JP2008172661A - 原稿フォルダおよび画像読取装置 - Google Patents

原稿フォルダおよび画像読取装置 Download PDF

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JP2008172661A
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Toshimitsu Obara
敏光 小原
Shinsuke Kojo
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Abstract

【課題】フィルムの画像を読み取る指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまで
の時間を短縮すること。
【解決手段】スキャナ装置は、透過用光源ユニットから撮像素子側へ照射された光を遮光
する黒基準読取エリア405を備え、撮像素子による撮像範囲内に設けられたフィルム読
取エリア401にフィルムを位置決めするフィルムフォルダ240を備える。これにより
、スキャナ装置は、黒基準読取エリア405に対向する位置における撮像素子の受光量を
、フィルム読取エリア401に近い位置でおこなうことができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、原稿フォルダおよび画像読取装置に関する。
従来、原稿を間にして撮像素子とは反対側に配置された光源から照射され、フィルムな
どの光透過型の原稿(以下、「透過型原稿」という)を透過してから撮像素子に結像され
る光の強弱を検出することによって、透過型原稿の画像を光学的に読み取る読取機構を備
えた画像読取装置がある。
透過型原稿の画像を読み取る読取機構(以下、「透過用読取機構」という)においては
、読み取り対象とする原稿全体を読み取るために、撮像素子が、当該原稿に沿って移動可
能に設けられているものがある。また、透過用読取機構における光源は、撮像素子の移動
範囲をカバーする範囲を照射可能に設けられている。
このような画像読取装置では、利用者によって、読み取り動作を開始する指示操作がお
こなわれた場合に、透過型原稿の読み取り動作に先立ってシェーディング補正処理をおこ
なう。このシェーディング補正処理によって、照射位置ごとの照射光量のムラに起因する
画像データの明暗のムラが補正される。
シェーディング補正処理では、黒色の基準となる黒基準データや白色の基準となる白基
準データなどの補正用データを取得し、取得された補正用データに基づいて、撮像素子に
よる読み取り範囲内の画像データの明暗を一様化する処理をおこなう。
従来の画像読取装置において、補正用データは、補正用データを取得するために設けら
れた専用スペースまで撮像素子を移動させて読み取り動作をおこなったり、光源を点灯/
消灯させながら読み取り動作をおこなったりすることによって取得される。この専用スペ
ースは、画像読取装置の本体ハウジングの一部など、透過型原稿の読み取り範囲外に設け
られている。
また、ランプとこのランプの光量を測る光電センサとを備えた透過ユニットを本体の原
稿台上に取付けると、自動的に光電センサが光量補正回路に接続され、透過型原稿の読み
取り時は、各ラインの走査ごとに、光電センサの出力信号が光量補正回路に入力されて、
光量低下を補償するように読取信号に対するアンプのゲインが調節されるようにした画像
読取装置が開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開平10−51596号公報
しかしながら、上述した従来の技術において、補正用データを取得するために撮像素子
を移動させる場合、補正用データを取得するための動作時間に加えて、撮像素子を原稿の
読み取り範囲外まで移動させるため移動時間が必要となる。
また、上述した従来の技術において、光源を点灯/消灯させながら読み取り動作をおこ
なうことによって補正用データを取得する場合、補正用データを取得するための動作時間
に加えて、一度消灯させてから再度点灯された光源からの照射光量が安定するまでの待機
時間が必要となる。
このように、上述した従来の技術では、読み取り動作を開始する指示操作がなされてか
ら、読み取りが開始されるまでに時間がかかるという問題があった。
この発明にかかる原稿フォルダは、光源から照射された光を前記光源に対して対向配置
された撮像素子によって受光することで光透過型の原稿を読み取る画像読取装置に設けら
れる原稿フォルダであって、前記撮像素子による撮像範囲内に設けられた読取位置に、前
記原稿を位置決めする位置決め部と、前記撮像範囲内の前記読取位置とは異なる位置にお
いて、前記光源から前記撮像素子側へ照射された光を遮光する黒基準部と、を備えること
を特徴とする。
したがって、原稿フォルダを利用して光透過型の原稿を読み取る画像読取装置であれば
、原稿フォルダの一部を構成する黒基準部における撮像素子の受光量を検出することで、
黒基準部における撮像素子の受光量の検出を、原稿の読取位置に近い位置でおこなうこと
ができる。
これによって、画像読取装置においては、読み取り動作を開始する指示操作がなされて
