JP2008169790A - 内燃機関のスワール制御装置 - Google Patents
内燃機関のスワール制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008169790A JP2008169790A JP2007005542A JP2007005542A JP2008169790A JP 2008169790 A JP2008169790 A JP 2008169790A JP 2007005542 A JP2007005542 A JP 2007005542A JP 2007005542 A JP2007005542 A JP 2007005542A JP 2008169790 A JP2008169790 A JP 2008169790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swirl
- control
- exhaust
- engine
- regeneration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】ディーゼル機関のスワール制御装置は、同機関の吸気通路20に設けられたスワールコントロールバルブ(SCV)23を通じて、同機関の排気通路30に設けられたDPF(ディーゼル・パティキュレイト・フィルタ)52の浄化機能の維持のために実行されるPM再生と併用可能に燃焼室10に供給される吸入空気へのスワールの付与を制御する。このスワール制御装置では、当該機関の運転領域毎に吸入空気へのスワールの付与態様を異ならしめる第1〜第3の制御マップをそれぞれ用意し、PM再生の実行の有無、及びPM再生の実行時における排気絞り弁33の閉じ制御時、開き制御時に応じてこれら第1〜第3の制御マップを使い分けてスワール制御を実行する。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明は、内燃機関の吸気系に設けられたスワール発生機構を通じて、同機関の排気系に設けられた排気浄化触媒の浄化機能の維持のために実行される触媒再生と併用可能に燃焼室に供給される吸入空気へのスワールの付与を制御する内燃機関のスワール制御装置において、前記触媒再生の実行の有無に応じて当該機関の運転領域毎に前記吸入空気へのスワールの付与態様を異ならしめる各別の制御マップに基づいてスワール制御を実行することをその要旨としている。
図1に示すように、このディーゼル機関には、気筒#1〜#4に形成された各燃焼室10内に燃料を噴射する燃料噴射弁11がそれぞれ設けられている。この燃料噴射弁11は、燃料タンク13からサプライポンプ14に至り、該サプライポンプ14を通じて加圧されてコモンレール12に蓄圧された燃料を各燃焼室10に噴射することになる。また、各燃焼室10には、インテークマニホールド22から各々分岐された通路22a,22bに連通されるヘリカル型に形成された第1の吸気ポート21a及びストレート型に形成された第2の吸気ポート21bを介して吸入空気が導入されるとともに、同燃焼室10で燃焼された混合気の排気は一対の排気ポート31a,31bを介してエキゾーストマニホールド32へと排出される。
まずは図2に示されるように、このスワール制御では、はじめに、SCV開度SCVREQを設定するためのスワール制御マップの選定が行われる(ステップS100)。ちなみにこの実施形態では、電子制御装置70内のROM等に図4に例示するような3種のスワール制御マップが予め記憶されており、これら制御マップのいずれか一つが図3に示すスワール制御マップ選定処理を通じて選定される。
(1−a)ディーゼル機関の運転領域がこの実線よりも高回転速度及び高過給圧の領域ではSCV23を開弁状態に制御する(「SCVREQ←0」)。
(1−b)ディーゼル機関の運転領域が同実線よりも低回転速度及び低過給圧の領域ではSCV23を閉弁状態に制御する(「SCVREQ←1」)。
といった情報が書き込まれている。ちなみに、上記SCV23が開弁状態に制御される場合には、スワール付与が規制される態様にてスワール制御が実行されることになり、逆に同SCV23が閉弁状態に制御される場合には、スワール付与が強化される態様にてスワール制御が実行されることになる。
(2−a)ディーゼル機関の運転領域がこの一点鎖線よりも高回転速度及び高過給圧の領域ではSCV23を開弁状態に制御する(「SCVREQ←0」)。
(2−b)ディーゼル機関の運転領域が同一点鎖線よりも低回転速度及び低過給圧の領域ではSCV23を閉弁状態に制御する(「SCVREQ←1」)。
といった情報が書き込まれているマップである。ただし、この第2の制御マップは、図4からも明らかなように、上記第1の制御マップと比較して各々同一の機関運転領域において上記吸入空気へのスワール付与が規制される関係が維持されたまま、ディーゼル機関の運転領域が高回転速度領域且つ低過給領域に至るほど、共に吸入空気へのスワール付与が規制される態様にてスワール制御の制御態様が設定されている。
(3−a)ディーゼル機関の運転領域がこの破線よりも高回転速度及び高過給圧の領域ではSCV23を開弁状態に制御する(「SCVREQ←0」)。
(3−b)ディーゼル機関の運転領域が同破線よりも低回転速度及び低過給圧の領域ではSCV23を閉弁状態に制御する(「SCVREQ←1」)。
といった情報が書き込まれているマップである。ただし、この第3の制御マップは、これも図4から明らかなように、ディーゼル機関の通常の運転に使用される回転速度領域のほぼ全領域において吸入空気へのスワールの付与が上記第2の制御マップよりも更に規制される態様にてスワール制御の制御態様が設定されている。このため、排気絞りの非実行時には、過給状態においてスワール付与が行われる機会は極めて少ない。このことは、排気温の過昇温が更に抑制されてNOxがより低減されることを意味する。
(1)PM再生の実行の有無に応じてディーゼル機関の運転領域毎に吸入空気へのスワールの付与態様を異ならしめる各別の制御マップを用意し、これら各別の制御マップに基づいてスワール制御を実行するようにした。しかも、PM再生の非実行時よりも同PM再生の実行時に吸入空気へのスワール付与が規制される態様にてスワール制御を行うこととした。このため、排気温の制御、特に過昇温の抑制とNOx(窒素酸化物)の低減との両立を可能にする、より適切なスワールの付与が実現されるようになる。
