JP2008161409A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の灰皿を裏返すことなく不使用状態とし、遊技者に不使用状態の灰皿を使用状態にされるのを防止し、不使用状態の灰皿の意匠性を容易に向上可能とする。
【解決手段】使用状態の灰皿7側にパチンコ遊技機本体から板状の灰皿カバー55を延出可能とする。灰皿カバー55は、灰皿7側に延出して灰皿7の開口部を閉塞するとともに、灰皿7の使用状態から廃棄状態への回転を阻止する。また、灰皿カバー55の前進後退は、灰皿7が取り付けられたサイドパネル9を開放することにより可能となる。また、灰皿7を使用状態とし、灰皿カバー55を使用しない場合には、灰皿カバー55を遊技機本体側に引き込む。この際に、引き込んだ灰皿カバー55を90度回転させて略水平な状態からサイドパネル9の裏面に沿って略垂直な状態とする。これにより、灰皿カバー55の収納スペースをパチンコ遊技機本体内に容易に確保可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
一般に、パチンコ遊技機やパチスロ等の各種遊技機には、その前面の下部に灰皿が設けられている。この灰皿は、遊技機に対して簡単に取り外れないように取り付けられているため、灰皿に溜まった灰を廃棄できるように、遊技機前面に沿うとともに水平な軸周りに回転可能とされている。また、使用時に不用意に灰皿が回転してしまうのを防止するために、大きな外力を加えないと灰皿が回転開始しないように、灰皿に、遊技機側に着脱可能に係合する仮係合部が設けられている。
ここで、遊技機に取り付けられた灰皿を遊技機から簡単に取り外せないことから、清掃等を遊技機側で行う必要があり、簡単に水洗い等ができない。そこで、上述のような遊技機が設置された遊技店では、遊技機が設置される島設備にタバコの灰を自動的に廃棄可能な灰皿の設備を設けたり、島設備の遊技機が設置された台部分に、一般的な灰皿を置いて、灰皿ごとタバコの灰を台から除去可能としたりする場合がある。
また、遊技店において、少なくともその一部を禁煙とすることも行われている。
上述のような場合に、遊技機に設けられた灰皿を遊技者に使用されると困ることから、遊技店側で灰皿に板状の蓋を設置していた。
また、遊技機に設けられた灰皿を使用状態から回転して裏返した不使用状態で固定可能とすることで、灰皿に蓋をしなくても、灰皿を使用不能とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−192363号公報
ところで、特許文献1に示されるように、灰皿を使用状態に安定させるために、遊技機本体側に係合するように灰皿に形成された係合部が、灰皿を不使用状態とした際に遊技者側に露出してしまい、灰皿を不使用状態とした場合に遊技機の見栄えが悪くなる原因となっていた。
すなわち、灰皿を回転して裏返す際に、使用状態では、遊技機側を向いている背面が回転により前方が向くことになり、普段遊技者に見えない灰皿の背面が遊技者に見えることで、デザイン的に好ましくない状態となる可能性がある。また、灰皿の背面以外に灰皿の下面も遊技者に露出することになり、灰皿の下面に意匠上好ましくないような部材があると、やはり見栄えが悪くなってしまう。
逆に、裏返した際の意匠性を考慮して、灰皿の背面や下面に意匠上好ましくない部材を設けない構成としたり、これら部材を隠す構成としたりすると灰皿の製造コストが高くなってしまう。
また、不使用状態となっている灰皿を遊技者側、すなわち、遊技機の前面側から使用状態に変換できる場合に、遊技者が不使用状態の灰皿を使用状態にしてしまう可能性がある。
この場合に、不使用状態から使用状態にした遊技者や、他の遊技者が遊技店側では使用して欲しくない遊技機の灰皿にタバコの灰やゴミを捨てる可能性があり、遊技店側では、灰やゴミを捨てる手間が増えてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、灰皿を裏返すことなく不使用状態とし、かつ、遊技者に灰皿を不使用状態から使用状態に変換されるのを防止することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内部空間に連通した開口部を有する容器状の灰皿と、
遊技機本体前面に設けられ、前記灰皿を、前記開口部を上に向けた使用位置と、前記開口部を略下に向けた廃棄位置との間で回転自在に支持する支持部とを備えた遊技機において、
前記遊技機本体内部から前記使用位置となっている前記灰皿側に延出自在で、かつ、延出した状態で前記灰皿の開口部を閉塞するとともに、前記灰皿の前記使用位置から前記廃棄位置への移動を規制して、当該灰皿を使用位置に保持する板状部材が備えられ、
