JP2008165539A - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces

Abstract

【課題】所定の機能を実行するために複数の設定項目の入力が必要な場合に、その複数の設定項目の設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】S1〜S4までの状態は、順を追って設定項目が設定されるように構成されている。また、S2〜S4までの状態は、設定項目が対応するものでなかった場合には、1つ前の状態へ戻り、新たに設定項目を設定する構成となっている。よって、設定項目の設定をユーザが行う場合には、ネットワーク上のコンピュータでサポートしていない設定項目がどの設定項目かを認識することができるので、ネットワークの知識を熟知していないユーザであっても、サポートしていないと認識した設定項目に異なる設定値を設定でき、設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理プログラムに関し、特に、所定の機能を実行するために複数の設定項目の入力が必要な場合に、その複数の設定項目の設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
近年、情報処理装置において、1の機能を実行するために複数の設定項目に対し、設定値の入力が必要とされる場合がある。かかる場合、複数の設定項目への設定値の入力を簡単で且つユーザに判りやすくするために、順を追って設定項目の入力を導くようにした設定方法がある(例えば、非特許文献1参照)。この設定方法は、入力する1の設定項目とその設定項目の説明などを表示し、その表示された設定項目の入力が終わったら、次の設定項目とその設定項目の説明などを表示するものである。この設定方法によれば、ユーザは、順を追って設定項目の内容を確認しつつ入力を行えるので、ネットワークシステムを熟知していなくても、設定を行うことができる。
http://support.microsoft.com/kb/882677
上記のように順を追って設定項目の入力が導かれる設定方法において、複数の設定項目のうち何れかの設定項目に設定された値が、情報処理装置がサポートする方式に対応するものでない、つまり、誤った値であった場合に、例えば、全ての設定項目の入力が完了した後にエラー表示をし、再度、ユーザが順を追って設定項目の設定を行うように構成されている場合がある。
そのような場合、複数の設定項目のうち、何番目に入力した設定項目の値が情報処理装置に対応していないものかユーザは判断できない。その結果、ユーザは、再度、情報処理装置に対応していない値を設定項目に設定してしまう虞があった。すなわち、全ての設定項目の入力完了後にエラー表示をする構成では、設定方法を熟知していないユーザでなければ困難となり、何度も設定項目の設定を繰り返すことなり煩雑な作業となってしまうという問題点があった。
また、全ての設定項目が入力完了する前に、何れかの設定項目に設定された値が情報処理装置に対応するものでなく、エラー表示をする場合であっても、例えば、複数の設定項目が関連していると、前に入力した設定項目の設定値が情報処理装置に対応するものでないことに起因してエラーとなる場合がある。係る場合、ユーザは、何番目に入力した設定項目の値が外部装置に対応するものでないかを判断できない。よって、全ての設定項目が入力完了する前にエラー表示を行う場合であっても、設定方法を熟知していないユーザでなければ困難となるし、何度も設定項目の設定を繰り返すことになり煩雑な作業となってしまうという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、所定の機能を実行するために複数の設定項目の入力が必要な場合に、その複数の設定項目の設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載の情報処理装置は、複数の設定項目に設定値を設定することによって所定の機能を実行可能なものであり、前記複数の設定項目のうち、対象となる対象設定項目に設定値を設定する設定値設定手段と、その設定値設定手段により前記対象設定項目に設定値が設定された場合に、その設定された設定値が、前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かを判断する判断手段と、その判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第1設定項目に設定された設定値がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると判断された場合に、前記第1設定項目とは異なる第2設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第1項目設定手段と、前記判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記第1設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第2項目設定手段とを備えている。
これにより、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであれば、次の対象設定項目に移行して設定値が設定され、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでなければ、前の対象設定項目に戻り設定値が設定することができる。
なお、設定値設定手段により対象設定項目に設定される設定値は、ユーザにより入力された設定値、予め記憶された複数の設定値からユーザが選択した設定値、及び、予め記憶された複数の設定値から所定の条件(優先順など)に基づいて選択した設定値などであればよい。
また、請求項1において、「対象設定項目に対して予め設定された設定値」とは、実際の値(例えば、数値や文字)を示す情報だけでなく、方式(又は形式)(例えば、通信方式(又は形式)やセキュリティ方式(又は形式))を示す情報などを含むものである。
請求項2記載の情報処理装置は、請求項1記載の情報処理装置において、設定され得る設定値としての候補である1以上の設定情報を、設定項目毎に優先度を付与して記憶する優先度記憶手段と、その優先度記憶手段に記憶される設定情報を優先度の高い順に選択する選択手段とを備え、前記選択手段により優先度の高い順に設定情報が選択される毎に、その選択された設定情報を設定値として前記設定値設定手段による前記対象設定項目への設定と、その設定された設定値が前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かの前記判断手段による判断とが行われ、前記第2項目設定手段は、前記優先度記憶手段に記憶される前記第2設定項目に対する全ての設定情報がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、前記第1設定項目を前記対象設定項目に設定するものである。
これにより、対象設定項目に頻繁に設定される設定情報に高い優先度を付与して優先度記憶手段に記憶しておけば、予め定められた設定値に対応するものであると早期に判断手段により判断することができる。さらに、対象設定項目に好適な設定値を優先的に設定可能となる。
請求項3記載の情報処理装置は、請求項2記載の情報処理装置において、前記優先度記憶手段に記憶される前記第1設定項目に対する設定情報がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かが前記判断手段により判断されたことを、その設定情報毎に記憶する判断済記憶手段を備え、前記選択手段は、前記判断済記憶手段に記憶される設定情報以外の設定情報を選択するものである。
これにより、1の対象設定項目に対して複数の設定情報がある場合に、既に判断手段により判断された判断済みの設定情報を選択手段による選択の対象外とすることができる。
なお、判断済記憶手段に加え、前記優先度記憶手段に記憶される前記第1設定項目に対する設定情報がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断されたことを記憶する第1判断済記憶手段、又は、前記優先度記憶手段に記憶される前記第1設定項目に対する設定情報がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断されたことを記憶する第2判断済記憶手段を備えるものとしても良い。判断済記憶手段に記憶され且つ第1判断済記憶手段に記憶されている設定項目、及び、判断済記憶手段に記憶され且つ第2判断済記憶手段に記憶されていない設定項目は、判断済みの設定項目であるが予め定められた設定値に対応するものなので、選択手段により選択される設定項目に含むものとしても良い。
請求項4記載の情報処理装置は、請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置において、前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段を備え、前記第1項目設定手段および第2項目設定手段は、前記順番記憶手段に記憶される設定項目の順番に基づいて前記対象設定項目を設定するものである。
