JP2008169140A - 経口育毛剤及び育毛用経口組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で優れた育毛効果を有する育毛剤を提供する。
【解決手段】(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とからなる経口育毛剤であり、(B)多糖類が海藻由来のものであり、(C)エネルギー代謝亢進成分が炭素数が奇数の炭素鎖長を有する脂肪酸及びその誘導体、コエンザイムQ10、L−カルニチン及びその誘導体、クレアチン及びその誘導体、コレウス(Coleus)属の植物抽出物、ならびにビタミンから選ばれる成分である。
【選択図】なし

Description

本発明は経口育毛剤及びこれを配合した育毛用経口組成物に関するものである。
頭髪は容姿を大きく左右し、美容上非常に重要である。しかしながら、薄毛に悩む人口は年々増加しているといわれ、その改善が求められている。男性の薄毛の多くは男性型脱毛と呼ばれるタイプの薄毛であるが、その原因としては、男性ホルモンのほか、血行不良や皮脂の変性物による刺激等複数の要因が関係していると考えられている。一方、薄毛のみならず、ハリコシ感のなさ、パサツキ、つやのなさ等の髪の衰えを訴える女性も近年増加している。原因は、男性の薄毛とは異なり女性ホルモンの低下、ダイエット等も原因と考えられる。
現在、多くの育毛剤が発売されているが、効果が低い、効果の発現に時間を要する等、効果に対する満足度はまだ十分でない。また、外用剤では、1日朝晩2回塗布する必要があることで、使用の継続が難しい場合があり、地肌との相性やべたつき等の使用感の面から使用を避けるケースもあった。
最近、高い効果が期待される男性型脱毛症用経口医薬品として、フィナステリドが輸入承認された。本薬剤の薬理作用メカニズムは5α−リダクターゼ阻害による男性ホルモン作用の抑制によるもので、女性にはもちろん適用できず、男性の場合でも副作用の懸念がある。これに対し植物抽出物を含有する飲食品が提案されているが、その育毛効果は不十分で、さらに髪の衰え防止効果は得られていなかった。以上のことから、安全でかつ、薄毛に対する育毛効果及び髪の衰えに対する防止効果を有し、手軽に摂取できる経口育毛剤が望まれていた。
特開2004−244359号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、安全で優れた育毛効果を有し、さらには髪の衰え防止効果を有する経口育毛剤及びこれを配合した育毛用経口組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とを組み合わせて、経口摂取することで、飛躍的に育毛効果が向上することを知見し、本発明をなすに至ったものである。さらには、ハリコシ感のなさ、パサツキ、つやのなさ等の髪の衰えが改善され、ヘアケア効果も発揮されることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は
[1].(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とからなる経口育毛剤、
[2].(B)成分が海藻由来の多糖類である[1]記載の経口育毛剤、
[3].(C)成分が、炭素数が奇数の炭素鎖長を有する脂肪酸及びその誘導体、コエンザイムQ10、L−カルニチン及びその誘導体、クレアチン及びその誘導体、コレウス(Coleus)属の植物抽出物、ならびにビタミンから選ばれる成分である[1]記載の経口育毛剤、
[4].[1]〜[3]のいずれかに記載の経口育毛剤を配合してなる育毛用経口組成物を提供する。
本発明によれば、経口育毛剤及びこの経口育毛剤を配合した育毛用経口組成物を提供することができる。
本発明の経口育毛剤は(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とからなるものである。
(A)成分は海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドであり、海藻由来のタンパク質を加水分解して得ることができるペプチドである。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。海藻は特に限定されるものではなく、海苔、ワカメ、ヒジキ、コンブ等の褐藻類、スピルリナ、クロレラ等が好ましく、中でも海苔(原始紅藻目、ウシケノリ科、アマノリ属)が好ましい。
海藻由来タンパク質の加水分解は、酸又はアルカリによる分解、プロテアーゼを用いる酵素分解が一般的に用いられる。酸又はアルカリは、有機、無機いずれの酸、アルカリを用いてもよく、酸加水分解の場合はpH1〜4の範囲、アルカリ加水分解の場合はpH8〜13の範囲が好ましい。分解時の温度、時間などの反応条件は適宜選定する。
