JP2008170151A5 - - Google Patents
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Claims (9)
- 下記(a)および(b)を備えた測定手段を用いる、被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法であって、下記工程(i)〜(vi)を含むことを特徴とする被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
〈測定手段〉
(a) 円筒受け治具、
(b) 前記断面円を含む断面上に位置し、前記軸と前記断面円との交点である測定基準点(O0)に向けられ、前記O0および第1センサーを結ぶ線と前記O0および第2センサーを結ぶ線との挟角ならびに前記O0および第2センサーを結ぶ線と前記O0および第3センサーを結ぶ線との挟角がともにθ°になるように配置・固定された、変位を検出するための第1センサー、第2センサーおよび第3センサーを取り付けた台、
〈工程〉
(i) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔL1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔL2)、ならびに、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔL3)をそれぞれ測定する工程、
(ii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L2)、ならびに、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L3)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:L1=LS1−ΔL1
L2=LS2−ΔL2
L3=LS3−ΔL3
(ここで、LS1は前記第1センサーから前記O0までの距離であり、LS2は前記第2センサーから前記O0までの距離であり、LS3は前記第3センサーから前記O0までの距離である)、
(iii) 前記被測定円筒を第1センサーから第2センサーの方向へθ°回転させ、工程(i)および(ii)を繰り返す工程、
(iv) 工程(iii)の回転前には前記O0に一致していた前記被測定円筒の前記断面円上の点である浮動点O’から前記O0を通り前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線までの距離(ΔO1)を、工程(ii)で得られたL1およびL2ならびに工程(iii)で得られたL2およびL3を用いて算出する工程、
(v) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を、工程(iii)で得られたL1ならびに工程(iv)で得られたΔO1を用いて算出する工程、
(vi) 工程(v)で算出された距離を用いて前記断面円の形状を得る工程。 - 下記(a)および(b)を備えた測定手段を用いる、被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法であって、下記工程(i)〜(vi)を含むことを特徴とする被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
〈測定手段〉
(a) 円筒受け治具、
(b) 前記断面円を含む断面上に位置し、前記軸と前記断面円との交点である測定基準点(O0)に向けられ、前記O0および第1センサーを結ぶ線と前記O0および第2センサーを結ぶ線との挟角ならびに前記O0および第3センサーを結ぶ線と前記O0および第4センサーを結ぶ線との挟角がともにθ°になるように配置・固定された、変位を検出するための第1センサー、第2センサー、第3センサーおよび第4センサーを取り付けた台、
〈工程〉
(i) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔL1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔL2)、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔL3)、ならびに、前記O0および前記第4センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第4センサーまでの距離(ΔL4)をそれぞれ測定する工程、
(ii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L2)、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L3)、ならびに、前記O0および前記第4センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L4)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:
L1=LS1−ΔL1
L2=LS2−ΔL2
L3=LS3−ΔL3
L4=LS4−ΔL4
(ここで、LS1は前記第1センサーから前記O0までの距離であり、LS2は前記第2センサーから前記O0までの距離であり、LS3は前記第3センサーから前記O0までの距離であり、LS4は前記第4センサーから前記O0までの距離である)、
(iii) 前記被測定円筒を第1センサーから第2センサーの方向へθ°回転させ、工程(i)および(ii)を繰り返す工程、
(iv) 工程(iii)の回転前には前記O0に一致していた前記被測定円筒の前記断面円上の点である浮動点O’から前記O0を通り前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線までの距離(ΔO1)を、工程(ii)で得られたL1およびL3ならびに工程(iii)で得られたL2およびL4を用いて算出する工程、
(v) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を、工程(iii)で得られたL1ならびに工程(iv)で得られたΔO1を用いて算出する工程、
(vi) 工程(v)で算出された距離を用いて前記断面円の形状を得る工程。 - 下記(a)および(b)を備えた測定手段ならびに軸に直交する断面円として半径が既知の真円状断面円を有する参照円筒を用いる、被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法であって、下記工程(i)〜(viii)を含むことを特徴とする被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
〈測定手段〉
(a) 円筒受け治具、
(b) 前記参照円筒の前記真円状断面円を含む断面上に位置し、前記参照円筒の軸と前記真円状断面円との交点である測定基準点(O0)に向けられ、前記O0および第1センサーを結ぶ線と前記O0および第2センサーを結ぶ線との挟角ならびに前記O0および第2センサーを結ぶ線と前記O0および第3センサーを結ぶ線との挟角がともにθ°になるように配置・固定された、変位を検出するための第1センサー、第2センサーおよび第3センサーを取り付けた台、
〈工程〉
(i) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔLR1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔLR2)、ならびに、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔLR3)をそれぞれ測定する工程、
(ii) 前記第1センサーから前記O0までの距離(LS1)、前記第2センサーから前記O0までの距離(LS2)、ならびに、前記第3センサーから前記O0までの距離(LS3)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:
LS1=d2+ΔLR1
LS2=d2+ΔLR2
LS3=d2+ΔLR3
(ここで、d2は前記参照円筒の前記真円状断面円の半径である)、
(iii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔL1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔL2)、ならびに、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔL3)をそれぞれ測定する工程、
