JP2008163771A - エンジンの開閉弁制御装置 - Google Patents

エンジンの開閉弁制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンの停止状態における騒音を低減する開閉弁制御装置を提供する。
【解決手段】モータ130の駆動停止状態では、スロットル弁110がスプリング140のリターンスプリング部150に付勢されて、スロットル弁110とともに回動する連結部142がオープナストッパ170に当接する。これによりスロットル弁110がオープナ開度となる。一方、ECU20は、エンジンの停止状態において、次のとおりアイシング防止処理を実行する。すなわち、リターンスプリング部150の付勢力に抗してスロットル弁110の開度を全開開度に制御する。そしてスロットル弁110に付着した水滴の除去に要する時間の経過を待って、スロットル弁110の開度をオープナ開度に戻す。このようにエンジンの停止状態においてスロットル弁110の開度をオープナ開度に戻す際、通常制御における開閉速度よりも遅くモータ130にスロットル弁110を駆動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの開閉弁制御装置に関する。
スロットルモータの駆動力によりスロットル弁を回動させ、エンジンの吸気流路を開閉する電子制御式のスロットル装置が知られている。このようなスロットル装置には、スロットルモータの駆動停止状態においてスプリングの付勢力でスロットル弁をストッパ部材に当接させ、スロットル弁の開度を閉弁開度よりも開弁側の中間開度にするものがある。このようにしてスロットルモータの駆動停止状態におけるスロットル弁の開度を中間開度にすることにより、何らかの問題でスロットルモータへの電力供給が絶たれたとしても、退避走行をすることができる。
一方、上述したスロットル装置を制御するスロットル弁制御装置であって、スロットル弁の凍結を防止する機能を有するスロットル弁制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスロットル弁制御装置では、エンジン停止状態において、次のとおりスロットル弁を制御することにより、スロットル弁の凍結を防止している。すなわち、まずスロットル弁の開度を中間開度から例えば全開開度に制御する。そして、スロットル弁に付着した水滴の除去に要する水滴除去時間を待って、スロットル弁の開度を中間開度に戻す。これによりスロットル弁に付着した液滴によるスロットル弁の凍結を防止することができる。
特開2006−258075号公報
しかしながら、上述のようにスロットル弁の開度を中間開度に戻す際、例えばスロットルモータへの通電を停止し、スプリングの付勢力によりスロットル弁の開度を中間開度に戻している。その結果、スロットル弁がストッパ部材に衝突することにより騒音が発生する。このようにエンジンの停止状態において発生する騒音は、運転者に対し顕著に聞こえ、運転者を不快にさせる。
本発明は上述の問題を解決するためになされたものであって、エンジンの停止状態における騒音を低減する開閉弁制御装置を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明では、エンジンの停止状態において、付勢手段の付勢力に抗して調整された制御開度から当接開度に開閉弁の開度を調整する際に、開閉弁を通常制御における開閉速度よりも遅い速度で電動機により駆動させる。このようにして開閉弁がストッパ部材に衝突する際の開閉弁の開閉速度を遅くすることにより、開閉弁とストッパ部材との衝突音を低減し、エンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
ところで、電子制御式のスロットル装置では、スロットル弁がスプリングにより閉弁方向に付勢されており、スロットル弁がスロットルモータの駆動停止状態において閉弁方向に付勢されてストッパ部材に当接する。これにより、スロットル弁の開度は全閉開度よりも開弁側の中間開度になる。ここで、スロットル弁が「開閉弁」に相当し、スロットルモータが「電動機」に相当し、中間開度が「当接開度」に相当する。こうしたスロットル装置では、スロットル弁を閉弁方向の付勢力に抗して駆動することにより、スロットル弁の開度を中間開度よりも開弁側の制御開度に制御する。このような開閉弁は、請求項2に記載の発明のように、通常制御における閉弁速度よりも遅い速度で駆動することが望ましい。これにより開閉弁とストッパ部材との衝突音を低減し、エンジン停止状態における騒音を低減することができる。