プロテアーゼとしては、ペプシン、パンクレアチン、パパイン、プロレザー(天野製薬社製)、サモアーゼ(大和化成社製)、スミチームAP、スミチームMP、スミチームFP(いずれも新日本化学社製)、その他、一般的に用いられるプロテアーゼ活性を有する酵素を用いることができる。反応の際、酵素の使用濃度、反応のpHや反応温度、その他の条件等は、適宜選定される。
さらに、酸又はアルカリによる加水分解処理と酵素による加水分解を併用することができる。酸又はアルカリによる処理後、続いてタンパク分解酵素処理を行うことによって、ペプチドの低分子化が進み、低分子ペプチド類の比率が高まる。本発明のペプチドの分子量は200〜10,000が好ましく、より好ましくは200〜3,000である。なお、分子量の測定はゲルろ過法による。
海藻由来のタンパク質の加水分解によって得られたペプチド成分は反応物をそのまま用いてもよいが、ペプチド成分を濃縮精製して用いてもよい。濃縮精製処理は、電気透析膜による脱塩処理、イオン交換樹脂による脱塩・濃縮処理、活性炭による脱色、脱臭及び濃縮処理、有機溶媒による沈殿処理により行うことができる。それぞれの成分は液体のまま用いてもよいが、噴霧乾燥、凍結乾燥を施すことによって粉末化することもできる。また、クロマトグラフィーを用いてさらに精製したものを用いることもできる。
(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドの摂取量は0.5〜2000mg/kg・日が好ましく、より好ましくは5〜400mg/kg・日である。
(B)成分は多糖類であり、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。多糖類としては、動物、植物、真菌、細菌等の生物の由来に限定されず、デンプン、キサンタンガム、プルラン、ヒアルロン酸、グアーガム、ペクチン、アルギン酸等が挙げられるが、この中でもアルギン酸、カラギーナン、フコイダン等の海藻由来の多糖類が好ましく、特にフコイダンが好ましい。
(B)多糖類の摂取量は0.5〜2000mg/kg・日が好ましく、より好ましくは5〜400mg/kg・日である。
(C)エネルギー代謝亢進成分としては、炭素数が奇数の炭素鎖長を有する脂肪酸及びその誘導体、コエンザイムQ10、L−カルニチン及びその誘導体、クレアチン及びその誘導体、コレウス(Coleus)属の植物抽出物、ならびにビタミンが挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
炭素数が奇数の炭素鎖長を有する脂肪酸及びその誘導体としては、ペンタデカン酸、ペンタデカン酸モノグリセリド等が挙げられる。コレウス(Coleus)属としては、コレウス・フォルスコリィ等が挙げられる。植物抽出物としては、市販品あるいは公知の抽出方法によって得られたものを使用することができる。上記抽出方法に用いる溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類等が挙げられ、これらを1種単独で又は2種以上の混合溶媒として用いることができる。
上記抽出方法における各種条件は、特に制限されるものではないが、通常、抽出原料と上記抽出溶媒との比率は、質量比で抽出原料:抽出溶媒=1:2〜1:50程度の範囲が好ましい。また、抽出温度は、5〜80℃の範囲が好ましく、1時間〜1週間、抽出溶媒に浸漬したり、攪拌したりすることによって行うことが好ましい。なお、抽出pHは、極端な酸性又はアルカリ性でなければ、特に制限はない。
上記抽出溶媒が、水、エタノール、水/エタノール(含水エタノール)等の非毒性の溶媒である場合は、抽出物をそのまま用いても良く、あるいは希釈液として用いてもよい。また、上記抽出物を濃縮エキスとしてもよく、凍結乾燥等により乾燥粉末物にしたり、ペースト状に調製したりしてもよい。なお、他の溶媒を用いた場合は、溶媒を留去後、乾燥分を非毒性の溶媒で希釈して用いることが好ましい。
ビタミンとしては、ビタミンC、ビオチン(VH)、チアミン塩酸塩(VB1)、リボフラビン(VB2)、ニコチン酸アミド(VB3)、ピリドキシン塩酸塩(VB6)、葉酸、ビタミンB12、パントテン酸等が挙げられる。
(C)エネルギー代謝亢進成分の摂取量・配合量は成分ごとに適宜選定され、特に限定されないが、摂取量は0.001〜200mg/kg・日が好ましく、より好ましくは0.001〜1mg/kg・日、さらに好ましくは0.01〜1mg/kg・日である。
本発明の経口育毛剤は、(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とからなるが、(A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類と、(C)エネルギー代謝亢進成分とを組み合わせて用いることが好ましい。