から、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これによって、
利用者は、原稿の画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置は、光源から照射された光を前記光源に対して対
向配置された撮像素子によって受光することで光透過型の原稿を読み取る画像読取装置に
おいて、前記撮像素子による撮像範囲内に設けられた読取位置に前記原稿を位置決めする
位置決め部材と、前記位置決め部材に設けられた、前記撮像範囲内の前記読取位置とは異
なる位置において前記光源から前記撮像素子側へ照射された光を遮光する黒基準部材と、
を備えることを特徴とする。
したがって、画像読取装置においては、位置決め部材に設けられた黒基準部材に対向す
る位置における撮像素子の受光量を検出することで、黒基準部材に対向する位置における
撮像素子の受光量を、原稿の読取位置に近い位置でおこなうことができる。
これによって、画像読取装置は、読み取り動作を開始する指示操作がなされてから、読
み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これによって、利用者は
、原稿の画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置における前記撮像素子は、前記撮像範囲内におい
て、前記位置決め部材によって位置決めされた原稿に沿って移動可能であり、前記黒基準
部材は、前記撮像素子の移動方向に沿って、前記読取位置の近傍に設けられていることを
特徴とする。
したがって、画像読取装置においては、黒基準部材に対向する位置における撮像素子の
受光量の検出を、原稿の読取位置に一層近い位置でおこなうことができる。これによって
、画像読取装置は、読み取り動作を開始する指示操作がなされてから、読み取りが開始さ
れるまでの時間を一層短縮することができる。また、これによって、利用者は、原稿の画
像を高精度に再現した画像データを一層迅速に得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置における前記黒基準部材は、前記読取位置よりも
前記撮像素子による原稿の読み取り開始位置側に設けられていることを特徴とする。
したがって、画像読取装置においては、黒基準部材に対向する位置における撮像素子の
受光量を検出してから、すぐに原稿の読み取りを開始することができる。これによって、
画像読取装置は、撮像素子の移動量を最小限に抑えることで、読み取り動作を開始する指
示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を一層短縮することができる。
また、これによって、利用者は、原稿の画像を高精度に再現した画像データを一層迅速に
得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置は、前記光源から照射された光を前記撮像素子側
へ透過可能とする読取開口部を形成する枠部材と、前記位置決め部材の前記黒基準部材よ
りも外方から前記枠部材の上方へ突出する突起部材と、を備えることを特徴とする。
したがって、画像読取装置においては、枠部材と黒基準部材との間の隙間を突起部材に
よって遮光することで、枠部材と黒基準部材との隙間から読取開口部を透過した光を撮像
素子に入り込ませることなく、読取開口部の周縁部に近い位置で、黒基準部材に対向する
位置における撮像素子の受光量を検出することができる。
これによって、画像読取装置は、撮像素子の移動方向における寸法を小さくするととも
に、撮像素子の移動量を最小限に抑えることで、読み取り動作を開始する指示操作がなさ
れてから、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これによっ
て、利用者は、小型化された画像読取装置を用いて、原稿の画像を高精度に再現した画像
データを迅速に得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置は、前記黒基準部材と前記読取位置との間に設け
られた、前記撮像素子における受光量の補正に用いる白基準部材を備えることを特徴とす
る。
したがって、撮像素子の移動方向に沿って、黒基準部材、白基準部材、読取位置に対向
する位置における撮像素子の受光量を順次検出することができる。これによって、画像読
取装置は、撮像素子の移動量を最小限に抑えることで、読み取り動作を開始する指示操作
がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これ
によって、利用者は、原稿の画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができ
る。
白基準部材に対向する位置における撮像素子の受光量の検出は、光源からの光量が安定
している状態でおこなう必要があるが、光源として蛍光管を用いた場合には光量が安定す
るまでに数十秒程度の待機時間を要する。
これに対し、この発明にかかる画像読取装置は、原稿の読み取り指示があった場合には
、当該読み取り指示に応じて光源を点灯させておくことができるので、白基準部材に対向