また、上述したような電子制御式のスロットル装置では、スロットル弁を制御開度から中間開度まで戻す際、スロットルモータへの通電を停止する。これによりスプリングの付勢力のみで、スロットル弁を制御開度から中間開度まで戻すことができる。しかしながら、このとき、スロットル弁がスプリングに付勢されてストッパ部材に衝突することにより、大きな衝突音が発生する。そこで、請求項3に記載の発明では、制御開度から当接開度まで開閉弁を電動機により駆動させる際に、付勢手段の付勢力のみで制御開度から当接開度まで戻る時の開閉弁の開閉速度よりも遅い速度で開閉弁を駆動する。これにより、上述したスロットル弁のように付勢手段の付勢力のみで制御開度から当接開度まで戻される開閉弁とストッパ部材との衝突音と比較して、その衝突音を低減することができる。
請求項4に記載の発明では、制御開度から当接開度まで開閉弁を電動機に駆動させる際に、開閉弁の開閉速度が徐々に遅くなるように電動機に開閉弁を駆動させる。すなわち、制御開度近傍の開度では、当接開度近傍の開度よりも開閉弁の開閉速度を速くする。これにより、開閉弁の応答速度を高めることができる。一方、当接開度近傍の開度では、制御開度近傍の開度よりも開閉弁の開閉速度を遅くする。これにより、開閉弁がストッパ部材に衝突する際の開閉弁の開閉速度を遅くし、それらの衝突音を低減することができる。すなわち、開閉弁の応答速度の低下を抑制しつつ、エンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
請求項5に記載の発明では、制御開度から当接開度まで開閉弁を電動機に駆動させる際に、制御開度と当接開度との偏差が所定の低速処理実行値よりも小さい場合、その偏差分の駆動を1回の操作量により電動機に対し指示する。このようにして、制御開度と当接開度との偏差分の駆動を1回の操作量により電動機に対し指示したとしても開閉弁とストッパ部材との衝突音が運転者に聞こえない程度に小さい場合には、開閉弁の開閉速度を速くすることにより、その場合における開閉弁の応答速度を高めることができる。一方、制御開度と当接開度との偏差が低速処理実行値以上の場合、その偏差分の駆動を複数回の操作量により電動機に対し指示する。このようにして、制御開度と当接開度との偏差分の駆動を1回の操作量により電動機に対し指示すると開閉弁とストッパ部材との衝突音が運転者に聞こえる程度に大きくなる場合には、開閉弁の開閉速度を遅くすることにより、エンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
請求項6に記載の発明では、エンジンの停止状態において、開閉弁の開度を重力方向と略平行な制御開度に制御することにより、開閉弁に付着した液滴を除去する。これにより開閉弁に付着した液滴による開閉弁の凍結を防止することができる。すなわち、請求項6に記載の発明は、いわゆる開閉弁のアイシング防止機能を有する開閉弁制御装置である。本発明は、このようなアイシング防止機能を有する開閉弁制御装置に好適である。
以下、本発明を具体化した複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示すスロットル弁制御装置10は、車両用のエンジンに搭載されるスロットル装置100のスロットル弁110の開度を制御することにより、スロットルボディ120の吸気流路122を流れる空気の流量(以下、空気量という)を調整する開閉弁制御装置である。以下、スロットル装置100の構成、スロットル装置100の作動、スロットル弁制御装置10の構成、スロットル弁制御装置10の作動をこの順に説明する。
1.スロットル装置の構成
スロットル装置100は、断面円形の吸気流路122を有するスロットルボディ120を備えている。スロットルボディ120は、後述する中間開度のスロットル弁110が重力方向に対し所定角度だけ傾斜するように車両に搭載されている。スロットルボディ120には、スロットル軸112が吸気流路122の長さ方向に直交して回動可能に支持されている。スロットル軸112には円板状の弁体114が設けられている。弁体114が吸気流路122内においてスロットル軸112と共に回動することにより、吸気流路122の流路面積が変化する。開閉弁としてのスロットル弁110は、スロットル軸112及び弁体114で構成されるいわゆるバタフライ弁である。
