JP2007318589A - 画像読取装置および複合機 - Google Patents
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Abstract
【課題】蛍光光源を用いた画像読取装置における原稿の読み取り動作に対する信頼性の向上を図ること。
【解決手段】反射型の原稿あるいはフィルムの画像を読み取る指示操作がおこなわれることによる、読み取り指示があった場合(ステップS701:Yes)には、LEDを点灯させる。そして、指示操作に応じて、反射型の原稿の読み取り指示であった場合(ステップS708:Yes)には、反射用光源を点灯させ(ステップS709)、LEDを消灯させて(ステップS710)から、原稿の読み取り動作をおこなう(ステップS711)。これにより、反射用光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、反射用光源における電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、反射用光源を確実に点灯させることができる。
【選択図】図7
【解決手段】反射型の原稿あるいはフィルムの画像を読み取る指示操作がおこなわれることによる、読み取り指示があった場合(ステップS701:Yes)には、LEDを点灯させる。そして、指示操作に応じて、反射型の原稿の読み取り指示であった場合(ステップS708:Yes)には、反射用光源を点灯させ(ステップS709)、LEDを消灯させて(ステップS710)から、原稿の読み取り動作をおこなう(ステップS711)。これにより、反射用光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、反射用光源における電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、反射用光源を確実に点灯させることができる。
【選択図】図7
Description
この発明は、画像読取装置および複合機に関する。
従来、光源から原稿に照射された光を撮像素子に結像させ、撮像素子に結像させた光の強弱を検出することによって、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取装置がある。このような画像読取装置では、たとえば、蛍光ランプなどのように蛍光物質を発光させることで原稿を照射する光源として用いたものがある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した従来の技術では、画像読取装置が長時間使用されずに蛍光光源が暗闇中に長時間放置された場合に、以降の読み取り動作において蛍光光源を点灯させる動作をおこなっても点灯しないことがあり、原稿の読み取り動作に対する信頼性が疑わしいという問題がある。
この発明にかかる画像読取装置は、原稿を保持する原稿台に光を照射する蛍光光源と、前記蛍光光源から照射されて前記原稿台を経由した光を受光する撮像素子と、前記蛍光光源に対して光を照射するLED光源と、原稿の読み取り指示があった場合に、前記LED光源を点灯させてから前記蛍光光源を点灯させる点灯制御手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、蛍光灯などの蛍光光源は、一般的に、内壁に蛍光物質が塗布されたガラス管と、当該ガラス管の両端に取り付けられた電極(フィラメント)から構成されている。ガラス管の内部には少量の水銀とアルゴンなどのガスが封入されており、電極には電子放射物質が塗布してある。
蛍光光源は、電極に電流が流れることによってフィラメントから飛び出した電子とガラス管の内部に封入されている気体の水銀とを衝突させることによって発生させた紫外線を、ガラス管の内側に塗布された蛍光物質に当てることによってガラス管外に可視光線を放つ。
したがって、画像読取装置においては、点灯前の蛍光光源に対してLED光源から光を照射することで蛍光光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、蛍光光源を確実に点灯させることができる。
これによって画像読取装置は、原稿の読み取り動作に対する信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、画像読取装置を快適に利用することができる。
また、この発明にかかる画像読取装置における前記蛍光光源は、前記原稿台に対して前記撮像素子と同じ側に設けられており、前記LED光源は、前記原稿台を間にして前記撮像素子に対向配置されていることを特徴とする。
ここで、光透過型の原稿を反射型の原稿と同じ読取機構を用いて読み取った場合、撮像素子には光透過型の原稿を2回透過することで、原稿の厚み分に応じたずれをもって原稿画像が二重に重なった画像光が結像されるため、元の原稿に対する画像データの精度が低くなってしまうという問題がある。
これに対し、この発明にかかる画像読取装置においては、LED光源を利用して光透過型の原稿を読み取ることができる。これによって画像読取装置は、原稿の読み取りを精度よくおこなうことができる。そして、これによって利用者は、原稿の画像を精度よく再現した画像データを得ることができる。
また、この発明にかかる画像読取装置における前記撮像素子および前記LED光源は、所定方向に往復移動可能に設けられていることを特徴とする。
したがって、画像読取装置においては、LED光源が単独で照射する照射面積よりも広い面積を照射することができる。これによって画像読取装置は、照射面積を狭めることなくLED光源を小型化し、LED光源の小型化にともなう画像読取装置の小型化を図ることができる。そして、これによって利用者は、小型の画像読取装置を利用することができる。
