JP2008159646A - 基板回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンバ内に置かれた基板の加熱と回転を行うことができる装置を提供する。
【解決手段】光束導入部121は、チャンバ1の内部に、基板加熱用の光束を導入する。第1歯車22と第2歯車23と支持部24はチャンバ1の内部に配置されている。第1歯車22は入力軸21により回転駆動される。第2歯車23は、入力軸21と偏心した位置に配置されており、かつ、第1歯車22の回転に伴って回転駆動される。第2歯車23は、軸方向に貫通して形成された光束通過部231を備えている。支持部24は、第2歯車23の回転に伴ってこれと同軸で回転する。支持部24の内部には、第2歯車23の光束通過部231を通過した光束を通過させる光通路241が形成されている。支持部24の下端近傍には基板ホルダ3が取り付けられている。基板ホルダ3は、光通路241を通過した光束によって照射される位置に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板回転装置に関するものである。特に、本発明は、密閉されたチャンバ内に配置された基板を回転させながら加熱するために好適な装置に関するものである。
従来から、密閉されたチャンバの内部に基板を配置し、この基板を加熱しながら、イオン注入やスパッタリングなどの処理を施すことが行われている。
一般に、チャンバ内部は真空状態とされる。このため、チャンバ内部の基板を加熱する手段としては、レーザ光を用いることが広く行われている。具体的には、チャンバに窓を設け、この窓を介して、チャンバ外部から基板(具体的には基板の保持具)に向けてレーザ光を照射する。これにより、チャンバ内に配置された基板を加熱することができる。また、レーザ光を用いることにより、基板の加熱箇所を細かく制御する事が可能になる。
一方、チャンバ内の基板を回転させることができれば、基板への処理をさらに細かく制御したり、あるいは、プローブ光を用いて基板の状態を確認することが容易になる。
しかしながら、チャンバ内に置かれた基板をレーザ光で加熱でき、しかも回転させることができる装置は今まで提供されていなかった。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、チャンバ内に置かれた基板の加熱と回転とを行うことができる装置を提供することである。
本発明は、下記のいずれかの項目に記載の構成を備えている。
(項目1)
チャンバと、基板回転機構と、基板ホルダとを備えており、
前記チャンバは、その内部に前記基板ホルダを収容する構成となっており、
かつ、前記チャンバは、光束導入部を備えており、
前記光束導入部は、前記チャンバの内部に、基板加熱用の光束を導入するものであり、
前記基板回転機構は、入力軸と、第1転動体と、第2転動体と、支持部とを備えており、
前記入力軸は、回転駆動力を入力するものであり、
前記第1転動体と、前記第2転動体と、前記支持部とは、前記チャンバの内部に配置されており、
前記第1転動体は、前記入力軸に取り付けられており、
前記第2転動体は、前記入力軸と偏心した位置に配置されており、
かつ、前記第2転動体は、前記第1転動体の回転に伴って回転駆動される構成となっており、
さらに、前記第2転動体は、この第2転動体を軸方向に貫通して前記光束を通過させる光束通過部を備えており、
前記支持部は、前記第2転動体に取り付けられて、前記第2転動体の回転に伴って、この第2転動体と同軸で回転する構成となっており、
かつ、前記支持部は、一方向に延長されており、
前記支持部の内部には、前記第2転動体の光束通過部を通過した前記光束を通過させる光通路が形成されており、
前記支持部の延長方向における端部近傍には、前記基板ホルダが取り付けられており、
前記基板ホルダは、前記光通路を通過した前記光束によって照射される位置に配置されている
ことを特徴とする基板回転装置。
この発明に係る基板回転装置によれば、基板を回転させながら、当該基板を光束により加熱することができる。
(項目2)
さらに、基板変位機構を備えており、
この基板変位機構は、前記支持部を3次元方向に移動させることにより、前記基板ホルダを3次元方向に移動させるものである
ことを特徴とする項目1に記載の基板回転装置。
(項目3)
前記第1転動体及び第2転動体は歯車であることを特徴とする項目1又は2に記載の基板回転装置。
