JP2008164470A - 集積回路の内部ラッチをスキャンする方法及び装置並びに集積回路 - Google Patents

集積回路の内部ラッチをスキャンする方法及び装置並びに集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】使用可能なユーザ定義命令コードが不足する集積回路に対しても使用可能な命令コードを擬似的に増やして各スキャンチェーンに割り当て可能にし内部ラッチのスキャンイン/アウト動作を実現する。
【解決手段】JTAGポートを第一のシリアルインタフェース(SI)として備える集積回路50Aが、各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、第二のSIを介して設定されるループ選択レジスタ62と、第一のSIを介して設定される命令レジスタ54と、ループ選択レジスタ内の値と命令レジスタ内の命令コードとに基づいて一つのスキャンチェーンを選択し、そのスキャンチェーンに対して第一のSIを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、を具備する。スキャン装置は、第二のSIを介してループ選択レジスタに値を設定し、第一のSIを介して命令レジスタに命令コードを設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、集積回路の内部ラッチをスキャンする方法及び装置並びに集積回路に関する。
例えば、下記の特許文献1及び2に開示されるように、バウンダリスキャンアーキテクチャとそれにアクセスするためのシリアルポートが国際標準規格IEEE1149.1として規格化されている。この規格は、通称、JTAG(Joint Test Action Group)ポートと呼ばれている。
JTAGに対応したデバイスは、TAP(Test Access Port)と呼ばれるTDI(Test Data In)、TDO(Test Data Out)、TMS(Test Mode Select)、TCK(Test ClocK)及びTRST(Test ReSeT)からなる5本の端子を有する。
TDIピンはシリアルのテストデータパスであり、ここから命令又はデータが入力され、命令レジスタ(IR: Instruction Register)又は各種のデータレジスタ(DR: Data Register)に転送される。これらのレジスタは、シフトレジスタとして構成される。命令レジスタに格納された命令コードはデコードされ、その結果に基づいて内部制御信号が生成されて、データレジスタが制御される。
デバイス内に設けられるTAPコントローラは、16種のステートを持つステートマシンであり、TMS信号及びTCK信号に基づいて状態を遷移させ、命令レジスタ、データレジスタ、マルチプレクサ等を制御するとともに、TRST信号に基づいて初期化される。
テスト用に設けられたJTAGインタフェースを使用して、システム障害解析時等にシステム内の各装置に搭載される集積回路の内部ラッチをスキャン(スキャンイン又はスキャンアウト)することが広く行われている。
図1は、コンピュータシステム内のJTAGスキャン系回路構成の一例を示す。このシステムは、SVP(SerVice Processor)10、SCI(System Console Interface)20及び本体装置40を備える。
SVP10とSCI20との間は、SCIバスによって接続されている。SCI20は、SCIバスを介してSVP10からアクセス可能なJCMR(JTAG CoMmand Register)21、JCR(JTAG chip Command Register)22、SCDR(JTAG Sense/Control Data Register)23及びLOOP(JTAG LOOP register)24といった各種インタフェースレジスタ、並びに、JTAG制御回路25を備える。JTAG制御回路25は、データ転送に使用されるレジスタTDR(Test Data Register)26を有する。
SCI20と本体装置40との間は、JTAGインタフェースによって接続されている。本体装置40は、各種のASIC(Application Specific Integrated Circuit)50を備える。そして、各ASIC50は、テスト制御回路としてのTAPコントローラ52を備えるとともに、スキャンチェーンを構成する多数のラッチ56を備える。このスキャンチェーンは、TDO、TDR及びTDIとともにスキャンループを構成する。TAPコントローラ52は、TDIからシリアルにデータ設定可能な命令レジスタ(IR)54を有する。
SVP10は、各種インタフェースレジスタを介してSCI20を制御し、それを受けて、JTAG制御回路25は、JTAGインタフェースを介して、本体装置40に搭載されたASIC50内のIR54に命令コードを設定し、ASIC50の内部ラッチ56に対するスキャンイン/アウトをシリアルデータ転送により実現する。
図2は、図1に示されるシステムにおけるJTAGスキャン動作を示すフローチャートである。まず、SVP10は、インタフェースレジスタJCR22、SCDR23、LOOP24及びJCMR21にリクエスト情報をセットする(ステップ102)。SCDR23には、チェックコードがセットされる。このチェックコードは、スキャンループを一周してTDR26にセットされる際に、SCI20によってチェックされる。また、LOOP24には、対象スキャンループに接続されているASIC数と対象スキャンループのビット数とがそれぞれセットされる。最後に、JCMR21にスキャンイン/アウトのコマンドがセットされることにより、JTAG制御回路25が起動される。
次いで、JTAG制御回路25は、対象ASIC50内のTAPコントローラ52のIR54に、ユーザ定義コードとして、スキャンループ選択を指示する命令コードをセットする(ステップ104)。この命令コードにより、内部ラッチを駆動するシステムクロック種に応じてスキャンチェーンを分けて指定することができる。すなわち、ゲーティッドクロック(gated clock)により駆動されるラッチから構成されるスキャンチェーンと、フリーランクロック(free run clock)により駆動されるラッチから構成されるスキャンチェーンと、に分けて指定することができる。