また、この発明にかかる画像読取装置は、前記原稿台に対して前記LED光源と同じ側に設けられて前記原稿台に光を照射する副蛍光光源を備え、前記LED光源は、さらに、前記副蛍光光源に対して光を照射し、前記点灯制御手段は、原稿の読み取り指示があった場合に、前記LED光源を点灯させてから前記蛍光光源または前記副蛍光光源を点灯させることを特徴とする。
したがって、蛍光光源を用いた反射型の原稿の読み取りであっても、副蛍光光源を用いた光透過型の原稿の読み取りであっても、蛍光光源あるいは副蛍光光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、蛍光光源および副蛍光光源のいずれも確実に点灯させることができる。
これによって画像読取装置は、読み取り対象とする原稿の種類に拘わらず、原稿の読み取り動作に対する信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、画像読取装置を快適に利用することができる。
また、この発明にかかる複合機は、上述した画像読取装置と、前記画像読取装置が備える撮像素子に入射された光の強弱に応じた画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置と、を備えることを特徴とする。
したがって、複合機においては、原稿の読み取り動作に対する信頼性の高い画像読取装置を用いて読み取った原稿の画像を、被記録媒体に形成することができる。これによって画像読取装置は、複合機における動作の信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、複合機を快適に利用することができる。
(実施の形態1)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置の好適な実施の形態1を詳細に説明する。この実施の形態1は、この発明にかかる画像読取装置を実現するスキャナ装置への適用例を示す。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置の好適な実施の形態1を詳細に説明する。この実施の形態1は、この発明にかかる画像読取装置を実現するスキャナ装置への適用例を示す。
図1は、実施の形態1にかかるスキャナ装置の外観を示す斜視図である。はじめに、図1を用いて、実施の形態1にかかるスキャナ装置の外観について説明する。図1に示すように、スキャナ装置100は、本体ユニット110と、透過型原稿用光源ユニット(以下、「TPUユニット」という)120と、を備えている。実施の形態1においては、TPUユニット120によってカバー部材が実現されている。
TPUユニット120は、本体ユニット110に対して対向配置されており、ヒンジ部(図3参照)を介して、本体ユニット110に連結されている。TPUユニット120は、ヒンジ部を支点にして、図1に示す状態から本体ユニット110に対して離反する方向に回動可能に連結されている。
図2は、実施の形態1にかかるスキャナ装置100の縦断正面図である。つぎに、図2を用いて、実施の形態1のスキャナ装置100の概略構成について説明する。図2に示すように、スキャナ装置100は、本体ユニット110の外郭をなす本体ハウジング210と、TPUユニット120の外郭をなすTPUハウジング230と、を備えている。
本体ハウジング210およびTPUハウジング230は、それぞれ、上下方向に分離可能な2つのパーツを主体として形成されている。格別な符号は省略するが、以降、適宜、本体ハウジング210およびTPUハウジング230の上側を構成する部分を、上側本体ハウジング、上側TPUハウジングとして説明する。同様に、本体ハウジング210およびTPUハウジング230の下側を構成する部分を、下側本体ハウジング、下側TPUハウジングとして説明する。
はじめに、本体ユニット110の概略構成について説明する。本体ユニット110における本体ハウジング210は、TPUハウジング230に向かって開口する開口部211を備えている。開口部211には、開口部211を閉塞するように原稿台としての原稿台ガラス212が設けられている。
この実施の形態1では、開口部211および原稿台ガラス212によって読取窓が実現され、本体ハウジング210における開口部211周辺部によって枠部材が実現されている。原稿台ガラス212上には、読み取り対象となる原稿が載置される。
本体ハウジング210および原稿台ガラス212によって形成される空間213には、原稿台ガラス212に載置された原稿の画像を光学的に読み取るための光学部材214が設けられている。光学部材214としては、原稿台ガラス212に向けて光を照射する反射用光源215、反射用光源215から照射され原稿において反射された光を所定の経路に導く複数のミラー216、ミラー216によって導かれた光を受光する撮像素子217、ミラー216によって導かれた光を撮像素子217に結像させるレンズ218などが挙げられる。
図示を省略するが、実施の形態1における反射用光源215は、内壁に蛍光物質が塗布されたガラス管と、当該ガラス管の両端に取り付けらた電極(フィラメント)と、から構成されている。反射用光源215が備えるガラス管の内部には、少量の水銀とアルゴンなどのガスが封入されている。また、反射用光源215が備える電極には、電子放射物質が塗布してある。
反射用光源215は、電極に電流が流れることによってフィラメントから飛び出した電子とガラス管の内部に封入されている気体の水銀をと衝突させることによって発生させた紫外線を、ガラス管の内側に塗布された蛍光物質に当てることによって蛍光管外に可視光線を放つ。第1の実施の形態においては、反射用光源215によって蛍光光源が実現されている。
