JP2008158438A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008158438A
JP2008158438A JP2006349897A JP2006349897A JP2008158438A JP 2008158438 A JP2008158438 A JP 2008158438A JP 2006349897 A JP2006349897 A JP 2006349897A JP 2006349897 A JP2006349897 A JP 2006349897A JP 2008158438 A JP2008158438 A JP 2008158438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
stirring
forming apparatus
image forming
cylindrical member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006349897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4903551B2 (ja
Inventor
Susumu Kikuchi
進 菊地
Yuichi Takashima
裕一 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2006349897A priority Critical patent/JP4903551B2/ja
Priority to KR1020070036624A priority patent/KR101385965B1/ko
Publication of JP2008158438A publication Critical patent/JP2008158438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903551B2 publication Critical patent/JP4903551B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0907Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush with bias voltage
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0808Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0889Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for agitation or stirring
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】現像剤を攪拌する攪拌器の摩耗を防止することの可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、現像剤を担持する現像ローラ20と、現像剤を攪拌する攪拌ユニット30とを備える。攪拌ユニット30は、現像剤槽331と、中空部と現像剤槽331の外部とを連通させて現像剤槽331内に固定される筒状部材311と、筒状部材311に回転可能に挿入され、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成された攪拌磁石313と、筒状部材311の外周面に設けられ、攪拌磁石313を支持する支持軸314の軸方向に対して螺旋状の傾斜面を有する攪拌翼312とを備える。攪拌磁石313の回転に伴って、攪拌磁石313の磁力により現像剤を筒状部材311の外周面上で攪拌磁石313の回転方向に回転させ、攪拌翼312の傾斜によって現像剤を筒状部材311の長手方向に搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、より詳細には、画像形成装置の現像剤の混合攪拌システムに関する。
電子写真方式の画像形成装置は、一様に帯電した感光体ドラムの外周面に静電潜像を形成し、静電潜像をトナーによって可視化することにより画像を形成する装置であって、高速に画像形成することができるため、ディジタル方式のプリンタや複写機などに用いられている。このような画像形成装置において、高画質化、高速化の要求を満たすため、近年では、主に二成分磁気ブラシ現像方法が採用されている。
二成分現像方法では、磁性体であるキャリアと非磁性または弱磁性を有するトナーとからなる二成分現像剤が使用される。二成分現像剤は、現像ユニットの攪拌器によってキャリアとトナーとが均一となるよう混合されるとともに、トナーが摩擦帯電するように攪拌される。
従来の攪拌器は、攪拌槽内に例えばシャフトに攪拌翼が設けられた2つのスクリューを平行に配置して、これらのスクリューを回転させることによりスクリュー間で現像剤を循環させるように構成される(例えば、特許文献1)。このような攪拌器では、スクリューの回転によって現像剤がシャフトに設けられた攪拌翼上を流れることにより搬送される。
特許第3508104号公報
従来の攪拌器ではスクリューが攪拌槽中に設けられているため、現像剤がシャフトの軸受部に現像剤が流入し、軸受部を摩耗させてしまう。これを防止するために、例えば図7に示すように、攪拌槽11内に設けられたシャフト12の、攪拌翼13が形成されている部分の端部と軸受部14との間に、例えばオイルシール等のシール部材15が設けられる。しかし、このようなシール部材15を設けても、現像剤がシール部材15に回り込んでシール部材15が摩耗し、さらに軸受部14も摩耗してしまう。このため、シール部材15や軸受部14の寿命は短く、高価な現像ユニットを短期間で交換する必要があった。
