JP2008175856A - 基板構造、基板の分割方法、電気光学装置の製造方法 - Google Patents

基板構造、基板の分割方法、電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ加工によりスクライブが可能な光学素子を有する基板構造、基板の分割方法、電気光学装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の基板構造は、マザー基板W2の表面に形成された複数のマイクロレンズ3を区画するように切断予定ラインDx,Dyに沿って格子状に形成された構造体15を有している。構造体15はマイクロレンズ3を形成する工程において、マイクロレンズ3と同じ材料でレンチキュラー状に形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、レーザ加工を適用する基板構造、基板の分割方法、当該基板を備えた電気光学装置の製造方法に関する。
基板の分割方法として、加工対象物の表面に溶融や切断予定ラインから外れた割れが生じることなく、加工対象物を切断することができるレーザ加工方法が知られている(特許文献1)。
上記レーザ加工方法では、加工対象物の内部に焦点を合わせてレーザ光を照射し、加工対象物の切断予定ラインに沿ってその内部に多光子吸収による改質領域を形成する。この改質領域を起点として切断予定ラインに沿って加工対象物を割る。
レーザ光を透過する基板を備えた電気光学装置としては、光源と、光源から入射した光を集光するマイクロレンズアレイとを備えた表示装置が知られている(特許文献2)。また、マイクロレンズを備えたデバイスとしての有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)の製造方法が知られている(特許文献3)。
特開2002−192370号公報 特開2000−75106号公報 特開2006−23683号公報
上記特許文献2あるいは特許文献3に記載のマイクロレンズを備えた基板の分割方法として、上記レーザ加工方法を適用することが考えられる。しかしながら、マイクロレンズが形成された基板にレーザ光を照射すると、マイクロレンズによってレーザ光が屈折して集光点の位置が基板内部において定まらず、切断予定ラインに沿って加工対象物としての基板を割ることができないという課題があった。
本発明は、上記課題を考慮してなされたものであり、レーザ加工によりスクライブが可能な光学素子を有する基板構造、基板の分割方法、電気光学装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の基板構造は、レーザ光を透過可能な基板構造であって、基板の表面に配置された複数の光学素子と、基板の切断予定ラインに沿って形成され、基板の表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数の光学素子を有していても、構造体の上記1面側からレーザ光を入射させ基板の内部に集光点を位置させ、切断予定ラインに沿ってレーザ光を照射する走査を行うことにより、集光点の位置が変動せず切断予定ラインに沿って基板を分割することができる。すなわち、レーザ加工によりスクライブが可能な光学素子を有する基板構造を提供することができる。
上記構造体が直方体状、台形状、レンチキュラー状、二つの斜面を有するプリズム状のいずれかの形状で形成されていることを特徴とする。これによれば、レーザ光が入射する面が平面、円弧状、斜面のいずれでも切断予定ラインに沿った基板の表面に対して平行となっているので、構造体の内部においてレーザ光の集光点の位置が安定する。
また、上記構造体が光学素子と同一の材料からなるとしてもよい。これによれば、基板の表面に光学素子を形成する同一の工程において、構造体を形成することができる。
また、上記基板の表面からの構造体の高さが光学素子と同じであるとしてもよい。これによれば、複数の光学素子と構造体とを備えた基板を他の基板と接着剤等を介して接合する場合に、両基板の接合間隔をほぼ均一にすることが容易となる。
本発明の基板の分割方法は、レーザ光を透過可能な基板の表面に配置された複数の光学素子と、基板の切断予定ラインに沿って形成され、基板の表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えた基板の分割方法であって、レーザ光を上記1面側から入射させ構造体に沿って相対的に移動させる走査を基板の内部においてレーザ光の集光点の位置を変えて複数回行うと共に、集光点において多光子吸収が発生するように照射する照射工程と、レーザ光が照射された基板を分割する分割工程と、を備えたことを特徴とする。