次いで、JTAG制御回路25からのTRST信号、TMS信号及びTCK信号によりTAPコントローラ52が制御されることで、スキャン動作が実行される。すなわち、TDR26に格納されたスキャンデータがTDIからシフトインされる(ステップ106)。同時に、TDOからのシフトアウトデータがTDR26にシフトインされる(ステップ108)。このようなシフト動作がスキャンチェーン内のラッチの数だけ繰り返されることで、スキャン動作が終了する。
ところで、上述のスキャン制御は、以下のような問題点を有する。第一に、ASICの集積度が大規模になることで、ハードウェアの内部ラッチ数が増加し、ユーザ定義可能な命令コードがASICのハードウェア制限などで不足する場合には、システムクロック種毎のスキャンループに命令コードを割り当てることができなくなる。そのときには、システム試験時、フリーランクロック動作中にゲーティッドクロックを停止させて、内部ラッチへのスキャン動作を実行することができない、という問題がある。
第二に、ユーザ定義の命令コードが不足することで、スキャンチェーンを分割してスキャンイン/アウト動作を実行させることができず、内部ラッチが接続されるスキャンループが長くなる場合には、一回のスキャンの動作時間が長くなってしまう。
第三に、ユーザ定義の命令コードが必要数分確保することができない場合、障害解析時に、ハードウェアのデバック機能として内部ラッチの状態を確認する手段が、例えばI2Cバスを使用して特定のデータの読み出しを実行することに限られるという問題がある。なお、I2Cバスとは、シリアルデータライン(SDA)とシリアルクロックライン(SCL)との2本のバスラインによるインタフェースをいう。
特表2006−517295号公報 特開平8−189953号公報
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用可能なユーザ定義命令コードが不足する集積回路に対しても使用可能な命令コードを擬似的に増やし各スキャンチェーンに割り当て可能にして内部ラッチのスキャンイン/アウト動作を実現する、集積回路の内部ラッチをスキャンする方法及び装置並びに集積回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路であって、各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、を具備する集積回路が提供される。
また、本発明によれば、上述した集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン方法であって、当該第二のシリアルインタフェースを介して当該ループ選択レジスタに値を設定するステップと、当該第一のシリアルインタフェースを介して当該命令レジスタに命令コードを設定するステップと、を具備するスキャン方法が提供される。
また、本発明によれば、上述した集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン装置であって、当該第二のシリアルインタフェースを介して当該ループ選択レジスタに値を設定する手段と、当該第一のシリアルインタフェースを介して当該命令レジスタに命令コードを設定する手段と、を具備するスキャン装置が提供される。
一つの好適な態様では、前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである。
一つの好適な態様では、前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである。
本発明によれば、JTAGインタフェース上使用可能なユーザ定義命令コードが不足する集積回路に対しても、JTAGインタフェースを変更することなく、複数のスキャンチェーンを設定してチェーンごとに内部ラッチのスキャンイン/アウト動作を実行することが可能となる。スキャン動作を行うことで、ハードウェアのデバッグ及び障害解析が容易となり、システム試験工数の大幅な削減を実現することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るJTAGスキャン系回路構成を示す図である。図1のシステムと同様に、図3のシステムはSVP10、SCI20A及び本体装置40Aを備え、SVP10とSCI20Aとの間はSCIバスによって接続され、SCI20Aと本体装置40Aとの間はJTAGインタフェースによって接続されている。また、図3のシステムにおいては、SCI20Aと本体装置40Aとの間に、シリアルデータラインSDAとシリアルクロックラインSCLとからなるI2Cバスが存在する。
図3におけるSCI20Aは、図1のSCI20と同様に、SCIバスを介してSVP10からアクセス可能なJCMR21、JCR22、SCDR23及びLOOP24といった各種インタフェースレジスタ、並びに、JTAG制御回路25を備える。JTAG制御回路25は、データ転送に使用されるレジスタTDR26を有する。
SCI20Aは、さらに、SCIバスを介してSVP10からアクセス可能なICMR(I2C CoMmand Register)32、ISCR(I2C Slave add Command Register)34及びIDR(I2C Data Register)36の各インタフェースレジスタ、並びに、I2C制御回路38を備える。SVP10は、ICMRに対してロードオペレーションを行うことによって、I2C制御回路38を起動する。
図3における本体装置40Aは、各種のASIC50Aを備える。そして、各ASIC50Aは、図1におけるASIC50と同様に、TAPコントローラ52を備えるとともに、スキャンチェーンを構成する多数のラッチ56を備える。TAPコントローラ52は、TDIからシリアルにデータ設定可能な命令レジスタ(IR)54を有する。
しかし、図3におけるASIC50Aは、図1におけるASIC50と異なり、I2C回路60、AND回路70等を更に備えている。I2C回路60は、内部にループ選択回路62を有する。AND回路70は、IR54に格納された命令コードのデコード結果信号とループ選択回路62からの信号とに基づいて、TDIからのシリアルデータを該当スキャンチェーンに転送する機能を果たす。
図4は、図3におけるASIC50Aの内部構成を詳細に示す図である。ASIC50Aは、それぞれ、内部ラッチ56の直列接続で構成される複数のスキャンチェーン72A、72B、・・・、72Nを含む。ここで、複数のスキャンチェーン72A、72B、・・・、72Nの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものとなっている。同図においては、スキャンチェーン72A及び72Bは、それぞれ、ゲーティッドクロック(gated clock)により駆動されるラッチから構成される一方、スキャンチェーン72Nは、フリーランクロック(free run clock)により駆動されるラッチから構成されている。
これらのスキャンチェーン72A、72B、・・・、72Nの各々には、対応するAND回路70を介してTDIからデータがシフトインされるとともに、OR回路74を介してTDOへとデータがシフトアウトされるようになっている。したがって、JTAG制御回路25内のTDR26を介してスキャンループが構成される。
TAPコントローラ52内のIR54はnビットからなるレジスタであり、そのIRに格納された命令コードはデコーダ76によってデコードされ、ユーザ定義の所定のコードであることを示す信号が各AND回路70に入力される。
I2C回路60は、シリアルデータラインSDAとシリアルクロックラインSCLとを介してコマンド及びデータを受け取るためのコマンドレジスタ(CMD)66及びデータレジスタ(DATA)67を有する。そして、それらのコマンド及びデータにしたがって、ループ選択回路62内のループ選択レジスタ64が設定される。ループ選択回路62は、ループ選択レジスタ64内のデータをデコーダ65によりデコードし、その結果信号SEL[1]、SEL[2]、・・・、SEL[N]を対応するAND回路70に与える。かくして、IR内のコードとループ番号とにより、スキャンチェーン72A、72B、・・・、72Nから一つのスキャンチェーンが選択され、TDIからその内部ラッチ群にデータがシフトインされ、また、その内部ラッチ群からTDOへとデータがシフトアウトされる。
図5は、図3及び図4に示されるシステムにおけるJTAGスキャン動作を示すフローチャートである。まず、SVP10は、インタフェースレジスタJCR22、SCDR23、LOOP24及びJCMR21にリクエスト情報をセットする(ステップ202)。SCDR23には、チェックコードがセットされる。このチェックコードは、スキャンループを一周してTDR26にセットされる際に、SCI20によってチェックされる。また、LOOP24には、対象スキャンループに接続されているASIC数と対象スキャンループのビット数とがそれぞれセットされる。最後に、JCMR21にスキャンイン/アウトのコマンドがセットされることにより、JTAG制御回路25が起動される。
次いで、SVP10は、I2C制御回路38を起動し、I2Cバスを介してループ選択レジスタ64にスキャン対象となるスキャンループ番号を設定する(ステップ204)。
次いで、JTAG制御回路25は、対象ASIC50A内のTAPコントローラ52のIR54に、ユーザ定義コードとして、スキャン実行を指示する命令コードをセットする(ステップ206)。
次いで、JTAG制御回路25からのTMS信号及びTCK信号によりTAPコントローラ52が制御されることで、スキャン動作が実行される。すなわち、TDR26に格納されたスキャンデータがTDIから対象スキャンチェーンにシフトインされる(ステップ208)。同時に、対象スキャンチェーンからのシフトアウトデータがTDOを経由してTDR26にシフトインされる(ステップ210)。このようなシフト動作がスキャンチェーン内のラッチの数だけ繰り返される。
最後に、SVP10は、I2C制御回路38を起動し、I2Cバスを介してループ選択レジスタ64の設定を解除する(ステップ212)。
上述の実施形態によれば、従来のスキャン手順にループの選択の設定及びその設定の解除を追加するのみで、SCIとASICとの間のJTAGインタフェースの仕様を変更することなく、従来と同様のJTAGスキャン動作が可能となる。ハードウェア内にループ選択レジスタを持たせ、I2Cバスを使用してそれを設定することで、複数のスキャンチェーンに任意に拡張してループを選択することが可能となる。
以上、本発明を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本発明の容易な理解のため、本発明の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン方法であって、前記集積回路が、
各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
を具備し、前記スキャン方法は、
前記第二のシリアルインタフェースを介して前記ループ選択レジスタに値を設定するステップと、
前記第一のシリアルインタフェースを介して前記命令レジスタに命令コードを設定するステップと、
を具備するスキャン方法。
(付記2) 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、付記1に記載のスキャン方法。
(付記3) 前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである、付記1に記載のスキャン方法。
(付記4) JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン装置であって、前記集積回路が、
各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
を具備し、前記スキャン装置は、
前記第二のシリアルインタフェースを介して前記ループ選択レジスタに値を設定する手段と、
前記第一のシリアルインタフェースを介して前記命令レジスタに命令コードを設定する手段と、
を具備するスキャン装置。
(付記5) 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、付記4に記載のスキャン装置。
(付記6) 前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである、付記4に記載のスキャン装置。