・上記実施形態では、ディーゼル機関に採用される排気浄化触媒の浄化機能の維持のために実行される触媒再生としてのPM再生とスワール制御とが併用される場合について例示したが、ディーゼル機関であれ、あるいはガソリン機関であれ、例えばS被毒により排気触媒に堆積した硫黄の量が所定の基準値を超えたと判断したときに、これを除去すべく触媒の温度を上昇させる、いわゆるS被毒回復とスワール制御とが併用される場合であっても、本発明は適用可能である。
Claims (5)
- 内燃機関の吸気系に設けられたスワール発生機構を通じて、同機関の排気系に設けられた排気浄化触媒の浄化機能の維持のために実行される触媒再生と併用可能に燃焼室に供給される吸入空気へのスワールの付与を制御する内燃機関のスワール制御装置において、
前記触媒再生の実行の有無に応じて当該機関の運転領域毎に前記吸入空気へのスワールの付与態様を異ならしめる各別の制御マップに基づいてスワール制御を実行する
ことを特徴とする内燃機関のスワール制御装置。 - 前記各別の制御マップは、各々同一の機関運転領域において、前記触媒再生の非実行時よりも同触媒再生の実行時に前記吸入空気へのスワールの付与が規制される態様にて前記スワール制御の制御態様が設定されたものである
請求項1に記載の内燃機関のスワール制御装置。 - 前記排気浄化触媒の下流に設けられて排気通路を開閉する排気絞り弁を更に備え、前記触媒再生に際してはこの排気絞り弁の閉じ制御及び開き制御のいずれかが併せて行われるものであり、前記触媒再生の非実行時に用いられるスワール制御マップを第1の制御マップとするとき、前記触媒再生の実行時に用いられるスワール制御マップについても、前記排気絞り弁の閉じ制御時と同排気絞り弁の開き制御時とで当該機関の運転領域毎に吸入空気へのスワールの付与態様を異ならしめる第2の制御マップ及び第3の制御マップをそれぞれ用意し、前記触媒再生の実行の有無、及び触媒再生の実行時における前記排気絞り弁の閉じ制御時、開き制御時に応じてこれら第1〜第3の制御マップを使い分けて前記スワール制御を実行する
請求項2に記載の内燃機関のスワール制御装置。 - 前記内燃機関が過給機付きディーゼル機関であり、前記排気浄化触媒が排気中のPM(粒子状物質)を捕集するDPF(ディーゼル・パティキュレイト・フィルタ)を含み、前記触媒再生がPM再生であるとき、前記触媒再生の非実行時に用いられる前記第1の制御マップ及び前記触媒再生の実行時における前記排気絞り弁の閉じ制御時に用いられる前記第2の制御マップは、各々同一の機関運転領域において、触媒再生の非実行時よりも触媒再生の実行時に前記吸入空気へのスワールの付与が規制される関係が維持されたまま、前記ディーゼル機関の運転領域が高回転速度領域でかつ低過給圧領域に至るほど、共に吸入空気へのスワールの付与が規制される態様にて前記スワール制御の制御態様が設定されてなり、前記触媒再生の実行時における前記排気絞り弁の開き制御時に用いられる前記第3の制御マップは、同ディーゼル機関の通常運転に使用される回転速度領域のほぼ全領域において吸入空気へのスワールの付与が前記第2の制御マップよりも更に規制される態様にて前記スワール制御の制御態様が設定されてなる
請求項3に記載の内燃機関のスワール制御装置。 - 前記スワール発生機構は、前記内燃機関の各気筒毎にインテークマニホールドから分岐されたヘリカル型の吸気ポートに連通された第1の通路とストレート型の吸気ポートに連通された第2の通路とを備えるとともに、前記第2の通路には該第2の通路を開閉するスワールコントロールバルブが設けられてなり、このスワールコントロールバルブの閉じ操作を通じて前記吸入空気へのスワールの付与を行うものである
請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関のスワール制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005542A JP5238162B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 内燃機関のスワール制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005542A JP5238162B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 内燃機関のスワール制御装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008169790A true JP2008169790A (ja) | 2008-07-24 |
JP2008169790A5 JP2008169790A5 (ja) | 2010-02-25 |
JP5238162B2 JP5238162B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=39698106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007005542A Expired - Fee Related JP5238162B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 内燃機関のスワール制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5238162B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112290A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2010196645A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511600A (ja) * | 1999-10-06 | 2003-03-25 | フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト | NOx放出を低減した直接噴射式内燃機関 |
JP2003148152A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
JP2006274977A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の制御装置 |
JP2006283659A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | 吸気制御装置およびその方法 |