この方法によれば、照射工程では、レーザ光を基板の表面に平行する上記1面側から入射させるので、切断予定ラインに沿った構造体の内部において安定した位置にレーザ光を集光させることができる。すなわち、構造体の内部において安定した位置に多光子吸収による改質層が形成され、分割工程では改質層を起点として切断予定ラインに沿って精度よく基板を分割することができる。
上記基板に参照光を照射して、基板の表面からの構造体の高さを少なくとも計測する計測工程と、計測結果に基づいて、基板の表面からの集光点の位置を演算する演算工程と、をさらに備えることが好ましい。この方法によれば、計測工程において実際の構造体の少なくとも高さが計測される。したがって、演算工程では構造体の高さに応じたレーザ光の集光点の位置を演算することができる。ゆえに、集光点において多光子吸収により形成される上記改質層の大きさを考慮して、切断予定ラインに沿ってレーザ光を照射する走査を無駄なく行うことができる。すなわち、効率よくレーザ加工を行うことができる。
本発明の電気光学装置の製造方法は、レーザ光を透過可能な基板と、基板の表面に配置された複数の光学素子と、基板の外形位置に沿って形成され、基板の表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えた電気光学装置の製造方法であって、上記発明の基板の分割方法を用い、マザー基板の構造体に沿ってレーザ光を照射して、マザー基板から基板を分割することを特徴とする。
この方法によれば、上記マザー基板はレーザ加工によりスクライブが可能な基板構造を有しているので、上記発明の基板の分割方法を適用し精度よくマザー基板を分割することができる。すなわち、上記基板の外形不良の発生を低減して歩留りよく電気光学装置を製造することができる。
本実施形態は、電子機器としての投射型表示装置に備えられた電気光学装置としての液晶表示装置の製造方法を例に説明する。
まず、投射型表示装置について簡単に説明する。図1は、投射型表示装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、投射型表示装置200は、光源210と、2つのダイクロイックミラー213,214と、3つの反射ミラー215,216,217と、入射レンズ218と、リレーレンズ219と、出射レンズ220と、3つの液晶光変調装置222,223,224と、クロスダイクロイックプリズム225と、投射レンズ226とを備えている。光源210はメタルハライド等のランプ211と、ランプ211の光を反射するリフレクタ212とを有する。ダイクロイックミラー213は、光源210からの光束のうちの赤色光を透過させ、青色光と緑色光を反射する。透過した赤色光は反射ミラー217で反射されて、赤色光用の液晶光変調装置222に入射する。一方、ダイクロイックミラー213で反射された光のうち緑色光はダイクロイックミラー214によって反射され、緑色光用の液晶光変調装置223に入射する。ダイクロイックミラー213で反射された光のうち青色光はダイクロイックミラー214も透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ218、リレーレンズ219、出射レンズ220を含むリレーレンズ系からなる導光機構221が設けられ、これを介して青色光が青色光用の液晶光変調装置224に入射する。各液晶光変調装置222,223,224により変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリズム225に入射する。このクロスダイクロイックプリズム225は、4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、合成された光からなるカラー画像が投射光学系である投射レンズ226によってスクリーン227上に投射され拡大して表示される。
各液晶光変調装置222,223,224はライトバルブと呼ばれ、後述する液晶表示装置と、液晶表示装置の光の入射側と出射側とにそれぞれ配設された偏光素子としての偏光板(図示省略)とを備えたものである。
次に、液晶表示装置について説明する。図2は、液晶表示装置の構造を示す概略断面図である。
図2に示すように、液晶表示装置20は、一対の基板としての対向基板1および素子基板7と、対向基板1と素子基板7とによって挟持されシール材14によって密封された液晶9とを備えている。
対向基板1は、透明な石英ガラスを用いたガラス基板2と、ガラス基板2の表面に形成された複数の光学素子としての半球状のマイクロレンズ3を備えている。また、ガラス基板2の外形位置に沿って設けられた構造体15と、複数のマイクロレンズ3と構造体15とを覆って積層された透明樹脂層4とを備えている。透明樹脂層4の表面には液晶9に面する所定の範囲に対向電極5および配向膜6が形成されている。なお、ガラス基板2は光を透過する材料であれば石英ガラスに限らず、透明な樹脂基板でもよい。
