JP2008158090A - 光配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装が容易で、電気配線と光配線の利点を兼ね備えた光配線基板を提供する。
【解決手段】可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板2と、そのフレキシブル基板2に設けられた1本以上の電気配線3と、上記フレキシブル基板に設けられた1本以上の光配線4と、上記フレキシブル基板2に実装され上記電気配線3のうち所定の電気配線3から入力された電気信号を光信号に変換して上記光配線4のうち所定の光配線4に出射する発光回路素子5と、上記フレキシブル基板2に実装され上記所定の光配線4から入射した上記光信号を電気信号に再変換して別の電気配線3に出力する受光回路素子6とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、実装が容易で、電気配線と光配線の利点を兼ね備えた光配線基板に関する。
パソコン、携帯電話機、テレビなどの電子機器において、画像などの大容量のデータを扱うサービスやアプリケーションの拡大に伴い、高速・大容量な通信技術の開発が活発に進められている。こうした状況の中、電子機器内又は電子機器間において高密度で高速・大容量の通信を可能とする光インターコネクションが注目されている。高密度とは、単位体積当たりの伝送容量が大きいことを言う。例えば、電気では1本の伝送線の径が数mmであるのに対し、光では伝送線の径が1mm以下となるので、光通信は高密度と言える。
従来は、電子機器内又は電子機器間の配線においては、高速信号を一時的に低速信号に変換し、フレキシブルなFPC(Frexible Printed Circuit;以下、フレキシブル基板という)に設けた多芯(複数本)の電気配線に分割して流す。フレキシブル基板の電気配線より高速伝送できる電気配線は同軸ケーブルであり、同軸ケーブルを用いるとフレキシブル基板の電気配線より分割する芯数(本数)を少なくできる。
信号をさらに高速化するには、電気配線の終端付近に電気配線での遅延等により生じた波形の乱れを補正する波形補正回路が必要となる。
一方、電気配線より高速な光配線は、主に長距離情報伝送に用いられ、例えば、大陸間や大都市間でのネットワークでは、光配線を用い、光パルスの遅延の少ないシングルモード伝送が行われている。さらに、短距離のLAN(Local Area Network)では、光配線の接続の容易性という観点から、光配線のコア径を大きくできるマルチモード伝送が行われている。
特開2004−163722号公報
電気配線は、光配線に比べて曲げに強く、直角曲げもできる。電気配線同士を接続することは光配線同士を接続することより容易である。電気コネクタは光コネクタより安価である。また、電気配線は、光配線に比べて電力を効率よく伝送することができる。
しかし、電気配線は、1チャンネル(1芯)あたり、数Gbpsの伝送が限界であり、今後の高速化には、芯数を多くすること、波形補正回路を付加することなどが必要となる。しかし、芯数を多くすると、配線コストが高くなると共に、配線の体積が増加して配線スペースが足りなくなる。波形補正回路を付加すると、その波形補正回路の素子コスト、実装コストがかかるので、電気配線全体のコストが高くなる。
さらに、電気配線は、それ自体がアンテナの役割を果たし、電磁波を外部へ放射したり、外部からの電磁波を拾ってノイズを発生する。
一方、光配線は、電気配線に比べて高速でデータを伝送でき、芯数を少なくできる。また、光配線は、輻射ノイズを出さず、受けることもない。
しかし、光配線は、直角曲げが困難であると共に、光配線同士を接続するとき、接続位置トレランスがシングルモードの場合で1μm以下、マルチモードの場合で10μm以下と、電気配線同士の接続に比べて、1桁以上高い精度が要求される。これらの点で、光配線を電気配線の代わりに用いることは困難である。また、光配線のための光コネクタは電気配線のための電気コネクタに比べて高価である。
