JP2017068266A - ドラムユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

ドラムユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来技術を発展させること
【解決手段】 ドラムユニットは、軸線L1を持った感光ドラムと、軸線L2を持ち前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材を有する。カップリング部材は、その端部に向かって延びている突起を有する。カップリング部材は、第1の位置と、第1の位置にある際よりも突起を感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を軸線L2に沿って移動可能である。突起は、回転力を受けるための力受け部と、軸線L2の反対側に面する外面と、を有する。外面の少なくとも一部は、感光ドラムから軸線L1の方向に遠ざかるにつれて軸線L2との距離を広げるように構成される。
【選択図】 図7

Description

電子写真画像形成用の画像形成装置、プロセスカートリッジ、ドラムユニットに関する。
電子写真方式の画像形成装置において、画像形成に関わる回転体としての感光ドラムや現像ローラなど要素をカートリッジとして一体化し、画像形成装置本体(以下、装置本体)へ着脱可能とした構成が知られている。ここで、カートリッジ内の感光ドラムを回転させるためには装置本体から駆動力を伝達することが望ましい。その際に、カートリッジ側のカップリング部材を装置本体側の駆動ピンなどの駆動力伝達部に係合させて駆動力を伝える構成が知られている。
ここで、画像形成装置によっては感光ドラムの回転軸線に対して実質的に直交する所定方向に取り外し可能なカートリッジに関する構成が知られている。特許文献1には、感光ドラムの端部に設けたカップリング部材を、感光ドラムの回転軸線に対して傾動可能に構成が開示されている。これにより、カートリッジに設けたカップリング部材を装置本体に設けた駆動ピンに係合させ、装置本体からカートリッジへ駆動力を伝達させる構成が知られている。
特開2008−233867号公報
上記従来技術を発展させることである。
本願にて開示する代表的な構成は、
プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
軸線L1を持った感光ドラムと、
軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有するカップリング部材と、
を有し、
前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
前記突起は、回転力を受けるための力受け部と、前記軸線L2の反対側に面する外面と、を有し、
前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする。
上述の従来技術を発展させることができた。
画像形成装置の断面図である。 カートリッジの断面図である。 カートリッジを分解した際の斜視図である。 (a)、(b):カートリッジが装着および取り外しされる様子を説明する説明図である。 (a)、(b):カップリング部材の側視図である。(c):カップリング部材の斜視図である。 (a)、(c):ドラムギアユニットの斜視図である。(b)、(d):ドラムギアユニットの断面図である。 (a1)、(a2)、(a3)、(a4):ドラムギアユニットの説明図である。(b1)、(b2)、(b3)、(b4):ドラムギアユニットの断面図である。 実施例1の変形例を示した説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)、(e):ドラムギアユニットの斜視図である。 (a)、(b)、(c):クリーニングユニットの分解斜視図である。 (a)、(b):カートリッジの斜視図である。 (a)、(b)、(c)、(d):ドラムギアユニットの動作を説明する説明図である。 (a1)、(a2)、(a3)、(a4):ドラムギアユニットの説明図である。(b1)、(b2)、(b3)、(b4)ドラムギアユニットの断面図である。 (a)、(b)ドラムギアユニットの斜視図である。(c)ドラムギアユニットの断面図である。(d)ドラムギアユニットの断面図である。 (a)、(b)ドラムギアユニットの説明図である。 (a),(b),(c),(d)ドラムギアユニットの説明図である。 (a),(b),(c)ドラムギアユニットの説明図である。 (a1)、(a2)、(a3):ドラムギアユニットの説明図である。(b1)、(b2)、(b3)ドラムギアユニットの断面図である。 (a)、(b)、(c)、(d):ドラムギアユニットの説明図である。 (a)、(b)ドラムギアユニットの説明図である。 (a)、(b)ドラムギアユニットの説明図である。 (a)、(b)、(c)ドラムギアユニットの説明図である。 (a1)、(a2)、(a3):ドラムギアユニットの説明図である。(b1)、(b2)、(b3)ドラムギアユニットの断面図である。 (a),(b),(c)カップリング部材の説明図である。(e),(f),(g)カップリング部材の断面図である。 (a)カップリング部材の変形例を示す説明図である。(b)カップリング部材の変形例を示す断面図である。
以下に、本発明を適用した実施例について図面を用いて説明する。
ここで、電子写真方式を採用した画像形成装置(電子写真画像形成用の画像形成装置)を電子写真画像形成装置と呼ぶ。なお、電子写真方式とは感光体上に形成された静電像をトナーで現像する方式を指す。ここで、現像方式は1成分現像方式、2成分現像方式、乾式現像等の現像方式に関わらない。また、電子写真感光ドラム(電子写真感光体ドラム)とは電子写真方式の画像形成装置に用いるものであって、ドラム形状のシリンダ表層に感光体(感光層)を備える構成を指す。
ここで、感光ドラムに作用する画像形成に関わる帯電ローラや現像ローラ等をプロセス手段と呼ぶものとする。また、画像形成に関わる感光体又はプロセス手段(クリーニングブレード、現像ローラ等)を備えるカートリッジをプロセスカートリッジと呼ぶ。実施例では、感光ドラム、帯電ローラ、現像ローラ、クリーニングブレードを一体化したプロセスカートリッジを例に挙げて説明する。
実施例では、複合機、FAX、プリンタ等幅広い用途に使われる電子写真方式のうちレーザビームプリンタを例に挙げて説明する。なお、実施例中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。また、実施例中の寸法等は関係を明瞭に説明するためのものであって、構成を限定するものではない。
実施例におけるプロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱する方向と実質的に直交する方向である。また、プロセスカートリッジの長手方向とは電子写真感光ドラムの回転軸線と平行(シート搬送方向と交差する方向)である。長手方向において、プロセスカートリッジの画像形成装置本体から感光ドラムが回転力を受ける側を駆動側(被駆動側)とし、その反対側を非駆動側とする。また、特段明記することなく上方(上側)と記載した場合には、画像形成装置を設置した際の重力方向上方側を上方とみなし、その反対方向(逆方向)を重力方向下方側(下側)とする。
<実施例1>
以下に、本実施例におけるレーザビームプリンタについて図面を用いて説明する。本実施例におけるカートリッジは、感光体(像担持体・回転体)としての感光ドラムと、プロセス手段としての現像ローラ、帯電ローラ、クリーニングブレードを一体化したプロセスカートリッジである。このカートリッジは装置本体に対して着脱可能(着脱自在)である。ここで、カートリッジ内には装置本体から回転力を受けて回転する回転体/回転部材として、ギア、感光ドラム、フランジ、現像ローラ等を備える。
以下に、電子写真画像形成装置としてのレーザビームプリンタの構成と、画像形成プロセスについて図1を用いて説明する。続けて、プロセスカートリッジの詳細な構成について図2、図3を用いて説明する。
(レーザビームプリンタと画像形成プロセスの説明)
図1は、電子写真画像形成装置であるレーザビームプリンタ装置本体A(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。また、図2は、カートリッジBの断面図である。
なお、以下、装置本体Aとは、電子写真画像形成装置であるレーザビームプリンタのうち、着脱可能なカートリッジBを除いた部分を指すものとする。
まず、図1を用いて電子写真画像形成装置であるレーザビームプリンタの構成について説明する。
図1に示す電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱可能(装着可能かつ離脱可能)とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBは露光手段(露光装置)としてのレーザスキャナユニット3の下方に配置される。
また、カートリッジBの下方に画像形成装置が画像を形成する対象(目的)である記録媒体(シート材)としてのシートPを収容したシートトレイ4が配置されている。
さらに、装置本体Aには、シートPの搬送方向X1に沿って上流側から順に、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11が配置されている。なお、定着手段としての定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
次に、図1、図2を用いて画像形成プロセスの概略を説明する。
プリントスタート信号に基づいて、現像剤を担持して回転可能な感光ドラムとしてのドラムシリンダ62は矢印R方向(以下、回転方向Rとする)に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラムシリンダ62の外周面に接触し、ドラムシリンダ62の外周面を一様均一に帯電する。
露光手段としてのレーザスキャナユニット3は、レーザープリンタへ入力される画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの上面の露光窓部74を通り、ドラムシリンダ62の外周面を走査露光する。これにより、帯電されたドラムシリンダ62上の一部が除電され、感光ドラム表面に静電像(静電潜像)が形成される。
一方、図2に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、トナー室29内の現像剤(以下、「トナーT」と称す)は、搬送部材としての搬送スクリュ43の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。
現像剤としてのトナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像手段(プロセス手段・回転体)としての現像ローラ32の表面に担持される。なお、現像ローラ32はドラムシリンダ62上に形成された静電像を現像すべく現像剤を現像領域へと担持、搬送するトナー担持体(現像剤担持体、現像部材)として機能する。現像領域へと搬送されるトナーTは、現像ブレード42によって現像ローラ32周面の層厚が規制される。なお、トナーTは現像ローラ32と現像ブレード42の間で摩擦帯電される。
このようにして現像ローラ32によって担持されたトナーTが、ドラムシリンダ62上に形成された静電像を現像(可視像化)する。そして、ドラムシリンダ62はその表面に現像されたトナー(トナー像)を担持して、回転方向Rに回転する。ドラムシリンダ62はトナー像を担持する像担持体である。
また、図1に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシートPがシートトレイ4から給送される。
そして、そのシートPが転写ガイド6を経由して、ドラムシリンダ62と転写ローラ7との間の転写位置(転写ニップ)へ供給される。この転写位置において、トナー像は像担持体としてのドラムシリンダ62から記録媒体としてのシートPに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシートPは、ドラムシリンダ62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシートPは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの定着ニップ部を通過する。この定着ニップ部では、シートP上の未定着トナー像は加圧されるとともに加熱されることでシートPへと定着される。その後、トナー像が定着されたシートPは、排出ローラ対10により搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図2に示すように、トナーTをシートへ転写した後のドラムシリンダ62の表面にはシートへ転写されずにドラム表面に残留する転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、ドラムシリンダ62の周面に当接するクリーニングブレード77により除去される。これにより、ドラムシリンダ62上に残留していたトナーが清掃され、清掃されたドラムシリンダ62は再び帯電され、画像形成プロセスに使用される。ドラムシリンダ62から除去されたトナー(転写残トナー)はクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77は、いずれもドラムシリンダ62に作用するプロセス手段として機能する。本実施例の画像形成装置はクリーニングブレード77で転写残トナーを除去する方式を採用したが、電荷を調整した転写残トナーを現像装置で現像と同時に回収する方式(クリーナレス方式)を採用してもよい。なお、クリーナレス方式において、転写残トナーの電荷を調整するための補助帯電部材(補助帯電ブラシ等)もプロセス手段として機能する。
(プロセスカートリッジの構成説明)
次に、カートリッジBの詳細な構成について図2、図3を用いて説明する。
図3は、カートリッジBを分解した斜視図である。カートリッジBは、ドラムシリンダ62や現像ローラ32を回転可能に支持する枠体を有する。カートリッジBの枠体は複数のユニットに分解可能である。本実施例のカートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20の2つのユニットが一体化されたものであり、クリーニングユニット60の枠体と、現像ユニット20の枠体とがカートリッジBに設けられている。
本実施例ではドラムシリンダ62を保持するクリーニングユニット60と、現像ローラ32を保持する現像ユニット20とが、2本の連結ピン75で連結される構成を用いて説明するが、カートリッジBが3体以上のユニットに分かれていても良い。当然、複数のユニットがピン等の結合部材で結合されず、ユニットのうちの一部のみを交換可能な構成であってもよい。
クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラムユニットU1、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等からなる。
ドラムユニットU1はドラムシリンダユニットU2、およびドラムシリンダユニットU2の駆動側端部に設けられるカップリング部材86、ピン88(図6参照)で構成される。カップリング部材86は、ドラムユニットU1の外部から、ドラムユニットU1を回転するための回転力を受けるためのものである。
また、ドラムシリンダユニットU2はドラムシリンダ62と、ドラムシリンダ62の駆動側に取り付けられるフランジ部材としての駆動側フランジ87等で構成される(詳細は後述する)。
ドラムシリンダ62へは、駆動側フランジ87、カップリング部材86を介して装置本体Aから回転力が伝達される。
図3に示すように、ドラムシリンダ62は、回転軸線L1(以下、軸線L1と記載する)を中心に回転可能である。また、カップリング部材86は、回転軸線L2(以下、軸線L2と記載する)を中心に回転可能である。なお、本実施例では、ドラムシリンダ62の軸線L1と、カップリング部材86の軸線L2が実質同軸となるように、ドラムシリンダ62の端部にカップリング部材86が接続されている。そのため以下の説明において、軸線L1と軸線L2を同じものとして述べることがある。
ここで、カップリング部材86は、ドラムシリンダ62や駆動側フランジ87に対し軸線L2に沿って進退可能に構成されている。言い換えれば、カップリング部材86は、少なくとも軸線(L2)が延びる方向(軸線方向)と実質的に平行に移動可能である。カップリング部材86は、駆動側フランジ87の外側に向けて進出(突出)した位置(突出位置、進出位置、第1の位置)と、駆動側フランジ87の内側(ドラムシリンダ側)に向けて退避した位置(退避位置、第2の位置)とを取り得る。つまりカップリング部材86は、突出位置と退避位置との間を軸線方向に沿って往復移動できる。詳細は、図7(b1)〜(b4)を用いて後述する。
一方、図2および図3に示すように、現像ユニット20は、トナー収納容器22、底部材21、第1サイド部材26L(非駆動側)、第2サイド部材26R(駆動側)、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34からなる。ここで、トナー収容容器22内にはトナーを搬送する搬送部材としての搬送スクリュ43(撹拌シート)、現像剤としてのトナーTを有する。また、現像ユニット20は現像ユニット20とクリーニングユニット60の間でユニットの姿勢を規制するために付勢力を与える圧縮バネ46を備える。さらに、連結部材としての連結ピン75によりクリーニングユニット60と現像ユニット20は互いに回動可能に連結され、カートリッジBを構成する。
具体的には、現像ユニット20の長手方向(現像ローラ32の軸線方向)両端に設けられるアーム部23aL、23aRの先端に、回動穴23bL、23bRが設けられている。この回動穴23bL、23bRは現像ローラ32の軸線と平行に設けられている。
また、クリーニングユニット60側の枠体であるクリーニング枠体71の長手両端部のそれぞれには、連結ピン75を嵌入するための嵌入穴71aが形成されている。そして、アーム部23aL、23aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、連結ピン75を回動穴23bL、23bRと嵌入穴71aに挿入する。これにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20が連結部材としての連結ピン75を中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部23aL、23aRの根元に取り付けられた圧縮バネ46がクリーニング枠体71に当たり、連結ピン75を回動中心として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。
これにより、プロセス手段としての現像ローラ32は回転体としてのドラムシリンダ62の方向へ確実に押し付けられる。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられたリング形状の間隔保持部材としてのスペーサ(不図示)によって、現像ローラ32はドラムシリンダ62から所定の間隔を保たれる。
(プロセスカートリッジの着脱の説明)
上述の構成において、カートリッジBが装置本体Aに着脱される動作について図4、図5を用いて説明する。
図4は、装置本体AにカートリッジBを着脱する様子の説明図である。図4(a)は非駆動側から見た斜視図、図4(b)は駆動側から見た斜視図である。なお、駆動側とはカートリッジBのカップリング部材86が設けられた長手方向の端部を指す。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられている。図4は、この開閉扉13が開かれた状態の装置本体Aを示した図である。
装置本体Aには開口O1が設けられ、装置本体Aの内部は、カートリッジBの装着スペースになっている。装置本体Aの内部には、駆動ヘッド(駆動軸、駆動伝達部材)14と、案内機構としてのガイド部材12を備える。
ここで駆動ヘッド14は装置本体A側に設けられ、装置本体Aに装着されるカートリッジBへと駆動力を伝達する本体側の駆動伝達機構であり、カートリッジBのカップリング部材86と係合する。その係合後に駆動ヘッド14が回転することでカートリッジBへ回転力を伝達することができる。ここで、駆動ヘッド14は、軸線L4を中心として回転可能になるように装置本体Aに支持されている。また、駆動ヘッド14は、回転力を付与する付与部としての駆動ピン14bを備える(図7参照)。
また、案内機構としてのガイド部材12はカートリッジBを装置本体A内に案内する本体側ガイド部材である。ガイド部材12は板状の部材にガイド用の溝が設けられたものでも良い。またガイド部材12の上端をカートリッジBの下面に接触させて、カートリッジBを下から支えつつ、カートリッジBの着脱をガイド(案内)するようにしても良い。
続いて、図5および図6を用いて、駆動ヘッド14からカートリッジBへ入力される回転力をドラムシリンダ62に伝達する構成について説明する。図5は駆動力伝達部品としてのカップリング部材86の説明図で、図5(a)、図5(b)は側視図、図5(c)は斜視説明図である。図6はカップリング部材86を含むドラムギアユニットU2の説明図で、図6(a)、(c)は斜視説明図、図6(b)、(d)はそれぞれ図6(a)、(c)に示す構成をs1切断面で切断した断面図である。また、カップリング部材86はドラムユニットU1内で移動可能に設けられており、図6(a)と図6(c)はカップリング部材86のドラムユニットU1内での位置が互いに異なる様子を表している。
図5に示すように、カップリング部材86は被支持部86a、回転力伝達部86b、結合部86cから構成される。まず、被支持部86aはカップリング部材86の回転軸L1を中心軸とする円柱形状である。次に、回転力伝達部86bは、回転軸L1と直交する方向に突出する円筒形の付与部86b1、被支持部86aよりも直径の大きな円筒形状である大径部86b4、大径部86b4と結合部86cとをつなぐ軸部86b3を有する。ここで大径部86b4と被支持部86aとの段差部を段差部86b2とする。そして結合部86cは、球面状の外形を有する基部86c3、基部86c3から回転軸L1の外側へ突出する一対の突出部(突起)86c1、基部86c3と同心の球面状に基部86c3をくりぬいた形状の凹部86c4を有する。
結合部86cは、本体に設けられた駆動ヘッド14と結合(カップリング)するための部分である。結合部86cに設けられた一対の突出部86c1が駆動ヘッド14の駆動ピン14bと当接することによって、駆動ヘッド14から回転力(駆動力)を受ける。駆動ピン14bと接触する突出部86c1の接触部は、回転力を受けるための力受け部(回転力受け部、駆動力受け部)である。突出部86c1が受けた回転力によってカップリング部材86やドラムシリンダ62が回転する。
凹部86c1は、基部86c3を窪ませて形成された面であり、被支持部86aとは反対側(すなわちカップリング部材86の自由端側)に面している。また突出部86c1は、凹部86c1の近傍の面から突出している突起である。すなわち、基部86c3は凹部86c1の周囲に円環状の面(縁)を有し、その円環状の縁から突出部86c1が突出している。カップリング部材86は、突出部86c1を複数有する(本実施例では2つ有する)。
突出部86c1は軸線L1(軸線L2)の方向において、ドラムシリンダ62から離れる向きに突出する。別の言い方をすると、突出部86c1は、カップリング部材86の先端に向かって突出している。カップリング部材86は、突出部86c1の先端において、ドラムシリンダ62から軸線L1の方向に最も遠ざかる。
基部86c1は、カップリング部材86の端部(第1端部)を形成する部分である。突出部86c1はその基部86c1からさらにカップリング部材86の先端に向かって突出している突起である。
また、被支持部86a、大径部86b4は、ドラムユニットの内部に配置されて、後述する駆動側フランジ87に接続、固定される部分である。つまり被支持部86a、大径部86b4は、駆動側フランジ87に接続される固定端(第2端部)を形成する部分である。
また、軸部86b3は、カップリング部材の第1端部と第2端部を繋ぐ接続部である。カップリング部材86の軸線L2から軸部86bの表面までの距離(すなわち軸部86bの半径)は、突出部86c1から軸線までの距離よりも短くなっている。突出部86c1と軸線L2の距離は突出部86c1の位置によって異なるが、突起部86cから軸線L2までの最短距離および最長距離のいずれとも、軸線L2から軸部86bの表面までの距離よりも長い。
2つの突出部86c1はそれぞれ回転軸L1に対して角度θ1と角度θ2傾いている。そして角度θ1と角度θ2はほぼ等しい。
つまり一対の突出部86c1は、回転軸L1を中心軸、回転軸L1から角度θ1だけ傾斜した線を母線とした円錐形状をしている。言い換えると、結合部86cの突出部86c1は、カップリング部材86の先端(突出部86c1の先端)に向かうにつれて(つまりはドラムシリンダ62から離れるにつれて)回転軸L2との距離が大きくなるように形成されている。
突出部(突起)86c1は、軸線L2に面した内面と、軸線L2とは反対に面した外面を有する。その内面および外面ともに、突出部86c1の先端に向かうにつれて軸線L2からの距離を広げる構成である。
別のいい方をすると、突出部(突起)86c1は、軸線L2(軸線L1)の方向にドラムシリンダ62から離れるほど軸線L2からの距離を広げる外面を有する。また突出部(突起)86c1は、軸線L2(軸線L1)の方向にドラムシリンダ62から離れるほど、軸線L2からの距離を広げる内面を有する。また突出部86c1の内面および外面は、突出部の先端において軸線L2との距離を最大にする。
続いて、図6を用いて、カップリング部材86が組み込まれるドラムギアユニットU2について説明する。図6に示すように、ドラムギアユニットU2はカップリング部材86、駆動側フランジ87、フタ部材88、圧縮バネ89から構成されている。
駆動側フランジ87はドラムシリンダ62の駆動側の端部に固定されたフランジ(ドラムフランジ)であり、その外周にギアを有する。そのため駆動側フランジ87をドラムギアと呼ぶ場合もある。駆動側フランジ87に設けられたギアは現像ローラ32(図32)の端部に設けられたギアに噛み合うことで、ドラムシリンダ62が回転した際には、現像ローラ32に駆動が伝達される。
カップリング部材86は、少なくとも回転力伝達部86b1が駆動側フランジ(ドラムギア)87の中空部87aに収まるように、また少なくとも結合部86cの一部が駆動側フランジ87から外側に突出するように、配置される。フタ部材88は接着面88dが駆動側フランジ87の面87cに接着されることによって、駆動側フランジ87に固定されるとともに、支持部88aによって、カップリング部材86の被支持部86aを回転軸L1方向に移動可能に支持している。
これにより、カップリング部材86はドラムギアユニットU2内で回転軸L1方向(矢印X4方向および矢印X5方向)に移動可能となる。ここでカップリング部材86は、段差部86と支持部88aの先端部88cが当接することで矢印X5方向に、回転力伝達部86b1と駆動側フランジ87の抜け止め部87bが当接することで、矢印X4方向に抜け止めされている。また、カップリング部材86の回転力伝達部86b1とフタ部材88のバネ受け部88bとの間には圧縮バネ89が設けられている。これによってカップリング部材86は結合部86cが駆動側フランジ87からより飛び出る方向(矢印X4方向)に付勢されている。