(項目4)
前記チャンバは、チャンバ本体と蓋体とを備えており、前記光束導入部は、前記蓋体に形成されていることを特徴とする項目1〜3のいずれか1項に記載の基板回転装置。
本発明によれば、チャンバ内に置かれた基板の加熱と回転とを行える装置を提供することが可能となる。
(実施形態の構成)
以下、本発明の一実施形態に係る基板回転装置を、図1〜図4に基づいて説明する。この装置は、チャンバ1と、基板回転機構2と、基板ホルダ3と、基板変位機構4とを備えている。
チャンバ1は、その内部に基板ホルダ3を収容する構成となっている。具体的には、チャンバ1は、チャンバ本体11と蓋体12とを備えている。
チャンバ本体11は、上面が開口され、かつ底面が閉鎖された筒状に形成されている。チャンバ本体11の内部には、基板ホルダ3や、後述する第1歯車22等を収納する収納空間が形成されている。また、チャンバ本体11の側面には、このチャンバ本体11の内部に基板を出し入れするための開口部(図示せず)が形成されている。また、この開口部は、シャッタ(図示せず)により開閉されるようになっている。
蓋体12は、チャンバ本体11の上面を閉鎖して、チャンバ本体11の密閉を保つようになっている。また、蓋体12には、光束導入部121が形成されている。この光束導入部121は、蓋体12を厚さ方向に貫通する穴によって構成されている。光束導入部121の上部には、この光束導入部121の上端の開口部を密閉する密閉部材122が取り付けられている。密閉部材122は、後述するレーザ光(光束)を通過させるように、レーザ光に対して透明となる材質によって構成されている。これにより、光束導入部121は、チャンバ1の内部に、基板加熱用の光束を導入できるようになっている。
基板回転機構2は、入力軸21と、第1歯車(第1転動体に相当)22と、第2歯車(第2転動体に相当)23と、支持部24とを備えている。
入力軸21は、この実施形態では、鉛直方向に延長されており、その下端が、蓋体12を貫通して、チャンバ本体11の内部に配置されている。入力軸21の上端は、チャンバ本体11の外部に配置されている。入力軸21の上端には、図示しない動力源が接続されており、正逆方向に、任意の角度及び速度で入力軸21を回転できるようになっている。ただし、人手によって入力軸21を回転させる構成とすることも可能である。これにより、入力軸21は、回転駆動力を入力するものとなっている。
第1歯車22と、第2歯車23と、支持部24とは、いずれも、チャンバ本体11の内部に配置されている。
第1歯車22は、入力軸21の下端に取り付けられている(図1参照)。したがって、第1歯車22は、入力軸21と同軸で、入力軸21の回転に従って回転するようになっている。
第2歯車23は、入力軸21と偏心した位置に配置されている(図1参照)。また、第2歯車23は、第1歯車22にかみ合っており、その回転に伴って回転駆動される構成となっている。さらに、第2歯車23は、その軸心近傍に、この第2歯車23の厚さ方向(軸心方向)に貫通して光束を通過させる光束通過部231を備えている。要するに、本実施形態の第2歯車23は、中央に貫通穴が形成された形状となっている。
支持部24は、この実施形態では、一方向に延長された長尺の円筒状に形成されている。支持部24の上部は、適宜な取付具を介して、第2歯車23に、同軸となるように取り付けられている。これにより、支持部24は、第2歯車23の回転に伴って、この第2歯車23と同軸で回転する構成となっている。
支持部24の内部には、第2歯車23の光束通過部231を通過した光束を通過させる光通路241が形成されている。光通路241は、円筒形状である支持部24の軸心に沿って延長されている。
支持部24の下端近傍には、開口242が形成されており、この開口242を介して、支持部24の下端部に基板ホルダ3を載置することができるようになっている。これにより、基板ホルダ3は、光通路241を通過した光束によって照射される位置に配置されるようになっている。
さらに、支持部24の下端には、基板S(後述)を露出させるための孔243(図3参照)が形成されており、その周囲には、基板ホルダ3を支持するための立上り部244が形成されている。
また、支持部24は、基板変位機構4の支持体49(後述)によって、軸周りに回転可能な状態で支持されており、これによって、落下が防止されている。