また、2つのスクリューの両端付近では、一の搬送路から他の搬送路へ現像剤が搬送される現像剤の受け渡し領域が形成される。この現像剤の受け渡し領域まで攪拌翼が設けられると、受け渡し領域において現像剤が圧縮されてしまう。このため、キャリアの表面コート剤が剥離したりトナーが摩耗したりするなど、現像剤が劣化してしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、現像剤を攪拌する攪拌器の摩耗を防止することの可能な、新規かつ改良された画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、内部に複数の磁極からなるマグネットローラを有し、周面にキャリアとトナーからなる現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を攪拌して現像剤担持体に供給する現像剤攪拌器と、を備える画像形成装置が提供される。かかる画像形成装置の現像剤攪拌器は、現像剤槽と、中空部と現像剤槽の外部とを連通させて現像剤槽内に固定される筒状部材と、筒状部材に回転可能に挿入され、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成されたマグネット軸と、筒状部材の外周面に設けられ、マグネット軸の軸方向に対して螺旋状の傾斜面を有する攪拌翼と、を備える。そして、現像剤攪拌器は、マグネット軸の回転に伴って、マグネット軸の磁力により現像剤を筒状部材の外周面上でマグネット軸の回転方向に回転させ、攪拌翼の傾斜によって現像剤を筒状部材の長手方向に搬送することを特徴とする。
本発明の現像剤攪拌器は、現像剤槽の内面と回転しない筒状部材の外周部によって囲まれた空間において現像剤を攪拌しながら搬送する。筒状部材の内部にはマグネット軸が回転可能に設けられ、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成されたマグネット軸が回転することにより、筒状部材の外周面における磁場が変化する。この磁場の変化によって、現像剤はマグネット軸の回転方向に移動する力を受ける。そして、現像剤は筒状部材の外周面に形成された螺旋状の攪拌翼の傾斜によって押圧され、筒状部材の長手方向に搬送される。このように、現像剤と接触しないマグネットローラから筒状部材を介して現像剤に働く磁力を用いることにより、現像剤を移動させることができる。
ここで、現像剤槽には、現像剤担持体と対向する領域に開口部が形成される。これにより、現像剤槽に設けられた筒状部材の外周面と現像剤担持体の外周面とが対向するようになる。これにより、現像剤槽の内部に設けられた筒状部材の外周面上を移動する現像剤を現像剤担持体の周面に移行させることができる。
このとき、現像剤攪拌器側から現像剤担持体への現像剤の移行を妨げないために、筒状部材の現像剤担持体と対向する領域には攪拌翼を形成しないようにしてもよい。また、現像剤担持体と筒状部材とが対向する領域において、現像剤担持体の回転方向下流側の、現像剤担持体と前記筒状部材との間に、磁気遮蔽部材を設けてもよい。
また、現像剤攪拌器には、筒状部材とマグネット軸から構成される少なくとも2つの攪拌搬送部と、相隣接する攪拌搬送部の間に設けられる隔壁とを備えることもできる。すなわち、攪拌搬送部は、現像剤槽および隔壁により構成される例えば筒状の搬送路内に挿入されているようになる。このとき、各攪拌搬送部は、各攪拌搬送部の筒状部材の長手方向が平行となるように配置される。また、相隣接する攪拌搬送部による現像剤の搬送方向は異なるように構成される。
さらに、攪拌搬送部の両端部には、隔壁を開口して相隣接する攪拌搬送部を連通させて、一の攪拌搬送部から他の攪拌搬送部へ現像剤が移動可能な現像剤移動領域を形成することもできる。これにより、各攪拌搬送部が設けられた各搬送路が現像剤移動領域を介して連通されるので、現像剤が攪拌される領域が増加し、トナーとキャリアを均一に混合させることができる。このとき、少なくとも1つの現像剤移動領域において、現像剤の移動元の筒状部材の外周面における磁力は、現像剤の移動先の筒状部材の外周面における磁力よりも小さくなるように構成される。これにより、現像剤移動領域において、現像剤に対して移動元から移動先へと引き寄せる力が働くので、搬送路間の移動を円滑に行うことができる。
また、相隣接する攪拌搬送部の2つのマグネット軸は、少なくとも現像剤移動領域において、異なる磁極が対向するように互いに回転される。異なる磁極を対向させることによって磁極間に引き付ける力が働くので、搬送路間の現像剤の移動を円滑にすることができる。さらに、現像剤移動領域には、現像剤の移動元の筒状部材の外周面と現像剤の移動先の現像剤槽の内面とを結合する現像剤案内板を設けてもよい。これにより、現像剤を移動元から移動先へと円滑に移動させることができる。
一方、攪拌効率を向上させるために、筒状部材にマグネット軸の回転方向への現像剤の流れを阻害する阻害部材を設けてもよい。または、攪拌翼に、少なくとも1つの孔を形成してもよい。これにより、搬送路内を攪拌搬送部によって搬送される現像剤の流れに乱流を発生させて、現像剤をより攪拌させることができる。
また、攪拌翼は、の外縁部が現像剤槽の内面と接触しないように設けるのがよい。現像剤槽の内部に隔壁が設けられる場合には、隔壁にも接触しないようにする。攪拌搬送部により搬送された現像剤が搬送路の一端で滞留すると、現像剤に圧力が掛かり、現像剤の劣化を招いてしまう。攪拌翼の外縁部と現像剤槽とを接触させずに隙間を形成することにより、現像剤に掛かる圧力を開放することができる。
以上説明したように本発明によれば、現像剤を攪拌する攪拌器の摩耗を防止することの可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<画像形成装置の概略構成>
まず、図1に基づいて、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる画像形成装置1の概略構成を示す概略側面図である。
本実施形態にかかる画像形成装置1は、図1に示すように、感光体ドラム10と、現像ローラ20と、攪拌ユニット30とを備える。
感光体ドラム10は、周面に画像が形成される静電潜像担持体であり、例えばOPC(Organic PhotoConductor)からなる。感光体ドラム10の周囲には、感光ドラム10を帯電する帯電ユニット(図示せず。)、帯電された感光体ドラム10の周面を露光して静電潜像を形成する露光ユニット(図示せず。)、現像剤を攪拌する攪拌ユニット30、感光体ドラム10上に形成された静電潜像を現像する現像ローラ20、感光体ドラム10の周面をクリーニングするクリーニングユニット(図示せず。)、そして感光体ドラム10の電位をリセットする除電ランプ(図示せず。)が配置されている。
