JP5126341B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気清浄機、特に除湿機能および加湿機能を有する床置形の空気清浄機に関する。
従来、床置形の除湿機、加湿機及び空気清浄機では、吹出口の送風方向を広範囲に変化させる目的で、吹出口にルーバーを設置したものが広く普及している。例えば、特許文献1(特開2002−257408号公報)に開示されている除湿機は、ステッピングモータの駆動によって、風向板が第1基準位置A(閉位置)と第2基準位置B(真上に開いた位置)との間を遥動する構成である。第1基準位置Aは、風向板のストッパーが扇形部の一端面に当たることによって決まり、第2基準位置Bは、ストッパーが扇形部の一端面と他端面4fとに当たることによって決まる。第1基準位置Aと第2基準位置Bとの区間は、ステッピングモータ34による電動範囲であるだけでなく、手動によって回動可能な手動範囲でもある。
しかしながら、上記のような構成では、風向板は、第2基準位置B(真上に開いた位置)でストッパーが扇形部の他端面に当たるので、機械的にも制御的にもそこからさらに回動することはできず、使い勝手がわるい。
本発明の課題は、風向板が電動で到達できない位置へは、ユーザーが手動で到達させることができる、使い勝手がよい空気清浄機を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空気清浄機は、清浄した空気を上向きに吹出す空気清浄機であって、分流部材と、駆動部と、制御部とを備えている。分流部材は、吹出口近傍で吹出空気を複数の吹出空気に分ける。駆動部は、分流部材を電動で回動させる。制御部は、駆動部を制御して分流部材を動作させる。また、分流部材の回動範囲は、駆動部によって回動可能な電動範囲と、電動範囲と異なり手動によってのみ回動可能な手動範囲とに分けられている。
本発明の第2観点に係る空気清浄機は、第1観点に係る空気清浄機であって、手動範囲の上限が、分流部材が鉛直方向に対して所定角度だけ開方向へ傾いたE位置である。そして、制御部は、分流部材が真上に開いた姿勢となるC位置と、分流部材が鉛直方向に対して開方向へ傾き且つE位置には至らないD位置との間で、分流部材を遥動させる。
この第1観点または第2観点に係る空気清浄機では、分流部材の回動範囲に、電動範囲と手動範囲とを共存させることによって、空気吹出方向の設定方法の自由度が増すので、使い勝手がよい。
本発明の第3観点に係る空気清浄機は、第1観点に係る空気清浄機であって、制御部が、分流部材を、少なくとも分流部材が真上に開いた姿勢となるC位置を挟んで前後に遥動させる。
この空気清浄機では、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。
本発明の第4観点に係る空気清浄機は、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る空気清浄機であって、分流部材の動作を開始させるボタンをさらに備えている。そして、制御部は、分流部材の動作中にボタンが押されたとき、分流部材をボタンが押されたときの位置で停止させる。
この空気清浄装置では、特定の対象物に吹出空気を当てることができるので、使い勝手がよい。
本発明の第5観点に係る空気清浄機は、第1観点から第4観点のいずれか1つに係る空気清浄機であって、分流部材が、仕切羽根と、第1風向調整羽根と、第2風向調整羽根とを有する。仕切羽根は、吹出口を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る。第1風向調整羽根は、仕切羽根と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根に支持され、第1の吹出空気を第1方向に向かわせる。第2風向調整羽根は、仕切羽根と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根に支持され、第1の吹出空気を第2方向に向かわせる。吹出口からの吹出空気は最大で3方向に吹出される。
この空気清浄機では、吹出空気の吹出幅が吹出口の幅以上に広がることができ、空気がより広範囲に素早く行渡る。また、空気清浄対象空間の広さに応じて、吹出空気の吹出角度を調節することができるので、使い勝手よい。
本発明の第1観点または第2観点に係る空気清浄機では、分流部材の回動範囲に、電動範囲と手動範囲とを共存させることによって、空気吹出方向の設定方法の自由度が増すので、使い勝手がよい。
本発明の第3観点に係る空気清浄機では、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。
本発明の第4観点に係る空気清浄機では、特定の対象物に吹出空気を当てることができるので、使い勝手がよい。
本発明の第5観点に係る空気清浄機では、吹出空気の吹出幅が吹出口の幅以上に広がることができ、空気がより広範囲に素早く行渡る。また、空気清浄対象空間の広さに応じて、吹出空気の吹出角度を調節することができるので、使い勝手よい。
本発明の一実施形態に係る空気清浄機の斜視図。 同空気清浄機の本体上部の斜視図。 空気清浄機から空気清浄ユニットを取り外した状態の斜視図。 除湿ユニットの斜視図。 除湿ユニットをヒータ側から視た正面図。 空気清浄機から水タンクと気化素子とを引き出した状態の斜視図。 加湿ユニットの斜視図。 図6の空気流れの下流側から視た加湿ユニットの斜視図。 操作パネルの斜視図。 (a)吹出口を閉じているルーバーの断面図。(b)鉛直方向に対して45°後方へ傾いているルーバーの断面図。(c)鉛直方向に開いたルーバーの断面図。(d)鉛直方向に対して30°前方へ傾いているルーバーの断面図。(e)鉛直方向に対して45°前方へ傾いているルーバーの断面図。 水タンクを上方から見た斜視図。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空気清浄機の構成>
本発明に係る空気清浄機は、空気清浄機能、除湿機能及び加湿機能を有しており、除湿運転時は除湿空気清浄機として、加湿運転時は加湿空気清浄機として稼働する。また、単に空気清浄機として稼働することもできる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気清浄機の斜視図である。図1において、空気清浄機1では、空気清浄ユニット2、除湿ユニット3、加湿ユニット4、送風機5及び制御部6が、本体10に収納されている。本実施形態では、ユーザーが容易に空気清浄機1を移動させることができるように、本体10の側面上部には取っ手7が設けられ、本体10の下面(室内の床面と対向する面)コーナーにはキャスター8が設けられている。
取っ手7は、本体10の側面から内側へ窪んだ形状であるので、目立たず意匠性を損なうことはない。キャスター8には、キャスターロック81が付いており、設置するときには、キャスターロック81を下方へ押して固定することができる(詳細は図3参照)。
送風機5は、本体10に対して空気清浄ユニット2と反対側に位置しており、空気清浄ユニット2側から視たとき、空気清浄ユニット2、除湿ユニット3、加湿ユニット4、送風機5の順で並んでいる。送風機5が稼働しているとき、空気が空気清浄ユニット2側の吸込口9から吸い込まれて、除湿ユニット3を通過した後に加湿ユニット4を通過し送風機5に至る空気風路Aが形成される。
図2は、空気清浄機の本体上部の斜視図である。図2において、本体10の上部には吹出口11が設けられており、空気流路Aを経て浄化され調湿された空気は吹出口11から吹き出される。空気の吹き出し方向は、吹出口11の開口部に設置されたルーバー12によって変更することができる。
ルーバー12は、仕切羽根120と、第1風向調整羽根121と、第2風向調整羽根122とを有している。仕切羽根120は、吹出口11を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る。第1風向調整羽根121は、第1の吹出空気を第1方向に向かわせ、第2風向調整羽根122は、第1の吹出空気を第2方向に向かわせる。第1風向調整羽根121及び第2風向調整羽根122は、仕切羽根120と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根120に支持されている。ルーバー12は、モータ駆動であり、図1では、ルーバー12が閉じた状態であるが、運転を開始するとモータ駆動によって自動的に真上に開く。
さらに、本体10の上部には操作パネル60が設けられており、カバー13によって保護されている。その操作パネル60の下方に制御部6が位置しており、操作パネル60から入力される信号に基づいて、空気清浄ユニット2、除湿ユニット3、加湿ユニット4、送風機5及びルーバー12が制御される。運転モードは、操作パネル60上の運転切換ボタンによって切り替えられる。
<空気清浄ユニット2>
図3は、空気清浄機から空気清浄ユニットを取り外した斜視図である。図3において、空気清浄ユニット2は、カバー21と、フィルタ22と、脱臭触媒23と、ホコリセンサー24と、ニオイセンサー25とを有している。フィルタ22と脱臭触媒23は、本体10に設けられた収納部20に脱着可能に収納されており、脱臭触媒23がフィルタ22の空気流下流側に位置する。
フィルタ22内部には、空気流上流側から順に、プレフィルタと、ホコリをプラスに帯電させるイオン化部と、マイナスに帯電したプリーツフィルタとが並んで配置されている。空気中のホコリは、プレフィルタで取り除かれ、プレフィルタで取りきれなかった小さなホコリは、イオン化部でプラスに帯電され、マイナスに帯電したプリーツフィルタに吸着される。
脱臭触媒23は、フィルタ22を通過してきた空気から臭いや有害ガスを吸着し、分解する。ホコリセンサー24は、図3では不可視であるが、本体10の側面上部に設けられ、ニオイセンサー25は、収納部20の上方に設けられている。なお、ホコリセンサー24が、本体10の側面に設けられたことによって吸込口9から隔離されるので、吸込口9に入る空気流の汚れを検知するのではなく、検知対象空間に対流する空気の汚れを検知することとなり、検知精度が向上する。
<除湿ユニット3>
図4は、除湿ユニットの斜視図である。図4において、除湿ユニット3は、吸着素子31、ヒータ32、第2送風機33、送風管34及び熱交換部35を有している。吸着素子31は、ハニカム構造体であり、ゼオライト粉末、バインダー及び膨張剤を混合して練り上げた材料によって円板状で多孔質に成形されている。バインダーは、例えば、変性PPE、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂から選択される。膨張剤は、ハニカム構造体の成形時に膨張し無数の気泡を形成する。このため、吸着素子31は、水分に対して高い吸着性を有している。
ヒータ32は、空気流路Aに対して吸着素子31の下流側の側面と対向する場所に配置されており、吸着素子31の側面の6分の1程度を覆うことができる扇形の取付部材によって取り付けられている。
第2送風機33は、吸着素子31の上方から空気流路Aに対して吸着素子31の下流側へ突出するように取り付けられている。ヒータ32と第2送風機33とは空気の流通ができるように第1送風管34aによって連絡されている。第2送風機33の稼働によって発生する空気は、第1送風管34aを通ってヒータ32に至り、そこで加熱されて高温空気となる。
送風管34は、第1送風管34a、第2送風管34b、第3送風管34c及び第4送風管34dから成る。ヒータ32によって加熱された高温空気は、対向する吸着素子31の側面から吸着素子31の厚み方向に沿って進み、反対側の側面から出てくる。吸着素子31の高温空気が通過した領域は、高温空気に加熱されて水分を高温空気へ放出する。
吸着素子31を通過した高温空気は、高温高湿空気となって第2送風管34bに入る。第2送風管34bは、吸着素子31を通過してきた高温高湿空気を完全に回収できるように、空気流路Aに対して吸着素子31の上流側の側面を覆うように配置されている。第2送風管34bは、外形が扇形であって、側面の6分の1程度を覆っている。
第3送風管34cは、第2送風管34bから流れてくる高温高湿空気を、吸着素子31の径方向外側の外周に沿って流す。第3送風管34cには、空気流路Aと同じ方向に貫通する複数の長孔35aが設けられており、空気流路Aを流れる空気がその長孔35aを通過する。第3送風管34cを流れる高温高湿空気は、長孔35aの壁面に接触しながら流れているので、長孔35aを通過する空気は、高温高湿空気から熱量を奪う。このため、長孔35aの壁面に接触した高温高湿空気は冷却され、長孔35aの壁面は結露する。結露水は、所定の出口を通過して後述の水タンク40へ入る。
第4送風管34dは、第3送風管34cと第2送風機33とを連絡している。第3送風管34cを流れる高温高湿空気は、複数の長孔35aの壁面に接触して熱量と水分を奪われた後に、第4送風管34dを通って第2送風機33に吸い込まれる。
長孔35aは、吸着素子31の径方向外側を囲むように設けられており、複数の長孔35aが熱交換部35を形成している。除湿ユニット3は、厚み方向の寸法がほぼ同じ値に設定された平坦領域3aが形成されており、第3送風管34cと熱交換部35とは、この平坦領域3aに含まれる。
図5は、除湿ユニットをヒータ側から視た正面図である。図5において、除湿ユニット3は、駆動モータ36をさらに有している。駆動モータ36は、ピニオン歯車361を有しており、吸着素子31の外周には、ピニオン歯車361と噛み合う従動歯車311が設けられている。駆動モータ36が稼働している間、吸着素子31は回転しており、空気流路Aを通過する空気と接触して水分を吸着し、ヒータ32と対向する位置でその水分を放出し、再び空気流路Aを通過する空気と接触する。このため、吸着素子31は、水分の吸着と放出を繰り返すことができる。
<加湿ユニット4>
図6は、空気清浄機の本体から水タンクと気化素子とを引き出した状態の斜視図であり、図7は、加湿ユニットの斜視図である。図6、図7において、加湿ユニット4は、水タンク40、気化素子41、水車42及び駆動部43を有している。水タンク40は、空気流路Aを通る空気に与える水分の水源であり、本体10に脱着可能に収納されている。水タンク40内の水が不足している場合は、ユーザーによって本体10の引き出し口から引き出されて、水が補充される。
なお、本実施形態の空気清浄機においては、除湿ユニット3で捕獲された水を水タンク40に貯めており、加湿運転時には廃棄しているが、再利用して水の補充の回数を低減することも可能である。
気化素子41は、不織布で円板状に成形され、回転することによって水タンク40から送られてくる水を蒸発させる気化部材である。気化素子41は外周に第1歯車411を有しており、第1歯車411は駆動部43によって回転する。気化素子41は、水タンク40の満水時の水位よりも上方に配置されているので、水タンク40内の水とは直接接触していない。
水量センサー44は、水タンク40の水量を検知するセンサーであり、水タンク40の満水状態及び渇水状態を未然に防止するために設けられている。なお、水量センサー44は、フロートスイッチで代用することができる。
図8は、図7の空気流れの下流側から視た加湿ユニットの斜視図である。図8において、水車42は、水タンク40に回転可能に支持されており、水タンク40内の水を汲み上げて気化素子41に向って放出する。加湿ユニット4の厚み方向の寸法を小さくするため、気化素子41と水車42は、回転の軸を並行にし、互いに近接して対向している。
したがって、水車42は側面で水を汲み上げ側面から気化素子41の側面に向って放出する必要があり、水車42の側面の外周近傍には、台形上の開口を有する複数の凹部421aが設けられている。
水車42は、回転することによって、凹部421aが順番に水タンク40の水中を通過して上昇してくる。凹部421aが浸水したとき、内部へ水が入るので、水中から出てきた凹部421aの内部は水で満たされている。
凹部421aが最上位置に近づくにしたがって、凹部421a内の水は徐々に流出し、最上位置を通過したときにほぼ全ての水が流出する。水は、流出する際に重力によってある程度の勢いが付加されているので、凹部421aと近接している気化素子41の側面に向って流出する。
図8において、回転軸424は、水タンク40の軸受40aに回転可能に支持されており、水タンク40の底面から軸受40aの軸芯までの高さは、水車42が配置されたときに水タンク40が最低水位のときであっても、水車42の最下位置にある凹部421aが水没するように設定されている。
また、軸受40aは、上半分が開いているので、水タンク40が本体10から引き出されたときに、ユーザーは水車42を水タンク40から取り出して洗浄することができる。
水タンク40は、引き出し式の第1扉10aを引き出すことによって本体10の引き出し口14から取り出すことができ、気化素子41は、回転式の第2扉10bを開けることによって、本体10の取り出し口16から取り出すことができる。これによって、ユーザーは、水タンク40を取り出して、水の補給および水車42の洗浄を行うことができ、気化素子41を取り出して交換することもできる。
気化素子41及び水車42は、長期間停止しているときに、水垢などの付着により各支持部分が固着する可能性があるので、気化素子41及び水車42の洗浄を知らせる表示、警告を行なったり、定期的に気化素子41と水車42を回転させる制御を行なってもよい。
第1扉10aと閉じるときに第2扉10bが開いている場合は、第1扉10aの上部エッジ110が、第2扉10bの段差111に当たり閉じることができないため、必ず第2扉10bを閉じた後でなければ第1扉10aを閉じることはできない。
なお、水タンク40内の水の過不足は、第1扉10aに設けられた窓部10cから目視によって確認することができる。本実施形態では、窓部10cは矩形状の孔であり、この孔に水タンク40に予め形成されている凸部40c(図8参照)が嵌合している。ユーザーは、窓部10cの孔から凸部40cに映る水位を目視することができる。
図6、図7、図8で示すように、気化素子41は、本体10からの取り出しを容易にするために、回転軸を突出させない形状に成形されている。このため、気化素子41は、第1歯車411が駆動歯車431及び第2歯車423と噛み合うことによって支持されている。第1歯車411が、安定した姿勢を維持するために、駆動歯車431及び第2歯車423は、第1歯車411の回転軸よりも下方に位置し、且つ気化素子41の鉛直中心線に対して互いに反対側に位置している。このため、気化素子41は、軸支持されていなくても、安定して回転することができ、本体10から取り出されるときには、突出する軸がないので、本体10内部に引っ掛かることなく容易に取り出される。
同様に、気化素子41が、本体10内に収納されるときも、突出する軸がないので、本体10内部に引っ掛かることなく容易に収納される。なお、気化素子41が本体10内に収納されると、取り出し口16の奥側に設置されたリミットスイッチがオンするので、このオン信号によって制御部6は、気化素子41の有無を確認することができる。
<操作パネル60>
図9は、操作パネルの斜視図である。図9において、操作パネル60上には、運転入/切ボタン61、運転切換ボタン62、風量選択ボタン63、湿度選択ボタン64、コース選択ボタン65、タイマー選択ボタン66、オートルーバーボタン67、及びおすすめボタン68が設けられており、各ボタンを押すことによって、押されたボタンに対応した信号が、操作パネル60の下方に配置された制御部6に入力される。なお、制御部6は、マイコンとメモリを内蔵している。
(各ボタンの説明)
運転入/切ボタン61は、空気清浄機1への電源供給をオン・オフするボタンであり、電源プラグをコンセントに差し込んだ後、押されると運転を開始し、再度押されると運転を停止する。
運転切換ボタン62は、運転モードを選択するボタンであり、「空気清浄」、「加湿」及び「除湿」のいずれか1つを選択することができる。なお、ここで述べる「加湿」とは、空気清浄をしながらの加湿運転であり、設定湿度に達すると、加湿運転を停止するが、空気清浄運転はそのまま行なう。同様に、「除湿」とは、空気清浄をしながらの除湿運転であり、設定湿度に達すると、除湿運転を停止するが、空気清浄運転はそのまま行なう。
風量選択ボタン63は、風量レベルを選択するボタンであり、「自動」、「しずか」、「標準」、「ターボ」及び「花粉」のいずれか1つを選択することができる。「自動」を選択したときは、空気の汚れに応じて自動的に風量を調節する。「ターボ」を選択したときは、大風量で空気の汚れを素早く取り除く。「花粉」を選択したときは、5分ごとに風量が「標準」と「しずか」に切り換わり、緩やかな気流をおこして、花粉が床に落ちる前に捕獲する。
湿度選択ボタン64は、湿度レベルを選択するボタンであり、「低め」、「標準」、「高め」及び「連続」のいずれか1つを選択することができる。湿度の目安として、「低め」が40%、「標準」が50%、「高め」が60%である。
コース選択ボタン65は、季節や居住環境に対応した運転を選択するためのボタンであり、「内部乾燥」、「ハウスキープ」、「ランドリー乾燥」及び「のど・はだ加湿」のいずれか1つを選択することができる。
タイマー選択ボタン66は、運転時間を設定するボタンであり、1時間、2時間及び4時間のいずれかを1つを選択することができる。タイマー運転中であっても、設置時間を選択することができる。
オートルーバーボタン67は、ルーバー12を遥動させるボタンであり、ルーバー12が遥動しているときに押したときは、そのときの位置で停止する。おすすめボタン68は、運転内容を自動で選択させるボタンである。
<操作パネル60の操作例>
(おすすめ)
運転入/切ボタン61を押した後、おすすめボタン68を押したとき、制御部6が、その時の空気の状態に適した運転を行ない、風量は自動となる。但し、その後、室内の温度・湿度が変わっても運転内容は見直さないので、運転内容を見直す場合は、再度、おすすめボタン68を押す。
(空気清浄)
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「空気清浄」を選ぶ。風量は、風量選択ボタン63で切り換える。
(加湿)
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「加湿」を選ぶ。風量選択ボタン63で風量を切り換え、湿度選択ボタン64で湿度を切り換える。水タンク40が空になるとブザー音が鳴り、操作パネル60上の給水ランプが点灯し、加湿運転を停止するが、空気清浄運転は継続する。
(除湿)
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「除湿」を選ぶ。風量選択ボタン63で風量を切り換え、湿度選択ボタン64で湿度を切り換える。水タンク40が満水になるとブザー音が鳴り、操作パネル60上の満水ランプが点灯し、除湿運転を停止するが、空気清浄運転は継続する。
(内部乾燥)
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「内部乾燥」を選ぶ。このコースは、約3時間の送風運転を行い、本体10内部を乾燥させるので、カビの発生を抑えることができる。
(ハウスキープ)
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「ハウスキープ」を選ぶ。このコースは、加湿運転後に不要になった湿気を取り除くために除湿運転を行うので、結露が発生しやすい冬季に適用することによって、結露の発生を抑制することができる。このコースでは、加湿運転から除湿運転に切り換わる制御が行なわれており、詳細については後で説明する。
(ランドリー乾燥)
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「ランドリー乾燥」を選ぶ。このコース運転は、約12時間の大風量と、除湿運転と、ルーバー12の遥動とによって、洗濯物を乾かしながら室内の空気清浄を行なうので、湿度の高い梅雨の季節に適している。
(のど・はだ加湿)
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「のど・はだ加湿」を選ぶ。このコースは、室温にあわせて、のどや肌に適した湿度に加湿するので、乾燥しやすい冬季に適している。
<ルーバー12の可動範囲>
次に、ルーバーの動作について説明する。図10(a)は吹出口を閉じているルーバーの断面図、(b)は鉛直方向に対して45°後方へ傾いているルーバーの断面図、(c)は鉛直方向に開いたルーバーの断面図、(d)は鉛直方向に対して30°前方へ傾いているルーバーの断面図、(e)は鉛直方向に対して45°前方へ傾いているルーバーの断面図である。
工場出荷時のルーバー12は、吹出口11を閉じる位置にあり、図10(a)の位置(以後、閉位置と呼ぶ)である。ユーザーが購入後、運転入/切ボタン61を押して運転を開始したとき、ルーバー12が自動的に真上に開き、図10(c)の位置(以後、C位置と呼ぶ)となる。そして、空気清浄運転時、除湿運転時および加湿運転時に、オートルーバーボタン67を押したとき、ルーバー12は、図10(d)のように鉛直方向に対して30°前方へ傾いた位置(以後、D位置と呼ぶ)とC位置との間を遥動する。