(付記7) JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路であって、
各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
を具備する集積回路。
(付記8) 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、付記7に記載の集積回路。
(付記9) 前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである、付記7に記載の集積回路。
コンピュータシステム内のJTAGスキャン系回路構成の従来例を示す図である。 図1に示されるシステムにおけるJTAGスキャン動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るJTAGスキャン系回路構成を示す図である。 図3におけるASICの内部構成を詳細に示す図である。 図3及び図4に示されるシステムにおけるJTAGスキャン動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 SVP(SerVice Processor)
20、20A SCI(System Console Interface)
21 JCMR(JTAG CoMmand Register)
22 JCR(JTAG chip Command Register)
23 SCDR(JTAG Sense/Control Data Register)
24 LOOP(JTAG LOOP register)
25 JTAG制御回路
26 TDR(Test Data Register)
32 ICMR(I2C CoMmand Register)
34 ISCR(I2C Slave add Command Register)
36 IDR(I2C Data Register)
38 I2C制御回路
40、40A 本体装置
50、50A ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
52 TAPコントローラ
54 IR(Instruction Register)
56 ラッチ
60 I2C回路
62 ループ選択回路
64 ループ選択レジスタ
65 セレクタ
66 コマンド(CMD)レジスタ
67 データ(DATA)レジスタ
70 AND回路
72A、72B、72N スキャンチェーン
74 OR回路
76 デコーダ

Claims (8)

  1. JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン方法であって、前記集積回路が、
    各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
    第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
    前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
    前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
    を具備し、前記スキャン方法は、
    前記第二のシリアルインタフェースを介して前記ループ選択レジスタに値を設定するステップと、
    前記第一のシリアルインタフェースを介して前記命令レジスタに命令コードを設定するステップと、
    を具備するスキャン方法。
  2. 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、請求項1に記載のスキャン方法。
  3. 前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである、請求項1に記載のスキャン方法。
  4. JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路の内部ラッチをスキャンするスキャン装置であって、前記集積回路が、
    各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
    第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
    前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
    前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
    を具備し、前記スキャン装置は、
    前記第二のシリアルインタフェースを介して前記ループ選択レジスタに値を設定する手段と、
    前記第一のシリアルインタフェースを介して前記命令レジスタに命令コードを設定する手段と、
    を具備するスキャン装置。
  5. 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、請求項4に記載のスキャン装置。
  6. 前記第二のシリアルインタフェースは、I2Cバスである、請求項4に記載のスキャン装置。
  7. JTAGポートを第一のシリアルインタフェースとして備える集積回路であって、
    各スキャンチェーンが直列接続の複数のラッチで構成される複数のスキャンチェーンと、
    前記第一のシリアルインタフェースを介して設定される命令レジスタと、
    第二のシリアルインタフェースを介して設定されるループ選択レジスタと、
    前記ループ選択レジスタ内の値と前記命令レジスタ内の命令コードとに基づいて前記複数のスキャンチェーン中の一つのスキャンチェーンを選択し、該選択されたスキャンチェーンに対して前記第一のシリアルインタフェースを介してのデータのシフトイン及びシフトアウトを実行する回路と、
    を具備する集積回路。
  8. 前記複数のスキャンチェーンの各々は、同一種類のクロックによって駆動されるラッチを接続したものである、請求項7に記載の集積回路。
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