JP2010071705A - カップリングの芯出し治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着が容易であるとともに、カップリングを回転させなくても測定を行うことができ、また、カップリングを固定した後の測定を行うことができるカップリングの芯出し治具を提供すること。
【解決手段】駆動軸1aと従動軸1bとを連結するカップリング2の芯出しを行うカップリングの芯出し治具において、一方のカップリング2のハブ21に回動可能に外嵌される円環状取付部材3と、この円環状取付部材3から延設され、他方のカップリング2のフランジ22にダイヤルゲージ4を当接させるアーム5とを備え、円環状取付部材3を分割することでハブ21に装着するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、カップリングの芯出し治具に関し、特に、装着が容易であるとともに、カップリングを回転させなくても測定を行うことができ、また、カップリングを固定した後の測定を行うことができるカップリングの芯出し治具に関するものである。
駆動軸と従動軸とを連結するカップリングの取り付け作業時には、ダイヤルゲージを用いた芯出し作業が不可欠となるが、作業が煩雑となるため、専用の治具を用いるのが望ましい。
ところで、カップリングの芯出し作業は、カップリングのハブ、フランジ等を、偏心度や平面度、平行直角度等において、許容値内の精度で仕上げた上で、フランジの周面(カップリング外周)及び面間(対向するフランジの内面(外面)間の距離)を測定することにより芯出しを行う(具体的には、前者によって、軸心の平行ずれを、後者によって、軸心の角度ずれ(直角ずれ、軸心の交差)を、それぞれ測定する)ようにしている。
また、測定方法としては、両方のカップリングを1本のボルトでつないで共回しにしながら振れを測定する共回し法と、カップリングの片方だけを回して振れを測定する片回し法とがあるが、両者共、円周上の上下左右の4点で振れを測定し、最大と最小の読みの差が最小になるように芯出しを行うようにする。
このカップリングの芯出し作業を行うための従来技術として、例えば、カップリングボルトにめねじ穴をあけ、ダイヤルゲージを固定し、カップリングを回転させながらカップリング外周の振れを測定するカップリングの芯出し治具がある(特許文献1参照)。
しかし、この芯出し治具は、カップリングボルトにめねじ穴をあける作業が必要であり、また、測定時にはカップリングを回転させる必要がある。また、カップリングを固定した後の測定をすることができない。
さらに、他の従来技術として、一方のカップリングに治具を締め付けて固定し、カップリングを回転させながら、もう一方のカップリング外周の振れをダイヤルゲージで測定するカップリングの芯出し治具がある(特許文献2参照)。
しかし、この芯出し治具は、取り付け作業が煩雑であり、また、測定時にはカップリングを回転させる必要がある。また、カップリングを固定した後の測定をすることができない。
特開2002−122406号公報 実開昭58−180404号公報
本発明は、上記従来のカップリングの芯出し治具が有する問題点に鑑み、装着が容易であるとともに、カップリングを回転させなくても測定を行うことができ、また、カップリングを固定した後の測定を行うことができるカップリングの芯出し治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のカップリングの芯出し治具は、駆動軸と従動軸とを連結するカップリングの芯出しを行うカップリングの芯出し治具において、一方のカップリングのハブ又はフランジに回動可能に外嵌される円環状取付部材と、該円環状取付部材から延設され、他方のカップリングのフランジ又はハブにダイヤルゲージを当接させるアームとを備え、前記円環状取付部材を分割又は開閉により装着するようにしたことを特徴とする。
この場合において、円環状取付部材の内側に、ハブの外周面上を転動する複数の車輪を設けることができる。
本発明のカップリングの芯出し治具によれば、駆動軸と従動軸とを連結するカップリングの芯出しを行うカップリングの芯出し治具において、一方のカップリングのハブ又はフランジに回動可能に外嵌される円環状取付部材と、該円環状取付部材から延設され、他方のカップリングのフランジ又はハブにダイヤルゲージを当接させるアームとを備え、前記円環状取付部材を分割又は開閉により装着することから、カップリングへの装着が容易であるとともに、カップリングを回転させなくても測定を行うことができ、また、カップリングを固定した後も測定を行うことができる。
また、円環状取付部材の内側に、ハブの外周面上を転動する複数の車輪を設けることにより、円環状取付部材の回転を円滑にし、芯出し測定を容易にすることができる。
以下、本発明のカップリングの芯出し治具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明のカップリングの芯出し治具の一実施例を示す。
このカップリングの芯出し治具は、駆動軸1aと従動軸1bとを連結するカップリング2の芯出しを行うものであり、一方のカップリング2のハブ21(又はフランジ)に回動可能に外嵌される円環状取付部材3と、該円環状取付部材3から延設され、他方のカップリング2のフランジ22(又はハブ)にダイヤルゲージ4を当接させるアーム5とを備え、前記円環状取付部材3を分割することでハブ21に装着するようにしている。
カップリング2は、駆動軸1aと従動軸1bとを連結する1対のものからなり、回転軸1に外嵌固定されたハブ21と、相手側のカップリング2に直接又は間接的にボルト固定されるフランジ22とを備えている。