前記灰皿の上端部で、かつ、前記板状部材の延出移動の移動方向に沿うとともに、前記開口部を挟んで互いに対向する部分に、それぞれ前記板状部材の延出移動を案内する案内部が設けられ、
前記灰皿の上端部に、前記使用位置となっている前記灰皿側に延出した状態の前記板状部材に係合して前記灰皿に前記板状部材を保持させる係合部が設けられ、
前記板状部材の先端部には、当該板状部材を延出した状態から遊技機本体内に戻した際に、前記遊技機本体に設けられた軸受部に着脱自在に係合し、かつ、前記板状部材を灰皿側に延出可能な略水平な状態から遊技機本体内に収納する略垂直な状態に回転可能とする軸部が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、前記灰皿の上端部で、かつ、前記板状部材の延出移動の移動方向に沿うとともに、前記開口部を挟んで互いに対向する部分に設けられた案内部に案内されて、板状部材を遊技機本体内部から延出させることにより、灰皿を裏返すことなく、灰皿の開口部を塞いで、灰皿を使用不能とすることができる。
また、灰皿の開口部を延出した板状部材で塞いだ際に、板状部材により灰皿の使用位置から廃棄位置への回転が規制されて灰皿が使用位置に保持されることになる。
なお、例えば、灰皿の開口部を延出した板状部材で塞いだ際に板状部材の基端部側が遊技機本体内に有り、かつ、板状部材が遊技機本体から出入する出入口となるスリットと板状部材との間のクリアランスが必要以上に大きくなければ、灰皿の回転は規制される。
これにより、板状部材の上面が意匠的に優れたもの(単に平滑な平面でもよい)ならば、灰皿の背面や下面が意匠性に劣るものであっても、灰皿を裏返すことなく、灰皿を使用不能とできるので、使用不能状態の灰皿の意匠性を確保することができる。すなわち、板状部材の上面を意匠性に優れたものにするだけなので、低コストで不使用状態の灰皿の意匠性を向上することができる。
さらに、灰皿の開口部を閉塞し、かつ、灰皿の回転を阻止するためには、板状部材として比較的長い部材が必要となり、この板状部材を灰皿を使用状態とした場合に、そのまま後方に引き込んで遊技機本体内に収容しようとすると、遊技機本体内に水平方向に長い収容空間が必要となってしまい、遊技機本体内の各種装置の配置等を考慮しないと、板状部材を収容できず、遊技機の設計が困難になる。
それに対して、本発明では、遊技機本体内に収容した板状部材を回転させて略垂直な状態とできるので、容易に板状部材の収容空間を確保できる。
なお、延出した板状部材を引き込む際や、板状部材を延出する際には、板状部材が水平となり、板状部材が完全に延出した状態でなければ、遊技機本体の前面を構成する部材から後方側に板状部材の長さに対応した長い空間が必要となる。
しかし、板状部材の引き出し操作や引き抜き操作を行う際には、遊技機本体の前面を構成する部材を開放した状態で行うものとすれば、板状部材の後方側の装置や部材に関係なく、板状部材を遊技機本体の前面を構成する部材の後側に伸ばした状態に引き込むことができる。
そして、板状部材を収容する際には、板状部材を略垂直に上側に立てた状態か、下側に垂らした状態としてから、遊技機本体の前面を構成する部材を閉めればよい。
また、このような構成となっていれば、遊技機本体の前面を構成する部材を閉め、かつ、板状部材を延出させて灰皿を不使用状態とした場合に、遊技者が板状部材を遊技機本体側に戻して灰皿の開口部をあけようとしても、板状部材の後方側に板状部材を引き込めるスペースを確保していないので、なんらかの装置や部材が板状部材の後端に当たってしまい、灰皿の開口部を開放した状態にすることができない。すなわち、遊技者が不使用状態の灰皿の開口部を開けて使用状態とすることが困難となり、不使用状態の灰皿を使用状態にされて、遊技者に使用されてしまうことを防止することができる。
なお、実際には、延出した状態の板状部材を遊技機本体側に移動できないようにするストッパを設けることが好ましいが、万が一ストッパが機能しないような場合があっても、上述のように遊技者は灰皿を不使用状態から使用状態とすることができない。
また、延出して灰皿の開口部を閉塞した状態の板状部材は、灰皿の上端部に設けられた係合部材に係合されて保持された状態なので、遊技者が無理やり延出した板状部材を灰皿から引き剥がすことが困難であり、遊技者のいたずらによる板状部材の破損や、板状部材の破損によって灰皿が使用状態となるのを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記開口部を前記板状部材に閉塞された前記灰皿の上側に露出する上面と、前記灰皿側に延出した前記板状部材の上側に露出する上面との接合部分が略平滑な面を構成していることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、前記開口部を前記板状部材に閉塞された前記灰皿の上側に露出する上面と、前記灰皿側に延出した前記板状部材の上側に露出する上面とがこれら上面同士の接合部分にほとんど段差の無い略平滑な面を構成しているので、板状部材と灰皿とが係合する部分を目立たなくして、意匠性を向上できるとともに、板状部材と灰皿とが係合する部分に指をかけることができなくなり、上述の遊技者が灰皿から板状部材を引き剥がすいたずらをより確実に防止することができる。
