JP2008163971A - アクチュエータ - Google Patents

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    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
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    • F15B15/261Locking mechanisms using positive interengagement, e.g. balls and grooves, for locking in the end positions

Abstract

【課題】 1つの部材により、作動前後におけるピストンの移動を阻止できるアクチュエータの提供。
【解決手段】 シリンダ30内にはピストン50が収容され、本体部41と爪部42からなる筒状のストッパ40が取り付けられている。作動前には、爪部42でピストン50の拡径部51を押さえることで、軸方向への移動が阻止されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアバッグ式の拘束装置等に使用されるアクチュエータに関する。
車両の乗員拘束装置や歩行者保護装置には、エアバッグ式の拘束装置以外にも、歩行者保護の目的で車両のボンネットを持ち上げる装置や、ステアリング(シャフト/コラム)を引っ込める装置があり、これらの装置にはパイロ式のアクチュエータが使用されている。
アクチュエータには、作動によってピン(ピストン)を押し出すものや、引っ込めるものが知られており、いずれの場合でも作動前にはピストンが移動しないように固定しておく必要がある。
さらに上記拘束装置と組み合わせるアクチュエータでは、ピストン駆動後においても、ピストンが元に戻らないようにしておく必要があり、作動前及び作動後のピストンの移動阻止の構造も単純/簡素なものが、装置全体の小型軽量の点から好ましい。
特許文献1は、火工式のアクチュエータに関する発明である。Fig. 1では、ハウジング1内部にピストン2が摺動可能に配置され、デトネータ3によって駆動するアクチュエータが開示されている。ピストン2には長円の孔2bが形成され、突起9が貫通されている。突起9を取り囲むように、ロック(ロッキングエレメント)8が配置されている。作動前に自由端8aが突起9に当接することで、ピストンは移動を阻止されている。Fig. 2では、Fig. 1のロック8に相当するものが複数形成されている。
Fig. 7では、ピストン2には2つのスタッド2zが取り付けられ、一定以上の力で内側へ曲がり、突起に対してピストン2が通過されている。カラム5の11-17行目には、このスタッド2zによって、作動前と作動後のピストン2の固定が行われることが開示されている。
Fig. 1では、作動時に突起9がロック8の自由端8aを変形させて、2b’空間から2b”空間へ移動するが、2b”空間が広いため、作動後のピストンを完全に固定するのが難しい。またFig.2では、作動後のピストンの固定が可能であるが、複数のロック8を使用しており、構造が複雑となる。
一方Fig.7では、一応作動前後のピストンの固定が可能と開示されているが、特に作動前は図面上、ピストンの移動に対してロックが掛かる構造ではないため、十分なロック機能を発揮できないものと予想される。
特許文献2のアクチュエータでは、シリンダ内部にピストンが配置されており、作動前の状態(上左図)では、ピストン固定部材13がピストン2に係止されている。固定部材13はワッシャ形状であり、その内周部がピストン2に形成された環状溝12に嵌ることで、作動前のピストンの移動が阻止されている。
点火器5の作動によってピストンが移動すると、固定部材13が変形し(上右図)、ピストンが押し出されるが、ピストンの逆行に対しては、その動きを阻止するように機能するため、一旦作動した後にピストンが戻ることが阻止される。ただし、この構造においては、固定部材自体の固定が煩雑で、実施例ではアクチュエータ全体を収容する容器Aとの間に挟んで固定している。
US 6,675,692 B1 EP1162333B1
本発明では、1つの部品で作動前と作動後のピストンを固定することができ、構造が単純なアクチュエータを提供することを課題とする。
〔請求項1〕
請求項1の発明は、課題の解決手段として、
点火手段が接続されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に収容されたピストンを有するアクチュエータであって、
前記シリンダ内周面には筒状のストッパが取り付けられており、前記ストッパが、前記シリンダ内周面に固定された本体部と、前記本体部から内側方向に突き出された弾性部材からなる爪部とを有するものであり、
前記ピストンが、長さ方向の所望部位において外径が拡大された拡径部を有しており、
前記点火手段の作動前には、前記爪部が前記拡径部の一部と接触されることで、前記ピストンの軸方向への移動が阻止されており、
前記点火手段の作動後には、前記爪部が前記拡径部の他部と接触されることで、前記ピストンの逆方向への移動が阻止される、アクチュエータを提供する。