円環状取付部材3は、内径がハブ21の外径よりわずかに大きい円環状をなし、カップリング2のハブ21に回動可能に外嵌される。
円環状取付部材3は、本実施例では、半裁筒状に2分割され、耳部に設けたボルト・ナット31で締着することにより円環状に装着される。
この場合、一方の耳部に蝶番(図示省略)を設け、円環状取付部材3を開閉によりハブ21に装着するようにすることもできる。
また、円環状取付部材3の内側には、ハブ21の外周面上を転動する3個のカムフォロア32が設けられており、前記ボルト・ナット31を締着することにより、ハブ21の外周面に全てのカムフォロア32が密着するようになっている。
アーム5は、分割した一方の円環状取付部材3から延設され、他方のカップリング2のフランジ22又はハブ21にダイヤルゲージ4を当接させることにより、もう一方のカップリング2の外周の振れを測定できるようにしている。
アーム5は、複数の関節を備え、ダイヤルゲージ4をカップリング2の軸方向と半径方向とに位置調整して固定することができる。
ここで、カップリングの芯出し作業は、カップリング2のハブ21、フランジ22等が、偏心度や平面度、平行直角度等において、許容値内の精度で仕上げられているものとする。
なお、カップリングの種類は、リジッドカップリングとフレキシブルカップリングに大別されるが、本実施例では双方に対応することができる。
芯出しに必要な測定については、カップリング2の外周の振れで軸心の平行ずれ(図4(a)参照)を測定し、カップリング2の端面の振れで軸心の角度ずれ(直角ずれ、軸心の交差、図4(b)参照)を測定する。
なお、測定方法としては、両方のカップリングを1本のボルトでつないで共回しにしながら振れを測定する共回し法と、カップリングの片方だけを回して振れを測定する片回し法とがあるが、両方とも円周上の上下左右の4点で振れを測定し、最大と最小の読みの差が最小になるように芯出しを行う。
次に、本実施例のカップリングの芯出し治具の使用方法を説明する。
カップリングの芯出し作業時には、図1〜図2に示すように、一方のカップリング2に芯出し治具を取り付け、ダイヤルゲージ4の測定針をもう一方のカップリング2の外周に接触させる。
そして、芯出し治具を回転させ、ダイヤルゲージ4の振れを読み、軸心の平行ずれを修正しながらカップリングボルトを締め付けていく。
カップリングボルトの締結完了後にも、同様に芯出し治具を回転させ、ダイヤルゲージ4の振れを読むことで軸心の平行ずれを確認することができる。
また、カップリング2の駆動軸1aと従動軸1bの軸心の角度ずれを測定する場合は、図3に示すように、一方のカップリング2に芯出し治具を取り付け、ダイヤルゲージ4の測定針をもう一方のカップリング2のフランジ22又はハブ21の端面に接触させる。
そして、芯出し治具を回転させ、ダイヤルゲージ4の振れを読み、軸心の角度ずれを修正する。
カップリングボルトの締結完了後にも、同様に芯出し治具を回転させ、ダイヤルゲージ4の振れを読むことで軸心の角度ずれを確認することができる。
本実施例の芯出し治具では、分割した円環状取付部材3をカップリング2に沿わせて締め付けることによって取り付けが完了するため、芯出し治具の取り付け作業は容易である。
また、カップリング2は回転させなくとも、芯出し治具のみを回転させることにより軸心のずれを測定することができるため、カップリング2を固定した後の測定も容易である。
このように、本実施例の芯出し治具では、駆動軸1aと従動軸1bとのカップリング2による連結作業において、芯出し作業時に芯出し治具を取り付け、適宜回転させて軸心のずれを確認しながら調整作業ができる。
また、カップリング2を回転させる必要がないので、回転軸1を手動で回転させるのが困難な場合には有効である。
また、組付け完了品の検査時等には、カップリング2を固定したまま測定することができ、芯出し治具を取り付けて回転させるスペースがあれば、カップリング2を組み上げたままの状態で測定することができる。
以上、本発明のカップリングの芯出し治具について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明のカップリングの芯出し治具は、装着が容易であるとともに、カップリングを回転させなくても測定を行うことができ、また、カップリングを固定した後の測定を行うことができるという特性を有していることから、汎用のカップリングの芯出し治具として広く好適に用いることができる。
本発明のカップリングの芯出し治具の一実施例を示す断面正面図である。 同断面側面図である。 同カップリングの芯出し治具で駆動軸と従動軸の軸心の角度ずれを測定する状態を示す断面側面図である。 (a)はカップリングの軸心の平行ずれを示す断面図、(b)は軸心の角度ずれを示す断面図である。
符号の説明
1 回転軸
1a 駆動軸
1b 従動軸
2 カップリング
21 ハブ
22 フランジ
3 円環状取付部材
31 ボルト・ナット
32 カムフォロア
4 ダイヤルゲージ
5 アーム

Claims (2)

  1. 駆動軸と従動軸とを連結するカップリングの芯出しを行うカップリングの芯出し治具において、一方のカップリングのハブ又はフランジに回動可能に外嵌される円環状取付部材と、該円環状取付部材から延設され、他方のカップリングのフランジ又はハブにダイヤルゲージを当接させるアームとを備え、前記円環状取付部材を分割又は開閉により装着するようにしたことを特徴とするカップリングの芯出し治具。
  2. 円環状取付部材の内側に、ハブの外周面上を転動する複数の車輪を設けたことを特徴とする請求項1記載のカップリングの芯出し治具。
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