JP2008177299A - 積層実装構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化しつつ、さらに、接続抵抗を小さくし、製造工程を少なくしたことで歩留まり向上及びコストの低減及び製造時間の短縮を実現した積層実装構造体を提供すること。
【解決手段】第1の基板101a、第2の基板101b、中間基板103と、これら基板101a、101b上にそれぞれ形成された接続端子104a、104bとの間隙に配置されている導電部材105と、接続端子104a、104b上に形成された突起電極201と、中間基板103に形成された貫通孔106とを有し、基板101a、101b同士が接合部120により接合されることによって、突起電極201と導電部材105が貫通孔106において少なくとも接触し、基板101a、101bの接続端子104a、104b同士が電気的に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層実装構造体、特に複数の部材を部材の厚さ方向に積層してできる3次元
的な積層実装構造体に関するものである。
従来、電子部品が実装されている基板を備える構造体に関しては、種々の構成が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。特許文献1には、例えば、図6に示すような、内視鏡10の先端部に設けられている撮像ユニットに関する実装構造体が開示されている。ここでは、撮像素子11と平行に実装基板を積層する技術が述べられている。この技術では、まず、撮像素子11と平行に実装基板12を配置する。そして、撮像素子11が実装された実装基板12と、その他の部品が実装されている実装基板13とを、スペーサを介して実装する。これにより、スペーサの高さ分で得られた空間に実装基板上の実装部品を配置できる。従って、実装構造体の実装密度を向上できる。この結果、内視鏡の先端部に設けられている撮像ユニットの小型化を図ることができる。
また、特許文献2には、図7に示すような、メモリモジュール基板24を備える実装構造体20の構成が開示されている。対向する基板21の内側は中空である。基板21の両面に複数の電極が設けられている。そして、基板21の表面の電極と、対向する基板21の裏面の電極とが互いに電気的に接続されている。電極どうしの接続部分では、導電性スペーサ25の両面に異方性導電フィルム22が貼り付けられている。このように、特許文献2には、電子部品23が実装されている基板21の実装構造体が開示されている。この構成では、導電性スペーサ25と異方性導電フィルム22との接合のために、導電性スペーサ25上に設けたスルーホール上に電極を設けている。
特公平4-38417号公報 特開平11-111914号公報
特許文献1に開示された構成では、積層して配置した基板間の電気的導通はリード線14により確保されている。リード線14による基板間接合は、作業の自動化が困難である。例えば、立体的に配置された微小な構造体に、短いリード線を配置し、はんだ付けする作業は、一般的な自動実装機では対応が不可能である。
そのため、リード線14の取付け作業は、自ずと手作業になってくる。また、たとえ手作業によっても、このような実装内容は難度が高い部類に入る。自動化が難しく、作業難度が高い技術では、実装コストの増加や生産能力の低下を招いてしまうという問題がある。また、手作業にてハンドリング可能なリード線の大きさ、及びハンドリング時に制御可能なリード線間の間隙を考慮すると、従来技術の構成では、実装構造体の小型化に対しても不利である。
また、特許文献2に開示された構成では、図7から明らかなように、導電性スペーサ25上に、スルーホール外形よりも大きな面積の電極を設ける必要がある。このため、接合部の狭ピッチ化が困難となる。換言すると、実装構造体を上部から見たときの投影面積を小さくすることが困難である。また、この構成では、導電性スペーサ25と基板21との接合材料として、異方性導電フィルム22を用いている。このため、導電性スペーサ25と基板21との間の接続抵抗値が高くなってしまう欠点がある。
このように、従来技術の実装構造体は、電子部品の実装スペースを確保するためのスペーサを介した基板積層実装を行う上で、良好な生産性を確保することが困難である。また、基板の平面方向の投影面積を減少させるように小型化することも困難である。