このように弾性部材からなる爪部を有するストッパを用いることにより、前記爪部が板バネと同様に作用して、点火手段の作動前にはピストンが移動することを阻止して、点火手段の作動後には、移動したピストンが逆行することを阻止できる。
前記ストッパは、少なくとも爪部が弾性部材から形成されていればよいが、全体が弾性のある金属薄板から形成されていてもよい。このように全体が弾性のある金属薄板から形成されている場合には、例えば、本体部の所定部分を長方形、正方形、台形、三角形等に切り抜いて(但し、一辺を残して他の辺のみを切り抜く)、残った一辺において折り曲げて爪部を形成してもよい。
〔請求項3〕
請求項3の発明は、課題の解決手段として、
点火手段が接続されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に収容されたピストンを有するアクチュエータであって、
前記ピストン外周面には筒状のストッパが取り付けられており、前記ストッパが、前記ピストン外周面に固定された本体部と、前記本体部から外側方向に突き出された弾性部材からなる爪部とを有するものであり、
前記点火手段の作動前には、前記爪部が前記シリンダ開口部周縁と接触されることで、前記ピストンの軸方向への移動が阻止されており、
前記点火手段の作動後には、前記シリンダから飛び出した前記爪部が、前記シリンダ開口部の径よりも拡がることで、前記ピストンの逆方向への移動が阻止される、アクチュエータを提供する。
このように弾性部材からなる爪部を有するストッパを用いることにより、前記爪部が板バネと同様に作用して、点火手段の作動前にはピストンが移動することを阻止して、点火手段の作動後には、移動したピストンが逆行することを阻止できる。
前記ストッパは、少なくとも爪部が弾性部材から形成されていればよいが、全体が弾性のある金属薄板から形成されていてもよい。このように全体が弾性のある金属薄板から形成されている場合には、例えば、本体部の所定部分を長方形、正方形、台形、三角形等に切り抜いて(但し、一辺を残して他の辺のみを切り抜く)、残った一辺において折り曲げて爪部を形成してもよい。
本発明のアクチュエータは、シリンダ又はピストンに取り付けた1つの部品により、作動前におけるピストンの移動が阻止され、作動後におけるピストンの逆行も阻止される。
(1)図1、図2のアクチュエータ
図1、図2は、アクチュエータの縦断面図であり、図1が作動前の状態を示し、図2が作動後の状態を示す図である。
アクチュエータ10は、点火器カラー20とシリンダ30が一体化されて外殻が形成されている。点火器カラー20は、点火器23と接している本体部21と、本体部21から延ばされたカラー筒状接合部22とを有している。シリンダ30は、筒状のピストン収容部31と、ピストン収容部31の周面から突出されたシリンダ筒状接合部32とを有している。そして、点火器23は、シリンダ筒状接合部32に対して点火器カラー20によって固定され、シリンダ30に接続されている。
点火器カラー20とシリンダ30は、カラー筒状接合部22内にシリンダ筒状接合部32が挿入された状態にて接合されている。接合方法は特に制限されるものではないが、本実施形態では、図示するように予め外表面に段差(溝32a)が付けられたシリンダ筒状接合部32に対して、本来は平坦面であったカラー筒状接合部22を被せた状態で、シリンダ筒状接合部32の外形と一致するように(溝32aと同じ形状の溝22aが形成されるように)、カラー筒状接合部22を変形させることで接合されている。なお、点火器カラー20を使用せず、点火器30をシリンダ筒状接合部32に固定してもよい。
点火器23(公知のアクチュエータやエアバッグ用ガス発生器で使用されるものを使用できる)は、点火器カラー20、シリンダ本体部31、シリンダ筒状接合部32で囲まれた点火器収容空間25内に固定されている。
シリンダ30は、両端側にそれぞれ第1開口部33と第2開口部34を有しており、側面側には、点火器収容空間25と連通する連通孔36を有している。
シリンダ本体部31は、第1開口部33と第2開口部34の間の内周面に段差が形成されており、段差部において、第1開口部33に面した環状面37を有している。
シリンダ本体部31の第1開口部33と環状面37の間には、筒状のストッパ40が取り付けられている。
筒状のストッパ40は、シリンダ本体部31と接したストッパ本体部41と、ストッパ本体部41の所望部位が長方形状に切り抜かれ(但し、3辺が切り抜かれ、1つの短辺は切り残されている)、先端部が内側(第2シリンダ収容空間47内)に折り曲げられた爪部42を有している。なお、爪部42は、本体部41に板状のものを固着して形成されたものでもよい。爪部42は、周方向に等間隔をおいて複数(例えば、2〜8個)が形成されていることが好ましい。
ストッパ40又は爪部42は、弾力性のある材質のものからなり、例えば、ステンレス、鉄、アルミニウム等の金属製薄板からなるものである。爪部42は板バネと同様に外力を加えると変形し、外力を取り去ると、速やかに元の形状又は元の形状に近い形状に復元することで、所定のストッパ作用をするものである。
