JP2008176640A - 情報処理装置及びプログラム及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ひな形文書に対する各利用者の記入後の文書を収集する。
【解決手段】クライアントは、管理IDを含んだID付き文書を操作すると、新たに生成した管理IDと、元の管理ID(親ID)と、その操作のログ情報と、操作後の文書内容とを含んだ新たなID付き文書を生成してサーバに送る。サーバの文書登録部130は、送られてきた管理ID、親ID、ログ情報、文書内容を派生関係DB110、文書DB100に登録する。フォーム(ひな形)作成者がクライアントでフォームの登録操作を行うと、フォームのID付き文書が生成されサーバに登録される。他のユーザがそのID付き文書に対してクライアントで記入を行い、公開の意思表示のための操作を行うと、その旨が派生関係DB110に記録される。作成者が回収操作を実行すると、要求処理部140は、派生関係DB110を参照して、各ユーザの公開の文書の中で最新のものを求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラム及び情報処理システムに関する。
テキスト文書データや音声データ、マルチメディアデータなどの電子文書(以下単に文書とも呼ぶ)をサーバに登録し、ユーザの要求に応じてその文書を提供することが行われている。また、電子文書に対して一意な識別子を付与し、ユーザが入力した識別子に対応する電子文書を提供するシステムも知られている。また、別の公知のシステムでは、電子文書を紙に印刷する場合に、電子文書の識別子をコード化して紙文書に埋め込み、紙文書を複写する際にその紙文書に埋め込まれた識別子を認識し、その識別子に対応した電子文書を取得し、紙に印刷する。
特許文献1に開示されたシステムでは、コンテンツコピー機は、コンテンツIDが埋め込まれたコンテンツのコピー原稿からコンテンツIDを読み取り、読み取ったコンテンツIDとコピーイベント属性の情報とをネットワークを介してコンテンツID管理センタへ送信する。コンテンツID管理センタは、受信したコンテンツIDからそのコンテンツの原本を取得し、新しいコンテンツIDを付与して、そのコンテンツIDとコピーイベント属性の情報とを記録し、その新しいコンテンツIDをコンテンツの原本に対して埋め込んでコピー要求元へ返す。コンテンツコピー機は、それをコピー結果として出力する。このシステムにおいて、コンテンツID管理センタは、コンテンツコピー機から受信したコンテンツIDに応じて、新たなコンテンツIDを発行した場合、その新しいコンテンツIDのコピー元が前述の受信したコンテンツIDであることを記録する(例えば特許文献1の第41段落末尾)。
特許文献2に開示されたシステムでは、端末装置は、コンテンツIDが埋め込まれたコンテンツの複製物またはその一部からコンテンツIDを読み取り,そのコンテンツIDと検索補助情報とを コンテンツID管理センタへ送信する。コンテンツID管理センタは、コンテンツIDと検索補助情報とを受け取ると、そのコンテンツIDに対応する コンテンツの原本もしくはそれに関連するコンテンツを端末装置へ返送する。
特開2002−016788号公報 特開2002−014978号公報
ところで、文書に対して操作が行われた場合に、操作前の文書から操作後の文書が派生したことを示す派生関係を記録し、その記録を用いてサービスを提供することが考えられる。このような仕組みを、いずれかの利用者が登録した文書を各利用者に配布し、各利用者がその文書に対して操作を施した結果の文書を収集する場合、単に派生関係を記録するだけでは利用者ごとや操作内容ごとの文書の収集などを実現できない。
本発明は、文書間の派生関係の情報を利用して、文書に対する各利用者の操作の結果の文書を収集可能とする技術を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、第1の情報処理装置から、第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する文書提供部と、を備える第2の情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記登録部は、前記操作の種類を更に含んだ前記履歴情報を前記記憶部に登録し、前記文書提供部は、前記対象文書の属する木に含まれる文書群のうち、対応する履歴情報中の前記操作の種類が公開操作である文書の中から、各操作者の最新の文書を特定する、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、対象文書を特定する情報を含んだ最新原本取得の指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係の群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、対応する履歴情報中の操作者が前記対象文書の属する木の根の文書に対応する履歴情報中の操作者と同じである最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する最新原本提供部、を更に備える。
請求項4に係る発明は、コンピュータを、第1の情報処理装置から、第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する提供部、として機能させるためのプログラムである。
請求項5に係る発明は、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを備え、前記第1の情報処理装置は、第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を送信する送信部、を備え、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から、前記履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する文書提供部と、を備える、ことを特徴とする情報処理システムである。
請求項1に係る発明によれば、各文書に対応する履歴情報中に含まれる操作者及び操作時刻の情報に基づき、対象文書の属する木に含まれる文書群、すなわち対象文書と同じ文書から派生した文書群の中で、各操作者の最新の操作の結果の文書を収集して提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、収集の対象を、操作者が公開操作を行った文書のみに限定することができる。
請求項3に係る発明によれば、各操作者が操作する文書の原本である木の根に該当する文書について、その原本を登録した操作者による操作の結果の文書の中から最新のものを求め、最新の原本として提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、各文書に対応する履歴情報中に含まれる操作者及び操作時刻の情報に基づき、対象文書の属する木に含まれる文書群の中で、各操作者の最新の操作の結果の文書を収集して提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、各文書に対応する履歴情報中に含まれる操作者及び操作時刻の情報に基づき、対象文書の属する木に含まれる文書群の中で、各操作者の最新の操作の結果の文書を収集して提供することができる。