本発明は、上述のような問題点を考慮してなされたものであり、複数の基板をスペーサを介して接続し、基板間の空間に実装部品を実装する積層実装構造体において、基板の平面方向の投影面積を減少させるように小型化しつつ、さらに、接続抵抗を小さくし、製造工程を少なくしたことで歩留まり向上及びコストの低減及び製造時間の短縮を実現した積層実装構造体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、少なくとも一方の主面上に接合部が形成された複数の部材と、対向する部材上にそれぞれ形成された電極との間隙に配置されている導電部材と、電極のうちの少なくともいずれか一つの電極に形成された突起電極と、複数の部材のうちの少なくとも1つの部材に形成された貫通孔と、を有し、接合部によって部材同士が接合されることによって、突起電極と導電部材が貫通孔において少なくとも接触し、部材の電極同士が電気的に接続されることを特徴とする積層実装構造体を提供できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、複数の部材の電極には、それぞれ突起電極が形成されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、接合部によって部材同士が接合されることによって、導電部材が貫通孔において変形することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、貫通孔には、導電部が充填されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、導電部材は、金または白金で被覆されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、突起電極の形状は、先端部が最も細くなっている形状であることが望ましい。
本発明によれば、複数の基板をスペーサを介して接続し、基板間の空間に実装部品を実装する積層実装構造体において、基板の平面方向の投影面積を減少させるように小型化しつつ、さらに、接続抵抗を小さくし、製造工程を少なくしたことで歩留まり向上及びコストの低減及び製造時間の短縮を実現した積層実装構造体を提供できるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る積層実装構造体の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る積層実装構造体100を分解した状態の斜視構成を示している。第1の基板101aには、受動部品、能動部品をはじめ、電子部品である各種のデバイス102a1、102a2、102a3(以下、適宜「デバイス102a1等」という。)が実装されている。また、第2の基板101bには、受動部品、能動部品をはじめ、電子部品である他の各種のデバイス102b1、102b2、102b3(以下、適宜「デバイス102b1等」という。)が実装されている。第1の基板101aと第2の基板101bとは、対向して配置されている。なお、第1の基板101aは、第1の部材に対応する。第2の基板101bは、第2の部材に対応する。デバイス102a1、102b1等は、被実装部品に対応する。
第1の基板101a、第2の基板101b、及び後述する中間基板103は、それぞれ有機基板、セラミック基板、ガラス基板などで構成されている。また、第1の基板101a、第2の基板101b、及び中間基板103は、基板を複合した複合基板でも良い。
また、第1の基板101aと第2の基板101bとには、少なくとも一対の第1の接続端子104aと第2の接続端子104bとが形成されている。第1の接続端子104aは、第1の電極に対応する。第2の接続端子104bは、第2の電極に対応する。
第1の基板101aに設けられた接続端子104a(図1では不図示)は、第1の基板101aに実装された各種のデバイス102a1等と電気的に接続されている。また、接続端子104aは、デバイス102a1等と第2の基板101bとを電気的に接続する機能も有している。
同様に、第2の基板101bに設けられた接続端子104bは、第2の基板101bに実装された電子部品である各種のデバイス102b1等と電気的に接続されている。また、接続端子104bは、デバイス102b1等と第1の基板101aとを電気的に接続する機能も有している。
また、中間基板103は、第1の基板101aと第2の基板101bとの間に設置されている。中間基板103は、第1の基板101と第2の基板101bとを所定の間隙をもって接続し、内側に被実装部品であるデバイス102b1等を収納する空間である開口収納部103aを有する。
以下、説明の便宜上、第1の接続端子104aまたは第2の接続端子104bが形成されている面に対して直交する中間基板103の面を、以下、適宜「中間基板103の側面」という。
中間基板103の側面方向と垂直な方向に開口収納部103a及び貫通孔106が、ドリリング、パンチング、レーザー加工、エッチング、型成型などによって形成されている。そして、中間基板103の高さは、第2の基板101bに実装された各種のデバイス102b1等の高さと同等か、もしくは大きいように構成されている。
本実施例では、中間基板103に複数の貫通孔106が形成されている。これにより、第1の基板101aの第1の接続端子104a及び第2の基板101bの第2の接続端子104bが露出される構成となっている。貫通孔106は、図1に示すように、中間基板103の周囲にわたって形成されている。
