JP2008172138A - 紫外線利用によるパターン電極接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置を提供する。
【解決手段】パターン電極接合装置100は、PDPかLCD用ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極に、複数のTAB160を供与押圧する装置170からなり、複数のパターン電極を複数TABと接合する。具体的には供与押圧装置の第一作動装置175、複数TABを押しつけ、固定する締め付け装置180は供与押圧装置底面の反対側に位置し、締め付け装置作動用の第二作動装置175、UV供与装置190が、ガラスパネル押圧装置196上に備えられ、ガラスパネル押圧装置作動用の第三作動装置、ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極とTAB上に形成したパターン電極間の位置決め装置175、各装置を制御する統括制御部200で、TABの供与押圧装置が、複数TABのそれぞれとガラスパネル上に形成したパターン電極間の接合を複数TABの押圧条件下で行う。
【選択図】図1

Description

本発明は紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置に関する。より具体的には本発明はプラズマディスプレイパネル(PDP)や液晶ディスプレイ(LCD)のガラスパネル上に形成したパターン電極と外部接続用のフレキシブルプリント回路(FPC)上に形成したパターン電極とを、UVを用いて常温でUV硬化剤により接合するUV利用によるパターン電極接合装置に関する。
最近表示モニターやTV分野でのPDPやLCDの使用が急激に増加した。PDPやLCDの製造で、パターン電極(アドレス電極と電源電極)が前面ガラスパネル上に形成した前面パターン電極端子と、パターン電極(アドレス電極と電源電極)が裏面ガラスパネル上に形成した裏面パターン電極端子を制御するために、前面ガラスパネルと裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極端子をテープ自動ボンディング(TAB)に接合する必要がある。駆動集積回路(IC)を有するFPCのパターン電極(以後“IC端子用パターン電極”と呼ぶ)と、駆動ICをもたないがリード線として働くFPCのパターン電極(以後“端子用パターン電極”と呼ぶ“をTBA上にそれぞれ形成する。
従来技術の表裏パターン電極とTABとの接合法では、導電性ボールを有する異方性導電フィルム(ACF)を複数の表裏パターン電極とTABに取りつけた複数のパターン電極間で前もって接合したACFによる熱間圧接法が広く用いられている。次いで複数の表裏パターン電極とTABに取りつけた複数のパターン電極とを互いに整列してヒーターにより加熱して一緒に加圧する。
他の在来技術では、表裏パターン電極とTABのパターン電極を非導電性ペースト(NCP)又は非導電性フィルム(NCF)を用いて塗布し、一緒に熱圧接するコーティング法が用いられている。
しかし在来の熱間圧接法では以下の問題がある。
1)熱間圧接法を用いることにより、硬化時間が安定でなく、従って電極間での位置決め判断誤差と異材料間での膨張の違いによる位置決め判断誤差が起こる。それ故最終的には内部応力が発生し、その結果電極接点が切断しパターン電極間で精細なピッチを具体化するのは難しい。
2)ACFに熱圧を加える装置を使用した場合、ACF自身の価格が非常に高く、が一つのTABと隣接TAB間の空きスペースでも接合が必要な全ボンディング法を用いる必要がある。従ってACFの熱間圧接法は費用効率が悪い。ピッチのギャップが狭くなると、ACFの導電性ボールは隣接上部電極間か隣接下部電極間で、或いは対角線上に配置の上部電極と下部電極間、更には一つの上部電極と一つの下部電極間に存在する。このように導電性ボールがあると電気的短絡を起こし、粗に結果最終製品で故障する可能性があり、パターン電極間での精細なピッチの具体化は限定される。
3)加熱バーや加熱ブロックなどのような加熱装置が加熱加圧工程に別々に必要であり、経費が増加する。更にPDPやLCD製造に必要な時間も又加熱冷却の加工時間が増えることにより増加する。
4)ACF取りつけ工程と加圧工程実行に多くの接合段階と多くのステーションが必要である。これと関連してACF取りつけ工程と加圧工程実行に必要な装置や道具の価格が非常に高く、費用効率が高くない。更に空間効率も多くのステーションを用いるので非常に悪い。
上記の問題を解決するため、本発明の出願者による2005年11月3日に出願の“紫外線使用によるパターン電極の接合構造とこれを用いたパターン電極接合法”(a bonding structure of pattern electrodes using ultra-violet rays and a method for bonding patter electrodes using the same)と題する韓国特許出願10−2005−0105025(以後‘025出願と呼ぶ)では、PDPやLCDのガラスパネル上に形成したパターン電極と外部接続用のFPC上に形成したパターン電極とを、UVを用いて常温でUV硬化剤により接合する方法を開示している。‘025出願の開示はここに文献として取り入れてある。