図1は、文書利用管理システムの概略構成の例を示すブロック図である。このシステムは、インターネットやローカル・エリア・ネットワーク等のネットワーク30を介して接続された文書管理サーバ10とクライアント端末20−1,20−2,・・・(以下、クライアント端末20と総称する)から構成される。
クライアント端末20の例について図2を用いて説明する。クライアント端末は、ユーザが文書を操作するために用いる端末であり、パーソナルコンピュータ、デジタル複写機などがその一例である。クライアント端末20は、図2に示すように、文書操作部200及び登録処理部210を備える。
文書操作部200は、文書に対する操作を実行する手段である。文書に対する操作には、例えば、文書の表示(ユーザから見れば「閲覧」)、編集、印刷出力、紙文書の読み取り、紙文書の複写、等がある。図では、文書操作部200を1つだけ示したが、それら個々の操作を別々の操作部(例えば、編集用のアプリケーション、読取制御用のアプリケーションなど)が担当してもよい。例えば、文書操作部200がワードプロセッサ等の電子文書を作成・編集するためのソフトウエアであれば、文書操作部200は、ユーザの指示に応じて電子文書を表示したり、電子文書に編集を加えたりする。文書操作部200は、文書に対して操作を行った場合、その操作の結果を表す識別子(ID)付き文書300を出力する。
ID付き文書300は、図3に示すように、メタ情報310と文書内容320を含んだ電子文書である。文書内容320は、文書操作部200の操作の結果生成された文書の内容データである。文書操作部200が電子文書を作成・編集するためのソフトウエアであれば、文書内容320はそのソフトウエアによる編集の結果生成される文書ファイルである。また、文書操作部200が電子文書を印刷する装置であれば、文書内容320は、例えば、印刷される電子文書の内容データとすればよい。また、文書操作部200が紙文書をスキャンする装置又は紙文書を複写する装置であれば、文書内容320は、例えば、その紙文書を読み取って得られる画像データとすればよい。
メタ情報310は、文書管理のための情報であり、管理ID312,親ID314,及びログ情報316を含む。
管理ID312は、当該ID付き文書300自体の一意な識別情報である。親ID314は、当該ID付き文書300の親のID付き文書の管理IDである。すなわち、本実施形態では、あるID付き文書と、このID付き文書に対して操作を加えた結果得られる新たなID付き文書とを、親と子の関係として取り扱う。第1のID付き文書を操作して第2のID付き文書が得られた場合、第1のID付き文書は第2のID付き文書の親であり、第2のID付き文書は第1のID付き文書の子である。したがって、例えば、管理ID「A」のID付き文書を文書操作部200で操作して、その結果得られた新たなID付き文書の管理IDが「B」である場合、後者のメタ情報310における管理ID312は「B」であり、親ID314は「A」である。このような親子の関係を、以下では「(管理IDの)派生関係」という。
なお、本システムに未登録の電子文書を新たに登録する操作を実行した場合や、未登録の紙文書をスキャン又は複写する操作を実行した場合(この場合、紙文書を読み取った画像を文書内容とするID付き文書が生成され、本システムに登録される)に生成されるID付き文書300では、親ID314は空(すなわち、親は存在しない)となる。
ログ情報316は、当該ID付き文書が生成された際の操作についての、各種のログ項目の情報である。ログ項目には、例えばその操作が行われた時刻、その操作の種別、その操作を指示したユーザ(操作者)などがあるが、もちろんこれに限るものではない。操作の種別には、例えば登録(本システムに新規の文書を登録すること)、閲覧、更新(文書内容の変更)、印刷、スキャン、紙文書の複写、等がある。例えば、ユーザが文書操作部200を用いて第1のID付き文書に対して編集を加え、編集完了の指示を行った場合、その結果生成される第2のID付き文書のログ情報316は、編集完了の時刻と、その編集を指示したユーザの識別情報と、操作の種別として「更新」と、を含んだものとなる。
なお、文書操作部200が、操作した文書を暗号化してもよい。この暗号化は、本システムに準拠した文書操作部200ならば、復号できるようなものとする。この場合、文書操作部200が出力するID付き文書300の文書内容320は、暗号化されることにより、本システムに準拠した文書操作部200でないと復号できなくなる。したがって、ID付き文書300が操作される場合には文書操作部200が用いられるので、文書操作部200がその操作を検知し、その操作の内容が文書操作部200から文書管理サーバ10に通知される。なお、文書内容320だけでなく、後述するメタ情報310(またはその一部)に対しても暗号化を施してもよい。
図2の説明に戻り、文書操作部200は、操作結果として上述のようなID付き文書300を作成するために、ID割り当て部202及び派生関係組込部204を備える。ID割り当て部202は、操作結果のID付き文書300に一意な管理IDを付与する手段である。管理IDは、少なくとも本システム内で一意な識別情報である必要がある。例えば、操作の結果生成するID付き文書300(ただし管理ID312を除いたもの)のハッシュ値を求め、このハッシュ値をその文書300のID付き文書とすればよい。ハッシュ関数としてSHA-256(SHA-256はNISTがFIPS180-2で定めた256ビットのハッシュ値を持つ暗号学的ハッシュ関数である)などのような耐衝突性を持つ暗号学的ハッシュ関数を用いれば、実用上十分な一意性を持つ管理IDを生成することができる。もちろん、システム内で一意な管理IDを各クライアント端末20で生成する方法は、これに限らない。管理IDを、クライアント端末20固有の識別情報を含むものとすれば、システム内で一意な管理IDを各クライアント端末20で生成することができる。
派生関係組込部204は、操作結果の文書に対しID割り当て部202が割り当てた新たな管理ID312と、その操作の元になった親文書の管理IDである親ID314(新規登録の場合は、親IDは無し)と、その操作についての履歴を表すログ情報316と、を含むメタ情報310を生成する。そして、派生関係組込部204は、そのメタ情報310を操作結果の文書内容に付加することにより、操作後のID付き文書300を生成して出力する。
登録処理部210は、文書操作部200が出力したID付き文書300を文書管理サーバ10に登録するための処理を実行する。このように各クライアント端末20が、自ら実行した操作の結果であるID付き文書300を文書管理サーバ10に登録することにより、文書管理サーバ10は各ID付き文書300間の派生関係を把握することができる。