本発明の遊技機のよれば、灰皿を裏返すことなく不使用状態とすることができるので、灰皿を裏返して不使用状態とする際に意匠性を向上するために灰皿の背面や裏面の構成を変える必要がなく、灰皿の製造コストを低減できるとともに、板状部材の意匠性を高めるだけで低コストに不使用状態の灰皿の意匠性を向上することができる。
また、遊技者が不使用状態の灰皿を使用状態とするいたずらを防止できる。
以下、図面を参照して、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技媒体(例えば、遊技球やメダル等)の供給に基づいて遊技者に遊技を行わせる遊技機(例えば、弾球遊技機としてのパチンコ遊技機)の構成及び動作について説明する。
図1に示すパチンコ遊技機1は、後述の灰皿7およびその取付構造を除いて全体としては各種パチンコ機としての一般的な基本構成を有するもので、図示しないが矩形枠状で島設備に取り付けられる機枠と、機枠に扉状に開閉自在に取り付けられ、遊技盤が収容される収容部を備えた前面枠と、前面枠の前側に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠2と、前面枠の下部に着脱自在に取り付けれ、ガラス枠2の下側の前面を構成する下部前面パネル3とを備えている。
ガラス枠2には、遊技盤の遊技球が流下する遊技領域を視認可能とするように開閉自在に透明板(二重ガラス)4が嵌め込まれている。また、前面枠のガラス枠2より下側の下部前面パネル3には、その中央の上部に遊技球を貯留するとともに前記遊技領域に遊技球を発射する発射装置に遊技球を供給する受皿5が備えられ、向かって右端側に回転式操作ハンドル6が備えられ、向かって左端側に灰皿7が備えられている。
また、受皿5上部の遊技者側となる前部には、貸球の払い出し等の操作を行うための操作部8が設けられている。
前記受皿5より左側の灰皿7が設けられる部分は、下部前面パネル3に対して上部が下側に倒れるように回動して開放可能なサイドパネル9が設けられている。
サイドパネル9には、灰皿7とともに遊技の演出で用いられ、遊技者が操作する演出ボタン10や、受皿5内の遊技球を排出させるための排出スイッチ11等が設けられている。
なお、この例においては、前面枠に着脱自在な下部前面パネル3に対してサイドパネル9が下部の水平な軸周りに回転して開閉する構造となっているが、例えば、下部前面パネル3全体もしくはサイドパネル9部分を含む一部が例えば垂直若しくは水平な軸周りに回転して開閉自在となっていてもよい。すなわち、パチンコ遊技機1の下部の前面を構成し、前記灰皿7を有する部分が開放可能で、灰皿7の灰皿取付部51の裏面側を露出可能な構成となっていればよい。また、パチンコ遊技機1の前面を構成する部材(たとえば、この例ではサイドパネル9)を開放する構成において、周知のように開放に際しては鍵により施錠を解錠する必要がある構成となっていることが好ましい。
次に、本発明に係る灰皿7とそれを支持するサイドパネル9とについて説明する。
図2から図10に示すように、パチンコ遊技機1は、内部空間21に連通した開口部22(図4(a)に図示)を有する容器状の灰皿7と、パチンコ遊技機1本体前面に設けられ、灰皿7を前側に望む灰皿取付部51と、この灰皿取付部51の左右からそれぞれ前方に延出し、灰皿7を間に挟んだ状態で灰皿7を支持する一対の支持部材52,53(支持部)とを備える。
そして、一対の支持部材52,53は、灰皿7を開口部22(図4(a)に図示)を上に向けた使用位置と、開口部22を斜め下に向けた廃棄位置との間で、パチンコ遊技機1本体前面に沿って水平な回転軸回りに回転自在に支持している。なお、図示されているのは、後述の灰皿カバー55により開口部22を塞がれた使用位置の灰皿7であるが、灰皿カバー55を後述のように外し、灰皿7の前部を下方に下げるように90度以上180度以内で回転させることで、灰皿7が廃棄位置となる。
また、灰皿7は、その左右の外側面には、それぞれ同軸上となるように左右の支持部材52,53に設けられた支持軸部54,54が挿入される軸受穴25(図4(a)に図示)が設けられ、この支持軸部54,54を中心に灰皿7は、使用位置から廃棄位置に回転するようになっている。
なお、図示しないが、灰皿7の背面と灰皿取付部51と、もしくは灰皿7の左右外側面と支持部材52,53の互いに対向する内側面とには、灰皿7の回転範囲を使用位置から廃棄位置の間に規制する規制手段と、灰皿7が使用位置にある場合に、不用意に灰皿7が使用位置から廃棄位置側に回転開始しないように灰皿を保持し、弾性変形で着脱する仮保持手段とが設けられている。
