JP2008168221A - 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008168221A
JP2008168221A JP2007004656A JP2007004656A JP2008168221A JP 2008168221 A JP2008168221 A JP 2008168221A JP 2007004656 A JP2007004656 A JP 2007004656A JP 2007004656 A JP2007004656 A JP 2007004656A JP 2008168221 A JP2008168221 A JP 2008168221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
liquid
contact tank
temperature
bubble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007004656A
Other languages
English (en)
Inventor
Mii Fukuda
美意 福田
Takumi Obara
卓巳 小原
Taku Menju
卓 毛受
Ryoichi Arimura
良一 有村
Takeshi Matsushiro
武士 松代
Seiichi Murayama
清一 村山
Takahiro Soma
孝浩 相馬
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007004656A priority Critical patent/JP2008168221A/ja
Publication of JP2008168221A publication Critical patent/JP2008168221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

【課題】大型の付帯設備を増設することなく、多量の微細気泡を発生させることができる省スペースで低コストの微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置を提供する。
【解決手段】気泡生成手段に供給する気体、液体および気液接触槽内の液体のうちの少なくとも1つの温度を調整し、気体と液体との間に温度差を生じさせ、気泡生成手段から気液混合流体を気液接触槽内の液体中に吹込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ニュートン粘性流体、非ニュートン粘性流体、コロイド溶液、高分子溶液およびその他の各種液体中に、空気、不活性ガス、その他の各種ガスを吸引して微細気泡を発生させる微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置に関する。
マイクロバブル、ナノバブルといった微細気泡は、酸素などの気体を高い溶解効率で溶け込ませることができること、長く液中に気泡を残存させることができること、気泡により固形物(汚濁物)を浮上分離させることができること、殺菌効果が得られるなどの性質から環境浄化、水処理、医療分野など幅広い分野での利用が期待されている。
従来から微細気泡発生技術として様々の方式が提案されているが、その中でも局所的な負圧によりガスを吸引するエジェクタ方式は省動力で多量の微細気泡を発生させることができるため、広範囲の用途が期待されている。
エジェクタ方式とは、図9に示すように構成された装置100において、送水ラインL1の下流側に取り付けられた気泡生成手段106に対して、貯水タンク102からポンプ103で液体を供給するとともに、気体をガスラインL2を介して液体の周囲に供給することにより、気体を液体中に吸引させ、狭い流路を通して広い空間に吐出させ、微細気泡を発生させる方式である。エジェクタ方式の微細気泡発生装置100では、ノズル106の内部流路の中間部分が絞られて狭くなっているため、流出口側の口径が拡張している部分では負圧状態となり、供給した気体を液体中に取り込んで気液混合状態となり、多量の微細気泡が生成される。このような微細気泡発生装置において、発生する気泡の大きさ(気泡径)をできるだけ微細化することが要望されており、種々の提案がなされている。
例えば特許文献1には、流路を複数に分岐させ、各分岐流路の分岐点から合流点までの途中に各々減圧弁を設け、複数の分岐流路を再び合流させて液体出口に接続し、各分岐流路に流れる液体の流量を制御して、液体出口から流出する液体中の微細気泡の径を制御する方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、液体の流量を調整することで、気泡径の制御は可能になるが、多量の微細気泡を発生させることができない。さらに、この従来方法では、液体の加圧に用いる高圧ポンプやコンプレッサー、加圧に耐えうる圧力タンクなどの大型の付帯設備が必要になるという問題点がある。
特許文献2には、気泡生成手段としてのエジェクタ式ガスノズルから気液接触槽内の液体に気液混合流体を吹き込むことにより微細気泡を発生させる装置が記載されている。この従来装置では、ガスノズルに与える気体の流量を定期的に可変制御して、発生する微細気泡の径を制御する。この従来装置を用いて小さな径の気泡を発生させるためには、気体調節弁により供給気体の流量を絞り、気液比を小さくする必要がある。
しかしながら、供給気体の流量を少なくすると、それに伴い微細気泡の発生量が減少するので、この従来技術においても微細気泡を多量に発生させることができない。このように単一の発生装置では多量の微細気泡を発生させることができないので、微細気泡を多量に発生させるためには複数台の発生装置とそれに付随する配管、ポンプ等が必要になり、多くの設備スペースとコストを要するという問題点がある。
特許第3640451号公報 特開平5−123555号公報