する位置における撮像素子の受光量を検出するまでの時間を短縮することで、読み取り動
作を開始する指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を短縮すること
ができる。これによって、利用者は、原稿の画像を高精度に再現した画像データを迅速に
得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置における前記白基準部材は、前記位置決め部材の
前記黒基準部材と前記読取位置との間に設けられた、前記光源から照射された光を前記撮
像素子へ透過させる開口部であることを特徴とする。
したがって、画像読取装置は、光源から撮像素子への光路上に白基準部材を別途設ける
ことなく、光源からの光を撮像素子によって直接受光することで、白基準部材に対向する
位置における撮像素子の受光量を検出することができる。
これによって、画像読取装置は、装置の小型化を図るとともに、読み取り動作を開始す
る指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。
また、これによって、利用者は、小型化された画像読取装置を用いて、原稿の画像を高精
度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置は、原稿の読み取り指示があった場合、前記黒基
準部材に対向する位置における前記撮像素子の受光量を検出する黒基準データ検出手段と
、前記読み取り指示に応じて前記光源を点灯させ、当該光源から照射される光量に応じて
前記白基準部材に対向する位置における前記撮像素子の受光量を検出する白基準データ検
出手段と、前記読取位置における前記撮像素子の受光量に基づいて生成される画像データ
を、前記黒基準データ検出手段および前記白基準データ検出手段によって検出された受光
量に応じて補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、画像読取装置は、光源からの光量が安定するのを待機しながら、黒基準部
材に対向する位置における撮像素子の受光量を検出することができるので、光源からの光
量が安定するまでの待機時間を短くすることができる。
これによって、画像読取装置は、読み取り動作を開始する指示操作がなされてから、読
み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これによって、利用者は
、原稿の画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる原稿フォルダおよび画像読取装置の好適
な実施の形態を詳細に説明する。この実施の形態は、この発明にかかる原稿フォルダおよ
び画像読取装置を実現するスキャナ装置への適用例を示す。
図1は、実施の形態にかかるスキャナ装置の外観を示す斜視図(その1)である。はじ
めに、図1を用いて、実施の形態にかかるスキャナ装置の外観について説明する。図1に
示すように、スキャナ装置100は、本体ユニット110と、透過型原稿用光源ユニット
(以下、「TPUユニット」という)120と、を備えている。
TPUユニット120は、本体ユニット110に対して対向配置されており、ヒンジ部
(図3参照)を介して、本体ユニット110に連結されている。TPUユニット120は
、ヒンジ部を支点にして、図1に示す状態から本体ユニット110に対して離反する方向
に回動可能に連結されている。
図2は、実施の形態にかかるスキャナ装置100の縦断正面図である。つぎに、図2を
用いて、実施の形態のスキャナ装置100の概略構成について説明する。図2に示すよう
に、スキャナ装置100は、本体ユニット110の外郭をなす本体ハウジング210と、
TPUユニット120の外郭をなすTPUハウジング230と、を備えている。
はじめに、本体ユニット110の概略構成について説明する。本体ユニット110にお
ける本体ハウジング210は、TPUハウジング230に向かって開口する開口部211
を備えている。開口部211には、開口部211を閉塞するように原稿台ガラス212が
設けられている。
この実施の形態では、開口部211および原稿台ガラス212によって読取開口部が実
現され、本体ハウジング210における開口部211周辺部によって枠部材が実現されて
いる。原稿台ガラス212上には、読み取り対象となる原稿が載置される。
本体ハウジング210および原稿台ガラス212によって形成される空間213には、
原稿台ガラス212に載置された原稿の画像を光学的に読み取るための光学部材214が
設けられている。光学部材214としては、原稿台ガラス212に向けて光を照射する反
射用光源215、反射用光源215から照射され原稿において反射された光を所定の経路
に導く複数のミラー216、ミラー216によって導かれた光を受光する撮像素子217
、ミラー216によって導かれた光を撮像素子217に結像させるレンズ218などが挙
げられる。
撮像素子217としては、たとえば、受光面に結像された光学像を光電変換して、素子
ごとの受光量に応じた電気信号を出力するフォトダイオードを用いることが可能である。
スキャナ装置100においては、前述のフォトダイオードが、走査回路基板219上にお