本発明は‘025出願に開示のUVを用いたパターン電極接合法を実施できるパターン電極接合装置を提供して、従来技術の問題を解決しようとする。
より具体的には本発明の第一様態によると、本発明はPDPかLCD用前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極に、複数のテープ自動ボンディング(TAB)を供与押圧する装置からなる紫外線(UV)使用のパターン電極接合装置を提供して、複数のパターン電極が複数TABのそれぞれ上に形成する。複数TABの供給加圧装置の作動用第一作動装置、複数TABの供与押圧装置が複数のTABのそれぞれを押しつける時、複数TABのそれぞれの一部を固定する締め付け装置で、この締め付け装置は複数TABの供与押圧装置底面の反対側に位置し、締め付け装置作動用の第二作動装置、UV照射装置とUV透過装置からなるUV供与装置で、UV透過装置がその頂部に開口部を有しガラスパネル押圧装置上に備えられ、ガラスパネル押圧装置作動用の第三作動装置、前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極と複数TABのそれぞれの上に形成したパターン電極間の配列状態を確認する位置決め装置、複数TABの供与押圧装置、第一作動装置、締め付け装置、第二作動装置、UV供与装置、第三作動装置及び位置決め装置の操作機能を制御する統括制御部で、複数TABの供与押圧装置が少なくとも一つの脚を含み、複数TABのぞれぞれと前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極間の接合は複数TABの押圧条件で行う。
本発明の第二様態によると、本発明は複数のテープ自動ボンディング(TAB)のそれぞれにUV硬化剤を塗布するUV硬化剤塗布装置からなる紫外線(UV)利用のパターン電極接合装置を提供し、複数のパターン電極が複数TABのそれぞれ上に形成する。PDPかLCD用前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極に複数TABを供与押圧する装置、UV硬化剤を複数TABのそれぞれに塗布し複数TABを供給するTAB供与装置、複数TABの供与押圧装置作動用の第一作動装置、複数TABの供与押圧装置が複数TABのそれぞれを押しつける時、複数TABのそれぞれの一部を固定する締め付け装置で、この締め付け装置は複数TABの供与押圧装置底面の反対側に位置し、この締め付け装置動用の第二作動装置、UV照射装置とUV透過装置からなるUV供与装置で、UV透過装置がその頂部に開口部を有しガラスパネル押圧装置上に備えられ、ガラスパネル押圧装置作動用の第三作動装置、前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極と、複数TABのそれぞれの上に形成したパターン電極間の配列状態を確認する位置決め装置及び複数TABの供与押圧装置、第一作動装置、締め付け装置、第二作動装置、UV供与装置、第三作動装置及び位置決め装置の操作機能を制御する統括制御部で、複数TABの供与押圧装置が少なくとも一つの脚を含み、複数TABのぞれぞれと前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極間の接合は複数TABの押圧条件で行う。
本発明の更なる特性と利点は添付の図面に関して明らかに理解でき、同一か類似の数表示は同一構成要素を示す。
本発明による好ましい実施形態の構造と機能を、以下に添付図面を参考にしてより詳細に記述する。
図1は本発明による紫外線利用によるパターン電極接合装置の透視図を示し、図2は図1に示す紫外線利用によるパターン電極接合装置の右側から見た略断面図を示す。
図1と図2に関しては、本発明によるパターン電極接合装置100は土台105上に配置する。先ず、本発明のパターン電極接合装置100は、PDPかLCD製造に使用予定の前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155を土台105上で支える。更に土台105上の前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155を支持移動する装置100‘を示す。前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155を支持移動する装置100‘は接合装置100に関して相対運動できる。ここで相対運動はX軸とY軸方向への直線運動とX軸とY軸に垂直なZ軸周りの回転運動を含む。
前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155を支持移動する装置100‘の各構成要素とその協調関係について以下により詳細に記述する。
X軸試料台110をX方向に移動するX軸直線運動ガイド115とX軸補助直線運動ガイド120を土台105上に装填する。X軸直線運動ガイド115のX軸方向への移動はX軸線型サーボモーター制御器117により制御する。