また、パチンコ遊技機1本体内部から使用位置となっている灰皿7側に延出自在で、かつ、延出した状態で灰皿7の開口部22を閉塞するとともに、灰皿7の使用位置から廃棄位置への移動を規制して、灰皿7を使用位置に保持する板状部材としての灰皿カバー55が備えられている。
なお、パチンコ遊技機1本体前面の灰皿7が取り付けられる部分が前記サイドパネル9となり、サイドパネル9のほぼ前面を向いて平坦な部分に灰皿取付部51が形成されている。また、灰皿取付部51の上部には、上述の演出ボタン10が取り付けられるボタン用穴10aを有する演出操作部14とされている。
また、サイドパネル9は、パチンコ遊技機1の左端に設けられているので、灰皿取付部51の左側は、パチンコ遊技機1前部の側面15となる。灰皿取付部51の右側は、受皿5の左側を覆う受皿左カバー16となっており、この受皿左カバー16に前記排出スイッチ11が配置されている。なお、図4(b)には、受皿左カバー16に排出スイッチ11が取り付けられる排出スイッチ用穴11aが図示されている。
なお、図3は、図2に示すサイドパネル9から着脱可能な演出操作部14と、受皿左カバー16とを取り外した状態である。
前記灰皿7は、前端部を除く上面の高さ位置が、後述の灰皿カバー55が前後に移動する際に移動軌跡の下となっており、灰皿カバー55の下面が灰皿7の開口部22の周囲の上面に摺動して灰皿カバー55が移動するようになっている。従って、灰皿カバー55は、灰皿7の上面に沿って案内されて移動する状態となっている。
したがって、灰皿7の上端部で、かつ、前記板状部材としての灰皿カバー55の延出移動の移動方向に沿うとともに、前記開口部を挟んで互いに対向する部分に、それぞれ灰皿カバー55の延出移動を案内する案内部が設けられた状態となっている。なお、案内部は、ほぼ長方形状の灰皿7の左右の側面を構成する後述の左右の側壁75,76の上面となる。
また、前記灰皿カバー55は、延出した状態で、灰皿7の前端部を除く全ての上面を覆うようになっており、灰皿カバー55で覆われた部分は、段差の無い平滑な面となっている。なお、後述のように灰皿カバー55に覆われることなく露出する灰皿7の前端部と灰皿カバー55の前縁との接合部分もほとんど段差がなくほぼ平滑な面となる。
また、この例では、後述のように左右の支持部材52,53にも、灰皿カバー55の延出移動(前後動)が案内されるようになっている。
なお、この例では、単に灰皿7の開口部を挟んで配置された左右の側壁75,76上面上を灰皿カバー55が摺動するようになっていることで、灰皿カバー55を案内するが、灰皿7に設けられる灰皿カバー55を案内する案内部は、これらに限られるものではなく、例えば、以下のようなものであってもよい。
すなわち、灰皿7は、図2〜図4に示すように、前後の2辺をパチンコ遊技機1本体の前面に平行にした矩形状の底板部72と、底板部72の前縁部に立設された前壁73と、底板部72の後縁部に立設された後壁74と、底板部72の左縁部に立設された左側壁75と、底板部72の右縁部に立設された右側壁76とからなっている。
そして、上述の左側壁75と右側壁76との上面に開口部22側が一段低くなる段差を設け、左右の段差間を灰皿カバー55が前後に移動可能となっていても良い。
なお、この際に、左側壁75の高い方の上面と右側壁76の高い方の上面と、灰皿カバー55の左右側縁部の上面の高さが同じになって、これら上面同士が隣接する部分において、ほとんど段差のないほぼ平滑な状態となっていることが好ましい。
また、例えば、灰皿7の前記左側壁75の上面と右側壁76の上面とにこれらの長手方向に沿った溝を設け、灰皿カバー55の左右側縁部の下面に前記溝に挿入される挿入部を設け、この挿入部が前記溝に案内されるものとしてもよい。
この場合は、今回の実施形態のように灰皿7の前端部を除く部分が灰皿カバー55に覆われ、その上面が平滑な面とされ、かつ、灰皿7の前端部と灰皿カバー55の前縁との接合部分もほとんど段差の無い平滑な面となっている。
また、例えば、灰皿7の前記左側壁75の開口部22側となる内側面の上端部と、前記右側壁76の開口部22側となる内側面の上端部と、すなわち、開口部22を挟んで対向する2つの内側面にそれぞれ、水平方向に沿った溝(もしくはスリット)を設け、前記灰皿カバー55の左右側面に前記溝(スリット)に挿入される挿入部を設け、この挿入部が前記溝(スリット)に案内されるものとしてもよい。
この場合は、左右側壁75,76および前壁73の上面と、灰皿カバー55の上面との接合部分がほとんど段差のないほぼ平滑な面となっていることが好ましい。