撮像素子217としては、たとえば、受光面に結像された光学像を光電変換して、素子ごとの受光量に応じた電気信号を出力するフォトダイオードを用いることが可能である。スキャナ装置100においては、前述のフォトダイオードが、走査回路基板219上において、主走査方向に沿って直線的に配列されたリニアイメージセンサが、撮像素子217として用いられている。
また、空間213には、スキャナキャリッジ220が設けられている。スキャナキャリッジ220は、原稿台ガラス212と平行であって、かつ、副走査方向に延出するキャリッジガイド221に沿って摺動自在に設けられている。
スキャナキャリッジ220には、駆動源としてのモータ222に連結された撮像素子移動機構223を介して、駆動源としてのモータ222で発生させた駆動力が伝達される。説明は後述するが、撮像素子移動機構223は、モータ222の駆動軸に連結されたギア列や、ギア列を構成するギアと従動ギア224との間に架けられた駆動ベルト225などによって構成されている(図3参照)。スキャナキャリッジ220は、駆動ベルト225に連結されている。
スキャナキャリッジ220は、モータ222で発生させた駆動力が撮像素子移動機構223を介して伝達されることによって、原稿台ガラス212に沿って副走査方向に移動する。スキャナキャリッジ220は、原稿の読み取りを開始する側の端部位置に設定されたホームポジションと、原稿を読み取った後ホームポジションに向けて折り返す位置に設定された折り返しポジションとの間を往復移動する。
上述した光学部材214は、スキャナキャリッジ220に搭載されている。光学部材214は、スキャナキャリッジ220の移動にともなって、原稿台ガラス212に沿って副走査方向に移動する。
つぎに、TPUユニット120の概略構成について説明する。TPUユニット120におけるTPUハウジング230には、本体ハウジング210に対向する側に、本体ハウジング210に向かって開口する開口部231が設けられている。また、TPUハウジング230は、開口部231を覆う位置に、保護マット232が設けられている。保護マット232は、TPUハウジング230に対して着脱自在に設けられている。
TPUハウジング230には、光源としての透過用光源部(図3参照)が設けられている。透過用光源部は、写真用フィルムなどのような光透過型の原稿の読み取り動作に際して使用され、原稿台ガラス212に向けて光を照射する。透過用光源部は、原稿台ガラス212に沿って副走査方向に移動可能に設けられている。
TPUハウジング230には、上述したモータ222の駆動力を透過用光源部に伝達する光源移動機構としての動力伝達機構(図3参照)が設けられている。詳細な図示および説明を省略するが、TPUユニット120に設けられた動力伝達機構は、たとえば、撮像素子移動機構223に連結されたプーリ群や駆動ベルト233および駆動ベルト233が架けられたギア対などによって構成されている(一部図3参照)。
この実施の形態1において、TPUハウジング230に設けられた動力伝達機構は、保護マット232がTPUハウジング230から取り外されている場合にモータ222に連結され、モータ222の駆動力を透過用光源部に伝達するように構成されている。これにより、透過用光源部は、保護マット232がTPUハウジング230から取り外されている場合に限って、スキャナキャリッジ220とともに、モータ222の駆動力を受けて副走査方向に沿って移動する。
透過用光源部は、原稿の照射を開始する側の端部位置に設定されたホームポジションと、原稿を照射後ホームポジションに向けて折り返す位置に設定された折り返しポジションとの間を往復移動する。
フィルムのような光透過型の原稿(以下、「フィルム」という)の読み取り動作に際しては、原稿台ガラス212の上、すなわち、本体ユニット110とTPUユニット120の間にフィルムフォルダ240が設置される。フィルムフォルダ240は、原稿台ガラス212上におけるフィルム用の読取位置にフィルムが設置されるように、フィルムの設置位置を案内するとともに、設置されたフィルムを読取位置に固定する部材である。
図3は、スキャナ装置100を一部断面して示す斜視図である。図3においては、TPUハウジング230における上側TPUハウジングを取り外し、本体ハウジング210の一部を断面した状態が示されている。図3中符号300は、本体ユニット110とTPUユニット120とを連結するヒンジ部である。以下に、図3を用いて、モータ222の駆動力が伝達される各部について説明する。
図3に示すように、本体ハウジング210に設けられた撮像素子移動機構223は、モータ222の駆動軸に固定されたギア301、ギア301に連結されたギア列302〜306によって構成されている。ギア306の回転軸心となる軸には、上述した駆動ベルト225が架けられたギアが設けられている。
撮像素子移動機構223は、モータ222において発生された駆動力を、ギア301〜306を介して駆動ベルト225に伝達することで、駆動ベルト225を回転させる。これによって、駆動ベルト225に連結されたスキャナキャリッジ220を、副走査方向に沿って移動させることができる。
また、ギア306の回転軸心となる軸には、当該軸を回転軸心とするプーリ307が設けられている。プーリ307には、プーリ307の回転にともなって回転する複数のプーリ308〜310を介して、ギア311が連結されている。ギア311は、本体ハウジング210の上面においてTPUユニット120側に向けて開口する開口部312、313を介してTPUユニット120側に設けられたギア314と分離可能に噛み合わされる。