シリンダ30内に収容されたピストン50は、長さ方向の所望位置に外径が拡大された円盤状の拡径部51を有している。円盤状の拡径部51は、第1開口部33に面した環状第2面53と、第2開口部34側に面した環状第1面52を有している。円盤状の拡径部51の周面54は、ストッパ本体部41に当接されており、環状第1面52の一部は環状面37に当接されている。円盤状の拡径部51により、シリンダ30内は、第1ピストン収容空間46及び第2ピストン収容空間47に分離されている。
作動前は、ピストン50の一端面50aは、第1開口部33に面しているが、第1開口部33からは突き出していない。ピストン50の他端面50bは、第2開口部34から外に突き出されている。
ストッパ40は、一端側開口部が第1開口部33側に取り付けられたストッパ固定部材45に当接され、外周面がシリンダ本体部31に当接され、内周面の一部が円盤状の拡径部51の周面54に当接されることで固定されている。ストッパ固定部材45は、環状のもので、弾性を有するものでもよく、第1開口部33の周縁30aを内側に折り曲げることで固定されている。
筒状ストッパ40は、完全な筒状でなくてもよく、図3に示すように、縦方向に貫通したスリット43(又は貫通していないスリット43)を有するものでもよい。このようなスリット43を有するストッパ40を用いた場合、全体を弾性部材から形成する。そして、このようなストッパ40をシリンダ30内に挿入するときは、スリット43が閉じるように押し縮めて挿入し、挿入後は押し縮めていた力を開放すると、今度はスリット43が拡がるように復元するので、シリンダ30への挿入と固定が容易になる。
次に、図1、図2により、本発明のアクチュエータの動作を説明する。なお、点火器23の作動前には、円盤状の拡径部51の環状第2面53と周面54の境界部分が爪部42の内側面で押圧されているため、ピストン50の軸方向への移動は阻止されている。
点火器23の作動により、着火部24から燃焼生成物(火炎、高温ガス、衝撃波等)が発生する。発生した燃焼生成物は、着火部24が面した点火器収容空間25、連通孔36を通って、第1ピストン収容空間46に流入する。そして、燃焼生成物により円盤状の拡径部51の環状第1面52が押圧されて、ピストン50が軸方向に移動する。このとき、爪部42は、本体部41に押し付けられるように変形するので、ピストン50の移動を妨げることはない。
図2に示すようにピストン50が第1開口部33から所定長さだけ飛び出したとき、ストッパ固定部材45に衝突することで停止されるが、このとき、ピストン50の移動により本体部41方向に変形されていた爪部42は、元の形状に復元されており、今度は環状第1面52に爪部42の先端部が当接され、環状面37との間に介在することになり、ピストン50がシリンダ30内に引き込まれることが阻止される。また、ピストン50は、拡径部51がストッパ固定部材45と爪部42で両側から挟み付けられた状態になっているため、がたついたりせず、図2の状態が維持される。
(2)図4、図5のアクチュエータ
図4、図5は、他実施形態のアクチュエータの縦断面図であり、図4が作動前の状態を示し、図5が作動後の状態を示す図である。図4、図5のアクチュエータ100は、基本的構造は図1、図2のアクチュエータ10と同じであり、同一番号は同一の構成要素であることを意味する。
図4に示すように、ピストン50の端面50a側の一部と端面50b側の一部は、シリンダ30の外に突き出されている。
ピストン50の円盤状の拡径部51と端面50aとの間の外周面には、筒状のストッパ140が取り付けられている。
筒状のストッパ140は、ピストン50と接したストッパ本体部141と、ストッパ本体部141の所望部位が長方形状に切り抜かれ(但し、3辺が切り抜かれ、1つの短辺は切り残されている)、先端部が内側(第2シリンダ収容空間47内)に折り曲げられた爪部142を有している。なお、爪部142は、本体部141に板状のものを固着して形成されたものでもよい。
ストッパ140又は爪部142は、弾力性のある材質のものからなり、例えば、ステンレス、鉄、アルミニウム等の金属製薄板からなるものである。爪部142は板バネと同様に外力を加えると変形し、外力と取り去ると、速やかに元の形状に復元するものである。
ピストン50の円盤状の拡径部51とストッパ140との間の外周面には、環状溝(又は複数の凹部でもよい)55が形成されており、ストッパ140のうち前記環状溝55に対向する位置には、ストッパ140をピストン50に固定するためのストッパ固定部材150が形成されている。
ストッパ本体部141は、ピストン50と共にシリンダ30の第1開口部33から外に突き出されており、爪部142は第1開口部33の内側に位置している。そして、爪部142が第1開口部33の径よりも大きく拡がり、爪部142の外面が第1開口部33の内面に当接し、押圧しているため、点火器23の作動前において、ピストン50が軸方向に移動することが阻止されている。