また、内側面に設けられて側方が開放し、上下が閉塞した状態の溝(スリット)に灰皿カバー55の挿入部が挿入されることから、灰皿カバー55の前後動以外の移動、すなわち、上下動と左右動が規制され、灰皿7から灰皿カバー55を後退させない限り、灰皿カバー55が外れない構成となっており、左右側壁75,76の内側面に形成された溝が案内部となるとともに、前記溝が灰皿カバー55に係合して灰皿7に灰皿カバー55を保持させる後述の係合部となる。また、挿入部を後述の軸部56としてもよい。
この例では、案内部となる灰皿7の左右の側壁75,76上面には灰皿カバー55を灰皿7に保持する機能がないが、図4(a)に示すように、前壁73の上端部の開口部22側となる内側面には、その上端部に左右に延在する水平な溝部27と、その溝部27上で溝部27より下の内側面より後方に突出する鍔部28とからなる係合部29が設けられている。
ここで、灰皿カバー55は、矩形状の板体であり、その左右幅が、一対の支持部材52,53の内側面同士の距離とほぼ等しくされ、長さがほぼ灰皿7の前後長さと等しくされている。
また、灰皿カバー55には、その先端部の左側面から左に突出する軸部56と、右側面から右に突出する軸部56とが設けられている。
また、矩形状の灰皿カバー55の前縁部には、前側が低く後ろ側が高い段差が形成されている。言い換えると、灰皿カバー55の前端面の下半分が前方に突出して段差を形成している。
そして、灰皿カバー55の前側に突出した前面下部の前端部が前記灰皿7の前壁73の内側面上端部に形成された溝部27に挿入され、かつ、灰皿カバー55の突出した前面下部の上面に鍔部28の下面が当接した状態となっている。また、鍔部28の先端面と灰皿カバー55前面の段差(前面下部より後退した位置にある前面上部)とが当接した状態となっている。また、前壁73の上面となる鍔部28上面と、灰皿カバー55の前記段差より後となる上面とは、ほぼ面一となってほぼ平滑な面を構成している。
ここで、前壁73の上面が灰皿7の開口部を灰皿カバー55で閉塞した場合に上側に露出する灰皿7の上面となり、かつ、灰皿カバー55の前側に突出する前面下部を除いた部分の上面が灰皿カバー55の上側に露出する上面となる。
したがって、開口部22を板状部材としての灰皿カバー55に閉塞された灰皿7の上側に露出する上面と、灰皿7側に延出した灰皿カバー55の上側に露出する上面との接合部分が略平滑な面を構成している。
なお、灰皿カバー55の左右側縁部は、後述のように支持部材52,53により隠される可能性がある。
前記左右の支持部材52,53は、互いに対向する内側面にそれぞれ上記支持軸部54,54が設けられるとともに、図5および図7に示すように、後述の灰皿カバー55の先端部の左右側面から突出する軸部56が挿入されて、該軸部56を灰皿カバー55の前後動(延出移動)の移動方向に沿って案内するスリット57が形成されている。
また、支持部材52,53の内側面を構成する板体のスリット57の下側縁部には、支持体内部に突出した状態のガイド片58が備えられ、支持部材52,53の内側面を構成する板体より広い幅で前記軸部56を前後に案内している。
なお、スリット57に灰皿カバー55の左右側縁部が挿入され、灰皿カバー55の左右側縁部もスリット57に案内されるものとしてもよい。
また、左右の支持部材52,53に設けられた一対のスリット57は、図5に示すように、左右の支持部材52,53の基端部から基端部が取り付けられる灰皿取付部51に至り、灰皿取付部51には、前記一対のスリット57に連通する左右に長いスリット状の開口部59が形成されている。当該開口部59から灰皿カバー55の灰皿7側へに出入が行われるようになっている。
また、上記軸部56を案内するガイド片58は、スリット57から灰皿取付部51の開口部59側に連続するとともに、灰皿取付部51の裏面に至り、灰皿取付部51の裏面側で上方側に円弧状に湾曲した軸受部60を形成している。
この軸受部60は、上記軸部56を回動自在に支持するものであり、灰皿カバー55を灰皿7の開口部22を閉塞した状態から後退させて、灰皿カバー55を完全に灰皿取付部51の裏面側、すなわち、パチンコ遊技機1の内部側に引き込んだ際に、灰皿取付部51の近傍で、灰皿カバー55の軸部56がガイド片58に沿って移動して軸受部60に至る。この段階で灰皿カバー55は、灰皿取付部5の裏面側に有り、後端側を上方に移動するように軸部56を中心として回転可能となっている。
そして、灰皿カバー55は、灰皿取付部51の裏面に沿って垂直に立てた状態とすることができる。ここで、上述の灰皿カバー55を後退させて回転する作業は、灰皿取付部51の裏面側で行う必要があり、ここでは、サイドパネル9を開放して行うことになる。
この場合に、灰皿カバー55を後退させてそのままの状態では、灰皿カバー55が灰皿取付部51の裏面側から後方に長く突出した状態となり、サイドパネル9を閉められない状態となる可能性があるが、上述のように灰皿カバー55を灰皿取付部51に沿って配置することで、灰皿カバー55がパチンコ遊技機1内で後方に長く延出することがなくなり、サイドパネル9を閉めることが可能となる。