電動機としてのモータ130は、ギヤ機構132を介してスロットル軸112に連結されている。モータ130の回転がスロットル軸112に伝わると、スロットル弁110が回動する。その結果、吸気流路122の流路面積が変化し、吸気流路122を流れる空気量が変化する。吸気流路122が「ガス流路」に相当する。
図2は、スロットル装置100の構成を示す図である。図2に示すスロットル弁110は、全閉開度よりも開弁側の中間開度に制御されている。スプリング140は、スロットル軸112を中心にして配設された渦巻きばねである。スプリング140は、スロットル軸112を閉弁側に付勢するリターンスプリング部150、スロットル軸112を開弁側に付勢するオープナスプリング部160、リターンスプリング部150及びオープナスプリング部160を連結するU字状の連結部142を有している。
連結部142は、スロットル軸112に設けられた係止部116の軌道を通過して、スロットル軸112の径方向に突出している。リターンスプリング部150は、スプリング140の端部に設けられたフック部152から連結部142まで反時計回りに回旋している。フック部152は、スロットルボディ120側のフック部124に固定されている。一方、オープナスプリング部160は、スプリング140の端部に設けられたフック部162から連結部142まで反時計回りに回旋している。フック部162はスロットル軸112の係止部116に掛けられている。
オープナストッパ170及び全閉ストッパ180(図1参照)は、スロットルボディ120に設けられている。ストッパ部材としてのオープナストッパ170は、スプリング140の連結部142の軌道上に配置され、中間開度よりも閉弁側の開度においてスプリング140の連結部142と当接する。一方、全閉ストッパ180は、スロットル軸112の図示しない当接部の軌道上に配置され、全閉開度においてスロットル軸112の当接部と当接する。
2.スロットル装置の作動
(モータ駆動状態)
図3は、モータ130によってスロットル弁110が中間開度よりも開弁側に駆動された状態を示す図である。この状態では、スロットル軸112の係止部116がオープナスプリング部160の弾性力によってスプリング140の連結部142とフック部162との間に挟まれる。またスロットル弁110が開弁方向に回動されると、リターンスプリング部150の連結部142側の端部がスロットル軸112の係止部116と共に回動する。これによりリターンスプリング部150が巻かれ、スロットル弁110を閉弁方向に付勢する付勢力が大きくなる。このような閉弁方向の付勢力に抗してスロットル弁110をモータ130により駆動させることで、スロットル弁110の開度を中間開度から全開開度までの範囲の開度に調整することができる。
図4は、モータ130によってスロットル弁110が中間開度よりも閉弁側に駆動された状態を示す図である。この状態では、スプリング140の連結部142がオープナストッパ170に当接する。そのため、スロットル弁110が閉弁方向に回動されると、フック部162が係止部116と共に回動する。これによりオープナスプリング部160が巻かれ、スロットル弁110を開弁方向に付勢する付勢力が大きくなる。
一方、リターンスプリング部150の連結部142側の端部はオープナストッパ170により固定される。そのため、スロットル弁110の回動によってリターンスプリング部150が巻かれることはなく、リターンスプリング部150の弾性力はスロットル弁110の開度によらず一定である。また、この弾性力は、連結部142をオープナストッパ170に押し付ける付勢力として作用し、スロットル弁110を閉弁方向に付勢する付勢力として係止部116に作用しない。したがって、オープナスプリング部160による開弁方向の付勢力に抗してスロットル弁110をモータ130により駆動させることで、スロットル弁110の開度を中間開度から全閉開度までの範囲の開度に調整することができる。
(モータの駆動停止状態)
モータ130の駆動停止状態では、スプリング140の連結部142は、リターンスプリング部150により閉弁方向に付勢されてオープナストッパ170と当接する。その結果、スロットル弁110は図2に示す中間開度となる。このようにモータ130の駆動停止状態において、スロットル弁110を全閉開度よりも開弁側の中間開度に定位させることにより、何らかの問題でモータ130への電力供給が絶たれたとしても、退避走行を可能にすることができる。この中間開度が「当接開度」に相当する。
3.スロットル弁制御装置の構成