その一方Y軸試料台122をY方向に移動するY軸直線運動ガイド125とY軸補助直線運動ガイド130をX軸試料台110上に装填する。Y軸直線運動ガイド125のY軸方向への移動はY軸線型サーボモーター制御器127により制御する。更にY軸試料台122上にガラスパネル試料台135を回転する回転アクチュエーター140を装填する。この回転アクチュエーター140は直接駆動サーボモーター、典型的サーボモーターや空気使用の回転アクチュエーター及び空気圧シリンダーなどから選んだいずれかで具体化できる。ガラスパネル試料台135は回転アクチュエーター140に取りつける。一定数の吸引パッド137をガラスパネル試料台135上に備え、前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155を支える。回転アクチュエーター140の回転方向角は回転アクチュエーター制御器147により制御するので、ガラスパネル試料台135上の前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155のX軸とY軸方向の直線運動だけでなく、その回転運動も制御できる。X軸線型サーボモーター制御器117、Y軸線型サーボモーター制御器127及び回転アクチュエーター制御器147は統括制御部200により制御する。
一方前面ガラスパネル150と裏面ガラスパネル155上に形成したパターン電極(図示せず)に複数のTAB160を接合する接合装置100を土台105の片側部に備える。本発明による接合装置100は、複数TABを供与押圧する装置170、複数TABの供与加圧装置170作動用の第一作動装置175、接合工程を実施するときに前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に供給した複数TABを固定する締め付け装置180、及び複数TABを固定する締め付け装置180用の第二作動装置175からなる。以下に接合装置100の各構成要素を詳細に記述する。
先ず複数のTAB160にUV硬化剤塗布装置によりUV硬化剤(図示せず)を塗布し、次いで複数TABの供与押圧装置170にTAB供給装置(図示せず)により供給する。図1に示した実施形態では、複数TABの供与押圧装置170は回転可能で十字型の4つの脚、171、172、173と174を含む。複数TABの供与押圧装置170が複数の脚をもつ理由は、複数TAB160が複数TABの供給装置から前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に高速で供給できるためである。しかし当業者には本発明で複数TABの供与押圧装置170が4つの脚を含むのは単に例示のためだけであり、複数TABの供与押圧装置170が必要に応じて少なくとも一つの脚を含めばよいことが十分に理解できる。
一旦複数のTAB160が前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に複数TABの供与押圧置170により提供されると、位置決め装置により複数TAB160のそれぞれに形成したパターン電極と前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155上に形成した複数のパターン電極とが互いに整列しているか否を確認する。本発明の実施形態ではこの位置決め装置は具体的には一対のアライメントカメラ176と177と画像処理プロセッサー178からなる。複数TAB160のそれぞれに形成したパターン電極と前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155上に形成した複数のパターン電極間の位置合わせは、アライメントカメラ176と177で得た画像データを画像処理プロセッサー178に、次いで統括制御部200に送り、画像データの受信信号を統括制御部200により処理することにより確認できる。整列状態の調整が必要ならば、整列状態を統括制御部200により調整する。一旦整列状態が位置決め装置により確認されると、UV供給装置190により複数のTAB160がそれぞれに押圧される条件下で、前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155上の複数TAB160と反対方向からUVを供給する。
UV供与装置190はUV照射装置191、UV透過装置192とUV照射装置191をUV透過装置192に接続するUVガイドガラス繊維193でからなる。図1と図2ではUV供与装置190でUVガイドガラス繊維193を用いたが、当業者には本発明ではUV照射装置191がUV透過装置192と直接接続したUV供与装置190も使用しても良いことが十分に理解できる。UV透過装置192は中空内部を有し、その頂部は切れ目型開口部194を形成している。本発明の実施形態では、好ましくは開口部194は幅約0.5乃至20mm、長さ約5乃至200mmである。より好ましくは開口部194は幅約1乃至20mm、長さ約10乃至200mmである。UV照射装置191からのUVはUVガイドガラス繊維193(例えば光ファイバー)を通してUV透過装置192を通り、開口部194を通して複数TAB160のそれぞれに塗布したUV硬化剤を照射する。これにより複数TAB160のそれぞれと前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155上に形成した複数のパターン電極間で接合される。
