JP2008162964A - 化粧料 - Google Patents

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JP2008162964A JP2006355433A JP2006355433A JP2008162964A JP 2008162964 A JP2008162964 A JP 2008162964A JP 2006355433 A JP2006355433 A JP 2006355433A JP 2006355433 A JP2006355433 A JP 2006355433A JP 2008162964 A JP2008162964 A JP 2008162964A
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Abstract

【課題】カピラリシンを安定に含有し、使用感及び美白効果に優れた化粧料を提供する。
【解決手段】(A)カピラリシン、及び(B)グアニジン類又はその塩を含有し、pH3〜5.5である化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、カピラリシンを含有し、安定性及び使用感に優れた化粧料に関する。
シミ・ソバカス及び日焼け後の肌への色素沈着は、加齢に伴い発生、増加し、かかる色素沈着は消失しにくくなり、中高年齢層にとっての悩みとなっている。これらの色素沈着症の発症機構は未だ明確にはされていないが、太陽光線、特に紫外線や、それらの刺激により産生した様々なサイトカインなどの情報伝達物質の作用により、表皮メラノサイトでのメラニン合成機構が亢進したためと考えられている。これらのトラブルを改善するために、カピラリシン、又はカピラリシンを含有するカワラヨモギ(Artemisia capillan's Thunb.)若しくはその抽出物が有効であることが知られており(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)、これらを配合した化粧料等が検討されている。
しかしながら、カピラリシン、カワラヨモギ又はその抽出物は、長期間の保存において、分解や、匂いの劣化、外観の変化を認めるなど、安定性上の問題があった。
特開平04−300812号公報 特開平04−342519号公報 特開平08−175958号公報
本発明の目的は、カピラリシンを長期間安定に含有し、しかも使用感や美白効果に優れた化粧料を提供することにある。
本発明者らは、カピラリシンとグアニジン類又はその塩を含有する組成物を、特定のpHに設定することで、カピラリシンが長期間安定に含有され、使用感や美白効果に優れた化粧料が得られることを見出した。
本発明は、(A)カピラリシン、及び(B)グアニジン類又はその塩を含有し、pH3〜5.5である化粧料を提供するものである。
本発明の化粧料は、カピラリシンを長期間安定に含有し、使用感や美白効果に優れたものである。
本発明で用いる成分(A)のカピラリシンは、次式で表わされる化学構造が知られており、通常市販されているものであれば、特に制限されずに使用することができる。
Figure 2008162964
カピラリシンは、本発明の化粧料の全組成中に0.0000001〜0.01質量%、特に0.00001〜0.01質量%含有するのが、有効性および製剤の保存安定性(低温保存での結晶析出)の面で好ましい。
成分(A)のカピラリシンは、カワラヨモギ(Artemisia capillan's Thunb.)又はその抽出物の有効成分として知られている。本発明においては、成分(A)として、カワラヨモギ又はその抽出物を用いることができる。
カワラヨモギ(Artemisia capillan's Thunb.)は、キク科ヨモギ属の植物であり、その全草又はその葉、樹皮、根及び枝のうちの1又は2以上の箇所(以下「原体」と称する)又はこれを乾燥して粉砕したものであり、その抽出物とは、原体を乾燥し又は乾燥することなく粉砕した後、室温又は加温下に溶剤により抽出するか又はソックスレー抽出器等の抽出器具を用いて抽出することにより得られる各種溶媒抽出液、その希釈液、その濃縮液、あるいはその乾燥末を意味する。本発明において、カワラヨモギとしては、頭花の乾燥物又はその抽出物を用いるのが好ましい。
抽出に用いる溶剤としては、水、有機溶剤及びこれらの混合物が挙げられるが、特に水と有機溶剤の混液が好ましい。有機溶剤の具体例としては、石油エーテル、シクロヘキサン、トルエン、ベンゼン等の炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素;エーテル;酢酸エチル等のエステル類;アセトン等のケトン類;ブタノール、プロパノール、メタノール、エタノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のアルコール類;ピリジンなどが挙げられ、アルコール類が好ましい。
有機溶剤として、例えば水性アルコールを用いた場合、3〜70℃でカワラヨモギを抽出処理することにより、植物抽出物が得られる。原体からの好ましい抽出方法の具体例としては、乾燥粉砕物100gに対して50v/v%エタノール1000mlを加え、室温で時々攪拌しながら1〜3日間抽出を行い、得られた抽出液を濾過し、濾液を5℃で3日間静置後、再度濾過し、上澄みとして抽出物を得る。得られた抽出物は、そのままで本発明の有効成分として用いることもでき、当該抽出物を希釈、濃縮、濾過、もしくは凍結乾燥した後、粉末又はペースト状に調製し、適宜製剤化して用いることもできる。また、必要により公知の方法で脱臭、脱色等の精製処理を施してから用いてもよい。