複数のマイクロレンズ3は、ガラス基板2の表面に所定の間隔で配置されている。また、配置されたマイクロレンズ3の間を埋めるように遮光膜13が形成されている。遮光膜13は、例えば、Crなどの金属薄膜や、遮光性の顔料などを含む樹脂膜でもよい。マイクロレンズ3の群をMLA(マイクロレンズアレイ)と呼ぶ。
このようなMLAの形成方法は、例えば、特開2000−75106号公報に開示されているように、開口部を有する遮光膜13上にフォトポリマーを含む感光性樹脂をコーティングしてフォトリソグラフィにより画素部10を形成する。その後に、加熱工程を経ることにより、画素部10を溶融(軟化)して表面が凸状となったマイクロレンズ3とする。あるいは、遮光膜13の開口部に向けてフォトポリマーを含む紫外線硬化型樹脂を液滴として吐出する。そして、表面張力により盛り上がった状態で紫外線を照射して硬化させマイクロレンズ3とする方法が挙げられる。
この場合、マイクロレンズ3は、マトリクス状に配置され画素部10を構成している。その大きさは、直径がおよそ100μm、高さがおよそ50μmである。
構造体15は、マイクロレンズ3を形成する工程において、マイクロレンズ3と同じ材料を用いほぼ同等の高さとなるように形成されている。
MLAを覆う透明樹脂層4は、例えば、紫外線硬化型のアクリル系樹脂を用いることができる。透明樹脂層4を形成する方法としては、スピンコート、ロールコートなどが挙げられる。厚みはおよそ50〜100μmである。
対向電極5は、例えば、スパッタ等の方法で成膜されたITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極を用いることができる。
素子基板7は、対向基板1と同様に石英ガラス基板を用い、その表面に対向基板1の画素部10に対向して設けられた画素電極11と、画素電極11ごとに設けられたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ12とを有している。また、これらの画素電極11および薄膜トランジスタ12を覆うように配向膜8が設けられている。素子基板7も光を透過する材料であれば石英ガラスに限らず、透明な樹脂基板でもよい。
図1の光源210から射出した光は、前述の光学系を介してガラス基板2側から入射し、マイクロレンズ3により集光され、対向する画素電極11を透過する。これにより入射光を効率よく利用して明るい画面を表示することができる液晶表示装置20を実現している。
<液晶表示装置の製造方法>
次に本実施形態の電気光学装置としての液晶表示装置の製造方法について説明する。図3(a)および(b)は、マザー基板を示す概略図である。同図(a)は概略平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線で切った概略断面図である。
図3(a)および(b)に示すように、液晶表示装置20の製造方法は、まず1つの液晶表示装置20に対応する素子基板7の各構成がマトリクス状に複数形成されたマザー基板W1に、各液晶表示装置20に対応した所定の位置でシール材14(図2参照)を塗布する。塗布方法としては印刷法、転写法、ディスペンス法などが挙げられる。シール材で囲われた内側に液晶9(図2参照)を充填して減圧下で、各液晶表示装置20に対応した位置に対向基板1を接着する。そして、X軸およびY軸方向の切断シロSx,Syをダイシングやスクライブ等の方法で切断して複数の液晶表示装置20を取り出している。
図4(a)および(b)は、対向基板側のマザー基板を示す概略平面図である。図4(a)に示すように、マザー基板W2には、対向基板1の各構成がマトリクス状に複数形成されている。マザー基板W2の切断予定ラインDx,Dyに沿ってレーザ光を照射することにより、個々の対向基板1を分割した。
また、図4(b)に示すように、切断予定ラインDx,Dy上には、マイクロレンズ3を形成する際に、同一の材料で形成された構造体15が存在する。構造体15はレンチキュラー状(かまぼこ型)であり、切断予定ラインDx,Dyに沿って格子状に形成されている。マイクロレンズ3は構造体15によってマトリクス状に区画された領域においてほぼ全面に渡って形成されている。
<基板の分割方法>
次に本実施形態の基板としてのマザー基板W2の分割方法について図5〜図10に基づいて説明する。まず、本実施形態で用いたレーザ照射装置とそのレーザ加工の原理について説明する。
