JP2008173875A - マット調ポリアミド積層フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘーズ値が高く、優れたマット調が付与されたポリアミド積層フィルム、及び該ポリアミド積層フィルムを安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で含有する混合層を有する、マット調ポリアミド積層フィルム、及び該ポリアミド積層フィルムの製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、食品、医療品、および薬品等の包装用に用いるマット調ポリアミドフィルムに関する。
食品、医療品、および薬品等の包装用フィルムとしてポリアミド樹脂を用い成形してなる各種層構成のポリアミド系フィルムが使用されている。ポリアミド系フィルムの一用途として、意匠性を高めるために、フィルム表面に細かな凹凸を設けてすりガラス状としたマット調フィルムが求められている。このようなマット調とすることにより、フィルム表面の光沢をなくして内容物をぼかし、さらには和紙風の風合いを付与することにより、高級感のある包装体が得られる。
従来、二軸延伸ポリアミド系フィルムにマット調を付与する方法としては、(a)フィルム表面を硬い粒状砂、酸、アルカリ、溶媒等で浸食する方法、(b)フィルム表面に無機粒子を含有したバインダー樹脂等のコート剤を被覆する方法、(c)フィルムを構成する樹脂中に無機粒子や有機合成樹脂などを含有させる方法などがあった。また、マット調を付与したフィルムとして、例えば、特許文献1にはポリアミド系粗面フィルムの表面凹凸状態を規定した技術が記載されている。
しかしながら、上記(a)フィルム表面を硬い粒状砂、酸、アルカリ、溶媒等で浸食する方法は、加工しずらく生産効率の点で十分でなく、またフィルム表面にダメージを与えることがあることから、フィルム強度が低下し、二軸延伸ポリアミドフィルムの長所であるフィルム強度を損なうことがあった。また、(b)フィルム表面に無機粒子を含有したバインダー樹脂等のコート剤を被覆する方法では、一般にコート剤の耐熱性が低く、製袋加工等で二軸延伸ポリアミドフィルムの表面側からヒートシールバー等により加熱された時、コート剤が熱により溶融し、べたつき、ヒートシールバー側に付着することがあり、そのため製袋速度が上がらず、生産効率も十分でなかった。更に、(c)フィルムを構成する樹脂中に無機粒子や有機合成樹脂などを含有させる方法は、表面凹凸付与の効果が十分でなく、ヘーズ値があまり上がらず十分なマット調が得られないという欠点があった。
また、上記特許文献1記載の技術においては、ヘーズ値の低いフィルムしか得られず、二軸延伸熱固定などの工程により表面が平滑となり、十分なマット調は得られ難いという問題があった。
特開平11−343354号公報
本発明は、ヘーズ値が高く、優れたマット調が付与されたポリアミド積層フィルム、及び該ポリアミド積層フィルムを安定して製造する方法を提供する。
本発明者らは鋭意検討した結果、表層に特定の粘度のポリアミド6と特定粘度のポリアミド12を特定の割合で含有する混合層を設けることにより、強度、酸素バリア性等を損なうことなく、再現性のあるマット調が付与されたポリアミドフィルムが得られることを見出した。
本発明は、
(1)脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で含有する混合層を有する、マット調ポリアミド積層フィルム、及び
(2)脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で混合して得られる混合層を設ける工程を有する、マット調ポリアミド積層フィルムの製造方法、
に関する。
本発明により、ヘーズ値が高く、優れたマット調が付与されたポリアミド積層フィルム、及び該ポリアミド積層フィルムを安定して製造する方法を得ることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
[マット調ポリアミド積層フィルム]
本発明において、基材を構成する脂肪族系ポリアミドフィルムを形成する脂肪族ポリアミドとしては、環状ラクタムの開環重合物、アミノカルボン酸の自己重縮合物、ジカルボン酸とジアミンとの重縮合物などが挙げられる。具体的には、ナイロン−6と称されるε−カプロラクタムの単独重合体、あるいはナイロン−66と称されるポリヘキサメチレンアジパミドが、安価に入手でき、かつ、延伸操作を円滑に遂行し得るので好ましい。
上記基材を構成する脂肪族系ポリアミドフィルムは、延伸性・酸素バリア性の点から、更に芳香族ポリアミドを含有することが好ましい。ここで使用しうる芳香族ポリアミドは芳香族環を有するポリアミドであって、後述の芳香族ポリアミド層に用いられる芳香族ポリアミドが同様に使用できる。この芳香族系ポリアミドは、脂肪族系ポリアミドフィルム中に、0〜40質量%含有されることが好ましく、より好ましくは、0〜30質量%である。
上記脂肪族系ポリアミドフィルムは1層であっても、2層以上から構成されていてもよく、その総厚みは、強度や経済性の点から、7〜29μmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは9〜24μmの範囲内である。
本発明のポリアミド積層フィルムの基材には、食品等の保存性をさらに良くするため、上記脂肪族系ポリアミド層の他に芳香族ポリアミド層及び/又はエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物層を有することが好ましい。
ここで、芳香族ポリアミド層を構成する芳香族ポリアミドは芳香族環を有するポリアミドであって、特に制限されないが、例えば、ガスバリア性の点から、キシリレンジアミンと炭素数が6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成成分を分子鎖中に好ましくは70モル%以上含有するものが好適に用いられる。芳香族ポリアミドに該ポリアミド構成成分を分子鎖中に70モル%以上含有させることにより高いガスバリア性が得られる。
上記キシリレンジアミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成成分の具体例としては、ポリメタキシリレンアジパミド、ポリメタキシリレンピメラミド、ポリメタキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリレンデカナミドのような単独重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアジパミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンピメラミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンアゼラミド共重合体、メタキシリレン/パラキシリレンセバカミド共重合体等が挙げられる。
上記以外のポリアミド構成成分としては、ジアミン類とジカルボン酸類とのナイロン塩およびε−カプロラクタムなどのラクタム類の開環重合物、ε−アミノカルボン酸などのω−アミノカルボン酸類の自己重縮合物等が挙げられる。ナイロン塩を形成するジアミン類の具体例には、ヘキサメチレンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンのような脂肪族ジアミン、ピペラジンビスプロピルアミン、ネオペンチルグルコースビスプロピルアミンのような異節環または異原子含有ジアミン等があり、また、ジカルボン酸類の具体例には、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸のような芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のような環状脂肪族ジカルボン酸等が挙げられる。
上記ポリアミド構成成分のうち、本発明においては、ガスバリア性の点から、ポリメタキシリレンアジパミドが好ましく用いられる。
上記芳香族ポリアミド層には、ポリオレフィン類、ポリアミドエラストマー類、ポリエステルエラストマー類等の耐屈曲ピンホール性改良材を添加することができる。ここでポリオレフィン類は、主鎖中にポリエチレン単位、ポリプロピレン単位を50質量%以上含むものであり、無水マレイン酸等でグラフト変性していてもよい。ポリエチレン単位、ポリプロピレン単位以外の構成単位としては、酢酸ビニル、その部分ケン化物、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、これらの部分金属中和物(アイオノマー類)、ブテン等の1−アルケン類、アルカジエン類、スチレンなどが挙げられる。これらの構成単位は複数種含まれていてもよい。これらは脂肪族系ポリアミド層、及び脂肪族ポリアミドと芳香族ポリアミドとの混合層等に添加しても良いが、比較的硬い芳香族ポリアミド層に添加することが、耐屈曲ピンホール性改良効果が向上することから好ましい。
本発明においては、上記芳香族ポリアミド層の厚みは、ガスバリア性の点から、2〜10μmであることが好ましく、より好ましくは3〜8μmである。
マット調フィルムの場合、和紙包装からの影響でフィルムの腰(剛性)が要求される場合が多いが、本発明のポリアミド積層フィルムにおいては、より腰のある芳香族ポリアミドからなる芳香族ポリアミド層を有することにより、良好なフィルムの腰が得られる。
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂層を構成するエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物は、特にエチレン含有率が、溶融押出し時の溶融押出し性、着色防止及び酸素ガスバリア性の観点から、好ましくは25〜38モル%の範囲、より好ましくは29〜35モル%の範囲であり、ガスバリア性の点から、ケン化度が、好ましくは95モル%以上、より好ましくは98モル%以上のものが適している。
また、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物としては、エチレンと酢酸ビニル二元共重合体のケン化物の他に、共重合成分として少量のプロピレン、イソブテン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセンなどのα−オレフィン;不飽和カルボン酸、またはその塩、部分アルキルエステル、完全アルキルエステル、ニトリル、アミド、無水物;不飽和スルホン酸、その塩などを含むものであってもよく、またエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物には、上記のものに少量のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミドなどの熱可塑性樹脂を混合したものであってもよい。このうち、熱安定性の点から、ポリオレフィンを混合したものが好ましい。
本発明においては、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂層の厚みは、酸素透過度・フィルム強度の両立の点から、0.5〜10μmであることが好ましく、より好ましくは1〜8μmである。
本発明において、上記脂肪族系ポリアミドフィルム、芳香族ポリアミド層、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物層等からなる基材フィルムの厚みは、酸素透過度・フィルム強度の両立の点から、7〜29μmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは9〜24μmの範囲内である。
本発明においては、上記脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の表層に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを75:25〜25:75の割合で含有する混合層(以下、「マット調付与層」ということがある)を有することが必要である。これはポリアミド6の粘度よりも低い粘度のポリアミド12を配合することにより、得られるフィルム表面の荒れを大きくし、ヘーズ値を大きくすることが可能となるためである。特に二軸延伸熱固定を行った場合、延伸及び熱固定工程により、元々あった表面荒れが平滑になってしまい、十分なマット調が得られないことがあるが、本発明によれば、二軸延伸熱固定後にも優れたマット調ポリアミドフィルムを得ることができる。
ここで、ポリアミド6とはε−カプロラクタムの単独重合体をいい、ポリアミド12とはラウリルラクタムの単独重合体をいう。ポリアミド6の上記相対粘度は3.8〜5.8であるが、目的とするマット調が得られやすい点から、好ましくは4.0〜5.5、より好ましくは4.2〜5.3である。またポリアミド12の相対粘度は1.3〜2.1であるが、同じく目的とするマット調が得られやすい点から、好ましくは1.4〜2.0、より好ましくは1.5〜1.9である。
また、ポリアミド6とポリアミド12の含有割合は75:25〜25:75であるが、好ましくは70:30〜30:70、より好ましくは65:35〜35:65である。上記ポリアミド6とポリアミド12の含有割合が上記範囲内であれば、表面凹凸が十分に得られ、高いヘーズ値が得られ、また目的とするマット調が得られる。
ヘーズ値は、マット調付与層を有する側(表層)の反対側の面(裏層)に、流動パラフィンを塗布して、JIS K 7361の方法により測定することができる。ここで裏層に流動パラフィンを塗布するのは、通常、裏層側にはシーラントフィルム等がラミネートされ、その外部ヘーズが無視されるためである。すなわち、裏層に凹凸があっても、ドライラミネート接着剤や押出ラミネート時のアンカーコート剤などの塗布により表面の凹凸が無くなり、マット調付与に必要なヘーズ値に寄与しないためである。本発明のマット調ポリアミド積層フィルムの場合、上記測定方法で得られるヘーズ値は30〜90%であるが、好ましくは35〜85%、より好ましくは40〜80%である。ヘーズ値が上記下限値以上であれば、透明性が低下し、十分なマット調が得られ、上限値以下であれば、包装体とした際に内容物の視認性が良好である。
マット調付与層の厚みは0.1〜10μmであることが好ましく、かつフィルム全体の厚みに対する割合が30%以下とすることが好ましい。マット調付与層の厚みが0.1μm以上であれば、その厚みを容易に均一にコントロールすることができ、幅方向に均一なマット調が得られやすい。また、マット調付与層の厚みが10μm以下であれば、また、フィルム全体の厚みに対し30%以下であれば、該マット調付与層以外のポリアミド層の厚みを確保でき、十分な強度を保持できる。なお、上記マット調付与層は海島構造をとることから、ポリアミド6単独の場合に比べて、その強度が低くなってしまうため、幅方向全体に均一なマット調が得られる範囲でできるだけ薄く設定することが好ましい。
上記観点から、マット調付与層の厚みは、より好ましくは0.5〜5μm、更に好ましくは0.5〜3μmである。また、フィルム全体の厚みに対する割合は、より好ましくは25%以下、更に好ましくは5〜20%である。
本発明のポリアミド積層フィルムの層構成は特に限定されるものではないが、例えば以下の構成が挙げられる。なお、以下の各層構成は、表層側から順次表示し、裏層側がシーラントフィルムとのラミネート面となる。
(1)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層
(2)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層/マット調付与層
(3)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層/エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂層/脂肪族ポリアミド層
(4)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層/エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂層/脂肪族ポリアミド層/マット調付与層
(5)マット調付与層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/芳香族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層
(6)マット調付与層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/芳香族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/マット調付与層
(7)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/芳香族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/脂肪族ポリアミド層
(8)マット調付与層/脂肪族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/芳香族ポリアミド層/(脂肪族ポリアミド+芳香族ポリアミド)層/脂肪族ポリアミド層/マット調付与層
本発明のポリアミド積層フィルムは、後述する印刷、ラミネート等の後加工での取り扱い性を考慮し、なるべくカールの少ないフィルムとするため、厚みを含めて表裏対称構成とすることが好ましい。但し、マット調付与層はポリアミド6とポリアミド12の混合層であり、凝集力が弱いため、含気高温ボイル用等の極めて強いラミネート強度が要求される用途の場合は、ラミネート面となる裏層の反対側のみにマット調付与層を設けることが好ましい。
また、一般に印刷はラミネート面に行われるため、極めてシャープな印刷を行う場合には、印刷面(ラミネート面)以外の面に、表面の粗いマット調付与層を有することが好ましい。したがって、上記観点から、上記(1)〜(8)の層構成の中で、(1)、(3)、(5)及び(7)のいずれかの層構成がより好ましい。
本発明のポリアミド積層フィルムは、二軸延伸熱固定した場合に特に本発明の効果を発揮する。その延伸は、フィルム強度の点から、縦方向及び横方向共に、延伸倍率2.5〜4倍で行うことが好ましい。その延伸方法は同時二軸延伸法、逐次二軸延伸法、チューブラー延伸法等、特に限定されない。また、延伸した後、180℃〜225℃で熱固定することがより好ましい。上記二軸延伸の延伸倍率が2.5倍以上であれば、延伸が十分行われ、延伸ムラ・厚みムラがなく、十分な強度が得られ好ましい。また、延伸倍率が4倍以下であれば、破断も起こりにくく、延伸安定性が良好である。上記の点から、フィルムの延伸倍率はより好ましくは2.6〜3.9倍であり、更に好ましくは2.7〜3.8倍である。
また、熱固定温度が180℃以上であれば、熱固定が十分行われ、印刷・ラミネート・製袋加工中においても収縮による図柄のずれ、変形が生じることがなく、225℃以下であれば、フィルムの配向が戻りにくくなり、十分なフィルム強度が得られる。上記の点から、熱固定温度は好ましくは190℃〜220℃、より好ましくは205℃〜220℃である。特にポリアミドフィルムに使用している主原料の融点より20℃低い温度から融点までの温度範囲とすることが好ましい。
本発明のポリアミド積層フィルム全体の厚みは10〜30μmであることが好ましい。10μm以上であれば、ポリアミドフィルムの特徴である強靱性が十分発揮され、また30μm以下であれば、軟包材用の貼り合わせフィルムとしての適度な剛性を有し、包装体の硬さも適度なものとなる。上記観点から、本発明のポリアミド積層フィルム全体の厚みは、より好ましくは12〜25μmである。
本発明のポリアミド積層フィルムは、シーラントフィルムとラミネートして使用されることが好ましい。その場合、ラミネート面側に印刷を施されることが多く、本発明の積層フィルムの裏面に印刷を施した後、シーラントフィルムとラミネートして使用される。印刷方法としてはグラビヤ印刷、フレキソ印刷等一般にポリアミドフィルムに用いられている方法がいずれも使用でき、特に限定されない。またラミネート方法もドライラミネート、押出ラミネート等、ポリアミドフィルムに通常使用している方法で行うことが可能である。
本発明のポリアミド積層フィルムは、食品、医療品、および薬品等の包装用に使用することができる。特に食品包装用フィルムとして使用されることが好ましく、製袋加工品、ピロー包装等の自動充填機用に使用されることが多いが、本発明のフィルムはマット調付与層が表層にあるため表面の滑り性が良好であり、製袋加工品の集積のし易さ、自動充填機での機械との滑り性の点で優れているため、使用し易いと言う長所がある。
[ポリアミド積層フィルムの製造方法]
本発明のポリアミド積層フィルムの製造方法は、脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で混合して得られる混合層を設ける工程を有するものである。
脂肪族系ポリアミドフィルム、これを含む基材、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6、相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12、及びマット調付与層等については、前述の通りである。
マット調付与層は、基材の少なくとも一方の面に設けられていればよいが、シャープな印刷を施すことができる点から、印刷面以外の面に設けられることが好ましい。ポリアミド6とポリアミド12を混合してマット調付与層を設ける場合は、その混合方法については、特に制限はないが、簡便性の点から、原料ペレットのドライブレンドによる方法が好ましい。また、基材にマット調付与層を設ける方法としては、特に制限はなく、積層の安定性の点からは、共押出等の方法によることが好ましい。
以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。なお、以下の例において、使用した材料の性状の測定及び得られたフィルムの評価は次の方法によって行った。
1)ポリアミド6及びポリアミド12の相対粘度:
JIS K 6810(96%硫酸法)による方法で行った。すなわち、96%硫酸中での濃度を1g/100mlとし、温度25℃の条件下で測定を行った。
2)ポリアミド積層フィルムのヘーズ値
JIS K 7361に準拠した方法により測定した。すなわち、切り出した試験フィルムの混合層を有する面の反対側の基材表面に流動パラフィンを塗布し、その後、ヘーズメーター(日本電色工業株式会社製、NDH2000)を用いて測定を行った。尚、測定は5回行い、その平均値を求めた。
実施例1
下記層構成となるように各ポリマーを共押出し、得られた未延伸フィルムを60℃の条件下でロール式縦延伸機にて縦方向に3.0倍延伸した。次いで、この縦延伸フィルムの端部をテンタークリップで保持し、テンターオーブン内で130℃の条件下で横方向に3.5倍延伸した後、215℃で6秒間の熱処理を行った。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B/ポリアミド6Bとポリメタキシリレンアジパミドの70:30ブレンド/ポリメタキシリレンアジパミド/ポリアミド6Bとポリメタキシリレンアジパミドの70:30ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリメタキシリレンアジパミド:三菱ガス化学(株)社製、MXナイロン6007
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
熱処理を行った後のフィルムは、クリップの把持部に相当する両端部分はトリミングし、トリミング後の製品フィルム部分をロール状に巻き取り、総厚み15μmの二軸延伸ポリアミド積層フィルムを得た。また、各層厚みは、押出量を調整することにより表層から、各々1μm/4μm/1μm/3μm/1μm/5μmとした。
実施例2
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
実施例3
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から1.5μm/4.5μm/3μm/6μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B/EVOH/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1030(相対粘度:4.2)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
・EVOH:日本合成化学工業(株)社製、ソアノール3203B(エチレン含有量:
32モル%)
実施例4
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/4μm/3μm/6μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の60:40ブレンド/ポリアミド6Bとポリメタキシリレンアジパミドの80:20ブレンド/ポリメタキシリレンアジパミド/ポリアミド6Bとポリメタキシリレンアジパミドの80:20ブレンド
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリメタキシリレンアジパミド:三菱ガス化学(株)社製、MXナイロン6007
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
実施例5
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3020U(相対粘度:1.9)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
比較例1
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド610の50:50ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド610:東レ(株)社製、アミランCM2001(相対粘度:2.5)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
比較例2
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1010(相対粘度:2.3)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3035U(相対粘度:2.5)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
比較例3
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の50:50ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022(相対粘度:3.5)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3030XA(相対粘度:2.3)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
比較例4
実施例1において、下記層成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の77:23ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
比較例5
実施例1において、下記層構成となるように各ポリマーを共押出した以外は、同様に延伸・熱処理して、総厚み15μm、各層厚みが表層から2μm/13μmの二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。
(層構成)
表層から、ポリアミド6Aとポリアミド12の20:80ブレンド/ポリアミド6B
使用した各ポリマーは以下の通りであった。
・ポリアミド6A:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1040(相対粘度:5.1)
・ポリアミド12:宇部興産(株)社製、UBESTA3014U(相対粘度:1.7)
・ポリアミド6B:三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製、ノバミッド1022C6
上記実施例及び比較例において得られたフィルムの各々について、前記の通りヘーズ値を測定し、マット調の評価を行った。結果を表1に示す。
Figure 2008173875
本発明のポリアミド積層フィルムは、ヘーズ値が高く、優れたマット調が付与されることから、意匠性が高く、食品、医療品、および薬品等の包装用に用いられるポリアミド系フィルムに好適に使用できる。

Claims (9)

  1. 脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で含有する混合層を有する、マット調ポリアミド積層フィルム。
  2. 混合層を有する面の反対側の基材表面に流動パラフィンを塗布して、JIS K 7361により測定したヘーズ値が30〜90%である、請求項1記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  3. 脂肪族系ポリアミドフィルムがポリアミド6を主成分とする、請求項1又は2に記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  4. 縦方向及び横方向共に2.5〜4倍の延伸倍率で延伸されてなる、請求項1〜3のいずれかに記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  5. 延伸後、180℃〜225℃の温度で熱固定されてなる、請求項4記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  6. フィルム全体の厚みが10〜30μmである、請求項1〜5のいずれかに記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  7. 混合層の厚みが0.1〜10μmであり、かつ該混合層の厚みのフィルム全体の厚みに対する割合が30%以下である、請求項1〜6のいずれかに記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  8. 基材が、更に芳香族系ポリアミド樹脂層及び/又はエチレン含有量24〜48質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂層を有する、請求項1〜7のいずれかに記載のマット調ポリアミド積層フィルム。
  9. 脂肪族系ポリアミドフィルムを含む基材の少なくとも一方の面に、JIS K 6810(96%硫酸法)による相対粘度が3.8〜5.8のポリアミド6と、該相対粘度が1.3〜2.1のポリアミド12とを、75:25〜25:75の割合で混合して得られる混合層を設ける工程を有する、マット調ポリアミド積層フィルムの製造方法。
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