UV照射装置191はUV照射装置制御器198を通して統括制御部200により制御する。UV照射装置制御器198はUV照射装置191から放射されるUVのエネルギー強度制御装置である。本発明の実施形態ではUV照射装置制御器198がUV照射装置191と分離したのを与えたが(分離型)、当業者には本発明の代替え実施形態では、UV照射装置制御器198がUV照射装置191に組み込まれるか(統合型)、統括制御部200がUV照射装置制御器198の代わりにUV照射装置191の操作機能を直接制御しても良いことは十分理解できる。更にUV照射装置191は通常よく使われる反射型UV照射装置、光ファイバー型UV照射装置及び一定の光学系と組み合わした反射型UV照射装置か光ファイバー型UV照射装置からなるUV照射装置である混合型UV照射装置のいずれかを選んでも良い。本発明のUV照射装置191から放射されるUVエネルギー強度は100乃至10,000mW/cmである。より好ましくは本発明のUV照射装置191から放射されるUVエネルギー強度は5,000乃至10,000mW/cmである。しかし当業者には上記のUVエネルギー強度の範囲は例示的に過ぎず、より高いかより低いUVエネルギー強度を必要に応じて用いて良いので、本発明の範囲がこの値に制限される意図がないことが分かる。
次いで図1に戻ると、UV透過装置192の頂部で、一定材料製の窓195を更に用いて、前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155が壊れるのを防ぐようにその接触面を支えながら、窓195と前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155間の接触面に一定の均一な圧力を掛けても良い。窓195に用いる材料はUVを透過できるいずれかの材料(例えばガラス、石英、水晶、プラスチック、ポリカーボネート(PC)等)から選べば良い。この場合には開口部194を有するUV透過装置192の頂部と接触する代わりに、前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155が窓195と直接接触する。しかし前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155が壊れる可能性がないほど十分な厚さがある場合には、窓195を使わなくても良い。更にUV透過装置192はガラスパネル押圧装置196上に備える。ガラスパネル押圧装置196の上下運動は第三作動装置197により制御する。即ちガラスパネル押圧装置196が窓195をきつく押圧するか、開口部194を有するUV透過装置192の上面(窓195が無い場合)が前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155を押圧する条件下に接合する。
更に統合制御器200により、各構成要素用のセンサー(図示せず)が感知する情報データによるが、第一作動装置、第二作動装置、第三作動装置175、185と197、位置決め装置及び吸引パッド137などの操作機能を制御する。例えばマイクロプロセッサー、プログラマブル論理制御装置(PLC)やパーソナルコンピューター(PC)などのような種々の制御装置が本発明の統合制御器200として使用できる。
本発明の代替え実施形態では、複数TABの供与押圧装置170により複数TAB160のそれぞれを押圧するとき、緩衝用シート172を複数TAB160のそれぞれと複数TABの供与押圧装置170の間で用いて、その間に均一な圧力を加えるようにしても良い。緩衝用シート172の具体例としては厚み約0.3mmのシリコンゴムを用いても良い。更に本発明ではUV硬化剤を複数TAB160のそれぞれに塗布した場合を記載したが、当業者には複数TAB160の取りつける予定の前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に塗布できることは明白である。
図2に戻ると、複数TAB160のそれぞれが複数TABの供与押圧装置170により押圧する条件下に接合する一方、複数TAB160のそれぞれと接触する前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155がガラスパネル押圧装置196により押圧される。更に前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155と接触しない複数TAB160の各端で複数TABの供与押圧装置170と複数TAB160を固定する締め付け器具180により固定する条件下で接合するのが好ましい。