JP2008158081A - 駆動入力、駆動解除および減速手段 - Google Patents

駆動入力、駆動解除および減速手段 Download PDF

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Abstract

【課題】 着脱可能なプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態でユーザが電子写真感光体ドラムを意図的に回転させることが可能である電子写真画像形成装置のプロセスカートリッジにおいて、ユーザがプロセス方向の順方向に強制的に回転させた場合クリーニングブレードのブレードめくれ破損が生じることがある。
【解決手段】 揺動可能ではあるが回転が阻止された入力側歯車と、入力側歯車に対して軸方向に対向配置されるとともに電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車とを備え、入力側歯車と出力側歯車とは所定の歯数差を有し、入力側歯車の揺動動作によって入力側歯車と出力側歯車との噛み合い部分が周方向に移行する特徴を持つ減速機構において
減速機構への入力板がスラスト方向に移動可能であり、開閉カバーと連動して入力板をスラスト方向に移動せしめるカム機構によってこの減速機構との結合・解除をおこなう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロセスカートリッジを有し、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する装置における、駆動入力、駆動解除および減速手段に関するものである。電子写真画像形成方式を用いて画像を形成する装置の例としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ、(レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が挙げられる。
特開平10−104905号公報(第15頁、図11)に開示されている従来の電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジは、複写機またはレーザプリンタ用の駆動入力、駆動解除機構を有する装置であり、左右に同ねじれ角で同ねじれ方向の凸部と凹部を持つ軸、凸部と嵌合するねじ穴を有する駆動ギア、凹部と嵌合するねじれた突部を備えた感光体ドラム、軸を支持する軸受及び、ばね、カムレバーを有する。カムレバーを引き上げると軸はねじり回り乍ら右行し凸部と凹部は外れる。ドラム駆動ギア側の動力伝達部材が不動のままで軸継手の解除ができることを特徴とするものがある。
上記構成をとることにより、カップリング駆動部の小型化、部品点数削減、生産性向上およびコストダウン、また、カートリッジを取り外すときに、駆動負荷を解除する機構を廃止可能とする等の効果を得る事が出来る。さらに駆動ギヤユニットの位置決め精度の向上が可能となる。
特開平10−104905号公報 特開2004−264441号公報 特開平5−173381号公報 特開2003−42240号公報
しかしながら、上記従来例ではプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態でユーザが電子写真感光体ドラムを意図的に回転させることが可能である。前述のような場合では電子写真感光体ドラムは記録媒体を搬送する順方向と逆方向の両方に回転可能であって、このときプロセス方向の順方向に強制的に回転を受けるとクリーニングブレードのブレードめくれ破損が生じる原因となる。また、回転方向と逆の回転を強制的に与えるとスクイシートのめくれ破損が生じる原因となる。
上記のような問題を解決する為に従来用いられてきた手段として、特開2004-264441に開示されているブレード部材の離間等の手段が用いられている。この公報によると、感光体から画像形成された像を転写される中間転写体と、ブレード状の部材を中間転写体に押し当てることにより中間転写体の清掃を行う中間転写体清掃器と、前記中間転写体清掃器の清掃動作を開始または解除する中間転写体清掃器駆動手段と、転写シートの種類によって中間転写体の回転速度を変速する中間転写体変速手段と、中間転写体の回転速度が一定のときに、中間転写体清掃器の清掃動作を開始または解除するように中間転写体清掃器駆動手段の動作タイミングを制御する制御手段とを備えている。(周知の技術の為不図示)
または、特開平5−173381に開示されているように画像形成装置に設けた制御回路が、クリーニングブレードが解除された状態で感光体モータを駆動して感光体の回転を開始させ、かつ帯電チャージャーと現像装置によって感光体上に形成されたトナー層が未転写のままクリーニングブレードと感光体との当接位置に達したときにブレードソレノイドを駆動してクリーニングブレードをトナー層上に当接させるよう制御するといった手段が考えられる。(周知の技術の為不図示)
しかし、これらの手段を用いた場合では、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態でユーザが電子写真感光体ドラムを意図的に回転させることは防ぐ事はできない。また、センサやソレノイドなどの高価な電気部品およびこれらを制御するコントローラなどが必要となる為にコストの負担が大きい。