文書操作部200が操作の結果出力するID付き文書300は、通常の文書ファイルと同様、電子的にコピーしたり、電子メールに添付するなどの方法で他の人宛に送信したりすることができる。他の人からID付き文書300を受け取った人が、自分のクライアント端末20の文書操作部200を用いてそのID付き文書300を操作すると、その操作に応じて新たな管理IDを付与されたID付き文書が生成されることになる。
また、文書操作部200が電子文書を印刷する場合、管理IDを生成し、その電子文書の印刷結果にその管理IDを埋め込んでもよい。管理IDの埋め込みは、例えば電子文書の印刷画像に、管理IDを示すコード画像を重畳する等の方法で行うことができる。この場合、文書操作部200は、その管理IDや操作種別「印刷」等のメタ情報を含んだID付き文書を文書管理サーバ10に登録する。なお、ID付き文書を印刷した場合には、そのID付き文書の管理IDを親ID314として含んだID付き文書が生成される。印刷操作に対応するID付き文書には、印刷された画像を示すページ記述言語データやビットマップ画像データなどの印刷データを、文書内容320として組み込んでもよい。
また、管理IDが埋め込まれた紙文書を文書操作部200が読み取った場合、文書操作部200は、その読み取り操作に対して新たな管理IDを付与し、読み取り結果の画像を文書内容320として含んだID付き文書を生成して文書管理サーバ10に登録する。このID付き文書の親ID314には、紙文書から読み取った管理IDがセットされる。管理IDが埋め込まれた紙文書の複写の際には、上述した読み取り時と印刷時の処理が実行される。
次に、文書管理サーバ10の例について説明する。文書管理サーバ10は、システム内の複数のクライアント端末20から送られてくるID付き文書300を蓄積し、蓄積した情報に基づきユーザに各種のサービスを提供する。図4に示すように、文書管理サーバ10は、文書DB100,派生関係DB110,文書登録部130,要求処理部140を備える。
文書DB100は、クライアント端末20から送られてきたID付き文書300のうちの文書内容320を格納するデータベース(DB)である。文書DB100に格納された各文書内容320は、一意な内容IDにより管理される。内容IDとしては、例えば当該文書内容の暗号学的ハッシュ関数によるハッシュ値を用いてもよいが、これに限定されるものではない。クライアント端末20が内容IDを付与してもよく、この場合、内容IDをメタ情報310に組み込んでもよい。
文書登録部130は、クライアント端末20から受信したID付き文書の中の文書内容を文書DB100に、メタ情報を派生関係DB110に、それぞれ登録する。そのうち、メタ情報の登録を担当するのが派生関係登録部132である。
派生関係DB110は、そのようなID付き文書300のうち、派生関係の情報を主としたメタ情報を蓄積するデータベースである。図5に、派生関係DB110のデータ内容の一例を示す。図5に示した表における1行の情報が、1つのID付き文書300に対応するメタ情報レコードである。この例では、各ID付き文書300の管理IDに対応づけて、親ID、操作種類、操作者、操作時刻、及び、文書内容の内容ID、の各項目が登録されている。このうち、管理IDと親IDのペア以外の項目は、例示したものに限られない。管理目的上必要な項目を記録すればよい。
なお、図5は派生関係DB110が管理するデータを内容の観点から表現したものにすぎず、具体的な表現形式或いはデータベース形式を規定するものではない。例えば、派生関係DB110は、一般的なリレーショナルデータベースとして構築することもできるし、管理IDを除くメタ情報を記述したXML(eXtensible Markup Language)文書を、管理IDをキーとして登録したデータベースとして構築することもできる。
図5に示した派生関係DB110のデータ内容は、図6のような木構造を成す。これは、管理IDをノードとし、管理ID間の親子関係をエッジとする木構造である。
図5〜図6の例が示す文書の履歴を時系列順に説明すると、以下のようになる。この例は、あるユーザが申請書等のフォーム(ひな形文書)を本システムに登録し、他のユーザがそのフォームに対して記入を行い、記入済みフォームを本システムに登録する業務の流れを表している。
この例ではまず、文書(フォーム)の「登録」操作がuser1のクライアント端末で実行される。「登録」操作は、文書管理サーバ10に未登録の文書(すなわち、管理IDを有していない文書)を当該サーバ10に登録するための操作である。この操作に応じて管理IDが"Doc1"、親IDが空、操作種類が「登録」であるメタ情報と、その文書の文書内容とを含むID付き文書"Doc1"がuser1のクライアント端末から文書管理サーバ10に送られる。これに応じ、文書管理サーバ10は、そのID付き文書"Doc1"中の文書内容を文書DB100へ、メタ情報を派生関係DB110にそれぞれ登録する。登録された文書内容は内容ID"Content1"に対応づけて管理される。その後、user1は、登録したID付き文書を他のユーザuser2,user3,・・・に配布する。この配布は、例えば、電子メールにそのID付き文書を添付して各ユーザに送信することにより、行うことができる。
その後、他のユーザuser2が自分のクライアント端末の文書操作部200でID付き文書"Doc1"を閲覧する。閲覧されるのは内容ID"Content1"の文書内容である。クライアント端末は、閲覧の結果としてID付き文書"Doc2"を生成し、文書管理サーバ10に登録する。「閲覧」操作では、文書内容は変更されないので、文書内容の内容IDは"Content1"のままである。なお、このように文書内容が変更されない操作を行った場合、クライアント端末20は、文書内容を省略したID付き文書を文書管理サーバ10に送ってもよい。なお、この操作の前にuser2のクライアント端末20内にあったID付き文書"Doc1"は、この操作に伴い、派生関係組込部204によりID付き文書"Doc2"に置き換えられる。この置き換え処理では、派生関係組込部204は、元のID付き文書"Doc1"のうち、メタ情報310の管理ID312を新たに発行したID"Doc2"へ変更すると共に、元の文書"Doc1"の管理ID"Doc1"を親ID314の値にセットする。また、派生関係組込部204は、ログ情報316中の操作種別の値を今回の操作の種類である「閲覧」に変更し、操作時刻の値をその閲覧の日時に変更し、操作者の値をuser2に変更する。なお、今回の操作は閲覧なので、文書内容320は変化しない。
このようにID付き文書"Doc1"は、閲覧されると、閲覧後のID付き文書"Doc2"に置き換えられる。したがって、その置き換えの後は、ID付き文書"Doc1"自体はそのクライアント端末20には存在せず、その代わりにID付き文書"Doc2"が存在することとなる。