(iv) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L2)、ならびに、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L3)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:L1=LS1−ΔL1
L2=LS2−ΔL2
L3=LS3−ΔL3
(v) 前記被測定円筒を第1センサーから第2センサーの方向へθ°回転させ、工程(iii)および(iv)を繰り返す工程、
(vi) 工程(v)の回転前には前記O0に一致していた前記被測定円筒の前記断面円上の点である浮動点O’から前記O0を通り前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線までの距離(ΔO1)を、工程(iv)で得られたL1およびL2ならびに工程(v)で得られたL2およびL3を用いて算出する工程、
(vii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を、工程(v)で得られたL1ならびに工程(vi)で得られたΔO1を用いて算出する工程、
(viii) 工程(vii)で算出された距離を用いて前記断面円の形状を得る工程。 - 下記(a)および(b)を備えた測定手段ならびに軸に直交する断面円として半径が既知の真円状断面円を有する参照円筒を用いる、被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法であって、下記工程(i)〜(viii)を含むことを特徴とする被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
〈測定手段〉
(a) 円筒受け治具、
(b) 前記参照円筒の前記真円状断面円を含む断面上に位置し、前記参照円筒の軸と前記真円状断面円との交点である測定基準点(O0)に向けられ、前記O0および第1センサーを結ぶ線と前記O0および第2センサーを結ぶ線との挟角ならびに前記O0および第3センサーを結ぶ線と前記O0および第4センサーを結ぶ線との挟角がともにθ°になるように配置・固定された、変位を検出するための第1センサー、第2センサー、第3センサーおよび第4センサーを取り付けた台、
〈工程〉
(i) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔLR1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔLR2)、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔLR3)、ならびに、前記O0および前記第4センサーを結ぶ線と前記参照円筒の前記真円状断面円の円周との交点から前記第4センサーまでの距離(ΔLR4)をそれぞれ測定する工程、
(ii) 前記第1センサーから前記O0までの距離(LS1)、前記第2センサーから前記O0までの距離(LS2)、前記第3センサーから前記O0までの距離(LS3)、ならびに、前記第4センサーから前記O0までの距離(LS4)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:
LS1=d2+ΔLR1
LS2=d2+ΔLR2
LS3=d2+ΔLR3
LS4=d2+ΔLR4
(ここで、d2は前記参照円筒の前記真円状断面円の半径である)、
(iii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第1センサーまでの距離(ΔL1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第2センサーまでの距離(ΔL2)、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第3センサーまでの距離(ΔL3)、ならびに、前記O0および前記第4センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記第4センサーまでの距離(ΔL4)をそれぞれ測定する工程、
(iv) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L1)、前記O0および前記第2センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L2)、前記O0および前記第3センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L3)、ならびに、前記O0および前記第4センサーを結ぶ線と前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点から前記O0までの距離(L4)を下記式にしたがってそれぞれ算出する工程:
L1=LS1−ΔL1
L2=LS2−ΔL2
L3=LS3−ΔL3
L4=LS4−ΔL4
(v) 前記被測定円筒を第1センサーから第2センサーの方向へθ°回転させ、工程(iii)および(iv)を繰り返す工程、
(vi) 工程(v)の回転前には前記O0に一致していた前記被測定円筒の前記断面円上の点である浮動点O’から前記O0を通り前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線までの距離(ΔO1)を、工程(iv)で得られたL1およびL3ならびに工程(v)で得られたL2およびL4を用いて算出する工程、
(vii) 前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を、工程(v)で得られたL1ならびに工程(vi)で得られたΔO1を用いて算出する工程、
(viii) 工程(vii)で算出された距離を用いて前記断面円の形状を得る工程。 - 下記工程(vii)をさらに有する請求項1に記載の被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
(vii) 前記工程(i)から(v)までを1回以上繰り返し、前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記工程(iii)の回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を得る工程。 - 下記工程(vii)をさらに有する請求項2に記載の被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
(vii) 前記工程(i)から(v)までを1回以上繰り返し、前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記工程(iii)の回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を得る工程。 - 下記工程(ix)をさらに有する請求項3に記載の被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
(ix) 前記工程(iii)から(vii)までを1回以上繰り返し、前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記工程(v)の回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を得る工程。 - 下記工程(ix)をさらに有する請求項4に記載の被測定円筒の軸に直交する断面円の形状の測定方法:
(ix) 前記工程(iii)から(vii)までを1回以上繰り返し、前記O0および前記第1センサーを結ぶ線と前記工程(v)の回転後の前記被測定円筒の前記断面円の円周との交点において前記O0および前記第1センサーを結ぶ線に直交する線から前記O’までの距離を得る工程。 - 被測定円筒の軸に直交する複数の断面円の形状を測定する工程を含む被測定円筒の円筒形状を測定する方法において、
複数の断面円の形状の測定を請求項1〜8のいずれかに記載の方法によって行うことを特徴とする被測定円筒の円筒形状の測定方法。
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