そこで、本発明によってプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態では電子写真感光体ドラムをユーザが回転できないようにロックさせる手段を設けることで、大幅なコストアップをすることなく、前述の課題を解決することを可能とする。
上記目的を達成する為、請求項1に記載の本出願に係る第1の発明は、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、前記記録媒体を給紙および排紙する手段を有し、プロセスカートリッジが着脱可能である記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置で、固定軸に対して回転自在に支持された電子写真感光体ドラム本体に、電子写真画像形成装置本体内に内蔵されたモータの回転力もしくは揺動運動等が減速機によって減速されて電子写真感光体ドラム本体に伝達され、電子写真感光体ドラム本体が固定軸に対して回転駆動する電子写真感光体ドラムにおいて、前記減速機は、電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材と、該入力部材に対して軸方向に対向配置されるとともに回転が阻止された入力側歯車と、該入力側歯車に対して軸方向に対向配置されるとともに電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車とを備え、入力側歯車と出力側歯車とは所定の歯数差を有し、これら歯車が周方向一部において噛み合っており、入力部材の回転に応じて入力側歯車が揺動し、該入力側歯車と出力側歯車との噛み合い部分が周方向に移行することにより電子写真感光体ドラムに回転駆動が与えられる事を特徴とする電子写真感光体ドラムを具備する電子写真画像形成装置である。
請求項2に記載の本出願に係る第2の発明として、前述の電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段で、プロセスカートリッジの着脱に伴って電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材と前記電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車及び入力側歯車との連結を接続および解除する手段を有することを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段を設けた。
これによりプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態でユーザが電子写真感光体ドラムを意図的に回転させようとしても電子写真感光体本体に連結された出力側歯車は入力側歯車と揺動可能ではあるが回転することができない状態であるため従来技術で可能であったユーザが電子写真感光体ドラムを強制的に回転させるといった行為が困難となり、従来発生していたクリーニングブレードのブレードめくれ破損を防ぐことが可能となる。
また、請求項3に記載の本出願に係る第3の発明は、前記電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材及びこのケーシングがスラスト方向に移動可能であり、前記円盤状の入力部材及びこのケーシングをスラスト方向に移動せしめるカム部材と、前記カム部材に係合する相手側カム部材、前記円盤状の入力部材及びこのケーシングを電子写真感光体ドラム本体側に付勢するばね、前記カム対を解除するカムレバーがあって、カムレバーの動作によって、電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車及び入力側歯車と前記入力側歯車の揺動手段との連結が解除されることを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段であることを特徴とする。
請求項4に記載の本出願に係る第4の発明は、前記電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材及びこのケーシングがスラスト方向に移動可能であり、前記円盤状の入力部材及びこのケーシングをスラスト方向に移動せしめる、モータによって駆動されるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する電気回路、電子写真画像形成装置本体の開閉カバーの開閉を検出する検出手段を有することを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段であることを特徴とする。
また、これらのいずれの手段を用いた場合でもプロセスカートリッジの機能を損なうことなく、また、プロセスカートリッジのコストアップをすることなく、もしくは僅かなコストアップのみで従来技術の持つ課題を解決することが可能である。
本発明によれば、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体から取り出した状態でユーザが電子写真感光体ドラムを意図的に回転させようとしても電子写真感光体本体に連結された出力側歯車は入力側歯車と揺動可能ではあるが回転することができないロック状態であるため従来技術で可能であったユーザが電子写真感光体ドラムを強制的に回転させるといった行為が困難となるため、従来発生していたクリーニングブレードのブレードめくれ破損および回転方向と逆の回転を強制的に与えられた場合に発生するスクイシートのめくれ破損を防ぐことが可能となる。
また、本構成で用いられる減速機構では小径小型化を図りつつも大減速比が得られ、かつ、部品の加工容易で低コスト化を図り得る。出力軸の減速比が非常に大きくできる為に、仮に内部構造を理解しているユーザが意図的に電子写真感光体ドラムを回転させようとしても、手動で電子写真感光体ドラムを高速で回転させる事は不可能な為、本発明で解決しようとしているようなブレードめくれ破損の問題が発生する可能性は低い。
センサやソレノイドおよびこれらを制御するコントローラなどの高価な電気部品を用いる従来技術と比較すると、コストアップが少ないといった効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下の説明において長手方向とは記録媒体の搬送方向に直角で記録媒体の表面に沿う方向であり、感光体ドラムの軸方向と一致している。
まず、実施の形態に係るプロセスカートリッジBおよびこれを取り外し可能に装着可能な電子写真画像形成装置Aについて図1から図6を参照して具体的に説明する。ここでは説明の順序として図1から図6を参照にしてプロセスカートリッジBおよびこれを取り外し可能に装着可能な電子写真画像形成装置Aの全体構成を説明し、次に図7から図14を参照してプロセスカートリッジBと電子写真画像形成装置Aとの駆動力伝達機構および減速機構である軸継手の構成について説明する。
図1に本発明に係る画像形成装置の一例として電子写真方式のレーザプリンタAの概略構成を示す。同図に示すレーザプリンタAは、画像形成装置本体(以下単に「装置本体」と述べる。)1を備えており、装置本体1は本体フレームによって覆われている。装置本体1下部には脱着可能な給紙カセット2が配設されており、該給紙カセット2にはシート材束S2が積載収納されている。そしてピックアップローラ3によってシート材束S2から一枚ずつ分離されたシート材Sは、搬送ローラ対4、5へと搬送されるようになっている。該搬送ローラ対4、5の下流には画像形成部6、定着部7が設けられており、画像形成部6は、画像形成部6に搬送されたシート材Sに、光学ユニット8によって形成されたトナー像がシート材Sに形成されるように構成されており、定着部7は、シート材Sに転写されたトナー像を熱および圧力を印加して定着するように構成されている。また、装置本体1の上部には排紙ローラ対9、10が設けられており、画像定着後のシート材Sを排紙積載部11へ排出するように構成されている。
次に、プロセスカートリッジについて説明する。本構成において用いられるプロセスカートリッジBは、電子写真感光体ドラムと、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光体ドラムを帯電させる帯電手段、電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体ドラム表面に残留するトナーをクリーニングする手段、また、クリーニング時にトナーが電子写真画像形成装置本体へと漏れることを防止するスクイシート等である。
本実施形態のプロセスカートリッジBは図2に示すように電子写真感光体ドラム12、帯電ローラ13、露光開口14、現像手段15及びクリーニング手段16を有するものである。そしてこのプロセスカートリッジBは装置本体Aから後述する駆動入力、駆動解除および減速機構を介して電子写真感光体ドラム12を回転する。そして、その表面を帯電手段である帯電ローラ13への電圧印加によって一様帯電し、前記光学系8からの情報を、露光開口14を介して感光体ドラム12に露光して潜像を形成し、現像手段15によって現像する。
前記現像手段15はトナー収納部15a内のトナーをトナー送り部材15bで送り出し、固定磁石15cを内臓した現像ローラ15dを回転させると共に現像ブレード15eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ15dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム12に転移させることによってトナー像を可視化するものである。そして装置本体1に設けられた転写ローラ17に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体Sに転写する。転写後の感光体ドラム12はクリーニング手段16によって残留トナーを除去される。すなわち、クリーニングブレード16aによって残留トナーを掻き落とされる。尚、掻き落とされたトナーはスクイシート16bによって廃トナー溜まり16cへ集められる。
尚、前記帯電ローラ13は感光体ドラム12に当接しており、感光体ドラム12に従動回転する。また、クリーニングブレード16aは感光体ドラム12に当接している。
また、前記プロセスカートリッジBはトナーを収納するトナー収納部15aを有するトナーフレーム18aと、現像ローラ15d等の現像部材を保持する現像フレーム18bとを溶着して現像ユニットを構成する。そしてこの現像ユニットを感光体ドラム12、帯電ローラ13、及びクリーニングフレーム18cと互いに揺動可能に結合すると共に圧縮コイルはねにより結合点を中心に互いに付勢され感光体ドラム12と現像ローラ15d両端の大径部を圧接している。そして、このプロセスカートリッジBは使用者によって装置本体1に設けられた後述のカートリッジ装着手段に対して感光体ドラム12の長手方向に交差する方向から取り外し可能に装着される。(図5、図6参照)尚、クリーニングフレーム18cには図4に示す感光体ドラム12のドラム軸19aを支持する軸受18c2の近傍に装着ガイド18c4が設けられている。さらに図3に示すクリーニングフレーム18cに取り付けられた軸受20には装着ガイド18c5が一体成形されている。そして、この装着ガイド18c4、18c5はプロセスカートリッジを装着される際に図5、図6に示すガイド部材21a、21cにガイドされる。
前記カートリッジ装着手段として図5に示すように、装置本体1内に設けられたカートリッジ装着スペースの左右両側にカートリッジ装着ガイド部材21(図5は一方側面、図6は他方側面を図示)が対向して取り付けられてあり、この左右ガイド部材21にはプロセスカートリッジBを挿入するときのガイドとなるガイド部材21a、21cが対向して設けてある。このガイド部21a、21cにカートリッジ枠体の長手方向両側に突出形成した円筒形のボス20a,軸受18c2及び装着ガイド18c4、18c5をガイドさせて挿入する。そして円筒形のボス20aをガイド部21cの端末に設けたU溝21dで支持し、軸受18c2をガイド部21aの端末に設けたU溝21dに嵌合させる。尚、前記装置本体1にプロセスカートリッジBを装着するには、装置本体1に対して開閉可能な開閉カバー22を開いて行う。そして、開閉カバー22を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像形成装置本体1に装着する。尚、プロセスカートリッジBを装置本体から取り出す際にも開閉22カバーを開く。
前記プロセスカートリッジBを画像形成装置本体1に装着すると、後述するように、前記開閉カバー22の閉じ動作に連動してカートリッジ側軸部の継手部材と画像形成装置本体側継手部材が結合し、感光体ドラム12等は装置本体1から駆動を受けて回転可能となる。
次に、画像形成装置本体からプロセスカートリッジへと駆動入力、駆動解除および減速をおこなう機構について説明する。
図7に示すようにプロセスカートリッジBに取り付けられた感光体ドラム12の長手方向一方端部にはプロセスカートリッジ側の継手部材が設けてある。この継手部材は感光体ドラム12の長手方向一方端部に固定したドラムフランジ27に電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車28及び出力側歯車28に対して軸方向に対向配置されるとともに回転が阻止された入力側歯車29が配置されている。本実施例においては出力側歯車28はドラムフランジ27と一体成形されている。
図7に示すようにドラムフランジ27と出力側歯車28の回転中心はドラム軸と同軸上になるように形成され、出力側歯車28の回転により感光体ドラム12を駆動する。27aは嵌合部であって、ドラムフランジ27を感光体ドラム12に取り付ける際にドラムシリンダ12aの内面に嵌合する部分である。このドラムフランジ27はドラムシリンダ12aにかしめ或いは接着等によって取り付けられる。また、ドラムシリンダ12aの周囲には、感光層(不図示)が被覆されている。
また、この感光体ドラム12の他端側には、ドラムフランジ30が固定されている。そしてこのドラムフランジ30には、ドラム軸30aとギア30bが一体的に成形されている。
尚、プロセスカートリッジBを装置本体1に装着すると、前記軸受18c2が装置本体1のU溝21bに嵌合して位置決めされ、且つ、ドラムフランジ30と一体成形されたギア30bが転写ローラ17に駆動力を伝達するギア(不図示)と噛合する。
また、感光体ドラムを中心としてクリーニングフレーム18c側よりも、現像ユニット側が重いため、クリーニングフレーム18c上に設けた突き当て部18c1が装置本体1に固設した突き当て部1aに当接し更に開閉カバー22の裏側に設けた圧縮コイルばねにより、現像ユニット上面を押圧する。
また、前記ドラムフランジの材質としては、ポリアセタール(polyacetal)、ポリカーボネイト(polycarbonate)、ポリアミド(polyamide)、及び、ポリブチレンテレフタラート(polybutyleneterephthalate)等の樹脂材料を用いている。但し、他の材料を適宜選択して用いても構わない。
また、プロセスカートリッジBの出力側歯車28の周りには、出力側歯車28軸と同心円の円筒形のボス20aがクリーニングフレーム18c上に設けてある。このボス20aによって、プロセスカートリッジを着脱する際等に出力側歯車28部は保護され、外力による傷や変形等から守られる。また、これによって、出力側歯車28が損傷することによる感光体ドラム12駆動時のガタツキや振動を防止することができる。