図1に示すスロットルセンサ30,31は、それぞれスロットル弁110の開度を示す開度信号を出力する。このように複数のスロットルセンサにより多重にスロットル弁110の開度を検出すれば、スロットルセンサの異常を検出することができる。しかしながら、スロットル弁制御装置10のスロットルセンサは1つでもよい。
電子制御装置(以下、ECUという)20は、図示しないCPUやメモリなどから構成されている。メモリは、各種のプログラムやパラメータを記憶する。CPUは、メモリに格納されたプログラムを実行することによりスロットル弁制御装置10の各部を制御する。例えばCPUは、以下に説明する目標開度設定プログラムを実行することにより、エンジンの停止状態におけるスロットル弁110の開度を制御する。
4.スロットル弁制御装置の作動
図5は、ECU20により実行される目標開度設定プログラムの流れを示すフローチャートである。このプログラムは、アイシング防止処理におけるスロットル弁110の目標開度を設定するためのものである。ここでアイシング防止処理とは、エンジンの停止状態において、スロットル弁110を重力方向に略平行な姿勢にすることで、スロットル弁110に付着した水滴を除去する処理を意味する。こうして水滴を除去することにより、スロットル弁110の凍結を防止することができる。目標開度設定プログラムは、例えばイグニッションOFF後にECU20への電源供給を一定時間継続して所定の制御を実行するいわゆるメインリレー制御中に実行される。図6は、アイシング防止処理中における制御フラグの推移、スロットル弁110の目標開度及び実開度の推移を示すタイミングチャートである。
ECU20は、メインリレー制御中にアイシング防止処理実行フラグがセットされていることを認識すると(タイミングt1参照)、目標開度設定プログラムを実行する。そしてECU20は、まず開弁カウンタの値opcをカウントアップする(ステップS100参照:opc=opc+1)。ここでアイシング防止処理実行フラグとは、アイシング防止処理の必要性を示すフラグである。アイシング防止処理フラグは、例えば気温が所定温度以下になると推定された場合に、ECU20によってセットされる。また開弁カウンタとは、スロットル弁110の駆動開始からの経過時間を示すカウンタである。
次に、ECU20は、目標開度の暫定値(以下、暫定目標開度という)tmpangを一定値Δuangだけ増加させる(ステップS101参照:tmpang=tmpang+Δuang)。Δuangは、スロットル装置100の仕様に応じて設定される値であり、このΔuangによってアイシング防止処理におけるスロットル弁110の開弁速度が調整される。
次に、ECU20は、暫定目標開度tmpangが予め設定された値(以下、設定開度という)hiangよりも小さいか否かを判別する(ステップS102参照)。この設定開度hiangは、スロットル弁110が重力方向に対して略平行になる開度に予め設定されている。以下の説明では、設定開度hiangがスロットル弁110の全開開度を示すものとする。設定開度は「制御開度」に相当する。
ECU20は、暫定目標開度が全開開度を示す設定開度よりも小さいと判別した場合、ステップS104の処理を実行する。一方、暫定目標開度が設定開度以上と判別した場合は、ECU20は、暫定目標開度tmpangを設定開度hiangにした後に(ステップS103参照:tmpang=hiang)、ステップS104の処理を実行する。ステップS104では、ECU20は暫定目標開度tmpangを目標開度targetangとして設定する(targetang=tmpang)。ECU20は設定した目標開度に基づいてモータ130を駆動する。
次に、ECU20は、スロットルセンサ30,31の開度信号からスロットル弁110の実開度を測定し、その実開度actangと中間開度opangとの偏差が低速閉弁処理実行値a1よりも小さいか否かを判別する(ステップS105参照)。そして、実開度と中間開度との偏差が低速閉弁処理実行値a1よりも小さいと判別した場合は、ステップS107の処理を実行し、実開度と中間開度との偏差が低速閉弁処理実行値a1以上と判別した場合は(タイミングt2参照)、低速閉弁処理実行フラグxslowをセットした(ステップS106参照:xslow=1)後にステップS107の処理を実行する。
ステップS107では、ECU20は、開弁カウンタの値opcが開弁値c1よりも大きい値を示しているか否かを判別する。開弁値c1は、スロットル弁110に付着した水滴の除去に要する時間(以下、水滴除去時間という)を考慮して予め設定されている。ECU20は、開弁値c1よりも開弁カウンタの値が大きいと判別した場合、ステップS108の処理を実行する。一方、開弁カウンタの値が開弁値c1以下と判別した場合は、ECU20はステップS100の処理に戻る。