また、図8〜図10に示すように、灰皿取付部51の上端部から上方に延出する係止部材62が設けられ、上述のように灰皿取付部51の裏面に沿って垂直に立てられた状態の灰皿カバー55の上端部を係止するようになっている。
この係止部材62は、灰皿取付部51に取り付けられてサイドパネル9を構成し、かつ一体となった演出操作部14および受皿左カバー16の灰皿取付部51の一対の支持部材52,53の間となる部分に取り付けられている。
そして、係止部材62は、灰皿取付部51上端から上方に延出する支持板63と支持板63の上端部に設けられた逆L字状の係止部64と、係止部64の上端に設けられた操作片65とを有する。
略垂直にされた灰皿カバー55の上端部は、支持板63と、係止部64の先端部(爪部)とに挟持された状態となり、これにより、灰皿カバー55を使用しない場合に、灰皿カバー55を立てた状態に保持することができる。
灰皿カバー55を係止部材62から取り外す際は、操作片65を奥側に押して支持板63を反らせるように弾性変形させることで、灰皿カバー55の上端部を係止部64から外すことができる。
また、灰皿カバー55を係止部材62に係止させる際には、係止部64の先端部に下方に向かうにつれて支持板63側に近づくテーパーが付けられているので、灰皿カバー55を押し付けることで、係止部64を弾性変形させて、灰皿カバー55を支持板63と係止部64の先端部との間に入れることができる。
なお、遊技機内に引き込んだ灰皿カバー55を水平な状態から垂直な状態に回転する機構は、上述の軸部56と軸受部60とによるものに限られるものではない。例えば、灰皿カバー55の先端部の左右側縁部に切り欠きを設け、切り欠き部分で左右に延在するとともに灰皿カバー55に接続される軸部が形成されるものとしてもよい。
また、灰皿カバー55の先端部下面に凹部を形成し、この凹部内の先端側に軸部を設ける構成としてもよい。
これらの場合に軸部は、灰皿カバー55の左右側縁部から突出しない状態となる。
また、軸部に対応する軸受部は、灰皿取付部51の裏面の軸部の左右位置に対応する位置に設ければよいが、この際に灰皿カバー55の移動軌跡と軸受部とが重ならないようにする必要があり、軸部に係合する軸受部を弾性変形やばね等の付勢手段等により、灰皿カバー55の移動軌跡の外側から移動軌跡内に突出して軸部に係合可能となる構成としてもよい。
以上のようなパチンコ遊技機1において、灰皿7を使用状態と不使用状態との間で変換する方法を説明する。
図1から図5に示すように、灰皿7の開口部22を灰皿カバー55が塞いで灰皿7が不使用状態となっている場合に、灰皿7を使用状態とする場合には、まず、パチンコ遊技機1の施錠を解錠し、サイドパネル9を開放可能な状態とする。次に、サイドパネル9をその下端部に設けられ、パチンコ遊技機1の前面に水平に沿った回転軸回りにサイドパネル9の上部が前側に倒れ込むように回転させる。
なお、サイドパネル9の回転角度は、機械的に90度に制限されており、図6に示すようにサイドパネル9を開放するとその前面が下を向いた状態となる。また、サイドパネル9は、先端部72がサイドパネル9に固定され、基端部71がパチンコ遊技機1本体側に固定され、先端部72と基端部71とが90度の範囲で回動自在に接合された金属製の取付部材70によって、上述のように回転可能にパチンコ遊技機本体に取り付けられている。
また、取付部材70のパチンコ遊技機1に取り付けられる基端部71は、図4(a)に示すように、灰皿7の開口部22を閉塞しる灰皿カバー55の高さ位置で、前側に突出するように形成され、取付部材70の基端部が灰皿カバー55の後端部の直ぐ後ろに配置されている。これにより、不使用状態の灰皿7において、遊技者が灰皿カバー55を後ろ側に無理に押して、灰皿7の開口部をあけるようないたずらをしようとしても、灰皿カバー55の直ぐ後に取付部材70の基端部71があるので、灰皿カバー55の後端が基端部71に当接すると、それ以上灰皿カバー55を後方に移動できない状態となる。
これにより、遊技者は、灰皿カバー55を後方に移動して灰皿7の開口部を開放すること、すなわち、灰皿7を使用可能な状態にすることができなくなる。
なお、本発明においては、サイドパネル9の後側には、灰皿カバー55を水平に配置するスペースを確保しないものとなっているので、灰皿7の開口部22を閉塞した状態の灰皿カバー55をそのまま水平に後方に移動した場合には、上述の取付部材70がなくてもなんらかの部材に当接して、灰皿7の開口部22を開放することが困難な状態となる。
また、灰皿7の開口部を塞いでいる灰皿カバー55を遊技者が後退できないように、サイドパネル9を閉じた際に、前記灰皿カバー55の後端部に当接し、灰皿カバー55を灰皿7の前端部との間で移動不可に規制する規制部材を配置するものとしてもよい。