カワラヨモギ又はその抽出物の含有量は特に制限されないが、効果、色、におい等の観点から、乾燥固形分として0.0001〜10質量%、特に0.001〜5質量%であるのが好ましい。
本発明で用いる成分(B)のグアニジン類としては、次の一般式(1)又は(2)
Figure 2008162964
〔式(1)中、X及びYは同一又は異なって、炭素数2〜8のアルキレン基を示し、Lは結合手、−CO−又は置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキレン基を示し、Mは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基又は置換基を有していてもよいアリール基を示し、jは1〜6の数を示し、kは0〜6の数を示し、R1は水素原子、低級アルキル基又は−(XO)j−(YO)k −L−Mを示す。ただし、R1がメチル基の場合、−(BO)j−(DO)k −L−Mはヒドロキシエチル基ではない。式(2)中、mは1〜10の数を示し、Gは水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホン酸基又はリン酸基を示し、R1は前記と同じ意味を示す〕
で表わされるものが挙げられる。
一般式(1)中、X及びYで示される炭素数2〜8のアルキレン基としては、直鎖及び分岐鎖のいずれでもよく、例えば、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、プロピレン基等が挙げられる。これらのなかでも炭素数2〜6のものが好ましく、特に炭素数2〜4のもの、エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基が好ましい。
Lで示される炭素数1〜6のアルキレン基としては、直鎖又は分岐鎖のいずれでもよく、例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、プロピレン基等が挙げられる。
M又はR1で示される低級アルキル基としては、炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げられ、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基等が挙げられ、特にメチル基が好ましい。Mで示されるアラルキル基としては、例えば、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルアミノ基等の炭素数7〜12のものが挙げられる。Mで示されるアリール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基が挙げられ、それらの置換基としては、メチル基等の低級アルキル基で置換されていてもよいアミノ基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシル基;低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基又はアラルキル基でエステル型となっていてもよいカルボン酸残基;カルバモイル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等の低級アルキル基;メトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキシル基等が挙げられる。
jは1〜6の数を示し、1〜4の数が好ましい。kは0〜6の数を示し、0〜4が好ましい。
一般式(2)中、R1は上記と同じである。mは1〜10の数を示し、1〜5が好ましい。また、Gとしてはヒドロキシル基、カルボキシル基、リン酸基が好ましい。
このような一般式(1)又は(2)で表されるグアニジン類としては、例えば、2−ヒドロキシグアニジン、3−ヒドロキシグアニジン、2−ヒドロキシプロピルグアニジン、4−ヒドロキシブチルグアニジン、5−ヒドロキシペンチルグアニジン、6−ヒドロキシヘキシルグアニジン、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エチルグアニジン、1−(3−ヒドロキシプロピル)−1−メチルグアニジン、1−(2−ヒドロキシプロピル)−1−メチルグアニジン、1−(4−ヒドロキシブチル)−1−メチルグアニジン、(2−メトキシエチル)グアニジン、(2−エトキシエチル)グアニジン、(3−メトキシプロピル)グアニジン、(2−メトキシプロピル)グアニジン、(4−メトキシブチル)グアニジン、1−(2−メトキシエチル)−1−メチルグアニジン、1−(2−エトキシエチル)−1−メチルグアニジン、1−(3−メトキシプロピル)−1−メチルグアニジン、1−(2−メトキシプロピル)−1−メチルグアニジン、酢酸2−グアニジノエチル、酢酸3−グアニジノプロピル、酢酸2−グアニジノ−2−プロピル、酢酸4−グアニジノ−1−ブチル、酢酸5−グアニジノ−1−ペンチル、酢酸6−グアニジノ−1−ヘキシル、酢酸2−(2−グアニジノエトキシ)エチル、安息香酸2−グアニジノエチル、安息香酸3−グアニジノプロピル、安息香酸2−グアニジノ−2−プロピル、安息香酸4−グアニジノ−1−ブチル、安息香酸5−グアニジノ−1−ペンチル、安息香酸6−グアニジノ−1−ヘキシル、安息香酸2−(2−グアニジノエトキシ)エチル、サリチル酸2−グアニジノエチル、サリチル酸3−グアニジノプロピル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸2−グアニジノエチル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸3−グアニジノプロピル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸2−グアニジノ−2−プロピル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸4−グアニジノ−1−ブチル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸5−グアニジノ−1−ペンチル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸6−グアニジノ−1−ヘキシル、m又はp−ヒドロキシ安息香酸2−(2−グアニジノエトキシ)エチル、グアニジノエトキシエタノール、グアニジノペンタノール、グアニジノプロパン酸、グアニジノエチルリン酸等が挙げられる。
これらのうち、特に、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、グアニジノエトキシエタノール、グアニジノペンタノール、グアニジノプロパン酸、グアニジノエチルリン酸が好ましい。
また、成分(B)のグアニジン類としては、一般式(3)
Figure 2008162964
アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン及びモルホリンから選ばれる複素環式基を示し、R2及びR3は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基又はアミジノ基を示す)
で表わされるものが挙げられる。
一般式(3)中、複素環式基としては、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン及びモルホリンが好ましい。また、R2及びR3で示されるアルキル基としては炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げられ、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。当該アルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基等が挙げられ、特にメチル基が好ましい。ヒドロキシアルキル基としては、炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基が挙げられ、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基がより好ましい。当該ヒドロキシアルキル基の具体例としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が挙げられ、特にヒドロキシメチル基及びヒドロキシエチル基が好ましい。また、カルボキシアルキル基としては、炭素数2〜7のカルボキシアルキル基が挙げられ、炭素数2〜5のカルボキシアルキル基がより好ましい。当該カルボキシアルキル基の具体例としては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、カルボキシブチル基等が挙げられ、特にカルボキシメチル基及びカルボキシエチル基が好ましい。
また、R2及びR3は同一でも異なっていてもよく、任意の2種の組み合せであってもよい。
グアニジン類(3)には、不斉炭素原子が存在するので立体異性が存在するが、本発明においてはこれらの立体異性体及びその混合物のいずれでも使用できる。
グアニジン類(3)の具体例としては、N−アミジノ−プロリン、2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジンカルボキサミジン、3−ヒドロキシ−1−ピロリジンカルボキサミジン、N−アミジノ−アジリジン−2−カルボン酸、N−アミジノ−2−ピペリジンカルボン酸、N−アミジノ−3−ピペリジンカルボン酸、N−アミジノ−4−ピペリジンカルボン酸、N−アミジノ−4−ピペリジンプロピオン酸、N−アミジノピロリジン、N−アミジノピペリジン、N−アミジノ−2−メチルピペリジン、N−アミジノ−3−メチルピペリジン、N−アミジノ−4−メチルピペリジン、N−アミジノ−2−メチルモルホリン、N−アミジノ−3−メチルモルホリン、N−アミジノ−N’−メチルピペラジン、N−アミジノ−N’−ヒドロキシエチルピペラジン、N,N’−ジアミジノ−ピペラジン等が挙げられる。
これらのグアニジン類(3)のうち、特に、N−アミジノ−プロリン、2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジンカルボキサミジン、3−ヒドロキシ−1−ピロリジンカルボキサミジンが好ましい。
これらのグアニジン類(1)、(2)、(3)の塩を形成するための酸としては、有機酸又は無機酸のいずれでも良く、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、フェニル酢酸、ケイ皮酸、安息香酸、ソルビン酸、ニコチン酸、ウロカニン酸、ピロリドンカルボン酸等のモノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、テレフタル酸等のジカルボン酸;グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、o、m又はp−ヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシ酸;グリシン、アラニン、β−アラニン、バリン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メチオニン、システイン、シスチン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ピペコリン酸、トリプトファン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、アルギニン、アミノ安息香酸等のアミノ酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の低級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のアリールスルホン酸;フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水素酸;過塩素酸、硫酸、硝酸、リン酸、炭酸等の無機酸が挙げられる。
これらのグアニジン類の塩を形成するための酸のうち、特に、コハク酸、グルタミン酸、乳酸、クエン酸が好ましい。
本発明においては、グアニジン類又はその塩を用いることにより、使用感により優れるとともに、特に、カワラヨモギ抽出物を用いた場合に生成しやすい澱を、抑制することができる。
成分(B)のグアニジン類又はその塩は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.001〜50質量%、特に0.001〜30質量%、更に0.01〜20質量%含有するのが、カピラリシンの安定性、澱の発生を抑制する点、使用感の良好な点で好ましく、更に保湿効果、肌荒れの予防・改善効果、シワ形成の予防・改善効果の点でより好ましい。
本発明の化粧料は、カピラリシンの安定性をより向上させるために、(C)界面活性剤を含有することができる。
界面活性剤としては、特に制限されず、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤等のいずれをも好適に使用することができる。
非イオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル等が挙げられる。
また、アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸アルカリ金属塩、不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アルキル基又はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又はエステル、アシル基及び遊離カルボン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、アルキル基又はアルケニル基を有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキル基、アルケニル基又はアシル基を有するイミダゾリン系両性界面活性剤、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系又はアミドスルホベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
これらの中で、非イオン界面活性剤が好ましく、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
界面活性剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.01〜10質量%、特に0.2〜5質量%、更に0.5〜3質量%、特に1〜2質量%含有するのが好ましい。
本発明の化粧料は、さらに系の安定性及び使用感を向上させるために、(D)油性成分を含有することができる。
油性成分としては、特に制限されず、固体状、半固体状、液体状のいずれでも良く、揮発性、不揮発性のいずれでも良い。例えば、パラフィン、ワセリン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬脂、卵黄脂、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸などが挙げられる。
また、シリコーン類として、通常化粧料に用いられるもので、例えば、オクタメチルポリシロキサン、テトラデカメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のメチルポリシクロシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、更には、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、特開平6-72851号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等の変性シリコーンなどが挙げられる。
さらに、フッ素系油剤として、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテル、フッ素変性シリコーンが挙げられ、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。
更に、フッ素変性シリコーンの好ましい例として、特開平5-247214号公報に記載された重合度2〜200のフッ素変性シリコーン、特開平6-184312号公報に記載された重合度2〜200のフッ素変性シリコーン、市販品である旭硝子社製のFSL−300、信越化学工業社製のX−22−819、X−22−820、X−22−821、X−22−822及びFL−100、東レ・ダウコーニング社製のFS−1265等が挙げられる。
成分(D)の油性成分は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.001〜50質量%、特に0.01〜30質量%含有させるのが好ましい。
本発明の化粧料には、更に(E)美白剤を含有することができ、より高い美白効果を得ることができる。
美白剤としては、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されず、例えばL−アスコルビン酸類、ハイドロキノン類、コウジ酸類、トラネキサム酸類、エラグ酸類、ルシノール類、リノール酸類、アルコキシサリチル酸類、並びに胎盤抽出物等が挙げられる。
これらのうち、L−アスコルビン酸類としては、特に限定されるものではなく、例えば、L−アスコルビン酸リン酸エステルの1価金属塩であるL−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、2価金属塩であるL−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、3価金属塩であるL−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩;またL−アスコルビン酸硫酸エステルの1価金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、2価金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルカリウムマグネシウム塩、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、3価金属塩であるL−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩;L−アスコルビン酸の1価金属塩であるL−アスコルビン酸ナトリウム塩、L−アスコルビン酸カリウム塩、2価金属塩であるL−アスコルビン酸マグネシウム塩、L−アスコルビン酸カルシウム塩、3価金属塩であるL−アスコルビン酸アルミニウム塩、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル等が、好ましいものとして挙げられる。
これらの美白剤のうち、特に、L−アスコルビン酸−2−O−グルコシド、アルブチン、コウジ酸、リノール酸、エラグ酸、ルシノール誘導体が好ましい。
これらの美白剤は、1種以上を用いることができ、美白効果、乳化安定性及び使用感の点から、全組成中に0.01〜30質量%、特に0.01〜10質量%、更に0.01〜5質量%含有させるのが、十分な美白効果が得られるとともに、使用感及び安定性により優れるので好ましい。
また、本発明においては、成分(E)の美白剤として、美白作用を有する植物抽出物を用いることもできる。かかる植物抽出物としては、例えば、阿仙薬、アルテア、アロエ、オウゴン、オランダカラシ、カッコン、カミツレ、カンゾウ、キナ、厚朴、高麗人参、コンフリー、サンザシ、シモツケソウ、シャクヤク、ショウガ、桑白皮、チャ、チョウジ、トウヒ、ニワトコ、麦門冬、ビワ、松笠、ローズマリー、ロート、ワレモコウ等の植物から得られる抽出物が挙げられる。
これらの植物抽出物は、各植物の全草又はその葉、花、樹皮、根、枝等の1又は2以上の箇所(以下「原体」と称する)を乾燥し又は乾燥することなく粉砕した後、常温又は加温下に、溶剤により抽出するか又はソックスレー抽出器等の抽出器具を用いて抽出することにより得ることができる。ここで、使用される溶剤は特に限定されず、例えば水;メタノール、エタノール、プロパノール等の1級アルコール;プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;酢酸エチルエステル等の液状脂肪酸低級アルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;エチルエーテル、アセトン等の溶剤;ヒマシ油、パーシック油、流動パラフィン、大豆油、ミリスチン酸イソプロピル、低級脂肪酸トリグリセリド、中級脂肪酸トリグリセリド、ヒマワリ油、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラン等の油剤で抽出することにより得ることができる。これら溶剤は、1種以上を使用することができる。このうち、抽出溶剤としては、エタノール、1,3−ブチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワランが好ましい。
原体からの好ましい抽出方法の具体例としては、乾燥粉砕物100gに50v/v%エタノール1000mLを加え、室温で時々攪拌しながら3日間抽出を行う。得られた抽出液を濾過し、濾液を5℃で3日間放置したのち再度濾過して、上澄みを得る。以上のような条件で得られた植物抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、更に必要により、濃縮、濾過等の処理をしたものを用いることができる。