即ち複数TABの供与押圧装置170が下方移動し、複数TABのそれぞれを前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に供与すると、複数TABを固定する締め付け器具180が同時に上方移動して、複数TAB160のそれぞれを前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155に固定する。図2には前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155と接触しない複数TAB160の各端が、複数TABの供与押圧装置170と複数TABを固定する締め付け器具180により固定する本発明の実施形態を示したが、当業者には前面ガラスパネル150か裏面ガラスパネル155と接触しない複数TAB160の各端が、複数TABの供与押圧装置170を用いる代わりに、二個の締め具を有する締め器具180や空気使用の吸引型締め器具180により固定しても良いことが十分理解できる。
本発明はパターン電極を常温でUVを用いて一緒に接合するので、熱間圧接法を用いる従来技術と異なり、加熱装置を別に使用する必要はない。従って本発明は費用効率が高く、全製造工程完了に必要な時間を減ずる。より具体的には従来技術では加熱(約200℃)加圧接合工程に約5乃至20秒かかるが、本発明で単位面積当たりUVエネルギーが3,000mW/cmのUVを用いると、常温での接合工程に必要なのは約0.3秒である。それ故本発明では接合時間が大いに減少し、更に加熱装置を使用する必要がないので空間効率が増す。
本発明のUV利用によるパターン電極用接合装置によると、以下の利点が達成できる。
1.加圧が常温で行い且つ硬化も安定にできるので、パターン電極間の位置決め判断誤差と異種材料間の熱膨張の違いによる位置決め判断誤差を防げ、それにより精細なピッチが容易に具体化できる。
2.低価格のUV硬化剤の使用により全費用が低減し、一つのTABと接合が不必要な隣接TAB間の各空きスペースにUV硬化剤を使用しないので費用が低減できる。
3.加熱装置を使用しないので費用を低減でき、又加熱冷却が不必要なのでPDPやLCD製造に必要な時間が非常に減少する。
ここに記載説明した構造と方法は、本発明の範囲から逸脱することなし種々修正できるので、前述に含まれるか添付図面に示した全内容は制限るよりむしろ実例として説明したものに過ぎない。従って本発明の広がりと範囲は上記の典型的実施形態のいずれでも制限されず、ここに補足の以下の特許請求項とその同等物によってのみ規定される必要がある。
本発明による紫外線利用によるパターン電極接合装置の透視図を示す。 図1に示す紫外線利用によるパターン電極接合装置の右側から見た略断面図を示す。

Claims (20)

  1. 紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置で、
    PDPかLCD用前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極に、複数のテープ自動ボンディング(TAB)を供与押圧する装置で、複数のパターン電極が複数TABのそれぞれ上に形成する装置、
    複数TABの供与加圧装置作動用の第一作動装置、
    複数TABの供与押圧装置により複数TABのそれぞれを押しつける時、締め付け装置は複数TABの供与押圧装置底面の反対側に位置し複数TABのそれぞれの一部を固定する締め付け装置、
    締め付け装置作動用の第二作動装置、
    UV透過装置がその頂部に開口部を有しガラスパネル押圧装置上に備えられたUV照射装置とUV透過装置からなるUV供与装置、
    ガラスパネル押圧装置作動用の第三作動装置、
    前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極と、複数TABのそれぞれの上に形成したパターン電極間の配列状態を確認する位置決め装置、
    複数TABの供与押圧装置が少なくとも一つの脚を含み、複数TABのぞれぞれと前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極間の接合を複数TABの押圧条件で行い、複数TABの供与押圧装置、第一作動装置、締め付け装置、第二作動装置、UV供与装置、第三作動装置及び位置決め装置の操作機能を制御する統括制御部
    からなる接合装置。
  2. UV供与装置が更にUV照射装置をUV透過装置と接続するUVガイドガラス繊維を含む請求項1に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  3. このUV透過装置頂部に特定材料製の窓を備えた請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  4. 窓の特定材料がガラス、石英、水晶、プラスチック及びポリカーボネートのいずれか一つから選んだ請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  5. 位置決め装置が一対の配列カメラと画像処理プロセッサーからなる請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  6. 位置決め装置が一対の配列カメラと画像処理プロセッサーからなる請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  7. UV照射装置が反射UV照射装置、光ファイバー型UV照射装置及び一定の光学系と組み合わした反射型UV照射装置か光ファイバー型UV照射装置のいずれか一つから選んだ請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  8. UV照射装置が反射型UV照射装置、光ファイバー型UV照射装置及び一定の光学系と組み合わした反射型UV照射装置か光ファイバー型UV照射装置のいずれか一つから選んだ請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  9. 複数TABの供与押圧装置が更に複数TABのそれぞれと複数TABの供与押圧装置間に
    用いる緩衝シートを含む請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  10. 複数TABの供与押圧装置が更に複数TABのそれぞれと複数TABの供与押圧装置間で用いる緩衝シートを含む請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  11. 接合装置が更に分離型か統合型のいずれかで備えたUV照射装置を含む請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  12. 接合装置が更に分離型か統合型のいずれかのUV照射装置を含む請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  13. 開口部が幅約0.5乃至20mm、長さ約5乃至200mmを有する請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  14. 開口部が幅約0.5乃至20mm、長さ約5乃至200mmを有する請求項3に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  15. UV照射装置から放射するUVエネルギー強度が100乃至10,000mW/cmである請求項1か2に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  16. 紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置が
    複数のパターン電極が複数TABのそれぞれ上に形成した複数のテープ自動ボンディング(TAB)のそれぞれにUV硬化剤を塗布するUV硬化剤塗布装置、
    PDPかLCD用前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極に複数TABを供与押圧する装置、
    UV硬化剤を複数TABのそれぞれに塗布した複数TABを複数TABの供与押圧装置に供給するTAB供給装置、
    複数TABの供与加圧装置作動用の第一作動装置、
    複数TABの供与押圧装置が複数TABのそれぞれを押しつける時、締め付け装置が複数TABの供与押圧装置底面の反対側に位置して複数TABのそれぞれの一部を固定する締め付け装置、
    締め付け装置作動用の第二作動装置、
    UV透過装置がその頂部に開口部を有しガラスパネル押圧装置上に備わるUV照射装置とUV透過装置からなるUV供与装置、
    ガラスパネル押圧装置作動用の第三作動装置、
    前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成した複数のパターン電極と、複数TABのそれぞれの上に形成したパターン電極間の配列状態を確認する位置決め装置、
    複数TABの供与押圧装置が少なくとも一個の脚を含み、複数TABのぞれぞれと前面ガラスパネルか裏面ガラスパネル上に形成したパターン電極間の接合が複数TAB押圧条件下で行う複数TABの供与押圧装置、第一作動装置、締め付け装置、第二作動装置、UV供与装置、第三作動装置及び位置決め装置の操作機能を制御する統括制御部
    からなる接合装置。
  17. UV供与装置が更にUV照射装置をUV透過装置と接続するUVガイドガラス繊維を含む請求項16に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  18. このUV透過装置頂部に特定材料製の窓を備えた請求項16か17に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  19. 位置決め装置が一対の配列カメラと画像処理プロセッサーからなる請求項16か17に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
  20. 接合装置が更に分離型か統合型のいずれかのUV照射装置制御器を含む請求項16か17に記載の紫外線(UV)利用によるパターン電極接合装置。
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