すなわち、ECU20は、スロットル弁110が中間開度から全開開度になるまで一定の操作量を繰り返しモータ130に指示することにより、スロットル弁110を一定の開弁速度で開弁させる(タイミングt1〜t3参照)。そして、スロットル弁110の開度が全開開度になると、ECU20はモータ130に対する操作量を所定時間ゼロにすることにより、スロットル弁110を全開開度で停止させる(タイミングt3〜t4参照)。これにより、スロットル弁110に付着した水滴が除去される。
ステップS108では、ECU20は低速閉弁処理実行フラグxslowがセットされているか否かを判別する。ECU20は、低速閉弁処理実行フラグxslowがセットされていると判別した場合(タイミングt4参照)、ステップS109〜S111の低速閉弁処理を実行した後に、ステップS112の処理を実行する。一方、低速閉弁処理実行フラグxslowがセットされていないと判別した場合、ECU20は低速閉弁処理を実行することなく、ステップS112の処理を実行する。
ステップS109では、ECU20は暫定目標開度tmpangを所定値Δdangだけ減少させる(tmpang=tmpang-Δdang(acting-opang))。Δdangは、通常制御における閉弁時に設定される値よりも小さく、図7に示すように実開度actangと中間開度opangとの偏差に基づいて、その偏差が小さくなるほど小さく設定される。ここで通常制御とは、モータ130の駆動を停止することによりリターンスプリング部150の付勢力でスロットル弁110を中間開度まで戻す制御や、エンジンの作動時においてモータ130の駆動力でスロットル弁110を中間開度まで戻す制御を意味する。
次に、ECU20は、暫定目標開度tmpangが中間開度opangよりも大きいか否かを判別する(ステップS110参照)。ECU20は、暫定目標開度tmpangが中間開度opangよりも大きいと判別した場合、暫定目標開度を目標開度として設定し(ステップS111参照)、ステップS109の処理に戻る。一方、暫定目標開度tmpangが中間開度opang以下と判別した場合、ECU20は中間開度opangを目標開度targetangとして設定する(ステップS112参照:targetang=opang)。
すなわち、ECU20は、スロットル弁110が全開開度から中間開度に戻るまで、通常制御における操作量よりも小さな操作量を繰り返しモータ130に対し指示する(タイミングt4〜t5参照)。その際、ECU20は、実開度と中間開度との偏差が小さくなるほど上記操作量を減少させる。このときのECU20が「開閉速度制御手段」に相当する。また全開開度が「制御開度」に相当する。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
アイシング防止処理において、スロットル弁110の開度を中間開度に戻す際に、通常制御における操作量よりも小さな操作量をモータ130に対し指示するようにした。これにより、スロットル弁110の開度を中間開度に戻す際の閉弁速度が通常制御における開閉速度よりも遅くなる。このようにしてスロットル弁110がオープナストッパ170に衝突する際の閉弁速度を遅くすることにより、スロットル弁110とオープナストッパ170との衝突音を低減し、エンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
また、実開度と中間開度との偏差が小さくなるほど上記操作量を小さくするようにした。これにより、スロットル弁110がオープナストッパ170に近づくほどスロットル弁110の閉弁速度が遅くなる。このように、実開度と中間開度との偏差が大きい期間においてスロットル弁110の閉弁速度を速くすることにより、スロットル弁110の応答速度を高めることができる。一方、実開度と中間開度との偏差が小さい期間においてスロットル弁110の閉弁速度を遅くすることにより、スロットル弁110とオープナストッパ170との衝突音を低減することができる。すなわち、スロットル弁110の応答速度の低下を抑制しつつ、エンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