カップリング部材86に回転力が伝達されると、回転力伝達部86b1が駆動側フランジ87の回転力受部87d1と当接することで、駆動側フランジ87に回転力が伝達される。そして駆動側フランジ87は、圧入部87eがドラムシリンダ62(図3参照)の内径部に圧入固定される。以上により、駆動ヘッド14の回転力がドラムシリンダ62へと伝達されるようになっている。カップリング部材86は駆動側フランジ87を介してドラムシリンダ62の端部に接続しており、カップリング部材86とドラムシリンダ62は連動する。なお、カップリング部材とドラムシリンダ62の接続の仕方は一例である。カップリング部材86が回転した際に、ドラムシリンダ62が回転するような接続の仕方であればよい。
続いて、図7を用いて、カートリッジBが装置本体Aから抜け出る際のカップリング部材86の動作について説明する。図7はドラムユニットU2の抜脱動作の説明図で、装置本体Aは駆動ヘッド14とカップリングガイド(ガイド部材15)のみを表示している。図7(a1)から(a4)にかけて順にカートリッジBのドラムギアユニットU2が抜けていく様子を表しており、図7(a1)は装置本体Aの駆動が終了した状態である。図7(b1)〜(b4)は、それぞれ図7(a1)〜(a4)で示した構成をS2−S2切断線で切断した断面図(S2断面図)である。なお説明のため、駆動ヘッド14は切断しない状態で表示している。
ガイド部材15は、カップリング部材をガイドするために駆動ヘッド14の近傍に配置されたガイド部材である。装置本体Aの開口O1(図2参照)から装置本体Aの内部を見た際に、駆動ヘッド14の後方にガイド部材15が配置されている。
図7(a1)、(b1)に示すように、カップリング部材86が突出位置に位置する際には、カップリング部材86が駆動ヘッド14と係合(カップリング)した状態である。そして駆動ヘッド14の回転が終了した後で、カートリッジBを矢印X3方向に移動させると、カップリング部材86はドラムギアユニットU2とともに矢印X3方向に移動する。これとともに、カートリッジBの取り外し方向におけるカップリング部材86の上流側が駆動ヘッド14に接触する。つまり凹部86c4あるいは突出部86c1の内面が駆動ヘッド14と当接する。このことで、カップリング部材86は矢印X5方向に移動する(図7(a2)、(b2)参照)。
なお、本実施例では駆動ヘッド14とカップリング部材86の互いの接触部の両方が軸線L1や軸線L4に対して傾斜している(図7(b1)〜(b4)参照)。つまり駆動ヘッド14の先端が、駆動ヘッド14の軸線L4に対して傾斜している。更に、カップリング部材86の凹部86c4および突出部86c1の内面も軸線L1(軸線L2)に対して傾斜している。
そのため駆動ヘッド14とカップリング部材86とが接触した状態でカートリッジBがX3方向に移動した際に、カップリング部材86が駆動ヘッド14から受ける力F1は、矢印X5方向の成分(軸線方向の成分)を有する。その結果、カップリング部材86は駆動ヘッド14との接触部から受ける力F1によって矢印X5方向(ドラムシリンダ側)に退避するものである。
しかしながら、駆動ヘッド14とカップリング部材86の内面と駆動ヘッド14との互いの接触部の少なくとも一方がカップリング部材86の軸線L2に対して傾斜していればよい。この場合、カップリング部材86が受ける力F1はカップリング部材86を矢印X5方向に移動させる成分を持つ。
本実施例では、軸線L2に面する突出部86c1の内面は、その全体がドラムシリンダ62から軸線L1の方向に遠ざかるにつれて軸線L2からの距離を広がるように構成されている。しかしながら突出部86c1の全体がこのような構成になっている必要はない。突出部86c1の内面の少なくとも一部、すなわち少なくとも駆動ヘッド14と接触する部分が上記のような傾斜を有していればよい。そうであれば、突出部86c1の内面が駆動ヘッド14と接触した際に、カップリング部材86が軸線L2方向に沿ってドラムシリンダ側に退避しやすくなる。
図7(a2)、(b2)に示された状態からさらにカートリッジBを矢印X3方向に移動させると、カップリング部材86はさらに矢印X5方向に移動する。するとカップリング部材86は、図7(a3)、(b3)の状態を介して、終には図7(a4)、(b4)の状態になる。このとき、突出部86c1の先端部86c12が駆動ヘッド14と回転軸L1方向においてオーバーラップしなくなる。これにより、カップリング部材86が駆動ヘッド14をかわして、カートリッジBを装置本体Aから抜き出すことができる。
なお、本実施例ではカップリング部材86は、ドラムシリンダ62の軸線L1に対して実質的に平行に移動する構成である。カップリング部材86は自身の軸線L2をドラムシリンダ62の軸線L1と同軸状に保ちながら(つまり軸線L1と軸線L2が重なった状態を保ちながら)、軸線L2に沿って移動する。
しかしながら、カップリング部材86が軸線L1に対して傾いた方向に移動してもよいし、軸線L2が軸線L1に重なっていなくてもよい。たとえばカップリング部材86が軸線L2に沿って移動すれば、その移動方向が軸線L1に対して必ずしも平行でなくてもよい。この場合、カップリング部材86が軸線L2に沿って移動する前後で、軸線L1に対する軸線L2の角度はほぼ一定である。
本実施例は、軸線L1に対する軸線L2の角度がほぼ0である状態を保ちつつ、カップリング部材86が軸線L2に沿って移動する構成である。
ここで前述したように、突出部86c1は、ドラムシリンダ62から軸線L1の方向に遠ざかるにつれて、軸線軸線L2との距離が大きくなるように形成されている。言い換えると突出部86c1は、その先端に向かうにつれて軸線L2からの距離が大きくなり、カップリング部材86の径方向に広がる。
したがって、突出部86c1は後端側(根元側)の径が小さいので、図7(b)に示すように、結合部86cが駆動ヘッド14に当接した状態において、突出部86c1の外面とガイド部材15のガイド部15aとの距離を広く確保できるようになっている。これにより、結合部86cが、駆動ヘッド14およびガイド部材15と同時に当接することなく、カップリング部材86が移動できるようになっている。つまりカップリング部材86は、矢印X5方向に移動する際に、ガイド部材15にその移動を妨げられることがない。つまりカップリング部材86と駆動ヘッド14との係合を円滑に解除でき、カートリッジBを装置本体Aから抜き出す際に、使用者にかかる負荷を低減することができる。
ここでガイド部15aは、駆動ヘッド14の軸線L4に対して傾斜した傾斜部であり、駆動ヘッド14gに面するように傾斜している。なおガイド部15aが軸線L4に対して傾斜することによって、ガイド部材15は軸線L4に近づくようにせり出しており、このせり出した部分がカップリング部材86の軸部86b3(図5参照)に対向している。図5に示すように、カップリング部材86の軸部86b3は、突出部86c1や基部86c3よりも径が小さい部分なので、ガイド部材15のせり出した部分がカップリング部材86に接触するのを避けることができる。
以上示したように本実施例によれば、突出部86c1は、ドラムフランジ62から軸線L1の方向に離れるにつれて(すなわちカップリング部材86の先端(自由端)に向かうにつれて)、径方向の外側に広がる形状である。そのため装置本体にガイド部材15が設けてられていたとしても、カートリッジBを装置本体Aから取り出す際に、カップリング部材86が円滑に駆動ヘッド14から退避できる。
なお、突出部86c1の全体が、上記のような形状をしている必要があるわけではなく、ガイド部材15と駆動ヘッド14の隙間を通りぬけるために必要な部分が、上記の形状をとるとよい。つまり突出部86c1の少なくとも一部が、ドラムフランジ62から軸線L1の方向に離れるにつれて、軸線L2からの距離を広げる構成であればよい。
また、本実施例ではカップリング部材86が駆動ヘッド14と接触しながら退避する際に、ガイド部材15には当接することのないようにカップリング部材86を形成した。しかしカップリング部材86を大型化させて、カップリング部材86が退避する際に、駆動ヘッド14とガイド部材15とに同時に当接する構成をとることも可能である。例えば、カップリング部材86が駆動ヘッド14およびガイド部材15に同時に当接することが起きたとしても、ガイド部材15を弾性変形するなどすれば、カップリング部材86が矢印X5方向に退避させる際の負荷はあまり大きくならない。突出部86c1の内面は駆動ヘッド14の先端に沿うように傾斜しており、突出部86c1の外面はガイド部材15に沿うように傾斜している。したがって突出部86c1の外面がガイド部材15にガイドされ、かつ、突出部86c1の内面が駆動ヘッド14にガイドされながら、カップリング部材86は退避位置に移動できる。これによってカップリング部材86は円滑に駆動ヘッド14との連結(カップリング)を解消することができる。
つまりカートリッジBを取り外す際のユーザーの負荷が許容範囲内に収まるのであれば、結合部86cの肉厚を増やし、カップリング部材86が退避する際にガイド部材15に接触させてもよい。結合部86cの肉厚が大きくすると結合部86cの強度が向上するので、ドラムシリンダ62の回転精度を向上させることができる。
また本実施例では結合部86cに設けられた基部86c3から突出部86c1を突出させたが、図8(a)〜(c)に示すように、軸部186b3から一対の突出部186c1を突出させてもよい。
この場合、回転力受け部(駆動力受け部)である突出部186c1が、その先端に向かうにつれてカップリング部材186の径方向外側に広がる形状を有する。
なお、本実施例において、カートリッジBを装着する際の、カップリング部材86の動作について図24を用いて説明する。図24(a)、(b)、(c)はカップリング部材86の説明図である。図24(d)、(e)、(f)はカップリング部材86の断面図である。図24(d),(e)、(f)はそれぞれ図24(a),(b),(c)に対応した断面図である。
本実施例においては、カップリング部材86(ドラムシリンダ62)が所定の位相でないと、カートリッジBが装置本体Aに装着できない、あるいは装着しにくい場合がある。つまり、カップリング部材86が図24(a)、(d)に示す位相であると、カップリング部材86の突出部86c1(結合部86c)の外面が、装置本体Aの駆動ヘッド14とぶつかってしまう。この際にはカートリッジBが装着できない、あるいは装着しがたくなる。
一方、図24(b)、(e)に示す位相であれば、カートリッジBの装着時にカップリング部材86の突出部86c1は駆動ヘッド14と接触しない。一方、カップリング部材86の基部86c3が駆動ヘッド14と接触する。しかし駆動ヘッド14の先端に設けられた傾斜部(曲面部)に基部86c3が接触すると、カップリング部材86が軸線方向に沿って退避する。そのためカートリッジBの装着は妨げられない。最終的に、図24(c)、(f)に示す状態となり、カップリング部材86の軸線と駆動ヘッド14の軸線とが略同一軸線上に配置される。カップリング部材86は駆動ヘッド14と係合可能かつ、駆動ヘッド14から駆動力(回転力)を受け得る状態となる。
一方、図24(a)、(d)に示す状態になると、ユーザーはカートリッジBを装置本体Aに装着できない場合がある。その場合にはカートリッジBを装置本体Aから取り出してカップリング部材86を図24(b)、(d)に示す状態になるまで回転させる必要がある。そのためカートリッジBの装着時にできるだけ突出部86c1が駆動ヘッド14とぶつからないようにすべく突出部86c1の幅は短くすることが望ましい。
基部86cの円周上において、突出部86c1が設けられている領域は、突出部86c1が設けられていない領域よりも長い。つまり2つの突出部86c1の幅を足し合わせたものは、基部86cの円周の長さの半分に満たない。
なお、カップリング部材86が駆動ヘッド14と接触した際に退避しやすくなるように図25(a)、(b)に示すように基部86c3の先端に傾斜部86c5を設けてもよい。
傾斜部86c5は、カップリング部材86の軸線に対して傾斜している。そのため傾斜部86c5が駆動ヘッド14と接触した際に、カップリング部材86は軸線方向に沿った力を受ける。この力によってカップリング部材86は軸線方向に退避する。
カップリング部材86と駆動ヘッド14の互いの接触部のうち、少なくとも一方が、カップリング部材86の軸線に対して傾斜していれば、カートリッジBの装着時にカップリング部材86は軸線方向に沿った力を受けて退避することができる。
<実施例2>
続いて、本発明に係る第二の実施例について、図9乃至図13を用いて説明する。本実施例においては、第一の実施例で説明したものと対応する構成については、第一の実施例同様の名称および対応する符号を付す。それらについては、第一の実施例と同様の点について説明を省略し、第一の実施例と異なる点を中心に説明する場合がある。
まず、図9を用いてドラムギアユニットU23の構成について説明する。図9は、ドラムギアユニットU23の構成説明図で、図9(a)から(e)にかけて組立順に示した分解斜視説明図である。
図9(a)、(b)は第一ユニットU21を分解した状態を示している。第一ユニットU21は、カップリング部材286、並進カム288、回転カム289から構成される。カップリング部材286の被支持部286aは並進カム288の穴部288a、回転カム289の中空部289aを貫通するように組み立てられる。
カップリング部材286には、軸部286aと結合部286cとの間に、被押圧部286bが設けられている。並進カム288は、前述の穴部288aの他に、円筒面288b、円筒面288bから径方向外側に突出する突出部288c、円筒面288bの一部を切欠いた切欠き288d、および押圧部288eが設けられている。
回転カム289は、中空部289a、切欠き部289c、外形部289b、突起部289dを有する。中空部は289aは、並進カム288およびカップリング部材286を収容し、円筒面288bを回転可能に支持する。
また、切欠き部289cは、中空部289aの一部を切欠くように形成され、突出部288cを収容する。ここで、切欠き部289cには斜面部289c1が設けられ、これと対向する突出部288cにも斜面部288c1が設けられている。
図9(c)は第二ユニットU22を分解した状態を示している。第二ユニットU22は、第一ユニットU21、補助部材290、ピン291から構成される。第一ユニットU21のカップリング部材286は、軸部286aが補助部材290の穴部290aを貫通するように組み立てられる。その後、ピン291が補助部材290の横穴部290b、カップリング部材286の穴部286dを貫通するように挿しこまれる。
図9(d)はドラムギアユニットU23を分解した状態で示している。ドラムギアユニットU23は、第二ユニットU22、駆動側フランジ(ドラムギア287)、圧縮バネ292、カバー部材294から構成される。ドラムギア287は、内部287aに第二ユニットU22を収容し、カップリング部材287の軸部286aはドラムギア287の穴(不図示)を貫通し、カバー部材294側(矢印X5方向)に飛び出すようになっている。ここで、ピン291が中空部287の被伝達部287bに収まるように、第二ユニットU22が挿入される。軸部286aは、圧縮バネ292の内径部292aをさらに貫通し、先端にはカバー部材294が固定される。圧縮バネ294はカバー部材294のバネ押され部294bと、ドラムギア287のバネ押され部(不図示)に当接するようになっている。
こうして組み立てられたドラムギアユニットU23は、図9(e)に示すように、回転カム289の突起部289dがドラムギア287から矢印X4側に突出するように構成されている。また、この状態で圧縮バネ292は圧縮されており、カバー部材294とともにカップリング部材286が、ドラムギア287に対して矢印X5方向に移動するように付勢している。
カップリング部材286に伝達された回転力は、ピン291、ドラムギア287の被伝達部287bを介して駆動側フランジ(ドラムギア287)に伝達される。
次に図10を用いて、クリーニングユニット61の構成について説明する。ドラムギアユニットU23は、ドラムシリンダ62の一端に固定される。ドラムギアユニットU23とドラムシリンダ62は、ドラムユニットU12を構成する。ドラムユニットU12は、クリーニング枠体71内に配置された後、軸受293によってクリーニングユニット61内で回転可能に支持される。軸受293は支持部293aが回転カム289の外形部289bを回転可能に支持する。また、ストッパー293bは、並進カム288の切欠き部288dに入り込むように組み立てられる。これにより、回転カム289は軸受293に対して回転可能に、並進カム288は軸受293に対して回転不可能に構成される。
続いて図11を用いて、現像ユニット21とカートリッジBの構成について説明する。現像ユニット21は、第一の実施例と同様にクリーニングユニット61に連結される。これに加え、レバー部材297が、現像ユニット21およびクリーニングユニット61にさらに連結される。
レバー部材297はカートリッジBの第二サイド部材226Rに設けられ、レバー部材297の先端に向かうにつれてドラムシリンダから離れる向きに延びている。別のいいかをすると、レバー部材297の先端は、第二サイド部材226Rから離れるように突出している。
なお、第二サイド部材226Rとは、カートリッジBの枠体の一部であって、カートリッジBの側面を形成する。つまり第二サイド部材226Rは、ドラムシリンダ62の軸線L1の方向にけるカートリッジBの端部に配置されている。
レバー部材297には突起297a、長丸穴部297b、曲げ部297cが設けられている。長丸穴部297bは、固定部材295によって第二サイド部材226Rに連結されるが、第二サイド部材226Rに対して長丸穴の長軸方向に沿って移動可能かつ、固定部材295周りに回転可能に保持される。曲げ部297cのバネ押され部297c1と第二サイド部材226Rの間にはレバーバネ(圧縮バネ)が設けられ、レバー部材297を矢印X3方向に付勢している。そして、曲げ部297cの被押圧部297c2は、カートリッジBが装置本体Aに装着され、装置本体Aの開閉扉13が閉められた際に、開閉扉13のカートリッジ押し部(不図示)に押される部分である。また、突起297aは回転カム289の突起部289dに設けられた穴部289d1に挿入されている。
続いて、図12を用いて、レバー部材297およびドラムギアユニットU23の動作について説明する。図12(a)、(b)はレバー部材297の動作説明図、図12(c)(d)はドラムギアユニットU23の動作説明図である。
レバー部材297およびカップリング部材286は、開閉扉13(図4参照)の開閉動作に連動して移動する構成となっている。図12(a)はカートリッジBが装置本体に装着されて、かつ開閉扉13が開かれている状態である。この状態から開閉扉13が閉じられると、図12(b)に示すように、開閉扉13のカートリッジ押し部(不図示)によって、矢印X6方向にレバー部材297の被押圧部297cが押される。すると、レバー部材297は長丸穴部297bの長軸方向に沿って図12(b)の右方向に移動する。するとレバー部材297の移動に伴って、突起297aが回転カム289の穴部289d1を介して、回転カム289を矢印R3方向に回転させる。
つまり回転カム289が図12(c)に示す状態から回転することで、図12(d)に示す状態となる。レバー部材297の移動によって回転カム289が回転すると、図12(d)に示すように斜面部289c1が並進カム288の突出部288cに当接する。このとき前述したように、並進カム288は軸受293に対して回転できないため、突起288cが斜面部289c1との干渉を避けるため、斜面部289c1を駆け上がって矢印X4方向(軸線方向の外側)に移動する。
並進カム288は矢印X4方向に移動する際にカップリング部材286を押すので、カップリング部材288も矢印X4方向に移動することになる。より詳細に言うと、並進カム288の押圧部288eが、カップリング部材286の被押圧部286bを押して矢印X4方向に力を加えることでカップリング部材286は矢印X4方向に移動する。
つまり開閉扉13(図4参照)が閉じられると、カップリング部材286が駆動ヘッド14に近づく向きに進出する。これにより、カップリング部材286に設けられた結合部(駆動力受け部)286cが駆動ヘッド14と係合可能な状態となる。すなわち、結合部286cが駆動ヘッド14から回転力(駆動力)を受け得る状態となる。
レバー部材297は開閉扉13によって操作される操作部材である。
次に図13(a1)〜(a4)、図13(b1)〜(b4)用いて、ドラムギアユニットU23(カップリング部材286)の動きについて説明する。各図は、カートリッジBを装置本体Aに装着する過程および、カートリッジB装着後に開閉扉13を閉じる過程の状態を示している。
図13において、装置本体Aは駆動ヘッド14とガイド部材15のみを表示している。図13(a1)から(a3)にかけて順にカートリッジBが装置本体Aに装着される様子を表している。図13(a4)はカートリッジBが装置本体Aに装着された後に、開閉扉13を閉じた後の状態を示している。図13(b1)〜(b4)は、それぞれ図13(a1)〜(a4)に示す構成をS3−S3切断線で切断した断面図(S3断面図)である。ただし説明のため、駆動ヘッド14は切断しない状態で表示している。
カートリッジBを装置本体Aに装着する過程で、カップリング部材286は図13(a1)、(b1)の右方向(矢印X2方向)に移動する。この際、カップリング部材286の先端286c12は駆動ヘッド14の先端と略同じ位置にある。
そして、図13(a2)、(b2)に示すように、カートリッジBの装着途中において、装着方向におけるカップリング部材286の下流側がガイド部材15に接触する。より詳細にいうと、カップリング部材286の突出部286c1がガイド部材15のガイド部15aに接触する。この状態から更にカートリッジBが装置本体Aに挿入されてカップリング部材286が右方向に移動する。すると、突出部286c1がガイド部15aから力を受けてカップリング部材286が図13(b2)の矢印X4方向に移動し、図13(a3)、(b3)に示された状態となる。
つまり、突出部286c1およびガイド部15aは、カップリング部材286の軸線L1に対して傾斜している。そのため突出部286c1とガイド部15aとが接触した際に、突出部286c1がガイド部15aから受ける力は、軸線L1に沿った方向の成分を持つ。つまり突出部286c1がガイド部15aから受ける力は、図13(b2)の上方向の成分を持つ。この力によってカップリング部材286は、カートリッジBの装着動作に伴って図13(b2)の上方向に移動し、図13(a3)、(b3)の状態に至る。
図13(a3)、(b3)は、カートリッジBが装置本体Aに装着完了された状態であるが、開閉扉13(図4参照)がまだ開いている。この際、カップリング部材286の軸線L2やドラムシリンダの軸線L1と、駆動ヘッド14の軸線L4はほぼ同一直線状にある。
次に、図13(a3)、(b3)に示した状態から開閉扉13を閉じると、上述したメカニズムによって、回転カム289が図13(a4)における時計回り(矢印R3方向)に回転する。これにより、カップリング部材286が更に駆動ヘッド14に向かって進出する。その結果、カップリング部材286が駆動ヘッド14と係合可能な状態となり、かつ駆動ヘッド14から駆動力を受け得る状態となる。つまりこの状態で駆動ヘッド14が回転すると、駆動ヘッド14に設けられた駆動ピン14bがカップリング部材286の突出部286c1と係合して、駆動ピン14bからカップリング部材286に駆動が伝達される。駆動ピン14bと接触する突出部286c1の接触部は、駆動ピン14bから回転力を受ける回転力受け部(力受け部、駆動力受け部)である。
本実施例では、カートリッジBを装置本体Aに装着して開閉扉13を閉じるまでの過程の中で段階的にカップリング部材286が退避位置(第2の位置)から突出位置(第1の位置)へと移動した。カートリッジBが装置本体Aの内部に移動する過程で。突出部286c1の外面がガイド部15aにガイドされることで、カップリング部材286が退避位置から突出位置に少し近づく(図13(a3)、(b3)参照)。その後、開閉扉13が閉じられるとレバー部材297の移動に連動して、カップリング部材286は突出位置へ完全に移動して、駆動ヘッド14とカップリング可能な状態となる(図14(a4、b4)参照)。
しかしながらカートリッジBが装置本体Aの内部に移動する過程で必ずしも、突出部286c1の外面がガイド部15aに接触する必要があるわけではないし、カップリング部材286が軸線L2の方向に移動する必要があるわけでもない。カートリッジBが装置本体Aの内部に挿入された時点ではカップリング部材286がガイド部15aに接触せずに退避位置の状態にとどまっている構成も考えられる。この場合であっても、開閉扉13の閉じる動作によって、カップリング部材286を退避位置から突出位置へと移動する。
また、カートリッジBを装置本体Aから取り外す場合とは反対に、カートリッジBを装置本体Aから抜脱する際は、カートリッジBは上述した過程の逆順の動作を行う。まず、開閉扉13が開かれると、レバー部材297へのX6方向(図12(b)参照)の力が解除され、バネ296の付勢力によってレバー部材297が矢印X3方向(図11参照)に移動する。すると、回転カム289dが図13(a4)の矢印R9方向に回転し、圧縮バネ292の付勢力によってカップリング部材286が矢印X5方向に移動する(図13(a3)、(b3))。カートリッジBをさらに抜脱していくと、圧縮バネ292の付勢力によってカップリング部材286がさらに矢印X5方向へ移動し(図13(a2)、(b2))、終には図13(a1)、(b1)の状態まで遷移する。これにより、カートリッジBを装置本体Aから抜脱することができる。
なおカートリッジBを装置本体Aから取り外す際には、その取り外し方向におけるカップリング部材286の上流側がガイド部15aに接触する構成である。
本実施例においても、実施例1と同様にカップリング部材286の突出部286c1は、少なくともその外面の一部が軸線L2に対して傾斜している。
突出部286c1の外面は、その先端(自由端)に向かうにつれてカップリング部材286の径方向に広がる(軸線L2との距離を広げる)ような形状を有する。つまり突出部286c1の後端は、先端よりも径が小さい。そのため、カートリッジBの装置本体Aに対する装着過程および取り出し過程において、ガイド部15cとカップリング部材286の距離を広く確保できるようになっている(図13(b2)、(b3)参照)。カップリング部材286の突出部286c1がガイド部材15と干渉するのを避けた形状となるので、カップリング部材286は駆動ヘッド14とのカップリングやカップリング解除を円滑に行える。
つまりカートリッジBの装着時や取り外し時に突出部286c1の外面がガイド部15cと接触した場合にも、突出部286c1がガイド部15cに移動を妨げられず、ガイド部15cによって円滑にガイドされるようになる。これによりカートリッジBの装着や取り外しを円滑にできる。
なお、突出部286c1の外面はカップリング部材286の軸線L2と反対側に面している。本実施例ではこの外面の全体が、ドラムシリンダ62から軸線L1の方向に遠ざかるにつれて軸線L2からの距離を広がるように構成されている。つまり突出部286c1の外面は突出部286cの先端において軸線L2からの距離を最も大きくしている。
しかしながら突出部286c1の外面の全体がこのような形状になっている必要はなく、突出部286cが駆動ヘッド14とガイド部材15の間を通りぬけるのに必要な部分が上記のような形状になっていればよい。突出部286c1の外面の少なくとも一部、すなわち少なくともガイド部15cと向き合う部分が、ドラムシリンダ62から軸線L1の方向に遠ざかるにつれて軸線L2からの距離を広げるように構成されていればよい。
<実施例3>
以下、図14から図19に基づいて別の実施例について説明する。本実施例では、操作部材(レバー394)が回転することで、カップリング部材386が軸線方向に沿って進退する構成である。
まず、図14を用いて本実施例におけるドラムギアユニットU31の構成について説明する。図14はドラムギアユニットU31の構成説明図で、図14(a)は分解斜視図、図14(b)は斜視図、図14(c)、(d)はそれぞれ図14(b)のS4平面、S5平面で切断した断面図である。
図14(a)、(c)に示すように、ドラムギアユニットU31は、駆動側フランジ(ドラムギア387)、カップリング部材386、カム388、フタ部材389、圧縮バネ390、ピン391により構成される。カップリング部材386は、軸部386aがカム388の穴部388aを貫通するように組み立てられ、その後ピン391がカップリング部材386の穴部386dに挿入、固定される。そして、これらの部品はドラムギア387の内部円筒面387aの内側に配置され、その後、圧縮バネ390を挟んでフタ部材389がドラムギア387に固定される。このとき圧縮バネ390は、図14(d)に示すようにピン391とフタ部材389に圧縮した状態で挟まれ、ピン391とカム388をドラムギア387の外側(矢印X4方向)に押圧している。これにより、図14(b)に示すように、カム388の斜面部388eの一部がドラムギア387から突出するようになっている。また、カップリング部材386の軸部386aがカム388の穴部388aに、カム388の外周部388cがドラムギア387の内部円筒面387aに嵌合支持される。このことにより、カップリング部材386がドラムギア387に対して、互いの回転軸線が略平行になるように支持されている。さらに、ピン391がドラムギア387の溝部387bに入り込むように組み立てられることによって、カップリング部材386の回転力がピン391を介してドラムギア387に伝達されるようになっている。ここで、カム388はカップリング部材386やドラムギア387に対して互いに嵌合関係となっているだけであり、一体的に回転しないようになっている。
次に、図15を用いて本実施例におけるクリーニングユニット61の構成について説明する。図15はクリーニングユニット61の構成説明図用の斜視図である。
図15に示すように、ドラムギアユニットU31は、前述の実施例と同様にドラムシリンダ62に一体的に固定された後、軸受393を介してクリーニング枠体71に組み立てられる。軸受393は、カップリング部材386を貫通させる穴部393aの上側に当接面393bを、後に現像ユニット21(図16参照)が組み立てられる側に切欠き部393cを有する。ドラムギアユニットU31は、カム388の被当接面388dが軸受393の当接面393bと対向するようにして、クリーニング枠体71および軸受393に組み立てられる。
次に、図16を用いて、クリーニングユニット61と現像ユニット21を結合してカートリッジBを組み立てる構成について説明する。図16(a)はカートリッジBの分解斜視図、図16(b)はカートリッジBの斜視図で、いずれも駆動側のみを表示している。また、図16(c)、図16(d)は軸受393近傍の詳細図である。
図16(a)に示すように、現像ユニット21の駆動側には、レバー部材394が支持部材395によって回転可能に支持されている。ここで支持部材395はレバー部材394の穴部394aを貫通し、第一サイド部材326Rの穴部326Raに固定されている。これにより、レバー部材394は現像ユニット21内で、支持部材395および穴部394aを回転中心として回転可能となる。レバー部材394は後にクリーニングユニット61が組み立てられる側に第一押し部394c、穴部394aを挟んで反対側に第二押し部394bが設けられている。そして、図16(b)乃至(d)に示すように、現像ユニット21とクリーニングユニット61が結合される際、レバー部材394の第一押し部394cが、軸受393の切欠き部393cを通過してカム388の斜面部388eに近接するようになっている。また、図16(a)、図16(b)に示すように、クリーニング枠体71には、ドラムシリンダ62から見て現像ユニット21と反対側に、第二ボス71bが設けられている。
続いて、図17を用いて本実施例におけるレバー部材394およびドラムギアユニットU31の動作について説明する。図17はレバー部材394およびドラムギアユニットU31の動作説明図である。図17(a)、(b)は斜視図で、それぞれレバー部材394の位置が異なる状態を示している。図17(c)は図17(b)の状態をS6平面で切断した断面図で、説明のためカップリング部材386およびピン391を切断しない状態で表示している。図17(a)に示す状態から、図17(b)に示すようにレバー部材394がR5方向に回転すると、第一押し部394cがカム388の斜面部388eに当接、干渉するように、当接面393bに近づく方向に移動する。すると、斜面部388eが第一押し部394cと、被当接面388dが軸受393の当接面393bとそれぞれ当接し、カム388は第一押し部394cと当接面393bに挟まれるようにして、矢印X5方向に移動する。これにより、ピン391を介してカップリング部材386も矢印X5方向に移動する。
このカートリッジBを装置本体Aに装着する際の、レバー部材394およびドラムギアユニットU31の動作について、図18を用いて説明する。図18はカートリッジBの装置本体Aへの装着の様子を表す説明図である。図18(a1)から図18(a3)へかけて装着時の状態遷移を表し、図18(a3)が装着完了の様子を表している。また、図18(b1)から図18(b3)はそれぞれ、図18(a1)から図18(a3)をS7切断線で切断した断面図で、説明のため一部部品は切断しない状態で表している。まず、図18(a1)に示すように、カートリッジBを装置本体Aに装着する際、カートリッジBを矢印R4方向に回転させながら装着する。すると、カートリッジBは第二ボス71cが装置本体Aのガイド12に設けられる第二ガイド下面部12dに当接するまで回転することができる。この際、レバー部材394の第二押し部394bがガイド12の第一ガイド上面部12bと当接し、レバー部材394が支持部材395を中心に矢印R5方向に回転する。すると、前述したとおり、図18(b1)に示すようにカップリング部材386は矢印X5方向に移動した状態になる。このままカートリッジBを矢印X2方向に装着していくと、図18(b2)に示すように、カップリング部材386の突出部386c1が駆動ヘッド14を通過して、カップリング部材386がガイド部材15に近接する位置まで装着される。そして、最終的には図18(a3)に示すように、カートリッジBを、第二ボス71cと第二ガイド上面部12cが当接するまで矢印R6方向に回転させる。すると、圧縮バネ390の付勢力によってカップリング部材386およびカム388が矢印X4方向へ移動し、これと同時に斜面部388eと第一押し部394cの当接によって、レバー部材394が支持部材395を中心として矢印R7方向に回転する。こうして、カップリング部材386は、矢印X4方向に移動して駆動ヘッド14と係合可能な状態になり、カートリッジBの装置本体Aへの装着が完了する。
この状態で、駆動ヘッド14が回転すると、駆動ヘッド14の駆動ピンが突出部386c1に接触して突出部386c1に回転力が伝達される。駆動ピンと接触する突出部386c1の接触部は、駆動ピンから回転力を受けるための力受け部である。突出部386c1が受けた回転力によってカップリング部材386やドラムシリンダ62が回転する。
一方、カートリッジBを装置本体Aから取り出す際にはカップリング部材386、レバー394がカートリッジBの装着時とは逆向きの動作をする。カップリング部材386が駆動ヘッド14から軸線方向に沿って離れる向きに退避するので、カップリング部材386と駆動ヘッド14との係合が解消される。カートリッジBを装置本体から取り外し可能となる。
本実施例においても、実施例1及び実施例2と同様にカップリング部材386の突出部386c1は、その先端(自由端)に向かうにつれてカップリング部材386の径方向に広がる形状を有する。このため、カートリッジBの装着および取り外し過程において、突出部386c1が駆動ヘッド14とガイド部材15の間を通過することができるようになっている。
なお、本実施例ではカートリッジBを装置本体Aに装着する際あるいは取り外す際に、ユーザーがカートリッジBの姿勢を変化させることによって、レバー394が回転する構成であった。しかしながら、カートリッジBの装着時や取り外し時に、カートリッジBの姿勢変化をアシストする機構を装置本体AやカートリッジBに設けてもよい。たとえばカートリッジBにバネを設けてカートリッジBの装着時や取り外し時に、このバネを装置本体Aに接触させたり引っかけたりする。そして、バネの弾性力によってカートリッジBの姿勢を変えるなどが一例である。
<実施例4>
以下、図19から図23に基づいて、第4の実施例について説明する。本実施例のカップリング部材(カップリングユニットU41)は第1部分(並進部499)と第2部分(傾斜移動部494)を有する。並進部(第1部分)499は、傾斜移動が可能な傾斜移動部494に連結されている。傾斜移動部494が傾斜移動することで、カップリング部材の並進部499は、軸線方向に進退移動する構成である。
並進部499は軸線L2を中心に回転可能な部分であり、傾斜移動部494は軸線L3を中心に回転可能な部分である。
まず図19を用いて、カップリングユニットU41、軸受ユニットU42の構成について説明する。
図19はカップリングユニットU41、軸受ユニットU42の説明図で、図19(a)および図19(b)はカップリングユニットU41の分解斜視図である。図19(c)および図19(d)はカップリングユニットU41を含む軸受ユニットU42の分解斜視図である。図19(a)および図19(b)に示すように、カップリングユニットU41は、カップリング部材の並進部499、直進ガイド部材489、連結部材488から構成される。カップリング部材の並進部499は、軸部499aが支持部489aに支持されることにより、直進ガイド部材489に対して回転可能に支持される。そして、雌ネジ部499bが雄ネジ部488bと結合されることにより、カップリング部材の並進部499と連結部材488が一体的に結合される。ここでカップリング部材の並進部499は、軸線L2方向において、雌ネジ部499bと反対側に結合部499cを有する。また連結部材488は、軸線L2方向において雄ネジ部488bと反対側に空洞部488cと、空洞部488cと連通する穴部488dを有する。
次に、図19(c)および図19(d)に示すように、軸受ユニットU42は、カップリングユニットU41、操作部材(スライド部材490)、圧縮バネ491、軸受部材492から構成される。スライドガイド490は、被ガイド部490dが軸受部材492のガイド溝492dに支持されることにより、軸受部材492dに対して、軸線L2と直交する方向に移動可能に連結される。スライド部材490は直線的に移動することでカップリングユニットU41を移動させる操作部材である。
ここでスライドガイド490が移動可能な方向は、後述するカートリッジBの装着方向(矢印X2方向)と一致する。スライドガイド490と軸受部材492の間には、突起部490cと突起部492cに支持されるように、圧縮バネ491が配置される。これにより、スライドガイド490は軸受部材492に対して、矢印X2方向下流側に移動するように付勢されている。そして、カップリングユニットU41は、直進ガイド部489の被支持部489bがスライドガイド490の支持部490aに対して圧入固定されることで、スライドガイド490に連結される。以上の構成により、カップリング部材の並進部499は、軸受部材492に対して軸線L2および装着方向(矢印X2)方向に移動可能なように、軸受部材492と連結される。
次に図20を用いて駆動伝達ユニットU43の構成について説明する。図20は駆動伝達ユニットU43の分解斜視図である。図20(a)および図20(b)に示すように、駆動伝達ユニットU43は、軸受ユニットU42、傾斜移動部494、および連結ピン493により構成される。傾斜移動部494は、第一球体部494aおよび第二球体部494cを有し、第一球体部494aには穴部494bが、第二球体部494cには突起部494dがそれぞれ設けられている。第一球体部494aは、連結部材488の空洞部488cに対して傾斜可能に嵌めこまれ、ピン493が連結部材488の穴部488dと傾斜移動部494の穴部494bを連通する。これにより、連結部材488と傾斜移動部494が、第一球体部494aの球面に沿って傾斜可能なように連結される。
さらに、図21を用いて、駆動伝達ユニットU43が、ドラムシリンダ62と連結される構成について説明する。図21(a)はクリーニングユニット61の分解斜視図で、図21(b)はこのうちドラムシリンダ62、駆動側フランジ(ドラムギア)487、傾斜移動部494のみを表示した斜視説明図である。図21(a)に示すように、ドラムシリンダ62の駆動側端部には駆動側フランジ487が固定されている。駆動伝達ユニットU43は、軸受部材492がクリーニング枠体71に固定され、駆動側フランジ487を回転可能に支持する。また、図21(b)に示すように、駆動側フランジ487には、空洞部487aと、空洞部487aから半径方向内側にせり出した後端抜け止め部487c、第二抜け止め部487d、および空洞部487aと連通する駆動伝達部487bが設けられている。傾斜移動部494は第二球体部494cが空洞部487aに、突起部494dが駆動伝達部487bにそれぞれ嵌めこまれるようにして連結される。このとき、第二抜け止め部487dの内径は、第二球体部494cよりも僅かに小さくなっている。この第二抜け止め部487dは、第二球体部494cを空洞部487aに挿入する際は変形して第二球体部494cの空洞部487aへの侵入を許し、組立終えた後には第二球体部494cが空洞部487aから脱落することを防止している。以上の構成により、傾斜移動部494は駆動側フランジ487に対して、第二球体部494cを中心として傾斜可能に連結される。
続いて図22を用いて、本実施例のカートリッジBにおけるカップリング部材の並進部499の動作について説明する。図22は並進部499の動作説明図で、図22(a)は駆動側外側から見た側視図、図22(b)および図22(c)はS8切断線した断面図で、説明のため並進部499、連結部材488、傾斜移動部494は切断しない状態で表示してある。図22(b)は並進部499の回転軸線L2と、駆動側フランジ487の回転軸線L1とが一致している状態、図22(c)は軸線L1と軸線L2がずれている状態を表している。図22(b)に示すように、軸線L2が軸線L1と一致しているときは、傾斜移動部494は直立し、圧縮バネ491は圧縮された状態になっている。一方、図22(c)に示すように、圧縮バネ491の付勢力が作用してスライドガイド490が矢印X2方向に移動すると、並進部499の移動に伴って傾斜移動部494は矢印R8方向に回転する。すると、並進部499は、連結部材488とともに第一球体部494aに引っ張られるように、矢印X5方向に移動する。こうして、並進部499は、軸線L1と軸線L2が一致した時に最も駆動側外側へ飛び出した状態となり、この状態から矢印X2方向に移動することに伴って矢印X5方向へも移動する。また、圧縮バネ491によって、並進部499は、矢印X2方向および矢印X5方向へ移動するように付勢されている。
続いて図23を用いて、このカートリッジBを装置本体Aに装着する際の、並進部499の動作について説明する。図23はカートリッジBの装着動作説明図である。図23(a1)から(a3)にかけて順に装着されていく様子を示しており、図23(a3)が装着完了した状態である。図23(b1)から図23(b3)はそれぞれ、図23(a1)から図23(a3)をS9切断線で切断した断面図である。ここでも説明のため、並進部499、連結部材488、傾斜移動部494は切断しない状態で表示してある。カートリッジBを装置本体Aへ装着していく際はまず、図23(a1)および図23(b1)に示すように、圧縮バネ491が作用して並進部499が矢印X5方向(および矢印X2方向)へ移動した状態である。すると、並進部499の突出部499c1が駆動ヘッド14の先端を通過して、カートリッジBを装着していくことができる。突出部499c1が駆動ヘッド14の装着方向X2の下流側まで入ると、図23(a2)および図23(b2)に示すように、スライドガイド490の先端部490eが、装着ガイド12の終端部12eに当接する。カートリッジBを装着方向X2側にさらに移動させると、並進部499は、軸線L2が軸線L1に近づくように、かつ矢印X4方向に突出するように移動し始める。そして、最終的には図23(b3)に示すように、軸線L2が軸線L1と一致して並進部499が駆動側へ突出し、駆動ヘッド14と係合可能な状態になる。
一方、カートリッジBを装置本体Aから取り出す際には並進部499、傾斜移動部494、スライドガイド490がカートリッジBの装着時とは逆向きの動作をする。並進部499が駆動ヘッド14から離れる向きに退避するので、並進部499と駆動ヘッド14との係合が解消され、カートリッジBを装置本体Aから取り外し可能となる。
本実施例においても、実施例1乃至実施例3と同様に並進部499の突出部499c1は、その先端(自由端)に向かうにつれて並進部499の径方向に広がる形状を有する。このため、カートリッジBの挿抜過程において、突出部499c1が駆動ヘッド14とガイド部材15の間を通過することができるようになっている。
本実施例の構成をまとめると以下の通りである。傾斜移動部494が傾斜することで、並進部499が軸線L2に沿って移動する。図22(b)は、カップリング部材(カップリングユニットU41)が突出位置(第1の位置)にある状態を示している。この状態では、傾斜移動部494の軸線L3と並進部499の軸線L2の傾きは小さく、本実施例においては軸線L2に対する軸線L3の角度はほぼ0である。このとき軸線L3と軸線L2はドラムシリンダ62の軸線L1と実質的に同軸状である。
一方、図22(c)は、カップリング部材(カップリングユニットU41)が退避位置(第2の位置)にある状態を示している。この状態では、傾斜移動部494が並進部499に対して傾いている。つまりカップリング部材(カップリングユニットU41)が突出位置(第1の位置)にある際よりも、軸線L3は軸線L2に対して角度を大きくしている。
図22(b)に示す突出位置から図22(c)に示す退避位置にカップリング部材(カップリングユニットU41)が移動することで、並進部499は軸線L2に沿って移動する。このとき並進部499の軸線L2はドラムフランジ62の軸線L1と略平行な状態を保つ。
並進部499は軸線L2に沿って移動する際に、軸線L2と軸線L1の距離が変化する。つまり突出位置から退避位置にカップリング部材(カップリングユニットU41)が移動することで、軸線L2と軸線L1の距離は大きくなるようになっている。
また並進部499には突出部499c(図19参照)が設けられている。突出部499cは実施例1における突出部86c1と同様の形状である。
なお上記実施例1〜4は、カートリッジBの装着時およびカートリッジBの取り外し時においてカップリング部材を退避させること(すなわち退避位置に位置させること)で、駆動ヘッド14とカップリング部材との干渉を避ける構成であった。この際にカップリング部材だけでなく駆動ヘッド14も退避してもよい。
つまり駆動ヘッド14がその軸線方向に多少の遊びを持って装置本体Aに取り付けられている場合もあり得る。その場合、駆動ヘッド14はその遊びの分、軸線L4の方向に沿って移動可能である。
装置本体Aに対してカートリッジBを装着もしくは取り外す際に、カップリング部材と駆動ヘッド14が当接すると、駆動ヘッド14がカップリング部材から力を受けて、カップリング部材から離れるように退避する場合があり得る。
62 ドラムシリンダ
86 カップリング部材

Claims (110)

  1. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有するカップリング部材と、
    を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
    前記突起は、回転力を受けるための力受け部と、前記軸線L2の反対側に面する外面と、
    を有し、
    前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とするドラムユニット。
  2. 前記突起の前記外面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
  3. 前記突起は、前記軸線L2に面する内面を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のドラムユニット。
  4. 前記突起の内面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項3に記載のドラムユニット。
  5. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムの端部に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  6. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  7. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  8. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  9. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  10. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項9のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  11. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有するカップリング部材と、
    を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
    前記突起は、回転力を受けるための力受け部と、前記軸線L2に面する内面と、
    を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とするドラムユニット。
  12. 前記突起の前記内面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項11に記載のドラムユニット。
  13. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムの端部に接続されていることを特徴とする請求項11又は12に記載のドラムユニット。
  14. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  15. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  16. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  17. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を有する第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  18. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項17に記載のドラムユニット。
  19. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記カップリング部材は、前記感光ドラムから遠ざかる方向に延びる突起を有し、
    前記突起は、前記軸線L2の反対側に面する外面であって、前記突起の先端に向かうにつれて前記軸線L2から遠ざかる外面を有し、
    前記先端は、前記カップリング部材において前記感光ドラムからもっとも離れた部分であって、かつ、前記突起において前記軸線L2からもっとも離れた部分であることを特徴とするドラムユニット。
  20. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムに接続されていることを特徴とする請求項19に記載のドラムユニット。
  21. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項19または20に記載のドラムユニット。
  22. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  23. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  24. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第2部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  25. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項24に記載のドラムユニット。
  26. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記カップリング部材は、前記感光ドラムから遠ざかる方向に延びる突起を有し、
    前記突起は、前記軸線Lに面する内面であって、前記突起の先端に向かうにつれて前記軸線L2から遠ざかる内面を有し、
    前記先端は、前記カップリング部材において前記感光ドラムからもっとも離れた部分であって、かつ、前記突起において前記軸線L2からもっとも離れた部分であることを特徴とするドラムユニット。
  27. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムに接続されていることを特徴とする請求項26に記載のドラムユニット。
  28. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項26又は27に記載のドラムユニット。
  29. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項26乃至28のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  30. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項26乃至29のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  31. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項26乃至29のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  32. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項31に記載のドラムユニット。
  33. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ったカップリング部材であって、第1の端部と、前記感光ドラムの端部に接続されている第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部とを繋ぐ接続部と、を有するカップリング部材と、
    を有し、
    前記第1の端部は、前記第2の端部とは反対側に面した窪んだ表面と、前記窪んだ表面の近傍の表面から突出している突起と、を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
    前記突起は前記軸線L2の反対側に面する外面を有し、
    前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成され、
    前記接続部の少なくとも一部は、前記軸線L2からの距離が、前記外面と前記軸線L2の間の最長距離よりも短くなることを特徴とするドラムユニット。
  34. 前記突起の前記外面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項33に記載のドラムユニット。
  35. 前記突起は、前記軸線L2に面する内面を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする請求項33又は34に記載のドラムユニット。
  36. 前記突起の内面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項33乃至35のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  37. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムの端部に接続されていることを特徴とする請求項33乃至36のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  38. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項33乃至37のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  39. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項33乃至38のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  40. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項33乃至39のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  41. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項33乃至39のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  42. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項41に記載のドラムユニット。
  43. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ったカップリング部材であって、第1の端部と、前記感光ドラムの端部に接続されている第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部とを繋ぐ接続部と、を有するカップリング部材であって、
    前記第1の端部は、前記第2の端部とは反対側に面した窪んだ表面と、前記窪んだ表面の近傍の表面から突出している突起と、を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
    前記突起は前記軸線L2の反対側に面する外面を有し、
    前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成され、
    前記接続部の少なくとも一部は、前記軸線L2からの距離が、前記外面と前記軸線L2の間の最長距離よりも短くなることを特徴とするドラムユニット。
  44. 前記接続部の前記少なくとも一部は、前記軸線L2からの距離が、前記外面と前記軸線L2の間の最短距離よりも短くなることを特徴とする請求項43に記載のドラムユニット。
  45. 前記突起の前記外面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項43または44に記載のドラムユニット。
  46. 前記突起は、前記軸線L2に面する内面を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする請求項43乃至45のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  47. 前記突起の内面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項46に記載のドラムユニット。
  48. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムの端部に接続されていることを特徴とする請求項43乃至47のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  49. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項43乃至48のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  50. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項43乃至49のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  51. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項43乃至50のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  52. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項43乃至50のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  53. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項52に記載のドラムユニット。
  54. プロセスカートリッジに用いられるドラムユニットにおいて、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ったカップリング部材であって、第1の端部と、前記感光ドラムの端部に接続された第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部とを繋ぐ接続部と、を有するカップリング部材と、
    を有し、
    前記第1の端部は、前記第2の端部とは反対側に面した窪んだ表面と、前記窪んだ表面の近傍の表面から突出している突起と、を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であり、
    前記突起は前記軸線L2に面する内面を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成され、
    前記接続部の少なくとも一部は、前記軸線L2からの距離が、前記内面と前記軸線L2の間の最長距離よりも短くなることを特徴とするドラムユニット。
  55. 前記突起の前記内面は、前記突起の先端において前記軸線L2からの距離をもっとも大きくすることを特徴とする請求項54に記載のドラムユニット。
  56. 前記接続部の前記少なくとも一部は、前記軸線L2からの距離が、前記内面と前記軸線L2の間の最短距離よりも短くなることを特徴とする請求項54乃至55のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  57. 前記感光ドラムと同軸状の前記感光ドラムの端部に設けられたドラムフランジを有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムフランジを介して前記感光ドラムの端部に接続されていることを特徴とする請求項54乃至56のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  58. 前記カップリング部材は、前記突起を複数有することを特徴とする請求項54乃至57のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  59. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1に平行に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項54乃至58のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  60. 前記カップリング部材は、前記軸線L2を前記軸線L1と同軸に保ちつつ移動するように構成されていることを特徴とする請求項54乃至59のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  61. 前記カップリングは、
    前記軸線L2を持ち、前記突起を有する第1部分と、
    軸線L3を持つ第2部分と、
    を有し、
    前記第2部分が第1部分に対して傾くことで前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項54乃至59のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  62. 前記第1部分が前記軸線L2に沿って移動することで、前記軸線L2と前記軸線L1の距離が変わることを特徴とする請求項61に記載のドラムユニット。
  63. 請求項1乃至61のいずれか1項に記載のドラムユニットと、
    前記ドラムユニットを回転可能に支持する枠体と、
    を有するプロセスカートリッジ。
  64. 前記プロセスカートリッジは、前記枠体に対して移動可能な操作部材を有し、
    前記操作部材が移動することによって前記カップリング部材が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項63に記載のプロセスカートリッジ。
  65. 前記操作部材は、前記感光ドラムから離れる方向に向かって延びていることを特徴とする請求項64に記載のプロセスカートリッジ。
  66. 前記操作部材が直線的に移動することで、前記カップリング部材が移動するように構成されていることを特徴とする請求項64または65のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  67. 前記操作部材が前記枠体に対して回転することで、前記カップリング部材が移動するように構成されていることを特徴とする請求項64または65に記載のプロセスカートリッジ。
  68. 前記軸線L1の方向における前記枠体の端部に前記操作部材が配置されていることを特徴とする請求項64乃至67のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  69. 請求項1乃至61のいずれか1項に記載のドラムユニットと、
    前記ドラムユニットが着脱可能な装置本体と、
    を有する画像形成装置。
  70. 前記装置本体は、
    前記ドラムユニットを装着するための開口と、
    前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、
    前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、
    を有することを特徴とする請求項69に記載の画像形成装置。
  71. ドラムユニットと、前記ドラムユニットが着脱可能である装置本体と、を有する画像形成装置であって、
    前記ドラムユニットは、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記感光ドラムに近づく第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記装置本体は、
    前記ドラムユニットを装着するための開口と、
    前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、
    前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、
    を有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムユニットが前記装置本体から取り外される際に前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする画像形成装置。
  72. 前記カップリング部材は、前記カップリングガイドにガイドされながら前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項71に記載の画像形成装置。
  73. 前記カップリング部材は、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することで前記駆動軸とのカップリングを解消することを特徴とする請求項71または72に記載の画像形成装置。
  74. 前記ドラムユニットの取り外し方向における前記カップリング部材の上流側が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項71乃至73のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  75. 前記カップリング部材は、前記駆動軸から回転力を受けるための回転力受け部が設けられ、かつ、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有し、
    前記突起が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項71乃至74のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  76. 前記突起は、前記駆動軸から回転力を受けるための力受け部と、前記軸線L2の反対側に面する外面と、を有し、
    前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする請求項75に記載の画像形成装置。
  77. 前記前記外面の前記少なくとも一部が、前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項76に記載の画像形成装置。
  78. 前記カップリングガイドは、前記駆動軸の軸線に対して傾斜し前記駆動軸に面した傾斜部を有し、前記傾斜部が前記カップリング部材をガイドすることを特徴とする請求項71乃至77のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  79. 前記ドラムユニットは、プロセスカートリッジの一部として前記装置本体に着脱されることを特徴とする請求項71乃至78のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  80. 前記プロセスカートリッジは、前記ドラムユニットを回転可能に支持する枠体を有することを特徴とする請求項79に記載の画像形成装置。
  81. 前記プロセスカートリッジは、前記枠体に対して移動可能な操作部材を有し、
    前記操作部材が移動することによって前記カップリング部材が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項80に記載の画像形成装置。
  82. 前記操作部材は、前記枠体から離れる方向に向かって延びていることを特徴とする請求項81に記載の画像形成装置。
  83. 前記操作部材が前記枠体に対して回転することで、前記カップリング部材が前記軸線L2に沿って移動するように構成されていることを特徴とする請求項81又は82に記載の画像形成装置。
  84. 前記軸線L1の方向における前記枠体の端部に前記操作部材が配置されていることを特徴とする請求項81乃至83のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  85. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なドラムユニットであって、
    前記ドラムユニットは、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記感光ドラムに近づく第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記装置本体は、前記ドラムユニットを装着するための開口と、前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、を有するものであって、
    前記カップリング部材は、前記ドラムユニットが前記装置本体から取り外される際に前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とするドラムユニット。
  86. 前記カップリング部材は、前記カップリングガイドにガイドされながら前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項85に記載のドラムユニット。
  87. 前記カップリング部材は、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することで前記駆動軸とのカップリングを解消することを特徴とする請求項85または86に記載のドラムユニット。
  88. 前記ドラムユニットの取り外し方向における前記カップリング部材の上流側が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項85乃至87のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  89. 前記カップリング部材は、前記駆動軸から回転力を受けるための回転力受け部が設けられ、かつ、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有し、
    前記突起が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項85乃至88のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  90. ドラムユニットと、前記ドラムユニットが着脱可能である装置本体と、を有する画像形成装置であって、
    前記ドラムユニットは、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記感光ドラムに近づく第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記装置本体は、
    前記ドラムユニットを装着するための開口と、
    前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、
    前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、
    を有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムユニットが前記装置本体に装着される際に前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする画像形成装置。
  91. 前記カップリング部材は、前記カップリングガイドにガイドされながら前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項90に記載の画像形成装置。
  92. 前記カップリング部材は、前記第2の位置から前記第1の位置へ移動することで前記駆動軸とカップリングすることを特徴とする請求項90または91に記載の画像形成装置。
  93. 前記ドラムユニットの装着方向における前記カップリング部材の下流側が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項90乃至92のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  94. 前記カップリング部材は、前記駆動軸から回転力を受けるための回転力受け部が設けられ、かつ、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有し、
    前記突起が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項91乃至93のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  95. 前記突起は、前記駆動軸から回転力を受けるための力受け部と、前記軸線L2の反対側に面する外面と、を有し、
    前記外面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成されることを特徴とする請求項94に記載の画像形成装置。
  96. 前記前記外面の前記少なくとも一部が、前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項95に記載の画像形成装置。
  97. 前記カップリングガイドは、前記駆動軸の軸線に対して傾斜し前記駆動軸に面した傾斜部を有し、前記傾斜部が前記カップリング部材をガイドすることを特徴とする請求項90乃至96のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  98. 前記ドラムユニットは、プロセスカートリッジの一部として前記装置本体に着脱されることを特徴とする請求項90乃至97のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  99. 前記プロセスカートリッジは、前記ドラムユニットを回転可能に支持する枠体を有することを特徴とする請求項98に記載の画像形成装置。
  100. 前記プロセスカートリッジは、前記枠体に対して移動可能な操作部材を有し、
    前記操作部材が移動することによって前記カップリング部材が前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項99に記載の画像形成装置。
  101. 前記操作部材は、前記枠体から離れる方向に向かって延びていることを特徴とする請求項100に記載の画像形成装置。
  102. 前記操作部材が前記枠体に対して回転することで、前記カップリング部材が前記軸線L2に沿って移動するように構成されていることを特徴とする請求項100または101に記載の画像形成装置。
  103. 前記軸線L1の方向における前記枠体の端部に前記操作部材が配置されていることを特徴とする請求項100乃至102のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  104. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なドラムユニットであって、
    前記ドラムユニットは、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記感光ドラムに近づく第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能なカップリング部材と、
    を有し、
    前記装置本体は、前記ドラムユニットを装着するための開口と、前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、を有し、
    前記カップリング部材は、前記ドラムユニットが前記装置本体に装着される際に前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とするドラムユニット。
  105. 前記カップリング部材は、前記カップリングガイドにガイドされながら前記軸線L2に沿って移動することを特徴とする請求項104に記載のドラムユニット。
  106. 前記カップリング部材は、前記第2の位置から前記第1の位置へ移動することで前記駆動軸とカップリングすることを特徴とする請求項104または105に記載のドラムユニット。
  107. 前記ドラムユニットの装着方向における前記カップリング部材の下流側が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項104乃至106のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  108. 前記カップリング部材は、前記駆動軸から回転力を受けるための回転力受け部が設けられ、かつ、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有し、
    前記突起が前記カップリングガイドにガイドされることを特徴とする請求項104乃至107のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  109. ドラムユニットと、前記ドラムユニットが着脱可能である装置本体と、を有する画像形成装置であって、
    前記ドラムユニットは、
    軸線L1を持った感光ドラムと、
    軸線L2を持ち、前記感光ドラムの端部に接続されたカップリング部材であって、前記カップリング部材の端部に向かって延びている突起を有するカップリング部材と、
    を有し、
    前記装置本体は、
    前記ドラムユニットを装着するための開口と、
    前記カップリング部材に駆動力を伝達すべく、前記カップリング部材にカップリング可能な駆動軸と、
    前記開口を通してみた際に、前記駆動軸の近傍かつ前記駆動軸の後方に配置されたカップリングガイドと、
    を有し、
    前記カップリング部材は、第1の位置と、前記第1の位置にある際よりも前記突起を前記感光ドラムに近づける第2の位置と、の間を前記軸線L2に沿って移動可能であって、
    前記突起は、前記駆動軸から回転力を受けるための回転力受け部と、前記軸線L2に面する内面を有し、
    前記内面の少なくとも一部は、前記感光ドラムから前記軸線L1の方向に遠ざかるにつれて前記軸線L2との距離を広げるように構成され、
    前記内面が前記駆動軸と接触しつつ、前記カップリング部材が前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することを特徴とする画像形成装置。
  110. 前記内面の前記少なくとも一部が前記駆動軸と接触しつつ、前記カップリング部材が前記第2の位置へ移動することを特徴とする請求項109に記載の画像形成装置。
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