JP2008168135A - 娯楽装置、娯楽装置用台車、および娯楽装置の運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 娯楽装置、娯楽装置用台車、および娯楽装置の運転方法を提供する。
【解決手段】 本発明は案内手段(1)と、台車とを備え、該台車が案内手段(1)に固定されたボギー(2)と乗客コンパートメント(3)を備えたことを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースターである。上記の台車は案内手段(1)に沿って移動可能であり、前記の乗客コンパートメント(3)は、ボギー(2)が移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸(N,G)を中心として、ボギー(2)に対して回転可能である。
【選択図】 図7
【解決手段】 本発明は案内手段(1)と、台車とを備え、該台車が案内手段(1)に固定されたボギー(2)と乗客コンパートメント(3)を備えたことを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースターである。上記の台車は案内手段(1)に沿って移動可能であり、前記の乗客コンパートメント(3)は、ボギー(2)が移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸(N,G)を中心として、ボギー(2)に対して回転可能である。
【選択図】 図7
Description
本発明は娯楽装置、特にローラーコースターに関し、少なくとも1人の乗客が台車に着席できるとともに、台車が乗客をレールシステムに沿って輸送して乗客に楽しみの感覚を起こさせるものである。
多数のローラーコースターが先行技術から既知である。例えば特許文献1は垂直進入走路を有するローラーコースターを開示している。ローラーコースターは案内手段を有し、それに沿って台車が移動する。特許文献2において、図1Aは反転構成と称されるものを図示しているとともに、図1Bはローラーコースターの通常の構成と称されるものを図示している。
特許文献3はフリーフォールタワーと称されるものを開示しており、列車の形状の乗客ユニットはタワーの上部に移動された後、タワーから自由落下で落下することができる。また列車が一旦タワーの上部へ移動されると、タワーの上端に配置された列車が異なるレールシステム内に案内されるように、タワーがその長軸を中心に回転されることも開示されている。
特許文献4は、最初のタイプの動き、例えばローラーコースターに沿ったレール上を進行する乗客の車が、異なるタイプの動きになる、または代替的には乗り物がこの異なるタイプの動きを続けることにより、乗り物の面白さが簡単な手法で強化される娯楽装置を記載している。この目的のために、追加の輸送切替手段が、ライドのコースに沿った1つまたは複数の点、例えばローラーコースターのフレーム載置レール上に設けられ、それが乗客の車に対して追加または代替的タイプの移動を生じる。
独国実用出願公開第20316345号明細書
米国特許出願公開第2005/0274275号明細書
米国特許第6755749号明細書
国際公開03/009914
本発明の目的は、1人または複数の乗客に対して乗り物の楽しさを増強できる、娯楽装置、娯楽装置用台車、および娯楽装置の運転方法を明示することである。
この目的は独立請求項で規定される主題により達成され、好ましい実施態様は従属請求項で規定されている。即ち、本発明は、以下に記載する構成よりなる。
(1) 案内手段と、台車とを備え、該台車は該台車を案内手段に沿って移動可能とするように該案内手段に固定されたボギーと乗客コンパートメントを備えた娯楽装置、特にはローラーコースターであって、前記の乗客コンパートメントが、ボギーが移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸を中心として、ボギーに対して回転可能であることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター。
(2) 台車が通常のまたは反転構成において案内手段上に配置されていることを特徴とする上記(1)記載の娯楽装置。
(3) 台車が案内手段に沿って移動する際に、通常または反転構成をとり得るように案内手段上に配置されていることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の娯楽装置。
(4) 案内手段に対してヨーイング、ピッチングおよびローリングができないようにボギーが配置され、それゆえにボギーのヨーイング、ピッチングおよびローリングが案内手段の幾何学的輪郭に依存することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の娯楽装置。
(5) 案内手段が螺旋形状コースを備えた部分を有し、その結果台車はこの部分の移動時ローリング運動を生じ、通常および反転構成から通常および反転構成の他方に変化することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の娯楽装置。