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、大型の付帯設備を増設することなく、多量の微細気泡を発生させることができる省スペースで低コストの微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る微細気泡発生方法は、気泡生成手段から気液混合流体を気液接触槽内の液体中に吹き込み微細気泡を発生させる方法において、前記気泡生成手段に供給する気体、液体および前記気液接触槽内の液体のうちの少なくとも1つの温度を調整し、前記気体と前記液体との間に温度差を生じさせ、前記気泡生成手段から気液混合流体を前記気液接触槽内の液体中に吹込むことを特徴とする。
本発明に係る微細気泡発生装置は、処理対象となる液体を貯留する気液接触槽と、気泡を含む気液混合流体を生成し、該気液混合流体を前記気液接触槽内の液体中に注入する気泡生成手段と、前記気泡生成手段に気体を供給する気体供給手段と、前記気泡生成手段に液体を供給する液体供給手段と、前記気泡生成手段に供給する気体、液体および前記気液接触槽内の液体のうちの少なくとも1つの温度を調整し、前記気体と前記液体との間に温度差を生じさせる温度調整手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、気体と液体との温度差を利用して気泡径を制御するため、気液比を大きくでき、多量の微細気泡を一括して発生させることができる。このため、大型の設備を増設することなく、既存の設備を改良改善して利用することができるので、省スペースと低コストを実現させることができる。
さらに、本発明によれば、気体と液体の温度差で気泡径を制御するため、必要に応じた径の微細気泡を一括して発生させることができる。このため、酸素、オゾンなどの気体を効率よく液体中に溶解させることができる。また、固形物(汚濁物)を効率よく浮上分離させることができ、高い除去率を得ることができる。
以下、添付の図面を参照して本発明を実施するための種々の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1および図2を参照して本発明の第1の実施の形態に係る微細気泡発生装置を説明する。
図1に示すように、微細気泡発生装置1は、気液接触槽7を備えており、気液接触槽7内には処理水として上水用の未処理の水が貯留されている。気泡生成手段としての吸引式気泡発生ノズル6が気液接触槽7の下部側壁に取り付けられ、吸引式気泡発生ノズル6から気液接触槽7内の処理水31に気泡12を含む気液混合流体が導入されるようになっている。
送水ラインL1には、上流側から順に貯留タンク2、開閉弁(図示せず)、送水ポンプ3、ドレイン弁(図示せず)、吸引式気泡発生ノズル6が設けられている。気体供給ラインL2には、上流側から順に気体供給装置4、流量調節弁10、気体加熱装置11、温度センサ21、吸引式気泡発生ノズル6が設けられている。吸引式気泡発生ノズル6の液体供給流路63は送水ラインL1に連通し、ガス供給流路64は気体供給ラインL2に連通している(図2参照)。
気体加熱装置11は、気体調節弁10から気体供給調節弁5までの間に設けられ、吸引式気泡発生ノズル6に供給される前の気体を加熱するものである。気体加熱装置11として、ボイラー、抵抗発熱ヒーター、白熱電球、赤外線ライトなどを用いることができる。
温度センサ21は、気体加熱装置11よりも下流側のラインL2に取り付けられ、気体加熱装置11により加熱された気体の温度を検出し、制御器20へ温度検出信号を送るようになっている。温度センサ21として、各種の熱電対を用いることができる。
さらに、気液接触槽7には排水ラインL3および循環ラインL4がそれぞれ接続されている。気液接触槽7内で処理された処理水31は、排水ラインL3を通って図示しない次の処理設備に送られるようになっている。また、気液接触槽7内の処理水の一部は循環ラインL4を通ってラインL1の送水ポンプ3に戻され、再び吸引式気泡発生ノズル6を通って気液接触槽7に循環供給されるようになっている。
微細気泡発生装置1は制御器20を備えている。制御器20はプロセスコンピュータ等を含むプラントコントロールシステムの一部を構成するものであり、この制御器20によって微細気泡発生装置1の全体の動作が統括的に制御されるようになっている。すなわち、制御器20の入力部には温度センサ21、図示しない圧力センサ及び流量センサなどから各種の信号が入力され、そのCPUは入力信号とデータベースに格納された処理条件データとに基づき制御量の演算を実行し、出力部からは送水ポンプ3、流量調節弁5,10、気体加熱装置11などにそれぞれ制御指令信号が出力されるようになっている。
次に、図2を参照して気泡生成手段としての吸引式気泡発生ノズル6の詳細を説明する。
吸引式気泡発生ノズル6は、液体ノズル部材61、ノズル細管62、液体供給流路63、ガス供給流路64、吸引ガス室65、ガスノズル部材66、平行絞り流路67および負圧部68を備えている。ノズル細管62は、液体ノズル部材61を貫通して液体供給ラインL1に連通する液体供給流路63を有している。ガス供給流路64は、上流側が液体ノズル部材61を貫通して気体供給ラインL2に連通し、下流側が吸引ガス室65にて開口している。吸引ガス室65は、前記ノズル細管62の出口を取り囲む自由スペースである。平行絞り流路67は、ガスノズル部材66に形成された狭い流路であり、吸引ガス室65に連通するとともに、前記ノズル細管62の出口と対向配置されている。負圧部68は、前記平行絞り流路67よりも広いスペースを有するとともに、気液接触槽7内に連通して処理水31中に気液混合流体を導くものである。