さらに、光配線は、素子駆動等の大きいエネルギを伝送することが困難である。よって、電子機器内の部位間又は電子機器間の配線に光配線を用いても、それはデータ伝送用に限られ、電力供給用の電気配線が部位ごと又は電子機器ごとに必要となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、実装が容易で、電気配線と光配線の利点を兼ね備えた光配線基板を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板と、そのフレキシブル基板に設けられた1本以上の電気配線と、上記フレキシブル基板に設けられた1本以上の光配線と、上記フレキシブル基板に実装され上記電気配線のうち所定の電気配線から入力された電気信号を光信号に変換して上記光配線のうち所定の光配線に出射する発光回路素子と、上記フレキシブル基板に実装され上記所定の光配線から入射した上記光信号を電気信号に再変換して別の電気配線に出力する受光回路素子とを備えたものである。
上記所定の電気配線に導通する端子を有する電気コネクタと、上記別の電気配線に導通する端子を有する別の電気コネクタとを備えてもよい。
上記電気コネクタが上記フレキシブル基板の一端に配置され、上記別の電気コネクタが上記フレキシブル基板の反対端に配置されてもよい。
上記電気配線が上記フレキシブル基板の片面に配置され、上記光配線が上記フレキシブル基板の反対面に配置されてもよい。
上記電気配線と上記光配線が互いに平行に伸びてもよい。
上記光配線が上記フレキシブル基板に対して上記電気配線の真裏に配置されてもよい。
複数本設けられた光配線間の配置ピッチと複数本設けられた電気配線間の配置ピッチとが等しくてもよい。
上記光配線が樹脂光導波路からなってもよい。
上記フレキシブル基板に対して45°傾斜して上記光配線に臨むミラーを備えてもよい。
上記電気配線が配置された上記フレキシブル基板の片面に、電気配線から入力された電気信号を光信号に変換して光配線に出射する発光回路素子と、光配線から入射した上記光信号を電気信号に変換して電気配線に出力する受光回路素子電気素子とが実装されてもよい。
上記発光回路素子及び上記受光回路素子が上記フレキシブル基板に樹脂封止されてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)フレキシブルであるため実装が容易である。
(2)大きいエネルギを伝送できる電気配線と高速でデータを伝送できる光配線の利点を兼ね備える。
(3)光コネクタを有さず、取り扱いが良好である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る光配線基板1は、可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板2と、そのフレキシブル基板2に設けられた電気配線3と、フレキシブル基板2に設けられた光配線4とを備えたものである。光配線4は可撓性を有するものが好ましい。フレキシブル基板2の形状は任意であるが、この実施形態では、説明を簡単にするため、単純なリボン型(細長い長方形)としている。また、電気配線3及び光配線4の本数はそれぞれ何本でもよいが、この実施形態では、電気配線3を多数本、光配線4を1本としている。
光配線4は、光ファイバ又は光導波路からなる。光配線4は、柔軟性(可撓性)や実装の点で樹脂系の光導波路で構成するのが望ましい。ガラス系の光導波路やガラス系の光ファイバでは曲げ耐性に問題があり、フレキシブル基板2がもたらす利点である曲げ性(フレキシブルであること)を損なうため、例えば、曲げ半径5mmを達成することは難しい。また、ポリマ光ファイバは、柔軟ではあるが、太さが100μm以上であるため、後述する受光素子6aの受光径が100μm以下であると、両者間の光結合部で伝送損失が発生する。樹脂系の光導波路は、コア径を数μmから100μm程度まで調節可能であるので、受光素子6aの受光径が100μm以下であっても対応できる。よって、光配線4は樹脂光導波路で構成するのが望ましい。
光導波路の樹脂として、さまざまな柔軟性に富んだ樹脂を選択可能である。例えば、透明性に優れたアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリスチレン樹脂がよく、繰り返し曲げ性(耐久性があること)に優れたポリイミド系樹脂、シリコーン系樹脂がよい。
光配線4は、曲げ損失を低減するために、コアとクラッドの比屈折率差が大きいほど望ましく、光配線基板1に要求される最小の曲げ半径において光配線4に生じる伝送損失が所定値を超えないように比屈折率差を所定値以上に定める。例えば、コア径50μmとしたとき、曲げ半径2mmで90°の曲げを施す場合は、伝送損失が0.5dBを超えないためには比屈折率差が3%以上であることが必要である。