(6) 乗客コンパートメントが、進行の方向の配向から進行方向と反対配向へおよびその逆に回転され得ることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の娯楽装置。
(7) ボギーに対しての乗客コンパートメント(3)の回転、特には回転の角度、を調整できるように制御または自動制御システムを備えたことを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の娯楽装置。
(8) 位置エネルギーを台車に伝達する引き込み要素、特にはタワー、エレベータ、コンベイヤーベルト、または進入傾斜面を更に有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の娯楽装置。
(9) 乗客コンパートメントが(10)〜(14)のいずれかに記載の構造であることを特徴とする請求項上記(1)〜(8)のいずれかに記載の娯楽装置。
(10) 台車が案内手段に沿って移動できるように娯楽装置の案内手段に固定されたボギーと、乗客コンパートメントを備えた台車であって、乗客コンパートメントが、ボギーが移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸を中心として、ボギーに対して回転可能であることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター上で操作される台車。
(11) 台車が、他のそのような台車とは分離、または列車を形成するように結合可能であることを特徴とする上記(10)記載の台車。
(12) 少なくとも1つの軸が、ボギーに対して乗客コンパートメントのピッチング運動を可能とするピッチ軸(N)またはボギーに対して台車のヨーイング運動を可能とするヨー軸であることを特徴とする上記(10)または(11)に記載の台車。
(13) 乗客コンパートメントがモータによりボギーに対して少なくとも1つの軸を中心に自在に回転または減衰することを特徴とする上記(10)〜(12)のいずれかに記載の台車。
(14) 案内手段の下り坂傾斜が変更または案内手段の上り坂傾斜が変更した際に、乗客コンパートメントと娯楽装置の起立面との角度が略一定に維持されるようにピッチングおよび/またはヨーイング運動、特には乗客コンパートメントのピッチおよび/またはヨー角の変更を可能とする少なくとも制御または自動制御ユニットを更に備えたことを特徴とする上記(10)〜(13)のいずれかに記載の台車。
(15) 台車が娯楽装置の案内手段に沿って移動される娯楽装置の運転方法であって、台車の乗客コンパートメントが、ボギーが移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸を中心として、台車がボギーに対して回転されることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター、の運転方法。
(16) 進行方向の変化が、ボギーに対する乗客コンパートメントのピッチング運動、特には案内手段に応じたボギーのローリング運動またはピッチング運動に重ねられた乗客コンパートメントのピッチング運動、またはボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイング運動により起こされることを特徴とする上記(15)記載の方法。
(17) 通常から反転またはその逆の台車の構成への変化は、ボギーに対する乗客コンパートメントのピッチング運動、特にはこの乗客コンパートメントのピッチング運動と案内手段で誘発されるボギーに対する台車のローリング運動および/または乗客コンパートメントのヨーイング運動との組み合わせで起こされたことを特徴とする上記(15)または(16)に記載の方法。
(18) 案内手段のコース変化がある場合、乗客コンパートメントがボギーに対してヨーイングおよび/またはピッチング運動を生ずることを特徴とする上記(15)〜(17)のいずれかに記載の方法。
(19) 起立面に対して乗客コンパートメントが取る角度または絶対的な位置が大体一定に維持されるように、ボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイングおよび/またはピッチング運動を起こすことを特徴とする上記(15)〜(18)のいずれかに記載の方法。
本発明の娯楽装置、特にはローラーコースターは、それが上り坂走路、下り坂走路、タワー、ループ、サークル、螺旋、急カーブ等、またはこれらの組み合わせよりなる案内手段を走行するに際し、ロール軸、ヨー軸、および/またはピッチ軸を中心した種々の回転運動、回転変更を行ことにより、乗客に増強された乗り物の楽しさを与える。走行中、乗客の向きも走行方向、反走行方向、更には台車の配置も通常配置、反転配置など種々の変化が可能である。本発明の娯楽装置により、上記の多重回転運動、乗客の配向変化、台車の配置変更などを従来のトラック全体を再構築することなく、ロール、ヨーおよび/またはピッチ軸を中心とする回転運動で行うこともできる。また、娯楽装置に、例えば制御および調整ユニットなどをも搭載してピッチングまたはヨーイング運動、特に乗客コンパートメントのピッチおよび/またはヨー角を変化させることが可能であるため、案内手段の下り勾配が変動または案内手段の上り勾配が変動する場合であっても、乗客コンパートメントと娯楽装置の起立面が成す角度を大体一定に維持することもできる。
本発明により提案される娯楽装置は好適にはローラーコースターであるが、本発明は他の娯楽装置と一緒に用いてもよい。用語「ローラーコースター」は当初は「8の字」の形状のローラーコースター乗り物を指すために用いられていた。しかし用語「ローラーコースター」はこのような形状に限定されない。本発明により提案されるローラーコースターは、複数の上り坂走路、下り坂走路、タワー、ループ、サークル、螺旋、急カーブ等、またはこれらの組み合わせを組み込んでもよい。例えばローラーコースターは本質的に閉鎖型ライドコースを有してもよく、乗客は地上の駅において台車に乗り降りする。
娯楽装置は案内手段と台車とを備える。案内手段は例えば少なくとも1本のレール、好適には2本のレールを備えてもよく、案内手段のコースは台車の進行ルートを規定する。台車は案内手段に沿ってのみ移動できるように案内手段に結合されていることが好ましい。特に台車を、一方ではほとんど摩擦がない状態で台車を案内手段上を移動可能にするとともに、他方では台車がその位置にかかわらず案内手段から外れることができないようにする固定機構を有していなければならない。固定機構は台車が脱線できないように案内手段のいくつかの側面の周囲に延びるいくつかのローラを備えてもよい。
台車はボギーと乗客コンパートメントとを備える。特に台車のボギーは台車が案内手段に沿って移動できるように案内手段に固定されている。好適にはボギーは少なくとも1つの固定機構を搭載しており、それにより台車を案内手段に固定することができる。
乗客コンパートメントは座席を有していても、また上に座席が配置されたフレームを有していてもよい。特にいくつかの座席が単一のフレーム上で互いに隣接しておよび/または前後に配置される、もしくは各々がフレーム上にそれぞれ配置されていてもよい。乗客コンパートメントは、乗車中に座席上の乗客を固定するために、特に乗客安全装置、例えば胸の領域で乗客の周囲に延びる枢動可能湾曲バーを有する。
本発明は乗客コンパートメントがボギーに対して、ボギーが移動している方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸を中心に回転、例えば枢動可能であるという点において、特徴的である。例えばその少なくとも1つの軸はヨー軸またはピッチ軸であってもよい。好適な実施形態において、乗客コンパートメントはヨー軸およびピッチ軸の両方を中心に回転されてもよい。ピッチおよびヨー軸は互いに対して垂直に延びていてもよく、および/またはボギーが案内手段に沿って移動する方向に対してそれぞれ垂直に延びていてもよい。特にピッチ軸は案内手段平面と平行に配置されていてもよい。案内手段平面は、台車が配置された点に対して接線(tangent)で延びている平面である。例えば案内手段平面は両方のレール中に延びている。特にヨー軸は案内手段平面に直角に例えば垂直に延びていてもよい。
用語「ピッチング」、「ヨーイング」および「ローリング」は、飛行機の動きを規定する際に用いられるのと同じように用いられる。特に用語ヨーイングは、乗客コンパートメント内で特定の方法で着席する乗客の視点からの、ヨー軸を中心としたボギーに対する乗客コンパートメントの回転を意味するものとして解釈されるべきである。乗客はヨーイング運動を左右への回転として知覚することになる。ピッチングは、乗客コンパートメント内に特定な方法で配置された乗客の視点からの、ピッチ軸を中心としたボギーに対する乗客コンパートメントの回転運動を意味する。乗客はピッチング運動を前後への回転運動として知覚することになる。ローリングは、ボギーの視点からロール軸、および特にボギーが移動している方向のロール軸点を中心として、娯楽装置が起立している周囲領域に対してボギーまたは台車が生じる回転を意味する。乗客はローリング運動を概して左または右への横方向投げ出し動作として知覚することになる。
ボギーは好適には、案内手段に対してヨーイング、ピッチングおよびローリングができないように配置されており、その場合ボギーのヨーイング、ピッチングおよびローリング運動は、案内手段の幾何学的輪郭に依存する。
ヨーイングまたはピッチング運動を生じることができるように、回転を可能にする回転ベアリングを設けてもよい。例えば乗客コンパートメント、特に座席はフレームによりボギーに結合されていてもよい。座席はヨーまたはピッチ軸を中心にフレームに対して回転可能であるように装着されている。フレームはピッチまたはヨー軸を中心に回転可能であるように装着されていてもよい。乗客コンパートメントは好適にはモータによりボギーに対して少なくとも1つの軸を中心に自在に回転または減衰可能である。自在に回転とは例えば、実質的に影響を受けない回転が軸を中心にして可能であるということを意味し得るが、これは回転が最初にロックされ、その後所望の時点で解放されて自由回転を可能にする状況を除外するものではない。電動駆動には例えば電気モータ、油圧モータ、空気モータを設けてもよい。例えばモータを例えばトルクがないように切り替えてもよく、その場合自由回転が可能である。減衰回転の場合、トルクが回転方向と反対の方向の減衰要素により生じることが好ましい。この目的のためマグネトレオロジー材(magneto−rheological material)またはエレクトロレオロジー材(electro−rheological material)を用いてもよい。発電機内のモータを動作させることまたは減速モードにより減衰効果を生じることも考えられる。
台車および/または娯楽装置は、例えば制御および調整ユニットの完全または少なくとも部分要素を搭載し得ることが好適であり、制御および調整ユニットは、ピッチングまたはヨーイング運動、特に乗客コンパートメントのピッチおよび/またはヨー角を変化させることが可能であるため、案内手段の下り勾配が変動または案内手段の上り勾配が変動する場合であっても、乗客コンパートメントと娯楽装置の起立面が成す角度を大体一定に維持することができる。このような状況であれば、台車が例えば台車のピッチング運動を生じ得る下り勾配の部分に進入している場合、下り勾配の部分の前、途中および後に乗客コンパートメントが娯楽装置の起立面となす角度は、乗客コンパートメントの反対ピッチング運動のため一定に維持される。多重回転運動のため、乗客はいかなる回転運動も主観的に知覚することができない。同じことがヨーイング運動またはヨーイングおよびピッチングの合成運動にも該当する。
ボギーは単一のボギーであることが好ましい。しかし台車が他のそのような台車と結合されて列車を形成可能である実施形態も考えられる。
台車は通常のまたは例えば反転構成で案内手段上に配置されていてもよい。特に好適におよび本発明の1つの利点の構成により、台車が案内手段に沿って移動するにつれて通常のおよび反転構成の両方を取ることができるように、台車が案内手段上に配置されている。例えば案内手段は螺旋またはハーフループを有してもよく、それにより例えば特に多重ピッチング運動で、台車を通常のものから反転構成におよびその逆に切り替えることができる。通常構成とは、乗客の頭が案内手段から離れる方向を指している乗客の配置を意味する。反転構成とは、乗客の頭が案内手段に向かう方向を指している乗客の配置を意味する。特には構成の変化中、乗客コンパートメントは、乗客が頭が案内手段から離れる方向を指している位置から案内手段に向かう方向に指している位置へ切り替えられるように、ピッチ軸を中心として回転され得る。これは例えば案内手段の直線走路上またはハーフループ内または螺旋形状部内で生じる。特には案内手段が螺旋形状輪郭を備える部分を有してもよく、その結果台車はこの部分でローリング運動を生じ、通常および反転構成から通常および反転構成の他方に変化する。
乗客コンパートメントは進行の方向の配向から進行方向と反対配向へおよびその逆に有利に回転され得る。配向の変化は例えばピッチ軸を中心とする回転とともに、またはヨー軸を中心とする回転とともに起こり得る。娯楽装置は好適には引き込み要素、特にはタワー、エレベータ、コンベヤベルトまたは進入傾斜面を有し、それにより位置エネルギーを台車に伝達することができる。この位置エネルギーは、台車が上方位置から下方位置におよびその逆に切り替えられる時に運動エネルギーに変換される。
本発明はさらに、台車が娯楽装置の案内手段に沿って移動される、娯楽装置の運転方法に関する。その方法は台車の乗客コンパートメントが、ボギーが移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸を中心として、台車のボギーに対して回転されるという事実により特徴付けられる。
進行方向の変化は、ボギーに対する乗客コンパートメントのピッチング運動により生じる。例えば乗客コンパートメントのピッチング運動に、案内手段に応じたボギーのローリング運動またはピッチング運動を重ねることができる。代替的には進行方向の変化は、ボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイング運動により発生し得る。
特に通常から反転またはその逆の台車の構成への変化は、ボギーに対する乗客コンパートメントのピッチング運動により生じ得る。特にはピッチング運動は、案内手段の前で誘発される台車のローリング運動および/またはボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイング運動と組み合わせてもよい。ローリング運動の利点は、ピッチング運動により誘発される乗客の逆さま位置が、通常位置に変換されるということである。代替例としてまたは追加的に、ボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイング運動が重なる場合には、乗客コンパートメントのピッチング運動により誘発される進行方向の変化は補償され、換言すれば移動方向に対する乗客コンパートメントの配向が乗客コンパートメントがピッチング運動の前に取った配向に対応するように、進行方向が再度変わる。
一般的に言えば、案内手段のコース変化がある場合、例えばボギーが周囲領域に対するヨーイング、ピッチングまたはローリング運動を生じる場合、乗客コンパートメントがボギーに対するヨーイングおよび/またはピッチング運動を生じれば好ましい。そういう状況であれば、案内手段のコースにより誘発されないさらなる効果を生むことができる。
特に娯楽装置の起立面に対して乗客コンパートメントが取る角度が大体一定に維持されるように、ボギーに対する乗客コンパートメントのヨーイングおよび/またはピッチング運動を生じることが可能である。この利点は乗客が軸移動のみが体に作用しているという印象を持つことである。
例えば少なくとも1つの軸を中心とする回転は、案内手段に沿った台車の移動中、案内手段がコースを変化させていても、少なくともある部分で乗客が1点の方向に配向されるように制御されてもよいとともに、その点が遠位点または娯楽装置の周囲領域の点であってもよい。
例えば娯楽装置は、ヨーおよび/またはピッチ軸を中心とする回転運動がロックされる点で従来の娯楽装置と同様に運転されてもよい。例えば乗客は乗車の前または乗車中に特定のプログラム、すなわち少なくとも1つの軸を中心とする回転運動の特定の組み合わせを選択してもよい。これは娯楽装置が普遍的に配置可能であるとともに従来の娯楽装置に勝る利点を有するということを意味するが、それは乗客に作用する効果を変化させるためにトラック全体を再構築する必要がなく、その代わりヨーおよび/またはピッチ軸を中心とする回転運動が開始される方法を変更するだけでよいからである。これはいくつかの従来の娯楽装置のように、運転操作を退屈にさせないという効果を有する。
いくつかの有益な実施形態を参照して本発明を説明する。添付の図面を参照して、上記の本発明の実施形態に有利に加わる本発明の好適な実施形態を以下に説明する。
図1は標準的または通常の構成のローラーコースターの台車を図示し、乗客4の頭が案内手段1から離れる方向を指している。台車はボギー2を有し、ボギー2は案内手段1に沿った長手方向移動を生じるために案内手段1上に配置されている。台車は乗客が着席する座席8を有する。
図2は反転構成のローラーコースターの台車を図示し、乗客4の頭が案内手段1の方向を指している。乗客はボギー2に固定された座席8上の場所を占有している。
案内手段1がその後のコース中にループまたは螺旋を生じる場合には、図1および図2に図示された台車は例えば180°または360°回転され、それにより乗客は少なくとも短時間逆さまに置かれることとなる。頭はまだ図1に図示されているように前のように案内手段から離れる方向を指しているか、または図2に図示されているように案内手段に向かう方向を指しているため、これは実際には構成の変化ではない。
図3は案内手段を図示し、ボギー2が脱線せずに案内手段1に沿って移動できるように案内手段に固定されている。ヨー軸Gおよびピッチ軸Nがボギー2に対して示されている。図示の実施形態においてヨー軸Gは案内手段平面に対して垂直に延びており、案内手段平面は案内手段の軌道輪郭に接線で延びているとともに案内手段1の2本のレールを介して延びている。この例のピッチ軸Nはヨー軸Gに垂直に且つ台車2の図の平面内外への移動方向に垂直に延びている。しかしまたピッチ軸はヨー軸Gを中心に回転し得るとともに、台車の移動方向に対して平行を始めとする特定の位置に配置され得る。ボギーを案内手段上に固定するために、ボギー2には固定機構7が設けられている。
図4は案内手段1を図示し、その上にボギー2と乗客コンパートメント3とを備える台車が、ボギー2に取り付けられた固定機構7により配置されている。乗客コンパートメント3はフレーム10によりボギー2に結合されている。フレーム10はヨー軸Gを中心に回転可能であるように関節継手6を介してボギー2に接続されている。関節継手6は回転自在であるとともに、モータ駆動または回転可能および減衰され得る。
乗客コンパートメント3はフレーム10に接続され、フレーム10はピッチ軸Nを中心に回転可能であるように、関節継手5を介して乗客の左右に乗客コンパートメント3を囲んでいる。乗客コンパートメント3は関節継手5間に配置されている。関節継手5もモータ駆動、回転自在または回転可能および減衰され得る。乗客コンパートメント3は乗客が着席できる座席8を有する。乗客が座席8から落ちないようにするため、座席に着席した乗客(図示せず)の胸領域を囲む湾曲バー形状の乗客安全装置9が設けられている。図3に図示された実施形態を参照して、ボギー2に対する乗客コンパートメントの移動を説明する。
図5は案内手段1を図示し、その上で図4に図示された台車が位置a)(Pos.a)から位置b)(Pos.b)へ移動する。台車がそれぞれの位置a)および位置b)に示されている。案内手段1は位置a)から位置b)までの螺旋形状輪郭を有し、それにより台車、ボギー2を、台車の移動方向に相当するロール軸を中心に回転させる。その結果台車は位置a)に図示された通常の構成から位置b)に図示された反転構成に切り替えられる。ローリング運動後に逆さまにならないように、乗客コンパートメント8はピッチ軸Nを中心に回転され、それにより反転構成になる。乗客が進行方向に反対に座らないように、フレーム10およびそのため乗客コンパートメント8および乗客も、ヨー軸Gを中心にボギー2に対して回転される。必要に応じて、特定の進行効果を生じるために、1つまたは複数の回転運動をなくすことができる。
図6は台車を図示し、台車は図3および4に関連して説明したように、固定機構7を介して案内手段1に固定されている。台車は乗客コンパートメント3、8を有し、乗客コンパートメント3、8はピッチ軸Nのみを中心にボギー2に対して回転できる。ヨー軸を中心とするボギー2に対する乗客コンパートメント3の回転は、ここに図示する実施形態では生じない。
図7および8は案内手段1に沿って進行する際のいくつかの位置における図6の台車を図示する。図7は案内手段1を図示し、案内手段1は平坦部から下り坂走路、特に大体垂直走路になった後、平坦部に戻る。上部平坦部から下部平坦部までの移動中、乗客コンパートメント3が娯楽装置の起立面または周囲領域に対する配向または角度は一定に維持される。台車が平坦部を離れて急峻部に入ると、ボギー2は周囲領域に対するピッチング運動を生じ、そのピッチング運動はピッチ軸Nを中心に反対方向に、ボギー2に対して90°前後の乗客コンパートメント3のピッチング運動により補償される。娯楽装置、特に台車にはこの目的のため協調制御または自動制御システムを設け得る。乗客を含めた乗客コンパートメント3の重心は、図7に図示したボギー2に対する乗客コンパートメント3の位置が、ボギー2に対する乗客コンパートメント3の重心の位置によってすでに取られているようにすることも考えられる。本発明は図7に図示するような乗客コンパートメント3の水平配向に限定されるものではなく、任意の角度に配向された乗客コンパートメントが乗客コンパートメント3のために設けることもできる。特に好適であるのは図7に図示された実施形態であり、これは自由落下の感覚をもたらす。
図8に図示した案内手段は2つの半ループのコースをたどる。案内手段1に沿って移動する際、ボギー2は娯楽装置の周囲の領域に対してピッチング運動を生じる。ボギー2のピッチング運動を補償するために、乗客コンパートメント3はピッチ軸5を中心としてボギー2に対して対抗するピッチング運動を生じる。その結果、娯楽装置の起立面に対する乗客コンパートメント3の角度または配向は、図7に関連して説明したように一定に維持される。台車が図8に図示した案内手段1に沿って移動する際、台車は通常から反転構成に切り替えられ、そして通常の構成に戻される。この例では乗客コンパートメント3は、ボギー2に対して180°前後またはそれ以上のピッチング運動を生じる。反転構成において乗客4は進行方向と反対に座っている。また図4に図示したタイプの台車を用いることも考えられ、その場合乗客4はヨー軸Gを中心にさらなる回転により進行方向に回転することもできる。
1 案内手段
2 ボギー
3 乗客コンパートメント
4 乗客
5 ピッチング運動関節継手
6 ヨーイング運動用関節継手
7 固定機構
8 座席
9 乗客安全装置
10 フレーム
N ピッチ軸
G ヨー軸
2 ボギー
3 乗客コンパートメント
4 乗客
5 ピッチング運動関節継手
6 ヨーイング運動用関節継手
7 固定機構
8 座席
9 乗客安全装置
10 フレーム
N ピッチ軸
G ヨー軸
Claims (19)
- 案内手段(1)と、台車とを備え、該台車は該台車を案内手段(1)に沿って移動可能とするように該案内手段(1)に固定されたボギー(2)と乗客コンパートメント(3)を備えた娯楽装置、特にはローラーコースターであって、前記の乗客コンパートメント(3)が、ボギー(2)が移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸(N,G)を中心として、ボギー(2)に対して回転可能であることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター。
- 台車が通常のまたは反転構成において案内手段(1)上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の娯楽装置。
- 台車が案内手段(1)に沿って移動する際に、通常または反転構成をとり得るように案内手段(1)上に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の娯楽装置。
- 案内手段(1)に対してヨーイング、ピッチングおよびローリングができないようにボギー(2)が配置され、それゆえにボギー(2)のヨーイング、ピッチングおよびローリングが案内手段(1)の幾何学的輪郭に依存することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の娯楽装置。
