JP2008162385A - 車両のフック配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車室内の天井部を利用して、ラゲッジスペースが形成できる車両のフック配置構造を提供することを提供する。
【解決手段】本発明のフック配置構造は、車室内の天井面部分に車幅方向に渡って車室内側に突出する複数の凸部15と、隣り合う凸部15,15にそれぞれ設けられた複数のフック部16とを備え、フック部16に係脱可能に保持されて隣り合う凸部15,15間に荷物を保持可能な保持部材20を張り渡し、天井面部分との間にラゲッジスペース24を形成可能とした。同構成により、車室内の天井部14に容易にラゲッジスペース24が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、天井部の利用性を高めた車両のフック配置構造に関する。
自動車(車両)では、使い勝手の向上から、多くのラゲッジスペースを車室内に確保することが望まれている。特に多人数の乗車が行なわれる3列シートの有るワゴンタイプ(ワンボックス車など)の自動車では、3列シートを使用すると、荷室空間が狭くなるため、他の車種よりも、ラゲッジスペースの要望は高い。
しかしながら、自動車のラゲッジスペースは、既に有る荷室以外では、インストルメントに形成されているグローブボックスやドア内面の収納スペースやシートバックの背部に形成された収納スペースなどしか確保されていない。
特に自動車では、特許文献1に示されるようなテールゲートの内面にフック部を形成して、同フック部にカーテンなど室内装飾品を付けることが行なわれているだけで、別途、大きなラゲッジスペースを確保しようとする手立ては見られない。
そこで、自動車では、ルーフ部に、別途、コンテナを設置して、車外にラゲッジスペースを確保することが行なわれるようになった。
特開平5−22412号公報
しかしながら、同構造は、車外にコンテナがあるために使い勝手が悪い。しかも、車体の全高が大きくなるので、高さ制限のあるような駐車場などで不利になる問題がある。そのため、自動車では、車室内の大きなラゲッジスペースの確保が望まれている。
そこで、本発明の目的は、車室内の天井部を利用して、ラゲッジスペースが形成できる車両のフック配置構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、車室内の天井面部分に車幅方向に渡って車室内側に突出する複数の凸部と、隣り合う凸部にそれぞれ設けられた複数のフック部とを備え、フック部に係脱可能に保持されて隣り合う凸部間に荷物を保持可能な保持部材を張り渡し、天井面部分との間にラゲッジスペースを形成可能とした。
請求項2に記載の発明は、車両の前後方向に複数設けられる左右一対のピラーを備え、前記凸部は、前記左右一対のピラー間に形成した。
好ましくは、車両のルーフ部を構成する車幅方向に渡ってクロスメンバ部材を形成し、同クロスメンバ部材にフックに掛かる荷重を伝達させるようにする。
この構成によれば、多少重い荷物でもラゲッジスペースに収納できる。
好ましくは、車両前後方向のピラー間に車両の乗降口が設けられる。
この構成によれば、車外からもラゲッジスペースへ荷物が入れられる。
本発明によれば、ラゲッジスペースが求められるときに、車室内の天井部に、車室から荷物の出し入れが行なえる使い勝手の良いラゲッジスペースが確保できる。しかも、天井面部分がラゲッジスペースとして利用できるので、多くの荷物が収容できる。
以下、本発明を図1〜図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は例えば3列シート式のワゴンタイプ自動車(車両)の後部側を示し、図2は図1中のA矢印方向から見た車室内の天井側を示していて、図1中1は自動車の車体を示す。この車体1の内部空間で形成される車室2内には、車体前後方向に沿って第1列席〜第3列席4が据え付けられている(図1には第2列席の一部しか図示せず)。また車室2内は、図示はしないが、第3列席より後方が荷室となっている。車体1の車幅方向側部、具体的には第2列席4と隣り合う側部部分には前後縁部がピラー25で形成される乗降口6が設けられている。この乗降口6は、同車幅方向側部に設けたドア、例えばスライドドア7にて開閉される。
一方、図1および図2に示されるように車体1のルーフ部10は、車幅方向両側に配設された一対のサイドフレーム部材11(図1、2は片側しか図示せず)と、これらサイドフレーム部材11間に車両前後方向にてピラー25と同位置となる位置に掛け渡される車幅方向に沿う複数本のルーフビーム部材12(クロスメンバ部材:図2では2本しか図示せず)とを組み合わせた骨格部を有している。ルーフ部10は、この骨格部のルーフビーム部材12を挟んで車外側にルーフパネル10aを取着し、車内側にルーフライニング13を組み付けて構成される。そして、ルーフライニング13にて、車室2内の上部(ルーフビーム部材12の下側)に天井面13を形成している。
また、天井面13のルーフビーム部材12の下方にはルーフライニング13を挟んで車室内に突出するルーフビームガーニッシュ15(本願の複数の凸部に相当)が設けられている。したがって、天井面13にはルーフビームガーニッシュ15とルーフライニング13から形成される凹み部13aが設けられる。
また2つのルーフビームガーニッシュ15,15の下面には、図3にも示されるように例えばフック具16(本願のフック部に相当)が両側(車幅方向)にそれぞれ設けられている。これら両側の各フック具16は、例えば図4に示されるようにルーフビームガーニッシュ15を通じてルーフビーム部材12に固定されたベース17に、U形のフック18を起伏自在に組付けた構造が用いられている。
他方、図2中20は、荷物を保持するシート状部材(本願の保持部材に相当)、例えばルーフネット部材を示す。ルーフネット部材20は、例えば、図3に示されるようにゴム部材のような弾性を有する帯形部材を天井面13の凹み部13aの開口の大きさに合わせて角形に組んだ枠フレーム部21と、この枠フレーム部21の中央の開口を塞ぐように設けた弾性をもつネット部22とを有して構成される。また枠フレーム部21の各コーナー部には、フック位置に合わせて、フック連結用のベルト部材23がそれぞれ取着されている。これにより、図5に拡大して示されるように各フック18に対して各ベルト部材23を着脱可能に係合、すなわち各フック18に各ベルト部材23の端部を引っ掛けたり、該端部をフック18から外せたりするようにしてある。なお、ルーフネット部20のち、ルーフビーム部材20側の端縁部は、例えばファスナ22aで開閉可能に枠フレーム部21に支持させてある。
これにより、図3に示されるように各ベルト部材23を用いて、ルーフネット部材20の各コーナー部をフック18に保持させると、図2に示されるように隣り合うルーフビームガーニッシュ15,15間(凸部間)に、弾性をもつルーフネット部材20が張り渡される。
したがって、ラゲッジスペースが求められるときに、ルーフネット部材20のコーナー部を天井部14の各フック18に保持させることによって、図2に示されるようにルーフビームガーニッシュ15,15間の凹んだ天井面部分とルーフネット部材20との間にラゲッジスペース24が形成できる。つまり、今までなかった車室2の天井部14の一部に物品など荷物を保持するラゲッジスペース24が確保できる。そのうえ、ルーフビーム部材12,12間の広い天井部分がラゲッジスペース24に充てられるので、多くの荷物(物品等)が収容できる。特にフック18に加わる荷物の荷重は、ルーフ部10を構成するルーフビーム部材12(クロスメンバ部材)に伝達させるようにしてあるので、多少重い荷物でもラゲッジスペース24に収納できる。
加えて、ラゲッジスペース24は、車室2内に形成されるので、車室2内から、開放しているルーフネット部材20の車幅方向両側の端を拡げてネット部22上へ小物(物品)など荷物(図示しない)を入れるだけで、該荷物がネット部22の弾性で凹んだ天井面部分に押え付けられ保持されるので、小物の収容が容易に行なえる。むろん、荷物の取り出しも、ルーフネット部材20の端を拡げて、ネット部22上の物品など荷物を取り出せばよく、使い勝手は良い。しかも、ルーフネット部20のルーフビームガーニッシュ15側の端縁は、ファスナ22aで開放されるようにしてあるから、同端縁をファスナ22aで開放すれば、ルーフビームガーニッシュ15側からでも、ルーフビームガーニッシュ15やルーフビーム部材12が障害ならずに、同様に、荷物をネット部22上から出し入れすることができ、一層、使い勝手が高まる。
特にラゲッジスペース24の位置は、乗降口6に向く地点に合わせて形成してあるので、乗降口6を通じて、車外からでも、ラゲッジスペース24に対する物品の出し入れができ、高い利便性が確保できる。
また、ピラー25には乗降用のグリップ26や乗降口6の上方には着座している乗員ためのアシストグリップ27が設けられているため、このグリップ26,27とフック具16とにルーフネット部材20を掛け渡すことにより多彩なラゲッジスペースを形成することができる。
さらにシート等にルーフネット部材20の一端を引っ掛け、他端をフック具16に引っ掛けることにより、パーティションとしての利用も可能となる。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々可変して実施しても構わない。
本発明の一実施形態の要部となる天井にラゲッジスペースを形成した車両の側部の一部を示す斜視図。 図1中のA矢視方向から見たラゲッジスペース構造を示す斜視図。 ラゲッジスペースを構成する保持部材を取外した状態を示す斜視図。 同保持部材を保持するルーフガーニッシュ側のフック部の構造を示す斜視図。 図2中のB部を拡大して示す斜視図。
符号の説明
1…車体、6…乗降口、10…ルーフ部、12…ルーフビーム部材(クロスメンバ部材)、13b…天井面、14…天井部、15…ルーフビームガーニッシュ(凸部)、16…フック具(フック部)、20…ルーフネット部材(保持部材)、24…ラゲッジスペース。

Claims (2)

  1. 車室内の天井面部分に車幅方向に渡って車室内側に突出する複数の凸部と、
    前記凸部にそれぞれ設けられた複数のフック部とを備え、
    前記フック部に係脱可能に保持されて前記隣り合う凸部間に荷物を保持可能な保持部材を張り渡し、天井面部分との間にラゲッジスペースを形成可能としたことを特徴とする車両のフック配置構造。
  2. 前記車両の前後方向に複数設けられる左右一対のピラーを備え、
    前記凸部は、前記左右一対のピラー間に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のフック配置構造。
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