部の信号によりチェックし、設定圧力になるまで継続し、設定圧力PになるとステップS5でポンプ駆動を停止する。カフ本体1の圧力が設定圧力PになるとステップS6に進み、減圧制御部によりカフ圧力検出部からの信号を用いて、減圧速度が2〜3mmHg/秒になるように減圧が開始される。
これに続いてステップS7で、カフ圧力検出部からカフ圧力を得る、また次のステップS8では脈波の検出を開始する。次に、ステップS9に進み脈波検出部で検出された脈波信号は血圧検出部内の記憶部に送られカフ圧力と脈波振幅とを一組にして記憶を行う。ステップS10では、脈波振幅が急に大きくなったことを、例えば今までの振幅値の平均値と比較し、2倍になった点を収縮期血圧ポイントとして検出する。以上の収縮期血圧が検出されるまでステップS6〜S10を繰り返し行う。
続いて、ステップS11に進み、カフ圧力の減圧を行い、ステップS12で血圧検出部にて、さらに、脈波振幅が心拍ごとに減少する現象が検出されたら今まで脈波最大値の所定比率以下である例えば60%以下になる脈波の検出を行い、その時のカフ圧力を拡張期血圧(最低血圧値)として決定する。この拡張期血圧が決定されると、減圧制御部により急速排気される。そしてステップS13において、このようにして決定された収縮期血圧値と拡張期血圧値を血圧表示部40に表示して一連の血圧計測動作を終了する。
以上のように圧力損失の大きな絞りである流体抵抗を用いずに、阻血用空気袋の内圧が血圧より低くなったときに末梢側に発生する脈波の検出を行えるので、測定時間短縮も可能となる。
本発明の一実施形態の血圧測定装置を示すブロック図である。 (a)はカフ本体1を上腕に装着した後の様子を図示した外観斜視図、(b)は(a)のY-Y線矢視断面図である。 図2(a)のX-X線矢視断面図である。 遮断装置5の立体分解図である。 (a)は阻血用空気袋8とサブ空気袋9の外観斜視図、(b)は阻血用空気袋8とサブ空気袋9の展開図である。 バイパス流路18に接続される音響インピーダンス手段22の模式図である。 音響インピーダンス手段22の外観斜視図である。 血圧測定装置の動作説明フローチャートである。
符号の説明
1 血圧測定装置
2 カフ部材
3、4 面ファスナー
5 遮断装置
6 第1配管
7 第2配管
8 阻血用空気袋
9 サブ空気袋
10 脈波検出用空気袋
11 棒部材
18 バイパス流路
20 本体
22 音響インピーダンス装置
23 第1コイル
25 第2コイル
24 容積体
H 心臓
K 動脈
M 脈波

Claims (5)

  1. 血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、前記カフ部材の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、前記阻血用空気袋の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、前記阻血用空気袋の血圧測定部位の接する側に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつ下流側の脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフ本体と、前記カフ本体を加圧および減圧するために配管を介して接続される加減圧手段と、を備え、
    前記配管は、
    前記阻血用空気袋および前記サブ空気袋に対して接続される第1配管と、
    前記脈波検出用空気袋と前記脈波検出用空気袋の圧力変化からカフ圧信号を得るカフ圧力検出手段との間に接続される第2配管と、
    前記第1配管と前記第2配管との間で分岐接続されるバイパス流路と、を備え、
    前記カフ圧信号に重畳する脈波を検出して脈波信号を得る脈波検出手段と、
    前記カフ圧信号と前記脈波信号とに基づき血圧値を決定する血圧検出手段と、
    前記血圧値を表示する血圧表示手段と、を備えた血圧測定装置であって、
    前記第1配管を前記サブ空気袋に接続し、さらに全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間の連通状態を維持可能にしたことを特徴とする血圧測定装置。
  2. 前記サブ空気袋と、前記阻血用空気袋とは一体化される2枚の軟質シート材料を用いて形成され、前記棒部材を挟んで全周縁部を溶着することで一体形成されることを特徴とする請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 前記脈波検出用空気袋は、軟質シート材料を用いて長方形の扁平状に形成される第3密閉袋と、前記第3密閉袋中にその開口端が連通する前記第2配管と、から一体形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の血圧測定装置。
  4. 血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、
    前記カフ部材の内側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、
    前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、
    前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつカフ下流側に生じる拍出により発生する脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフであって、
    前記サブ空気袋と前記阻血用空気袋との間を、全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間を連通させるように構成されることを特徴とするカフ。
  5. 血圧測定部位に対して着脱自在に設けられるカフ部材と、
    前記カフ部材の内側に敷設され血圧測定部位全体を圧迫する阻血用空気袋と、
    前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の心臓側を圧迫するサブ空気袋と、
    前記阻血用空気袋上に敷設され血圧測定部位の血管下流側を圧迫し、かつカフ下流側に生じる拍出により発生する脈波を検出する脈波検出用空気袋と、から構成されるカフの製造方法であって、
    前記サブ空気袋と前記阻血用空気袋との間を、全体が折り曲げ可能に弾性変形される棒部材を前記サブ空気袋を前記阻血用空気袋との間の連通部に挿入し、前記棒部材により折り曲げても前記阻血用空気袋と前記サブ空気袋との間を連通させるように構成することを特徴とするカフの製造方法。
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