そして、図6に示すように、サイドパネル9を前側に倒すように開放した後に、サイドパネル9の裏面側から灰皿7の開口部22を覆っていた灰皿カバー55を後方側に引き出す。なお、開放されたサイドパネル9においては、図6に示すように、上側に灰皿カバー55を引き出す。
この際に、灰皿カバー55先端部の左右の軸部56が円弧状の軸受部60に引っ掛かることで、灰皿カバー55をそれ以上引き抜けない状態となる。この状態では、軸部56が軸受部60により回転自在となっている。
そこで、図7および図8に示すように、灰皿カバー55を灰皿7の開口部22を塞ぐ角度から灰皿取付部51の裏面に沿った角度まで90度回転させる。開放した状態のサイドパネルにおいては、灰皿カバー55を、先端部が下を向いた状態から先端部が後を向いた状態となるまで回転させる。
そして、この際に灰皿カバー55の後端部を係止部材62に係止させ、灰皿カバー55を固定する。次に、図9、図10に示すようにサイドパネル9を持ち上げて閉塞することで、不使用状態の灰皿7から灰皿カバー55を取り外してサイドパネル9の内側に収納する作業が終了し、灰皿7が使用状態となる。
一方、この使用状態から灰皿7の開口部22を灰皿カバー55を閉塞して、灰皿7を不使用状態とする場合には、基本的に、上述の不使用状態から使用状態とする場合に逆順で作業を行えばよい。
すなわち、図9、図10に示す状態からサイドパネル9を開放し、図8に示す状態から図6に示すように、灰皿カバー55の後端部から係止部材62の操作片65を奥側に押して、当該係止部材62による係止を解除して、灰皿カバー55を軸受部60に回転自在に保持された軸部56を中心として90度回転させて、灰皿取付部51の裏面に沿っていた灰皿カバー55を灰皿取付部51の裏面に対して直角に配置する。
この状態で、灰皿カバー55は、灰皿取付部51の開口部59から前方に延出可能となる。そして、灰皿カバー55を前側(開放したサイドパネル9において下側)に押し出す。
これにより、灰皿カバー55の軸部56が左右の支持部材52,53のスリット57およびガイド片58に案内されて、前方に移動する。
この場合に、軸部56の径が灰皿カバー55の上下厚みより狭く、かつ、スリット57の上下幅が、前記軸部56の径より大きく、灰皿カバー55より幅が狭いものとすれば、
スリット57には、軸部56だけが挿入されるが、灰皿カバー55本体が挿入されることがなくなる。
以上の構成により、灰皿カバー55の軸部56は、左右の支持部材52,53のスリット57により案内されて前後に移動自在となるとともに上下の移動を規制される。また、支持部材52,53の左右の内側面に灰皿カバー55の左右の移動が規制される。
これにより、灰皿カバー55が円滑に前方に移動可能となる。
そして、図4および図5に示すように灰皿カバー55が支持部材52,53のスリット57により軸部56を案内されて灰皿7の開口部22を塞いだ状態となる。
次に、サイドパネル9を閉じてパチンコ遊技機1を施錠する。
この際には、灰皿カバー55の先端部の前面下部が灰皿7の前壁73上端部の内側面の溝部27に挿入されるとともに、前記前面下部が上面を灰皿7の前側上端部の鍔部28に押えられて、灰皿カバー55の前側への移動と、上下の移動が規制される。さらに、鍔部28により、遊技者が灰皿カバー55の先端に触れることができなくなり、灰皿カバー55の先端を引き上げるようないたずらを防止できる。
さらに、灰皿カバー55の先端部左右の軸部56,56が左右の支持部材52,53のスリット57に上下動を規制され、灰皿カバー55の後端部が灰皿取付部51の開口部59に挿入された状態で、上下動が規制されている。
また、灰皿カバー55の後端部の後ろに取付部材70の基端部71が配置されて、灰皿カバー55の後方への移動が規制される。
これらのことから灰皿カバー55が灰皿7の開口部22を閉塞した状態が保持されるとともに、灰皿7の使用位置から廃棄位置への回転が規制される。すなわち、灰皿7を使用位置から廃棄位置に回転するためには、灰皿カバー55が邪魔になり、灰皿カバー55を取り外して、上に移動させるかパチンコ遊技機1本体内に引き込む必要があるが、上述のように灰皿カバー55が灰皿7にほぼ固定的に保持された状態となり、かつ、前後、左右、上下への移動が規制されているので、灰皿7は廃棄位置側に回転できない状態となる。
また、上述のように灰皿7を使用状態から不使用状態に変換する場合と、不使用状態から使用状態に変換する場合には、パチンコ遊技機1の施錠を解錠してサイドパネル9を開放する必要があるので、遊技者がかってに使用状態の灰皿7を不使用状態にしたり、不使用状態の灰皿7を使用状態にしたりすることはできず、遊技者のいたずらを防止できる。
