JP2008159684A - Iii族窒化物半導体のエッチング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】III族窒化物半導体のエッチング方法は、アルミニウムを相対的に多く有する層と、アルミニウムを相対的に少なく有する層とを含むIII族窒化物半導体のベース部を準備する工程と、ベース部に対してヨウ素原子を含むエッチングガスによりエッチングを行なう工程とを備えている。エッチングを行なう工程では、アルミニウムを相対的に多く含む層がエッチングストップ層となることを特徴としている。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の実施の形態1におけるIII族窒化物半導体のエッチング方法のフローチャートである。図1を用いて本発明の実施の形態1におけるIII族窒化物半導体のエッチング方法について説明する。
次に、図1および図3〜図6を参照して、本発明の実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザを説明する。図3は、本発明の実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザを示す断面図である。図4は、本発明の実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザを製造するための準備する工程での断面図である。図5は、本発明の実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザを製造するためのエッチングを行なう工程での断面図である。図6は、本発明の実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザを製造するための絶縁体膜を形成する工程での断面図である。実施の形態2におけるファブリ・ペロー・レーザはリッジ構造を有している。
図7は、本発明の実施の形態3におけるフォトニック結晶構造を有する素子を示す図であり、(A)は、上面図であり、(B)は、(A)における線分VII(B)−VII(B)における断面図である。図8は、本発明の実施の形態3におけるフォトニック結晶構造を有する素子を製造するための準備する工程を示す断面図である。図7および図8を用いて、実施の形態3におけるフォトニック結晶構造を有する素子について説明する。
図1および図7〜図11を参照して本発明の実施の形態4におけるフォトニック結晶レーザを説明する。図9は、本発明の実施の形態4におけるフォトニック結晶レーザを示す断面図である。図10は、本発明の実施の形態4におけるフォトニック結晶レーザの準備する工程を示す断面図である。図11は、本発明の実施の形態4におけるフォトニック結晶レーザのエッチングを行なう工程を示す断面図である。図12は、本発明の実施の形態4におけるフォトニック結晶レーザのエッチング後のエピタキシャル成長させる工程を示す断面図である。
実施例1では、実施の形態2にしたがってファブリ・ペロー・レーザを製造した。具体的には、アルミニウムを相対的に多く有する層と、アルミニウムを相対的に少なく有する層とを含むIII族窒化物半導体のベース部を準備する工程(S10)で、p型ブロック層16は、アルミニウムを18%含有するように形成した。そして、ベース部に対してヨウ素原子を含むガスによりエッチングを行なう工程(S20)で、ヨウ化水素とキセノンとの比が0.8:1.0の環境下でエッチングを行なった。上記工程(S10,S20)を実施することにより、実施例1におけるファブリ・ペロー・レーザを製造した。
実施例2では、実施の形態3にしたがってフォトニック結晶構造を有する素子を製造した。具体的には、アルミニウムを相対的に多く有する層と、アルミニウムを相対的に少なく有する層とを含むIII族窒化物半導体のベース部を準備する工程(S10)で、AlGaN層32は、厚みを200nm、アルミニウムの組成を15%とした。そして、ベース部に対してヨウ素原子を含むガスによりエッチングを行なう工程(S20)で、ヨウ化水素とキセノンとの比が0.8:1.0の環境下でエッチングを行なった。工程(S10,S20)を実施することにより、実施例2におけるフォトニック結晶構造を有する素子を製造した。なお、実施例2では、孔部33bは、径を150nm、深さを200nmとした。
実施例3では、実施の形態4にしたがってフォトニック結晶レーザを製造した。具体的には、アルミニウムを相対的に多く有する層と、アルミニウムを相対的に少なく有する層とを含むIII族窒化物半導体のベース部を準備する工程(S10)で、p型ブロック層45は、Al(x)Ga(1−x)N(x=0.15)となるように形成した。そして、ベース部に対してヨウ素原子を含むガスによりエッチングを行なう工程(S20)で、ヨウ化水素とキセノンとの比が0.8:1.0の環境下でエッチングを行なった。工程(S10,S20)を実施することにより、実施例3におけるフォトニック結晶レーザを製造した。
Claims (9)
- アルミニウムを相対的に多く有する層と、アルミニウムを相対的に少なく有する層とを含むIII族窒化物半導体のベース部を準備する工程と、
前記ベース部に対してヨウ素原子を含むガスによりエッチングを行なう工程とを備え、
前記エッチングを行なう工程では、前記アルミニウムを相対的に多く有する層がエッチングストップ層となることを特徴とする、III族窒化物半導体のエッチング方法。 - 前記ガスが、ヨウ化水素を含むことを特徴とする、請求項1に記載のIII族窒化物半導体のエッチング方法。
- 前記アルミニウムを相対的に多く有する層が、Al(x)Ga(1−x)N(x>0.10)であることを特徴とする、請求項1または2に記載のIII族窒化物半導体のエッチング方法。
- 前記アルミニウムを相対的に多く有する層が、Al(x)Ga(1−x)N(x>0.18)であることを特徴とする、請求項1または2に記載のIII族窒化物半導体のエッチング方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体のエッチング方法により製造される、III族窒化物半導体素子。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体のエッチング方法により製造される、フォトニック結晶構造を有する素子。
- n型クラッド層とp型ブロック層との間に活性層が配置されるIII族窒化物半導体素子であって、
前記n型クラッド層および前記p型ブロック層の少なくともいずれか一方がAl(x)Ga(1−x)N(x>0.10)であり、
ヨウ素原子を含むガスにより前記Al(x)Ga(1−x)N(x>0.10)である層がエッチングストップ層となるようなエッチングを行なう工程により形成されてなる、III族窒化物半導体素子。 - 請求項7に記載のIII族窒化物半導体素子を用いて形成されるリッジ構造のレーザであって、
前記リッジ構造と活性層との最も近接する距離が200nm以下である、レーザ。 - 請求項7に記載のIII族窒化物半導体素子を用いて形成されるフォトニック結晶レーザであって、
活性層とフォトニック結晶層との最も近接する距離が200nm以下である、フォトニック結晶レーザ。
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