現像ローラ20は、感光体ドラム10上に形成された静電潜像に対してトナーを供給する現像剤担持体である。現像ローラ20は、マグネットローラ210と、現像スリーブ220とからなる。マグネットローラ210は、図1に示すように、例えば5極の磁極(磁極S1、S2、N3、S3、N1)を有しており、感光体ドラム10と対向する領域、すなわち感光体ドラム10に形成された静電潜像を現像する現像領域には異なる磁極が交互に配置される。一方、攪拌ユニット30と対向する位置には、同じ磁極が隣接して配置されている。現像スリーブ220は、非磁性の金属からなる筒状部材である。本実施形態にかかる現像ローラ20では現像スリーブ220のみが回転し、現像スリーブ220内に配置されたマグネットローラ210は筐体5に固定されている。また、現像ローラ20には、現像バイアスを印加する現像バイアス印加部(図示せず。)が設けられている。
攪拌ユニット30は、現像剤を構成する磁性体のキャリアと非磁性体または弱磁性体のトナーとを攪拌して、キャリアとトナーとを帯電させるユニットである。攪拌ユニット30は、例えば図1に示すように、第1の攪拌搬送部310と第2の攪拌搬送部320とからなる。第2の攪拌搬送部320によって攪拌しながら搬送された現像剤は、第1の攪拌搬送部310により攪拌、搬送されながら現像ローラ20の周面に移行する。本実施形態では、キャリアは正に帯電し、トナーは負に帯電する。第2の攪拌搬送部320には、トナー濃度を検出するためのトナー濃度センサ340が設けられており、搬送路内のトナー濃度が低下すると現像剤供給部50から搬送路内に現像剤が供給される。なお、攪拌ユニット30の詳細な構成については後述する。
このような画像形成装置1は、まず、帯電ユニットより感光体ドラム10の周面が帯電され、感光体ドラム10の周面の電位が、例えば約−600Vとなる。次いで、帯電した感光体ドラム10の周面を露光ユニットにより露光して静電潜像を形成する。感光体ドラム10の周面のうち露光された部分は電位が低くなり、例えば約−100Vまで下がる。さらに、感光体ドラム10に形成された静電潜像を現像領域にて現像する。このとき、現像ローラ20には約−500Vの現像バイアスが印加されており、感光体ドラム10との電位差によって負に帯電したトナーが現像ローラ20から感光体ドラム10の露光された部分に移行することによりトナー像が形成される。
トナー像が形成されると、感光体ドラム10を回転させて、トナー像を転写ローラ(図示せず。)と感光体ドラム10とが対向する領域に搬送する。転写ローラには転写バイアスが印加されており、転写ローラと感光体ドラム10との電位差によってトナー像が転写ベルトに転写される。その後、感光体ドラム10に残像した現像剤がクリーニングユニットによって回収されて、除電ランプにより感光体ドラム10の電位がリセットされる。
以上、本実施形態にかかる画像形成装置1の概略構成について説明した。次に、図2〜図5に基づいて、本実施形態にかかる画像形成装置1のうち、特に本実施形態の特徴部分である攪拌ユニット30の構成について詳細に説明する。なお、図2は、本実施形態にかかる画像形成装置1の部分断面図である。図3は、図2のA−A切断線における断面図である。図4は、図2のB−B切断線における断面図である。図5は、図2のC−C切断線における断面図である。
<攪拌ユニットの構成>
本実施形態にかかる画像形成装置1の攪拌ユニット30は、図2に示すように、現像剤槽331と、現像剤槽331の内部に設けられた第1の攪拌搬送部310および第2の攪拌搬送部320とからなる。現像剤槽331は、攪拌される現像剤が収容される容器であって、本実施形態にかかる現像剤槽331は、画像形成装置1の筐体5と連結されて一体に設けられているとする。本実施形態において第1の攪拌搬送部310と第2の攪拌搬送部320とは、各攪拌搬送部310、320の支持軸314、324が平行となるように上下に配置されている。また、第1の攪拌搬送部310は、第2の攪拌搬送部320とほぼ反対側において第1の攪拌搬送部310と現像ローラ20のマグネットローラ210を支持する支持軸211とが平行となるように、現像ローラ20と隣接して配置される。
第1の攪拌搬送部310は、第1の筒状部材311と、第1の攪拌翼312と、第1の攪拌磁石313と、第1の支持軸314とから構成される。第1の筒状部材311は、両端部が現像剤槽331の内壁に固定され、中空部が現像剤槽331の外部と連通するように設けられる。
第1の攪拌翼312は、第1の筒状部材311の外周面に設けられ、第1の攪拌磁石313の長手方向に対して螺旋状の傾斜面を有する。第1の攪拌翼312は、第1の攪拌搬送部310と現像ローラ20との間で行われる現像剤の授受を妨げないように、現像ローラ20と対向する領域には形成されない。本実施形態では、図3に示すように、例えば、第1の攪拌磁石313の中心Cに対して現像ローラ20の回転中心Cと反対側に位置する第1の筒状部材311の外周面のうち、所定の角度θ(例えば、約200°〜215°)の領域に第1の攪拌翼312が形成されている。また、図2に示すように、現像剤供給部50から供給された現像剤が落下する位置には、第1の攪拌翼312は設けないようにしてもよい。
第1の攪拌磁石313は、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成された略円柱状の磁石であり、例えば図3に示すように、第1の支持軸314を中心として4つの磁極(磁極S1a、N1a、S1a、N2a)が配置されて構成される。第1の攪拌磁石313は、第1の筒状部材311の内部に挿入されている。また、第1の支持軸314は、第1の軸受部316によって回転可能に支持されており、外部の駆動部(図示せず。)と連結部317を介して連結される。すなわち、第1の攪拌磁石313は、第1の筒状部材311の内部で外部の駆動部によって回転駆動される。