ギア311は、プーリ308〜310を介してモータ222の駆動力が伝達されることによって、プーリ308〜310の軸心方向と平行な軸心回りに回転する。ギア314は、ギア311の軸心方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられており、ギア311の回転にともなって同方向に回転する。ここに、プーリ307〜310、ギア311、開口部312,313およびギア314によって連結機構315が構成されている。
連結機構315の一部を構成するプーリ308,309は同一軸心回りに回転する。プーリ308,309は、トルクリミッタ316の一部を構成する。トルクリミッタ316において、プーリ308はプーリ307に連結されており、プーリ309はギア311と同一軸心回りに回転するプーリ310に連結されている。
詳細な構造についての説明は後述するが、トルクリミッタ316は、撮像素子移動機構223からプーリ307を介して伝達されたトルクが所定より大きい場合に、所定の大きさ以上のトルクがプーリ310を介して動力伝達機構に伝達されないように遮断するトルクリミッタ機能を有している。
ここで、所定の大きさのトルクとは、透過用光源部を移動させるために必要なトルクである。トルクリミッタ316によって、撮像素子移動機構223側から所定の大きさ以上のトルクが伝達された場合にも、動力伝達機構および透過用光源部の破損を防止することができる。
TPUハウジング230には、上述した駆動ベルト233が架けられたギア対における一方のギア317とギア314とを連結するプーリ群318が設けられている。ギア対における他方のギア319は、駆動ベルト233の回転に従動して回転する。ギア317とギア319とは、副走査方向に沿って対向配置されている。上述した光源移動機構としての動力伝達機構は、駆動ベルト233、ギア317,319によって構成されている。
図3中符号320は、ギア317、ギア314、プーリ群318を構成するプーリなどの軸を支持するステイである。ギア314は、ステイ320に対して接離可能に設けられている(図5および図6参照)。これにより、ギア311とギア314とを分離可能に連結させることができる。
また、図3中符号321は、上述した透過用光源部を示している。透過用光源部321は、透過用光源部321に設けられた固定部322において、駆動ベルト233に連結されている。これにより、透過用光源部321は、駆動ベルト233の回転にともなって副走査方向に沿って移動する。
TPUハウジング230には、駆動ベルト233の側方であって、かつ、透過用光源部321の移動軌跡に重複する位置において、副走査方向に沿って延出するガイドレール323が設けられている。ガイドレール323には、透過用光源部321において、ガイドレール323に対向する位置に設けられた溝324が嵌め込まれる。これによって、透過用光源部321を副走査方向に沿って安定して移動させることができる。
透過用光源部321から照射された光は、TPUハウジング230に設けられた開口部325を介して、原稿台ガラス212側に導かれる。開口部325は、透過用光源部321によって照射可能な範囲のうち、フィルムの読み取り範囲をカバーするように設けられている。図3中符号326は、透過用光源部321において溝324とは反対側の側方に設けられた溝(図4参照)が嵌め込まれるガイド部材である。
図4は、透過用光源部321を示す分解斜視図である。つぎに、図4を用いて、透過用光源部321の構成について説明する。図4に示すように、透過用光源部321は、LED光源としてのLED401と、LED401によって発光された光を伝播させる導光板402と、を備えている。導光板402によって、LED1個あたりの照射面積よりも広い面積を照射することができる。なお、図4中、導光板402に表記された仮想線は、導光板402における有効発光エリアを示している。
導光板402中を伝播された光は、拡散シート403およびプリズムシート404を介して、支持フレーム405に設けられた開口部406から、原稿台ガラス212に向けて照射される。拡散シート403およびプリズムシート404を介することにより、導光板402中を伝播された光をより広い面積に照射することができる。
透過用光源部321において、導光板402を間にして開口部406とは反対側には、導光板402中を伝播された光を開口部406へ向けて反射させる反射板407が設けられている。反射板407を設けることによって、導光板402中を伝播された光を、効率よく原稿台ガラス212側へ照射することができる。上述した固定部322は、支持フレーム405の側方に設けられており、原稿台ガラス212側から駆動ベルト233を狭持するように、上方に向けて開口している。
図5は連結機構315を拡大して示す斜視図(その1)、図6は連結機構315を拡大して示す斜視図(その2)である。図5は、ギア311とギア314とが連結された状態を示している。図6は、ギア311とギア314とが離間された状態を示している。図5および図6から分かるように、連結機構315におけるギア314は、ステイ320から離間している場合にギア311に連結され、ステイ320近傍に位置している場合にギア311から離間される。
また、図5および図6から分かるように、連結機構315におけるギア314には、本体ユニット110に向けて突出するギア歯501が設けられている。連結機構315におけるギア311には、ギア歯501が噛み合わされる凹部601が形成されている。凹部601の間に位置し、凹部601を形成するリブ602の上部は、中央部程ギア313側へ突出する山形形状とされている。これによって、ギア311とギア314とがスムーズに噛み合うように、ギア歯501を凹部601に誘導することができる。