本発明の経口育毛剤は、経口投与において、格段に優れた育毛効果及び髪の衰え防止効果が認められ、そのまま用いてもよいが、経口育毛剤を配合してなる育毛用経口組成物として用いることができる。育毛用経口組成物としては、飲食品、健康食品、保健機能食品等の育毛用飲食品、医薬部外品及び医薬品等の育毛用医薬品等が挙げられ、(A)成分と、(B)成分及び/又は(C)成分とからなる経口育毛剤を、様々な形態の食品原料及び製剤に添加し、一般的製造方法を用いることにより各種飲食品、医薬品に加工製造することができる。
本発明の育毛用経口組成物には、使用目的に応じて任意の成分を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。そのような任意成分としては、例えば、精製水、エタノール、多価アルコール、セルロース、界面活性剤、油脂、エステル油、アミノ酸、香料等が挙げられる。前記多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、エリスリトール等が挙げられる。なお、任意成分はこれらに限定されるものではなく、各種飲食品、医薬品に配合されるものが挙げられる。
セルロースとしては、例えば、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が挙げられる。界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート等)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノ又はトリイソステアレート等が挙げられる。油脂としては、例えば、多価アルコール脂肪酸エステル(トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン酸等)、サフラワー油、月見草油、ホホバ油等が挙げられる。エステル油としては、例えば、不飽和脂肪酸アルキルエステル(オレイン酸エチル、リノール酸イソプロピル等)、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸イソプロピルが挙げられる。アミノ酸としては、メチオニン、セリン、グリシン、シスチン等が挙げられる。
育毛用経口組成物としての剤型としては、飲食品の形態として、飲料(茶、ジュース、清涼飲料、嗜好飲料、乳酸菌飲料等)、ゼリー、乳製品、菓子類、長期保存可能な形態の食品(乾物、瓶詰、缶詰、レトルト食品等)、調味料等、常法により製造される様々な飲食品の形態が挙げられる。また、飲食品又は医薬品の形態として、錠剤、カプセル剤、粉末、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、シロップ剤、トローチ剤等が挙げられる。育毛用経口組成物には、糖類(ソルビトール、ラクトース、乳糖等)や澱粉、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム等の無機物、ゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ油等、一般に使用されているものを加えても何ら問題はない。その他、製剤化に際して乳化剤、分散剤、緩衝剤、抗酸化剤等の添加剤を用いることもできる。
育毛用経口組成物中の(A)成分と、(B)成分及び/又は(C)成分とからなる経口育毛剤の合計配合量は、育毛用経口組成物の剤型、使用頻度によって適宜選定され、一概には規定できないが、飲食品の場合、本来の味を損なわない範囲で添加すればよく、通常0.01〜50質量%、好ましくは0.1〜10質量%であり、錠剤、カプセル剤、粉末、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、シロップ剤、トローチ剤の場合は、通常5〜100質量%、好ましくは20〜80質量%である。より詳細には、(A)成分の配合量は、育毛用経口組成物中3〜80質量%が好ましく、より好ましくは30〜60質量%であり、(B)成分の配合量は、育毛用経口組成物中0.1〜50質量%が好ましく、より好ましくは1〜30質量%であり、(C)成分の配合量は、育毛用経口組成物中0.00001〜50質量%が好ましく、より好ましくは0.0001〜20質量%である。
本発明の経口育毛剤及び育毛用経口組成物の摂取回数、摂取方法は特に制限されるものではなく、1日の好適摂取量に基づいて、1日1回〜数回に分けて摂取してもよく、摂取時間は朝、昼、夜、就寝前、食事等に特に限定されないが、朝が好ましい。
以下、製造例、試験例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示す。
[調製例1]
海苔ペプチドの調製
乾海苔(原始紅藻目、ウシケノリ科、アマノリ属)50kgを95℃に加温した熱湯950リットルに懸濁し、1時間煮沸後、煮汁を除去した。その後、50℃の水950リットルを加え、硫酸でpHを2.0(50℃)に調整し、ペプシン(天野製薬製)2kgを加え、攪拌下50℃で24時間反応させ分解液を得た。得られた分解液を1mol/L水酸化ナトリウム溶液でpH5.0に調整し、50℃に10分間保持してペプシンを失活させた。次に、遠心分離(日立工機(株)製CR26H ローター:No.29,14000r.p.m.で20分間)により抽出残さを除去し、上清液を濃縮した後に噴霧乾燥して海苔ペプシン分解物を得た。