次に、更に別のユーザuser3が自分のクライアント端末20の文書操作部200でそのID付き文書"Doc1"を編集する。この場合、user3が、文書操作部200でID付き文書"Doc1"を開くと、文書内容"Content1"が提示され、user3はこの文書内容に対して編集を加える。user1が登録したフォーム原本に対して、user3が記入を行う場合、このような編集操作が行われる。user3が編集を終えて文書を閉じると、文書操作部200は、その編集の結果としてID付き文書"Doc3"を生成し、文書管理サーバ10に登録する。ID付き文書"Doc3"には、管理ID"Doc3"、親ID"Doc1"、操作種別「編集」、操作者"user3"などの項目を含んだメタ情報310と、編集後の文書内容320とが含まれる。ID付き文書"Doc3"の文書内容は、編集操作により元のものから変わっているので、その文書内容は新たな内容ID"Content2"と対応づけて文書DB100に登録される。
次に、user2が、ID付き文書"Doc2"を開き、これに応じて提示される文書内容"Content1"に対して編集を行う。編集が終了すると、文書操作部200は、ID付き文書"Doc2"を、編集結果の文書内容を含んだID付き文書"Doc4"に置き換える。ID付き文書"Doc4"内のメタ情報310に含まれる管理IDは"Doc4"であり、親IDは"Doc2"である。そして、文書操作部200は、操作結果であるID付き文書"Doc4"を文書管理サーバ10に登録する。ID付き文書"Doc4"に含まれる文書内容は、元の文書内容"Content1"から変化しているので、新たな内容ID"Content3"と対応づけて文書DB100に登録される。
その後、user2は、文書操作部200に対しID付き文書"Doc4"の「公開」操作の実行を指示する。「公開」操作は、例えばID付き文書に対して実行可能な手続きの1つとして実装されている。例えば、ユーザがフォルダ内のファイルやフォルダを一覧表示する画面上で、ID付き文書のアイコン上にカーソルを置いて右クリック等の所定の操作を行うと、操作メニューの1項目として「公開」が提示され、その項目をユーザが選択すると「公開」操作が実行される。「公開」操作は、対象のID付き文書(この例では"Doc4")の文書内容(この例では"Content3")を、その大本(始祖)であるID付き文書(この例では"Doc1")の「登録」操作を指示した操作者(この例では"user1")に開示する意思を記録するための操作である。すなわち、管理ID"Doc4"に対応する編集操作が実行された段階では、user1は、まだその編集結果の文書内容"Content3"を取得することはできないが、user2がその後、「公開」操作("Doc5")を行うことで、user1は、文書内容"Content3"を取得可能となる。まだ記入途中で編集をいったん終了してしまった場合や、公開するか否かの判断に時間を要する場合などには、user2は、「公開」操作を行わずにいれば、user1にその段階の編集結果を見られずに済む。「公開」操作の結果文書管理サーバ10に登録されるID付き文書"Doc5"は、親ID314の値が"Doc4"であり、操作種別の値が「公開」となる。文書管理サーバ10は、user1からID付き文書が要求された場合、そのID付き文書の操作種別が「公開」であれば、そのID付き文書をuser1に提供する。そうでない場合は、そのID付き文書をuser1には提供しない。また、user1からID付き文書の検索要求を受けた場合、文書管理サーバ10は、検索条件に合致するID付き文書群の中から、操作種別が「公開」であるものだけをuser1に提供する。
なお、以上の例では、ID付き文書についての「公開」操作は、そのID付き文書の大本の文書を登録した人に対してそのID付き文書を公開するためのものであった。しかし、これに限らず、「公開」操作を、対象のID付き文書を、本システムを利用する人一般に広く公開するための操作としてもよい。
次に、user3が自分のクライアント端末に対しID付き文書"Doc3"の「公開」を指示すると、クライアント端末は、管理ID312の値が"Doc6"、親ID314の値が"Doc3"、操作種別の値が「公開」であるID付き文書"Doc6"を生成して、これをID付き文書"Doc3"と置き換えると共に、そのID付き文書"Doc6"を文書管理サーバ10に登録する。これにより、派生関係DB110には、管理ID"Doc6"のレコードが登録される。
その後、user3がID付き文書"Doc6"をuser4に電子メール等で送信し、user4が自分のクライアント端末でそのID付き文書"Doc6"を閲覧すると、クライアント端末はID付き文書"Doc6"を、閲覧操作を反映した新たなID付き文書"Doc7"に置き換え、そのID付き文書"Doc7"を文書管理サーバ10に登録する。
次に、user2が、ID付き文書"Doc5"に対して編集を加える。例えば、一度記入して公開した文書内容に修正が必要な場合、user2はこのように公開済みのID付き文書に対して編集を加える。この編集結果のID付き文書"Doc8"が文書管理サーバ10に登録される。更にその後、user2がID付き文書"Doc8"の「公開」操作の実行を指示すると、その「公開」操作を反映したID付き文書"Doc9"が文書管理サーバ10に登録される。
次に、user3が、一度公開したID付き文書"Doc6"に対して編集を加えると、その編集操作を反映したID付き文書"Doc10"が文書管理サーバ10に登録される。
その後、user1が、自分のクライアント端末内にあるID付き文書"Doc1"(すなわちフォーム原本)の内容の確認のために、ID付き文書"Doc1"の閲覧を行う。すると、クライアント端末は、閲覧操作を反映したID付き文書"Doc11"を生成し、文書管理サーバ10に登録する。このとき、クライアント端末内のID付き文書"Doc1"はID付き文書"Doc11"に置き換えられる。図5及び図6は、この時点での派生関係DB110内の、"Doc1"から派生する文書或いは操作の様子を示している。この時点では、user3は、ID付き文書"Doc10"に対する「公開」操作は行っていない。
以上、派生関係DB110のデータ内容を例に取り、本システムにおける文書操作の情報の登録の様子を説明した。
図4の説明に戻り、要求処理部140は、クライアント端末20からの管理IDを含んだサービス要求に応じて、派生関係DB110を用いたサービスを提供する。要求処理部140が提供するサービスとしては、例えば、サービス要求中の管理IDに対応する文書の最新版を検索するサービスがある。また別の例として、サービス要求中の管理IDに対応する始祖の文書(オリジナル文書)又はその始祖についてのログ情報を提供するサービスを挙げることができる。また、別の例として、その管理IDの来歴、すなわち始祖からその管理IDまでに文書が経てきた操作の履歴(例えば誰がいつどんな操作をしたのかを示す情報のリスト)を提供するサービスもある。また、更に別の例として、管理IDに対応するフォーム原本に対する、各ユーザの記入結果を回収するサービスもある。