図示を省略するが、スキャナ装置100は、上述した構成に加えて、利用者による各種指示操作を受け付ける操作パネルを備えている。操作パネルでは、紙などの光を透過しない原稿(反射型の原稿)の画像を読み取る指示操作や、フィルムの画像を読み取る指示操作などを受け付ける。
同様に図示を省略するが、スキャナ装置100は、スキャナ装置100における各部を駆動制御する各種制御回路や、操作パネルによって受け付けた指示操作に応じて各種制御回路を制御する制御系などを備えている。各種制御回路および制御系は、上述した反射用光源215および透過用光源部321を点灯あるいは消灯(以下、「点灯/消灯」という)させるように制御する点灯制御部としての機能を実現する。
加えて、図示を省略するが、スキャナ装置100は、パーソナルコンピュータなどの外部装置との間で通信をおこなう通信I/Fを備えていてもよい。この場合、スキャナ装置100は、パーソナルコンピュータにおいて受け付けた指示操作に応じたコマンドを、通信I/Fを介して受信する。
スキャナ装置100は、操作パネルを介して受け付けた指示操作や、通信I/Fを介して受信したコマンドに応じて、スキャナキャリッジ220を移動させたり、反射用光源215や透過用光源部318を点灯/消灯させたり、撮像素子217に結像された光を光電変換することによって画像データを生成したりする。この実施の形態1においては、画像データを生成するために関わる各部および当該各部によっておこなわれる各種処理によって、画像データ生成手段としての機能が実現される。
スキャナ装置100は、生成された画像データを、任意の記憶媒体に記憶するようにしてもよいし、通信I/Fを介してパーソナルコンピュータなどの外部装置に送信するようにしてもよい。この実施の形態1においては、生成された画像データを、外部装置に送信するために関わる各部および当該各部によっておこなわれる各種処理によって、出力手段としての機能が実現される。
このような構成を備えたスキャナ装置100によって反射型の原稿の画像を読み取る場合、利用者は、原稿台ガラス212上に読み取り対象とする原稿を設置する。つづいて、図1あるいは図2に示したように、TPUユニット120を本体ユニット110に対向させる。
これに対し、フィルムの画像を読み取る場合、利用者は、原稿台ガラス212上にフィルムフォルダ240を設置し、フィルムフォルダ240によって案内される所定の位置にフィルムを設置する。また、利用者は、フィルムの設置に前後して、TPUハウジング230から保護マット232を取り外す。
つづいて、反射型の原稿あるいはフィルムのいずれであっても、図1あるいは図2に示したように、TPUユニット120を本体ユニット110に対向させる。これにより、連結機構315におけるギア311とギア314とが噛み合わされ、透過用光源部321と撮像素子移動機構223とが連結される。
そして、反射型の原稿あるいはフィルムの画像を読み取る指示操作をおこなう。指示操作は、スキャナ装置100が備える操作パネルを介しておこなってもよいし、パーソナルコンピュータなどの外部装置においておこなってもよい。指示操作がおこなわれた場合、スキャナ装置100は、以下に説明する光源点灯処理手順をおこなう。
図7は、スキャナ装置100の光源点灯処理手順を示すフローチャートである。つぎに、図7を用いて、スキャナ装置100の光源点灯処理手順について説明する。図7に示すフローチャートにおいて、まず、反射型の原稿あるいはフィルムの画像を読み取る指示操作がおこなわれることによる、読み取り指示があるまで待って(ステップS701:No)、読み取り指示があった場合(ステップS701:Yes)には、LED401を点灯させる(ステップS702)とともに、モータ222を駆動させて(ステップS703)、スキャナキャリッジ220を黒基準読取位置に移動させる。
ここで、黒基準読取位置とは、黒色の基準となる黒基準データを取得するためのスキャナキャリッジ220の位置である。撮像素子217が黒基準読取位置まで移動したタイミングで、撮像素子217の受光量を検出する(ステップS704)。黒基準データは、ステップS704において検出された受光量に基づいて生成される。
つづいて、モータ222を駆動させて(ステップS705)、スキャナキャリッジ220を白基準読取位置に移動させる。ここで、白基準読取位置とは、白色の基準となる白基準データを取得するためのスキャナキャリッジ220の位置である。撮像素子217が白基準読取位置まで移動したタイミングで、撮像素子217の受光量を検出する(ステップS706)。白基準データは、ステップS706において検出された受光量に基づいて生成される。
つづいて、ステップS704およびステップS706において検出された各受光量に基づいて、シェーディング補正のための補正用データを生成する(ステップS707)。補正用データは、黒基準データおよび白基準データを用いて生成される。公知の技術であるため説明を省略するが、シェーディング補正とは、照射位置による照射光量のムラに起因する画像データの明暗のムラを補正することである。
具体的に、ステップS707においてスキャナ装置100は、ステップS704およびステップS706において撮像素子217に結像された光を光電変換することによって得られるアナログデータを、それぞれデジタルデータに変換することによって、黒基準データおよび白基準データを生成する。