図5は、レーザ照射装置の構成を示す概略図である。図5に示すように、レーザ照射装置100は、レーザ光を出射するレーザ光源101と、出射されたレーザ光を反射するダイクロイックミラー102と、反射したレーザ光を集光する集光手段としての集光レンズ103とを備えている。また、加工対象物としての基板Wを載置するステージ105と、集光レンズ103に対してステージ105をレーザ光の光軸101aと略直交する平面内で相対的に移動可能な移動手段としてのX軸スライド部108およびY軸スライド部106とを備えている。また、ステージ105に載置された基板Wに対して集光レンズ103を相対的に移動させてレーザ光の集光点の位置を基板Wの厚み方向(Z軸方向)で可変可能な移動手段としてのZ軸スライド機構104を備えている。さらには、ダイクロイックミラー102を挟んで集光レンズ103の反対側に位置する撮像機構110を備えている。
レーザ照射装置100は、上記各構成を制御する制御部としてのメインコンピュータ120を備えている。メインコンピュータ120には、CPUや各種メモリーの他に撮像機構110が撮像した画像情報を処理する画像処理部124を有している。撮像機構110は、同軸落射型光源とCCD(固体撮像素子)が組み込まれたものである。同軸落射型光源から出射した参照光としての可視光は、集光レンズ103を透過して焦点を結ぶ。同軸落射型光源としては、レーザ光源101から射出されるレーザ光とほぼ同じ波長を有する例えば半導体レーザを用いることができる。これにより、実際のレーザ照射に近い条件で、照射位置を設定することが可能となる。
また、メインコンピュータ120には、レーザ加工の際に用いられる各種加工条件のデータを入力する入力部125とレーザ加工時の各種情報を表示する表示部126が接続されている。そして、レーザ光源101の出力やレーザ光のパルス幅、パルス周期を制御するレーザ制御部121と、Z軸スライド機構104を駆動して集光レンズ103のZ軸方向の位置を制御するレンズ制御部122とが接続されている。さらに、X軸スライド部108とY軸スライド部106をそれぞれレール107,109に沿って移動させるサーボモータ(図示省略)を駆動するステージ制御部123が接続されている。
集光レンズ103をZ軸方向に移動させるZ軸スライド機構104には、移動距離を検出可能な位置センサが内蔵されており、レンズ制御部122は、この位置センサの出力を検出して集光レンズ103のZ軸方向の位置を制御可能となっている。したがって、撮像機構110の同軸落射型光源から出射した可視光の焦点が基板Wの表面と合うように集光レンズ103をZ軸方向に移動させれば、基板Wの厚みを計測することが可能である。言い換えれば、可視光の焦点をZ軸方向に移動させた場合の移動距離を検出することができる。
レーザ光源101は、例えばチタンサファイアを固体光源とするレーザ光をフェムト秒のパルス幅で出射するいわゆるフェムト秒レーザである。この場合、レーザ光は、波長分散特性を有しており、中心波長が800nmであり、その半値幅はおよそ10nmである。またパルス幅はおよそ300fs(フェムト秒)、出力はおよそ700mWであり、繰り返し率としてのパルス周期は1〜10kHzまで可変することができる。
集光レンズ103は、この場合、倍率が100倍、開口数(NA)が0.8、WD(Working Distance)が3mmの対物レンズである。集光レンズ103はZ軸スライド機構104から延びたスライドアーム104aによって支持されている。
尚、本実施形態では、ステージ105は、Y軸スライド部106に支持されているが、X軸スライド部108とY軸スライド部106との位置関係を逆転させてX軸スライド部108に支持される形態としてもよい。また、ステージ105をθテーブルを介してY軸スライド部106に支持することが好ましい。これによれば、基板Wを光軸101aに対してより垂直な状態とすることが可能である。
図6(a)および(b)は、レーザ光の集光領域の位置を加工対象物の厚み方向で可変した状態を示す概略断面図である。同図(a)はレーザ光の集光領域の端部がレーザ光の入射面Waと反対側の表面Wbに掛かるように位置決めされた状態を示す概略断面図、同図(b)はレーザ光の集光領域が入射面Waに徐々に近づいた状態を示す概略断面図である。
図6(a)に示すように、集光レンズ103により集光されたレーザ光113は、波長分散特性を有しているため、屈折率がおよそ1.46の基板W(石英ガラスの部分を指す)に入射すると、短波長側のレーザ光114から長波長側のレーザ光115までその集光点が光軸101a上でずれた集光領域116に集光される。集光領域116は、いわゆる軸上色収差を有している。この場合、集光領域116の長波長側のレーザ光115の集光点が表面Wbに近接しているので、短波長側のレーザ光114と長波長側のレーザ光115との光路差が最も大きくなっている。すなわち、基板Wの厚み方向における集光領域116の幅が最大となっている。