基板変位機構4は、支持部24を3次元方向に移動させることにより、基板ホルダ3を3次元方向に移動させるものである。具体的には、本実施形態の基板変位機構4は、固定台41と、昇降部42と、水平可動部43と、調整ハンドル44〜46と、カバー部47と、スリーブ48と、支持体49とを主な要素として備えている。
固定台41は、天板411と三本の脚412とを備えている(図1及び2参照)。ただし、図1では、一本の脚412のみを示している。また、図2においては、天板411の記載を省略している。それぞれの脚412の下端は、蓋体12の上面に取り付けられている。脚412の軸心は、支持部24の軸心と平行とされている。天板411は、脚412の上端に固定されている。
昇降部42は、昇降体421と、三つのスライダ422とを備えている。ただし、図1では、一つのスライダ422のみを示している。各スライダ422は、固定台41の各脚412に、遊びを持った状態で嵌め合わされている。これにより、スライダ422は、脚412に沿って昇降可能となっている。昇降体421は、各スライダ422に取り付けられて、これらのスライダ422と共に昇降できるようになっている。また、昇降体421には、後述する可動体431の水平方向(例えばX方向)への移動を可能にする長孔421a〜dが形成されている(図2参照)。
水平可動部43は、可動体431と、アングル材432とを備えている。可動体431は、昇降部42の昇降体421によって支持されている。可動体431には、この可動体431の水平方向(例えばY方向)への移動を可能にする長孔431a〜dが形成されている(図2参照)。アングル材432は、可動体431の側部に固定されている。アングル材432は、X方向への調整ハンドル45を回転可能な状態で支持している(図1参照)。なお、Y方向への調整ハンドル46も同様な構成により支持されている。
Z方向調整ハンドル44は、固定台41の天板411に、回転可能な状態で取り付けられている(図1参照)。Z方向調整ハンドル44には、ねじ部441が設けられている。このねじ部441は、昇降部42の昇降体421にねじ込まれている。これにより、ハンドル44の回転操作によって、昇降体421を昇降させることができるようになっている。
X方向調整ハンドル45は、水平可動部43のアングル材432に、回転可能な状態で取り付けられている。X方向調整ハンドル45には、ねじ部451が形成されている。このねじ部451は、昇降体421の一部をなすブロック4211にねじ込まれている。これにより、ハンドル45の回転操作によって、水平可動部43の可動体431を、昇降体421に対して、X方向に相対移動させることができるようになっている。なお、本明細書の説明においては、図2中において左右方向をX方向、上下方向をY方向と称する。
Y方向調整ハンドル46(図2参照)は、X方向調整ハンドル45と同様に、水平可動部43のアングル材(図示せず)に、回転可能な状態で取り付けられている。また、Y方向調整ハンドル46には、ねじ部461が形成されている。このねじ部451は、昇降体421にねじ込まれている。これにより、ハンドル46の回転操作によって、水平可動部43の可動体431を、昇降体421に対して、Y方向に相対移動させることができるようになっている。Y方向調整ハンドル46における他の構成は、X方向調整ハンドル45と同様なので、これ以上の説明を省略する。
カバー部47は、この例では、筒状に形成されている。カバー部47は、蓋体12から上方に突出した入力軸21及びスリーブ48の周囲を気密状態で覆っており、これによって、チャンバ本体11の内部の密閉状態を維持できるようになっている(図1参照)。また、カバー部47の中間部には、ベローズ471が形成されており、これによって、カバー部47による密閉を保ちながら、ベローズ471の変形範囲内で、入力軸21等を変位させることが可能となっている。
スリーブ48の上端は、可動体431に取り付けられており、可動体431の移動に伴って移動できるようになっている。また、スリーブ48の下端は、支持体49に取り付けられている。スリーブ48の内部には、入力軸21が収納されている。すなわち、入力軸21は、スリーブ48の内部において回転するようになっている。
支持体49は、板状に形成されており、かつ、水平方向に延長されている(図1参照)。支持体49は、前記したように、スリーブ48の下端に取り付けられている。また、支持体49は、基板回転機構2の支持部24と第2歯車23とを、回転可能な状態で支持している。さらに、支持体49は、光束の通過を妨害しないよう、適宜の箇所に貫通孔が形成されている。