この光配線基板1は、フレキシブル基板2に実装され所定の電気配線(データ伝送用電気配線)3aから入力された電気信号を光信号に変換して所定の光配線4aに出射する発光回路素子5と、フレキシブル基板2に実装され光配線4aから入射した上記光信号を電気信号に再変換して別の電気配線(データ伝送用電気配線)3bに出力する受光回路素子6とを備えている。発光回路素子5及び受光回路素子6を実装する個数はそれぞれいくつでもよいが、この実施形態では、説明を簡単にするため、それぞれ1個、すなわち1対としている。これら1対の発光回路素子5と受光回路素子6は、光配線4aで結ばれることにより、発光回路素子5から受光回路素子6までの光リンクを形成する。
図2に示されるように、フレキシブル基板2の一端側に発光回路素子5による発光位置21を定め、反対端側に受光回路素子6による受光位置22を定め、発光位置21と受光位置22とを通過する架空の直線23を定めると、この直線23の直下に来る位置(フレキシブル基板2の反対面)に光配線4が形成される。
この実施形態では、電気配線3には、データ伝送用電気配線3a,3bのほかに、発光回路素子制御用電気配線3c、受光回路素子制御用電気配線3d、発光回路素子電源・接地用電気配線3e、受光回路素子電源・接地用電気配線3f、発光駆動用電気配線3g、受光用電気配線3h、低速データ伝送用電気配線3i、電源・接地用電気配線3j、発光回路受光回路間電気配線3kがある。
この実施形態では、発光回路素子5は、発光素子5aとドライバ5bとに分割形成されている。例えば、発光素子5aとしてVCSEL素子、ドライバ5bとしてVCSEL駆動用ICを用いるとよい。受光回路素子6は、受光素子6aとアンプ6bとに分割形成されている。例えば、受光素子6aとしてフォトダイオード、アンプ6bとしてフォトダイオード信号増幅用ICを用いるとよい。なお、発光素子5aとドライバ5b、受光素子6aとアンプ6bは、図示のようにフレキシブル基板2の長手方向に沿って並べる必要はなく、幅方向にずれた配置にしてもよい。
発光回路素子5は、1チャンネルの高速電気信号を光信号に変換するものであってもよく、多チャンネルの電気信号を1チャンネルの光信号に多重化(時分割、波長分割等)する機能を有してもよい。受光回路素子6は、光信号を1チャンネルの高速電気信号に変換するものであってもよく、1チャンネルの光信号を多チャンネルの電気信号に分離する機能を有してもよい。
この光配線基板1は、電気配線3aに導通する端子7aを有する電気コネクタ8と、別の電気配線3bに導通する端子9aを有する別の電気コネクタ10とを備えている。さらに、光配線基板1は、電気コネクタ8の別の端子7bから別の電気コネクタ10の別の端子9bまで導通するさらに別の電気配線3iを備えている。
電気コネクタ8,10は、接触子をハウジングに保持したものを光配線基板1の面に実装してもよいが、この実施形態では、エッジコネクタを採用している。すなわち、電気コネクタ8がフレキシブル基板2の一端に配置され、別の電気コネクタ10がフレキシブル基板8の反対端に配置されている。
この実施形態では、電気配線3がフレキシブル基板2の片面(図示面;以下電気配線面と呼ぶ)のみに配置され、光配線4がフレキシブル基板2の反対面(以下、光配線面と呼ぶ)のみに配置されている。
さらに、この実施形態では、電気配線3が配置されたフレキシブル基板2の片面(電気配線面)のみに電気素子が実装されており、光配線面には電気素子が実装されていない。なお、電気素子とは、ここでは発光回路素子5、受光回路素子6(発光素子5a、ドライバ5b、受光素子6a、アンプ6b)を指すが、これら以外の電気素子として、適宜な能動素子、受動素子を電気配線面に実装してもよい。
電気配線3と光配線4は、互いに交差しないのが好ましい。この実施形態では、電気配線3と光配線4が互いに同じ方向に伸びている。すなわち、全ての電気配線3と光配線4は、リボン型のフレキシブル基板2の長辺に対して平行に形成されている。
また、電気配線3と光配線4とが交差せず重なるのは好ましい。そこで、光配線4がフレキシブル基板2に対して複数本の電気配線3のうちいずれか1本の真裏に設けられる。光配線4が電気配線3の真裏にあって重なっていると、フレキシブル基板2を曲げたときに、光配線4に変な曲げが生じないという効果がある。この実施形態では、発光回路受光回路間電気配線3kが発光素子5aの直近で発光素子5aに接しない位置から受光素子6aの直近で受光素子6aに接しない位置まで設けられる。その発光回路受光回路間電気配線3kの真裏に光配線4が配置されている。なお、発光回路受光回路間電気配線3kは、他の電気配線3と同じ材料で同じときに形成されるが、上記効果を得るためのもので、電気的にはダミーである。
この実施形態では、発光素子5a及び受光素子6aが電気配線面、つまり光配線4が設けられない面に実装されていることから、発光素子5a及び受光素子6aと光配線4との光接続のために、光路変換部が必要である。光路変換部としては、光配線4をフレキシブル基板2の厚み方向に曲げたものと、ミラーを配置したものとがある。光配線4を曲げるには曲げスペースが必要であるが、フレキシブル基板2の厚み内で曲げるのは難しい。ミラーを配置した光路変換部には、独立した部材としてのミラー部材を実装したものと、光配線4をある角度、例えば、45°にカットしてミラーを形成したものとがある。この実施形態で必要とされるミラーのサイズがコア径程度、つまり100μm以下であることから、ミラー部材は小さすぎて取り扱いが難しい。光配線4にミラーを形成した光路変換部は取り扱いが易しく、好適である。
さらに詳しく説明すると、図3に示されるように、発光素子5a又は受光素子6aである光素子31は、フレキシブル基板2に接合される面32に複数の電極33を備えている。また、光素子31は、同じ面32に発光面又は受光面としての光学面34を備えている。
一方、図4に示されるように、フレキシブル基板2の電気配線面には、銅箔からなる電気配線3が設けられている。電気配線3の一部には電極33との接合が可能な接合部41が形成されている。接合部41は電極33に対応した位置に配置されている。
また、図5に示されるように、電気配線3の一部はドライバ5b又はアンプ6bのICを実装するランド51となっており、そのランド51で囲まれた範囲内にIC実装位置52が定められる。また、いくつかの電気配線3はそのICの電極が電気的に接続される。
図6に示されるように、フレキシブル基板2の電気配線面に光素子31が実装され、光配線面に光配線4が設けられる。光配線4の光素子31に対向する位置に、ミラー61が形成されている。ミラー61は、フレキシブル基板2に対して45°傾斜して光配線4に臨むので、光配線4を伝送されてきた光の伝送方向を90°曲げて光素子31に向けることができる。光素子31はAuバンプ62を用いてフレキシブル基板2に実装されている。
図7に示されるように、IC71はそのハウジング(パッケージ)をフレキシブル基板2に固定され、IC71の上面に形成された電極から電気配線3(図7には示さず)までワイヤ72がボンディングされている。一方、光素子31はAuバンプ62を用いてフレキシブル基板2に実装されている。
あるいは、図8に示されるように、IC71も光素子31と同様にAuバンプ62を用いてフレキシブル基板2に実装される。
次に、光配線基板1の動作を説明する。
フレキシブル基板2の一端に配置された電気コネクタ8の端子7aに電気信号が入力されると、その電気信号は端子7aに導通するデータ伝送用電気配線3aを介して発光回路素子5のドライバ5bに入力される。発光素子5aは、ドライバ5bで増幅された電気信号を光信号に変換して光配線4aに出射する。この光配線4aを伝送された光信号は受光回路素子6の受光素子6aで受光され、電気信号に再変換される。この電気信号はアンプ6bで増幅され、データ伝送用電気配線3bを介して電気コネクタ10の別の端子9bまで伝送される。
一方、電気コネクタ8の別の端子7bに電気信号が入力されると、その電気信号は端子7aに導通する低速データ伝送用電気配線3iを介して別の電気コネクタ10の別の端子9bまで直接伝送される。
電気コネクタ8において発光回路素子電源・接地用電気配線3eに入力された電源電力は、発光回路素子5に供給される。電気コネクタ10において受光回路素子電源・接地用電気配線3fに入力された電源電力は、受光回路素子6に供給される。
電気コネクタ8において電源・接地用電気配線3jに入力された電源電力は、電気コネクタ10に導かれる。
次に、光配線基板1の作用効果を説明する。
光配線基板1のメリットのひとつは、フレキシブルであるため取り扱いが容易なことである。従来の光配線基板はフレキシブル基板2を用いず、可撓性を有する光配線4を用いないので、フレキシブルでない。その点、本発明は、フレキシブル基板2と、可撓性を有する光配線4とを備えたので、フレキシブルである。
光配線4aでデータを伝送するメリットは、高速でデータ伝送できる(少ない芯数で大容量伝送ができる)こと、及び輻射ノイズの発生・影響がないことである。よって、端子7aに高速データの電気信号を入力すると、光配線基板1においては光リンクによる伝送が行われるため、端子9aから出力される電気信号は劣化が少ない。
これに対して、低速データは、光リンクを通す必要性がないので、別の端子7bに入力して別の端子9bまで直接伝送すればよい。従って、高速データと低速データとが混在する場合は、これら高速データと低速データを分離して光配線基板1に与えることにより、光リンクの利用効率が高まる。
また、光配線基板1では、エネルギが大きい電源電力を伝送する電源・接地用電気配線3jを光配線4aと同じフレキシブル基板2に設けたので、従来の光配線のように電力供給用の電気配線を別途に布設する必要がない。
光配線基板1は、光配線基板1の外部とのインタフェースが電気コネクタ8,10のみからなり、光信号を外部とやり取りしない。よって、外部との接続時に光軸合わせなどの面倒な取り扱いがなく、取り扱いが容易である。また、高価な光コネクタも使用しない。つまり、光配線基板1は、光配線の利点である高速性、耐ノイズ性を光配線基板1の内部では実現しつつ、光配線の不利点である実装困難性、コスト高を解消している。
光配線基板1は、電気配線3が電気配線面のみに配置され、光配線4が光配線面のみに配置され、電気素子が電気配線面のみに実装されて光配線面に実装されないので、発光素子5aとドライバ5bとの電気的接続(発光駆動用電気配線3gの設置)、受光素子6aとアンプ6bとの電気的接続(受光用電気配線3hの設置)が容易となる。
さらに、光配線基板1は、電気配線3が電気配線面のみに配置され、光配線4が光配線面のみに配置され、電気素子が電気配線面のみに実装されて光配線面に実装されないので、電気伝送に関する部分と光伝送に関する部分とが隔離される。このため、電気配線3も光配線4もそれぞれ位置的な干渉を気にすることなく配線できることから、配線設計の自由度が上がる。
なお、図1の実施形態では、電気配線3及び光配線4がフレキシブル基板2の長辺に対して平行に形成されているが、これに限らず、電気配線3及び光配線4は、ランドにしたり分岐を設けるなどの自由な形態とすることができる。
光配線基板1は、電気配線3と光配線4とが互いに交差しないよう形成されている。ここで、例えば、電気配線面の電気配線3が光配線面の光配線4に交差したとする。フレキシブル基板2に曲げや捻りのストレスが加わったとき、交差箇所において電気配線3の存在により光配線4に局所的にストレスが集中するので、伝送損失が増大する。電気配線3と光配線4とが互いに交差しなければ、フレキシブル基板2に曲げや捻りのストレスが加わっても、光配線4にはストレスの集中する箇所が無く、伝送損失の増大が避けられる。
光配線基板1は、光配線4が発光回路受光回路間電気配線3kの真裏に配置されている。ここで、光配線基板1の製造手順として、始めにフレキシブル基板2の電気配線面に電気配線3を形成しておき、後でこのフレキシブル基板2の光配線面に光配線4を形成するものとする。このとき、光配線4の形成方法には、フレキシブル基板2を直接金型に入れてフォトプロセスを行うことにより光配線4を形成する方法と、フレキシブル基板2とは別途に形成しておいた光配線4をフレキシブル基板2に貼り合わせる方法とがある。しかし、いずれの方法においても、光配線4に凹凸がある場合、その凹凸が光配線4の伝送損失を増大させる要因となる。光配線4が発光回路受光回路間電気配線3kの真裏に配置されていることにより、光配線4と電気配線3が交差する箇所がなくなるので、光配線4に凹凸がなくなり、光配線4の伝送損失が増大する要因が解消される。
光配線基板1は、柔軟であると共に高速伝送が可能であり、しかも、低コストであることから、携帯電話機、近年薄型化が要求されるテレビ、パソコン等のディスプレイとディスプレイ用ドライバとを結ぶインタフェースに最適である。
次に、他の実施形態を説明する。
図9に示されるように、本発明に係る光配線基板91は、可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板92と、そのフレキシブル基板92に設けられた電気配線93と、フレキシブル基板92に設けられた可撓性を有する光配線94とを備えたものである。図1の光配線基板1と同様にフレキシブル基板92はリボン型である。しかし、電気配線93の本数は図1の光配線基板1よりも多く、光配線94の本数は4本であり、4チャンネルの光伝送が可能となっている。このために、発光回路素子と受光回路素子が4対設けられる。ただし、この実施形態では、4個の発光素子、ドライバ、受光素子、アンプの各々がそれらを4個ずつ収容した回路素子95a,95b,96a,96bで実現されている。
この光配線基板91において、複数本設けられた光配線94間の配置ピッチPoと複数本設けられた電気配線93(この実施形態では発光回路受光回路間電気配線93k)間の配置ピッチPeとが等しいことが望ましい。なぜならば、光配線94間の配置ピッチPoと電気配線93間の配置ピッチPeとを等しくすることにより、光配線94の本数が多い場合でも、光配線94の真裏に電気配線93が存在できるからである。
また、光配線94の真裏における電気配線93(発光回路受光回路間電気配線93k)の高さバラツキが大きいと、フレキシブル基板92を曲げたときに光配線94にストレスがかかる。これに対し、電気配線93の高さバラツキを小さくすることによって、ストレスを低減するとよい。特に光配線基板91においては、電気配線93の高さバラツキが10μm以下であると、伝送損失が低減される。
次に、発光回路素子及び受光回路素子を構成する発光素子、ドライバ、受光素子、アンプの各回路素子をフレキシブル基板2に封止することにより、耐水性等の耐環境性が高まる。封止方法としては、一般に、ガラス、セラミック材料によるハーメティック封止が最も信頼性が高いとされる。しかし、フレキシブル基板2を用いた本発明の光配線基板1,91では、仮にガラス、セラミック材料により封止した場合でも、フレキシブル基板2からの透湿が考えられ、完全なハーメティック封止にはならない。また、ガラス、セラミック材料による封止はフレキシブル基板2の柔軟性を損なう。そこで、本発明においては、完全なハーメティック封止を必要とせず、柔軟性の確保が優先することから、樹脂による封止が適している。
封止に用いる樹脂材料としては、光素子を封止するには、透明性が要求されることから、アクリル系、エポキシ系、シリコーン等の高透明樹脂がよい。ドライバとアンプを封止するには、放熱性が要求されることから、フィラー入りのエポキシ系、アクリル系樹脂がよい。
次に、曲げ耐性を強化するために保護層を設けた実施形態を説明する。
図10に示されるように、本発明に係る光配線基板101は、可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板102と、そのフレキシブル基板2に設けられた電気配線103と、フレキシブル基板102に設けられた可撓性を有する光配線104と、その光配線104を覆う保護層(保護膜)105とを備えたものである。保護層105には、例えばポリイミドを用いる。
次に、回路素子の電極と電気配線3との電気的接続の方法としては、一般に、フリップチップボンドとダイボンドがある。本発明においては、フレキシブル基板2の光配線面に設けられた光配線4と電気配線面に実装された光素子との間で光結合をさせるので、フリップチップボンドが望ましい。特に、図3のように光素子31の電極33が光学面34と同じ面32に形成された光素子31を用いることが望ましい。図4のように電気配線面の接合部41に電極33を位置合わせしたとき、同時に光学的にも図6のように位置合わせが達成される。これにより、低コスト化が図られる。仮に、光素子の電極が両面に形成された光素子を用いると、光学面の反対にある面に形成された電極に対してワイヤボンドを行う必要が生じる。このため、ワイヤボンドのコストが追加され、ワイヤの高さに応じて光配線基板厚みが増すので、好ましくない。
実施例#1
厚さ25μm、幅5mm、長さ100mmのポリイミド製の樹脂シートをフレキシブル基板2とし、このフレキシブル基板2に銅/ニッケル/金からなりそれぞれの厚さが6±2μm/7.5±2.5μm/0.3±0.1μmである電気配線3を設けた。このとき、光素子31であるVCSEL,PDには電極33が光学面34と同じ面32に形成されたフェイスダウン型の光素子31(発光素子5a及び受光素子6a)を用い、この光素子31の電極配置とフレキシブル基板2の接合部41の配置が一致するように、電気配線3及び接合部41の配置を設計した。
また、このとき、ドライバ5bとアンプ6bのための各IC実装位置52は、フレキシブル基板2の一方のエッジ側と他方のエッジ側とに振り分けた。ランド51のサイズは、それぞれのIC71のサイズである1mm×2mmよりも幅、長さとも0.5mm大きい1.5mm×2.5mmとした。IC71の電極が電気的に接続される電気配線3も形成した。
IC実装位置52とフレキシブル基板2のエッジとの間には、データ伝送用電気配線3a,3b、発光回路素子制御用電気配線3c、受光回路素子制御用電気配線3d、発光回路素子電源・接地用電気配線3e、受光回路素子電源・接地用電気配線3fを設けた。発光素子5aとドライバ5b間、受光素子6aとアンプ6b間には、発光駆動用電気配線3g、受光用電気配線3hを設けた。フレキシブル基板2の両エッジ間(電気コネクタ8と別の電気コネクタ10間)には、低速データ伝送用電気配線3i、電源・接地用電気配線3jを設けた。さらに、発光素子5aの光学面34が来る発光位置21と受光素子6aの光学面34が来る受光位置22とを結んだ架空の直線23上に、発光素子5aの位置、受光素子6aの位置からそれぞれ2mm離れた位置間に幅200μmの発光回路受光回路間電気配線3kを設けた。
その後に、フレキシブル基板2の電気配線面とは反対の光配線面に、光配線4として樹脂製の光導波路を形成した。このとき、既に形成されている電気配線3の一部を基準とし、架空の直線23の真下に来る位置に光配線4を形成した。光配線4は、アンダークラッド厚さ30μm、コア高さ50μm、コア幅50μm、コア上面からのオーバークラッド厚さ20μmとした。
コアとクラッドの屈折率は、図11の曲げ特性グラフから求めた。横軸は曲げ半径とし、縦軸は光量保持とし、屈折率差をパラメータにとる。図11を概観すると、屈折率差が小さいときは曲げ半径が比較的大きくても光量保持が小さく、屈折率差が大きくなると曲げ半径が小さくなっても光量保持が小さくなりにくいことがわかる。具体的には、クラッドの屈折率が1.50の場合、コアとクラッドの屈折率差が0.05以下では半径2mmの曲げで損失を生じる。そこで、実施例#1では、クラッドの屈折率を1.50、コアの屈折率を1.55とした。
ここで、光量保持とは、損失の有無及び損失の程度を表す数量であり、光量保持=1のとき損失なし、光量保持=0.9のとき損失が10%である。また、光量保持=0.9では、損失は0.5dBである。本発明では、10%を有意の損失と見なしているので、光量保持が0.9以上であることが望ましい。
コアとクラッドの材料には、透明性に優れるシリコーン樹脂を用いた。
その後、光素子31である発光素子5a及び受光素子6aの電極33にAuバンプ62を付け、超音波によるフリップチップ実装によりフレキシブル基板2に実装した。このとき、図6のように光結合のための位置合わせをした。
IC71であるドライバ5bとアンプ6bは、図7のように、フレキシブル基板2上のランドと銀ペーストによりIC71の電極のない側をフレキシブル基板2に向けてダイボンド実装し、IC71の電極とフレキシブル基板2の電極とをワイヤボンド72により接続した。
その後、発光素子5a、ドライバ5b、受光素子6a、アンプ6bを、それぞれ接続部の耐水性確保のために、透明樹脂で封止した。封止に用いる樹脂は耐水性があることに加え、透明性に優れ、かつ応力緩和の機能に優れたものがよい。ここでは、ゴム状であるシリコーン系樹脂を用いた。
このようにして作製した実施例#1の光配線基板1について伝送試験を行った結果、高速データ伝送を行う光配線4aに4Gbit/sの信号を伝送させ、低速データ伝送を行う電気配線3iに1Mbit/sの信号を伝送させたとき、良好な伝送ができることが確認された。
実施例#2
実施例#1とほぼ同様の手順で、ただし、IC71であるドライバ5bとアンプ6bは図8のように、Auバンプ62を用いてフリップチップ実装した。さらに、その後、ポリイミドテープを用いて図10のように保護層105を光配線104の上に追加した。フレキシブル基板102がポリイミド製で、光配線104がアクリル系樹脂製という積層構造に全体にわたり厚さ25μmのポリイミドテープからなる保護層105を追加したことにより、極度の曲げ又は100万回に及ぶ曲げ耐性を確保することができる。
比較例
実施例#1における光導波路をアクリル系樹脂で形成し、保護層はなしとした。
実施例#1,#2と比較例に対する曲げ試験の結果を表1に示す。
Figure 2008158090
これによると、保護層105が無い比較例の場合、10万回以下の繰り返し曲げにより、曲げ耐性に弱いアクリル系層に亀裂が入り破壊するが、保護層105がある場合、100万回以上でも破壊することがなく、高い曲げ耐性を確保することができる。
実施例#3
実施例#1とほぼ同様の手順で、ただし、図9のように、アレイ品である4個の発光素子を収容した回路素子95a、4個のドライバを収容した回路素子95b、4個の受光素子を収容した回路素子96a、4個のアンプを収容した回路素子96bを用いた。アレイピッチは250μmである。電気配線、光配線の本数も図9に従う。光配線94は、幅200μmの電気配線93kの真裏に設けた。
このようにして作製した実施例#3の光配線基板91について伝送試験を行った結果、高速データ伝送を行うチャンネル(各光配線94と、それに対応する電気配線93)に4Gbit/sの信号を伝送させたとき、物理的に近接するチャンネル間のクロストークは20dB以上となり、良好な伝送ができることが確認された。なお、ここでは、クロストークは大きい方が好ましい数量で表している。
本発明の一実施形態を示す光配線基板の電気配線面側から見た要部平面図である。 図1の光配線基板の全体平面図である。 図1の光配線基板に実装された光素子の光学面側から見た平面図である。 図1の光配線基板の要部拡大平面図である。 図1の光配線基板の要部拡大平面図である。 図1の光配線基板の要部側断面図である。 図1の光配線基板の要部側断面図である。 図1の光配線基板の要部側断面図である。 本発明の一実施形態を示す光配線基板の電気配線面側から見た要部平面図である。 本発明の一実施形態を示す光配線基板の側断面図である。 コアとクラッドの屈折率差をパラメータとした導波路の曲げ特性(曲げ半径対光量保持特性)の図である。
符号の説明
1 光配線基板
2 フレキシブル基板
3 電気配線
4 光配線
5 発光回路素子
6 受光回路素子
8 電気コネクタ
10 別の電気コネクタ

Claims (12)

  1. 可撓性を有するフィルムからなるフレキシブル基板と、そのフレキシブル基板に設けられた1本以上の電気配線と、上記フレキシブル基板に設けられた1本以上の光配線と、上記フレキシブル基板に実装され上記電気配線のうち所定の電気配線から入力された電気信号を光信号に変換して上記光配線のうち所定の光配線に出射する発光回路素子と、上記フレキシブル基板に実装され上記所定の光配線から入射した上記光信号を電気信号に再変換して別の電気配線に出力する受光回路素子とを備えたことを特徴とする光配線基板。
  2. 上記所定の電気配線に導通する端子を有する電気コネクタと、上記別の電気配線に導通する端子を有する別の電気コネクタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の光配線基板。
  3. 上記電気コネクタの別の端子から上記別の電気コネクタの別の端子まで導通するさらに別の電気配線を備えたことを特徴とする請求項2記載の光配線基板。
  4. 上記電気コネクタが上記フレキシブル基板の一端に配置され、上記別の電気コネクタが上記フレキシブル基板の反対端に配置されたことを特徴とする請求項2又は3記載の光配線基板。
  5. 上記電気配線が上記フレキシブル基板の片面に配置され、上記光配線が上記フレキシブル基板の反対面に配置されたことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の光配線基板。
  6. 上記電気配線と上記光配線が互いに平行に伸びたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の光配線基板。
  7. 上記光配線が上記フレキシブル基板に対して上記電気配線の真裏に配置されたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の光配線基板。
  8. 複数本設けられた光配線間の配置ピッチと複数本設けられた電気配線間の配置ピッチとが等しいことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の光配線基板。
  9. 上記光配線が樹脂光導波路からなることを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の光配線基板。
  10. 上記フレキシブル基板に対して45°傾斜して上記光配線に臨むミラーを備えたことを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の光配線基板。
  11. 上記電気配線が配置された上記フレキシブル基板の片面に、上記発光回路素子と上記受光回路素子電気素子とが実装されたことを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の光配線基板。
  12. 上記発光回路素子及び上記受光回路素子が上記フレキシブル基板に樹脂封止されたことを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の光配線基板。
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