JP3143369U - レーザーマーキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブル上に搭載されているワークの上下方向の任意の位置にレーザー光の焦点を合わせるようにした簡便構造のレーザーマーキング装置を提供する。
【解決手段】テーブル7のワーク6を搭載する部位(移動テーブル7a)を上下方向に移動自在に形成する。また、この移動と出力ヘッド3の水平方向の移動とを同期制御して所望のマークをワーク6内に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、レーザー源からのレーザー光を反射してワークを搭載しているテーブル側に照射するミラーが前記テーブル面と平行(X軸方向)に移動するレーザーマーキング装置に係り、特に前記ワーク内の任意の上下位置にレーザー光の焦点を位置決めできるレーザーマーキング装置に関する。
図5(a)はプロッタ方式のレーザーマーキング装置の概要構造を示す。
レーザーマーキング装置は、レーザー光2を発振するレーザー源(レーザー発振器)1と、出力ヘッド3等とからなり、加工物のワーク6はテーブル7上に搭載される。
出力ヘッド3にはレーザー源1から水平方向(X軸方向)に発振されているレーザー光2を受けてこれを垂直方向(Z軸方向)に反射するミラー4と、ミラー4からのレーザー光を集光してワーク6へ照射するためのレンズ5等を有するものからなる。また、出力ヘッド3は水平方向移動機構部8によりX軸方向に移動可能に形成されている。
また、レーザーマーキング装置としては数多くの公知技術があり、その一例として「特許文献1」が挙げられる。
特開2005−106866号(図1)
図5(a)に示したレーザーマーキング装置は図5(b)に示すようにワーク6に対しては一点(焦点P)に照射されるものであり、ワーク6の表面から焦点Pまでの距離δは一定の値となる。前記のように出力ヘッド3はX軸方向に移動自在のため、ワーク6には前記のδの同じ深さ位置において任意のマークをレーザー光2によって形成することができる。
また、「特許文献1」の「特開2005−106866号」の「レーザーマーキング装置のフォーカス調整装置」もその図1に示すように一定のマーキング面Mの位置にレーザー光が照射されるようになっている。
しかしながら、ワーク6としては薄板状の平板のみでなくブロック状のものもあり、この場合にはブロック体の内部の上下方向の任意の位置にレーザー光2の焦点を集光させる必要がある。このためには、従来のレーザーマーキング装置では出力ヘッド3の照射構造を変える必要があり、この変更は通常困難である。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、簡便の手段によりワークに対するレーザー光の焦点位置を変化することができ、かつミラーの移動と焦点位置との変更を同期制御することによりブロック等の内部に所望のマークを加工することができるレーザーマーキング装置を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、レーザー源(レーザー発振器)からのレーザー光をワークを搭載するテーブル面と平行に(X軸方向)に移動するミラーを介してテーブルに搭載されているワークに垂直に照射して該ワークにマークを形成するレーザーマーキング装置であって、該装置は、前記ワークの搭載されている前記テーブルの部位がZ軸方向(垂直方向)に昇降自在に自動制御されることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記ミラーのX軸方向の移動と前記ワークの搭載されているテーブルの部位のZ軸方向の昇降動作とがマーキングの形態に対応して同期制御されることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記テーブルが、装置の固定側に対してローラ支持されることを特徴とする。
本考案の請求項1のレーザーマーキング装置によれば、ワークを搭載しているテーブルの部位をZ軸方向に移動することができるため、レーザー光の焦点位置が一定でも、その焦点のワークに対して変化させることができる。なお、テーブルの昇降手段は特に複雑な構造を必要としないため本考案は、簡便に実施することができる。
また、本考案の請求項2のレーザーマーキング装置によれば、ワークの昇降とミラーの水平移動とを同期制御させることができるため、ワーク内に所望のマークを容易に、かつ正確に形成することができる。
また、本考案の請求項3のレーザーマーキング装置によれば、テーブルが固定側にローラ支持されているため、ワークの出入が容易にでき、例えば、ガラス製のワークの場合のように破損しやすいワークに対して損傷防止が確実にできる。