(実施形態の動作)
つぎに、本実施形態に係る基板回転装置の動作について説明する。
(基板ホルダの設置)
まず、前提として、回転の対象である基板S(図3及び図4参照)は、基板ホルダ3の底面に取り付けられる。取り付け手段としては、図4に示す例では、ねじ31及び止め具32を用いた例を示しているが、接着等の適宜な手段を用いることができる。
ついで、基板ホルダ3を、基板回転機構2の支持部24に取り付ける作業について説明する。この作業には、フォーク6を用いる。このフォーク6は、長尺状に形成されており、先端に二つの突起61及び62を備えている(図3及び図4参照)。
作業者は、基板ホルダ3を、二つの突起61及び62の間の凹部に収納する。ついで、この状態で、フォーク6をチャンバ本体11の内部に挿入し、支持部24の開口242から支持部24の内部に基板ホルダ3を挿入する。ついで、支持部24の下端に形成された基板露出用の孔243の内部に、基板ホルダ3を配置する。この状態では、基板Sは、孔243から、支持部24の外部に露出された状態となる(図3参照)。また、この状態では、基板ホルダ3は、孔243の周囲に形成された立ち上がり部244の上部に載置された状態となる。
この状態で、図示しない光源から、レーザ光を、基板ホルダ3に向けて照射する。照射されたレーザ光は、蓋体12の光束導入部121、第2歯車23の光束通過部231、支持部24の光通路241を通過して、基板ホルダ3に達する。これにより、基板ホルダ3をレーザ光で加熱し、その結果、基板Sを加熱することができる。
(基板の回転)
つぎに、基板Sを回転させる動作について説明する。まず、入力軸21を、必要な角度だけ、必要な速度で回転させる。この回転は、モータなどの動力源を用いて行うこともできるし、人力により行うこともできる。
入力軸21が回転すると、その下端に取り付けられた第1歯車22が回転する。すると、第1歯車22に噛み合った第2歯車23が回転する。第2歯車23が回転すると、これに取り付けられた支持部24が回転し、さらには、支持部24の下端近傍に取り付けられた基板ホルダ3が回転する。
本実施形態によれば、このようにして、基板ホルダ3に取り付けられた状態の基板Sを、任意の角度及び速度で回転させることができる。また、本実施形態では、回転の角度に対する制約は原理的に存在しないという利点もある。
したがって、本実施形態によれば、レーザ光を用いた基板の加熱が可能であり、しかも、基板の任意の角度で自由に回転させることができる基板回転装置を提供することができるという利点がある。
(基板の3次元移動)
つぎに、基板Sを3次元方向(XYZ方向)に移動させる方法について説明する。
まず、Z方向(図1中上下方向)に基板Sを移動させる場合には、Z方向調整ハンドル44を回転操作する。すると、昇降体421及びスライダ422が、脚412に案内されながら昇降する。昇降体421が昇降すると、これに取り付けられた水平可動部43が昇降し、さらには、スリーブ48、支持体49、支持部24、基板ホルダ3を介して基板Sが昇降する。
つぎに、基板SをX方向(図1中左右方向)に移動させる場合には、X方向調整ハンドル45を回転操作する。すると、水平可動部43が、長孔431a〜d(図2参照)に沿って移動する。水平可動部43がX方向に移動すると、これに取り付けられたスリーブ48が移動し、さらには、支持体49、支持部24、基板ホルダ3を介して基板Sが移動する。
つぎに、基板SをY方向(図2中上下方向)に移動させる場合には、Y方向調整ハンドル46を回転操作する。すると、水平可動部43が、長孔421a〜d(図2参照)における長さ方向に沿って移動する。水平可動部43がY方向に移動すると、これに取り付けられたスリーブ48が移動し、さらには、支持体49、支持部24、基板ホルダ3を介して基板Sが移動する。
このようにして、基板Sを3次元方向に移動させることができる。これにより、チャンバ1内に固定されたイオン注入やスパッタリング用の装置に対して、基板Sの相対位置を適宜に調整することができるという利点がある。
ここで、本実施形態では、光束導入部121等の、光束を導入するための部分の径を大きめに形成しておけば、基板ホルダ3が多少移動しても、基板ホルダ3にレーザ光を照射することができ、基板Sを加熱することができる。