この海苔ペプシン分解物1kgを蒸留水に溶解し、塩酸で置換したバイオラッド社製Dowex−50(H+)カラム(φ50cm×200cm)に負荷し、120リットルの蒸留水で洗浄後、2mol/Lアンモニア水にて吸着しているペプチドを溶出した。次に、エバポレーターにてアンモニア水を除去した後、凍結乾燥にて含量90%の海苔ペプチド385gを得た。
得られた海苔ペプチドのアミノ酸組成例を以下に示す。
Figure 2008169140
[試験例1]
[育毛効果の測定(マウスでの育毛効果測定)]
毛周期の休止期にあるC3Hマウス(7週齢)を用い、小川らの方法(フレグランスジャーナル,Vol.17,No.5,P.20−29,1989)に準拠して実験を行った。マウスの背部体毛を電気バリカン及び電気シェーバーにて除毛した。
(1)除毛の翌日から飲水として表2に示す組成の溶液を自由摂取させた。各試料ともマウス8匹ずつを用いた。
(2)除毛の翌日から表3に示す組成の飼料混和物を自由摂取させた。各試料ともマウス8匹ずつを用いた。
除毛後16日目に、除毛部分に対する毛再生が始まった部分の面積(毛再生面積%)を求め、下記評価基準にて毛再生の早さの比較を行い、結果をマウスの数で示した。結果を表中に併記する。
<評価基準>
著効:毛再生面積70%超
有効:毛再生面積50〜70%
無効:毛再生面積50%未満
Figure 2008169140
Figure 2008169140
[試験例2]
下記組成の錠剤を調製した。得られた錠剤を、髪の衰えに悩む10名の女性パネルが、毎日5錠を90日間服用し、「髪のパサツキ」、「髪のハリコシ感」、「髪のつや」について評価した。結果を表4に示す。上記いずれかの効果を実感したパネルの割合は、70%であった。
<錠剤>300mg
組成 %
海苔ペプチド(製造例1) 40
コンブフコイダン 4
クレアチン 2
ビオチン 0.01
還元麦芽糖水飴 8
ショ糖ミリスチン酸エステル 3
デキストリン 残部
合計 100.0
Figure 2008169140
以上のように、試験例2で評価した錠剤は、「髪のパサツキ」、「髪のハリコシ感」、及び「髪のつや」の全ての項目において改善がみられた。
下記組成の育毛用経口組成物を調製した。
[実施例15]
<錠剤>300mg
組成 %
海苔ペプチド(製造例1) 40
コレウス・フォルスコリイ根エキス 2
パントテン酸ナトリウム 1
乳糖 30
結晶セルロース 3
ステアリン酸マグネシウム 0.5
トウモロコシデンプン 残部
合計 100.0
[実施例16]
<錠剤>300mg
組成 %
ワカメペプチド 40
L−クレアチン 2
メカブフコイダン 1
還元麦芽糖水飴 8
ショ糖ミリスチン酸エステル 3
デキストリン 残部
合計 100.0
[実施例17]
<顆粒剤>
組成 %
海苔ペプチド(製造例1) 75
L−カルニチンフマル酸 2
コンブフコイダン 1
還元麦芽糖水飴 15
クエン酸 1
甘味料(ステビア) 1
デキストリン 残部
合計 100.0
[実施例18]
<顆粒剤>
組成 %
ワカメペプチド 50
コエンザイムQ10 2
メカブフコイダン 1
カルボキシメチルセルロース 15
クエン酸 1
甘味料(ステビア) 1
乳糖 残部
合計 100.0
[実施例19]
<飲料>
組成 %
海苔ペプチド(製造例1) 30
L−カルニチン 2
アスコルビン酸ナトリウム 3
ゲンチアナエキス 0.5
ブドウ糖液糖 15
グレープフルーツ果汁 20
クエン酸 1
精製水 残部
合計 100.0
[実施例20]
<飲料>
組成 %
海苔ペプチド(製造例1) 30
L−クレアチン 2
モズクフコイダン 5
チアミン塩酸塩 0.1
ピリドキシン塩酸塩 0.1
コバラミン 0.1
アスコルビン酸ナトリウム 3
ブドウ糖液糖 15
グレープフルーツ果汁 20
クエン酸 1
精製水 残部
合計 100.0

Claims (4)

  1. (A)海藻由来タンパク質の加水分解ペプチドと、(B)多糖類及び/又は(C)エネルギー代謝亢進成分とからなる経口育毛剤。
  2. (B)成分が海藻由来の多糖類である請求項1記載の経口育毛剤。
  3. (C)成分が、炭素数が奇数の炭素鎖長を有する脂肪酸及びその誘導体、コエンザイムQ10、L−カルニチン及びその誘導体、クレアチン及びその誘導体、コレウス(Coleus)属の植物抽出物、ならびにビタミンから選ばれる成分である請求項1記載の経口育毛剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の経口育毛剤を配合してなる育毛用経口組成物。
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