また、灰皿7は、不使用状態で上下逆さに裏返されたり、上下と前後との両方が逆になるように裏返されたりすることがないので、遊技者に灰皿7の背面や下面が見えることがなく、灰皿7の背面や下面に灰皿7を組み立てる際に用いたビスがあったり、灰皿7の回転範囲を使用位置と廃棄位置とに規制する機構があったり、灰皿7を使用位置で着脱可能に保持する機構があったりしても、それが遊技者に見えることがない。
すなわち、灰皿7を裏返して不使用状態として配置することで、パチンコ遊技機1の意匠性が低下するのを防止することができる。
また、灰皿7の上部のほとんどが灰皿カバー55に覆われるので、灰皿カバー55の意匠性を向上することで、容易に不使用状態の灰皿7の意匠性を向上することができる。たとえば、灰皿カバー55の上面に各種絵やマークや文字等を印刷したり、凹凸で表現したりしてもよく、また、灰皿カバー55自体の色でデザイン性を向上してもよい。
また、灰皿7の開口部22を灰皿カバー55で覆った状態で、灰皿7と灰皿カバー55それぞれの上方に露出する部分の接合部分をほぼ平滑な面とすることで意匠性を向上している。
また、左右の支持部材52,53の上面と、灰皿カバー55の上面とを略同じ高さ位置としてもよい。
また、灰皿7を使用状態とし、灰皿カバー55を使用しない場合に、灰皿カバー55を灰皿取付部51の開口部59からパチンコ遊技機1本体内に引き込むとともに、後端部を上げるようにして灰皿カバー55を90度回転することにより、灰皿カバー55の収納スペースをサイドパネル9(灰皿取付部51)の後方に長く延出するものではなく、サイドパネル9(灰皿取付部51)の背面に沿ったものとすることができる。
これにより、灰皿取付部51の後方側にパチンコ遊技機1の部材を配置することが制限されることがなく、部材の配置の設計を容易なものとすることができる。
言い換えれば、サイドパネル9に沿って灰皿カバー55を収納可能とすることで、灰皿カバー55の収納スペースを考慮する必要がなく、ほとんどの遊技機において、灰皿カバー55を収納する構造とすることが容易にできる。
この実施形態では、パチンコ遊技機1を例としてあげたが、本発明は、灰皿を有する全ての遊技機に適用可能であり、パチンコ遊技機1を含む各種弾球遊技機や、パチスロを含むスロットマシンといった回胴式遊技機にも適用可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図である。 前記パチンコ遊技機の灰皿取付部、左右の支持部材、灰皿が設けられたサイドパネルを示す斜視図である。 前記サイドパネルを示す正面図である。 前記サイドパネルの正面図と、前記正面図のA−A矢視断面図である。 前記サイドパネルの左右の支持部材が設けられた灰皿取付部を示す背面側の斜視図である。 前記サイドパネルを示す側面図である。 前記灰皿取付部を示す背面側の斜視図である。 前記サイドパネルを示す側面図である。 前記サイドパネルを示す背面側の斜視図である。 前記サイドパネルを示す背面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
7 灰皿
52 支持部材(支持部)
53 支持部材(支持部)

Claims (2)

  1. 内部空間に連通した開口部を有する容器状の灰皿と、
    遊技機本体前面に設けられ、前記灰皿を、前記開口部を上に向けた使用位置と、前記開口部を略下に向けた廃棄位置との間で回転自在に支持する支持部とを備えた遊技機において、
    前記遊技機本体内部から前記使用位置となっている前記灰皿側に延出自在で、かつ、延出した状態で前記灰皿の開口部を閉塞するとともに、前記灰皿の前記使用位置から前記廃棄位置への移動を規制して、当該灰皿を使用位置に保持する板状部材が備えられ、
    前記灰皿の上端部で、かつ、前記板状部材の延出移動の移動方向に沿うとともに、前記開口部を挟んで互いに対向する部分に、それぞれ前記板状部材の延出移動を案内する案内部が設けられ、
    前記灰皿の上端部に、前記使用位置となっている前記灰皿側に延出した状態の前記板状部材に係合して前記灰皿に前記板状部材を保持させる係合部が設けられ、
    前記板状部材の先端部には、当該板状部材を延出した状態から遊技機本体内に戻した際に、前記遊技機本体に設けられた軸受部に着脱自在に係合し、かつ、前記板状部材を灰皿側に延出可能な略水平な状態から遊技機本体内に収納する略垂直な状態に回転可能とする軸部が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記開口部を前記板状部材に閉塞された前記灰皿の上側に露出する上面と、前記灰皿側に延出した前記板状部材の上側に露出する上面との接合部分が略平滑な面を構成していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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