また、本実施形態では、一方向に延長された支持部24により基板ホルダ3を支持しているので、基板ホルダ3が加熱されたとしても、第1歯車22等の回転駆動機構の過熱のおそれを低減させることができる。すなわち、本実施形態では、支持部24により、断熱作用を発揮することができる。回転駆動部分が過熱されると、部材の熱膨張や潤滑剤の過熱によって回転に不都合を来すおそれがあるが、本実施形態によれば、このような問題を生じにくいという利点がある。
なお、前記実施形態および実施例の記載は単なる一例に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、上記に限らない。
例えば、前記実施形態では、転動体として歯車を用いたが、ローラを用いる事も可能である。
また、前記実施形態では、基板加熱用にレーザ光を用いたが、通常の白色光をレンズや反射鏡で集光した光束を用いることも可能である。
本発明の一実施形態に係る基板回転装置の概略的な縦断面図であり、図2におけるA−A線矢視に相当する図である。 図1の平面図である。 図1における支持部の下端近傍における拡大図である。 図3の底面図である。
符号の説明
S 基板
1 チャンバ
11 チャンバ本体
12 蓋体
121 光束導入部
122 密閉部材
2 基板回転機構
21 入力軸
22 第1歯車(第1転動体)
23 第2歯車(第2転動体)
231 光束通過部
24 支持部
241 光通路
242 開口
243 基板露出用の孔
244 立上り部
3 基板ホルダ
31 ねじ
32 止め具
4 基板変位機構
41 固定台
411 天板
412 脚
42 昇降部
421 昇降体
421a〜d 長孔
4211 ブロック
422 スライダ
43 水平可動部
431 可動体
431a〜d 長孔
432 アングル材
44 Z方向調整ハンドル
441 ねじ部
45 X方向調整ハンドル
451 ねじ部
46 Y方向調整ハンドル
461 ねじ部
47 カバー部
471 ベローズ
48 スリーブ
49 支持体

Claims (4)

  1. チャンバと、基板回転機構と、基板ホルダとを備えており、
    前記チャンバは、その内部に前記基板ホルダを収容する構成となっており、
    かつ、前記チャンバは、光束導入部を備えており、
    前記光束導入部は、前記チャンバの内部に、基板加熱用の光束を導入するものであり、
    前記基板回転機構は、入力軸と、第1転動体と、第2転動体と、支持部とを備えており、
    前記入力軸は、回転駆動力を入力するものであり、
    前記第1転動体と、前記第2転動体と、前記支持部とは、前記チャンバの内部に配置されており、
    前記第1転動体は、前記入力軸に取り付けられており、
    前記第2転動体は、前記入力軸と偏心した位置に配置されており、
    かつ、前記第2転動体は、前記第1転動体の回転に伴って回転駆動される構成となっており、
    さらに、前記第2転動体は、この第2転動体を軸方向に貫通して前記光束を通過させる光束通過部を備えており、
    前記支持部は、前記第2転動体に取り付けられて、前記第2転動体の回転に伴って、この第2転動体と同軸で回転する構成となっており、
    かつ、前記支持部は、一方向に延長されており、
    前記支持部の内部には、前記第2転動体の光束通過部を通過した前記光束を通過させる光通路が形成されており、
    前記支持部の延長方向における端部近傍には、前記基板ホルダが取り付けられており、
    前記基板ホルダは、前記光通路を通過した前記光束によって照射される位置に配置されている
    ことを特徴とする基板回転装置。
  2. さらに、基板変位機構を備えており、
    この基板変位機構は、前記支持部を3次元方向に移動させることにより、前記基板ホルダを3次元方向に移動させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板回転装置。
  3. 前記第1転動体及び第2転動体は歯車であることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板回転装置。
  4. 前記チャンバは、チャンバ本体と蓋体とを備えており、前記光束導入部は、前記蓋体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板回転装置。
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