請求項5記載の情報処理装置は、前記複数の設定項目のうち、最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目に設定された設定値がその最初の設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、その旨を報知する報知手段を備えている。
なお、請求項5において、「報知手段」としては、液晶などの表示装置を備えている場合には、最初の設定項目に設定された設定値がその最初の設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないことを表示装置の画面に表示して報知するものとしても良いし、スピーカなどの音声出力装置を備えている場合には、最初の設定項目に設定された設定値がその最初の設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないことを音声により報知するものとしても良い。また、表示装置と音声出力装置とを組み合わせて報知を行うものとしても良い。
請求項6記載の情報処理装置は、請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置において、前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段を備え、前記第2項目設定手段は、前記第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、前記順番記憶手段に記憶される設定項目のうち最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目に設定する初期項目設定手段を備えている。
これにより、第2設定項目の設定値が対応するものでないと判別された場合には、その第2設定項目の前に設定値が設定された第1設定項目に代えて順番記憶手段に記憶されている最初の設定項目を対象設定項目に設定することができる。
請求項7記載の情報処理装置は、請求項1から6のいずれかに記載の情報処理装置において、前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段を備え、前記順番記憶手段に記憶される複数の設定項目のうち、連続して設定が必要となる互いに関連した複数の設定項目を群として記憶する関連項目記憶手段を備え、前記第2項目設定手段は、前記関連項目記憶手段に記憶された群を構成する1の設定項目において、前記判断手段により設定された設定値が対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記群を構成する設定項目のうち最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目に設定する関連項目設定手段を備えている。
これにより、群を構成する1の設定項目の設定値が対応するものでないと判別された場合には、その1の設定項目の前に設定値が設定された第1設定項目に代えて、群を構成する最初の設定項目のうち最初の設定項目を対象設定項目に設定することができる。
請求項8記載の情報処理装置は、請求項1から7のいずれかに記載の情報処理装置において、外部装置と通信可能に接続され、前記外部装置に基づいた複数の設定項目の設定値の情報を受信する受信手段を備え、前記判断手段は、前記設定値設定手段により設定された設定項目の設定値と、前記受信手段により受信された外部装置に基づいた設定項目の設定値とが対応するものであるか否かを判断するものである。
請求項9記載の情報処理プログラムは、コンピュータを、前記複数の設定項目のうち、対象となる対象設定項目に設定値を設定する設定値設定手段、その設定値設定手段により前記対象設定項目に設定値が設定された場合に、その設定された設定値が、前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かを判断する判断手段、その判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第1設定項目に設定された設定値がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると判断された場合に、前記第1設定項目とは異なる第2設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第1項目設定手段、前記判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記第1設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第2項目設定手段として機能させる。
これにより、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであれば、次の対象設定項目に移行して設定値が設定され、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでなければ、前の対象設定項目に戻り設定値が設定することができる。
請求項1記載の情報処理装置によれば、所定の機能を実行するために複数の設定項目の設定値を設定する場合において、設定値設定手段により設定された対象設定項目の設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものである場合には、順を追って、次の対象設定項目に移行して設定値が設定され、更に、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでない場合には、前の対象設定項目に戻って新たに設定値を設定できる。その上、設定値設定手段により設定された対象設定項目の設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでない場合には、前に設定値が設定された設定項目に戻って新たに設定値を設定し、更に、その設定値が予め定められた設定値に対応するものでない場合には、その前に設定値が設定された設定項目に戻って新たに設定値を設定できる。従って、複数の設定項目の設定値を設定する場合において、予め定められた設定値に対応するものでない設定値が設定された設定項目が、どの設定項目かを判断することができる。その結果、所定の機能を実行するために複数の設定項目の入力が必要な場合に、その複数の設定項目の設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができるという効果がある。
請求項2記載の情報処理装置によれば、優先度の高い設定情報(設定値の候補)から順に設定を試みるので、予め定められた設定値に対応するものであると早期に判断手段により判断され、判断手段による判断回数を少なくすることができる。よって、設定値設定手段による設定値の設定と、判断手段による判断との回数を極力少なくできるので、複数の設定項目を迅速に設定完了することができるという効果がある。更には、所定の機能の実行するためにより好適な設定情報(設定値の候補)に高い優先度を付与しておけば、好適な設定値を優先的に設定することができる。
また、優先度記憶手段に記憶される第2設定項目に対する全ての設定情報が第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断されると、第2項目設定手段により第1設定項目が対象設定項目に設定される。例えば、第2設定項目を構成する1の設定情報が対応するものでないと判断された場合に第1設定項目を対象設定項目に設定していると、第2設定項目を構成する設定情報が対応するものでないと判断される毎に、第1設定項目を再度設定し直さなければならない。そのため、既に、対応するものであると判断された第1設定項目の設定値を再度設定し、次に、第2設定項目の設定情報を異なる設定情報に設定しなければならず、設定方法が煩雑となってしまう。しかし、対応するものであると判断された第1設定項目に対する第2設定項目を構成する全ての設定情報の組合わせが対応するものでない場合に、初めて第1設定項目の設定値を設定し直すので、設定値設定手段、判断手段および第1及び第2項目設定手段の処理回数を減らすことができ、複数の設定項目を迅速に設定完了することができるという効果がある。
特に、設定値設定手段が、ユーザにより選択された設定値を設定するのではなく、対象設定項目の設定情報を優先度の高い順に選択して設定する場合には、設定値設定手段、判断手段、第1項目設定手段および第2項目設定手段の処理回数が減ることから、情報処理装置の制御負担を軽減することができるという効果がある。また、ユーザによって対象設定項目の設定値が選択されて対象設定項目の設定値が設定される場合には、複数の設定情報とその設定情報の優先度とを表示画面などに表示した方が、判断手段による判断回数が減るので好ましい。
請求項3記載の情報処理装置によれば、1の対象設定項目に対して複数の設定情報がある場合に、既に判断手段により判断された判断済みの設定情報が重複して選択されることがないので、情報処理装置の制御負担を軽減することができるという効果がある。
請求項4記載の情報処理装置によれば、複数の第1設定項目に対応する第2設定項目、又は、複数の第2設定項目に対応する第1設定項目の全てを記憶する必要が無く、順番記憶手段に記憶される設定項目の順番に基づいて対象設定項目を設定できるので、記憶手段の記憶領域を有効に使用することができるという効果がある。
また、順番記憶手段に記憶される最初の設定項目は、複数の設定項目を設定する設定方法において最初に設定されたものなので、それ以上前の設定項目を対象設定項目に設定することができない。そこで、請求項5記載の情報処理装置によれば、最初の設定項目が予め定められた設定値に対応しない場合に報知手段により報知することで、ユーザに最初の設定項目の設定値が対応するものでないことを認識させることができる。ここで、例えば、最初の設定項目の設定値が対応するものでない場合に、再度、最初の設定項目を対象設定項目とした場合、ユーザは、設定値が対応するものでないのか、対応するものであるのかが不明となってしまうが、報知手段により報知することで、最初の設定項目の設定値が対応するものでないと認識したユーザは、再度、最初から複数の設定項目の設定を開始するなどの処置を行えるので、設定方法が不明となることを防止することができるという効果がある。
請求項6記載の情報処理装置によれば、所定の機能を実行するための設定項目の設定を最初からやり直すことができるという効果がある。
なお、特に、複数の設定項目が少ない場合には、1つ前に設定した設定項目に戻ることなく、最初の設定項目の設定値の設定からやり直した方が、設定方法をユーザが判りやすくなる場合もある。よって、第2設定項目に設定された設定値が予め定めた設定値に対応するものでなかった場合に、最初の設定項目を対象設定項目に設定する構成は、特に、設定項目が少ない場合に有効と言える。
請求項7記載の情報処理装置によれば、関連付けされた設定項目のうち最初の設定項目から設定値の設定をやり直すことができるので、ユーザは再設定が必要な設定項目を容易に判断することができるという効果がある。
なお、特に、複数の設定項目が多くある場合には、最初の設定項目に戻ると複数の設定項目の設定が煩雑となるし、1つ前の設定項目に戻ると結局群を構成する最初の設定項目に戻るのでその分煩雑となる。よって、群を構成する複数の設定項目に設定された設定値が予め定めた設定値に対応するものでなかった場合に、群を構成する最初の設定項目を対象設定項目に設定する構成は、特に、設定項目が多い場合に有効と言える。
請求項8記載の情報処理装置によれば、外部装置から受信した設定項目の設定値を確実に設定することができるという効果がある。
請求項9記載の情報処理プログラムによれば、所定の機能を実行するために複数の設定項目を設定する場合において、設定値設定手段により設定された対象設定項目の設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものである場合には、順を追って、次の対象設定項目に移行して設定値が設定され、更に、対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでない場合には、前の対象設定項目に戻って新たに設定値を設定できる。その上、設定値設定手段により設定された対象設定項目の設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでない場合には、前に設定値が設定された設定項目に戻って新たに設定値を設定し、更に、その設定値が予め定められた設定値に対応するものでない場合には、その前に設定値が設定された設定項目に戻って新たに設定値を設定できる。その結果、予め定められた設定値に対応するものでない設定値が設定された設定項目が、どの設定項目かを判断することができる。よって、所定の機能を実行するために複数の設定項目の入力が必要な場合に、その複数の設定項目の設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制するように機能することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明における実施形態の複合機1の外観構成を示す斜視図である。なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1に示すように、本複合機1は、下部に設けられたプリンタ2と、上部に設けられたスキャナ3と、スキャナ3の正面側に設けられた操作パネル4とを一体的に備えたMFP(Multi Function Peripheral)であり、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を実現する。
複合機1は、主に不図示のコンピュータ(ネットワーク上に存在するコンピュータも含む)と接続されて、該コンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、記録用紙に画像や文書を記録することができる。スキャナ3は、原稿読取台6、または、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder、以下「ADF」と称す)7に載置された原稿の画像読み取りを行う。プリンタ2は、スキャナ3で読み取られた画像データ或いは外部から入力された画像データに基づいて、記録用紙上に画像を記録する。
複合機1の正面側には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、プリンタ2やスキャナ3を操作したり、各種の設定(設定項目のパラメータ値など)をするためのものであり、各種操作キー40と液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)41とを具備する。ユーザは、操作パネル4を用いて、所望の指令を入力することができる。複合機1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて該複合機1の動作が制御部20(図2参照)によって制御される。なお、複合機1は、操作パネル4から入力された指令のほか、コンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作すると共に、インターネットインターフェース(図2参照)を介してネットワーク上のコンピュータから送信される指令に基づいて動作、各種機能の設定をするようにシステム構成されている。
次に、図2を参照して、複合機1の動作を制御する制御部20の概略構成について説明する。図2は、複合機1の制御部20の概略構成を示すブロック図である。
制御部20は、プリンタ2、スキャナ3及び操作パネル4を含む複合機1の動作を統括的に制御するものである。制御部20は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
CPU21は、この複合機1を総括的に制御する中央演算処理であり、図4及び図6のフローチャートで示す処理を実行するプログラムなどの各種プログラムを実行する。
ROM22には、複合機1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。また、ROM22には、設定項目情報記憶エリア22aと、状態遷移情報記憶エリア22bとが備えられている。
設定項目情報記憶エリア22aは、ネットワーク上のコンピュータと接続するために設定される各設定項目のパラメータ値が記憶されている。本実施形態では、設定項目情報記憶エリア22aには、設定項目情報として、サーバ名「unknown」、ポート番号「995(優先度1)/110(優先度2)/unknown(優先度3)」、通信方式「SSL(優先度1)/plain(優先度2)」、認証方式「none(優先度1)/plain(優先度2)/APOP(優先度3)」ユーザ名「unknown」及びパスワード「unknown」が記憶されている。さらに、ポート番号、通信方式および認証方式には、それぞれ、選択される優先度が付与されて記憶されている。
状態遷移情報記憶エリア22bは、後述する状態遷移をするための条件および遷移先などを示す状態遷移情報が記憶されている。本実施形態では、状態遷移情報として、S1→接続処理(設定項目:サーバ名、ポート番号)?S2:S6、S2→通信方式判定処理(設定項目:通信方式)?S3:S1、S3→認証方式判定処理(設定項目:認証方式)?S4:S5:S2、S4→ログイン処理(設定項目:ユーザ名、パスワード)?S5:S3、S5→終了処理およびS6→エラー表示処理が記憶されている。なお、S1〜S6の状態遷移については、図3の説明で後述する。
RAM23は、CPU21が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又は作業領域として使用される。また、RAM23には、変数n記憶エリア23aと、配列State[]記憶エリア23bと、配列ParamList[](パラメータリスト)記憶エリア23cと、変数L記憶エリア23dとが備えられている。
変数n記憶エリア23aは、図4に示す接続設定処理内で設定される変数nの値が記憶される。配列State[]記憶エリア23bには、図4の接続設定処理内で設定される各状態に応じた番号(S1〜S6)が記憶され、S1〜S6の実行された順が配列として記憶されるように構成されている。配列ParamList[]記憶エリア23cは、状態ごとの記憶エリア23c1〜23c4を備えており、S1〜S4の状態で使用されるパラメータリストがそれぞれ記憶される。変数L記憶エリア23dは、状態ごとの記憶エリア23d1〜23d4を備えており、接続設定処理内で選択されたパラメータリストに応じた値が記憶される。
EEPROM24は、書換え可能な不揮発性の記憶装置であり、設定項目情報記憶エリア24aを備えている。設定項目情報記憶エリア24aには、接続設定処理内において、ネットワーク上のコンピュータに対応して設定された各設定項目の設定値が記憶される。
ASIC26は、CPU21からの指令に従い、プリンタ2、スキャナ3、及び操作パネル4の動作制御を行う。ASIC26には、複合機1に所望の指令を入力する操作キー40を制御するパネルゲートアレイ27が接続されている。CPU21は、パネルゲートアレイ27から所定のキーコードを受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。キー処理テーブルは、キーコードと制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM22に記憶されている。
ASIC26には、LCD41の画面表示を制御するLCDコントローラ28が接続されている。LCDコントローラ28は、CPU21の指令に基づいて、LCD41にプリンタ2又はスキャナ3の動作に関する情報をLCD41に表示させる。
また、ASIC26には、コンピュータとパラレルケーブル又はUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース29及びUSB端子71が接続されている。さらに、ASIC26には、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)31やモデム32が接続されている。また、ASIC26には、アンプ73が接続されている。アンプ73は、そのアンプ73に接続されたスピーカ74を鳴動して、呼出音や拒否音、メッセージなどを出力するためのものである。
また、ASIC26には、ネットワーク上に存在するコンピュータと接続するためのネットワークインターフェイス(以下「ネットワークI/F」と称す)30が接続されている。このネットワークI/F30は、ネットワーク上に存在する複数のコンピュータと接続可能に構成されており、ネットワーク上のコンピュータとデータの送受信を行うことができる。
次に、図3から図5を参照して、複合機1と、ネットワーク上のコンピュータとの接続設定方法について説明する。複合機1とネットワーク上のコンピュータとの接続設定は、ユーザにより操作キー40が操作されて、複数の機能のうち、「接続設定」の機能が選択された場合に実行される。
まず、図3を参照して、「接続設定」の機能が選択された場合に行われる接続設定の状態遷移について説明する。図3は、複合機1で行われる接続設定の状態遷移を示した図である。また、図3は、ROM22の状態遷移情報記憶エリア22bに記憶される状態遷移情報に基づく状態遷移図である。
図3に示すように、「接続設定」の機能が選択されると、まず、設定項目の1つであるサーバ名とポート番号とが設定され、その設定されたサーバ名とポート番号とに基づいて接続処理が行われる。なお、サーバ名とは、ネットワーク上のコンピュータのアドレスなどを指定するものであり、ポート番号とは、サーバ名により指定されたコンピュータと送受信を行うデータの種類などを指定するものである。よって、サーバ名とポート番号とが設定されると、その設定されたサーバ名により指定されるコンピュータとの接続を開始し、ポート番号により指定されるデータの種類が対応するものであるか否かが判断される(S1)。
S1の状態で、設定されたサーバ名およびポート番号に対応するコンピュータがネットワーク上に存在すれば接続が確立されるので、接続完了と判断され(S1:OK)、S2の状態へ遷移する。一方、S1の状態で、設定されたサーバ名およびポート番号に対応するコンピュータがネットワーク上に存在しなければ接続できないので、タイムアウトにより未接続と判断され(S1:NG)、S6の状態へ遷移してLCD41に「接続エラー」などのエラー表示をする(S6)。
S2の状態では、設定項目の1つとして通信方式が設定され、その設定された通信方式が、S1の状態で接続完了したネットワーク上のコンピュータでサポートするものであるか否かが通信方式判定処理で判断される(S2)。
S2の状態で、設定された通信方式が、接続完了したネットワーク上のコンピュータでサポートする通信方式であれば(S2:OK)、S3の状態へ遷移する。一方、S2の状態で、設定された通信方式が、接続完了したネットワーク上のコンピュータでサポートする通信方式でなければ(S2:NG)、S1の状態へ遷移して、再度、サーバ名とポート番号とが設定される。
S3の状態では、設定項目の1つとして認証方式が設定され、その設定された認証方式が、S2の状態で通信方式がサポートするものであると判断されたネットワーク上のコンピュータでサポートするものであるか否かが認証方式判定処理で判断される(S3)。
S3の状態で、設定された認証方式が、ネットワーク上のコンピュータでサポートする認証方式であれば(S3:OK)、S4の状態へ遷移する。一方、S3の状態で、設定された認証方式が、ネットワーク上のコンピュータでサポートする認証方式でなければ(S3:NG)、S2の状態へ遷移して、再度、通信方式が設定される。また、S2の状態で通信方式がサポートするものであると判断されたネットワーク上のコンピュータが認証をしないものであれば(S3:none)、S5の状態へ遷移してLCD41に「接続設定完了」などの表示をして、接続設定の処理を終了する(S5)。
S4の状態では、設定項目の1つとしてユーザ名とパスワードとが設定され、S3の状態で認証方式がサポートするものであると判断されたネットワーク上のコンピュータでサポートするユーザ名とパスワードとが対応するものであるか否かがログイン処理で判断される(S4)。なお、ユーザ名とパスワードとが対応するか否かは、設定されたユーザ名およびパスワードと、ネットワーク上のコンピュータに記憶されているユーザ名およびパスワードとが一致するか否かにより判断される。
S4の状態で、設定されたユーザ名とパスワードとが、ネットワーク上のコンピュータでサポートするユーザ名とパスワードとに対応するものであれば(S4:OK)、S5の状態へ遷移してLCD41に「接続設定完了」などの表示をして、接続設定の処理を終了する(S5)。一方、設定されたユーザ名とパスワードとが、ネットワーク上のコンピュータでサポートするユーザ名とパスワードとに対応していなければ(S4:NG)、S3の状態へ遷移して、再度、認証方式が設定される。
以上、説明したように、S1〜S4までの状態は、順を追って設定項目が設定されるように構成されているので、設定項目の設定をユーザが行う場合には、ユーザに対して順を追って設定項目の設定を導くことができる。また、S2〜S4までの状態は、設定項目の設定値(通信方式、認証方式、ユーザ名およびパスワード)が対応するものでなかった場合には、1つ前の状態へ戻り、新たな情報を設定する構成となっている。よって、設定項目の設定をユーザが行う場合には、ネットワーク上のコンピュータでサポートしていない設定項目がどの設定項目かを認識することができるので、ネットワークの知識を熟知していないユーザであっても、サポートしていないと認識した設定項目に異なる設定値を設定できるので、設定方法が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる。
次に、図4及び図5を参照して、図3のS1からS6の状態へ遷移させるために、複合機1のCPU21により実行される接続設定処理について説明する。図4は、複合機1のCPU21により実行される接続設定処理を示したフローチャートである。図5は、パラメータリストの記憶状態を示した図である。上述したように、接続設定処理は、ユーザにより操作キー40が操作されて、複数の機能のうち、「接続設定」の機能が選択された場合に実行される。
接続設定処理が実行されると、まず、初期設定が行われ(S101)、初期設定が終わると、S102の処理へ移行する。S101の処理で行われる初期設定は、不要な情報を初期化する処理であり、RAM23の変数n記憶エリア23aと変数L記憶エリア23d1〜23d4とに記憶されている情報に初期値(例えば値0)が設定されると共に、RAM23の配列State[]記憶エリア23bと配列ParamList[]記憶エリア23c1〜23c4とに記憶されている状態が消去される。
S102の処理では、設定の読み込みとして、ROM22の設定項目情報記憶エリア22aに記憶されている設定項目情報と、状態遷移情報記憶エリア22bに記憶される状態遷移情報とを読み出す(S102)。上述したように、S102の処理で読み出される設定は、設定項目情報がサーバ名「unknown」、ポート番号「995(優先度1)/110(優先度2)/unknown(優先度3)」、通信方式「SSL(優先度1)/plain(優先度2)」、認証方式「none(優先度1)/plain(優先度2)/APOP(優先度3)」、ユーザ名「unknown」及びパスワード「unknown」であり、状態遷移情報は、S1→接続処理(設定項目:サーバ名、ポート番号)?S2:S6、S2→通信方式判定処理(設定項目:通信方式)?S3:S1、S3→認証方式判定処理(設定項目:認証方式)?S4:S5:S2、S4→ログイン処理(設定項目:ユーザ名、パスワード)?S5:S3、S5→終了処理およびS6→エラー表示処理である。
S102の処理で、設定が読み込まれると、次に、変数nの値が1に設定され、配列State[1]の値がS1に設定される(S103)。変数nの値は、変数n記憶エリア23aに記憶され、配列State[n]の値は、配列State[]記憶エリア23bの配列において、最初の記憶エリアに記憶される。よって、変数n記憶エリア23aには1が記憶され、配列State[]記憶エリア23bの配列の最初の記憶エリアにはS1が記憶される。
S104の処理では、現在の配列State[n]の値(S1〜S4)における設定項目の組み合わせからなるパラメータリスト(ParamList[State[n].L])を作成して(S104)、配列Paramlist[]記憶エリア23cに記憶する。なお、以下の説明および図4では、State[n]の変数Lを変数State[n].Lと表す。また、State[n].Lは、初期値である1から最大値であるState[n].Lmaxまで変化するものとする。
なお、S104の処理において、現在のState[n]の値はS1なので、S1に対応したパラメータリストを作成し、配列ParamList[1]記憶エリア23c1に記憶する。
ここで、パラメータリストの作成について説明する。S1の設定項目は、サーバ名とポート番号なので、サーバ名は「unknown」の1のパラメータ値を有し、ポート番号は「995/110/unknown」の3つのパラメータ値を有しているので、サーバ名とポート番号との組み合わせは3種類となる。よって、ParamList[]=[unknown・995,unknown・110,unknown・unknown]となり、図5(a−1)に示すパラメータリストが作成される。図5(a−1)に示すパラメータリストは、ParamList[1]が、サーバ名「unknown」でポート番号「995」となり、ParamList[2]が、サーバ名「unknown」でポート番号「110」となり、ParamList[3]が、サーバ名「unknown」でポート番号「unknown」となっているが、これは、上述したポート番号のパラメータ値において優先度が高い順に作成されている。
S104の処理で、パラメータリストが作成されると、変数Lの値を1に設定し(S105)、S106の処理へ移行する。なお、変数Lの値が1に設定されると、変数L記憶エリア23dに記憶される。現在のState[n]の値はS1なので、変数L記憶エリア23d1に1が記憶される。変数State[n].Lの値が1に設定されると、現在は、State[n]=S1なので、図5(a−1)に示すパラメータリストの上段が指定されたことになる。
S106の処理では、S105の処理で指定されたパラメータリスト内に「unknown」のパラメータ値が含まれているか否かが判断され(S106)、指定されたパラメータリスト内に「unknown」が含まれていなければ(S106:No)、ユーザによってパラメータ値を入力する必要がないので、S111の処理へ移行する。
一方、S106の処理で、パラメータリスト内に「unknown」のパラメータ値が含まれていれば(S106:Yes)、ユーザによってパラメータ値を入力する必要があるので、LCD41に入力画面を表示し(S107)、ユーザによって入力が完了したか否かが判断され(S108)、入力が完了するまで待機する(S108:No)。
現在指定されているパラメータリストは、図5(a−1)の上段なので、S107の処理では、LCD41にサーバ名の入力画面が表示され、ユーザは、操作キー40によりサーバ名を入力し確定キー(操作キー40の一部、図示せず)を操作することで、入力が完了したと判断することができる。なお、本実施形態では、サーバ名に「aaa」が入力された場合を説明する。
S108の処理で、ユーザによるサーバ名の入力が完了したと判断されると(S108:Yes)、ParamList[State[n].L]のパラメータ値を更新する(S109)。現在の状態では、ユーザ名に「aaa」が入力されたので、ParamList[State[1].L]記憶エリア23c1に記憶される値が、図5(a−2)の状態となる。
S109の処理で、ParamList[State[n].L]のパラメータ値が更新されると、指定されたパラメータリスト内に他の「unknown」があるか否かが判断され(S110)、パラメータリスト内に「unknown」があれば(S110:Yes)、S107の処理へ戻り、ユーザによる新たなパラメータ値の入力を促し、パラメータリスト内に「unknown」がなければ(S110:No)、S111の処理へ移行する。現在の状態では、サーバ名「aaa」でポート番号「995」となり、「unknown」がないので、S110の処理はNoとなり、S111の処理へ移行する。
S111の処理では、現在のState[n](S1〜S4)に対応した処理を実行し(S111)、その現在のState[n]に対応した処理がOKかNGかを判断する(S112)。S112の処理は、S102の処理で読み込まれた状態遷移情報に基づいて判断され、図3の説明で上述した条件により、OKかNGかが判断される。
現在の状態ではS1となるので、接続処理が実行され、設定されたサーバ名に基づいてネットワーク上のコンピュータに接続を開始し、ネットワーク上に設定されたサーバ名に対応するコンピュータがあれば、設定されたポート番号に対応するものであるか否かが判断される。よって、サーバ名およびポート番号が対応するコンピュータがネットワーク上に存在すれば、接続が確立でき接続完了と判断し(OK)、ネットワーク上に存在しなければ、接続が確立できずにタイムアウトにより未接続と判断する(NG)ことができる。
S112の処理で、現在のState[n](S1〜S4)に対応した処理がOKであれば(S112:OK)、次の状態へ遷移するために、S118の処理へ移行し、現在のState[n](S1〜S4)に対応した処理がNGであれば(S112:NG)、次のパラメータ候補を設定するために、S113の処理へ移行する。
S113の処理では、次のパラメータ候補を設定するために、変数State[n].Lの値に1を加算し(S113)、S114の処理へ移行する。現在の状態では、変数State[n].Lの値は1なので、S113の処理が実行されると、変数State[n].Lの値が2となり、変数L記憶エリア23d1に記憶される。また、変数State[n].Lの値が2になると、図5(a−1)に示すパラメータリストの中段が指定されたことになる。
S114の処理では、S1〜S4の各状態において、各パラメータリストの全てのパラメータ候補が選択されたか否かを判断するために、変数State[n].Lの値が変数State[n].Lmaxより大きくなったか否かが判断される(S114)。LmaxはParamlist[]の配列数、すなわち、各状態(S1~S4)におけるパラメータの組み合わせの数である。S1〜S4の各状態において、全てのパラメータ候補が選択されていなければ(S114:No)、S113の処理で指定されたパラメータ候補に基づく処理を実行するために、S106の処理へ戻り、S106〜S112の処理を実行する。
一方、S114の処理で、S1〜S4の各状態において、各パラメータリストの全てのパラメータ候補が選択されていれば、変数State[n].Lの値が変数State[n].Lmaxより大きな値となり(S114:Yes)、S1〜S4の各状態において、全てのパラメータ候補がNGと判断されたことになるので、前の状態へ遷移するために、変数nの値を1減算し(S115)、S116の処理へ移行する。なお、変数nの値は、変数n記憶エリア23aに記憶される。
また、S115の処理で、変数nの値が1減算されると、配列State[]情報記憶エリア23bの配列を参照し、1つ前の状態へ遷移することになる。本実施形態では、変数nの値と、State[n]の値(S1〜S5)との全ては対応していない。上述したように、S3の状態からS5の状態へ遷移する場合もあるので、変数nの値が4の場合にState[n]の値がS5となる場合もある。即ち、変数nの値は、State[n]の配列の順番に対応付けられている。
S116の処理では、変数n記憶エリア23aに記憶されている値が1より小さいか否かが判断され(S116)、変数nの値が1より小さければ(S116:Yes)、S1〜S4の状態のうち、現在実行されていた状態がS1の接続処理となり、それ以上前の状態へ遷移できないので、LCD41に「接続エラー」などを表示して(S117、図3のS6の状態)、接続設定処理を終了する。
なお、S116の処理では、LCD41により「接続エラー」を表示するものとしたがスピーカ74によって音声で「接続エラー」を出力しても良いし、LCD41とスピーカ74とを併用しても構わない。また、ユーザは、接続エラーを認識できるので、最初から接続設定処理を開始し、「unknown」を異なる値に設定することもできる。
一方、S116の処理で、変数n記憶エリア23aに記憶されている値が1以上であれば(S116:No)、S1〜S4の状態のうち、現在実行されている状態が少なくともS2の状態以降となるので、S115の処理で設定された状態における次のパラメータ候補を指定するために、S113の処理へ移行し、変数State[n].Lの値に1を加算し、S114の処理へ移行する。
このように、変数State[n].L(変数L)記憶エリア23d1〜23d4に記憶されている値は、接続設定処理が終了するまで保持され、前の状態へ遷移した場合には、以前に選択されたパラメータリストが選択されないよう構成されている。よって、一度、指定されパラメータリストは、判断済みとなり、再度指定されることがない。従って、一連の接続設定処理において、パラメータ値が重複して選択されることを防止できるので、接続設定処理を迅速に実行し、早期に接続設定を完了することができる。
ここで、変数State[1].Lの値が2又3となった場合におけるS106〜S112の処理について説明する。なお、S106〜S112の処理は、上述しているので、詳細な説明は省略し、パラメータ値の設定方法について説明する。
変数State[1].Lの値が2の場合は、サーバ名が「unknown」であり、ポート番号が「110」である。本実施形態では、サーバ名に再度「aaa」を入力し、サーバ名「aaa」とポート番号「110」に基づく接続処理を行うようにしている(図5(a−3)参照)。サーバ名「aaa」とポート番号「110」に基づく接続処理が接続完了であれば(S112:OK)、S118の処理へ移行し、未接続であれば(S112:NG)、変数State[1].Lの値に1を加算して(S113)、変数State[1]が3となるパラメータリストを指定して接続処理を行う。なお、変数State[1]が3となると、図5(a−1)の下段のパラメータリストが指定される。
変数State[1].Lの値が3の場合は、サーバ名が「unknown」であり、ポート番号も「unknown」である。本実施形態では、サーバ名に「bbb」を入力し、ポート番号に「80」を入力し、サーバ名「bbb」とポート番号「80」に基づく接続処理を行う(図5(a−4)参照)。サーバ名「bbb」とポート番号「80」に基づく接続処理が接続完了であれば(S112:OK)、S118の処理へ移行し、未接続であれば(S112:NG)、S113の処理で変数State[1].Lの値に1が加算されるため、変数State[1]の値が4となり(S114:Yes)、更に、現在の変数nの値が1なので(S116:Yes)、S117のエラー表示処理が実行され、接続設定処理が終了する
次に、S118以降の処理について説明する。S112の処理で、S1〜S4の各状態において、各パラメータリストのパラメータ値がネットワーク上のコンピュータでサポートするものであると判断されると(S112:OK)、次の状態へ遷移するために、変数nの値に1を加算すると共に、State[n]に次の遷移先としてのSxを代入する(S118)。
現在の状態では、S1の処理が成功したときの遷移先はS2であると、上述した状態遷移情報により指定されているため、State[n]には、S2が代入される。よって、変数n記憶エリア23aには2が記憶され、配列State[2]記憶エリア23bの2番目の記憶エリアにS2が記憶される。
S119の処理では、State[n]が最終状態S6となったか否かが判断される(S119)。S119の処理で、State[n]が最終状態S6でなければ(S119:No)、S104の処理へ戻り、S2〜S4に対応したパラメータリストを作成し、S105以降の処理で、ネットワーク上のコンピュータがサポートするパラメータ値を設定する。
一方、S119の処理で、State[n]が最終状態S6であれば(S119:Yes)、ネットワーク上のコンピュータに対応する接続設定が終わったことになるので、LCD41に「接続設定完了」の表示を行うと共に、各パラメータの値をEEPROM24の設定項目情報記憶エリア24aに記憶し(S120)、接続設定処理を終了する。
ここで、State[n]の値がS2〜S4となった場合におけるS104〜S117の処理について説明する。なお、S104〜S117の処理は、上述しているので、詳細な説明は省略し、パラメータ値の設定方法について説明する。
State[n]の値がS2の場合は、通信方式判定処理が行われ、設定項目としては通信方式となる。通信方式は、「SSL」と「plain」との2つのパラメータ値があり、優先度は「SSL」の方が高く設定されているため、S104の処理で作成されるパラメータリストが図5(b)の状態となる。そして、S105の処理で、変数State[n].L=1が設定されると(図5(b)上段のパラメータリスト)、作成されたパラメータリストには「unknown」が含まれていないので、S106の処理がYesとなり、S111の処理で、通信方式判定処理が実行される。なお、本実施形態では、通信方式は、セキュリティを選択するものであり、「SSL」の方が「plain」よりセキュリティが高くなるよう構成されている。
S111の処理では、S1の状態で接続完了されたネットワーク上のコンピュータに対して、「SSL」の通信方式がサポートされているか否かを問い合わせし、その結果、ネットワーク上のコンピュータが「SSL」の通信方式をサポートしていれば(S112:OK)、変数nに1が加算され(S118)、S3の状態へ遷移し、ネットワーク上のコンピュータが「SSL」の通信方式をサポートしていなければ(S112:NG)、S113の処理で、変数State[2].Lの値に2が設定され、「plain」の通信方式について問い合わせが行われる。
そして、「SSL」又は「plain」のいずれか一方の通信方式を、ネットワーク上のコンピュータがサポートしていれば、S3の状態へ遷移し、「SSL」及び「plain」の両方の通信方式をネットワーク上のコンピュータがサポートしていなければ、S115の処理で、変数nの値が1減算され、S1の状態へ遷移し、S1の状態で新たにサーバ名とポート番号とが指定され、再度、「SSL」と「plain」との通信方式がネットワーク上のコンピュータでサポートされているか判断される。
State[n]の値がS3の場合は、認証方式判定処理が行われ、設定項目としては認証方式となる。認証方式は、「none」と「plain」と「APOP」の3つのパラメータ値となり、優先度は「none」が一番高く、次に「plain」が高く、「APOP」が一番低く設定されているため、S104の処理で作成されるパラメータリストが図5(c)となる。そして、S105の処理で、変数Lの値に1が設定されると、作成されたパラメータリスト(図5(c)上段のパラメータリスト)には「unknown」が含まれていないので、S106の処理がYesとなり、S111の処理で、認証方式判定処理が実行される。
S111の処理では、S2の状態で設定された通信方式をサポートするネットワーク上のコンピュータに対して、「none」の認証方式がサポートされているか否かを問い合わせをする。本実施形態では、「none」は認証をせずにデータの送受信が可能となるので、ネットワーク上のコンピュータが「none」をサポートしていれば、図4のフローチャートでは図示していないが、S118の処理へ移行することなく、S120の処理へ移行し、接続設定処理を終了する。
一方、「plain」及び「APOP」は、認証が必要となるので、S111の処理で、ネットワーク上のコンピュータがサポートする認証方式であるか否かが判断される。そして、「plain」又は「APOP」の認証方式のいずれか一方が、ネットワーク上のコンピュータでサポートするものであれば、変数nの値に1が加算され(S118)、S4の状態へ遷移する。また、「plain」及び「APOP」の両方の認証方式が、ネットワーク上のコンピュータでサポートされていない場合には、S115の処理で、変数nの値が1減算され、S2の状態へ遷移し、S2の状態で新たに通信方式が設定され、再度、「none」、「plain」又は「APOP」の認証方式がネットワーク上のコンピュータでサポートされているか否かが判断される。
State[n]の値がS4の場合は、ログイン処理が行われ、設定項目としてはユーザ名とパスワードとなる。本実施形態では、ユーザ名およびパスワード共に「unknown」となっているので(図5(d−1)参照)、S106〜S110の処理により、ユーザ名とパスワードとがユーザによって入力される。また、本実施形態では、ユーザ名に「yyyy」が入力され、パスワードに「zzzz」が入力されるものとする(図5(d−2)参照)。
S111の処理では、S3の状態で設定された認証方式をサポートするネットワーク上のコンピュータに対して、ユーザ名「yyyy」とパスワード「zzzz」によりログインが可能であるか否か問い合わせし、その結果、ネットワーク上のコンピュータに記憶されるユーザ名とパスワードとが一致すれば、全ての処理が完了したこととなり、変数nの値に1が加算され(S118)、State[n]が最終状態S6となるので(S119:Yes)、S120の処理へ移行し、接続設定処理を終了する。
以上、説明したように、複合機1で行われる接続の設定は、S1〜S4までの状態を、順を追って設定できるように構成されている。また、S2〜S4の各状態で、設定されたパラメータ値(設定項目)をネットワーク上のコンピュータがサポートしていなければ、1つ前の状態へ遷移し、その遷移した状態で新たにパラメータ値を設定するように構成されている。よって、ユーザは、S1〜S4の状態の遷移を認識できるので、S1〜S4のどの状態において、ネットワーク上のコンピュータが対応していないか認識することができる。さらに、ネットワーク上のコンピュータの設定が全て完了するまで、順を追って設定ができるので、接続設定が煩雑で且つ困難となることを抑制することができる。
また、設定項目に複数のパラメータ値(設定情報)がある場合には、そのパラメータ値に優先度が付与されている。その優先度は、使用される頻度やセキュリティの高さなどにより決められている。よって、使用される頻度が高いパラメータ値から選択されるので、接続の設定を迅速に完了することができる。さらに、セキュリティの高いパラメータ値が選択されるので、ネットワーク上のコンピュータが複数の通信方式または認証方式をサポートしていれば、セキュリティの高い通信方式および認証方式が設定されることになる。よって、ユーザは、接続の設定を順を追って設定するだけで、極力セキュリティの高い設定をすることができる。
次に、図6を参照して、第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態の複合機1のCPU21により実行される接続設定処理を示したフローチャートである。
第1実施例では、接続設定処理において、S102の処理の設定の読み込みで、ROM22の設定項目情報記憶エリア22aに記憶されている設定項目情報と状態遷移情報記憶エリア22bに記憶されている状態遷移情報とを読み出すものとした。これに代えて、第2実施形態では、S102の処理の設定の読み込みで、EEPROM24の設定項目情報記憶エリア24aに記憶される設定項目情報と、ROM22の状態遷移情報記憶エリア22bに記憶される状態遷移情報とを読み出すよう構成した。即ち、設定項目のパラメータ値の「unknown」がユーザによって書き換えられた場合、そのユーザによって書き換えたパラメータ値を利用して、接続設定を行うものである。また、第2実施形態では、第1実施形態に対して、ユーザによって入力された値が、不正なものであるか否かを判断すると共に、ユーザによって入力されたパラメータ値をキャンセルするか否かをユーザに問い合せ、キャンセルされた場合には、次のパラメータ値が設定される構成を追加した。さらに、第2実施形態では、第1実施形態に対して、S1〜S4の各状態で全てのパラメータ値がNGであった場合に、前の状態へ遷移するか、現在の状態のパラメータ値を繰り返し設定するかを問い合せる構成を追加した。なお、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第2実施形態において、接続設定処理が実行され、初期設定の処理が終わると(S101)、EEPROM24の設定項目情報記憶エリア24aに記憶される設定項目情報と、ROM22の状態遷移情報記憶エリア22bに記憶される状態遷移情報とが読み出される(S102)。
よって、S106の処理では、初期値が「unknown」であっても、ユーザによって書き換えられていれば、パラメータリスト内に「unknown」がないと判断され(S106:No)、S111の処理へ移行する。ユーザによって書き換えられたパラメータ値は、他のネットワーク上のコンピュータでも利用可能な場合がある。例えば、ユーザ名やパスワードは、共通で使用するユーザもいるので、ユーザによって書き換えられたパラメータ値を利用することで、ユーザが毎回「unknown」を書き換える手間を省くことができる。なお、ユーザによって書き換えられたパラメータ値に付与される優先度を他のパラメータ値より高く設定するものとしても良い。
次に、ユーザによって入力された値が、不正なものであるか否かを判断すると共に、ユーザによって入力されたパラメータ値をキャンセルするか否かをユーザに問い合せ、キャンセルされた場合には、次のパラメータ値が設定される構成について説明する。
S106の処理で、パラメータリスト内に「unknown」があると判断され(S106:Yes)、ユーザによって新たなパラメータ値の入力が完了したら(S108:Yes)、そのユーザによって入力されたパラメータ値が不正なものであるか否かが判断される(S201)。S201の処理で判断される不正な値とは、例えば、何も入力されずに空欄であった場合や、数字しか対応していないのに英字が入力された場合などである。
よって、ユーザによって不正な値が入力された場合には、S112の処理で必ずNGとなるが、S201の処理で不正な値であると判断されると(S201:Yes)、S113の処理へ移行し、次のパラメータ候補が設定されるので、不要な処理の実行を減らすことができる。その結果、制御負担を軽減できるし、接続の設定を迅速に行うことができる。
S201の処理で、不正な値が入力されたと判断されると(S201:Yes)、次のパラメータ値の候補を設定するために、S113の処理へ移行し、不正な値が入力されていなければ(S201:No)、入力されたパラメータ値を使用するかキャンセルするかの問い合わせをLCD41に表示する(S202)。
S203の処理では、新たに入力されたパラメータ値を使用するかキャンセルするかがユーザにより選択(入力)されたか否かが判断され(S203)、入力が完了するまで待機する(S203:No)。そして、ユーザによって使用かキャンセルかの入力があったら(S203:Yes)、キャンセルが入力されたか否かが判断され(S204)、キャンセルが入力されずに使用が入力されていれば(S204:No)、S109の処理へ移行し、パラメータリストのパラメータ値を更新する。一方、S204の処理で、ユーザによってキャンセルが入力されていれば(S204:Yes)、パラメータリストを更新することなく、次のパラメータ値の候補を設定するために、S113の処理へ移行する。
よって、ユーザが入力した値を使用するかキャンセルするかをユーザに問い合せするので、例えば、入力ミスがあったパラメータ値に基づきネットワーク上のコンピュータに問い合わせをすることを無くすことができる。
次に、S1〜S4の各状態で全てのパラメータ値がNGであった場合に、前の状態へ遷移するか、現在の状態のパラメータ値を繰り返し設定するかを問い合せる構成について説明する。
S114の処理で、変数State[n].Lの値が変数State[n].Lmaxより大きな値となった場合には(S114:Yes)、第1実施の形態では、前のS1〜S3の状態へ遷移したが、第2実施形態では、再入力の問い合せをLCD41に表示する(S211)。S211の処理で、再入力の問い合わせをLCD41に表示したら、ユーザによって入力が完了したか否かが判断され(S212)、ユーザによって入力が完了するまで待機する(S212:No)。
S212の処理で、ユーザによって再入力か否かの入力が完了したら(S212:Yes)、再入力が入力されたか否かが判断され(S213)、ユーザによって再入力が入力されていなければ(S213:No)、S115の処理へ移行して、前の状態へ遷移する。
一方、S212の処理で、ユーザによって再入力が入力されていれば(S213:Yes)、現在のS1〜S4の状態で「unknown」に対して入力されたパラメータ値を初期化して(「unknown」に書き換えて)(S214)、S105の処理へ移行し、状態を移行することなく、同じS1〜S4の状態で、再度、パラメータ値の設定を行う。
よって、ユーザが、「unknown」に対して、他のパラメータ値の設定を所望する場合などは、再入力を選択することで、一旦前の状態へ遷移することなく、新たなパラメータ値を設定することができる。従って、接続設定の使い勝手を向上することができる。
なお、上記第2実施形態では、EEPROM24の設定項目情報記憶エリア24aに記憶される設定項目情報を読み出し、ユーザによって書き換えられたパラメータ値を利用する構成としたが、EEPROM24の所定の記憶エリアに、設定項目情報記憶エリア24aに記憶される「unknown」と、ユーザによって書き換えられた新たなパラメータ値とを対応付けして記憶しておき、S102の処理で読み出す設定項目情報は、ROM22の設定項目情報記憶エリア22aに記憶される設定項目情報を読み出すものとしても良い。この構成では、S106の処理で「unknown」があると判別された場合に(S116:Yes)、そのパラメータ値に対応付けしてEEPROM24の所定の記憶エリアに記憶されたパラメータ値を読み出して設定するように構成する。また、そのユーザによって書き換えられたパラメータ値をLCD41に表示し、その表示されたパラメータ値を使用するか否かをユーザに問い合せるよう構成しても良い。
また、上記第2実施形態では、S211の処理において、再入力の問い合せを行うものとしたが、接続設定処理の最初に戻るか否かの問い合せを表示するものとしても良い。ユーザによって最初に戻るが選択された場合には、S101の処理へ戻り、再度、接続設定処理を最初から実行するものとする(初期項目設定手段)。また、S211の処理において、「再入力」、「最初に戻る」、「継続」の問い合わせをするよう構成しても良い。この構成では、S213の処理の後(又は前)に、ユーザによって「最初に戻る」が選択されたか否かを判断し、「最初に戻る」が選択された場合には、S101の処理へ戻り、「継続」が選択されていれば、S115の処理へ移行するものとする。
また、上記第2実施形態では、ユーザによって入力された値が、不正なものであるか否かを判断する構成を追加し、ユーザによって入力されたパラメータ値をキャンセルするか否かをユーザに問い合せ、キャンセルされた場合には、次のパラメータ値が設定される構成を追加し、S1〜S4の各状態で全てのパラメータ値がNGであった場合に、前の状態へ遷移するか、現在の状態のパラメータ値を繰り返し設定するかを問い合せる構成を追加したが、第1実施形態に対して、いずれか1つの構成を追加しても良いし、複数の構成を追加するものとしても良い。
また、上記第2実施形態において、S204の処理で、「キャンセル」の他に「再入力」及び「最初に戻る」の問い合わせをするものとしても良い。
また、上記第2実施形態では、S102の処理で、EEPROM24の設定項目情報記憶エリア24aに記憶される設定項目情報を読み込むものとした。設定項目情報記憶エリア24aに記憶される設定項目情報の中に「unknown」が1つも無いと、ユーザによって新たなパラメータ値を入力できないので、設定項目情報記憶エリア24aに記憶される各設定項目には、「unknown」を追加して記憶することが好ましい。
以上、各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施形態では、S1〜S4の状態において、設定項目のパラメータ候補が全て選択され、且つ、その全てがNGと判断された場合には、1つ前の状態へ移行するものとしたが、例えば、S1〜S3の状態が互いに関連を持っている場合には、S3の状態がNGと判断されたら、S2の状態へ移行することなく、S1の状態へ移行するものとしても良い(関連項目設定手段)。この構成の場合、State[n]記憶エリア23bの配列において、関連する状態の最初と最後との情報も記憶するものとしても良い。つまり、関連する状態の最初の状態から最後の状態に至るまでの間(最後の状態を含む)のいずれかの状態においてNGと判断されたら、最初の状態に移行するように構成されていればよい。
ここで、本実施形態において、請求項1記載の設定値設定手段としては図4のS105、S113の処理が該当し、請求項1記載の判断手段としては図4のS112の処理が該当し、請求項1記載の第1項目設定手段としては図4のS118の処理が該当し、請求項1記載の第2項目設定手段としては図4のS115の処理が該当し、請求項2記載の選択手段としては図4のS104の処理でパラメータリストを作成する処理が該当する。
また、本実施形態において、複合機1がネットワーク上のコンピュータとの接続を行うための設定方法について説明したが、これに限られるものではない。例えば、パソコンに接続された周辺機器を使用するための設定などにも本発明は利用することができ、そのような場合には、その設定に必要なパラメータを用意すればよい。
本発明における実施形態の複合機の外観構成を示す斜視図である。 複合機の制御部の概略構成を示すブロック図である。 複合機で行われる接続設定の状態遷移を示した図である。 複合機のCPUにより実行される接続設定処理を示したフローチャートである。 パラメータリストの記憶状態を示した図である。 第2実施形態の複合機のCPUにより実行される接続設定処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(情報処理装置)
22a 設定項目情報記憶エリア(優先度記憶手段)
23b 配列State[]記憶エリア(順番記憶手段)
23d1〜4 変数L記憶エリア(判断済記憶手段)
30 ネットワークI/F(受信手段)
41 LCD(報知手段)
74 スピーカ(報知手段)

Claims (9)

  1. 複数の設定項目に設定値を設定することによって所定の機能を実行可能な情報処理装置であって、
    前記複数の設定項目のうち、対象となる対象設定項目に設定値を設定する設定値設定手段と、
    その設定値設定手段により前記対象設定項目に設定値が設定された場合に、その設定された設定値が、前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かを判断する判断手段と、
    その判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第1設定項目に設定された設定値がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると判断された場合に、前記第1設定項目とは異なる第2設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第1項目設定手段と、
    前記判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記第1設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第2項目設定手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 設定され得る設定値としての候補である1以上の設定情報を、設定項目毎に優先度を付与して記憶する優先度記憶手段と、
    その優先度記憶手段に記憶される設定情報を優先度の高い順に選択する選択手段とを備え、
    前記選択手段により優先度の高い順に設定情報が選択される毎に、その選択された設定情報を設定値として前記設定値設定手段による前記対象設定項目への設定と、その設定された設定値が前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かの前記判断手段による判断とが行われ、
    前記第2項目設定手段は、前記優先度記憶手段に記憶される前記第2設定項目に対する全ての設定情報がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、前記第1設定項目を前記対象設定項目に設定するものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記優先度記憶手段に記憶される前記第1設定項目に対する設定情報がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かが前記判断手段により判断されたことを、その設定情報毎に記憶する判断済記憶手段を備え、
    前記選択手段は、前記判断済記憶手段に記憶される設定情報以外の設定情報を選択するものであることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段を備え、
    前記第1項目設定手段および第2項目設定手段は、前記順番記憶手段に記憶される設定項目の順番に基づいて前記対象設定項目を設定するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の設定項目のうち、最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目に設定された設定値がその設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、その旨を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段を備え、
    前記第2項目設定手段は、前記第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと前記判断手段により判断された場合に、前記順番記憶手段に記憶される設定項目のうち最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目に設定する初期項目設定手段を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記対象設定項目に設定された設定値がその対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると前記判断手段により判断された設定項目の順番を記憶する順番記憶手段と、
    前記順番記憶手段に記憶される複数の設定項目のうち、連続して設定が必要となる互いに関連した複数の設定項目を群として記憶する関連項目記憶手段とを備え、
    前記第2項目設定手段は、前記関連項目記憶手段に記憶された群を構成する1の設定項目において、前記判断手段により設定された設定値が対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記群を構成する設定項目のうち最初に前記判断手段により判断の対象とされた設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目に設定する関連項目設定手段を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 外部装置と通信可能に接続され、
    前記外部装置に基づいた複数の設定項目の設定値の情報を受信する受信手段を備え、
    前記判断手段は、前記設定値設定手段により設定された設定項目の設定値と、前記受信手段により受信された外部装置に基づいた設定項目の設定値とが対応するものであるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報処置装置。
  9. コンピュータを、
    前記複数の設定項目のうち、対象となる対象設定項目に設定値を設定する設定値設定手段、
    その設定値設定手段により前記対象設定項目に設定値が設定された場合に、その設定された設定値が、前記対象設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであるか否かを判断する判断手段、
    その判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第1設定項目に設定された設定値がその第1設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものであると判断された場合に、前記第1設定項目とは異なる第2設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第1項目設定手段、
    前記判断手段によって、前記複数の設定項目のうち第2設定項目に設定された設定値がその第2設定項目に対して予め定められた設定値に対応するものでないと判断された場合に、前記第1設定項目を、前記設定値設定手段により設定値が設定される対象設定項目として設定する第2項目設定手段として機能させる情報処理プログラム。
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