以下、本考案のレーザーマーキング装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1に示すように、本考案のレーザーマーキング装置100は大別して次の構成からなる。即ち、レーザー源(レーザー発振器)1と、出力ヘッド3ト、ベース台11上に載置されているテーブル7と、出力ヘッド3の水平方向移動機構部8と、テーブル7の一部分(以下、移動テーブル7aという)をZ軸方向に移動させるテーブル昇降機構部9と、水平方向移動機構部8とテーブル昇降機構部9とを同期制御する同期制御部10等とからなる。ワーク6は移動テーブル7a上に搭載される。また、出力ヘッド3内にはミラー4やレンズ5等が収納されている。以上の構造によりレーザー源1からのレーザー光2はワーク6の焦点Pの位置に照射される。
以上の構成要素において水平方向移動機構部8は公知技術であり、ここでの説明は省略する。テーブル昇降機構部9はテーブル7aの下方側に配置される例えば、シリンダ9aの如きものからなり、スプリング9bを介してテーブル7aを支持する。このシリンダ9aやスプリング9bはベース台11に凹設される穴11a内に収納され、シリンダ9aの動作により移動テーブル7aを昇降させることができる。
移動テーブル7aがテーブル7と同一水平面上にある場合には移動テーブル7a上のワーク6には焦点Pの位置にレーザー光2が照射される。この場合、ワーク6の上面から焦点Pまでの寸法をaとする。
次に、図2に示すように、シリンダ9aを動作して移動テーブル7aを下げるとワーク6も共に下降し、ワーク6に対するレーザー光2の焦点Pの位置はワーク6の表面からa′の位置に来る。以上のように、移動テーブル7aの昇降により、ワーク6内におけるレーザー光2の焦点位置を自由に変えることができる。これによりワーク6の任意の深さ位置にマークを形成することができる。
以上のように、ワーク6の上下方向に任意の位置にレーザー光2の焦点を合わせることができるが、ワーク6に形成されるマークとしてはその形態に対応する必要があり、図3に示すようにこのためには出力ヘッド3を移動させる水平方向移動機構部8とテーブル昇降機構部9とを同期制御する必要がある。この同期制御によりワーク6内に所望のマークを形成することができる。
図4はテーブル7がベース台11上にローラ12により支持されるものを示す。ローラ12によりテーブル7は移動が円滑にでき、ワーク6の移動テーブル7a側との出入が安全にできる。これにより、ワーク6の損傷防止が確実にできる。
本考案は以上の説明の内容からなるが、対象のレーザーマーキング装置としてはプロッタ方式のものに限定するものでなく、その他のものにも適用される。また、本考案は以上の説明に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
前記のように、本考案はすべてのレーザーマーキング装置に適用可能であり、その利用範囲は極めて広い。
本考案のレーザーマーキング装置の全体概要構造を示す正面断面図。 図1における移動テーブルまわりの構造を示す模式的部分断面図。 本考案の各機構部の同期制御を説明するための模式的ブロック図。 テーブルがローラ支持されている場合を示す模式的部分断面図。 従来のプロッタ方式のレーザーマーキング装置の概要構造を示す正面断面図(a)及びレーザー光の照射構造を示す模式的部分断面図。
符号の説明
1 レーザー源(レーザー発振器)
2 レーザー光
3 出力ヘッド
4 ミラー
5 レンズ
6 ワーク
7 テーブル
7a 移動テーブル
8 水平方向移動機構部
9 テーブル昇降機構部
9a シリンダ
9b スプリング
10 同期制御部
11 ベース台
11a 穴
12 ローラ
100 レーザーマーキング装置

Claims (3)

  1. レーザー源(レーザー発振器)からのレーザー光をワークを搭載するテーブル面と平行に(X軸方向)に移動するミラーを介してテーブルに搭載されているワークに垂直に照射して該ワークにマークを形成するレーザーマーキング装置であって、該装置は、前記ワークの搭載されている前記テーブルの部位がZ軸方向(垂直方向)に昇降自在に自動制御されることを特徴とするレーザーマーキング装置。
  2. 前記ミラーのX軸方向の移動と前記ワークの搭載されているテーブルの部位のZ軸方向の昇降動作とがマーキングの形態に対応して同期制御されることを特徴とする請求項1に記載のレーザーマーキング装置。
  3. 前記テーブルが、装置の固定側に対してローラ支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザーマーキング装置。
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