図6(b)に示すように、集光領域116の位置を入射面Wa側に近づくように、Z軸スライド機構104を駆動して集光レンズ103をZ軸方向に移動させてゆくと、短波長側のレーザ光114と長波長側のレーザ光115との光路差が次第に小さくなってゆく。したがって、基板Wの厚み方向における幅が徐々に小さくなった集光領域117から集光領域118へと変化する。当然ながら、集光領域が入射面Waの近傍から表面Wbに近づくようにZ軸スライド機構104を駆動して集光レンズ103をZ軸方向に移動させてゆくと、集光領域118から集光領域116へと基板Wの厚み方向における幅が徐々に大きくなる。
尚、レーザ光源101として波長分散特性が小さい、すなわち半値幅が非常に狭く、且つ集光レンズ103の色収差が小さいあるいは補正されたものを用いれば、基板Wの厚み方向における集光点の位置によって集光領域の幅が変化する変化量を抑えることは可能である。
ここで多光子吸収による改質領域の形成について説明する。加工対象物が透明な材料であっても、材料の吸収のバンドギャップEgよりも光子のエネルギーhνが非常に大きいと吸収が生じる。これを多光子吸収と言い、レーザ光のパルス幅を極めて短くして、多光子吸収を加工対象物の内部に起こさせると、多光子吸収のエネルギーが熱エネルギーに転化せずに、イオン価数変化、結晶化または分極配向等の永続的な構造変化が誘起されて屈折率変化領域が形成される。本実施形態では、この屈折率変化領域を改質領域と呼ぶ。
図7は、基板の分割方法を示すフローチャートである。図7に示すように、本実施形態の基板の分割方法は、構造体15の少なくとも高さを計測する計測工程(ステップS1)と、計測結果に基づいて少なくとも構造体15に照射するレーザ光113の集光点の位置を演算する演算工程(ステップS2)と、演算結果に基づいてマザー基板W2にレーザ光113を照射する照射工程(ステップS3)と、レーザ光113が照射されたマザー基板W2を分割する分割工程(ステップS4)とを備えている。以下、各工程について図8〜図10を参照して説明する。図8(a)〜(d)は基板の分割方法を示す概略断面図、図9は改質領域の形成状態の一例を示す概略断面図、図10(a)および(b)は分割工程を示す概略断面図である。
図7のステップS1は、計測工程である。ステップS1では、図8(a)に示すように、ガラス基板2側を下方にしてマザー基板W2をステージ105に載置する。ステージ制御部123は、光軸101aとマザー基板W2の切断予定ラインDxとが合致するようにサーボモータを駆動してステージ105を移動させる。マザー基板W2に対して撮像機構110から可視光110aを照射する。その際に、まずガラス基板2の表面2bに焦点を合わせ、これを基準位置とする。Z軸スライド機構104を駆動して集光レンズ103をZ軸方向に移動させる。そして構造体15の最上部15aに焦点を合わせる。これにより、構造体15の高さを計測する。さらに、透明樹脂層4の表面4aに焦点を合わせる。これにより透明樹脂層4の膜厚を計測する。ガラス基板2の厚み、構造体15の高さ、透明樹脂層4の膜厚にそれぞれバラツキを有しているので、上記の計測動作は、切断予定ラインDx,Dyに沿った位置で複数回行う。そして、ステップS2へ進む。
図7のステップS2は、演算工程である。ステップS2の演算工程では、計測工程での計測結果に基づいて、構造体15および透明樹脂層4におけるZ軸方向の集光点の位置を演算する。図6に示したように、レーザ光113の集光領域では多光子吸収が発生する。これにより形成される改質領域の大きさは、集光領域が掛かる部位の材質、屈折率、軸上色収差などの条件により異なる。この場合、石英ガラスからなるガラス基板2と透明樹脂層4および構造体15とでは材質が異なり、同じエネルギーのレーザ光113を照射しても改質領域はガラス基板2の方が大きい。したがって、各照射部位に確実に改質領域を形成するための集光領域の厚み方向(Z軸方向)の位置を求める。演算の方法としては、予めレーザ光113の試験的な照射を行い、Z軸方向における改質領域の大きさを求めておく。このデータと計測工程で得られた計測結果とを対比して、改質領域を厚み方向に連続して形成可能な集光点(集光領域)の位置を求める。前述したように、ガラス基板2の厚み、構造体15の高さ、透明樹脂層4の膜厚にそれぞれバラツキを有している。ゆえに、レーザ光113を切断予定ラインDx,Dyに沿って複数回走査して形成される各改質領域が、互いにZ軸方向において重なり合うように各走査における集光点の位置を求める。そして、ステップS3へ進む。
図7のステップS3は、照射工程である。ステップS3では図8(b)に示すように、まず、透明樹脂層4の表面4aからレーザ光113を入射させ構造体15の内部に集光点を位置させて、切断予定ラインDx,Dyに沿ってレーザ光113を照射する走査を行う。この場合、集光点の位置を変えて2回の走査を実施した。これにより、図8(c)に示すように、構造体15の厚み(高さ)方向に連続した改質領域21,22を形成した。なお、このような走査は、構造体15の高さと改質領域の大きさを考慮して行う。よって、改質領域の大きさが構造体15の高さよりも大きければ、1回の走査で済ませることも可能である。
次に、構造体15の最上部15aを過ぎた透明樹脂層4の内部に集光点を位置させて同様にレーザ光113を照射する走査を行う。この場合も、集光点の位置を変えて2回の走査を行った。これにより、図8(d)に示すように、透明樹脂層4の厚み方向に連続した改質領域23,24を形成した。
続いて、マザー基板W2を表裏反転させてステージ105に載置する。そして、図8(d)に示すように、ガラス基板2の表面2aからレーザ光113を入射させ、ガラス基板2の内部に集光点を位置させて切断予定ラインDx,Dyに沿ってレーザ光113を照射する走査を行う。この場合も、集光点の位置を変えて2回の走査を行った。これにより、図9に示すように、ガラス基板2の厚み方向に連続した改質領域25,26を形成した。そして、ステップS4へ進む。
図7のステップS4は、分割工程である。前段の照射工程において、切断予定ラインDx,Dyに沿ったマザー基板W2の内部では、構造体15、透明樹脂層4、ガラス基板2のZ軸方向と切断予定ラインDx,Dyの方向とに連続した改質領域21,22,23,24,25,26が形成される。図10(a)に示すように、これらの改質領域21〜26を切断予定ラインDx,Dyに沿った方向(X軸またはY軸方向)から見ると、マザー基板W2の厚み方向(Z軸方向)に連続した改質層Rcが形成されている。ステップS4では、この改質層Rcを分断するようにマザー基板W2に矢印方向の力を加える。そうすると、図10(b)に示すように、改質層Rcを起点としてマザー基板W2を容易に分割することができる。このようにして各切断予定ラインDx,Dyに沿ってマザー基板W2を分割し、個々の対向基板1を取り出す。
このようなマザー基板W2の分割方法によれば、マイクロレンズ3が周期的に形成されていても、構造体15に対してレーザ光113を照射するので、その内部において集光点の位置が安定し、所定の切断予定ラインDx,Dyに沿って改質層Rcが形成され精度よく分割することが可能である。
なお、構造体15にレーザ光113を入射させる方向は、透明樹脂層4の表面4a(図8(b)参照)からでも、ガラス基板2の表面2a(図8(d)参照)からでもよい。好ましくは、屈折率が構造体15に比べて低い材質の表面から入射させる。その方が、レーザ光113が構造体15の内部で集光し易い。
また、本実施形態では、図8(a)〜(d)に示すように、切断予定ラインDx,Dy上に対向電極5と配向膜6が掛からないように、それぞれを必要な領域においてマザー基板W2に形成している。この方がマザー基板W2の全面に渡って対向電極5および配向膜6を成膜する場合に比べて、レーザ光113が対向電極5と配向膜6によって吸収され、そのエネルギーが損失することを低減できる。
本実施形態の効果は、以下の通りである。
(1)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法によれば、石英ガラス基板上に構造体15が切断予定ラインDx,Dyに沿って格子状に形成されている。照射工程では、構造体15に対して一定の入射角でレーザ光113が入射する。したがって、構造体15の切断予定ラインDx,Dyに沿った内部に改質領域21,22を安定した位置で形成することができる。ゆえに、複数のマイクロレンズ3を有するマザー基板W2を所定の位置で精度よく分割することができる。
(2)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、計測工程(ステップS1)では、レーザ光113の波長とほぼ同じ波長の可視光を照射して、構造体15の高さおよび透明樹脂層4の膜厚を計測するので、実際にレーザ光113を構造体15や透明樹脂層4に照射する条件に近づけて計測ができる。したがって、より適正な構造体15の高さや透明樹脂層4の膜厚の情報を入手することができる。
(3)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、照射工程(ステップS3)では、レーザ光113をマザー基板W2の内部に集光させ切断予定ラインDx,Dyに沿って相対的に移動させる走査を集光点の位置を変えて複数回行う。したがって、マザー基板W2の厚み方向に連続した改質層Rcが形成される。ゆえに、この改質層Rcを起点としてマザー基板W2を容易に分割することができる。
(4)上記実施形態の電気光学装置としての液晶表示装置20の製造方法は、上記マザー基板W2の分割方法を用いているので、対向基板1の外形不良の発生を低減し、歩留りよく液晶表示装置20を製造することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。例えば上記実施形態以外の変形例は、以下の通りである。
(変形例1)上記実施形態の液晶表示装置20の製造方法において、液晶表示装置20の構成は、これに限定されない。図11は変形例の液晶表示装置を示す概略断面図である。例えば、図11に示すように、液晶表示装置300は、一対の基板としての対向基板301および素子基板309と、対向基板301と素子基板309とにより挟持されシール材313により密封された液晶312とを備えている。素子基板309は、マトリクス状に配置された画素電極310と、画素電極310に接続したスイッチング素子としての薄膜トランジスタ311とを有する。対向基板301は、ガラス基板302と、ガラス基板302の凹部306にフォトポリマーを含む樹脂を充填して形成されたマイクロレンズ303および構造体315と、上記樹脂部分を覆ったカバーガラス304とを有する。カバーガラス304の液晶312に面する表面には、画素部305を区画する遮光膜307と、各遮光膜307を覆うように成膜された対向電極308が設けられている。構造体315は複数のマイクロレンズ303を区画するようにガラス基板302の外形位置に沿って設けられている。このように、マイクロレンズ303や構造体315が凹状に設けられていても、上記実施形態の基板の分割方法を適用することができる。
(変形例2)上記実施形態において、電気光学装置および光学素子の形態は、これに限定されない。図12(a)および(b)は、有機EL発光素子を備えた有機EL装置を示す概略断面図である。図12(a)に示すように、有機EL装置400は、一方の基板としてガラス基板401上に有機発光層を含む機能層402と、各機能層402を覆うように形成されたプリズム層403とを少なくとも有する。プリズム層403には、二つの斜面からなるプリズム404が複数形成されている。機能層402の幅dに対してプリズム404の幅404dが狭くなっており、1つの機能層402に複数のプリズム404が対向している。したがって、機能層402に電流を印加して励起された発光は、プリズム404を介して所定の方向に射出する。すなわち、一定の方向から見たときに非常に明るい射出光が得られる。
この場合、図12(b)に示すようにプリズム404は切断予定ラインDyに沿った方向に並列して形成されている。切断予定ラインDyをプリズム404の稜404aと合致させ光軸101aが稜404aと直交した状態でレーザ光113が照射されるように集光レンズ103の位置を制御すれば、切断予定ラインDyに沿ったプリズム層403の内部に改質領域を形成することができる。また、切断予定ラインDyに直交する切断予定ラインDxに沿ってレーザ光113を照射する場合には、各プリズム404の頂点と光軸101aが交差するように、幅404dの照射間隔を置いてレーザ光113を照射する。このようにすれば、レーザ光113のプリズム404に対する入射角が一定する。ゆえに、プリズム層403の内部においてプリズム404の形成間隔に対応して改質領域を形成することができる。
したがって、光学素子としてのプリズム404を有するガラス基板401であっても、上記実施形態の基板の分割方法を適用することができる。すなわち、ガラス基板401を有する有機EL装置の製造方法に適用することができる。光学素子としては、マイクロレンズやプリズムの他にもフレネルレンズ、回折格子、偏光素子などが考えられる。
(変形例3)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、構造体15の形状は、レンチキュラー状に限定されない。例えば、図12に示したように二つの斜面を有するプリズム404状でもよいし、直方体状、台形状などレーザ光113の入射角が一定となる面を有していればよい。
(変形例4)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、計測工程(ステップS1)と演算工程(ステップS3)は必須ではない。マザー基板W2における構造体15の設計情報を基にして集光点の位置を演算してもよい。