第1の攪拌搬送部310は、上述したように、現像ローラ20の現像スリーブ220と対向して配置されている。ここで、第1の筒状部材311と現像ローラ20との間には、磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材335が設けられる。磁気遮蔽部材335は、第1の攪拌搬送部310から現像ローラ20への現像剤の移動を妨げる部材であって、例えばアルミニウムやSUSなどの非磁性体部材や樹脂などの磁気を遮蔽する部材からなる。磁気遮蔽部材335は、第1の筒状部材311と現像ローラ20とが対向する領域であって、現像ローラ20の回転中心Cと第1の攪拌磁石313の中心Cとを結んだ線よりも現像ローラ回転方向下流側に設けられる。
第2の攪拌搬送部320は、第1の攪拌搬送部310とほぼ同様に構成されており、第2の筒状部材321と、第2の攪拌翼322と、第2の攪拌磁石323と、第2の支持軸324とから構成される。第2の筒状部材321は、両端部が現像剤槽331の内壁に固定され、中空部が現像剤槽331の外部と連通するように設けられる。
第2の攪拌翼322は、第2の筒状部材321の外周面に設けられ、第2の攪拌磁石323の長手方向に対して螺旋状の傾斜面を有する。第2の攪拌翼322は、第2の筒状部材321の周囲を1周するように形成される。
第2の攪拌磁石323は、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成された略円柱状の磁石であり、例えば図3に示すように、第2の支持軸324を中心として4つの磁極(磁極S1b、N1b、S1b、N2b)が配置されて構成される。第2の攪拌磁石323は、第2の筒状部材321の内部に挿入されている。また、第2の支持軸324は、第2の軸受部326によって回転可能に支持されており、外部の駆動部(図示せず。)と連結部327を介して連結される。すなわち、第2の攪拌磁石323は、第2の筒状部材321の内部で外部の駆動部によって回転駆動される。
また、本実施形態にかかる第2の攪拌搬送部320には、現像剤の攪拌効率を高めるために、第2の筒状部材321の外周面に突起部328が形成されている。突起部328を設けることにより、現像剤が第2の筒状部材の周方向に移動する流れが妨げられるので、現像剤をより攪拌することができる。なお、現像剤の流れを妨げる阻害部材として、本実施形態では第2の攪拌搬送部320に突起部328を1つ設けたが、かかる例に限定されず、例えば所定の間隔をおいて複数の阻害部材を設けてもよい。阻害部材の形状も、図2に示すような略板状の突起に限定されない。また、阻害部材を第1の攪拌搬送部310に設けてもよい。
第1の攪拌搬送部310と第2の攪拌搬送部320との間には、図2および図3に示すように、各攪拌搬送部310、320を区画するための隔壁332が設けられる。これにより、現像剤が搬送される、現像剤槽331、隔壁332、そして第1の筒状部材311により囲まれた空間(経路P3)と、現像剤槽331、隔壁332、そして第2の筒状部材321により囲まれた空間(経路P1)が形成される。また、隔壁332は、長手方向両端側には形成されず、第1の攪拌搬送部310が設けられた空間(経路P3)と、第2の攪拌搬送部320が設けられた空間(経路P1)とが両端付近で連通する。これにより、第1の攪拌搬送部310が設けられた空間と第2の攪拌搬送部320が設けられた空間とを連結する経路P2、P4が形成される。
経路P2は現像剤を経路P1から経路P3へ、経路P4は現像剤を経路P3から経路P1へ移動させる現像剤移動領域として機能する。現像剤移動領域において現像剤が円滑に移動されるように、本実施形態では現像剤を案内する現像剤案内板333、334が設けられる。
現像剤案内板333は、図4に示すように、第2の筒状部材321の外周面と第1の攪拌搬送部310側の現像剤槽331の内壁とを連結するように設けられる。このとき、現像剤の流れに沿って現像剤を案内するため、現像剤案内板333は、第2の筒状部材321側から第2の攪拌磁石323の回転方向に沿って上方に延びるように(図4において左斜め上方向に傾斜されて)設けられる。一方、現像剤案内板334は、図5に示すように、第1の筒状部材311の外周面と第2の攪拌搬送部320側の現像剤槽331の内壁とを連結するように設けられる。現像剤案内板334は、第1の筒状部材311から、第1の攪拌磁石313の回転方向に沿って下方に延びるように(図5において左斜め下方向に傾斜されて)設けられる。また、かかる構成により、移動元の攪拌搬送部から移動先の攪拌搬送部へ現像剤を移動させるときに、現像剤が移動元の攪拌搬送部へ戻らないようにすることもできる。
また、上述したように、第2の攪拌搬送部320には第2の攪拌搬送部320が設けられた空間(経路P1)におけるトナー濃度を検知するトナー濃度センサ340が設けられている。経路P1におけるトナー濃度が低下すると、第1の攪拌搬送部310の一端側の上方に設けられた現像剤供給部50から搬送路内に現像剤が供給される。現像剤供給部50から供給された現像剤は、内部に供給スクリュー520が設けられた現像剤供給管510を経由して、第1の攪拌搬送部310に投入される。
<攪拌ユニットの作用>
次に、図6に基づいて、本実施形態にかかる攪拌ユニット30による現像剤攪拌搬送作用について説明する。なお、図6は、本実施形態にかかる攪拌ユニット30の作用を説明するための説明図である。
本実施形態にかかる攪拌ユニット30は、第1の攪拌搬送部310および第2の攪拌搬送部320が設けられた空間で現像剤を移動させる。まず、第2の攪拌搬送部320が設けられた空間(経路P1)に位置する現像剤は、図6において右から左へ搬送される。第2の筒状部材321の内部に設けられた第2の攪拌磁石323を例えば図6紙面奥側へ回転させると、重力によって下方に片寄っている現像剤が第2の攪拌磁石323の磁力によって第2の筒状部材321の外周面上で第2の攪拌磁石323の回転方向に回転移動するようになる。これにより、現像剤は、現像剤槽331の底面より第2の攪拌磁石323の回転方向下流側の側面に片寄る。側面側に片寄った現像剤は第2の攪拌翼322により押され、第2の支持軸324の軸方向(第2の攪拌搬送部320の長手方向)へ移動する。