-
2007
- 2007-01-15 JP JP2007005542A patent/JP5238162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511600A (ja) * | 1999-10-06 | 2003-03-25 | フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト | NOx放出を低減した直接噴射式内燃機関 |
JP2003148152A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
JP2006274977A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の制御装置 |
JP2006283659A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toyota Motor Corp | 吸気制御装置およびその方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112290A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
CN102227551A (zh) * | 2008-11-07 | 2011-10-26 | 丰田自动车株式会社 | 内燃发动机的排气净化系统 |
JP2010196645A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5238162B2 (ja) | 2013-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2192278B1 (en) | Purification system for variable post injection and control method for the same | |
US7197867B2 (en) | Method for the simultaneous desulfation of a lean NOx trap and regeneration of a Diesel particulate filter | |
JP5187123B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5329085B2 (ja) | ディーゼルエンジン排気システムにおけるNOx吸着触媒の脱硫 | |
CN101484684A (zh) | 内燃机的排气再循环装置及其控制方法 | |
WO2008059362A2 (en) | Exhaust gas recirculation system for internal combustion engine and method for controlling the same | |
WO2012157108A1 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US7827783B2 (en) | Exhaust gas purifying apparatus for internal combustion engine | |
JP5238162B2 (ja) | 内燃機関のスワール制御装置 | |
JP2005016459A (ja) | 過給機付内燃機関の制御装置 | |
JP2008184925A (ja) | 内燃機関のegrシステム | |
JP2008144726A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP4735505B2 (ja) | ターボ過給機付きエンジンのサージ防止制御装置及びサージ防止制御方法 | |
JP5472082B2 (ja) | 圧縮着火内燃機関の燃焼モード制御システム | |
JP5688959B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008038622A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置、及び方法 | |
JP2008038624A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置、及び方法 | |
US11300065B2 (en) | Method of controlling temperature of exhaust purification device of internal combustion engine, and internal combustion engine control device | |
JP2008215110A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2007032366A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP6613882B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP4421360B2 (ja) | 内燃機関の排ガス浄化装置 | |
JP2006037857A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP5464059B2 (ja) | エンジンの制御方法及び制御装置 | |
JP2009138651A (ja) | 過給機付き内燃機関の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110926 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120222 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120312 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20120413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130401 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |