JP2008168131A - 自動縫製機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動縫製機を提供する。
【解決手段】2つの被縫製材を自動的に縫い合わせる自動縫製機は、被縫製材支持部と、装入・準備ステーションと、縫製ステーションと、堆積ステーションと、を備える。第1搬送ユニットが、相対縫製位置にある2つの被縫製材を締め付けるとともに準備ステーションから縫製ステーションまで搬送速度で移動させ、かつ縫製プロセス中に被縫製材を縫製速度で移動させる役割を果たす。第2搬送ユニットが、2つの被縫製材を縫製ステーションから堆積ステーションまで別の搬送速度で移動させる役割を果たす。駆動モータが、2つの被縫製材が第1搬送ユニットによって移動する時の相対縫製位置を維持するために第1搬送ユニットの搬送サブユニットを移動させ、かつ/または第2搬送ユニットを移動させるために使用される。
【選択図】図2

Description

本発明は、第1被縫製材を第2被縫製材に自動的に縫い付ける自動縫製機(ミシン)に関する。
かかる自動縫製機は、従来の公的使用より既知である。かかる自動縫製機の例は、ドイツ国ヘスバッハ在の企業であるバイスラー社(Beisler GmbH(DE-Hoesbach))のタイプ2110/4、2111/4、2112/4および2211/4のものである。かかる自動縫製機は、被縫製材の同一の対が完全にサイズの異なる被縫製材を含むように、または被縫製材の種々の対が完全にサイズの異なる被縫製材を含むように設計され得る、被縫製材の種々のタイプの対を縫い合わせるように設計される。かかる被縫製材の対は、たとえばポケット袋/向う当て布およびズボンの正面/チャックである。被縫製材はまた、特に重量が異なり、そのため、2つの搬送ユニットによる自動縫製機を通るそれらの搬送に関して要件が異なる。これら要件が異なることにより、処理速度が不要に低減することになるか、または搬送ユニットの設計に関する限り技術的労力が大きくなる。
一般的なタイプによる自動縫製機は、特許文献1から既知である。被縫製材支持部を移動させる2つのステッピングモータが設けられる自動縫製機は特許文献2から既知である。
DE9002008U1 DE19712421C1
本発明の目的は、上記タイプの自動縫製機を、高いプロセス安定性を維持すると同時に、被縫製材の種々の対を高いプロセス速度で縫い合わせることができるように開発することである。
この目的は、本発明により、請求項1に記載の特徴を有する自動縫製機によって達成される。
本発明によれば、一方では縫製速度であり他方では搬送速度である規定搬送移動が可能な駆動モータを使用することにより、自動縫製機を、被縫製材の種々の対の種々の搬送要件に最適に適合させることができる、ということが分かった。これにより、高いプロセス安定性を維持すると同時に、被縫製材を高いプロセス速度で縫い合せることができる。既知の自動縫製機では、一方では縫製速度であり他方では搬送速度である搬送移動は、常に2つの別個の駆動装置によって行われており、それに応じて駆動力が高くなっていた。2つの別個の駆動装置の代りに、本発明は、ここで、縫製速度と搬送速度との両方での移動を提供することができる1つの駆動装置を使用する。
請求項2によるステッピングモータは、規定駆動移動を提供する。ステップの数により、夫々移動した搬送ユニットまたは搬送サブユニットの夫々の位置を正確に観察することができ、そのため、望ましい場合に、夫々搬送ユニットまたは搬送サブユニットの位置の中間初期化が不要になる。
請求項3による共通キャリアにより、自動縫製機の設計に関する技術的労力が低減する。そして、搬送サブユニットおよび第2搬送ユニットの移動を、1つのかつ同じ駆動装置によって行うことができる。
請求項4による歯付きベルトにより、剛性かつ安全な駆動装置がもたらされる。請求項5による制御可能昇降ピンは、特に緩やかであり同時に安全な被縫製材の移動に適していることが分かった。
請求項6および請求項7による複数の昇降ピンは、一方では搬送サブユニットの機能に他方では第2搬送ユニットの機能に適合される。請求項7による昇降ピンの三角形構成により、縫製ステーションから堆積ステーションまでの大きい被縫製材の安全な移動さえも確実になる。
請求項8によるプログラム可能制御ユニットは、夫々の自動縫製プロセスの要件に適合される種々の移動シーケンスを可変的にプログラムする可能性を提供する。
請求項9による実施形態により、特に昇降ピンの接触圧を調整することができる。この目的のために、制御ユニットは、特に接触圧調整のための比例弁に接続される。接触圧の調整が必要でない場合、比例弁を無くすことができる。
本発明の例示される実施形態を、以下、図面に関連して詳細に説明する。
自動縫製機1は、第1被縫製材2、たとえばポケット袋の第2被縫製材3、たとえば向う当て布への自動縫製のために使用される。自動縫製機1は、縫い合わされる2つの被縫製材2、3を収容する被縫製材支持部4を有する。被縫製材支持部4は、複数の真空孔6を備えるスライドプレート5を有する(図5も参照)。真空孔6は、被縫製材2、3を被縫製材支持部4上に着脱可能に固定するために真空源と連通する。
自動縫製機1の装入・準備ステーション7は、図1に示すように、2つの被縫製材2、3を互いに対する相対縫製位置に配置する役割を果たす。装入・準備ステーション7は、被縫製材2、3がスタックで配置される供給テーブル8を有する。さらに、装入・準備ステーション7には、スライドプレート5上にいくつかの位置マーキング9が設けられ、それらにより、第1被縫製材2をスライドプレート5上に位置合せして配置することが可能になる。装入・準備ステーション7は、第2被縫製材3のための装入ユニット10をさらに備える。装入ユニット10はストップバー11を有し、第2被縫製材をそれに接して配置することができる。装入ユニット10は、2つの隔置された切込みナイフ12も有する。必要な場合、それらを使用して、2つの被縫製材2、3を縫い合わせるために縫目の縫い代の縁を切り込んでもよい。
図には示さないが、装入・準備ステーション7は、装入ユニット10のストップバー11に当接している第2被縫製材3を、図1に示す第1被縫製材2に対する相対縫製位置まで移動させる折畳みステーションをさらに備える。この相対縫製位置において、第2被縫製材3は第1被縫製材2上に、2つの被縫製材が第1被縫製材2の縁輪郭部13に対して互いに位置合せされるように配置される。
図1には、移動の相対位置および方向を示すデカルトx−y−z座標系も示す。x方向は、図1において垂直方向に図面平面内に延在する。y方向は、図1の左に向かって延在し、z方向は、図1の上方に延在する。
従来のように設計されるミシン15が設けられる縫製ステーション14は、2つの被縫製材2、3を縫い合わせるために使用される。
自動縫製機1の第1搬送ユニット16、16a、16bは、2つの被縫製材2、3を締め付け、装入・準備ステーション7から縫製ステーション14まで移動させるために使用され、その移動は、それら被縫製材2、3の両方が互いに対する相対縫製位置にある間にもたらされる。この移動は、搬送速度で行われる。さらに、第1搬送ユニット16は、縫製ステーション14で行われる縫製プロセスの進行中に2つの被縫製材2、3を縫製速度で移動させ、その間中、被縫製材2、3を相対縫製位置で保持するために使用される。第1搬送ユニット16は、既知の方法で設計される締付ユニット16aを有する。自動縫製機1の特定の縫製プロセス中、第1搬送ユニット16は、搬送サブユニット16bをさらに備える。それは、図2および図3にその全体を示す搬送モジュール17の一部である。搬送サブユニット16bとは別に、搬送モジュール17には、第2搬送ユニット18がさらに設けられる。この搬送ユニット18は、縫製ステーション14で縫い合わされた2つの被縫製材2、3を縫製ステーション14から自動縫製機1の堆積ステーション19まで別の搬送速度で移動させる役割を果たし、上記堆積ステーション19には、y方向に移動可能な摺動テーブル20と、x方向に移動可能な昇降テーブル21(図7を参照)が設けられる。
搬送サブユニット16bは、接続プレート23を介して2つの昇降シリンダ24にねじ留めされる2つの昇降ピン22を備える。昇降シリンダ24は、昇降ピン22のx方向の昇降移動を可能にする。2つの昇降ピン22間のz方向の距離を、接続プレート23の長穴25によって画定し固定してもよい。そして、搬送サブユニット16bの2つの昇降シリンダ24は、固定アングル26にねじ留めされる。固定アングル26は、搬送サブユニット16bおよび第2搬送ユニット18のための共通支持体である。
第2搬送ユニット18は3つの昇降ピンを備え、それらのうちの2つの昇降ピン27は、昇降ピン22と同様に接続プレート23及び2つの昇降シリンダ24を介して固定アングル26に取り付けられるが、搬送サブユニット16bの昇降ピン22に比較して正のz方向にずれている。昇降ピン27の接続プレート23はブローイング管28を支持する。ブローイング管28は、昇降ピン、特に昇降ピン27が上昇するときに被縫製材2、3に向かって空気を系統的に吹きつけることにより、被縫製材2、3と昇降ピンとの間の望ましくない接着を防止するかまたは無くすことを夫々行う役割を果たす。2つの昇降ピン27に加えて、第2搬送ユニット18は、第3昇降ピン29もさらに備える。第3昇降ピン29は、接続プレート23にねじ留めされる拡張プレート30に取り付けられる。拡張プレート30は、y方向とz方向との両方に対角線状に延在し、そのため、2つの昇降ピン27と第3昇降ピン29との接触点が三角形の角を画定する。
昇降ピン22、27、29の各々は、被縫製材支持部4上まで下降した動作位置と、被縫製材支持部4から分離した停止位置との間で、昇降シリンダ24によって移動可能である。
固定アングル26は、リニアガイド32のキャリッジ31に取り付けられる。リニアガイド32は、キャリッジ31がz方向に案内されて変位移動するのを可能にする。キャリッジ31は、ステッピングモータとして設計される駆動モータ33によって駆動される。図示しないが、ステッピングモータ33および昇降シリンダ24は、自動縫製機1の中央制御装置によって制御される。この中央制御装置または制御ユニットは夫々、プログラム可能である。ステッピングモータ33からキャリッジ31への力の伝達は、歯付きベルト34によってもたらされる。この歯付きベルト34は、リターンローラ35(それらのうちの1つのみを図に示す)に沿って案内され、そのリターンローラ35は、x軸に平行な軸を中心に回転する。リターンローラ35はリニアガイド32に取り付けられる。
リニアガイド32のモータ側に、指示スイッチ36が配置される。この指示スイッチ36は、リニアガイド32上のキャリッジ31のz位置を初期化する役割を果たす。
リニアガイド32は、支持フレーム37に取り付けられ、支持フレーム37は、自動縫製機1のフレームに支持される。
以下、搬送モジュール17の機能について、ポケット袋2を向う当て布3に縫い付ける第1自動縫製プロセスに関連して説明する。図1は、2つの被縫製材2、3を互いに対する相対縫製位置に配置した時の瞬間位置を示す。図4は、締付ユニット16aが収容位置まで下降し、それにより被縫製材3を被縫製材2に対して堅く押し付け、両被縫製材2、3が後続する移動中に互いにそれらの相対位置を保持するのを確実にする状況を示す。図5は、2つの被縫製材2、3がミシン15によって縫い合わされている時の瞬間位置を示す。搬送モジュール17は、縫製プロセスが完了するまで停止状態のままである。縫製プロセスが完了するとすぐに、図5に示す第2搬送ユニット18のz位置にある第2搬送ユニット18の昇降シリンダ24が起動し、それにより、第2搬送ユニット18の昇降ピン27、29が停止位置から動作位置まで、すなわち縫い合わされた被縫製材2、3上まで下降する。この時、締付ユニット16aは、上昇して被縫製材2、3を離す。ステッピングモータ33によって駆動されると、第2搬送ユニット18は、摺動テーブル20上のプログラムされたz位置(図6に示す)まで、縫製速度に比較して相対的に高い搬送速度で移動する。そして、摺動テーブル20は負のy方向に移動し、それにより縫い合わされた被縫製材2、3は、正のx方向に昇降ピン27、29から離れて昇降テーブル21上に落下する。これを図7に示す。この時、第2搬送ユニット18の昇降ピン27、29は停止位置に戻り、ステッピングモータ33によって駆動される第2搬送ユニット18は、図1に示す初期位置に高搬送速度で戻る。同時に、摺動テーブル20は正のy方向に移動し、それにより図1に示すその初期位置まで戻る。
搬送モジュール17の搬送サブユニット16bは、この自動縫製プロセス中は停止状態のままである。搬送サブユニット16bは、固定アングル26によって第2搬送ユニット18に堅く接続されているため、縫製プロセス中、第2搬送ユニット18とともに受動的に移動するのみである。
第2搬送ユニット18および摺動テーブル20がそれらの初期位置に戻ると、図8による自動縫製機1の瞬間位置に達する。この時、縫製プロセスは再び開始することができる。当然ながら、縫製プロセスを部分的に重複して、すなわち前に装入された被縫製材2、3が依然として縫製ステーション14において処理されている間に新たな被縫製材2、3を装入することにより、縫製プロセスを実行することも可能である。
ズボンの正面の形状である第1被縫製材2とチャックの形状の第2被縫製材3とを縫製する第2自動縫製プロセスについて、図9乃至図12に関連して以下に説明する。
図9はまた、2つの被縫製材2、3が互いに対する相対縫製位置に配置されている位置を示す。ズボンの正面2は、スライドプレート5を照明しz方向に対して平行に走るレーザ線38によって位置決めされている。図9に示すような上部切込みナイフ12は、被縫製材3が装入・準備ステーション7の図示しない折畳みステーションに搬送される前に、被縫製材3の縁を切り込む。それに応じて、切込みナイフ39が第1被縫製材2の縁を同じz位置において切り込み、それにより、2つの被縫製材2、3の切り口が、相対縫製位置において上下に位置することが確実になる。被縫製材支持部4は、2つの切込みナイフ12と同じ高さに位置する合計2つのかかる切込みナイフ39を備える。
2つの被縫製材2、3を互いに対して配置すると(図9参照)、締付ユニット16aが収容位置に移動し、それにより、2つの被縫製材2、3を相対縫製位置で締め付ける。同時に、搬送サブユニット16bの昇降ピン22が第1被縫製材2上まで下降する。搬送サブユニット16bとともに、第1搬送ユニット16、すなわち締付ユニット16aは、相対縫製位置にある2つの被縫製材2、3を装入・準備ステーション7から縫製ステーション14まで移動させる。このプロセスにおいて、第1搬送ユニット16の2つのユニット16a、16bは同時に移動する。この同時移動は、高搬送速度で行われる。
この変位移動中、第1被縫製材2は搬送サブユニット16bの昇降ピン22によって保持され、この昇降ピン22は正のz方向に案内するという事実により、この第1被縫製材2は、相対縫製位置における停止状態から高搬送速度まで加速する時に、それ自体の重量または慣性夫々により締付ユニット16aから引っ張り出されることが防止される。このため、搬送サブユニット16bは、2つの被縫製材2、3が第1搬送ユニット16によって移動する間に相対縫製位置を維持する役割を果たす。図10は、昇降ピン22が第1被縫製材2上まで下降したばかりでありかつ高搬送速度まで加速する前の状況を示す。
図11は、2つの被縫製材2、3がミシン15によって縫い合わされている時の状況を示す。縫製プロセス中、第1搬送ユニット16の2つのユニット16a、16bは、搬送速度に比較して1/10低減する縫製速度でz方向に同時に移動する。縫製プロセス中、第1被縫製材2が締付ユニット16aから引き出されないことが確実である。さらに、搬送サブユニット16bおよび締付ユニットの同時移動により、2つの被縫製材2、3を縫い合わせるための高品質かつ正確に位置決めされた縫目が作成されることが確実になる。縫目の開始点および終了点はともに、中央制御装置によって制御されるプログラムされたシーケンスに従う。
縫製プロセスが完了すると、搬送サブユニット16bの昇降シリンダ24が、昇降ピン22を吊り上げて第1被縫製材2を離すように駆動される。締付けユニット16aもまた、上昇して被縫製材2、3を離す。縫い合わされた被縫製材2、3は、図示しないエアノズルによって吹き飛ばされる。このエアノズルは、2つの被縫製材2、3を縫製ステーション14から堆積場所までまたは堆積ステーション19まで移動させる第2搬送ユニットの機能を果たす。
被縫製材2、3が吹き飛ばされた時、搬送モジュール17は図9に示す初期位置に戻る。この時、装入・準備ステーション7は2つのさらなる被縫製材2、3が装入される用意ができており、当然ながらそのプロセスもまた、第2自動縫製プロセス中、すなわち自動縫製機1における後続するプロセスステップが進行中である間に行われてもよい。
上述した第2自動縫製プロセスでは、第2搬送ユニット18は停止状態のままであり、縫製プロセス中は搬送サブユニット16bとともに受動的に移動するのみである。
このように、上述した第1自動縫製プロセスでは、搬送モジュール17は、2つの被縫製材を縫製ステーション14から堆積ステーション19まで移動させる第2搬送ユニットの機能を果たし、第2自動縫製プロセスでは、搬送モジュール17は、相対縫製位置にある2つの被縫製材2、3を装入・準備ステーション7から縫製ステーション14まで移動させる第1搬送ユニット16の部分ユニットとしての役割を果たす。第1縫製プロセスでは、搬送モジュール17の移動は搬送速度で行われ、その移動は、第2縫製プロセス中に縫製速度で縫製している時の移動の少なくとも10倍に対応する。搬送速度は、およそ1m/秒になる。縫製速度は、およそ5cm/秒〜7cm/秒になる。異なる移動速度は、駆動モータ33によって提供される。
特に、制御装置はまた、昇降ピン22、27、29の動作位置における接触圧を調整するように昇降シリンダ24を駆動する。
縫い合わされる2つの被縫製材を互いに対する相対縫製位置に配置した時の本発明による自動縫製機の平面図を示す。 第1搬送ユニットの搬送サブユニットと第2搬送ユニットとを含む図1による自動縫製機の搬送モジュールの斜め上からの斜視図を示す。 図2による搬送モジュールの斜め上からの別の斜視図を示す。 第1縫製プロセスを実行している間の自動縫製機の別の瞬間位置における、図1のものに類似する表現を示し、上記瞬間位置は、互いに対して配置される被縫製材が、2つの被縫製材を縫製ステーションまで移動させるように締付ユニットによって締め付けられる位置である。 瞬間縫製位置にある自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされた2つの被縫製材を堆積させている時の瞬間位置にある自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされた2つの被縫製材を堆積させている時の別の瞬間位置にある自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされた被縫製材を堆積させた時の自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされる他の被縫製材での第2縫製プロセスを実行している間の自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされる他の被縫製材での第2縫製プロセスを実行している間の自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされる他の被縫製材での第2縫製プロセスを実行している間の自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。 縫い合わされる他の被縫製材での第2縫製プロセスを実行している間の自動縫製機の、図1のものに類似する表現を示す。
符号の説明
1 自動縫製機
2 第1被縫製材
3 第2被縫製材
4 被縫製材支持部
5 スライドプレート
6 真空孔
7 装入・準備ステーション
8 供給テーブル
10 装入ユニット
11 ストップバー
12 切込みナイフ
13 縁輪郭部
14 縫製ステーション
15 ミシン
16 第1搬送ユニット
16a 締付ユニット
16b 搬送サブユニット
17 搬送モジュール
18 第2搬送ユニット
19 堆積ステーション
20 摺動テーブル
21 昇降テーブル
22、27、29 昇降ピン
23 接続プレート