また、実開度と中間開度との偏差が低速閉弁処理実行値a1以上の場合に低速閉弁処理実行フラグxslowをセットするようにした。上述したアイシング防止処理では、スロットル弁110を全開開度にするため、低速閉弁処理実行フラグxslowは必ずセットされる。しかしながら、メインリレー制御中に実行されるアイシング防止処理以外の処理であって、スロットル弁110の開度を制御する処理(以下、開度制御処理という)とステップS108〜S112とを共通化する場合に、低速閉弁処理実行フラグxslowに基づいて、次のとおり低速閉弁処理(ステップS109〜S111参照)を選択的に実行することができる。
すなわち、開度制御処理において中間開度よりも開弁側に制御された開度から中間開度までの操作量が小さく、その全操作量をモータ130に対して一度に指示したとしてもスロットル弁110とオープナストッパ170との衝突音が運転者に聞こえない程度に小さい場合には、低速閉弁処理を実行しない。一方、開度制御処理において中間開度よりも開弁側に制御された開度から中間開度までの操作量が大きく、その全操作量をモータ130に対して一度に指示するとスロットル弁110とオープナストッパ170との衝突音が運転者に聞こえる程度に大きくなる場合には、低速閉弁処理を実行する。
このように低速閉弁処理を選択的に実行することにより、低速閉弁処理を要しない開度制御処理ではスロットル弁110の応答速度を高めることができ、低速閉弁処理を要する開度制御処理ではエンジンの停止状態における騒音を低減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のスロットル弁制御装置の各構成要素は、それぞれ第1実施形態のスロットル弁制御装置10の対応する構成要素と実質的に同一である。また、第2実施形態の目標開度設定プログラムの各ステップは、低速閉弁処理のステップS109(図5参照)に対応するステップを除き、それぞれ第1実施形態の目標開度設定プログラムの対応するステップと実質的に同一である。
第2実施形態の低速閉弁処理において、ECU20は、図8に示すように実開度と中間開度との実偏差に基づいて、次のとおりステップS109におけるΔdangを設定する。すなわち、ECU20は、実偏差が減速開始値a2以上の場合、Δdangを一定値k1とする。そして、ECU20は、実偏差が減速開始値a2よりも小さくなると、Δdangを実偏差の減少に伴って小さくする。
この結果、図9に示すようにスロットル弁110の閉弁速度は、実偏差が大きい期間(タイミングt4〜t4')において、実偏差が小さい期間(タイミングt4'〜t5)における閉弁速度よりも高い一定速度になる。一方、実偏差が小さい期間(タイミングt4'〜t5)では、スロットル弁110の閉弁速度は、実偏差が中間開度に近づくほど遅くなる。このときのECU20が「開閉速度制御手段」に相当する。
以上詳述した第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の優れた効果が得られる。
実偏差が大きい期間において、スロットル弁110の閉弁速度を、実偏差が小さい期間と比較して高い一定値とした。これにより、スロットル弁110の応答速度を高めることができる。したがって、スロットル弁110の実開度が減速開始値a2から中間開度になるまでの間にスロットル弁110の閉弁速度を十分に減速できる場合、第1実施形態と比較してエンジンの停止状態における騒音を増大させることなく、スロットル弁110の応答速度を高めることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
上記第1、第2実施形態では、スロットル弁110の開度を制御開度としての全開開度から中間開度に制御する際に低速閉弁処理を実施した。しかしながら、制御開度は、全開開度以外の中間開度よりも開弁側の開度でもよい。また、制御開度から、中間開度よりも閉弁側の開度(例えば、全閉開度)にスロットル弁110の開度を制御する際に上述したような低速閉弁処理を実施してもよい。これらの場合であっても、制御開度から中間開度までスロットル弁110をモータ130に駆動させる際に、第1、第2実施形態と同様の操作量をモータ130に対して指示することにより、第1、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述したスロットル弁110と異なり電動機の駆動停止状態に開弁方向に付勢される開閉弁では、当接開度よりも閉弁側の制御開度から当接開度に開閉弁の開度を制御する際に、通常制御における開弁速度よりも遅い速度で開閉弁を電動機に駆動させてもよい。
また、上記第1、第2実施形態では、低速閉弁処理においてスロットル弁110の閉弁速度を徐々に遅くした(図7、図8参照)。しかしながら、低速閉弁処理におけるスロットル弁110の閉弁速度は、通常制御における閉弁速度よりも遅い一定速度にしてもよい。