いて、主走査方向に沿って直線的に配列されたリニアイメージセンサが、撮像素子217
として用いられている。
また、空間213には、スキャナキャリッジ220が設けられている。スキャナキャリ
ッジ220は、原稿台ガラス212と平行であって、かつ、副走査方向に延出するキャリ
ッジガイド221に沿って摺動自在に設けられている。
スキャナキャリッジ220には、モータ222に連結された動力伝達機構223を介し
て、モータ222で発生させた駆動力が伝達される。公知の技術であるため詳細な図示お
よび説明を省略するが、動力伝達機構223は、たとえば、ギア列や駆動ベルトなどによ
って実現される。
スキャナキャリッジ220は、モータ222で発生させた駆動力が動力伝達機構223
を介して伝達されることによって、原稿台ガラス212に沿って副走査方向に移動する。
上述した光学部材214は、スキャナキャリッジ220に搭載されている。光学部材21
4は、スキャナキャリッジ220の移動にともなって、原稿台ガラス212に沿って副走
査方向に移動する。
つぎに、TPUユニット120の概略構成について説明する。TPUユニット120に
おけるTPUハウジング230には、本体ハウジング210に対向する側に、本体ハウジ
ング210に向かって開口する開口部231が設けられている。また、TPUハウジング
230は、開口部231を覆う位置に、保護マット232が設けられている。保護マット
232は、TPUハウジング230に対して着脱自在に設けられている。
TPUハウジング230には、光源としての透過用光源ユニットが設けられている。透
過用光源ユニットは、写真用フィルムなどのような光透過型の原稿の読み取り動作に際し
て使用され、原稿台ガラス212に向けて光を照射する。透過用光源ユニットは、原稿台
ガラス212に沿って副走査方向に移動可能に設けられている。
TPUハウジング230には、上述したモータ222の駆動力を透過用光源ユニットに
伝達する動力伝達機構が設けられている。詳細な図示および説明を省略するが、TPUユ
ニット120に設けられた動力伝達機構は、たとえば、ギア列や駆動ベルト233などに
よって実現される。
TPUハウジング230に設けられた動力伝達機構は、保護マット232がTPUハウ
ジング230から取り外されている場合にモータ222に連結され、モータ222の駆動
力を透過用光源ユニットに伝達するように構成されている。TPUユニット120に設け
られた動力伝達機構は、モータ222に直接連結されていてもよいし、動力伝達機構22
3を介してモータ222に連結されていてもよい。
これにより、透過用光源ユニットは、保護マット232がTPUハウジング230から
取り外されている場合に限って、スキャナキャリッジ220とともに、モータ222の駆
動力を受けて副走査方向に沿って移動する。
フィルムのような光透過型の原稿(以下、「フィルム」という)の読み取り動作に際し
ては、原稿台ガラス212の上、すなわち、本体ユニット110とTPUユニット120
の間に、原稿フォルダとしてのフィルムフォルダ240が設置される。詳細は後述するが
、フィルムフォルダ240は、フィルムフォルダ240の端部と本体ハウジング210に
おける原稿台ガラス212の周縁部とが、本体ユニット110とTPUユニット120と
の対向方向に沿って重複するような状態で、本体ユニット110とTPUユニット120
との間に設置される。
図3は、実施の形態にかかるスキャナ装置100の外観を示す斜視図(その2)である
。図3は、図1あるいは図2に示した状態のTPUユニット120が、ヒンジ部300を
支点にして、本体ユニット110に対して離反する方向に回動され、原稿台ガラス212
上にフィルムフォルダ240が設置された状態を示している。フィルムの画像の読み取り
動作に際して、利用者は、フィルムフォルダ240を、原稿台ガラス212上の所定の位
置に設置する。
フィルムフォルダ240には、原稿台ガラス212上においてフィルムフォルダ240
を位置決めするためのマウント部材301が設けられている。マウント部材301は、読
み取り対象となるフィルムの形状に応じて2セット設けられている。一方は、35mmフ
ィルムを読み取り対象とする場合に利用するマウント部材301であり、他方は60mm
フィルムを読み取り対象とする場合に利用するマウント部材301である。
本体ハウジング210には、原稿台ガラス212の周縁部に、マウント部材301を位
置決めするためのガイド部302が設けられている。利用者は、2セットあるマウント部
材301のうち、読み取り対象となるフィルムサイズに応じたマウント部材301を、ガ
イド部302にはめ込むようにして、原稿台ガラス212上にフィルムフォルダ240を
設置する。これにより、利用者は、フィルムフォルダ240を容易かつ確実に所定の位置
に設置することができる。
図3においては、上述した保護マット232が、TPUハウジング230から取り外さ
れた状態が示されている。図3において、符号303は、上述した透過用光源ユニットか
ら照射された光を、原稿台ガラス212側に導くための開口部である。透過用光源ユニッ
トは、開口部303の範囲をカバーするように移動可能に設けられている。
図4はフィルムフォルダ240および本体ユニット110を示す平面図(その1)であ
り、図5はフィルムフォルダ240および本体ユニット110を示す平面図(その2)で
ある。図4は、原稿台ガラス212上にフィルムフォルダ240が設置された状態の原稿
台ガラス212を、本体ユニット110とTPUユニット120との対向方向に沿って、
TPUユニット120側から見た状態を示している。図5は、原稿台ガラス212上にフ
ィルムフォルダ240が設置された状態の原稿台ガラス212を、本体ユニット110と
TPUユニット120との対向方向に沿って、原稿台ガラス212よりも撮像素子217
側から見た状態を示している。
図4および図5に示すフィルムフォルダ240において、符号401は、フィルムフォ
ルダ240によって保持されたフィルムの画像を読み取るために、読取位置において開口
するフィルム読取エリアを示している。フィルム読取エリア401は、上述した撮像素子
217の撮像範囲内に設けられている。
フィルムフォルダ240は、フィルム読取エリア401を介して、読み取り対象となる
フィルムを保持するためのカバーフィルムフォルダ402を備えている。カバーフィルム
フォルダ402は、ヒンジ部403を支点として、原稿台ガラス212から離反する方向
に回動可能に設けられている。フィルムフォルダ240は、原稿台ガラス212とカバー
フィルムフォルダ402との間にフィルムを挟持させることで、読み取り対象となるフィ
ルムを保持する。
フィルムフォルダ240において、副走査方向に沿ってフィルム読取エリア401に隣
接する位置には、白基準読取エリアにおいて透過用光源ユニットから照射された光を撮像
素子217へ透過させる開口部404が設けられている。この実施の形態では、開口部4
04によって白基準部材が実現されている。
フィルムフォルダ240において、副走査方向に沿って開口部404に隣接する位置に
は、黒基準読取エリア405が確保されている。黒基準読取エリア405は、フィルムフ
ォルダ240を形成する樹脂材料によって閉塞されている。ここに、黒基準読取エリア4
05によって黒基準部が実現され、黒基準読取エリア405における樹脂材料によって黒
基準部材が実現されている。
黒基準読取エリア405は、フィルム読取エリア401よりもホームポジション側に設
けられている。ここで、ホームポジションとは、フィルムの読み取りを開始する際に、撮
像素子が位置づけられる位置であり、フィルム読み取り動作の起点となる位置である。
フィルムフォルダ240において、黒基準読取エリア405は、原稿台ガラス212に
接触するように原稿台ガラス212側へ突出している(図6参照)。フィルムフォルダ2
40は、黒基準読取エリア405を原稿台ガラス212側に突出させることで、TPUユ
ニット120側となる面においてTPUユニット120から離反する方向へ凹んでいる。
これにより、フィルムフォルダ240の板厚を、フィルムフォルダ240の全体に亘っ
て均一にすることができるため、黒基準読取エリア405を原稿台ガラス212側に突出
させる形状とした場合にも、フィルムフォルダ240の成型に際してヒケなどの発生を抑
制することができる。フィルムフォルダ240を形成する樹脂材料は、黒色など光を吸収
する色であることが好ましい。
なお、図示を省略するが、フィルムフォルダ240は、黒基準読取エリア405を囲む
ように、黒基準読取エリア405の周縁部を原稿台ガラス212側に突出させるような形
状としてもよい。この場合、黒基準読取エリア405の内側は、突出させた部分によって
袋状に囲まれることとなる。
また、フィルムフォルダ240における開口部404および黒基準読取エリア405の
位置は、上述した位置に限るものではない。この実施の形態では、フィルムの画像の読み
取りに際して撮像素子が移動する方向(以下、「読取方向」という)に沿って、「黒基準
読取エリア405、開口部404、フィルム読取エリア401」の順に隣接するように設
けられた一例を示したが、たとえば、読取方向に沿って、「フィルム読取エリア401、
開口部404、黒基準読取エリア405」の順に隣接するように設けられていてもよい。
また、たとえば、「開口部404、フィルム読取エリア401、黒基準読取エリア40
5」、「黒基準読取エリア405、フィルム読取エリア401、開口部404」、「開口
部404、黒基準読取エリア405、フィルム読取エリア401」、「フィルム読取エリ
ア401、黒基準読取エリア405、開口部404」の順に隣接するように設けられてい
てもよい。
図4および図5から分かるように、フィルムフォルダ240は、フィルムフォルダ24
0における黒基準読取エリア405側の端部と本体ハウジング210における原稿台ガラ
ス212の周縁部とが、本体ユニット110とTPUユニット120との対向方向に沿っ
て重複するような状態で、原稿台ガラス212上に設置される。
図6は、フィルムフォルダ240および本体ユニット110の一部を示す縦断正面図で
ある。図6は、原稿台ガラス212上に設置されたフィルムフォルダ240の、黒基準読
取エリア405周辺を示している。図6から分かるように、フィルムフォルダ240にお
いて、副走査方向に沿って黒基準読取エリア405よりも周縁部側には、フィルムフォル
ダ240の外方に向かって突出する突起部材としての突起部601が設けられている。
本体ハウジング110において、黒基準読取エリア405近傍に位置する周縁部には、
突起部601を回避するように傾斜する傾斜部602が設けられている。これにより、本
体ユニット110とTPUユニット120との対向方向における寸法(スキャナ装置10
0の厚さ)を大幅に増加させることなく、本体ユニット110とTPUユニット120と
の対向方向に沿って、フィルムフォルダ240における黒基準読取エリア405側の端部
と、本体ハウジング210における原稿台ガラス212の周縁部と、を重複させることが
できる。
なお、突起部601の形状は、図6に示した形状に限るものではない。突起部601の
形状は、たとえば、傾斜部602を完全に覆うように突出させた形状としてもよい。また
、突起部601の形状は、たとえば、傾斜部602側の面を、傾斜部602と同じ角度で
傾斜させた形状としてもよい。これによって、フィルムフォルダ240における黒基準読
取エリア405側の端部と本体ハウジング210における原稿台ガラス212の周縁部と
を密着させることが可能になる。
また、図6から分かるように、フィルムフォルダ240における黒基準読取エリア40
5は、フィルムフォルダ240が原稿台ガラス212上に設置された状態において、原稿
台ガラス212に密着される。
図示を省略するが、スキャナ装置100は、上述した構成に加えて、利用者による各種
指示操作を受け付ける操作パネルや、スキャナ装置100における各部を駆動制御する各
種制御回路や、操作パネルによって受け付けた指示操作に応じて各種制御回路を制御する
制御系などを備えている。操作パネルでは、紙などの光を透過しない原稿(反射型の原稿
)の画像を読み取る指示操作や、フィルムの画像を読み取る指示操作などを受け付ける。
加えて、図示を省略するが、スキャナ装置100は、パーソナルコンピュータなどの外
部装置との間で通信をおこなう通信I/Fを備えていてもよい。この場合、スキャナ装置
100は、パーソナルコンピュータにおいて受け付けた指示操作に応じたコマンドを、通
信I/Fを介して受信する。
スキャナ装置100は、操作パネルを介して受け付けた指示操作や、通信I/Fを介し
て受信したコマンドに応じて、スキャナキャリッジ220を移動させたり、反射用光源2
15や透過用光源ユニットを点灯/消灯させたり、撮像素子217に結像された光を光電
変換することによって画像データを生成したりする。
スキャナ装置100は、生成された画像データを、任意の記憶媒体に記憶するようにし
てもよいし、通信I/Fを介してパーソナルコンピュータなどの外部装置に送信するよう
にしてもよい。
このような構成を備えたスキャナ装置100によってフィルムの画像を読み取る場合、
利用者は、図3に示したように、TPUユニット120を本体ユニット110から離反さ
せた状態で、原稿台ガラス212上にフィルムフォルダ240を設置する。上述したよう
に、フィルムフォルダ240の設置に際しては、マウント部材301とガイド部302と
を利用することで、原稿台ガラス212上におけるフィルムフォルダ240の位置決めを
、容易かつ正確におこなうことができる。
つづいて、ヒンジ部403を支点として、カバーフィルムフォルダ402を原稿台ガラ
ス212から離反する位置に回動させた状態で、読み取り対象とするフィルムを原稿台ガ
ラス212上にセットし、カバーフィルムフォルダ402を元の位置に戻す。この実施の
形態では、原稿台ガラス212、カバーフィルムフォルダ402によって、位置決め部お
よび位置決め部材が実現されている。これによって、フィルムを容易かつ正確に読取位置
にセットすることができる。
そして、TPUユニット120を、図1に示したように本体ユニット110に対向させ
てから、フィルムの画像を読み取る指示操作をおこなう。指示操作は、スキャナ装置10
0が備える操作パネルを介しておこなってもよいし、パーソナルコンピュータなどの外部
装置においておこなってもよい。
フィルムの画像を読み取る指示操作があった場合、スキャナ装置100は、フィルムの
画像の読み取り動作に先立って、シェーディング補正処理をおこなう。シェーディング補
正処理に際しては、はじめに、透過用光源ユニットを点灯させるとともに、透過用光源ユ
ニットの点灯と並行してモータ222を駆動させ、スキャナキャリッジ220を黒基準読
取エリア405に対向する位置に移動させる。
そして、撮像素子217が黒基準読取エリア405に対向する位置まで移動したタイミ
ングで、撮像素子217の受光量を検出し、検出された受光量に基づいて黒基準データを
生成する。黒基準データは、撮像素子217に結像された光を光電変換することによって
得られるアナログデータを、デジタルデータに変換することによって生成される。この実
施の形態では、黒基準データの生成に関わる各部および当該各部を用いておこなわれる処
理によって黒基準データ検出手段が実現される。
つぎに、スキャナキャリッジ220を開口部404に対向する位置まで移動させ、撮像
素子217が開口部404に対向する位置まで移動したタイミングで、撮像素子217の
受光量を検出し、検出された受光量に基づいて白基準データを生成する。白基準データは
、上述した黒基準データと同様にして生成される。この実施の形態では、白基準データの
生成に関わる各部および当該各部を用いておこなわれる処理によって白基準データ検出手
段が実現される。
つづいて、黒基準データおよび白基準データを用いて、照射位置による照射光量のムラ
に起因する画像データの明暗のムラを補正する補正用データを生成する。以上の処理によ
り、シェーディング補正が実現される。
その後、モータ222を駆動して、スキャナキャリッジ220および透過用光源ユニッ
トを副走査方向に沿って移動させながら、撮像素子217の受光量を検出し、検出された
受光量および上述した補正用データに基づいて画像データを生成する。この実施の形態で
は、補正用データの生成および画像データの生成に関わる各部および当該各部を用いてお
こなわれる処理によって補正手段が実現される。
上述したように、実施の形態のスキャナ装置100によれば、フィルムフォルダ240
に設けられた黒基準読取エリア405に対向する位置における撮像素子217の受光量を
検出することで、黒基準読取エリア405に対向する位置における撮像素子217の受光
量の検出を、フィルム読取エリア401に近い位置でおこなうことができる。
これによって、スキャナ装置100は、フィルムの画像を読み取る指示操作がなされて
から、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる。また、これによって、
利用者は、フィルムの画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、実施の形態におけるスキャナ装置100によれば、原稿台ガラス212に沿って
移動可能とされた撮像素子217の移動方向に沿って、フィルム読取エリア401の近傍
となる位置に黒基準読取エリア405が設けられているため、黒基準読取エリア405に
対向する位置における撮像素子217の受光量の検出を、フィルム読取エリア401に一
層近い位置でおこなうことができる。
これによって、スキャナ装置100は、フィルムの画像を読み取る指示操作がなされて
から、読み取りが開始されるまでの時間を一層短縮することができる。また、これによっ
て、利用者は、フィルムの画像を高精度に再現した画像データを一層迅速に得ることがで
きる。
また、実施の形態におけるスキャナ装置100によれば、黒基準読取エリア405がフ
ィルム読取エリア401よりもホームポジション側に設けられているため、黒基準読取エ
リア405に対向する位置における撮像素子217の受光量を検出してから、すぐにフィ
ルムの読み取りを開始することができる。
これによって、スキャナ装置100は、撮像素子217の移動量を最小限に抑えること
で、フィルムの画像を読み取る指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時
間を一層短縮することができる。また、これによって、利用者は、フィルムの画像を高精
度に再現した画像データを一層迅速に得ることができる。
また、実施の形態におけるスキャナ装置100によれば、本体ハウジング210におけ
る開口部211の周縁部とフィルムフォルダ240との間の隙間を突起部601によって
遮光することで、開口部211における本体ハウジング210とフィルムフォルダ240
との隙間を透過した光を撮像素子217に入り込ませることなく、開口部211の周縁部
に近い位置で、黒基準読取エリア405に対向する位置における撮像素子217の受光量
を検出することができる。
これによって、スキャナ装置100は、撮像素子217の移動方向における寸法を小さ
くするとともに、撮像素子217の移動量を最小限に抑えることで、読み取り動作を開始
する指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を短縮することができる
。また、これによって、利用者は、小型化されたスキャナ装置100を用いて、フィルム
の画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、実施の形態におけるスキャナ装置100によれば、開口部404が、黒基準読取
エリア405とフィルム読取エリア401との間に設けられているため、撮像素子217
の移動方向に沿って、黒基準読取エリア405、開口部404、フィルム読取エリア40
1に対向する位置における撮像素子の受光量を順次検出することができる。
これによって、スキャナ装置100は、撮像素子217の移動量を最小限に抑えること
で、読み取り動作を開始する指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間
を短縮することができる。また、これによって、利用者は、フィルムの画像を高精度に再
現した画像データを迅速に得ることができる。
また、実施の形態のスキャナ装置100においては、開口部404を介して白基準デー
タを取得することにより、透過用光源ユニットから撮像素子217への光路上に白基準部
材を別途設けることなく、透過用光源ユニットからの光を撮像素子217によって直接受
光した受光量に応じて、白基準値を補正することができる。
これによって、スキャナ装置100は、スキャナ装置100の小型化を図るとともに、
フィルムの画像を読み取る指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの時間を