図2は、本積層実装構造体の断面構成を示している。第1の接続端子104a及び第2の接続端子104bには、それぞれ突起電極201が対向するように形成されている。
また、第1の接続端子104aと第2の接続端子104bとが対向する位置に貫通孔106が形成されている。このように、積層方向から見たとき、第1の接続端子104aと第2の接続端子104bと貫通孔106とが同一投影面となるように配置されている。
ここで、第1の接続端子104a、第2の接続端子104bは、めっきで形成されている。その材質は、例えば、Au、Cu、Agなど、導電性を有する材料であれば良い。
また、突起電極201は、Auからなるスタッドバンプである。突起電極201は、他にも導電材料による印刷バンプやめっきバンプで形成することもできる。突起電極201の形状は、先端部201aが最も細くなっている形状である。
上述したように、第1の基板101aと第2の基板101bは対向して配置されている。第1の接続端子104a、第2の接続端子104bは、中間基板103に設けられた貫通孔106に関して、積層方向から見た投影面において完全に重複する位置に配置されている。
しかしながら、これに限られず、第1の接続端子104a、第2の接続端子104bは、中間基板103に設けられた貫通孔106に関して、積層方向から見た投影面において一部が重複する位置に配置しても良い。
第1の接続端子104a、第2の接続端子104bの電極の形状は、例えば、一辺140μmの矩形状である。なお、これに限られず、電極の形状は任意の形状でも良い。
また、第1の接続端子104a、第2の接続端子104b上にそれぞれ設けられる突起電極201は、中間基板103に設けられた貫通孔106に関して、積層方向から見た投影面において完全に重複する位置に配置されている。さらに、突起電極201の径は、例えば、φ80μmである。突起電極201の直径は、貫通孔106の寸法(直径)以下であれば良い。
そして、第1の基板101a及び第2の基板101b及び第1、第2の接続端子104a、104b及び突起電極201及び中間基板103に囲まれた空間に、導電部材105が配置されている。導電部材105は、弾性変形が可能である。
導電部材105は、例えば、樹脂球体にAuめっきを施したものである。また、導電部材105は、導電体バルクでも、他材料に何らかの金属皮膜を作成したものでも良い。導電部材105の粒子形状はφ70μmである。なお、導電部材105の形状は、貫通孔106の投影面積以下であれば良い。
これにより、突起電極201と中間基板103に設けられている貫通孔106内の導電部材105とを介して、第1の接続端子104aと第2の接続端子104bは電気的に接続されている。
本実施例では、導電部材105が、第1、第2の接続端子104a、104bに接触しない状態であっても、突起電極201が導電部材105に接触できる領域に存在しているならば、突起電極201を介して、より大きな範囲で導電部材105と第1、第2の接続端子104a、104bとの電気的な接続を確保できる。
このため、導電部材105と第1、第2の接続端子104a、104bとの電気的な接続を確保することができる。このことから、供給する導電部材105の分量の制御が容易になる。このため、設計範囲をより広くすることができ、製造が容易となる。
また、供給する導電部材105の分量にばらつきが生じて導電部材供給量が少ない場合であっても、突起電極201の高さの範囲内で接続不良の発生を防ぐことができる。このように、本実施例によれば、貫通孔106に形成される導電部材105が小さくなる方向に誤差を生じた場合でも、突起電極201の高さ分の範囲で、その誤差を相殺できる。このため、電気的な接続を確実に行うことができる。この結果、貫通孔106内の導電部材105の形状誤差の影響を受けにくい積層実装構造体を得ることができる。
また、一般に導電部材105同士もしくは導電部材105と突起電極201の接触導通は、各々の接触面積が広いほど抵抗値が低く良好な状態になる。このため、突起電極201は高さがより高い方が効果的である。このように、本実施例では、基板間の接続抵抗値を制御可能かつ、接続抵抗値が低い基板接続手段を得ることができる。
次に、図3の(a)〜(d)を用いて、本積層実装構造体の製造工程について説明する。まず、図3の(a)において、第2の基板101bに対して、第2の接続端子104b、突起電極201と、貫通孔106の位置とが一致するように、中間基板103を配置する。
図3の(b)において、貫通孔106に球状の導電部材105を供給する。このとき、上述したように、突起電極201の高さの範囲内で、導電部材105の供給量の自由度が大きくなる。このため、導電部材105の供給量の制御が容易となる。
図3の(c)において、すべての貫通孔106に導電部材105を供給した後、第1の基板101aを中間基板103に接合する。このとき、貫通孔106と、第1の接続端子104a、突起電極201とが一致するように、第1の基板101aを配置する。
図3の(d)は、第1の基板101aと中間基板103と第2の基板101bとを接合した状態を示している。また、第1の基板101a、中間基板103及び第2の基板101bは、それぞれ接着剤による接合部120(図2)において接合、固定されている。なお、以下、簡単のため、接合部120の図示は省略する。
上記構造を得るとき、導電部材105の変形率は突起電極201の高さにより制御される。導電部材105の数が一定である時、突起電極201の高さが高いほど導電部材105の変形率は大きくなる。また、突起電極201の高さが低いほど導電部材105の変形率は小さくなる。
このように、中間部材103の寸法、貫通孔106の寸法、導電部材105の寸法によらず、接続端子104a、104b上に突起電極201を設け、或いは突起電極201の高さを制御することで、実装時に導電部材105の変形量を増加させることなどを制御できる。
これにより、実装構造の設計自由度、導電体の選択自由度が大きくなる。また、基板間接続の電気的特性(=接続抵抗値)を制御することができる。
好ましくは、突起電極201の寸法形状を調節することで、導電部材105の弾性変形率を15%以上にすることが望ましい。ここで、貫通孔106内のすべての球状の導電部材105が、圧縮方向に15%以上変形するとさらに好ましい。
突起電極201作成時のプロセス条件を変更することで突起電極201の寸法形状は任意に変更することが可能である。中間基板103に設けられた貫通孔106内に配置される導電部材105は、実装の際に接続端子104a、104bと突起電極201により弾性変形される。
その際、突起電極201の形状寸法、例えば突起電極201の高さを変更することで実装時の導電部材105の変形量を制御可能である。すなわち、突起電極201の高さを制御することで、導電部材105の接触面積を制御し、接触抵抗値を間接的に制御することができる。例えば、導電部材105として表面金属被覆プラスチック微粒子「ミクロパール」(積水化学工業株式会社製)を用いることができる。本構成により、基板間接続において、基板間の接続抵抗値を調節し得る。
また、図4に示すように、中間基板103に設けられた貫通孔106において、導電部材105が配置されている場所以外の空間(図中斜線で示す)に、導電ペースト110が充填、配置されていることが望ましい。
導電部材105同士の接触部、及び導電部材105と第1の接続端子104aの接触部、及び導電部材105と第2の接続端子104bの接触部以外の空間を導電ペースト110で埋めることができる。
換言すると、導電部材105間、及び導電部材105と第1の接続端子104a間及び導電部材105と第2の接続端子104b間に生じる間隙を、導電ペースト110で埋めることができる。
導電ペースト110は、例えば、Ag粒子(粒径50〜5000nm)及びAgナノ粒子(粒径5〜20nm)を含有するペーストである。
導電ペースト110が上述の間隙を埋めることで、導電部材105同士、及び導電部材105と第1の接続端子104a、及び導電部材105と第2の接続端子104bの電気的導通面積を間接的に増やすことができる。
導電部材105間、及び導電部材105と接続端子104a、104b間の電気的導通面積を増やすことができれば、基板101a、101b間の電気抵抗値を低くすることができる。
これにより、さらに電気的特性が良好な積層実装構造体を得ることができる。
また、導電部材105の被覆金属材料は、金または白金である。これにより、導電部材105の電気抵抗値を低くすることができる。また、化学的に安定な金属を導電部材105として用いることで、外部環境による劣化を防ぎ、導電部材105の取扱いを容易にすることができる。導電部材105の取扱いが容易になれば、製造工程でのコスト削減に繋がる。
これにより、さらに電気的特性が良好であり、なおかつ製造工程面でコストの低い積層実装構造体を得ることができる。
このように、本実施例によれば、第1の基板101aと中間基板103、及び第2の基板101bと中間基板103の接続端子の接合面積を大きくすることができる。このため、接合抵抗を小さくすることが可能となる。従って、電気的な接続品質が向上した積層実装構造体を提供することが可能となる。
さらに、電気的なショートに対して安全な積層実装構造体を提供することが可能となる。特に、積層実装構造体が小型化し、中間基板103の貫通孔106を狭ピッチ化した場合に有効となる。
また、中間基板103の貫通孔106に形成された導電部材105を、第1の基板101a及び第2の基板101bを上部から見たときの投影像(投影面積)内に収めることができる。