このように、現像剤を第2の筒状部材321の周方向に回転する力が第2の攪拌翼322によって第2の支持軸324の軸方向への移動力に変換されることにより、現像剤は、第2の攪拌搬送部320の作用により経路P2を図6の右から左へ移動する。ここで、本実施形態において、第1の攪拌搬送部310は第2の攪拌搬送部320の上方に位置するため、第2の攪拌搬送部320により図6の右から左へ搬送された現像剤は左端部に滞留して詰まりが生じてしまう。現像剤の詰まりが生じると、現像剤へ圧力がかかり現像剤が劣化してしまう。また、第2の攪拌搬送部320の左端部まで移動された現像剤は、現像剤移動領域である経路P2を経由して第1の攪拌搬送部310が設けられた空間(経路P3)へ移動されるが、重力に逆らって現像剤を移動させなければならない。
そこで、本実施形態では、現像剤移動領域(経路P2)において移動元である第1の攪拌搬送部310の磁力を移動先である第2の攪拌搬送部320の磁力よりも大きくすることにより、現像剤の上方へ引き上げるように移動させる。現像剤移動領域(経路P2)における第1の攪拌搬送部310の磁力を第2の攪拌搬送部320の磁力よりも大きくするには、例えば、現像剤移動領域(経路P2)における第2の攪拌磁石323の径を第1の攪拌磁石313の径よりも小さくしたり、第2の筒状部材321の径を第1の筒状部材311の径よりも大きくしたり、第2の筒状部材321の内周面に磁気遮蔽部材を設けることにより設定できる。このように磁力が働く状態を形成することにより、現像剤移動領域を経由して第1の攪拌搬送部310が設けられた空間へ現像剤を移動させることができる。
また、上述したように、本実施形態では第2の筒状部材321の外周面と第1の攪拌搬送部310が設けられた現像剤槽331の内面とを結合する現像剤案内板333を設けることにより、第2の攪拌磁石323および第1の攪拌磁石313の回転により形成される現像剤の流れに沿って現像剤を上方へ移動させることができる。
さらに、本実施形態にかかる攪拌ユニット30では、第2の攪拌翼322の外縁部と現像剤槽331の内面および隔壁332との間に隙間が形成されている。これは、現像剤が第2の攪拌搬送部320により右から左へ移動されて左端部に滞留したときに、現像剤にかかる圧力を開放するために形成される。これにより、現像剤の劣化を軽減することができる。なお、第1の攪拌翼312と隔壁332との間にも、同様に隙間が形成されている。
次いで、現像剤移動領域(経路P2)を介して第1の攪拌搬送部310が設けられた空間に搬送された現像剤は、第1の筒状部材311の内部に設けられた第1の攪拌磁石313の磁力によって、経路P3内を図6の左から右へ搬送される。経路P3における現像剤の搬送は、経路P1での現像剤の搬送と同様、第1の攪拌磁石313が図6の紙面手前側に回転すると、重力によって下方に片寄っている現像剤が第1の攪拌磁石313の磁力によって第1の筒状部材311の外周面上で第1の攪拌磁石313の回転方向に回転移動するようになる。これにより、現像剤は、壁面332より第1の攪拌磁石313の回転方向下流側の現像剤槽331の内側面に片寄る。内側面側に片寄った現像剤は第1の攪拌翼312により押され、第1の支持軸314の軸方向(第1の攪拌搬送部310の長手方向)へ移動する。
経路P3を搬送される現像剤は、現像ローラ20と対向する領域において、現像ローラ20側へ移行して現像スリーブ220の周面に付着する。このとき、現像ローラ20へ十分な現像剤が供給されるように、第1の攪拌翼312のピッチ(攪拌翼が筒状部材の周方向に1回転したときの軸方向の長さ)を、第2の攪拌翼322のピッチよりも大きくしてもよい。攪拌翼のピッチを大きくすることにより、現像剤の搬送量を高めることができる。
第1の攪拌搬送部310により経路P3の右端部に搬送された現像剤は、現像剤移動領域である経路P4を経由して第2の攪拌搬送部320が設けられた空間(経路P1)へ移動される。第1の攪拌搬送部310から第2の攪拌搬送部320への現像剤の移動は上から下への移動であるため、重力にしたがって現像剤を落下させればよい。このとき、現像剤移動領域(経路P4)における第1の攪拌磁石313の磁力をゼロにする、あるいは小さくすることにより、現像剤が移動元での磁場による拘束から開放され、現像剤をより容易に第2の攪拌搬送部320が設けられた空間(経路P1)に移動させることができる。この場合、現像剤移動領域(経路P4)における第1の攪拌磁石313の径を小さくしたり、第1の筒状部材311の径を大きくしたり、第1の筒状部材311の内周面に磁気遮蔽部材を設ければよい。
また、上述したように、本実施形態では第1の筒状部材311の外周面と第2の攪拌搬送部320が設けられた現像剤槽331の内面とを結合する現像剤案内板334を設けることにより、第1の攪拌磁石313および第2の攪拌磁石323の回転により形成される現像剤の流れに沿って現像剤を下方へ移動させることができる。
第1の攪拌搬送部310の右端部上方には、現像剤供給部50から供給される現像剤を攪拌ユニット30に搬送する現像剤供給管510が設けられている。トナー濃度センサ340により検知された経路P1のトナー濃度に応じて現像剤供給部50から供給された現像剤は、現像剤供給管510から、現像剤移動領域(経路P4)の上方から現像剤槽331へ投入される。したがって、第1の攪拌搬送部310により搬送された現像剤と、現像剤供給部50から投入された現像剤とは、ともに現像剤移動領域(経路P4)を介して第2の攪拌搬送部320が設けられた空間に搬送され、経路P1において第2の攪拌搬送部320によって攪拌されながら右から左へ搬送される。
このように、本実施形態にかかる攪拌ユニット30では、現像剤槽331、隔壁332および第1の筒状部材311により形成される空間(経路P3)と、現像剤槽331、隔壁332および第2の筒状部材321により形成される空間(経路P1)と、これらの経路P1、P3の両端部を連通させて形成された現像剤移動領域(経路P2、P4)とが形成される。そして、経路P1、経路P2、経路P3、経路P4、経路P1、・・・と現像剤を攪拌搬送部310、320によって攪拌しながら搬送することにより、トナーとキャリアとを帯電させるとともに均一に攪拌して、現像ローラ20に提供する。
かかる攪拌ユニット30では、筒状部材311、321の内部に挿入された攪拌磁石313、323の磁力が筒状部材311、321の外周面上にある現像剤に働くことによって、現像剤を移動させる。すなわち、現像剤は回転しない筒状部材311、321の外周面上を移動するのであり、現像剤に移動力を与えるための攪拌磁石313、323とは接していない。したがって、攪拌磁石313、323が固定された支持軸314、324を回転可能に支持する軸受部316、326に現像剤が流入することがない。このため、軸受部316、326を現像剤の流入によって摩耗させることがなく、軸受部316、236の寿命を長くすることができる。
さらに、攪拌磁石が配置される位置に応じて該攪拌磁石の磁力の大きさを変えることにより、現像剤の動きをコントロールし易くなる。本実施形態では、現像剤移動領域において、現像剤の移動先の攪拌磁石313(323)の磁力を移動元の攪拌磁石323(313)の磁力よりも大きくすることにより、現像剤が移動先の攪拌磁石側へ引き付けられるように構成されている。これにより、現像剤移動領域における現像剤の受け渡しが円滑になされるようにすることができる。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1について説明した。本発明の画像形成装置1は、攪拌搬送部310、320が設けられた空間にある現像剤を、現像剤と接触しないように筒状部材311、321の内部に挿入された攪拌磁石313、323を回転させることにより攪拌しながら搬送することを特徴とする。かかる構成により、現像剤は、固定された筒状部材311、321の外周面上を移動するので、回転する攪拌磁石313、323には接触せず、攪拌磁石313、323が固定された支持軸314、324を支持する軸受部316、326に流入することがない。これにより、軸受部316、326の摩耗を防止することができ、攪拌ユニット30の長寿命化、さらには画像形成装置1全体の長寿命化を実現できる。
また、現像剤の移動先の攪拌磁石313(323)の磁力を移動元の攪拌磁石323(313)の磁力よりも大きくなるように構成されている。これにより、現像剤移動領域における現像剤の受け渡しが円滑になされるようにすることができる。特に、攪拌搬送部310、320を上下に配置しても現像剤の受け渡しが問題なく行われることから、攪拌ユニットのレイアウトに柔軟性を持たせることができる。
なお、本実施形態の画像形成装置1は、現像ローラ20上に攪拌ユニット30から供給された現像剤を用いて現像剤層を形成し、現像ローラ20と感光体ドラム10との間に磁気ブラシを形成して、磁気ブラシによって感光体ドラム10上の静電潜像にトナーを供給するように構成されていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、現像剤攪拌器と現像ローラとの間にトナー供給ローラを設けて、トナー供給ローラを現像剤担持体としてトナー供給ローラ上に現像剤層を形成し、さらに、トナー供給ローラ上の現像剤層から現像ローラへトナーを供給して現像ローラ上にトナー層を形成して感光体ドラム上の静電潜像を現像するように構成された画像形成装置にも、本実施形態にかかる攪拌器を適用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、現像剤槽内に2つの攪拌搬送部が設けられたが、本発明はかかる例に限定されず、1つでもよく、3つ以上の攪拌搬送部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、現像剤槽の内部に1または2以上の攪拌搬送部を設け、相隣接する攪拌搬送部の間に隔壁を設けるように構成されたが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、1つの筒状の現像剤槽の内部に1つの攪拌搬送部を設けたユニットを複数連結させ、ユニットの連結された面を両端部で開口させることにより、攪拌ユニットを構成することもできる。
本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す概略側面図である。 同実施形態にかかる画像形成装置の部分断面図である。 図2のA−A切断線における断面図である。 図2のB−B切断線における断面図である。 図2のC−C切断線における断面図である。 同実施形態にかかる攪拌ユニットの作用を説明するための説明図である。 従来の攪拌器におけるシャフトの軸受部を示す部分断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 感光体ドラム
20 現像ローラ
210 マグネットローラ
220 現像スリーブ
30 攪拌ユニット
310 第1の攪拌搬送部
311 第1の筒状部材
312 第1の攪拌翼
313 第1の攪拌磁石
314 第1の支持軸
320 第2の攪拌搬送部
321 第2の筒状部材
322 第2の攪拌翼
323 第2の攪拌磁石
324 第2の支持軸
328 突起部
331 現像剤槽
340 トナー濃度センサ
50 現像剤供給部

Claims (12)

  1. 内部に複数の磁極からなるマグネットローラを有し、周面にキャリアとトナーからなる現像剤を担持する現像剤担持体と、
    現像剤を攪拌して前記現像剤担持体に供給する現像剤攪拌器と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記現像剤攪拌器は、
    現像剤槽と、
    中空部と前記現像剤槽の外部とを連通させて、前記現像剤槽内に固定される筒状部材と、
    前記筒状部材に回転可能に挿入され、異なる磁極を周方向に交互に配置して形成されたマグネット軸と、
    前記筒状部材の外周面に設けられ、前記マグネット軸の軸方向に対して螺旋状の傾斜面を有する攪拌翼と、
    を備え、
    前記マグネット軸の回転に伴って、前記マグネット軸の磁力により現像剤を前記筒状部材の外周面上で前記マグネット軸の回転方向に回転させ、前記攪拌翼の傾斜によって現像剤を前記筒状部材の長手方向に搬送することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記現像剤槽は、前記現像剤担持体と対向する領域に開口部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記攪拌翼は、前記現像剤担持体と対向する領域には形成されないことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤担持体と前記筒状部材との間には、磁気遮蔽部材が設けられることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記筒状部材と前記マグネット軸から構成される少なくとも2つの攪拌搬送部と、相隣接する前記攪拌搬送部の間に設けられる隔壁とを備え、
    前記各攪拌搬送部は、前記各攪拌搬送部の前記筒状部材の長手方向が平行となるように配置され、
    相隣接する前記攪拌搬送部による現像剤の搬送方向は異なることを特徴とする、請求項
    1に記載の画像形成装置。
  6. 前記攪拌搬送部は、前記現像剤槽および前記隔壁により構成される筒状の搬送路内に挿入されることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記攪拌搬送部の両端部には、前記隔壁を開口して相隣接する前記攪拌搬送部が連通されることにより、一の前記攪拌搬送部から他の前記攪拌搬送部へ現像剤が移動可能な現像剤移動領域が形成され、
    少なくとも1つの前記現像剤移動領域において、現像剤の移動元の前記筒状部材の外周面における磁力は、現像剤の移動先の前記筒状部材の外周面における磁力よりも小さいことを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 相隣接する前記攪拌搬送部の2つの前記マグネット軸は、異なる磁極が対向するように互いに回転することを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記現像剤移動領域には、現像剤の移動元の前記筒状部材の外周面と現像剤の移動先の前記現像剤槽の内面とを結合する現像剤案内板が設けられることを特徴とする、請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記筒状部材には、前記マグネット軸の回転方向への現像剤の流れを阻害する阻害部材が設けられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記攪拌翼には、少なくとも1つの孔が形成されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記攪拌翼は、前記現像剤槽の内面と接触しないように設けられることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2006349897A 2006-12-26 2006-12-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4903551B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006349897A JP4903551B2 (ja) 2006-12-26 2006-12-26 画像形成装置
KR1020070036624A KR101385965B1 (ko) 2006-12-26 2007-04-13 화상형성장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006349897A JP4903551B2 (ja) 2006-12-26 2006-12-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008158438A true JP2008158438A (ja) 2008-07-10
JP4903551B2 JP4903551B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=39659369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006349897A Expired - Fee Related JP4903551B2 (ja) 2006-12-26 2006-12-26 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4903551B2 (ja)
KR (1) KR101385965B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108473A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Canon Inc 現像装置
JP2013025142A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Kyocera Document Solutions Inc トナー分散機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019028322A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社リコー 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301078A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Hitachi Metals Ltd 電子写真用現像剤の撹拌装置
JPH0973218A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Ricoh Co Ltd 現像ユニット
JPH1031363A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Toshiba Corp 現像装置
JPH1152726A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Bando Chem Ind Ltd 現像装置
JPH1152692A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Sanyo Electric Co Ltd 現像装置
JPH11174798A (ja) * 1997-12-11 1999-07-02 Toshiba Corp 現像装置