吸引式気泡発生ノズル6において、気体は、吸引ガス室65から平行絞り流路67に引き込まれ、平行絞り流路67を通過した後に負圧部68において減圧され、気液接触槽7内の処理水中に導入される。ノズル細管62から噴射される加圧液体と気体との間に働く粘性力の作用により気体が平行絞り流路67に引き込まれるときに、液体流と気体流との相対運動によって気体が剪断され、微細気泡が発生する。なお、吸引式気泡発生ノズル6から気液接触槽7への気液混合流体の吹き込み圧力は、加熱による気体圧力の上昇、および吸引式気泡発生ノズル6の内部で加えられる圧力の上昇を考慮して、約1〜20気圧程度である。
次に、微細気泡の発生原理について説明する。
本実施形態の微細気泡発生装置1では、気体加熱装置11によって加熱された気体は、吸引式気泡発生ノズル6内で気泡12となり、送水ポンプ3から供給される液体とともに気液接触槽7内に注入される。通常、気体には空気が用いられる。気体は気体加熱装置11によって中温域(約100〜600℃)の広い範囲に加熱される。通常、液体には冷却排水や水道水が用いられる。特別の場合に、氷や雪などを貯留タンク2や気液接触槽7のなかに投入する冷却操作、あるいは固体として存在する物質が融解して液体となる冷却操作もあるため、液体として除雪した雪の融液や氷の融液を用いることができる。液体は、環境中にあるがままの状態か又は冷却された状態で、室温近傍の温度域(−5℃〜50℃)に調整されることが好ましい。なお、液体が工業的な純水ではなく、混合物や粘性の高い物質である場合は、凝固点が降下することがあるため、−10℃〜40℃の温度域に液体の温度を調整することができる。
気液接触槽7内の処理水31中に注入された気液混合流体は、気泡12を構成する気体と周辺の液体との温度差から、後述する式(1-1)と式(1-2)のように気体の状態方程式に従い、気泡12は内部の熱を周囲に放出して収縮する。気体は液体に比べて比熱がはるかに小さいので気泡からの放出熱13が周囲の液体に移行しやすいこと、および加熱された気泡12と液体とを直接接触させることで、瞬時に気泡12が収縮してさらに小さい微細気泡33になる。
上述した気泡の収縮について、論拠を以下に示す。
高温、低圧下では気体は理想気体に近いふるまいをするので、理想気体の状態方程式を適用した。また、気液界面の表面張力や、気泡内部の圧力変化は無視し、熱の移動のみで気泡が収縮する場合を考える。
気体加熱装置11で加熱された供給気体を用い、吸引式気泡発生ノズル6で発生した直後の気泡12内の気体の圧力をP1、体積をV1、温度をT1、質量をw1、気泡径をd1とする。
上記の気泡12が、気液接触槽7で冷却された直後の微細気泡内の気体の圧力をP2、体積をV2、温度をT2、質量をw2、気泡径をd2とする。
気体定数をR、気体の分子量をMとすると、下式(1-1)と(1-2)の関係が成立する。
Figure 2008168221
式(2-1)の関係より、微細気泡の密度は式(2-2)によって与えられる。
Figure 2008168221
気泡を球形と仮定し、質量保存の法則から式(3)の関係が導かれる。
Figure 2008168221
式(4-1)の関係より、微細気泡の体積は式(4-2)によって与えられる。
Figure 2008168221
気泡を球形と仮定すると、式(5)の関係が導かれる。
Figure 2008168221
上記の式(3)と式(5)からw2を消去し、d1,d2について整理すると次の式(6)が得られる。
Figure 2008168221
1=P2とすると、式(7)の関係が成り立つ。
Figure 2008168221
例えば500℃、1気圧、気泡径d1の加熱空気の気泡12が、20℃、1気圧の液体中に注入された場合の、液体注入後の微細気泡33の径d2を試算してみる。絶対温度はT=273.15Kとする。
上式(7)に測定値をそれぞれ代入すると、下式(8)のようにして気泡12に対する微細気泡33の気泡径比が求まる。
Figure 2008168221
上記の例では、微細気泡33の径d2は、初期気泡12の径d1のおよそ7割の大きさに縮小する。
1とP2の差と、T1とT2の差をそれぞれ調整することで、さらに気泡径の縮小が可能となる。また、加熱気体でできた気泡が、液体中で冷却され、気泡内部の温度が低下すると、気液界面の表面張力が増加し、気液界面から気泡の中心への圧力が増加することが予想される。したがって、上記の計算例よりもさらに、気泡径が縮小できる可能性がある。
気泡径は次の方法のうちのいずれかを用いて測定される。
電子顕微鏡(デジタルスコープ)と画像撮影装置と画像処理装置を組み合わせて用いることにより、微細気泡を直接観察し、その画像解析をおこなうことによって気泡径を求めることができる。また、レーザー計測器のような光学測定機器を用いて微細気泡の径を測定することができる。さらに、粒径分子計を用いても微細気泡の径を測定することができる。
次の効果が得られる。
1)酸素、オゾンなどの気体を効率よく液中に溶解させることができる。
2)固形物(汚濁物)を効率よく浮上分離させることができ、高い除去率を得ることができる。
効果1)では、微細気泡の径が小さいと、体積あたりの表面積がより大きくなり、浮力の影響が少なく液中残存時間が長くなる。したがって、微細気泡の気泡径が小さいほど高い溶解効果を得られる。
効果2)では、微細気泡は液中で気泡表面が負に帯電しているため、微細気泡の表面に、汚泥、油、泡などを付着させて、浮力で上昇した気泡と気泡に付着した物質を取り除く方法である。微細気泡の気泡径が小さいほど、体積あたりの表面積は大きくなり、除去したい物質と気泡が接触する面積も大きくなる。同時に、小さな径の気泡は、表面張力が大きく、気泡表面に物質が付着しにくい可能性がある。よって、本発明を用いることで、できるだけ表面積が大きく、かつ物質が付着しやすい適切な径の気泡を発生させることができ、高い浮上分離効果が得られる。
(第2の実施の形態)
次に、図3を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Aは、送水ラインL1において液体冷却装置14および温度センサ21を備えている。液体冷却装置14は、送水ポンプ3と吸引式気泡発生ノズル6との間に設けられている。液体冷却装置14として、プレート式熱交換器やフラッシュ冷却器を用いることができる。温度センサ21は、液体冷却装置14の下流側のラインL1に取り付けられている。温度センサ21は制御器20に温度検出信号を送るようになっている。温度センサ21として各種の熱電対や温度計を用いることができる。