短縮することができる。また、これによって、利用者は、小型化されたスキャナ装置10
0を用いて、フィルムの画像を高精度に再現した画像データを迅速に得ることができる。
また、実施の形態のスキャナ装置100によれば、フィルムの画像を読み取る指示操作
があった時点で透過用光源ユニットを点灯させ、透過用光源ユニットからの光量が安定す
るのを待機しながら、黒基準読取エリア405に対向する位置における撮像素子217の
受光量を検出することができる。
したがって、スキャナ装置100は、白基準データを取得するまでの時間を短縮するこ
とで、フィルムの画像を読み取る指示操作がなされてから、読み取りが開始されるまでの
時間を短縮することができる。これによって、利用者は、フィルムの画像を高精度に再現
した画像データを迅速に得ることができる。
実施の形態にかかるスキャナ装置の外観を示す斜視図(その1)。 実施の形態にかかるスキャナ装置の縦断正面図。 実施の形態にかかるスキャナ装置の外観を示す斜視図(その2)。 フィルムフォルダおよび本体ユニットを示す平面図(その1)。 フィルムフォルダおよび本体ユニットを示す平面図(その2)。 フィルムフォルダおよび本体ユニットの一部を示す縦断正面図。
符号の説明
100 スキャナ装置、211 開口部、212 原稿台ガラス、217 撮像素子、
240 フィルムフォルダ、402 カバーフィルムフォルダ、404 開口部、405
黒基準読取エリア

Claims (8)

  1. 光源から照射された光を前記光源に対して対向配置された撮像素子によって受光するこ
    とで光透過型の原稿を読み取る画像読取装置に設けられる原稿フォルダであって、
    前記撮像素子による撮像範囲内に設けられた読取位置に、前記原稿を位置決めする位置
    決め部と、
    前記撮像範囲内の前記読取位置とは異なる位置において、前記光源から前記撮像素子側
    へ照射された光を遮光する黒基準部と、
    を備えることを特徴とする原稿フォルダ。
  2. 光源から照射された光を前記光源に対して対向配置された撮像素子によって受光するこ
    とで光透過型の原稿を読み取る画像読取装置において、
    前記撮像素子による撮像範囲内に設けられた読取位置に前記原稿を位置決めする位置決
    め部材と、
    前記位置決め部材に設けられた、前記撮像範囲内の前記読取位置とは異なる位置におい
    て前記光源から前記撮像素子側へ照射された光を遮光する黒基準部材と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記撮像素子は、前記撮像範囲内において、前記位置決め部材によって位置決めされた
    原稿に沿って移動可能であり、
    前記黒基準部材は、前記撮像素子の移動方向に沿って、前記読取位置の近傍に設けられ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記黒基準部材は、前記読取位置よりも前記撮像素子による原稿の読み取り開始位置側
    に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記光源から照射された光を前記撮像素子側へ透過可能とする読取開口部を形成する枠
    部材と、
    前記位置決め部材の前記黒基準部材よりも外方から前記枠部材の上方へ突出する突起部
    材と、
    を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の画像読取装置。
  6. 前記黒基準部材と前記読取位置との間に設けられた、前記撮像素子における受光量の補
    正に用いる白基準部材を備えることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の画
    像読取装置。
  7. 前記白基準部材は、前記位置決め部材の前記黒基準部材と前記読取位置との間に設けら
    れた、前記光源から照射された光を前記撮像素子へ透過させる開口部であることを特徴と
    する請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 原稿の読み取り指示があった場合、前記黒基準部材に対向する位置における前記撮像素
    子の受光量を検出する黒基準データ検出手段と、
    前記読み取り指示に応じて前記光源を点灯させ、当該光源から照射される光量に応じて
    前記白基準部材に対向する位置における前記撮像素子の受光量を検出する白基準データ検
    出手段と、
    前記読取位置における前記撮像素子の受光量に基づいて生成される画像データを、前記
    黒基準データ検出手段および前記白基準データ検出手段によって検出された受光量に応じ
    て補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011103575A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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