サービス要求は、クライアント端末20に保持されたID付き文書に基づき発せられる。例えば、ユーザがクライアント端末20の文書操作部200によりID付き文書を開いた場合に、文書操作部200が、派生関係を用いたサービスのメニューを提供し、そのメニューの中からユーザが所望するサービスの指定を受け付ける。そして、そのID付き文書の管理IDと指定されたサービスを示すコードとを含むサービス要求を文書管理サーバ10の要求処理部140に送信する。なお、管理IDと、サービスを示すコード以外に、指示を行ったユーザの識別情報や、ユーザの入力した認証情報などといった他の情報を、クライアント端末20から要求処理部140に送信するようにしてもよい。
また、別の例として、ID付き文書というオブジェクト種類に対して、そのようなサービスのメニューを対応づけてクライアント端末20のオペレーティングシステムに登録しておいてもよい。この場合、図7に示すように、オペレーティングシステムが提供するファイル管理画面400に表示されたID付き文書のアイコン410又は414に対し、ユーザが右ボタンクリックなどの所定の操作を行った場合、オペレーティングシステムが、ID付き文書に対応づけられたメニュー420を画面表示する。図示例では、ID付き文書のアイコン410又は414には、本システムのID付き文書であることを示すマーク411により、他の種類のファイル412と区別可能となっている。ユーザがメニュー420上の各サービス項目の中から、所望のものを選択すると、クライアント端末20は、選択されたサービス項目の実行を文書管理サーバ10に要求する。
また別の例として、ユーザによるサービスの指定を一つの「操作」と捉え、その「操作」に対して新たに管理IDを付与することも考えられる。この場合、指定されたサービスのコードを操作種別として含み、指定の際に用いられた元のID付き文書の管理IDを親IDとして含んだID付き文書を生成し、このID付き文書をサービス要求として文書管理サーバ10に送ってもよい。この場合、要求処理部140は、受け取ったID付き文書内の操作種別の情報に基づき提供すべきサービスを判定し、同じくID付き文書内の親IDを、派生関係を遡る処理の起点とする。
要求処理部140は、クライアント端末20からサービス要求を受けた場合、そのサービス要求中に指定された管理IDを起点に、派生関係DB110に登録された管理IDと親IDとの派生関係が構成する木を走査(トラバース)し、その走査の結果得られた情報を用いて、ユーザから要求されたサービスを実行する。
以下、サービス要求の一例として、「記入済みフォーム回収」が要求された場合の要求処理部140の処理手順を、図8及び図9を参照して説明する。以下では、派生関係DB110内のデータ内容が図5及び図6に例示したものである時に、user1が、自分のクライアント端末20内にあるID付き文書"Doc11"を対象として、「記入済みフォーム回収」の要求を行った場合を具体例として用いて説明する。
この手順では、要求処理部140は、クライアント端末20から受け取った「記入済みフォーム回収」要求から、処理対象として含まれる管理IDを取り出し、その管理IDを注目IDにセットする(S1)。次に、派生関係DB110から、注目IDに対応するレコードを取得する(S2)。注目IDに対応するレコードとは、注目IDをレコード中の「管理ID」の項目の値として持つレコードのことである。そして、取得したレコード中の操作種別の項目の値が「登録」であるか否かを調べ(S3)、「登録」でなければ、注目IDの値をそのレコード中の親IDの値へと置き換え(S4)、ステップS2及びS3を実行する。このステップS2〜S4のループは、サービス要求中の管理IDから派生関係の木構造を遡り、大本(根)であるフォーム原本の「登録」操作を見つけるための処理を表す。ステップS3の判定結果がYesとなった場合、そのときの注目IDは、根である「登録」操作に対応する。図5の例では、管理ID"Doc11"から木構造を遡ることで、最終的に、根である管理ID"Doc1"に到達する。
根である「登録」操作に到達すると、要求処理部140は、そのときの注目ID(根)の子IDを検索する(S5)。派生関係DB110のうちその注目IDを「親ID」の値として持つレコードの「管理ID」が、注目IDの子IDである。注目IDの子IDがすべて求められると、要求処理部140は、それら子IDごとに、図9に示すような子孫探索処理を実行する(S6)。
子孫探索処理(S6)では、要求処理部140は、当該子IDを注目IDとし(S11)、その注目IDに対応するレコードを派生関係DB110から取得する(S12)。そして、そのレコード中の操作種別の値が「公開」であるか否かを判定し(S13)、「公開」であれば、そのレコードを中間結果リストに入れる(S14)。中間結果リストは、要求された処理の処理結果を求めるための材料となる情報を蓄積するためにクライアント端末20の記憶装置上に構築されるリストである。操作種別が「公開」でなければ、ステップS14はスキップされる。そして、要求処理部140は、注目IDの子IDを検索し(S15)、子IDが検索できたか否かを判定する(S16)。子IDがあれば、要求処理部140は、それら各子IDについて、それぞれ子孫探索処理(S6)を再帰的に実行する。すべての子IDについての子孫探索処理が終了すると、当該注目IDについての処理が終了する。ステップS16で子IDがないと判定された場合も、当該注目IDについての処理は終了する。
図8の手順に戻り、根のID付き文書のすべての子IDについて子孫探索処理(S6)が終了すると、そのときの中間結果リストには、その根から派生するすべてのID付き文書の中で、操作種別が「公開」であるものに対応するレコードがすべて蓄積されていることになる。要求処理部140は、中間結果リストに蓄積されたレコード群を例えば操作時刻及び操作者の値でソートするなどにより、それらレコード群の中で、操作者ごとの最新のレコードを求める(S7)。そして、求めた操作者ごとの最新のレコードに対応するID付き文書を、要求に対する検索結果として、要求元のuser1に提供する(S8)。なお、操作者が要求元のuser1であるレコードについては、検索結果として提供しないようにしてもよい。
例えば、図6の例では、ステップS6の処理により、中間結果リスト中には管理IDが"Doc5"、"Doc6"、"Doc9"の3つのレコードが蓄積される。そして、このうち操作者ごとの最新のレコードは、user2の"Doc9"とuser3の"Doc6"であり、これらが要求に対応する検索結果として要求元のuser1に提供される。
図10は、文書管理サーバ10が要求元のuser1に提供する検索結果表示画面500の一例を示す。この例では、検索結果のリスト510には、検索された各レコードの操作者と、それら各レコードに対応する文書内容のサイズと、それら各レコードについての取得要否を指示するためのチェックボックス512とが示される。また、この例には、リスト510中のすべてのレコードの一括取得を指示するためのチェックボックス514も示されている。図10では、操作者とサイズを表示したが、レコードに含まれる項目であればリスト510に表示することができる。この検索結果表示画面500は、例えばWebページとして提供することができる。