ストッパ固定部材150は、筒状のストッパ140と一体になったものであり、ストッパ固定部材の本体部151と、ストッパ固定部材の本体部151の所望部位が長方形状に切り抜かれ(但し、3辺が切り抜かれ、1つの短辺は切り残されている)、先端部が環状溝55内部に折り曲げられた爪部152を有している。爪部152は環状溝55内にきつく嵌め込まれており、この爪部152により、筒状のストッパ140がピストン50に対して固定されている。なお、このようなストッパ固定部材150を使用せずに、筒状のストッパ140を環状溝55と同じ形状になるように変形させることで(凹ませることで)、ピストン50に対して筒状のストッパ140を固定してもよい。
筒状ストッパ140は、完全な筒状でなくてもよく、図6に示すように、縦方向に貫通したスリット143(又は貫通していないスリット143)を有するものでもよい。このようなスリット143を有するストッパ140を用いた場合、全体を弾性部材から形成する。そして、このようなストッパ140をシリンダ30内に挿入するときは、スリット143が閉じるように押し縮めて挿入し、挿入後は押し縮めていた力を開放すると、今度はスリット143が拡がるように復元するので、シリンダ30への挿入と固定が容易になる。
次に、図4、図5により、本発明のアクチュエータの動作を説明する。なお、点火器23の作動前には、爪部142が第1開口部33の径よりも大きく拡がっているため、ピストン50が軸方向に移動することが阻止されている。
点火器23の作動により、着火部24から燃焼生成物(火炎、高温ガス、衝撃波等)が発生する。発生した燃焼生成物は、着火部24が面した点火手段収容空間25、連通孔36を通って、第1ピストン収容空間46に流入する。そして、燃焼生成物により円盤状の拡径部51の環状第1面52が押圧されて、ピストン50が軸方向に移動する。このとき、爪部142は、本体部141に押し付けられるように内側に変形するので、ピストン50の移動を妨げることはない。
図4に示すようにピストン50が第1開口部33から所定長さだけ飛び出したとき、一旦は本体部141に押し付けられるように変形した爪部142は元の形状又は元の形状に近似した形状に復元されるため、第1開口部33の径よりも大きく拡がっている。このため、爪部142が第1開口部33の外側面30aに当接され、ピストン50がシリンダ30内に引き込まれることが阻止される。また、ピストン50がシリンダ30内に引き込まれるような力が加わったときでも、ストッパ固定部材150の作用により、ストッパ140がピストン50から脱落することが防止されているので、ストッパ140によるピストン50の移動阻止作用は影響を受けない。
本発明のアクチュエータの作動前の縦断面図。 本発明のアクチュエータの作動後の縦断面図。 図1とは別実施形態のストッパの斜視図。 本発明の他実施形態であるアクチュエータの作動前の縦断面図。 本発明の他実施形態であるアクチュエータの作動後の縦断面図。 図4とは別実施形態のストッパの斜視図。
符号の説明
10、100 アクチュエータ
20 点火器カラー
23 点火器
30 シリンダ
33 第1開口部
40 ストッパ
41 本体部
41 爪部
50 ピストン
140 ストッパ
141 本体部
141 爪部


Claims (4)

  1. 点火手段が接続されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に収容されたピストンを有するアクチュエータであって、
    前記シリンダ内周面には筒状のストッパが取り付けられており、前記ストッパが、前記シリンダ内周面に固定された本体部と、前記本体部から内側方向に突き出された弾性部材からなる爪部とを有するものであり、
    前記ピストンが、長さ方向の所望部位において外径が拡大された拡径部を有しており、
    前記点火手段の作動前には、前記爪部が前記拡径部の一部と接触されることで、前記ピストンの軸方向への移動が阻止されており、
    前記点火手段の作動後には、前記爪部が前記拡径部の他部と接触されることで、前記ピストンの逆方向への移動が阻止される、アクチュエータ。
  2. 前記ストッパが有する爪部が、前記本体部が一部を残して一定形状に切り抜かれて形成されたものである、請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 点火手段が接続されたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に収容されたピストンを有するアクチュエータであって、
    前記ピストン外周面には筒状のストッパが取り付けられており、前記ストッパが、前記ピストン外周面に固定された本体部と、前記本体部から外側方向に突き出された弾性部材からなる爪部とを有するものであり、
    前記点火手段の作動前には、前記爪部が前記シリンダ開口部周縁と接触されることで、前記ピストンの軸方向への移動が阻止されており、
    前記点火手段の作動後には、前記シリンダから飛び出した前記爪部が、前記シリンダ開口部の径よりも拡がることで、前記ピストンの逆方向への移動が阻止される、アクチュエータ。
  4. 前記ストッパが有する爪部が、前記本体部が一部を残して一定形状に切り抜かれて形成されたものである、請求項3記載のアクチュエータ。
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