本実施形態の装置1Aの作用について説明する。
液体冷却装置14によって吸引式気泡発生ノズル6に送られる直前の液体を冷却し、液体の温度を例えば約5℃に低下させる。冷却した液体を吸引式気泡発生ノズル6に供給すると、気体供給装置4から供給された気体(室温)と冷却された液体との温度差により気泡が収縮して微細気泡が発生する。
本実施形態によれば、送水ポンプ3の排熱などによる、液体の温度上昇を軽減することができ、より小さい径の微細気泡を多量に発生させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図4を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Bは、送水ラインL1に液体冷却装置14および温度センサ21bを有するとともに、さらに気体供給ラインL2に気体加熱装置11および温度センサ21aを有している。気体加熱装置11、液体冷却装置14、温度センサ21a,21bは、上記の実施形態と実質的に同じ構成のものである。
本実施形態の装置1Bの作用について説明する。
液体冷却装置14により液体を冷却し、吸引式気泡発生ノズル6に供給する液体の温度を調整する一方で、気体加熱装置11により気体を加熱し、吸引式気泡発生ノズル6に供給する気体の温度を調整する。上記の式(7)より、吸引式気泡発生ノズル6から生じる加熱された気泡の内部の温度と、気液接触槽7内の液体(処理水31)の温度との差が大きくなればなるほど気泡は収縮するようになる。
本実施形態によれば、気体加熱装置11による供給気体の温度の上昇と、液体冷却装置14による供給液体の温度の降下との組み合せにより、気体と液体との温度差をさらに大きくできるので、より小さな気泡径の微細気泡を発生させることができる。
(第4の実施の形態)
次に、図5を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Cは、送水ラインL1に液体冷却装置14および温度センサ21bを有し、気体供給ラインL2に気体加熱装置11および温度センサ21aを有し、さらに気液接触槽7内に冷却装置15を有している。
本実施形態の装置1Cの作用について説明する。
液体冷却装置14により液体を冷却し、吸引式気泡発生ノズル6に供給する液体の温度を調整し、かつ、気体加熱装置11により気体を加熱し、吸引式気泡発生ノズル6に供給する気体の温度を調整し、かつ、冷却装置15により気液接触槽7内の処理水31を冷却する。上記の式(7)より、吸引式気泡発生ノズル6から生じる加熱された気泡の内部の温度と、気液接触槽7内の液体(処理水31)の温度との差が大きくなればなるほど気泡は収縮するようになる。
本実施形態によれば上記の実施形態よりも更に気泡径を小さくすることができる。長時間運転を続けると、気液接触槽内の液体の温度は上昇する可能性がある。したがって、本実施形態のように、気液接触槽内の液体の温度を低下させることで、より小さい径の微細気泡を多量に発生させることができる。
(第5の実施の形態)
次に、図6を参照して本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Dは、気体供給ラインL2に気体加熱装置11および温度センサ21を有し、さらに気体加熱装置11に熱エネルギーを輸送するための熱輸送ラインL5を備えている。熱輸送ラインL5は、熱源として送水ポンプ3およびその他の動力源16のポンプ16bに接続され、これらのポンプ3,16bで発生する熱を気体加熱装置11に送る輸送手段である。気体加熱装置11、温度センサ21は、上記の実施形態と実質的に同じ構成のものを用いる。なお、その他の動力源16として、上水処理場、下水処理場、廃棄物処理場に設置されたポンプ、送風機などの、動力を用いるものならばどんなものでも利用可能である。
本実施形態の装置1Dの作用について説明する。
送水ポンプ3およびその他の動力源16bから発生する熱を、供給気体の加熱装置11の熱源として利用して気体を加熱し、吸引式気泡発生ノズル6に供給する気体の温度を調整する。
本実施形態によれば、熱の有効利用により、省エネルギー化を図ることができる。
(第6の実施の形態)
次に、図7を参照して本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Eは、気体供給ラインL2に気体加熱装置11および温度センサ21を有し、さらに気体加熱装置11に熱エネルギーを輸送するための熱輸送ラインL5を備えている。熱輸送ラインL5は、熱源として排ガス発生源18に接続され、排ガス発生源18から発生する排ガスの熱を気体加熱装置11に送る輸送手段である。さらに、熱輸送ラインL5は、気体供給調節弁4に接続され、排ガス発生源18を気体供給源としても利用できるようにしている。
なお、排熱のみで気体の加温に十分な熱量を供給できるのであれば、気体加熱装置のない構成のものであっても良い。また、排熱を利用するのではなく、排ガスそのものを微細気泡の発生に利用するものであっても良い。また、排熱の供給方法はガスの形態に限らず、ボイラ、焼却炉、発電所などの温度の高い排液の熱を、気体供給装置内の気体の加温に用いるものであっても良い。
本実施形態の装置1Eの作用について説明する。
ボイラ、焼却炉、発電所等の排ガス発生源から生じる温度の高い排ガスの熱(排熱)は、熱輸送ラインL5を通って気体加熱装置11へ輸送され、気体供給装置11内の気体の加温に利用される。気体加温装置11は、気泡径の調整に不足する分の熱を供給し、気体の温度を調整する。
本実施形態によれば、これまで利用されていなかった排熱の有効利用により、省エネルギー化を図ることができる。
(第7の実施の形態)