つづいて、ステップS701:Yesにおける読み取り指示が、反射型の原稿の読み取り指示であったか否かを判断する(ステップS708)。反射型の原稿の読み取り指示ではなかった場合(ステップS708:No)には、ステップS711へ移行する。反射型の原稿の読み取り指示であった場合(ステップS708:Yes)には、反射用光源215を点灯させ(ステップS709)、LED401を消灯させる(ステップS710)。
その後、原稿の読み取り動作をおこなって(ステップS711)、一連の処理を終了する。ステップS711における読み取り動作とは、モータ222を駆動してスキャナキャリッジ220を副走査方向に往復移動させる動作を含み、ステップS710を経由したかステップS708:Noを経由したかに応じて、スキャナキャリッジ220に連動させて透過用光源部321を副走査方向に往復移動させる動作である。
具体的に、ステップS711においては、ステップS710を経由した場合、反射用光源215を点灯させた状態でスキャナキャリッジ220および透過用光源部321を副走査方向に往復移動させる。これによって、反射用光源215から原稿台ガラス212に載置された原稿に照射され、原稿によって反射された光が撮像素子217に入射する。
また、具体的に、ステップS711においては、ステップS708:Noを経由した場合、LED401を点灯させた状態でスキャナキャリッジ220および透過用光源部321を副走査方向に往復移動させる。これによって、LED401から原稿台ガラス212に載置された原稿(フィルム)に照射され、原稿(フィルム)を透過した光が撮像素子217に入射する。
そして、スキャナ装置100は、撮像素子217における受光量を検出し、検出された受光量に基づいて画像データを生成する。ステップS711においては、上述した補正用データに基づいて、画像データの明暗のムラを補正した画像データを生成する。スキャナ装置100は、生成された画像データを、任意の記憶媒体に記憶するようにしてもよいし、通信I/Fを介してパーソナルコンピュータなどの外部装置に送信するようにしてもよい。
上述したように、実施の形態1のスキャナ装置100によれば、点灯前の反射用光源215に対してLED401から光を照射することで、反射用光源215における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、反射用光源215を確実に点灯させることができる。
これによってスキャナ装置100は、反射型の原稿であってもフィルムであっても、原稿の種類に拘わらず、原稿の読み取り動作に対する信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、スキャナ装置100を快適に利用することができる。
また、実施の形態1のスキャナ装置100によれば、LED401を利用してフィルムを読み取ることができるので、フィルムの読み取りを精度よくおこなうことができる。そして、これによって利用者は、フィルムの画像を精度よく再現した画像データを得ることができる。
また、実施の形態1のスキャナ装置100によれば、透過用光源部321が副走査方向に往復移動するため、単一のLED401を用いる場合にも、LED401が単独で照射する照射面積よりも広い面積を照射することができる。これによってスキャナ装置100は、照射面積を狭めることなく透過用光源部321を小型化し、透過用光源部321の小型化にともなうスキャナ装置100の小型化を図ることができる。そして、これによって利用者は、小型のスキャナ装置100を利用することができる。
また、実施の形態1のスキャナ装置100によれば、透過用光源部321および撮像素子217を、単一のモータ222の駆動力を用いて連動させることができる。これによってスキャナ装置100は、消費電力の低減およびスキャナ装置100の小型化を図ることができる。そして、これによって利用者は、小型のスキャナ装置100を利用することができる。
また、実施の形態1のスキャナ装置100によれば、ステップS702においてLED401を点灯した後にスキャナキャリッジ220を黒基準読取位置に移動させて、撮像素子217の受光量を検出することで、黒基準データの生成のための撮像素子217における受光量の検出と、反射用光源を確実に点灯させるための前処理と、を並行しておこなうことができるので、原稿の読み取り動作をおこなうまでの時間を短くすることができる。これによって、スキャナ装置100は、原稿の読み取り動作が終るまでに利用者を待たせる待機時間の短縮を図ることができる。そして、これによって利用者は、必要最小限の待機時間で原稿の画像データを得ることができる。
(実施の形態2)
つぎに添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置の好適な実施の形態2を詳細に説明する。この実施の形態2も、上述した実施の形態1と同様、この発明にかかる画像読取装置を実現するスキャナ装置への適用例を示す。実施の形態2においては、上述した実施の形態1との相違点を説明する。なお、実施の形態1と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
つぎに添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置の好適な実施の形態2を詳細に説明する。この実施の形態2も、上述した実施の形態1と同様、この発明にかかる画像読取装置を実現するスキャナ装置への適用例を示す。実施の形態2においては、上述した実施の形態1との相違点を説明する。なお、実施の形態1と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