次に、本発明の実施例2に係る積層実装構造体について説明する。実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図5は、本実施例の積層実装構造体をy方向から見た中間基板103の断面の構成を示している。
本実施例では、突起電極201は、それぞれさらに突起電極301が積み重ねて形成されている。また、突起電極301の形状は、先端部が最も細くなっている形状である。
本実施例では、供給する導電部材105の分量にばらつきが生じて導電部材の供給量が少ない場合であっても、突起電極201が一段の場合に比較して、より大きな範囲で電気的な接続不良の発生を防ぐことができる。
さらに、突起電極201を積み重ねて、多段化することで、より大きな突起電極表面積において導電部材105と接触する。このため、電気的な接続品質がより向上及び安定する。
上記各実施例では、2つの対向する突起電極201を用いている。しかしながら、これに限られず、接続端子104a、104bのうちの少なくとも一方の接続端子に突起電極を形成する構成でも良い。また、突起電極201を積み重ねる場合は、2段に限られない。3段以上に突起電極201を積み重ねることで、さらに上述の効果を奏することができる。
このように、本発明によれば、製造が容易で、小型かつ、電気的接続が確実で、品質が向上及び安定した積層実装構造体を得ることができる。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明にかかる積層実装構造体は、端子同士の接合を確実に行うことができ、小型な構造体に有用である。
本発明の実施例1に係る積層実装構造体を分解した状態の斜視構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る積層実装構造体の断面構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る積層実装構造体の製造工程を示す図である。 本発明の実施例1の変形例に係る積層実装構造体の断面構成を示す他の図である。 本発明の実施例2に係る積層実装構造体の断面構成を示す図である。 従来技術の積層実装構造体の断面構成を示す図である。 従来技術の他の積層実装構造体の断面構成を示す図である。
符号の説明
100 積層実装構造体
101a 第1の基板
101b 第2の基板
102a1、102a2、102a3 デバイス
102b1、102b2、102b3 デバイス
103 中間基板
103a 開口収納部
104a、104b 接続端子
105 導電部材
106 貫通孔
110 導電ペースト
120 接合部
201、301 突起電極
201a 先端部

Claims (6)

  1. 少なくとも一方の主面上に接合部が形成された複数の部材と、
    対向する前記部材上にそれぞれ形成された電極との間隙に配置されている導電部材と、
    前記電極のうちの少なくともいずれか一つの電極に形成された突起電極と、
    前記複数の部材のうちの少なくとも1つの部材に形成された貫通孔と、を有し、
    前記接合部によって前記部材同士が接合されることによって、前記突起電極と前記導電部材が前記貫通孔において少なくとも接触し、前記部材の前記電極同士が電気的に接続されることを特徴とする積層実装構造体。
  2. 複数の前記部材の前記電極には、それぞれ突起電極が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の積層実装構造体。
  3. 前記接合部によって前記部材同士が接合されることによって、前記導電部材が前記貫通孔において変形することを特徴とする請求項1または2に記載の積層実装構造体。
  4. 前記貫通孔には、導電部が充填されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層実装構造体。
  5. 前記導電部材は、金または白金で被覆されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層実装構造体。
  6. 前記突起電極の形状は、先端部が最も細くなっている形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層実装構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021015438A1 (ko) * 2019-07-22 2021-01-28 삼성전자 주식회사 기판 조립체를 포함하는 전자 장치
WO2023153684A1 (ko) * 2022-02-09 2023-08-17 삼성전자주식회사 자가정렬 기능을 갖는 스페이서를 포함하는 인쇄 회로 기판 어셈블리 및 이를 포함하는 전자 장치

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