次に、図8を参照して本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の微細気泡発生装置1Fは、気体供給ラインL2に気体加熱装置11および温度センサ21を有し、さらに気体加熱装置11に自然エネルギーを輸送するためのエネルギー輸送ラインL6を備えている。エネルギー輸送ラインL6は、エネルギー源として自然エネルギー発生源19に接続され、自然エネルギー発生源19から発生するエネルギーを気体加熱装置11に送る輸送手段である。自然エネルギーとして、太陽光、地熱、風力などを利用することができる。自然エネルギー発生源19はそれらの自然エネルギーを電力等に変換する装置からなり、例えば自然エネルギーが太陽光である場合は太陽電池である。
本実施形態の装置1Fの作用について説明する。
自然エネルギーがエネルギー輸送ラインL6を介して気体加熱装置11に輸送され、気体供給装置11内の気体の加温に利用される。気体加熱装置11は、気泡径の調整に不足する分の熱を供給し、気体の温度を調整する。
本実施形態によれば、自然エネルギーのみで気体の加温に十分な熱量を供給できるのであれば、気体加熱装置のない構成であっても良い。
本発明は、エジェクタ方式に限らず、液体を加圧して気体を溶解させた後、減圧する加圧溶解方式、ノズルや高速旋回流、回転攪拌翼を用いて気体を引きちぎる乱流または剪断方式、細かい孔を持つ管や板から気体を噴出する微細孔発生方式、固体中に形成された微小気室中の気体が固体の溶解とともに放出される機構、気液界面に超音波による振動を加えた超音波方式(出典;マイクロバブルの世界、山本智嗣・宮本誠、工業調査会、2006)など、微細気泡を発生させるものであれば、どのようなものであっても良い。
以上、種々の実施の形態を挙げて説明したが、本発明は上記各実施の形態のみに限定されるものではなく、種々変形および組み合わせることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る微細気泡発生装置を模式的に示す構成ブロック図。 気泡生成手段の要部を示す断面模式図。 本発明の第2の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 本発明の第3の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 本発明の第4の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 本発明の第5の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 本発明の第6の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 本発明の第7の実施の形態に係る微細気泡発生装置を示す構成ブロック図。 従来の微細気泡発生装置を示す図。
符号の説明
1,1A〜1F…微細気泡発生装置、
2…貯留タンク、
3…送水ポンプ、
4…気体供給装置、
5…気体供給調節弁、
6…気泡生成手段(吸引式気泡発生ノズル)、61…液体ノズル部材、62…ノズル細管、63…液体供給流路、64…ガス供給流路、65…吸引ガス室、66…ガスノズル部材、67…平行絞り流路、68…負圧部、
7…気液接触槽、
10…気体調節弁、
11…気体加熱装置、
12…気泡、
13…気泡が周囲に放出する熱、
14…液体冷却装置、
15…気液接触槽液体冷却装置、
16…プラント設備、16a…供給源、16b…ポンプ、16c…処理槽、
18…排ガス発生源、
19…自然エネルギー発生源、
20…制御器、
21,21a,21b…温度センサ、
31…処理水、
33…微細気泡、
L1…処理水供給ライン、
L2…ガス供給ライン
L3…処理水排出ライン、
L4…循環ライン。
L5…熱輸送ライン。
L6…エネルギー輸送ライン。

Claims (15)

  1. 気泡生成手段から気液混合流体を気液接触槽内の液体中に吹き込み微細気泡を発生させる方法において、
    前記気泡生成手段に供給する気体、液体および前記気液接触槽内の液体のうちの少なくとも1つの温度を調整し、前記気体と前記液体との間に温度差を生じさせ、前記気泡生成手段から気液混合流体を前記気液接触槽内の液体中に吹込むことを特徴とする微細気泡発生方法。
  2. 前記液体より前記気体のほうが温度が高くなるように、前記気泡生成手段に供給する気体を加熱することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記液体より前記気体のほうが温度が高くなるように、前記気泡生成手段に供給する液体を冷却することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項記載の方法。
  4. 前記液体より前記気体のほうが温度が高くなるように、前記気液接触槽内の液体を冷却することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の方法。
  5. 動力源から発生する熱を利用して前記気体を加熱することを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 燃焼機器から排出される排熱を利用して前記気体を加熱することを特徴とする請求項2記載の方法。
  7. 自然エネルギーを利用して前記気体を加熱することを特徴とする請求項2記載の方法。
  8. 処理対象となる液体を貯留する気液接触槽と、
    気泡を含む気液混合流体を生成し、該気液混合流体を前記気液接触槽内の液体中に注入する気泡生成手段と、
    前記気泡生成手段に気体を供給する気体供給手段と、
    前記気泡生成手段に液体を供給する液体供給手段と、
    前記気泡生成手段に供給する気体、液体および前記気液接触槽内の液体のうちの少なくとも1つの温度を調整し、前記気体と前記液体との間に温度差を生じさせる温度調整手段と、
    を具備することを特徴とする微細気泡発生装置。
  9. 前記温度調整手段は、前記気体供給手段から前記気泡生成手段までの間に設けられ、前記気泡生成手段に供給される気体を加熱する気体加熱装置であることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 前記温度調整手段は、前記液体供給手段から前記気泡生成手段までの間に設けられ、前記気泡生成手段に供給される液体を冷却する液体冷却装置であることを特徴とする請求項8記載の装置。
  11. 前記温度調整手段は、前記気液接触槽に設けられ、前記気液接触槽内の処理水を冷却する液体冷却装置であることを特徴とする請求項8記載の装置。
  12. 動力源から発生する熱を前記気体加熱装置に輸送するための熱輸送ラインをさらに有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  13. 燃焼機器から排出される排熱を前記気体加熱装置に輸送するための熱輸送ラインをさらに有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  14. 自然エネルギーを前記気体加熱装置に輸送するためのエネルギー輸送ラインをさらに有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  15. 前記気泡生成手段は、液体供給流路を備えたノズル細管と、ガス供給流路と、前記ガス供給流路に連通するとともに前記ノズル細管の出口を取り囲む吸引ガス室と、前記吸引ガス室に連通するとともに前記ノズル細管の出口と対向配置される平行絞り流路と、前記平行絞り流路よりも広いスペースを有するとともに前記気液接触槽に連通して前記気液接触槽内の液体中に気液混合流体を導く負圧部と、を有することを特徴とする請求項8記載の装置。
JP2007004656A 2007-01-12 2007-01-12 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置 Pending JP2008168221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004656A JP2008168221A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004656A JP2008168221A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008168221A true JP2008168221A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39696818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004656A Pending JP2008168221A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008168221A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041565A1 (ja) * 2008-10-06 2010-04-15 国立大学法人筑波大学 マイクロバブル発生ポンプ、マイクロバブル発生ポンプ用動翼およびマイクロバブル発生ポンプ用静翼
JP2012157789A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Nitto Seiko Co Ltd 微細気泡発生方法および微細気泡発生装置
JP2012250138A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Idec Corp 微細気泡生成ノズルおよび微細気泡生成装置
KR101418069B1 (ko) * 2012-10-12 2014-07-10 주식회사 지케이옥시 물리적 성질을 이용한 작은 크기의 기포 제조방법
JP2014155922A (ja) * 2007-09-07 2014-08-28 Turbulent Energy Inc 流体活性化装置
JP2015057951A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 独立行政法人農業環境技術研究所 微生物培養培地、微生物の増殖方法及び有機塩素系化合物の分解方法、並びにナノバブル液体、ナノバブル液体製造装置及びナノバブル液体の製造方法
JP2015080756A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 パナソニック株式会社 微小気泡発生装置および気泡径制御方法
JP2015120100A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 三菱電機株式会社 気液混合装置および風呂給湯装置
JP2017094300A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 微小気泡生成システム
WO2018225601A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 大同メタル工業株式会社 洗浄液
WO2019098117A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 大同メタル工業株式会社 洗浄液
KR20190111645A (ko) * 2018-03-23 2019-10-02 김일동 나노기포 발생 장치 및 이를 이용한 구조체
JP2020104074A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 日本製鉄株式会社 ファインバブル供給装置、冷却装置、ファインバブルの供給方法及び冷却方法
JP2020138153A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 キヤノン株式会社 微細バブル生成装置、微細バブル生成方法、及び微細バブルの含有液

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338198A (ja) * 1989-07-04 1991-02-19 Mitsubishi Electric Corp ファクシミリ装置におけるマイクユニット固定構造
JPH07289867A (ja) * 1994-04-25 1995-11-07 Praxair Technol Inc 冷たい気体を高温液体と混合するための方法及び装置
JP2000189946A (ja) * 1998-12-24 2000-07-11 Amano Corp 超微細気泡発生装置
JP2005147475A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Ebara Corp 気泡発生装置を備えた冷却装置
JP2005279590A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hiroshima Univ 液−液系エマルションの製造装置および液−液系エマルションの製造方法
JP2006272096A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 微細気泡発生装置
JP2006307053A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Jpec:Kk 洗浄剤の製造方法
JP2007190484A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 微細気泡発生装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338198A (ja) * 1989-07-04 1991-02-19 Mitsubishi Electric Corp ファクシミリ装置におけるマイクユニット固定構造
JPH07289867A (ja) * 1994-04-25 1995-11-07 Praxair Technol Inc 冷たい気体を高温液体と混合するための方法及び装置
JP2000189946A (ja) * 1998-12-24 2000-07-11 Amano Corp 超微細気泡発生装置
JP2005147475A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Ebara Corp 気泡発生装置を備えた冷却装置
JP2005279590A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Hiroshima Univ 液−液系エマルションの製造装置および液−液系エマルションの製造方法
JP2006272096A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 微細気泡発生装置
JP2006307053A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Jpec:Kk 洗浄剤の製造方法
JP2007190484A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 微細気泡発生装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155922A (ja) * 2007-09-07 2014-08-28 Turbulent Energy Inc 流体活性化装置
WO2010041565A1 (ja) * 2008-10-06 2010-04-15 国立大学法人筑波大学 マイクロバブル発生ポンプ、マイクロバブル発生ポンプ用動翼およびマイクロバブル発生ポンプ用静翼
JP5493153B2 (ja) * 2008-10-06 2014-05-14 国立大学法人 筑波大学 マイクロバブル発生ポンプ、マイクロバブル発生ポンプ用動翼およびマイクロバブル発生ポンプ用静翼
JP2012157789A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Nitto Seiko Co Ltd 微細気泡発生方法および微細気泡発生装置
JP2012250138A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Idec Corp 微細気泡生成ノズルおよび微細気泡生成装置
KR101418069B1 (ko) * 2012-10-12 2014-07-10 주식회사 지케이옥시 물리적 성질을 이용한 작은 크기의 기포 제조방법
JP2015057951A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 独立行政法人農業環境技術研究所 微生物培養培地、微生物の増殖方法及び有機塩素系化合物の分解方法、並びにナノバブル液体、ナノバブル液体製造装置及びナノバブル液体の製造方法
JP2015080756A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 パナソニック株式会社 微小気泡発生装置および気泡径制御方法
JP2015120100A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 三菱電機株式会社 気液混合装置および風呂給湯装置
JP2017094300A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社 微小気泡生成システム