図示を省略するが、実施の形態2のスキャナ装置100のTPUユニット120は、透過用光源部321に代えて、TPUハウジング230の内部に設けられた副蛍光光源としての透過用光源を備えている。この透過用光源は、上述した反射用光源215と同様に、ガラス管の内側に塗布された蛍光物質に紫外線を当てることによって蛍光管外に可視光線を放つ。
透過用光源は、TPUハウジング230の内部であって開口部231に対向する位置に、ガラス管の軸心方向を副走査方向に平行にした状態で設けられている。これにより、透過用光源が点灯されると、透過用光源から発光された光が、開口部231を介して原稿台ガラス212側へ照射される。
また、透過用光源は、軸心方向の長さが、開口部231の副走査方向における長さと同等あるいはそれ以上となるような大きさを備えている。これにより、開口部231全体から、原稿台ガラス212に対して光を照射させることができる。
また、実施の形態2のスキャナ装置100は、LED素子を備えている。LED素子は、定位置に固定されており、反射用光源215および透過用光源のそれぞれに対して光を照射する。LED素子は、反射用光源215および透過用光源の全体を照射するのではなく、反射用光源215および透過用光源の一部をそれぞれ照射する。
図8は、実施の形態2のスキャナ装置100の光源点灯処理手順を示すフローチャートである。つぎに、図8を用いて、スキャナ装置100の光源点灯処理手順について説明する。図8に示すフローチャートにおいて、まず、反射型の原稿あるいはフィルムの画像を読み取る指示操作がおこなわれることによる、読み取り指示があるまで待って(ステップS801:No)、読み取り指示があった場合(ステップS801:Yes)には、LED素子を点灯させる(ステップS802)。
つづいて、ステップS801:Yesにおける読み取り指示が、反射型の原稿の読み取り指示であったか否かを判断する(ステップS803)。反射型の原稿の読み取り指示であった場合(ステップS803:Yes)には反射用光源215を点灯させて(ステップS804)、ステップS806へ移行する。一方、反射型の原稿の読み取り指示ではなかった場合(ステップS803:No)には透過用光源を点灯させて(ステップS805)、ステップS806へ移行する。
そして、LED素子を消灯させて(ステップS806)から、原稿の読み取り動作をおこなって(ステップS807)、一連の処理を終了する。ステップS807における読み取り動作とは、ステップS804を経由したかステップS805を経由したかに応じて、スキャナキャリッジ220に連動させて反射用光源215または透過用光源のいずれかを点灯させた状態でモータ222を駆動して、スキャナキャリッジ220を副走査方向に往復移動させる動作である。
上述したように、実施の形態2のスキャナ装置100は、反射用光源215を用いた反射型の原稿の読み取りであっても、透過用光源を用いたフィルムの読み取りであっても、蛍光光源あるいは副蛍光光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を促進することで、反射用光源215および透過用光源のいずれも確実に点灯させることができる。
これによってスキャナ装置100は、読み取り対象とする原稿の種類に拘わらず、原稿の読み取り動作に対する信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、画像読取装置を快適に利用することができる。
なお、実施の形態2においては、LED素子が定位置に固定されている場合について説明したが、これに限るものではない。LED素子は、所定範囲内で移動可能に設けられていてもよい。この場合、LED素子を点灯させた状態で移動させることで、LED素子が反射用光源215および透過用光源を照射する面積を広くすることができる。
これによって、反射用光源215および透過用光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を効果的に促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を一層促進することで、反射用光源215および透過用光源を一層確実に点灯させることができる。
また、上述した実施の形態1および2では、透過用光源部321と撮像素子217とを単一のモータ222の駆動力によって駆動するようにしたが、これに限るものではない。透過用光源部321を移動させる駆動系と撮像素子217を移動させる駆動系とを設けて、透過用光源部321と撮像素子217とを個々に移動させてもよい。
また、上述した実施の形態1および2においては、反射型の原稿を照射する反射用光源215を備えるスキャナ装置100について説明したが、これにかぎるものではない。図示を省略するが、この発明の画像読取装置は、たとえば、実施の形態2のスキャナ装置100における反射用光源215を備えず、透過用光源のみを備え、フィルムの読み取りのみをおこなうスキャナ装置に適用してもよい。
このようなスキャナ装置においても、透過用光源における水銀やアルゴンなどのガスの蒸発を効果的に促進し、電極から飛び出した電子と水銀との衝突に起因する紫外線の発生を一層促進することで、透過用光源を一層確実に点灯させることができる。
これによってスキャナ装置は、フィルムの読み取り動作に対する信頼性の向上を図ることができる。そして、これによって利用者は、スキャナ装置を快適に利用することができる。
(実施の形態3)
つぎに添付図面を参照して、この発明にかかる複合機の好適な実施の形態3を詳細に説明する。この実施の形態3は、この発明にかかる複合機の実施例を示す。実施の形態3においては、上述した実施の形態1と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