また、前記ボス20aの形状は、本実施の形態に示す円形に限定することなく、前記ガイド21cにガイドされること、また、前記U溝21dに支持されることができればよく、例えば完全な円筒形でなく欠円形の円弧形状であっても構わない。また、本実施の形態では、出力側歯車28を回転可能に支持するための軸受20と円筒形ボス20aとを一体成形してクリーニングフレーム18cにねじ止めした例を示したが軸受20とボス20aは別体であっても構わない。
また、本実施の形態ではクリーニングフレーム18cに設けられた軸受(不図示)に前記ドラム軸30aが嵌合して、また、前記クリーニングフレーム18cに取り付けられた軸受20の内面に前記出力側歯車28が嵌合した状態で、前記感光体ドラム12はプロセスカートリッジBのクリーニングフレームに18c取り付けられている。そこで、感光体ドラム12は出力側歯車28、ドラム軸30aを中心として回転する。尚、本実施の形態では、感光体ドラム12はクリーニングフレーム18cに軸方向に移動可能に取り付けられている。これは、取り付け公差を考慮したためである。しかしながら、これに限定されるものでなく、感光体ドラム12はクリーニングフレーム18cに対して軸方向に移動しないように取り付けてもよい。
本実施の形態では、画像形成装置本体からプロセスカートリッジへと駆動入力する際に減速をおこなう機構として特開2003-42240に示される減速機構を用いている。以下に本実施の形態における減速手段の構成について説明する。尚、以下の説明においてはプロセスカートリッジは画像形成装置本体に装着された状態であるとする。
図8に示すようにドラムシリンダ12aに取り付けられている前記ドラムフランジ27には出力側歯車28が一体的に成形的に設けられている。また、これに対して対向配置されるとともに回転が阻止された入力側歯車29が配置されている。さらに装置本体に設けられた入力板32と入力側歯車29と前記入力板32の間には介装された複数のボール32aと32bとを設けている。入力板32は円盤部32cと穴部32dとリテーナ34とから成り、穴部32dはリテーナ34を回転可能に支持している。さらに入力ギア部32fと嵌合い、接着またはビス止め等により固定連結されており、装置本体に備えられたモータ33(不図示)の回転力が伝達されるようになっている。この入力板は円盤部32cの入力側歯車29に対する対向面、すなわち、円盤部32cの外表面は、感光体ドラム12の軸心に対して直交する平面状に形成されている。
入力側歯車29はドラムフランジ27内ハウジング部27aに納められていて軸方向への移動や軸心上での所定の位置を揺動中心とする揺動は許されているが、回転は阻止された状態で収容されている。ドラムフランジ27内ハウジング部27aの内周面の周方向所定部位に径内方向に突出する突起27bが設けられ、一方、入力側歯車29の外周部には突起27bに対応する位置に軸方向に延びるガイド溝29aが設けられており、このガイド溝29aに突起27bが係合している。図示例においてはガイド溝29aおよび突起27bは周方向4箇所にそれぞれ設けられている。なお、突起をドラムフランジ27内ハウジング部27aに設けてガイド溝を入力側歯車29側に設けることもできる。その他適宜の構造によって、入力側歯車29を揺動可能に保持することが可能である。(図9、図10参照)
入力板32と入力側歯車29の間には介装された複数のボール32aと32bとが配置されている。これら複数のボール32aと32bは、円盤状のリテーナ34に回転自在に保持されており、各ボール同士の位置関係が保持されている。各ボール32aと32bは、リテーナ34の表面ならびに裏面の双方から突出しており、ボール32aと32bは入力板32並びに入力側歯車29のそれぞれの対向面にころがり接触するが、リテーナ34はそれらに接触しないようにしてある。また、リテーナ34は入力板32に対しても、入力側歯車29に対しても相対回転自在となされている。図示例においてはリテーナ34はボール32aと32bによって保持されるようになっているが、このリテーナ34を回転可能に支持する軸を入力板32に設けてもよく、また、入力板32とリテーナ34の間に適宜の支持部材を設ける事も可能である。
係る構成によって入力側歯車29は入力板32の回転に伴って、傾斜方向が周方向に移行するように揺動する一方、ガイド溝29aと突起27bの係合によって入力側歯車29の回転は阻止される。また、リテーナ34は、ボール32aと32bの周方向の移動にともなってこれに同期して回転する。ボール32aと32bは入力板32及び入力側歯車29の双方に対してころがり接触するので、入力板32が1回転するとボール32aと32bは1/2回転分だけ周方向に転動し、この段階で1/2の減速比を得る事ができる。
出力側歯車28は入力側歯車29とほぼ同径であって入力板32と同心上に配置されるとともに、入力板32とは反対側において入力側歯車29に対して軸方向に対向配置されている。これら入力側歯車29と出力側歯車28の外周部には互いに噛合いする歯部28bと29bがそれぞれ対向状に設けられている。この歯部28bと29bの形状はトロコイド曲線状などの適宜の形状とすることができる。また、入力側歯車29は軸中心部に配置された揺動支持ボール35を介して出力側歯車28に揺動自在に支持される。また、このボール35が設けられている事により入力側歯車29と出力側歯車28とが全周に渡って噛合してしまうことが阻止されるとともに、入力側歯車29の周方向一部が出力側歯車28と噛合するとき図9に示すように噛合部分の反対側では両歯車の歯部28bと29b同士が完全に離間するようになっている。
入力側歯車29は、大小複数のボール32aと32bに当接されることによって出力側歯車28に対して傾斜してこれら歯車が周方向一部において噛み合っている。従って入力板32がモータ33回転力によって回転すると、上記したようにその半分の速度で複数のボール32aと32bが周方向に移動し、これに応じてボールに支持される入力側歯車29が揺動して、該入力側歯車29と出力側歯車28の噛み合い部が周方向に移行するようになっている。
上記入力側歯車29と出力側歯車28とは所定の歯数を有している。歯数差は1であってもよく、2以上であってもよい。また、入力側歯車29の歯数が出力側歯車28の歯数よりも多くてもよく、少なくてもよい。係る歯数差が設けられていることにより入力側歯車29が、出力側歯車28との噛み合い部分を周方向に移行させつつ1周分揺動すると、入力側歯車29の回転は阻止されているので歯数差分だけ出力側歯車28は回転する。
また、入力側歯車29と出力側歯車28との周方向一部における噛み合い、並びに、ボール32a、32bと入力板32および入力側歯車29とのころがり接触を確実ならしめるために入力板32をプロセスカートリッジ側へと付勢する付勢手段36が設けられている。本実施例においては付勢手段36は圧縮コイルばねを使用したが、その他の付勢手段を適宜用いても構わない。
次に開閉カバー22の開閉動作に連動して装置本体側継手部のプロセスカートリッジ側継手への接続および解除させる構成における、装置本体側継手部と付勢手段について図11、図12を参照して説明する。
駆動系ユニットの位置決め部を形成するプリンタの本体フレーム40には軸受37のラジアル軸受部37bと同軸上にある軸受37の軸部37aは本体フレーム40の位置決め基準穴40aに嵌合され取り付けられている。一方、駆動ギア列の不図示のギア軸がカシメ固定、支持される駆動板金38の嵌合穴38aに嵌合して固定された駆動板金側のフランジ部39bを有する軸受39は、軸受部内側39aが前記ドラム駆動ギア32fと嵌合しており、ドラム駆動ギア32f他端側に連結された入力板32のハウジング部外部の丸軸32gとラジアル軸受部37bが嵌合しており入力板32からドラム駆動ギア32f長手方向の長い範囲で半径方向において嵌合位置決めされていて、長手方向に相対的に移動可能で回転自在とし、さらに、このラジアル軸受部37bは前記入力板32が本体フレーム40を貫通してドラムフランジ27と軽嵌合するときの案内をする。
そして前記ドラム駆動ギア32fを感光体ドラム12側に付勢する圧縮コイルばね36の一方の端部を軸受39のフランジ部39bに当接し、他方の端部をドラム駆動ギア32fの前記駆動板金38側に当接して縮設するように構成する。
モータ33からの駆動回転力を継手部材を介して前記感光体ドラム12に伝達する入力板32およびこれに連結しているドラム駆動ギア32fは前記軸受37の内部端面に摺動可能に接している。従ってする入力板32およびこれに連結しているドラム駆動ギア32fは前記軸受37と前記駆動板金38の間にあって半径方向には移動できないようになっている。
この軸受37は両側面に上下部へ傾斜するカム面37cとラジアル軸受部37bを一体で有する。軸受37のカム面37c側にはカムレバー41が設けられている。(図12参照)
カムレバー41は前記入力板32を前記感光体ドラム12の長手方向に相対的に移動させるための手段であり、カム面41aを有し、このカム面41aにおいて前記軸受37のカム面37cに当接し、上下方向へ傾斜するカム形状のスロープの内部に有する丸長穴部41b内を前記入力板32が貫通している。そして、このカムレバー41は前記圧縮コイルばね36によって感光体ドラム12側に付勢される。スロープを設けた側と反対側は上下の全長にわたり垂直面41cであって入力板32に連結しているドラム駆動ギア32fの前記カムレバー41側の面32hに摺動可能に接している。カムレバー41は図示されないが装置本体1に固定された上下方向のガイドに案内されるようになっており、上端に設けたピン41dと装置本体1に軸で枢着した開閉カバー22に一端が枢着された不図示のリンクの他端が結合されている。
着脱可能なプロセスカートリッジBが装着された装置本体1からの駆動回転力を減速手段を介して伝達される画像形成装置Aにおいて、プロセスカートリッジBを装着する前の、軸継手が解除された状態を図13、14で説明する。
ドラム駆動ギア32fはモータ33に連結され、さらにドラム駆動ギア32fからは給紙、搬送系のギア列へ連結されている。(不図示)
カムレバー41は装置本体1のプロセスカートリッジBのカートリッジ装着部を開閉する開閉カバー22の開閉と連動して上下動作する。
第一、プロセスカートリッジBを装置本体1に装着するときには、装置本体1の開閉カバー22が開放された状態であり、カムレバー41は図14に示すように上昇位置にあってドラム駆動ギア32fを介して圧縮コイルばね36を圧縮する方向に押している。
そのため、装置本体1内側のプロセスカートリッジBが位置決めされる位置において入力板32とこれに連結しているドラム駆動ギア32fは軸受37よりも駆動側に引っ込んだ状態にあり、プロセスカートリッジBの装着の邪魔にはならない。
第二に、図13のようにプロセスカートリッジBが装置本体1に装着され、プロセスカートリッジBが装置本体1に固定された不図示のガイド部材に位置決めされると開閉カバー22は閉じることができるようになる。
カムレバー41は開閉カバー22が閉じると図13に示すように不図示のリンクの動作に連動して押し下げられ、圧縮コイルばね36のばね力により、入力板32とこれに連結しているドラム駆動ギア32fは感光体ドラム12側へ移動する。
このため、入力板32はボール32a、32bを介して装置本体1内側に装着されているプロセスカートリッジBの継手部分である入力側歯車29に押し付けられる状態となる。このとき入力側歯車29は揺動自在に取り付けてあるために、入力板32とボール32a、32bが周方向にどのような位相ととっていたとしても、この位相に因らず入力側歯車29が圧接されて入力板32とボール32a、32bと入力側歯車29は連結された状態を取ることができ、モータ33から伝達される回転力を感光体ドラム12側へ伝えることが可能となる。
第三に、プロセスカートリッジBの交換や、ジャム(紙づまりをいう)処理等でプロセスカートリッジBを装置本体1から取り出すときの作用を説明する。
プロセスカートリッジBを装置本体1から取り出すときには軸継手の接続を解除しなければならない。
プロセスカートリッジBを取り出すときにプロセスカートリッジB装着部の開閉カバー22に連動してカムレバー41が引き上げられ、入力板32とこれに連結しているドラム駆動ギア32fは図14に示すような退避状態になる。このとき、軸継手部は入力板32とボール32a、32bが入力側歯車29にスラスト方向に圧接されただけの状態であるため、その他の動作を必要とせずにプロセスカートリッジBを取り出すことができる。
この実施の形態によれば、取り出された状態でのプロセスカートリッジの感光体ドラムをユーザが回転させることに因るクリーニングブレードの破損防止の効果が得られる。また、プロセスカートリッジB側と装置本体1側継手部連結および解除動作を単純化することができる。さらに、本実施の形態の減速機構を用いることによって小型の装置を用いて大きな減速比を得ることが可能である。
次に第2の実施例について説明する。実施例1に示す開閉カバーの開閉動作に連動して装置本体側継手部のプロセスカートリッジ側継手への接続および解除させる構成における、装置本体側継手部と付勢手段について、実施例1における圧縮コイルばねおよびカムレバーとこれに結合されたリンクの代わりに、円盤状の入力部材及び前記複数のボールのケーシングをスラスト方向に移動せしめる手段がモータによって駆動されるアクチュエータおよびこれを制御する電気回路、開閉カバーの開閉状態を検出するセンサであることを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段。その他の構成は実施例1と同様の構成のものである。
第1の実施例における、画像形成装置の全体の状態を示す縦断面図。 プロセスカートリッジを示す縦断面図。 プロセスカートリッジの装着方向に向かって右上から見る斜視図。 プロセスカートリッジの装着方向に向かって左上から見る斜視図。 画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着部の左側の斜視図。 画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着部の右側の斜視図。 感光体ドラムの縦断面図。 本発明の第1の実施例における、減速機構およびプロセスカートリッジと装置本体側継手部の要部拡大断面図。 出力側歯車および入力側歯車部の拡大断面図。 図9の右側面図。 装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手が接続された状態における、該継手部を説明する縦断面図。 開閉カバーと連動して装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手部の接続および解除を行う機構について説明する斜視図。 開閉カバーと連動して装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手部の接続および解除を行う機構について、装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手が接続された状態を説明する縦断面図。 開閉カバーと連動して装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手部の接続および解除を行う機構について、装置本体側継手部とプロセスカートリッジ側継手が解除された状態を説明する縦断面図。
符号の説明
1 画像形成装置本体
1a 突き当て部
2 給紙カセット
3 ピックアップローラ
4、5 搬送ローラ対
6 画像形成部
7 定着部
8 光学ユニット
9、10 排紙ローラ対
11 排紙積載部
12 感光体ドラム
12a ドラムシリンダ
13 帯電ローラ
14 露光開口
15 現像手段
15a トナー収納部
15b トナー送り部材
15c 固定磁石
15d 現像ローラ
15e 現像ブレード
16 クリーニング手段
16a クリーニングブレード
16b スクイシート
16c 廃トナー溜まり
17 転写ローラ
18a トナーフレーム
18b 現像フレーム
18c クリーニングフレーム
18c1 突き当て部
18c2 ドラム軸19aを支持する軸受
18c4、18c5 装着ガイド
19a ドラム軸
20 クリーニングフレーム18cに取り付けられた軸受
20a カートリッジ枠体の長手方向に突出形成した円筒形のボス
21 カートリッジ装着ガイド部材
21a、21c ガイド部材
21b、21d ガイド部21cの端末に設けたU溝
22 開閉カバー
23 ドラム軸凸部
24 ドラム駆動ギア
25 ボールケース
26 ボールケース軸受部
27 ドラムフランジ
27a ドラムフランジ27内ハウジング部
27b 突起
28 出力側歯車
28b 歯部
29 入力側歯車
29a ガイド溝
29b 歯部
30 ドラムフランジ
31 出力側歯車28軸と同心円の円筒形のボス
32 入力板
32a、32b ボール
32c 円盤部
32d ボス部
32e ハウジング部材
32f 入力側駆動ギア
32g ハウジング部外部の丸軸
32h カムレバー41側の面
33 モータ
34 リテーナ
35 ボール
36 圧縮コイルばね
37 本体フレーム40に取り付く軸受
37a 軸部
37b ラジアル軸受部
37c 上下部へ傾斜するカム面
38 駆動板金
38a 嵌合穴
39 駆動板金38に取り付く軸受
39a 軸受部内側
39b フランジ部
39d 軸部
40 本体フレーム
40a 40の位置決め基準穴
41 カムレバー
41a カム面
41b 丸長穴部
41c 垂直面
41d ピン
A レーザプリンタ
B プロセスカートリッジ

Claims (4)

  1. 電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、前記記録媒体を給紙および排紙する手段を有し、プロセスカートリッジが着脱可能である記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置で、
    固定軸に対して回転自在に支持された電子写真感光体ドラム本体に、電子写真画像形成装置本体内に内蔵されたモータの駆動力が減速機によって減速されて電子写真感光体ドラム本体に伝達され、電子写真感光体ドラム本体が固定軸に対して回転駆動する電子写真感光体ドラムにおいて、前記減速機は、モータにより駆動される入力部材と該入力部材に対して軸方向に対向配置されるとともに回転が阻止された入力側歯車および該入力側歯車に対して軸方向に対向配置されるとともに電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車とを備え、入力側歯車と出力側歯車とは所定の歯数差を有し、入力側歯車が出力側歯車に対して傾斜してこれら歯車が周方向一部において噛み合っており、入力部材の駆動に応じて入力側歯車が揺動し、該入力側歯車と出力側歯車との噛み合い部分が周方向に移行することにより電子写真感光体ドラムに回転駆動が与えられる事を特徴とする電子写真感光体ドラムを具備する電子写真画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段で、プロセスカートリッジの着脱に伴って電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材と前記電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車及び入力側歯車との連結を接続および解除する手段を有することを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段。
  3. 請求項2に記載の電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段で、前記電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材及びこのケーシングがスラスト方向に移動可能であり、前記入力部材及びこのケーシングをスラスト方向に移動せしめるカム部材と、前記カム部材に係合する相手側カム部材、前記入力部材及びこのケーシングを電子写真感光体ドラム本体側に付勢するばね、前記カム対を解除するカムレバーがあって、カムレバーの動作によって、電子写真感光体ドラム本体に連結された出力側歯車及び入力側歯車と前記入力側歯車の揺動手段との連結が解除されることを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段。
  4. 請求項2に記載の電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段で、前記電子写真画像形成装置本体側に設けられた入力部材及びこのケーシングがスラスト方向に移動可能であり、前記入力部材及びこのケーシングをスラスト方向に移動せしめる、モータによって駆動されるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する電気回路、電子写真画像形成装置本体の開閉カバーの開閉を検出する検出手段を有することを特徴とする電子写真画像形成装置における駆動入力、駆動解除および減速手段。
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