WO2018225601A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 大同メタル工業株式会社 洗浄液
JP2018202350A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 大同メタル工業株式会社 洗浄液
CN110709178A (zh) * 2017-06-07 2020-01-17 大同金属工业株式会社 清洗液
GB2578248A (en) * 2017-06-07 2020-04-22 Daido Metal Co Cleaning fluid
WO2019098117A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 大同メタル工業株式会社 洗浄液
JP2019094395A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 大同メタル工業株式会社 洗浄液
CN111373025A (zh) * 2017-11-20 2020-07-03 大同金属工业株式会社 清洗液
GB2583262A (en) * 2017-11-20 2020-10-21 Daido Metal Co Ltd Cleaning liquid
KR20190111645A (ko) * 2018-03-23 2019-10-02 김일동 나노기포 발생 장치 및 이를 이용한 구조체
KR102114800B1 (ko) * 2018-03-23 2020-05-25 김일동 나노기포 발생 장치 및 이를 이용한 구조체
JP2020104074A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 日本製鉄株式会社 ファインバブル供給装置、冷却装置、ファインバブルの供給方法及び冷却方法
JP2020138153A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 キヤノン株式会社 微細バブル生成装置、微細バブル生成方法、及び微細バブルの含有液
JP7278799B2 (ja) 2019-02-28 2023-05-22 キヤノン株式会社 微細バブル生成装置、及び微細バブル生成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008168221A (ja) 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置
Levitsky et al. Micro and nanobubbles in water and wastewater treatment: A state-of-the-art review
US8460551B2 (en) Solar membrane distillation system and method of use
US6709601B2 (en) Hydrothermal treatment system and method
JP5717243B2 (ja) 浄化装置
JP2010042338A (ja) 液中の粒子の浮上分離方法およびその装置
JP2013071047A (ja) 微細気泡発生装置及びそれを用いた復水器の防汚システム
JP2004188246A (ja) オゾン水製造システム
JP4843339B2 (ja) オゾン水供給装置
JP2012200706A (ja) 散気システム及び散気装置の洗浄方法
Lee et al. Experimental study on breakup mechanism of microbubble in 2D channel
JP5412135B2 (ja) オゾン水供給装置
JP2015058430A (ja) 海水中の泡を制御する方法及び装置
Tesař What can be done with microbubbles generated by a fluidic oscillator?(survey)
Fili et al. Trade-off analysis of phase separation techniques for advanced life support systems in space
WO2010023977A1 (ja) 気体溶解装置
US20220331750A1 (en) Vacuum-Assisted Shear Flow Nanobubble Generator
KR102381423B1 (ko) 수소 생산장치 및 수소 생산방법
WO2019037759A1 (zh) 生成含有纳米级气泡的液体的方法和系统
Kartohardjono et al. Mass transfer and fluid hydrodynamics in sealed end hydrophobic hollow fiber membrane gas-liquid contactors
JP2020080858A (ja) 細胞壁破壊装置及び該細胞壁破壊装置を用いた汚泥処理装置
TWI508925B (zh) 曝氣設備、曝氣方法及該設備的清潔方法
Tesař Fluidic Generator Of Microbubbles–Oscillator With Gas Flow Reversal For A Part Of Period
JP2010194523A (ja) 分離膜の洗浄装置、膜分離装置及び洗浄方法
JP2007275735A (ja) 浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110303

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110329

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122