JP2002214892A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Konica Corp 画像形成装置
JP2003005519A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Ricoh Co Ltd 現像装置、および画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301078A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Hitachi Metals Ltd 電子写真用現像剤の撹拌装置
JPH0973218A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Ricoh Co Ltd 現像ユニット
JPH1031363A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Toshiba Corp 現像装置
JPH1152692A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Sanyo Electric Co Ltd 現像装置
JPH1152726A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Bando Chem Ind Ltd 現像装置
JPH11174798A (ja) * 1997-12-11 1999-07-02 Toshiba Corp 現像装置
JP2002214892A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Konica Corp 画像形成装置
JP2003005519A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Ricoh Co Ltd 現像装置、および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108473A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Canon Inc 現像装置
JP2013025142A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Kyocera Document Solutions Inc トナー分散機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080060123A (ko) 2008-07-01
JP4903551B2 (ja) 2012-03-28
KR101385965B1 (ko) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5146724B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2008299107A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2006163292A (ja) 現像装置
JP2008304846A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2009058649A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4731959B2 (ja) 現像装置
JP2008262091A (ja) 現像装置、および画像形成装置
JP2014191038A (ja) 粉体搬送装置、現像装置、画像形成装置
JP4903551B2 (ja) 画像形成装置
JP5688675B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP6204286B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5332276B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4217750B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2008152270A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4840527B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4897155B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP4640401B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP6734747B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5064163B2 (ja) 現像装置、画像形成装置
JP2006349732A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセカートリッジ
JP5193933B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4614691B2 (ja) 画像形成装置における現像装置
JP2008116656A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2011150124A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5422434B2 (ja) トナー補給装置及びそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090515

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090706

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees