JP2008157570A - 室内用除湿装置 - Google Patents

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智憲 徳本
Hiroyuki Seki
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Abstract

【課題】回転除湿ロータに吸着された異臭物質を除去するクリーニングモードを備えた室内用除湿装置を提供する。
【解決手段】通過する空気中の水分を吸着する回転除湿ロータは異臭物質をも吸着するが、多湿空気が通過する際にはこれら異臭物質を放出し、室内に異臭が発生する原因となる。そこで本室内用除湿装置では、回転除湿ロータから異臭物質を積極的に放出させて除去することで、異臭の発生を抑制するためのクリーニングモードを備えた。
【選択図】 図10

Description

本発明は、室内の除湿を行う室内用除湿装置に関し、詳細には、空気中の水分を吸着する複数の風路からなる回転除湿ロータを備えた室内用除湿装置に関するものである。
特許文献1には、浴室の天井に設置され、浴室内の除湿を行う浴室乾燥機が記載されている。図23に示す本浴室乾燥機は、浴室内の空気を循環ファンで循環させながら、浴室内を除湿するものである。循環ファンで吸引された浴室内の空気は、回転除湿ロータ(吸着材)の除湿通路(小透孔)を通過する際に、通路壁に担持されている吸着剤に水分が吸着され、乾燥空気となって浴室内に戻される。回転除湿ロータに担持される吸着剤には、特許文献2に記載されているように、ゼオライトやシリカゲルなどが一般的に使用される。
一方で、回転除湿ロータは回転駆動され、多量の水分を吸着した除湿通路が再生ヒータ(セラミックヒーター)と対応する部分に来ると、再生ファン(換気ファン)によって吸引された空気が、まず高温の再生ヒータを通過することで加熱され、この加熱された空気が回転除湿ロータの除湿通路を通過することで回転除湿ロータが加熱されて高温になる。結果、除湿通路の吸着剤に吸着されていた多量の水分が蒸発し、回転除湿ロータが乾燥した状態に復帰するよう構成されているものである。この動作を連続的に行う運転モードが除湿モードであり、これを数時間続けることで浴室内が徐々に除湿されるものである。
特開2004−093008号公報 特開平5−309771号公報
一般的に回転除湿ロータに使用されている上記吸着剤は、空気中の水分のみならず異臭物質をも吸着することが知られている。また、特許文献2にもあるように、吸着剤が異臭物質を吸着している状態で多湿空気が回転除湿ロータの除湿通路を通過すると、吸着剤は異臭物質より水分の方に親和性が高いため、吸着されていた異臭物質が多湿空気中の水分と置換され、結果、異臭物質が室内に放出されてしまうという課題が知られている。
異臭物質が水分と置換されても、少量ずつ放出されるような状態であれば何等問題は無い。しかし、回転除湿ロータに異臭物質が多量に蓄積され、そこで多湿の空気が除湿通路を通過すると、異臭物質が空気中の水分と一気に置換され、結果、使用者が不快に感じるような強い異臭を発生させる。梅雨時などの室内が高湿度となる条件下や、常に多湿の環境である浴室等の環境下にあっては、この問題が顕著なものとなる。
したがって、梅雨時など、室内が高湿度となる状況下で室内空気の循環を開始すると、それまで吸着していた異臭物質が循環空気中に一気に放出され、異臭混じりの空気が室内に吹き出すという問題があった。
この問題は全ての室内において生じうるが、特に浴室は、異臭の要因となるジエチルヘキサナールやデカナール等の有機物質が他室に比べ多量に存在しており、短期間でそれらが回転除湿ロータの除湿通路に蓄積してしまう可能性がある。また、浴室内は高温高湿度となりやすく、異臭物質が高濃度となって放出される条件が揃った環境であると言える。その一方で、カビ等が発生しやすい浴室内では除湿のニーズは極めて高く、この異臭の軽減は多くのユーザから強く望まれている。
吸着剤の材料の調整や、異臭物質が吸着剤と接触する機会を減らすような対策をとり、回転除湿ロータによる異臭物質の吸着を抑制することで、異臭物質の蓄積とそれに伴う異臭の発生を軽減することができる。しかし、このような対策では、異臭物質だけでなく水分までも吸着剤に吸着され難い構造となってしまう。したがって、この対策だけで異臭をユーザに感じさせないレベルまで低減しようとすると、除湿性能が大きく犠牲になり、決定的な対策とは言えなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、除湿性能を犠牲にすることなく回転除湿ロータに吸着された異臭物質を放出させ、かつ低コストで異臭の発生をも抑制し得る室内用除湿装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、室内の空気を循環させながら空気中の水分を除去する室内用除湿装置であって、前記室内の空気を吸引する吸引口と、前記吸引口から吸引された空気が通過する際に空気中の水分を吸着する複数の除湿通路からなる回転除湿ロータと、前記回転除湿ロータより吸引口側となる上流位置のみに設けられ、かつ前記回転除湿ロータの一部領域において複数の除湿通路と対面するように設けられた再生ヒータと、前記回転除湿ロータの下流で、かつ前記再生ヒータと対応する位置に入口が設けられた再生風路と、前記再生風路内に設けられた再生ファンと、前記吸引口から吸引され、前記回転除湿ロータの前記再生ヒータと対面しない他部領域の除湿通路を通過した空気を前記室内に吹き出すための循環吹出口と、前記回転除湿ロータと前記循環吹出口とを連結する循環風路と、前記再生風路内に設けられた再生ファンと、前記循環風路内に設けられた循環ファンと、複数の運転モードの中から特定の運転モードを選択させる運転モード選択手段と、前記運転モード選択手段からの信号を受け、前記室内用除湿装置を選択された運転モードで運転させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、運転モードとして、前記回転除湿ロータを回転させるとともに前記循環ファン、再生ファン及び再生ヒータを動作させる除湿モードと、前記回転除湿ロータを回転させるとともに前記再生ファン及び再生ヒータを動作させるクリーニングモードを備え、かつ、該クリーニングモードは、前記回転除湿ロータの温度が前記除湿モードより昇温されるように構成されている。
本発明に係る室内用除湿装置によれば、回転除湿ロータを加熱してクリーニングするクリーニングモードを備えている。このクリーニングモードの実行により、回転除湿ロータに吸着された異臭物質は熱エネルギーを与えられて放出されるため、空気中の水分と異臭物質が置換されて一気に室内に異臭交じりの循環空気が吹き出すということを防止できる。
また、本発明では、回転除湿ロータの温度が、除湿モード時よりもクリーニングモード時の方が高くなるよう構成している。これにより、数時間継続して実行される除湿モードで無用にランニングコストを高くすることなく、一方で短時間で確実に異臭物質を除去させたいクリーニングモードにおいては、確実に短時間で異臭物質を除去できるという実用上優れた効果を奏することができるものである。
具体的には、回転除湿ロータに設けられた除湿剤の量や種類によっても異なるが、除去したい水分量や空気の吸引量に対して、吸着剤が水分を吸着できる量や速度には上限がある。よって回転除湿ロータの回転速度は、この上限に基づいて水分の吸着に最適な速度に設定されるのが通常である。一方で、再生ヒータの発熱量が大きいほど、回転除湿ロータに吸着された水分が早く蒸発することは明らかである。しかし、先にも述べたとおり、回転除湿ロータの回転速度には上記上限に基づいて設定される最適値があるため、むやみに再生ヒータの発熱量を高め回転除湿ロータを早く昇温させても、エネルギーの無駄となってしまう。すなわち、回転除湿ロータを加熱できる十分な時間があるにもかかわらず、発熱量の大きな再生ヒータで短時間に水分を蒸発させてしまうと、その後は水分を吸着して
いない回転除湿ロータを加熱することになる。したがって、長時間行われる除湿モードにあっては、これは非常に無駄な状態を作り出しているということになる。よって、除湿装置においては、再生ヒータの加熱温度と、回転除湿ロータの回転速度は、除湿を行うのに最適な温度や回転数にすることが好ましいと言える。
しかし、このように設定された発熱量と回転数でクリーニングモードを実行すると、異臭物質を加熱クリーニングするのに長時間を要するという問題が生じた。それは、クリーニング時に回転除湿ロータに水分が吸着されていなければ問題ないが、環境的には難しく回転除湿ロータには水分が吸着されている。そのため、水分を蒸発させるのに最適に決定された加熱温度や回転数では、回転除湿ロータを加熱しても先に水分が蒸発されるだけで、異臭物質を放出させるに必要な温度まで回転除湿ロータの温度を上昇させることができないためである。詳細には、回転除湿ロータに水分が吸着されている間は、再生ヒータから与えられる熱エネルギーが主に水分の蒸発に使用され、回転除湿ロータそのものを十分に昇温させるに至らないということである。また、これに加え、回転除湿ロータが水分を吸着するような状態においては、再生ヒータに取込まれる空気そのものが多湿であるため、加熱してもその空気の温度を十分に上昇させることが難しいという状況もある。
以上のことから明らかなように、異臭物質を除去するクリーニングを確実に行うためには、再生ヒータによって回転除湿ロータを加熱できる期間内において、回転除湿ロータに吸着された水分が蒸発し、回転除湿ロータにも十分な熱エネルギーを与えることができるような状態としなければならない。したがって、除湿を最適に行うように設定された構成では、回転除湿ロータを迅速に昇温させることができず、異臭物質の放出に非常に長い時間を要するという問題を見出したものである。
そこで、本発明においては、回転除湿ロータの温度が、除湿モード時よりもクリーニングモード時の方が高くなるようにしたことで、数時間継続して実行される除湿モードでは無用にランニングコストを高くすることなく確実に除湿を行うことができ、一方で短時間で異臭物質を除去させたいクリーニングモードにおいては、短時間で確実に異臭物質を放出できるようにしたものである。更に、クリーニングモードでは回転除湿ロータの温度を高くしているため、異臭物質の分子運動も活性化でき、放出そのものを早くできるという効果も得ることができる。
請求項2に係る発明は、前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記回転除湿ロータの回転速度を、前記除湿モード時より小さな回転速度で回転させることで前記回転除湿ロータを昇温させるように構成されている。
これによれば、クリーニングモードにおいても、無用にランニングコストをかけたり、発熱量が大きい再生ヒータ等を用いることなく確実にクリーニングが行えるという極めて実用上有効な効果を奏することができるものである。
具体的には、回転除湿ロータの回転数を低下させることで、再生ヒータによって加熱された空気と回転除湿ロータとが熱交換を行う時間を長く確保できるようにしたものであり、これによって確実にコストをかけることなくクリーニングできるものである。
また、回転除湿ロータの回転速度を低下させると、回転除湿ロータ全体をクリーニングするのに長時間を要するように感じるが、湿度の環境条件にもよる所はあるが、基本的にはクリーニング時間を短縮できるものである。具体的には、先にも述べたとおり、除湿を最適に行うよう設定された回転数や再生ヒータの温度では、回転除湿ロータを異臭の放出に十分な温度まで昇温させることができないため、効率よく昇温できる本発明の対応の方が結果的に早くクリーニングできるものである。
具体的には、異臭物質を吸着する回転除湿ロータの除湿通路は、その通路壁で通過する空気中の水分を吸着するために必要な長さをもって形成されている。したがって再生ヒータによって加熱された空気が回転除湿ロータを通過すると、当然再生ヒータに近い側から順次熱交換が行われていくため出口側となる反再生ヒータ側は熱交換された後の低温の空気が流れるため昇温が遅れる。この状態で除湿通路に水分が吸着されていたり、多湿の環境で多湿空気を吸引しているような状態では一層出口側の昇温が遅れることになる。
このことから理解できるように、除湿通路の入口側は水分も蒸発し昇温が行われ、異臭物質の放出が行えたとしても、出口側の回転除湿ロータが十分に昇温されて異臭物質の放出が確実に行えるまでには相当な時間を要することになり、このように半面だけがクリーニングを完了したような中途半端な状態が長く続くのである。
本発明によれば、熱交換時間を十分に確保したことで、除湿通路の入口から出口まで確実に早期にクリーニングが行えることとなり、結果クリーニングの完了が早くなるものである。それを、ランニングコストや、追加のヒータ、または高温にできる大型のヒータなを採用する等のコストをかける必要がないという実用上優れた効果を奏することができるものである。
請求項3に係る発明は、前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記回転除湿ロータの回転を、前記除湿モード時は連続的に回転させるのに対して、所定角度回転させるごとに停止させることで前記回転除湿ロータを昇温させるように構成されている。
これによっても、基本的には請求項2と同様、熱交換時間を十分に確保したことで、除湿通路の入口から出口まで確実に迅速にクリーニングを行えることとなり、結果クリーニングの完了が早くなるものである。それを、ランニングコストや、追加のヒータ、または高温にできる大型のヒータを採用する等のコストをかける必要がないという実用上優れた効果を奏することができるものである。
これに加え、請求項2の連続で低速回転させる形態に比べ、回転除湿ロータの回転を一旦停止させているため、回転除湿ロータを安定して確実に昇温させることができる。また、連続的に回転させ続ける場合に比べ節電効果が高くなるという効果も奏することができる。
請求項4に係る発明は、前記制御手段は、前記再生ヒータと略対応する領域分を所定角度として、順次回転送りするように構成されている。
これにより、基本的には請求項3と同様、熱交換時間を十分に確保したことで、除湿通路の入口から出口まで確実に早期にクリーニングが行えることとなり、結果クリーニングの完了が早くなるものである。それを、ランニングコストや、追加のヒータ、または高温にできる大型のヒータなを採用する等のコストをかける必要がないという実用上優れた効果を奏することができるものである。
これに加え、本発明においては、回転除湿ロータを加熱する再生ヒータと略対応する領域分づつ順次回転送りするようにしているため、電力的にも無駄が無く、安定して確実に回転除湿ロータを昇温させることができる。
請求項5に係る発明は、前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記再生ファンの風量が、前記除湿モード時の再生ファンの風量より小さくなるように前記再生ファンを動作させるように構成されている。
これにより、再生ファンによって室内より吸引される空気の量が除湿モード時よりクリーニングモード時の方が小さく抑えられ、再生ヒータによって加熱される空気の量が小さくなることから、除湿通路を通過する空気の温度を高めることができる。よってクリーニングモード時の方が回転除湿ロータの温度を高温にできるものである。
請求項6に係る発明は、前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記再生ヒータの発熱量が、前記除湿モード時より高くなるよう前記再生ヒータを動作させるように構成されている。
これにより、再生ヒータの発熱量を、前記除湿モード時よりクリーニングモードの方が高くなるように構成したため、クリーニングモード時の方が回転除湿ロータの温度を確実に高温にできるものである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る浴室用除湿装置(以下、「除湿装置」と略記する)について説明する。
まず、図1〜図13を参照して、その除湿装置の概要を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る除湿装置の使用形態の一例を示す。
本実施形態に係る除湿装置1は、浴室400の天井裏に設置される。この除湿装置1は、使用者が操作パネル700で選択した浴室400内の乾燥、暖房或いは除湿など、様々なことを行うことができる。
図2は、除湿装置1の下方からの斜視図である。以下の説明では、浴室内側を「下」と言い、その反対側を「上」と言うことがある。
除湿装置1には、ケース503に収納される除湿装置本体501があり、除湿装置本体501には、除湿装置本体501の下面の少なくとも一部(例えば図示のように実質的に全域)を覆うカバーが取り付けられる。例えば、除湿装置本体501の下面に、内部グリル911が取り付けられ、その内部グリル911の下面に、カバーとして表面グリル509が取り付けられる。ケース503は、直方体状の箱となっているが、形状はそれに限らず種々の形状を採用し得る。
除湿装置本体501の一側面には、浴室内から吸引した空気を除湿装置1の外に排出するための図示しない排気口があり、ケース503には、その排気口から排出される空気が流れる図示しない排気ダクトが取り付けられる。
除湿装置本体501の下面には、浴室内への空気の吹出口507と、その吹出口507からの風の向きを調節する可動ルーバー505とが備えられる。空気の除湿装置本体501の下面全域を覆う表面グリル509には、可動ルーバー505を目視でき可動ルーバー505の開閉動作の妨げとならないようなサイズの窓508が設けられている。
除湿装置本体501の下面と表面グリル509との間には、或る程度の隙間があり、その隙間が、除湿装置1にとっての吸込口511となっている。換言すれば、除湿装置1の側面全て或いは一部に、吸込口511が設けられ、いわゆる側面吸気が行われるようになっている。吸込口511から吸い込まれた空気は、除湿装置本体501の下面から除湿装置本体501の内部に入る。
内部グリル911の側面には、フィルタ挿入口513が形成されている。そこから、フィルタ枠515に固定されたフィルタ517を差し込むことができる。フィルタ517は、吸込口511から吸い込まれた空気に含まれている塵やほこりが、除湿装置本体501の内部に侵入しないようにするためのものである。
図3は、除湿装置1の除湿装置本体501の下方からの斜視図である。すなわち、この図3は、図2に示した除湿装置1から内部グリル911、表面グリル509及びケース503を除去した場合の外観図である。
除湿装置本体501からの空気の吹出口である本体吹出口990に、可動ルーバー505があり、可動ルーバー505の近傍に、可動ルーバー505を駆動するモータ(以下、ルーバー用モータ)533が備えられる。
除湿装置本体501の下面全周には、フランジ539が設けられている。そのフランジ539に、内部グリル911が取り付けられる。
除湿装置本体501の内部には、図示しない後述の回転除湿ロータが搭載され、その回転除湿ロータの下側に対向した場所に、回転除湿ロータケース523が取り付けられる。回転除湿ロータケース523の回転除湿ロータに対向するエリアには、空気の通過の妨げにならないような格子(以下、回転除湿ロータケース格子)527が張られている。また、除湿装置本体501の内部には、図示しない後述の再生ヒータが搭載され、除湿装置本体501の下面において、再生ヒータに対向するエリアには、エキスパンドメタル531が取り付けられる。
本実施形態では、除湿装置本体501の下面に、空気の吸込口(以下、除湿装置1の側面の吸込口511と混同しないようにするため、「本体吸込口」という言葉を用いる)540が設けられ、上記側面吸気された空気が本体吸込口540を介して除湿装置本体501に吸い込まれる。本体吸込口540は、例えば、図3に例示するように、後述の循環ファンが回転することによって吸い込まれる空気の吸込口(以下、循環ファン吸込口)540Aと、後述の再生ファンが回転することによって吸い込まれる空気の吸込口(以下、再生ファン吸込口)540Bとに仕切ることができる(仕切ることなく一つの共通の吸込口とされてもよい)。
図4は、図3の除湿装置本体501の上方からの斜視図である。
フランジ539を有しqの字状の収納スペースを有するケース(以下、「内部ケース」と言う)504に、除湿装置1の種々の構成要素(例えば、後述する循環ファンや、その循環ファンを駆動するためのモータ(以下、循環ファン用モータ)541など)が備えられる。この内部ケース504では、循環ファンから吹出された空気が、排気風路100を経て、排気口521から図示しない排気ダクトへ排出される。
内部ケース504におけるqの字状の収納スペース以外の空いたスペースに、図示しない後述の再生ファンを駆動するためのモータ(以下、再生ファン用モータ)535と、除湿装置1の種々の構成要素を制御するための制御装置519とが備えられる。
図5Aは、除湿装置1の底面図である。図5Bは、除湿装置1の上面図である。図6は、図5Aの6−6断面図である。図7は、図5Bの7−7断面図である。以下の説明では、便宜上、排気口521が存在する側を「左」、それと逆の側を「右」と言い、図6の紙面表側(排気口がある面を正面とした場合の左側)を「前」と言い、図6の紙面裏側を「後」と言う。これは、図5A及び図6を参照した説明に限らず、他の図を参照する場合(例えば、図7のように、図6の除湿装置1とは左右逆にして示されている場合)にも同様である。
内部グリル911に、表面グリル509を係止するための溝(以下、係止溝)609がある。表面グリル509の上面に設けられた爪(グリル係止爪)607が係止溝609に引っ掛かることにより、表面グリル509が内部グリル911に係止される。
除湿装置1内の右側の部分に、回転除湿ロータ10、回転除湿ロータ用モータ60、再生ヒータ40、循環ファン20及び循環ファン用モータ541が備えられる。一方、除湿装置1内の左側の部分に、可動ルーバー505、吹出口507、暖房ヒータ30、ダンパ70、ダンパ用モータ611、再生ファン50及び再生ファン用モータ535が備えられる。除湿装置本体501内には、循環ファン20へ連通し後述の循環風路900へと続く風路と、後述の再生風路200とが形成されている。これにより、循環ファン20及び再生ファン50のうち循環ファン20のみを回転させた場合には、除湿装置1の側面にある吸込口511から循環ファン吸込口540Aを経て回転除湿ロータ10を介して上方へと空気が吸引される。循環ファン20及び再生ファン50の両方を回転させた場合には、除湿装置1の側面にある吸込口511から吸い込まれた空気の一部が循環ファン吸込口540Aを経て回転除湿ロータ10を介して上方へと吸引され、残りの一部が再生ファン吸込口540Bを経て回転除湿ロータ10を介して再生風路200へと吸引される。以下、これらの点や各構成要素について詳細に説明する。
回転除湿ロータ10は、円盤状のデシカント部材であり、上下方向に空気が通過できるような風路を有している(例えば上下方向に貫けた多数の孔がある)。具体的には、例えば、回転除湿ロータ10は、水分を吸着するための吸着剤(例えば、ゼオライト及び/又はシリカゲル)が担持された、セラミックス製のペーパであり、いわゆるハニカム構造になっている。つまり、回転除湿ロータ10の上下方向の空気が通過する風路は、細かく区切られた複数の風路の集合となっていて、各風路で水分の吸着が行われる。回転除湿ロータ10の直径は、例えば150乃至300ミリメータ程度であり、その厚みは15乃至50ミリメータ程度である。回転除湿ロータ10は、除湿装置本体501の下面にある本体吸込口540の付近に設けられ、本体吸込口540から入った空気の全部或いは大部分が通るようなサイズに構成されている。
回転除湿ロータ用モータ60は、回転除湿ロータ10の中心を回転軸として回転除湿ロータ10を回転させるモータである。回転除湿ロータ用モータ60は、回転除湿ロータ10と循環ファン20との間に形成される空間内の、所定の位置(例えば、回転除湿ロータ10の上面付近)に配置される。
再生ヒータ40は、回転除湿ロータ10の上流側、例えば、回転除湿ロータ10の下面のみに搭載される。再生ヒータ40の水平方向のサイズは、回転除湿ロータ10の水平方向のサイズよりも小さい(例えば回転除湿ロータ10の水平方向サイズの4分の1以下である)。再生ヒータ40の発熱により、回転除湿ロータ10が、吸着した水分を放出し、それにより、回転除湿ロータ10の除湿能力が再生する。具体的には、回転除湿ロータ10を回転させつつ再生ヒータ40が発熱すれば、再生ヒータ40により加熱された空気が回転除湿ロータ10を通ることにより、回転除湿ロータ10の各部で吸着した水分が放出されるので、水分を吸着したことによって低下した回転除湿ロータ10の除湿能力を再生させることができる(その際、再生ファン50を回転させることにより、回転除湿ロータ10から放出された水分を部屋外へ排出することができる)。また、再生ヒータ40が発熱することにより、回転除湿ロータ10に付着した異臭物質を放出させることもでき、それにより、回転除湿ロータ10から発生する異臭を軽減させることもできる。また再生ヒータ40は、発熱量を調整可能に構成されている。
循環ファン20の上に循環ファン用モータ541が取り付けられている。循環ファン20は、例えば遠心型のファンであり、循環ファン用モータ541の駆動により回転する。この循環ファン20が回転することにより、除湿装置1の側面にある吸込口511から浴室内の空気が吸引され、その吸引された空気が、循環ファン吸込口540Aから回転除湿ロータ10を介して上方へと流れる。上方へと流れたその空気は、ダンパ70の開閉状態に応じて、排気風路100と循環風路900の下流部900Bとのうちの少なくとも一方に流れる。なお、回転除湿ロータ10よりも上流の空気の温度を検出するための温度センサ551Aと、その空気の相対湿度を検出するための湿度センサ553が、回転除湿ロータ10と本体吸込口540との間の空間における所定の場所に備えられる。具体的には、例えば、各センサ551A、553は、再生ヒータ40の高さ位置と同程度の位置に備えられる。
循環ファン20により回転除湿ロータ10を介して吸引された空気は、循環ファン20から左側にかけた空間に流れる。循環ファン20の左隣には、更に左へと延設され途中から下へと延びた循環風路900が設けられている。循環風路900は、左へと延設された部分(換言すれば、循環ファン20の左隣の空間)である上流部(以下、循環風路上流部)900Aと、上流部900Aから下へと延びた下流部(以下、循環風路下流部)900Bとで構成することができる。循環風路上流部900Aは、循環風路下流部900Bと、左方向の排気口521へと延びた排気風路100とに分岐している。排気風路100を流れる空気は、排気口521及び排気ダクト555を介し室外に排出される。一方、循環風路下流部900Bを流れる空気は、吹出口507から浴室内に排出される。循環ファン20の左に流れた空気が排気風路100と循環風路下流部900Bとのどちら又は両方に流れるかは、循環風路上流部900A(循環ファン20の左隣空間)に設けられたダンパ70の開閉状態によって決まる。ダンパ70の開閉状態は、ダンパ用モータ611の駆動を制御することにより、調節することができる。これらの詳細については、図10以降を参照して後述する。
循環風路900の下流側(例えば吹出口507の付近)に、暖房ヒータ30が備えられる。暖房ヒータ30が発熱することにより、暖房ヒータ30を通って暖められた空気が、吹出口507から浴室内へと吹き出される。なお、暖められた空気の温度を検出するための温度センサ551Bが所定の場所に備えられる。具体的には、例えば、温度センサ551Bは、暖房ヒータ30の下流側、より具体的には、例えば、暖房ヒータ30と可動ルーバー505との間に備えられる。
排気風路100の途中(例えば排気口521の近傍)に、再生風路200の出口563が備えられる。再生風路200は、回転除湿ロータ10の下流側の或る位置(例えば、回転除湿ロータ10を介して再生ヒータ40に対向した位置)から左へと延び、或る途中位置(例えば除湿装置本体501の左面付近)から上へと延び、再生ファン50の有る位置から前と延びて排気風路100の途中に繋がる。再生風路200を流れる空気は、排気風路100に出て、排気口521及び排気ダクト555を介し室外に排出される。なお、再生風路200の途中には、下流へと進んだ多湿の空気が浴室内へと逆流しないようにするための逆流防止弁613が設けられている。
再生ファン50の上に再生ファン用モータ535が取り付けられている。再生ファン50は、例えば遠心型のファンであり、再生ファン用モータ535の駆動により回転する。この再生ファン50が回転することにより、除湿装置1の側面にある吸込口511から浴室内の空気が吸引され、再生ファン吸込口540Bから再生ヒータ40を通り回転除湿ロータ10を介して上方へと流れる。上方へと流れたその空気は、再生風路200へと流れる。
以上が、除湿装置1の構成の概要である。なお、除湿装置1には、浴室とは別の部屋からの空気が流れるダクト(以下、便宜上「他室用吸気ダクト」と言う)557が接続され、他室用吸気ダクト557を介して別部屋の空気を除湿装置本体501内に吸気しても良い。吸気された空気が、所定の場所、例えば、回転除湿ロータ10の下流側に出るように構成することができる。この場合、循環ファン20によって吸引された空気と同様に、排気口512から排出するか、或いは、浴室内に吹き出すかを制御することができる。別部屋の空気を吸気するか否かは、例えば、他室用吸気ダンパ601の開閉状態(例えば開くか閉じるか)によって、制御することができる。この制御は、例えば、制御装置519が行うことができる。
図8は、除湿装置1の制御系を示すブロック図である。
制御装置519は、例えば、CPU625やメモリ621を備えている。CPU625は、例えば、操作パネル700、温度センサ551A、551B及び湿度センサ553のうちの少なくとも一つから信号を受けた場合、その信号を基に、循環ファン用モータ541、再生ファン用モータ535、回転除湿ロータ用モータ60、ダンパ用モータ611、暖房ヒータ30、再生ヒータ40及びルーバー用モータ623のうちの少なくとも一つを必要に応じて制御することができる。換言すれば、例えば、CPU625は、循環ファン20の回転、再生ファン50の回転除湿ロータ10の回転、ダンパ70の開閉の度合い、暖房ヒータ30による発熱、再生ヒータ40による発熱、及び可動ルーバー505を制御することができる。
図9は、操作パネル700の一例を示す。
操作パネル700は、除湿装置1のユーザインタフェース(例えばリモートコントローラ)である。操作パネル700には、除湿装置1が実行できる複数の運転モードにそれぞれ対応した運転モードスイッチが備えられている。具体的には、「除湿」、「乾燥」、「涼風」、「暖房」及び「換気」の運転モードにそれぞれ対応した運転モードスイッチ700A〜700Eを備えており、使用者は、各運転モードスイッチ700A〜700Eを投入することにより、所望の運転モードを除湿装置1に実行させることができる。
制御装置519は、操作パネル700の或る運転モードスイッチの投入信号を受けた場合、循環ファン20、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、再生ファン50、回転除湿ロータ用モータ60及びダンパ70のうちの少なくとも一つを制御し、投入されたスイッチに対応する運転モードを実行する。また運転モードの停止を選択させる「停止」スイッチ700Fのほか、各運転モードでの運転時間や、運転開始/停止時刻を設定可能なタイマーが備えられている。
ここで、本実施形態に係る除湿装置の運転モードは、大きく「換気」モードと「循環」モードとに分けられる。「換気」モードは、浴室内から吸引した空気を全て外部へ排出し、浴室内の換気を行うことを目的とするモードである。一方、「循環」モードは、浴室内の空気を循環させることを目的とするモードであり、一部の空気を外部に排出しながら循環させるモードも含まれる。例えば、本実施形態では、以下に説明する「除湿」、「乾燥」、「涼風」及び「暖房」の各モードが「循環」モードに含まれる。
以下、図10〜図14を参照して、各運転モードにおける空気の流れを説明する。
図10は、「除湿」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す模式図であり、図11は同じく「除湿」モード実行時の空気の流れと風路の構成を示す模式図である。
使用者が「除湿」モードスイッチ700Aを投入すると、制御装置519は、図11に示すように、回転除湿ロータ10を矢印Rの方向に或る回転速度(例えば、毎分0.5回転程度)で回転させながら、循環ファン20を回転させて浴室内の空気を吸引する。また、図10に示すように、制御装置519は、ダンパ70を全閉状態(排気風路100の入口を完全に遮断し、循環ファン20の左側の空間に出た空気の全てが循環風路下流部900Bに流れる状態)にし、暖房ヒータ30の電源をオフ状態とする。さらに、制御装置519は、再生ファン50を回転させ、再生ヒータ40の電源をオン状態とする。これにより、矢印A、B、C及びDに示すように、浴室内の空気が除湿されつつ循環し、また、矢印F、G及びHに示すように、多湿の空気が再生風路200から排気ダクトを介して室外に排出される。つまり、「除湿」モードによれば、浴室内から多湿の空気を吸引し、回転除湿ロータ10で水分を吸着することにより水分が少なくなった空気を浴室内に吹出すようになっており、その間、水分を吸着することにより低下した回転除湿ロータ10の除湿能力が再生ヒータ40により再生されるので、浴室内を除湿することができる。循環風路900と再生風路200は、回転除湿ロータ10の近傍において仕切15により仕切られ、それぞれ独立した風路を形成している。
尚、以下の説明では、「除湿」モード実行時における回転除湿ロータ10及び再生ファン60それぞれの回転速度を「通常回転速度」と言い、それ以下の回転速度を「低速」と言うことがある。同様に、「除湿」モード実行時における再生ヒータ40の発熱量を「通常発熱量」といい、それ以上の発熱量を「大発熱量」と言うことがある。
図12は、「乾燥」モード及び「涼風」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。
使用者が「乾燥」モードスイッチ700Bを投入すると、制御装置519は、循環ファン20を回転させるとともに、暖房ヒータ30による発熱を開始させる。さらに、制御装置519は、ダンパ70を半開状態(排気風路100の入口と循環風路下流部900B入口との両方を完全には遮断せず、循環風路上流部900Aに出た空気の一部が排気風路100に流れ残りの一部が循環風路下流部900Bに流れる状態)にする。これにより、「乾燥」モードによれば、矢印A、B、C及びEに示すように、循環ファン20に吸引された空気の一部が排気風路100から排気ダクトを介して室外に排出され、矢印A、B、C及びDに示すように、残りの空気を加熱しながら循環させることで、浴室内の乾燥を促進させることができる。
なお、「涼風」モードの場合は、暖房ヒータ30の電源もオフ状態とされる点が「乾燥」モードの場合と異なり、他は同様である。
図13は、「暖房」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。
使用者が「暖房」モードスイッチ700Dを投入すると、制御装置519は、循環ファン20を回転させるとともに、暖房ヒータ30による発熱を開始させる。さらに、制御装置519は、ダンパ70を全閉状態にする。これにより、「暖房」モードでは、矢印A、B、C及びDに示すように、浴室内の空気が暖められつつ循環する。
図14は、「換気」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。
使用者が「換気」モードスイッチ700Eを投入すると、制御装置519は、循環ファン20を回転させるとともに、ダンパ70を全開状態(循環風路下流部900Bの入口を完全に遮断し、循環風路上流部900Aに出た空気の全てが排気風路100に流れる状態)とする。これにより、「換気モード」では、矢印A、B、C及びEに示すように、浴室内の空気が排気風路100から排気ダクトを経て室外に排出される。なお、「換気」モードでは、循環ファン20の回転に代えて又は加えて、再生ファン50を回転させてもよい。
上述したように、本実施形態に係る除湿装置は、回転除湿ロータ10による水分の吸着を期待していない「除湿」モード以外の運転モードを実行する場合でも、循環ファン20が回転することで、吸引した浴室内の空気が回転除湿ロータ10を通過する構造としている。従って、回転除湿ロータ10には空気中の水分だけでなく、空気中の異臭物質が付着しやすい。この異臭物質が回転除湿ロータ10より放出され、浴室内に吹き出されると、使用者に異臭を感じさせる。そこで本実施形態に係る除湿装置は、回転除湿ロータ10のクリーニングを行うクリーニングモードを備えている。以下、クリーニングモードを実行するか否かの判定を行うクリーニング判定制御について説明する。
本実施形態に係る除湿装置のクリーニング判定制御には、いくつかの態様が考えられる。まず第1のクリーニング判定制御について、図15を用いて説明する。
図15は、制御装置519による第1のクリーニング判定制御の処理手順を示す。第1のクリーニング判定制御は、操作パネル700で運転モードが使用者に選択されたときに実行されるものである。
まず、このクリーニング判定制御が開始されると、制御装置519は、操作パネル700で運転モードが選択されたときであるか否かを判定する(S111)。運転モードの選択時でなければ(S111:No)、クリーニングモードは実行しない。
運転モードの選択時であれば(S111:Yes)、次に、選択された運転モードが「循環」モードであるか否かを判定する(S112)。上述のとおり、「循環」モードは、「除湿」、「乾燥」、「涼風」及び「暖房」の各モードの総称であり、浴室内空気の循環を伴う運転モードである。いずれの運転モードでも、回転除湿ロータ10を介した浴室内空気の循環が行われるため、回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質が放出され、浴室内に吹き出す懸念がある。そこで、これら「循環」モードが選択された場合には(S112:Yes)、その実行(S114)に先駆けてクリーニングモードを実行する(S113)。
選択された運転モードが「循環」モードでない場合(S112:No)、すなわち、「換気」モードが選択された場合には、回転除湿ロータ10を介した空気の循環は行われないため、回転除湿ロータ10から放出された異臭物質が浴室内に吹き出す懸念はない。したがってこの場合は、クリーニングモードを実行することなく、即座に選択された「換気」モードの実行を開始する(S104)。
これにより、異臭物質が浴室内に吹き出す懸念のある「循環」モードが選択された際には、その実行開始に先駆けてクリーニングモードを実行し、回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質を放出させることで、「循環」モードを実行した際にも異臭の吹き出しを防止することができる。
ここで、クリーニングモードの具体的な処理内容を、図16乃至図20を参照して説明する。
図16乃至図19は、制御装置519が行う第1乃至第4のクリーニングモードの処理手順を示すフローチャートであり、図20は第4のクリーニングモード実行時の回転除湿ロータ10の回転の態様を示す図である。
図16に示す第1のクリーニングモードにおいて、制御装置519は、まず、再生ファン50を通常回転速度で回転させ(S211)、次に再生ヒータ40を動作させる(S212)。このときの再生ヒータ40の発熱量は大発熱量とする。これは、再生ファン50で吸引した浴室内の空気を再生ヒータ40で「除湿」モード実行時よりも高温まで加熱するためである。したがって、この高温空気を回転除湿ロータ10に通過させることで、吸着している異臭物質の放出を促進させることができる。
また、制御装置519は、回転除湿ロータ用モータ60を回転させて、回転除湿ロータ10を通常回転速度で回転させる(S214)。これにより、回転除湿ロータ10の各風路が順次再生風路200内に進入し、加熱されて異臭物質を放出するとともに、放出した異臭物質は再生ファン50で室外へ排出される。
このようなクリーニングモードを開始し、回転除湿ロータ10が所定の回転数(例えば1回転)だけ回転したら(S214:Yes)、クリーニングモードを終了する。クリーニングモード終了後、「除湿」モードを実行する場合には、再生ヒータ40、再生ファン50及び回転除湿ロータ用モータ60の動作を継続したまま(但し再生ヒータ40の発熱量は通常発熱量に変更する)、「除湿」モードに移行してもよい。
図17に示す第2のクリーニングモードにおいて、制御装置519は、まず、再生ファン50を回転させ(S221)、続いて再生ヒータ40を通常発熱量で動作させる(S222)。このときの再生ファン50の回転速度は低速とする。これは、再生ファン50で吸引する空気の風量を「除湿」モード実行時より減らすことで、再生ヒータ40で加熱された空気の温度を「除湿」モード実行時より高温とするためである。したがって、この高温空気を回転除湿ロータ10に通過させることで、吸着している異臭物質の放出を促進させることができる。
さらに、制御装置519が、回転除湿ロータ用モータ60を回転させ(S223)、所定の回転数に達するまで回転除湿ロータ10の加熱を行う(S224)点は第1のクリーニングモードと同様であるため、説明を省略する。
図18に示す第3のクリーニングモードにおいて、制御装置519は、まず、再生ファン50を通常回転速度で回転させ(S231)、続いて再生ヒータ40を通常発熱量で動作させる(S232)。
制御装置519は、さらに回転除湿ロータ用モータ60を回転させるが(S233)、このときの回転除湿ロータ10の回転速度は低速とする。これにより、回転除湿ロータ10の各風路が再生風路内に進入し、退出するまでの時間が「除湿」モード実行時より長くなり、長時間加熱されて回転除湿ロータ10の温度が高まるため、異臭物質の放出が促進される。
さらに、制御装置519が、回転除湿ロータ用モータ60が所定の回転数に達するまで回転除湿ロータ10の加熱を行う(S234)点は第1及び第2のクリーニングモードと同様であるため、説明を省略する。
図19に示す第4のクリーニングモードにおいて、制御装置519は、まず、再生ファン50を通常回転速度で回転させ(S241)、続いて再生ヒータ40を通常発熱量で動作させる(S242)。そして回転除湿ロータ10を停止させた状態で、クリーニングモードの実行開始時に再生風路200内にある回転除湿ロータ10の領域PAの風路を加熱する(S243)。回転除湿ロータ10は停止していることから、領域PAが集中的に加熱され、温度が高まって異臭物質の放出が促進される。
クリーニングモードの実行開始時に再生風路200内にある回転除湿ロータ10の風路を所定時間加熱し終えると(S243:Yes)、次に回転除湿ロータ10を通常回転速度で回転させ(S244)、角度θだけ回転したところで停止させる(S245)。このとき回転除湿ロータ10が回転する角度θは、図20に示すように、再生ヒータ40の平面視の範囲に対応するものである。すなわち、クリーニングモードの実行開始時に再生風路200内にあった回転除湿ロータ10の領域PAが、矢印Rの方向に再生ヒータ40の平面視範囲分だけ回転送りされたところで停止し、新たに領域PBが再生ヒータ40と対向する。
次に、新たに再生風路200内に配置された回転除湿ロータの領域PBを所定時間加熱する(S246)。このときも、回転除湿ロータ10は停止していることから領域PBが集中的に加熱され、温度が高まって異臭物質の放出が促進される。
その後、以上のような回転除湿ロータ10の角度θだけの回転、及び加熱を、回転除湿ロータ10が所定回転数に達するまで行う(S247:No)。例えば回転除湿ロータ10が1回転するまで行うこととすれば、回転除湿ロータ10のすべての風路が加熱され、異臭物質が放出されることとなる。
回転除湿ロータ10が所定回転数に達すると(S247:Yes)、クリーニングモードを終了させる。クリーニングモード終了後、「除湿」モードを実行する場合には、再生ヒータ40及び再生ファン50の動作を継続したまま、「除湿」モードに移行してもよい。
図21は、制御装置519による第2のクリーニング判定制御の処理手順を示す。第2のクリーニング判定制御は、操作パネル700で使用者に選択された運転モードの実行を停止するときに実行されるものである。
まず、制御装置519は、除湿装置が運転モードを実行中であるか否かを判定する(S121)。除湿装置が運転モードを実行中でない場合は、クリーニングモードは実行しない(S121:No)。
除湿装置が運転モードを実行している場合(S121:Yes)、次に制御装置519は、その実行中の運転モードが停止したか否かを判定する(S122)。除湿装置の運転モードが停止する形態としては、操作パネル700の「停止」スイッチ700Fが投入された場合や、操作パネル700のタイマーで設定された運転時間が経過して停止したり、同じくタイマーで設定された運転停止時刻に至って停止する場合などが考えられる。
実行していた運転モードが停止した場合(S122:Yes)、クリーニングモードを実行し(S123)、このクリーニング判定制御を終了する。これにより、選択された運転モードの停止時に回転除湿ロータ10のクリーニングを行って異臭物質を除去しておくため、次に「循環」モードの実行が選択された場合にも、循環空気中に異臭物質が放出されることがないため、即座に選択された運転モードの実行を開始することができる。
図22は、制御装置519による第3のクリーニング判定制御の処理手順を示す。ここで、第3のクリーニング判定制御では、クリーニング要否を示すフラグG(フラグG=1の場合、クリーニング要)と、前回のクリーニングモードを終了してから、除湿装置が選択された運転モードを実行した累積時間(Tx)をカウント可能なカウンタを用いる。
まず、制御装置519は、フラグGが1であるか否かを判定する(S131)。
フラグGが1でないときは(S131:No)、前回のクリーニングモードを終了してから除湿装置が選択された運転モードを実行した累積時間Txが、所定時間T1以上であるか否かを判定する(S152)。カウンタTxが所定時間T1以上でないときは(S132:No)、回転除湿ロータはクリーニングモードの実行が必要ないものと判断する。
そして、カウンタTxが所定時間T1以上であるとき(S132:Yes)、回転除湿ロータ10はクリーニングが必要な状態であると判断され、フラグGに1をセットして終了する(S133)。
ステップS131において、フラグGに1がセットされていれば、制御装置519はクリーニングモードを実行する(S134)。クリーニングモード実行後、カウンタTxをリセットし(S135)、フラグGに0をセットして(S136)、処理を終了する(S162,S163)。
これにより、除湿装置が運転した累積時間Txが所定時間T1以上となった場合は、前回のクリーニングモードを終了してから回転除湿ロータ10に多量の空気が累積的に通過し、異臭物質を多量に吸着しているもの判断して、クリーニングモードを実行する。したがって、回転除湿ロータ10が吸着している異臭物質を常に少量に抑えることが可能となる。
尚、上述した除湿装置では、すべての運転モード実行時に浴室内から吸引された空気が回転除湿ロータ10を通過する構造としている。したがって、すべての運転モードの実行時に回転除湿ロータに異臭物質が吸着されるおそれがあるため、第3のクリーニング判定制御では、前回のクリーニングモードを終了してから、除湿装置が選択された運転モードを実行した累積時間Txを指標としてクリーニングモードの実行要否を判断している。仮に、除湿装置内に回転除湿ロータ10を通過しないバイパス風路を形成し(図示しない)、そのバイパス風路を利用した運転モードが設定された場合には、「前回のクリーニングモードを終了してから、空気を回転除湿ロータ10に通過させる運転モードを実行した累積時間」をTxに代わる新たな指標として第3のクリーニング判定制御を実行することで、異臭物質の吸着度合に応じた頻度でクリーニングモードを実行することができる。
以上説明した本実施形態では、回転除湿ロータ10を加熱し、吸着されている異臭物質に熱エネルギーを与えて除湿通路から放出させることで回転除湿ロータ10をクリーニングする方法を開示しているが、本発明の趣旨はこれに限られるものではない。例えば、回転除湿ロータ10にマンガン等の異臭物質を分解する触媒を担持させ、この触媒を活性化させるために加熱し、活性化した触媒によって異臭物質を分解させるという方法で、異臭物質を回転除湿ロータ10から除去するクリーニング方法も、本発明の加熱クリーニングの概念に含まれるものであることは言うまでも無い。
本発明の一実施形態に係る除湿装置の使用形態の一例を示す。 除湿装置1の下方からの斜視図である。 除湿装置1の除湿装置本体501の下方からの斜視図である。 図3の除湿装置本体501の上方からの斜視図である。 図5Aは、除湿装置1の底面図である。図5Bは、除湿装置1の上面図である。 図5Aの6−6断面図である。 図5Bの7−7断面図である。 除湿装置1の制御系を示すブロック図である。 操作パネル700の一例を示す。 「除湿」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。 「除湿」モード実行時の空気の流れと風路の構成を示す。 「乾燥」モード及び「涼風」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。 「暖房」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。 「換気」モード実行時のダンパの状態や空気の流れを示す。 第1のクリーニング判定制御の処理手順を示す。 第1のクリーニングモードの処理手順を示す。 第2のクリーニングモードの処理手順を示す。 第3のクリーニングモードの処理手順を示す。 第4のクリーニングモードの処理手順を示す。 第4のクリーニングモード実行時の回転除湿ロータの回転の態様を示す。 第2のクリーニング判定制御の処理手順を示す。 第3のクリーニング判定制御の処理手順を示す。 従来の浴室乾燥機を示す。
符号の説明
1…除湿装置 10…回転除湿ロータ 20…循環ファン 30…再生ファン 40…再生ヒータ 50…再生ファン 60…回転除湿ロータ用モータ 70…ダンパ 100…排気風路 200…再生風路 501…除湿装置本体 509…表面グリル 511…吸込口 512…排気口 519…制御装置 900…循環風路 900A…循環風路上流部 900B…循環風路下流部

Claims (6)

  1. 室内の空気を循環させながら空気中の水分を除去する室内用除湿装置であって、
    前記室内の空気を吸引する吸引口と、
    前記吸引口から吸引された空気が通過する際に空気中の水分を吸着する複数の除湿通路からなる回転除湿ロータと、
    前記回転除湿ロータより吸引口側となる上流位置のみに設けられ、かつ前記回転除湿ロータの一部領域において複数の除湿通路と対面するように設けられた再生ヒータと、
    前記回転除湿ロータの下流で、かつ前記再生ヒータと対応する位置に入口が設けられた再生風路と、
    前記再生風路内に設けられた再生ファンと、
    前記吸引口から吸引され、前記回転除湿ロータの前記再生ヒータと対面しない他部領域の除湿通路を通過した空気を前記室内に吹き出すための循環吹出口と、
    前記回転除湿ロータと前記循環吹出口とを連結する循環風路と、
    前記再生風路内に設けられた再生ファンと、
    前記循環風路内に設けられた循環ファンと、
    複数の運転モードの中から特定の運転モードを選択させる運転モード選択手段と、
    前記運転モード選択手段からの信号を受け、前記室内用除湿装置を選択された運転モードで運転させる制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、運転モードとして、前記回転除湿ロータを回転させるとともに前記循環ファン、再生ファン及び再生ヒータを動作させる除湿モードと、前記回転除湿ロータを回転させるとともに前記再生ファン及び再生ヒータを動作させるクリーニングモードを備え、かつ、該クリーニングモードは、前記回転除湿ロータの温度が前記除湿モードより昇温されるように構成されていることを特徴とする室内用除湿装置。
  2. 前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記回転除湿ロータの回転速度を、前記除湿モード時より小さな回転速度で回転させることで前記回転除湿ロータを昇温させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
  3. 前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記回転除湿ロータの回転を、前記除湿モード時は連続的に回転させるのに対して、所定角度回転させるごとに停止させることで前記回転除湿ロータを昇温させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
  4. 前記制御手段は、前記再生ヒータと略対応する領域分を所定角度として、順次回転送りするように構成されていることを特徴とする請求項3記載の室内用除湿装置。
  5. 前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記再生ファンの風量が、前記除湿モード時の再生ファンの風量より小さくなるように前記再生ファンを動作させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
  6. 前記制御手段は、前記クリーニングモード時の前記再生ヒータの発熱量が、前記除湿モード時より高くなるよう前記再生ヒータを動作させることを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
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