オートルーバーボタン67を押していない場合でも、コース選択ボタン65で「ランドリー乾燥」を選択したとき、ルーバー12は、図10(b)のように鉛直方向に対して45°後方へ傾いた位置(以後、B位置と呼ぶ)とD位置よりも15°程度後方側の位置(以後、D2位置と呼ぶ)との間を遥動する。干された洗濯物に向って、ルーバー12がB位置−D2位置間を遥動するので、空気清浄され除湿された空気が洗濯物に満遍なく当たるようになる。
ルーバー12が動作しているときに、オートルーバーボタン67を押すことによって、ルーバー12は、その位置で停止する。停止中は、吹出口11からゴミなどの異物の侵入を防止するために、ルーバー12を手動で閉位置へ戻して吹出口11を閉じることができる。
ルーバー12の手動による可動範囲は、閉位置から図10(e)の鉛直方向に対して45°前方へ傾いた位置(以後、E位置とよぶ)まである。つまり、閉位置からE位置までの135°は、手動で調節できるので、使い勝手がよい。
<本体10の転倒対策>
本実施形態では、本体10が転倒した際に、水の流出を最小限にするための対策を採っているので、図面を用いて説明する。図11は、水タンクを上方から見た斜視図である。図11において、水タンク40の蓋401では、図11平面視の左中央に、給排水口402が設けられており、図11平面視ほぼ中央から右端中央には、水車42が入る開口403が設けられている。
このように、開口した領域をほぼ中央に配置したことによって、本体10が転倒し、水タンク40がほぼ90°傾いた場合でも、可能な限り水を水タンク40内に留めるようにしている。例えば、本体10が前面転倒した場合には、図11平面視下端からラインL1まで水を留めることができる。また、本体10が背面転倒した場合には、図11上面からラインL2まで水を留めることができる。
さらに、転倒した本体10を正規姿勢に立てたときに、水が波打って開口403から飛び出すことを防止するため、開口403の周囲にはフランジ404が設けられている。
<特徴>
(1)
空気清浄機1では、制御部6がモータ15を制御してルーバー12を動作させる。ルーバー12の手動によって回動可能な手動範囲は、ルーバー12が閉姿勢となる閉位置から鉛直方向に対して45°だけ開方向へ傾いたE位置にまで到る。制御部6は、ルーバー12が真上に開いた姿勢となるC位置と、ルーバー12が鉛直方向に対して開方向へ30°傾いたD位置(E位置には至らない)との間で、ルーバー12を遥動させる。ルーバー12の回動範囲に、電動範囲と手動範囲とを共存させたことによって、空気吹出方向の設定方法の自由度が増すので、使い勝手がよい。
(2)
空気清浄機1では、制御部6が、ルーバー12を、少なくともルーバー12が真上に開いた姿勢となるC位置を挟んで前後に遥動させる。この結果、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。
(3)
空気清浄機1では、制御部6は、ルーバー12の動作中にオートルーバーボタン67が押されたとき、ルーバー12をオートルーバーボタン67が押されたときの位置で停止させる。この結果、特定の対象物に吹出空気を当てることができるようになり、使い勝手がよい。
(4)
空気清浄機1は、吹出口11に吹出空気を複数の吹出空気に分けるルーバー12を備えている。ルーバー12は、仕切羽根120と、第1風向調整羽根121と、第2風向調整羽根122とを有している。仕切羽根120は、吹出口11を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る。第1風向調整羽根121は、第1の吹出空気を第1方向に向かわせる。第2風向調整羽根122は、第1の吹出空気を第2方向に向かわせる。第1風向調整羽根121及び第2風向調整羽根122は、仕切羽根120と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根120に支持されている。このため、空気が最大で3方向に吹出され、吹出空気の吹出幅が吹出口の幅以上に広がることができ、空気がより広範囲に素早く行渡る。また、空気清浄対象空間の広さに応じて、吹出空気の吹出角度を調節することができるので、使い勝手よい。