- 案内手段(1)が螺旋形状コースを備えた部分を有し、その結果台車はこの部分の移動時ローリング運動を生じ、通常および反転構成から通常および反転構成の他方に変化することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の娯楽装置。
- 乗客コンパートメント(3)が、進行の方向の配向から進行方向と反対配向へおよびその逆に回転され得ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の娯楽装置。
- ボギー(2)に対しての乗客コンパートメント(3)の回転、特には回転の角度、を調整できるように制御または自動制御システムを備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の娯楽装置。
- 位置エネルギーを台車に伝達する引き込み要素、特にはタワー、エレベータ、コンベイヤーベルト、または進入傾斜面を更に有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の娯楽装置。
- 台車が請求項10〜14のいずれかに記載の構造であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の娯楽装置。
- 台車が案内手段(1)に沿って移動できるように娯楽装置の案内手段(1)に固定されたボギー(2)と、乗客コンパートメント(3)を備えた台車であって、乗客コンパートメント(3)が、ボギー(2)が移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸(N,G)を中心として、ボギー(2)に対して回転可能であることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター上で操作される台車。
- 台車が、他のそのような台車とは分離、または列車を形成するように結合可能であることを特徴とする請求項10記載の台車。
- 少なくとも1つの軸が、ボギー(2)に対して乗客コンパートメント(3)のピッチング運動を可能とするピッチ軸(N)またはボギー(2)に対して乗客コンパートメント(3)のヨーイング運動を可能とするヨー軸(G)であることを特徴とする請求項10または11に記載の台車。
- 乗客コンパートメント(3)がモータによりボギーに対して少なくとも1つの軸(N、G)を中心に自在に回転または減衰することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の台車。
- 案内手段の下り坂傾斜が変更または案内手段の上り坂傾斜が変更した際に、乗客コンパートメント(3)と娯楽装置の起立面との角度が略一定に維持されるようにピッチングおよび/またはヨーイング運動、特には乗客コンパートメント(3)ピッチおよび/またはヨー角の変更を可能とする少なくとも制御または自動制御ユニットを更に備えたことを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の台車。
- 台車が娯楽装置の案内手段(1)に沿って移動される娯楽装置の運転方法であって、台車の乗客コンパートメント(3)が、ボギー(2)が移動する方向に対して横断方向に延びる少なくとも1つの軸(N,G)を中心として、台車がボギー(2)に対して回転されることを特徴とする娯楽装置、特にはローラーコースター、の運転方法。
- 進行方向の変化が、ボギー(2)に対する乗客コンパートメント(3)のピッチング運動、特には案内手段(1)に応じたボギーのローリング運動またはピッチング運動を重ねられた乗客コンパートメント(3)のピッチング運動、またはボギーに対する乗客コンパートメント(3)のヨーイング運動により起こされることを特徴とする請求項15記載の方法。
- 通常から反転またはその逆の台車の構成への変化は、ボギー(2)に対する乗客コンパートメント(3)のピッチング運動、特には該乗客コンパートメント(3)のピッチング運動と案内手段で誘発されるボギー(2)に対する台車のローリング運動および/または乗客コンパートメントのヨーイング運動との組み合わせで起こされることを特徴とする請求項15または16に記載の方法。
- 案内手段(1)のコース変化がある場合、乗客コンパートメント(3)がボギーに対してヨーイングおよび/またはピッチング運動を生ずることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の方法。
- 起立面に対して乗客コンパートメント(3)が取る角度または絶対的な位置が大体一定に維持されるように、ボギー(2)に対する乗客コンパートメント(3)のヨーイングおよび/またはピッチング運動を起こすことを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の方法。
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