24 昇降シリンダ
25 長穴
26 固定アングル
28 ブローイング管
30 拡張プレート
31 キャリッジ
32 リニアガイド
33 ステッピングモータ
34 歯付きベルト
35 リターンローラ
36 指示スイッチ
37 支持フレーム
38 レーザ線

Claims (9)

  1. 第1被縫製材(2)を第2被縫製材(3)に自動的に縫い付ける自動縫製機(1)であって、
    被縫製材支持部(4)と、
    前記2つの被縫製材(2、3)を互いの相対縫製位置に位置決めする装入・準備ステーション(7)と、
    前記2つの被縫製材(2、3)を縫い合わせるミシン(15)を備える縫製ステーション(14)と、
    前記相対縫製位置にある前記2つの被縫製材(2、3)を締め付け、前記装入・準備ステーション(7)から前記縫製ステーション(14)まで搬送速度で移動させ、かつ前記2つの被縫製材(2、3)を、縫製プロセス中に前記相対縫製位置で、縫製速度で移動させる第1搬送ユニット(16)と、
    縫い合わされた前記2つの被縫製材(2、3)を収容する堆積ステーション(19)と、
    前記2つの被縫製材(2、3)を前記縫製ステーション(14)から前記堆積ステーション(19)まで別の搬送速度で移動させる第2搬送ユニット(18)と、
    を具備する自動縫製機(1)であって、
    前記第1搬送ユニット(16)による前記2つの被縫製材(2、3)の移動中に前記相対縫製位置を維持する前記第1搬送ユニット(16)の搬送サブユニット(16b)の移動および/または前記第2搬送ユニット(18)の移動が、駆動モータ(33)によってもたらされ、前記駆動モータ(33)は、当該駆動モータ(33)による移動が一方では前記縫製速度で他方では搬送速度で行われるように設計され、前記搬送速度が前記縫製速度の少なくとも10倍であることを特徴とする、自動縫製機(1)。
  2. 駆動モータ(33)としてのステッピングモータを特徴とする、請求項1に記載の自動縫製機。
  3. 前記搬送サブユニット(16b)および前記第2搬送ユニット(18)が共通キャリア(26)に接続されることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動縫製機。
  4. 前記駆動モータ(33)から前記搬送サブユニット(16b)および/または前記第2搬送ユニット(18)への力の伝達のための歯付きベルト(34)を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動縫製機。
  5. 前記搬送サブユニット(16b)および/または前記第2搬送ユニット(18)に、前記被縫製材支持部(4)上まで下降した動作位置と前記被縫製材支持部(4)から離れた停止位置との間で移動可能な少なくとも1つの駆動可能昇降ピン(22、27、29)が設けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動縫製機。
  6. 前記搬送サブユニット(16b)に少なくとも2つの昇降ピンが設けられることを特徴とする、請求項5に記載の自動縫製機。
  7. 前記第2搬送ユニット(18)に少なくとも3つの昇降ピン(27、29)が設けられ、それらの前記動作位置における前記被縫製材支持部(4)との接触点が互いに一列に並ばないが三角形の角を画定することを特徴とする、請求項5または6に記載の自動縫製機。
  8. 前記駆動モータ(33)のためのプログラム可能制御ユニットを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動縫製機。
  9. 前記昇降ピン(22、27、29)に、前記プログラム可能制御ユニットへの信号接続部が設けられることを特徴とする、請求項8に記載の自動縫製機。
JP2008002120A 2007-01-11 2008-01-09 自動縫製機 Expired - Fee Related JP5124289B2 (ja)

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