これらのうち、カミツレ抽出物には、一般にアズレン、カマズレン、ウンベリフェロン、7−メトキシクマリン、マトリシン、マトリカリン、タラキサステロール、ルペオール、アピイン、クロマン、スピロエーテル等が含まれている。カミツレの好ましい抽出方法としては、例えば次の方法が挙げられる。
カミツレの花を乾燥し、細切する。それにスクワランを加え、時々攪拌しながら室温から50℃まで浸漬した後、圧搾分離して抽出液を得る。この抽出液を濾過してカミツレ抽出エキスとする。
これらの植物抽出物は、1種以上を用いることができ、乾燥固形分に換算して全組成中に0.0001〜20質量%、特に0.0001〜10質量%、更に0.0001〜5質量%含有させるのが、優れたシミ・ソバカスの予防・改善効果が得られ、また使用感及び安定性により優れるので好ましい。
更に、本発明の化粧料には、上記成分以外に、通常化粧品や医薬部外品、医薬品等に用いられる各種任意成分、例えば精製水、エタノール、紫外線防御剤、粉体、油ゲル化剤、被膜形成剤、皮脂分泌抑制剤等を含有させることができる。
本発明の化粧料は、酸及び/又はその塩により、pH3〜5.5、好ましくはpH4〜5に調整され、カピラリシンを長期間安定に含有することができる。
なお、本発明において、pHは、原液を25℃において、pH METER F−22(HORIBA社製)により測定される。
ここで用いられる酸は、有機酸、無機酸いずれでも良く、1価、2価、又はそれ以上の価数であっても良い。具体的には、有機酸として、クエン酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、リンゴ酸、シュウ酸、乳酸、アジピン酸等が挙げられ、無機酸として、塩酸、リン酸、硫酸、亜硫酸、硝酸等が挙げられる。また、これらの酸の塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩;アミノメチルプロパノール塩などが挙げられる。
より具体的にはクエン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸、リン酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウム、酒石酸、酒石酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、ホウ酸、乳酸、乳酸ナトリウム等が挙げられる。
これらの中で、クエン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、シュウ酸、アジピン酸、リン酸とそれらの塩が好ましく、特に、リン酸とその塩、クエン酸とその塩が好ましい。
更には、緩衝能を有する多価酸とその塩であるのが好ましい。
本発明においては、成分(A)の分解を抑制するとともに、塗布時のpHの変化を抑制する点から、5質量%水溶液の緩衝能が、0.005グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満、特に0.01グラム当量/L以上0.2グラム当量/L未満、更に0.015グラム当量/L以上0.グラム当量/L未満であるのが好ましい。ここで、緩衝能とは、25℃における5質量%水溶液のpHを初期の値から1上昇させるのに要する塩基の濃度を尺度として、次式により求められる値をいう。
緩衝能=|dCB /dpH|
〔式中、CB は塩基のイオン濃度(グラム当量/L)を示す。〕
このような緩衝能は、化粧料にpH緩衝剤等を添加することによって付与することができ、pH3〜5.5の範囲で緩衝作用を有する有機酸又は無機酸及びその塩を用いることができる。pH緩衝剤の含有量は、特に規定されるものではなく、緩衝能を与える化合物の種類によって異なる。(例えば、主に緩衝能を与える化合物として、クエン酸ナトリウムを用いた場合は、約0.1質量%以上の濃度で配合される。)
酸及び/又はその塩の総量は、0.01〜10質量%、特に0.05〜2質量%、更に0.1〜1質量%であるのが好ましい。
本発明の化粧料は、常法に従って製造することができる。また、本発明の化粧料は、一般の化粧料に限定されるものではなく、医薬部外品、外用医薬品等の包含するものである。その剤型は、目的に応じて任意に選択することができ、クリーム状、軟膏状、乳液状、ローション状、溶液状、ゲル状、パック状、パウダー状、スティック状等とすることができる。
また、本発明の化粧料は、種々の形態、例えば水/油型乳化化粧料、油/水型乳化化粧料、クリーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料、パック剤、口紅、ファンデーション等にすることができる。
製造例1
カワラヨモギ(Artemisia capillaris Thunberg)の頭花を細切したもの10gに、水とエタノールとの混液(50:50)100mLを加え、室温下、ときどき攪拌しながら、24時間抽出した。これを濾過し、濾液を5℃で3日間静置後、再度濾過し、水とエタノールとの混液(50:50)を加え、全体を100mLに調製して、カワラヨモギエキスを得た。得られたカワラヨモギエキスは、カピラリシンを500ppm含むものである。
実施例1及び比較例1〜2
表1に示す組成の美白化粧料を製造し、その安定性、澱の生成及び使用感を評価した。結果を表1に併せて示す。
(製法)
水を80℃に加熱し、界面活性剤、グアニジン類、有機酸、有機酸塩を加え、攪拌混合する。その後、40℃まで冷却した後、アルコール、カワラヨモギエキス、カピラリシンを加え、攪拌混合する。その後、室温まで冷却して、美白化粧料を得た。
(評価方法)
(1)安定性(カピラリシン残存率):
各化粧料を50℃、40℃、室温、5℃の恒温槽にそれぞれ1ヶ月保存した後、HPLCを用い、下記測定条件で、カピラリシンの含有量を測定した。保存前の含有量から、カピラリシンの残存率(%)を求めた。
(測定条件)
カラム:Waters Symmetry C18 3.5μm 4.6×150mm
温度:40℃
検出:UV280nm
溶媒:0.1Mリン酸緩衝液(pH2.1):アセトニトリル=45:55
流量:1.0ml/min
サンプル処理:透明溶液は未希釈サンプルをろ過後10μLをHPLCに供した。
白濁サンプルはアセトニトリルで10倍希釈し、ろ過後、10μLをHPLCに供した。
(2)澱の生成:
各化粧料を、5℃の恒温槽に1ヶ月保存した後、外観を目視により判定した。
○:化粧料に、澱が確認できない。
×:化粧料に、澱が確認できる。
(3)使用感:
各化粧料について、専門パネラー3人により、塗布時の感触を以下の基準で官能評価し、その平均点を求めた。
4:皮膚上で肌なじみが良く、なめらかな感触を感じる。
3:皮膚上で肌なじみが良く、なめらかな感触をやや感じる。
2:皮膚上で肌なじみが良く、なめらかな感触をあまり感じない。
1:皮膚上で肌なじみが良く、なめらかな感触を全く感じない。
Figure 2008162964
表1の結果より、本発明の化粧料は、カワラヨモギエキスを安定に含有することができ、使用感も良好であった。また、本発明の化粧料は、シミ・ソバカスの予防・改善効果に優れるものであった。
実施例2
以下に示す組成の化粧料を製造した。得られた化粧料は、カワラヨモギエキスを安定に含有することができ、使用感も良好であった。また、シミ・ソバカスの予防・改善効果に優れるものであった。
(成分)
カワラヨモギエキス(製造例1) 5.0(質量%)
カミツレエキス 1.0
アスコルビン酸 2−グルコシド 2.0
N−アミジノ−プロリン 0.5
SPS 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.5
水酸化カリウム 0.25
クエン酸 0.08
クエン酸ナトリウム 0.1
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 0.5
オリブ油 1.0
メチルパラベン 0.1
エタノール 3.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 残量

SPS;ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルステアリルエーテルヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム(花王社)
(製法)
油剤と界面活性剤を加熱混合し、予め過熱溶解した水性成分/水相を滴下して攪拌混合する。その後、室温まで冷却して、化粧料を得た(pH4.0)。

Claims (7)

  1. (A)カピラリシン、及び(B)グアニジン類又はその塩を含有し、pH3〜5.5である化粧料。
  2. 成分(A)として、カピラリシンを含有するカワラヨモギ(Artemisia capillan's Thunb.)又はその抽出物を用いる請求項1記載の化粧料。
  3. 成分(B)が、一般式(1)又は(2)
    Figure 2008162964
    〔式(1)中、X及びYは同一又は異なって、炭素数2〜8のアルキレン基を示し、Lは結合手、−CO−又は置換基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキレン基を示し、Mは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基又は置換基を有していてもよいアリール基を示し、jは1〜6の数を示し、kは0〜6の数を示し、R1は水素原子、低級アルキル基又は−(XO)j−(YO)k −L−Mを示す。ただし、R1がメチル基の場合、−(BO)j−(DO)k −L−Mはヒドロキシエチル基ではない。式(2)中、mは1〜10の数を示し、Gは水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホン酸基又はリン酸基を示し、R1は前記と同じ意味を示す〕
    で表わされるものである請求項1又は2記載の化粧料。
  4. 成分(B)が、一般式(3)
    Figure 2008162964
    アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン及びモルホリンから選ばれる複素環式基を示し、R2及びR3は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基又はアミジノ基を示す)
    で表わされるものである請求項1又は2記載の化粧料。
  5. 更に、(C)界面活性剤を含有する請求項1〜4のいずれか1項記載の化粧料。
  6. 更に、(D)油性成分を含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の化粧料。
  7. 更に、(E)美白剤を含有する請求項1〜6のいずれか1項記載の化粧料。
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