(変形例5)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、照射工程(ステップS3)におけるレーザ光113の照射方法はこれに限定されない。例えば、ガラス基板2の表面2aから先にレーザ光113を照射して、ガラス基板2と構造体15とをレーザ加工(改質領域の形成)してから、マザー基板W2を表裏反転させて、透明樹脂層4のレーザ加工を行ってもよい。
(変形例6)上記実施形態のマザー基板W2の分割方法において、レーザ光113は、フェムト秒レーザなどのパルスレーザに限定されない。例えば、YAGレーザやガスレーザなどの連続光(CW光)を用いることもできる。
(変形例7)上記実施形態の液晶表示装置20の製造方法は、これに限定されない。例えば、マザー基板W1と同様にマザー基板W2をウェハ状として、二つのマザー基板W1,W2を接合した後に、上記実施形態の基板の分割方法を用い切断予定ラインに沿ってレーザ光113を照射し分割して、個々の液晶表示装置20を取り出すことも可能である。
投射型表示装置の構成を示す概略図。 液晶表示装置の構造を示す概略断面図。 (a)はマザー基板を示す概略平面図、(b)は(a)のA−A線で切った概略断面図。 (a)および(b)は対向基板側のマザー基板を示す概略平面図。 レーザ照射装置の構成を示す概略図。 (a)および(b)はレーザ光の集光領域の位置を加工対象物の厚み方向で可変した状態を示す概略断面図。 基板の分割方法を示すフローチャート。 (a)〜(d)は基板の分割方法を示す概略断面図。 改質領域の形成状態の一例を示す概略断面図。 (a)および(b)は分割工程を示す概略断面図。 変形例の液晶表示装置を示す概略断面図。 (a)および(b)は変形例の有機EL発光素子を備えた有機EL装置を示す概略断面図。
符号の説明
1…基板としての対向基板、2b…基板の表面としてのガラス基板の表面、3…光学素子としてのマイクロレンズ、15…構造体、113…レーザ光、301…基板としての対向基板、303…光学素子としてのマイクロレンズ、306…基板の表面としてのガラス基板の凹部、315…構造体、401…基板としてのガラス基板、404…光学素子としてのプリズム、Dx,Dy…切断予定ライン、W2…マザー基板。

Claims (7)

  1. レーザ光を透過可能な基板構造であって、
    基板の表面に配置された複数の光学素子と、
    前記基板の切断予定ラインに沿って形成され、前記基板の前記表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えたことを特徴とする基板構造。
  2. 前記構造体が直方体状、台形状、レンチキュラー状、二つの斜面を有するプリズム状のいずれかの形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板構造。
  3. 前記構造体が前記光学素子と同一の材料からなることを特徴とする請求項1または2に記載の基板構造。
  4. 前記基板の表面からの前記構造体の高さが前記光学素子と同じであることを特徴とする請求項3に記載の基板構造。
  5. レーザ光を透過可能な基板の表面に配置された複数の光学素子と、前記基板の切断予定ラインに沿って形成され、前記基板の前記表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えた基板の分割方法であって、
    前記レーザ光を前記1面側から入射させ前記構造体に沿って相対的に移動させる走査を前記基板の内部において前記レーザ光の集光点の位置を変えて複数回行うと共に、前記集光点において多光子吸収が発生するように照射する照射工程と、
    前記レーザ光が照射された前記基板を分割する分割工程と、を備えたことを特徴とする基板の分割方法。
  6. 前記基板に参照光を照射して、前記基板の表面からの前記構造体の高さを少なくとも計測する計測工程と、
    計測結果に基づいて、前記基板の表面からの前記集光点の位置を演算する演算工程と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の基板の分割方法。
  7. レーザ光を透過可能な基板と、前記基板の表面に配置された複数の光学素子と、前記基板の外形位置に沿って形成され、前記基板の前記表面に平行する少なくとも1面を有する構造体とを備えた電気光学装置の製造方法であって、
    請求項5または6に記載の基板の分割方法を用い、マザー基板の前記構造体に沿って前記レーザ光を照射して、前記マザー基板から前記基板を分割することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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