また、上記第1、第2実施形態では、スロットル装置100を制御対象とした。しかしながら、制御対象はスロットル装置100に限定されるものではない。例えば、リターンスプリング部150に相当するスプリングとオープナスプリング部160に相当するスプリングとを別個に備えるスロットル装置を制御対象にしてもよいし、リターンスプリング部150に相当するリターンスプリングを備え、オープナスプリング部160に相当する付勢手段を備えないスロットル装置を制御対象にしてもよい。もちろん、スプリング140、上記スプリングなどの付勢手段は、渦巻きばねでもよいしコイルばねでもよい。さらに、本発明はスロットル弁110以外の開閉弁を制御する開閉弁制御装置にも適用可能である。
スロットル装置及びスロットル弁制御装置の構成を示す図。 スロットル装置の構成を説明するための図。 スロットル装置の作動を説明するための図。 スロットル装置の作動を説明するための図。 目標開度設定プログラムの流れを示すフローチャート。 第1実施形態のアイシング防止処理を示すタイミングチャート。 第1実施形態の低速閉弁処理を説明するための図。 第2実施形態の低速閉弁処理を説明するための図。 第2実施形態のアイシング防止処理を示すタイミングチャート。
符号の説明
10…スロットル弁制御装置(開閉弁制御装置)、20…ECU(開閉速度制御手段、開度制御手段)、100…スロットル装置、110…スロットル弁(開閉弁)、122…吸気流路(ガス流路)、130…モータ(電動機)、140…スプリング(付勢手段)、142…連結部、150…リターンスプリング部、160…オープナスプリング。

Claims (6)

  1. エンジンのガス流路に設けられ、付勢手段の付勢力に抗して電動機により駆動され、前記電動機の駆動停止状態において前記付勢手段により付勢されてストッパ部材に当接し当接開度になる開閉弁を制御する開閉弁制御装置であって、
    前記エンジンの停止状態において、前記付勢力に抗して制御された制御開度から前記当接開度に前記開閉弁の開度を制御する際に、前記開閉弁を通常制御における開閉速度よりも遅い速度で前記電動機により駆動させる開閉速度制御手段を備えることを特徴とするエンジンの開閉弁制御装置。
  2. 前記付勢手段により閉弁側に付勢される前記開閉弁を制御する開閉弁制御装置であって、
    前記開閉速度制御手段は、前記当接開度よりも開弁側に制御された前記制御開度から前記当接開度まで前記開閉弁を前記電動機により駆動させる際に、前記開閉弁を通常制御における閉弁速度よりも遅い速度で前記電動機により駆動させる請求項1に記載のエンジンの開閉弁制御装置。
  3. 前記開閉速度制御手段は、前記制御開度から前記当接開度まで前記開閉弁を前記電動機により駆動させる際に、前記付勢手段の付勢力のみで前記制御開度から前記当接開度まで戻る時の前記開閉弁の開閉速度よりも遅い速度で前記開閉弁を前記電動機により駆動させる請求項1又は2に記載のエンジンの開閉弁制御装置。
  4. 前記開閉速度制御手段は、前記制御開度から前記当接開度まで前記開閉弁を前記電動機により駆動させる際に、前記開閉弁の開閉速度が徐々に遅くなるように前記開閉弁を前記電動機により駆動させる請求項1から3のいずれか一項に記載のエンジンの開閉弁制御装置。
  5. 周期的に入力される操作量に基づいて前記電動機により駆動される前記開閉弁を制御する開閉弁制御装置であって、
    前記開閉速度制御手段は、前記制御開度から前記当接開度まで前記開閉弁を前記電動機により駆動させる際に、前記制御開度と前記当接開度との偏差が所定の低速処理実行値よりも小さい場合、その偏差分の駆動を1回の前記操作量により前記電動機に対し指示し、前記制御開度と前記当接開度との偏差が前記低速処理実行値以上の場合、その偏差分の駆動を複数回の前記操作量により前記電動機に対し指示する請求項1から4のいずれか一項に記載のエンジンの開閉弁制御装置。
  6. 前記エンジンの停止状態において、前記開閉弁が重力方向と略平行になる前記制御開度に前記開閉弁の開度を制御し、その後、前記開閉弁に付着した液滴が前記開閉弁から除去されるために要する液滴除去時間の経過を待って、前記開閉弁の開度を前記当接開度に制御する開度制御手段を更に備える請求項1から5のいずれか一項に記載のエンジンの開閉弁制御装置。
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