(5)
空気清浄機1では、ルーバー12を回動させることができるので、ルーバー12が、運転を停止している期間、吹出口11を閉じる閉姿勢とすることによって、吹出口11からのゴミや塵埃の侵入することを防止できる。また、空気の吹出方向を微調整できるので、使い勝手がよい。
(6)
空気清浄機1では、制御部6が、モータ15を介してルーバー12を自動で連続的に回動させることができるので、空気の吹出範囲が広がる。その結果、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。ルーバー12の回動範囲は、モータ15によって回動可能な電動範囲と、手動によって回動可能な手動範囲とに分けられており、ルーバー12の回動範囲全域は手動で回動させることができる。このため、空気吹出方向の設定方法の自由度が増し、特定の対象物に吹出空気を当てることができるので、使い勝手がよい。
以上のように、本発明によれば、吹出空気の方向を広範囲に拡大することができるので、床置形の除湿機、加湿機、空気清浄機に有用である。
1 空気清浄機
6 制御部
11 吹出口
12 ルーバー(分流部材)
15 モータ(駆動部)
67 オートルーバーボタン
120 仕切羽根
121 第1風向調整羽根
122 第2風向調整羽根
特開2002−257408号公報

Claims (5)

  1. 清浄した空気を上向きに吹出す空気清浄機であって、
    吹出口(11)近傍で吹出空気を複数の吹出空気に分ける分流部材(12)と、
    前記分流部材(12)を電動で回動させる駆動部(15)と、
    前記駆動部(15)を制御して前記分流部材(12)を動作させる制御部(6)と、
    を備え、
    前記分流部材(12)の回動範囲は、
    前記駆動部(15)によって回動可能な電動範囲と、
    前記電動範囲と異なり、手動によってのみ回動可能な手動範囲と、
    に分けられている、
    空気清浄機(1)。
  2. 前記手動範囲の上限は、前記分流部材(12)が鉛直方向に対して所定角度だけ開方向へ傾いたE位置であり、
    前記制御部(6)は、前記分流部材(12)が真上に開いた姿勢となるC位置と、前記分流部材(12)が鉛直方向に対して開方向へ傾き且つ前記E位置には至らないD位置との間で、前記分流部材(12)を遥動させる、
    請求項1に記載の空気清浄機(1)。
  3. 前記制御部(6)は、前記分流部材(12)を、少なくとも前記分流部材(12)が真上に開いた姿勢となるC位置を挟んで前後に遥動させる、
    請求項1に記載の空気清浄機(1)。
  4. 前記分流部材(12)の動作を開始させるボタン(67)をさらに備え、
    前記制御部(6)は、前記分流部材(12)の動作中に前記ボタン(67)が押されたとき、前記分流部材(12)を前記ボタン(67)が押されたときの位置で停止させる、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気清浄機(1)。
  5. 前記分流部材(12)は、
    前記吹出口(11)を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る仕切羽根(120)と、
    前記仕切羽根(120)と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に前記仕切羽根(120)に支持され、前記第1の吹出空気を第1方向に向かわせる第1風向調整羽根(121)と、
    前記仕切羽根(120)と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に前記仕切羽根(120)に支持され、前記第1の吹出空気を第2方向に向かわせる第2風向調整羽根(122)と、
    を有し、
    前記吹出口(11)からの吹出空気は最大で3方向に吹出される、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄機(1)。
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