ユーザ(この例ではuser1)は、リスト510に挙げられたレコード(これはID付き文書に対応する)の中で、手元に取得したいものを、チェックボックス514にチェックを入れることで選択する。欄520には、リスト510中で取得対象として選択されたレコードのサイズの合計が表示される。そして、ユーザが取得ボタン530を押下すると、クライアント端末20は、選択されたレコードの管理IDを含んだ取得要求を文書管理サーバ10の要求処理部140に送信する。ユーザがキャンセルボタン540を押下すると、クライアント端末20は、取得の要求を行わないまま、この画面500を閉じる。また、取得対象として選択した文書を保存する場合の保存場所、又は保存する際のファイル名、又はその両方を指定するためのユーザインタフェース画面を提供してもよい。この場合、取得要求に応じて文書管理サーバ10から提供されるID付き文書は、その画面に対する指定に従って保存される。
クライアント端末20から取得要求を受けた要求処理部140は、その要求に含まれる各管理IDに対応するレコードを派生関係DB110から検索し、検索された各レコードに対応する文書内容を文書DB100から検索する。そして、検索された文書内容ごとに、その文書内容を含んだ新たなID付き文書を生成し、要求元のユーザのクライアント端末20に提供する。新たに生成されるID付き文書は、それぞれ文書管理サーバ10が新たに付与した管理IDを持つと共に、取得要求中に含まれていた管理IDを親IDの値として持つ。また、そのID付き文書の操作種別は「取得」であり、操作者は要求元のユーザであり、操作時刻は、その新たなID付き文書を生成した日時である。例えば、図5に例示した状態において、user1がuser2の記入済みフォーム"Doc9"とuser3の記入済みフォーム"Doc6"を取得した場合、派生関係DB110のデータ内容は、例えば図11に示すようになる。図11の例では、図5に例示したデータ内容に対し、"Doc12"及び"Doc13"が追加されている。
なお、取得要求に対する要求処理部140の応答のための処理は、以上のようなものに限らない。この代わりに、要求処理部140は、例えば取得要求に含まれる管理IDに対応するメタ情報レコード及び文書内容を含んだID付き文書を派生関係DB110及び文書DB100から求め、要求元のクライアント端末に返すようにしてもよい。例えば、この例では、管理ID"Doc6"を含む取得要求に対し、要求処理部140はID付き文書"Doc6"を要求元に返す。取得要求に対してID付き文書を受け取ったクライアント端末20は、そのID付き文書中の管理IDを元に新たな管理IDを生成し、そのID付き文書の管理IDにその新たな値を上書きする。また元の管理IDを、親IDに上書きする。また、そのID付き文書内の操作種別の値を「取得」に書き換え、操作者をその取得要求をしたuser1に書き換え、操作時刻も書き換える。そして、そのように変更したID付き文書を指定された保存場所に保存するともに、文書管理サーバ10に登録する。
なお、クライアント端末20が、サービス要求をID付き文書として文書管理サーバ10に送信する場合は、そのID付き文書も文書管理サーバ10に登録される。例えば、上述の例では、図12に例示するように、「記録済みフォーム回収」の操作に対応するレコード"Doc12"が登録され、更に要求元のユーザが実際に取得した記録済みフォームに対応するレコード"Doc13"及び"Doc14"が登録される。
なお、「記録済みフォーム回収」を、フォーム原本を登録したユーザにしか認めないようにする場合には、要求処理部140は、ユーザ認証を行えばよい。例えばクライアント端末20がサービス要求を発する場合に、そのサービスの実行を指示したユーザの識別情報をサービス要求に含めるようにすればよい。この場合、サービス要求を受けた要求処理部140が、その要求に含まれる管理IDから派生関係の木構造を遡り、根のレコードの操作者を求め、要求中のユーザの識別情報がその操作者に合致する場合は、正当なユーザからの要求と判定すればよい。サービス要求をID付き文書として要求処理部140へ送信する場合には、サービスの実行を指示したユーザの識別情報はID付き文書内に含まれる。なお、更にこの上に、パスワード等の認証情報をユーザに入力させ、この認証情報に基づきユーザ認証を行ってもよい。
次の、変形例を説明する。変形例では、フォーム原本が更新されることを考慮し、ユーザが自分の持っているID付き文書に対応する最新のフォームを取得するための仕組みを提供する。
例えば、図5及び図6に示した状態の後、user1がID付き文書"Doc11"を開いて編集を加え、更にその編集結果に対して「公開」操作を行ったとする。この場合の、ID付き文書の木構造、及びこれに対応する派生関係DB110のデータ内容を、図13及び図14に示す。図13では、煩雑さを避けるため、"Doc2"以下の部分木と"Doc3"以下の部分木の図示を省略している。図示のように、以上のような操作の系列により、user1のクライアント端末20内のID付き文書"Doc11"はまずID付き文書"Doc12"へと変化し、更にID付き文書"Doc13"へと変化する。この過程で、編集結果の文書内容は内容ID"Content6"と対応づけて文書DB100に登録される。ID付き文書"Doc13"の操作種別は「公開」であり、このことは派生関係DB110にも登録される。これら図13及び図14に示した状態の時に、user3が、例えば図7に例示したようなユーザインタフェース画面を介して、ID付き文書"Doc10"を対象として「最新フォーム取得」の要求を行ったとする。このような場合を例にとって、「最新フォーム取得」の要求を受けたときの、要求処理部140の処理手順の例を説明する。
この場合、要求処理部140は、例えば図15及び図16に示す手順に従って、最新フォームを求める。図15の手順では、要求処理部140は、まず、クライアント端末20から受け取った要求に処理対象として含まれる管理IDを注目IDにセットし(S21)、派生関係DB110からその注目IDに対応するレコードを取得する(S22)。次に、当該注目IDに対応するレコードを第1中間リストに入れる(S23)。次にそのレコード中の操作種別の項目の値が「登録」であるか否かを調べ(S24)、「登録」でなければ、注目IDの値をそのレコード中の親IDの値へと置き換え(S25)、ステップS22〜S25の処理を繰り返す。ステップS22〜S25のループにより、第1中間リストには、取得要求に含まれる管理IDから木構造の根(「登録」操作のレコード)までの経路に存在するすべてのレコードが蓄積される。
ステップS24の判定結果がYesとなった場合、要求処理部140は、そのときの注目ID(すなわち木構造の根)の子IDを検索し(S26)、それら子IDごとに、図16に示すような子孫探索処理を実行する(S27)。
子孫探索処理(S27)では、要求処理部140は、当該子IDを注目IDとし(S31)、その注目IDに対応するレコードを派生関係DB110から取得する(S32)。そして、そのレコード中の操作種別の値が「公開」であるか否かを判定し(S33)、そのレコード中の操作者の値が、ステップS22〜S25のループで特定された「登録」操作を行った操作者と同じであるか否かを判定する(S34)。ステップS33,S34は、どの順序で実行してもよい。ステップS33,S34の判定結果がすべてYesの場合、要求処理部140は、そのレコードを第2中間結果リストに入れる(S35)。ステップS33及びS34の判定結果のいずれか1つでもNoであれば、ステップS35はスキップされる。そして、要求処理部140は、注目IDの子IDを検索し(S36)、子IDが検索できたか否かを判定する(S37)。子IDがあれば、要求処理部140は、それら各子IDについて、それぞれ子孫探索処理(S27)を再帰的に実行する。すべての子IDについての子孫探索処理が終了した場合、又はステップS37で子IDがないと判定された場合、当該注目IDについての処理が終了する。
図15の手順に戻ると、根のID付き文書のすべての子IDについて子孫探索処理(S27)が終了すると、そのときの第2中間結果リストには、「登録」操作の操作者が公開したID付き文書がすべて蓄積されていることになる。「登録」操作の操作者が公開したID付き文書は、フォームの原本又は更新版である。要求処理部140は、中間結果リストに蓄積されたレコード群の中から最新のレコードを求める(S28)。求めた最新のレコードに対応するID付き文書がフォームの最新版である。
また、要求処理部140は、第1中間結果リストに蓄積されたレコードの中から、レコード内の操作者の値が「登録」操作の操作者と同じであり、かつレコード内の操作種別の値が「登録」又は「公開」であるレコードを抽出し、その中から最新のレコードを求める(S29)。ステップS29で求めた最新のレコードは、要求元のユーザが取得要求の対象として指定したID付き文書(この例では"Doc10")の元になった、記入前のフォーム(オリジナルのフォームと呼ぶ)に対応する。
要求処理部140は、ステップS28で求められた最新版のフォームと、ステップS29で求められたオリジナルのフォームとを、要求に対する検索結果として要求元(この例ではuser3)に提供する(S30)。
例えば、図13の例では、ステップS27の処理により、第2中間結果リスト中には管理IDが"Doc1"、"Doc13"の2つのレコードが蓄積され、このうち最新のレコードに対応するID付き文書"Doc13"がステップS28で求められる。また、ステップS29では、第1中間結果リスト中の"Doc10"、"Doc6"、"Doc3"、"Doc1"(図6も参照)のうち、上述の条件に該当する"Doc1"が求められる。
図17は、以上のような処理に基づき文書管理サーバ10が要求元のuser3に提供する検索結果表示画面600の一例を示す。この例では、検索結果のリスト610には、検索されたオリジナルのフォームと最新のフォームのそれぞれについて、そのサイズと作成又は更新の日時(すなわち「操作時刻」)とが表示される。なお、サイズ及び日時だけでなく、レコードに含まれる項目であればリスト610に表示することができる。ユーザは、この表示を見て、最新のフォームを取得するかどうかを判断する。取得すると判断した場合、ユーザは取得ボタン620を押下する。すると、クライアント端末20は、最新のフォームに対応する管理IDを含んだ取得要求を文書管理サーバ10の要求処理部140に送信する。ユーザがキャンセルボタン630を押下すると、クライアント端末20は、取得の要求を行わないまま、この画面600を閉じる。
クライアント端末20から、最新フォームの取得要求を受けた要求処理部140は、その要求に含まれる管理IDに対応するレコードを派生関係DB110から検索し、検索されたレコードとそれに対応する文書内容とを含んだID付き文書(すなわち最新のフォーム)を要求元のユーザのクライアント端末20に提供する。クライアント端末20は、受け取ったID付き文書中の管理IDを元に新たな管理IDを生成し、そのID付き文書の管理IDにその新たな値を上書きする。また元の管理IDを、親IDに上書きする。また、そのID付き文書内の操作種別の値を「取得」に書き換え、操作者をその取得要求をしたuser3に書き換え、操作時刻も書き換える。そして、そのように変更したID付き文書を保存するともに、文書管理サーバ10に登録する。
以上に例示した実施形態及び変形例では、管理IDの発行は各クライアント端末20で行われていたが、この代わりに文書管理サーバ10が管理IDを発行してもよい。この場合、クライアント端末20は、ID付き文書に対して操作を行った場合、操作前のID付き文書内の管理IDを親ID314として含み、更にその操作についてのログ情報316と操作後の文書内容320とを含み、管理ID312は空欄の文書データを生成し、文書管理サーバ10に送る。文書管理サーバ10は、受け取った文書データに対して新たな管理IDを付与し、この管理IDとその文書データとに含まれる情報を、文書DB100及び派生関係DB110に登録する。また、文書管理サーバ10は、付与した管理IDを当該文書データにセットすることによりID付き文書を生成し、これをクライアント端末20に返す。クライアント端末20は、操作前のID付き文書を、受け取ったID付き文書に置き換える。このように、文書管理サーバ10が管理IDを付与する構成でも、上述実施形態及び変形例の処理は同様に実行できる。
また以上の実施形態及び変形例では、管理ID312、親ID314、ログ情報316、及び文書内容320を含んだID付き文書300がクライアント端末20に保存されたが、この代わりに、クライアント端末20は管理IDしか持たず、その他の情報は文書管理サーバ10に保存されるようにしてもよい。この場合、クライアント端末20で文書を操作する場合、その文書に対応する管理IDを文書管理サーバ10に送り、文書管理サーバ10からその文書を取得する。
ここで、文書管理サーバ10が管理IDを付与する場合は、その取得の操作に対応する管理IDを文書管理サーバ10が生成し、その管理IDと文書とを対応づけてクライアント20に提供するとともに、その取得操作についてのログ情報(操作時刻や操作者など)と、元の管理ID(すなわち親ID)と、付与した管理IDとを派生関係DB110に記録する。クライアント端末20は、文書管理サーバ10に送信した管理IDを、受け取った管理IDに置き換えると共に、受け取った文書を開く。ユーザは、開かれた文書に対して閲覧や編集などの操作を行う。クライアント端末20は、文書に対する操作が完了すると、操作後の文書を管理ID及び当該操作についてのログ情報と共に文書管理サーバ10に送る。文書管理サーバ10は、受け取った文書に対して新たな管理IDを付与して派生関係DB110に登録し、受け取った管理IDを親IDとして派生関係DB110に登録する。また、受け取ったログ情報及び操作後の文書を、派生関係DB110及び文書DB100に登録する。そして、文書管理サーバ10は、新たに付与した管理IDをクライアント端末20に返す。クライアント端末20は、元の管理IDを受け取った管理IDで置き換える。以上のような処理により、操作間の派生関係が文書管理サーバ10に蓄積されることになる。
一方、クライアント端末20が管理IDを付与する構成の場合は、文書管理サーバ10は、クライアント端末20から受け取った管理IDに対応する文書をクライアントに返せばよい。クライアント端末20は受け取った文書を開き、ユーザがその文書を操作する。操作の完了後、クライアント端末20はその操作結果の文書に対して新たな管理IDを付与し、この管理IDを含んだ前述のID付き文書と同様の情報を、文書管理サーバ10に送る。そして、クライアント端末20は、そのID付き文書のうち管理IDのみを保存し、その他の情報を削除する。
以上では、フォーム(ひな形)文書を例にとって説明したが、フォーム文書以外の文書に対する各利用者の操作の結果を収集する場合にも、上述の実施形態の方式は適用可能である。
以上に例示したシステムにおける文書管理サーバ10は、典型的には、汎用のコンピュータにて上述の文書管理サーバの各部の機能又は処理内容を記述したプログラムを実行することにより実現される。コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、図18に示すように、CPU(中央演算装置)40、メモリ(一次記憶)42、各種I/O(入出力)インタフェース44等がバス46を介して接続された回路構成を有する。また、そのバス46に対し、例えばI/Oインタフェース44経由で、ハードディスクドライブ48やCDやDVD、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体を読み取るためのディスクドライブ50が接続される。このようなドライブ48又は50は、メモリに対する外部記憶装置として機能する。実施形態の処理内容が記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク経由で、ハードディスクドライブ48等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがメモリに読み出されCPUにより実行されることにより、実施形態の処理が実現される。クライアント端末20についても同様である。
文書利用管理システムの概略構成の例を示すブロック図である。 クライアント端末の内部構成の例を示すブロック図である。 ID付き文書のデータ構造の例を模式的に示す図である。 文書管理サーバの内部構成の例を示すブロック図である。 派生関係DBのデータ内容の例を示す図である。 図5に例示したデータ内容における管理ID群がなす木構造を図式化して表す図である。 ID付き文書のアイコンを表示した表示画面の例を示す図である。 記入済みフォーム回収要求に対する要求処理部の処理手順の一例の一部を示すフローチャートである。 記入済みフォーム回収に対する要求処理部の処理手順の一例の残りの部分を示すフローチャートである。 記入済みフォーム検索結果の表示画面の例を示す図である。 記入済みフォームが取得された後の派生関係DBのデータ内容の例を示す図である。 記入済みフォームが取得された後の派生関係DBのデータ内容の例を示す図である。 フォーム原本が変更された場合の管理ID群がなす木構造を図式化して表す図である。 図13の木構造に対応する派生関係DBのデータ内容の例を示す図である。 最新フォーム取得要求に対する要求処理部の処理手順の一例の一部を示すフローチャートである。 最新フォーム取得要求に対する要求処理部の処理手順の一例の残りの部分を示すフローチャートである。 最新フォーム検索結果の表示画面の例を示す図である。 コンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 文書管理サーバ、20 クライアント端末、30 ネットワーク、100 文書DB、110 派生関係DB、130 文書登録部、132 派生関係登録部、140 要求処理部、200 文書操作部、202 ID割り当て部、204 派生関係組込部、210 登録処理部、300 ID付き文書。

Claims (5)

  1. 第1の情報処理装置から、第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、
    対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する文書提供部と、
    を備える第2の情報処理装置。
  2. 前記登録部は、前記操作の種類を更に含んだ前記履歴情報を前記記憶部に登録し、
    前記文書提供部は、前記対象文書の属する木に含まれる文書群のうち、対応する履歴情報中の前記操作の種類が公開操作である文書の中から、各操作者の最新の文書を特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の第2の情報処理装置。
  3. 対象文書を特定する情報を含んだ最新原本取得の指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係の群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、対応する履歴情報中の操作者が前記対象文書の属する木の根の文書に対応する履歴情報中の操作者と同じである最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する最新原本提供部、
    を更に備える請求項1記載の第2の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    第1の情報処理装置から、第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、
    対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する文書提供部、
    として機能させるためのプログラム。
  5. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを備え、
    前記第1の情報処理装置は、
    第1の文書に対する操作を行った操作者と、当該操作の時刻と、当該操作の結果である第2の文書と、を含んだ履歴情報を送信する送信部、
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から、前記履歴情報を受け取って記憶部に登録する登録部であって、前記第1の文書が前記記憶部に既に登録されている場合には、前記第2の文書の親が前記第1の文書であることを示す派生関係を更に前記記憶部に登録する登録部と、
    対象文書を特定する情報を含んだ収集指示に応じて、前記記憶部に記憶された派生関係群のなす木群の中の前記対象文書の属する木に含まれる文書のうち、各操作者の最新の文書を前記履歴情報群に基づき特定して提供する文書提供部と、
    を備える、
    ことを特徴とする情報処理システム。
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