つぎに添付図面を参照して、この発明にかかる複合機の好適な実施の形態3を詳細に説明する。この実施の形態3は、この発明にかかる複合機の実施例を示す。実施の形態3においては、上述した実施の形態1と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
図9は、実施の形態3にかかる複合機を示す斜視図である。実施の形態3にかかる複合機900は、上述した実施の形態1または2で説明したスキャナ装置100と、スキャナ装置100が備える撮像素子217に入射された光の強弱に応じた画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置としてのプリンタ901と、を備えている。
スキャナ装置100とプリンタ901とは、図示しない通信I/Fを介して相互通信可能に接続されている。スキャナ装置100は、撮像素子217に入射された光の強弱に応じた画像データをプリンタ901へ出力する。
プリンタ901は、紙などの被記録媒体に画像を形成するプリンタエンジンを備えている。公知の技術であるため図示および説明を省略するが、プリンタエンジンにおける画像形成方式は、たとえば、インクジェット方式、静電転写方式、昇華転写方式など、各種の方式を適用することができる。
このような構成を備える複合機900において、プリンタ901は、スキャナ装置100から出力された画像データに基づいて、紙などの被記録媒体に画像を形成する。
このような複合機900によれば、スキャナ装置100における透過用光源部321および撮像素子217を、単一のモータ222の駆動力を用いて連動させることができる。これによって複合機900は、消費電力の増加および複合機の大型化を抑えながら、原稿を精度よく再現した画像を紙などの被記録媒体に形成することができる。また、これによって利用者は、消費電力を抑制した小型の複合機900を使用して、高精度な画像データを得ることができる。
100 スキャナ装置、212 原稿台ガラス、215 反射用光源、217 撮像素子、321 透過用光源部、901 プリンタ、900 複合機
Claims (5)
- 原稿を保持する原稿台に光を照射する蛍光光源と、
前記蛍光光源から照射されて前記原稿台を経由した光を受光する撮像素子と、
前記蛍光光源に対して光を照射するLED光源と、
原稿の読み取り指示があった場合に、前記LED光源を点灯させてから前記蛍光光源を点灯させる点灯制御手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記蛍光光源は、前記原稿台に対して前記撮像素子と同じ側に設けられており、
前記LED光源は、前記原稿台を間にして前記撮像素子に対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記撮像素子および前記LED光源は、所定方向に往復移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記原稿台に対して前記LED光源と同じ側に設けられて前記原稿台に光を照射する副蛍光光源を備え、
前記LED光源は、さらに、前記副蛍光光源に対して光を照射し、
前記点灯制御手段は、原稿の読み取り指示があった場合に、前記LED光源を点灯させてから前記蛍光光源または前記副蛍光光源を点灯させることを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。 - 請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置が備える撮像素子に入射された光の強弱に応じた画像を被記録媒体上に形成する画像形成装置と、
を備えることを特徴とする複合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006147740A JP2007318589A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 画像読取装置および複合機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006147740A JP2007318589A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 画像読取装置および複合機 |
Publications (1)
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JP2007318589A true JP2007318589A (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=38852028
Family Applications (1)
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JP2006147740A Withdrawn JP2007318589A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 画像読取装置および複合機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007318589A (ja) |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006147740A patent/JP2007318589A/ja not_active Withdrawn
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