JP5126341B2 - 空気清浄機 - Google Patents
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Description
本発明に係る空気清浄機は、空気清浄機能、除湿機能及び加湿機能を有しており、除湿運転時は除湿空気清浄機として、加湿運転時は加湿空気清浄機として稼働する。また、単に空気清浄機として稼働することもできる。
図3は、空気清浄機から空気清浄ユニットを取り外した斜視図である。図3において、空気清浄ユニット2は、カバー21と、フィルタ22と、脱臭触媒23と、ホコリセンサー24と、ニオイセンサー25とを有している。フィルタ22と脱臭触媒23は、本体10に設けられた収納部20に脱着可能に収納されており、脱臭触媒23がフィルタ22の空気流下流側に位置する。
図4は、除湿ユニットの斜視図である。図4において、除湿ユニット3は、吸着素子31、ヒータ32、第2送風機33、送風管34及び熱交換部35を有している。吸着素子31は、ハニカム構造体であり、ゼオライト粉末、バインダー及び膨張剤を混合して練り上げた材料によって円板状で多孔質に成形されている。バインダーは、例えば、変性PPE、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂から選択される。膨張剤は、ハニカム構造体の成形時に膨張し無数の気泡を形成する。このため、吸着素子31は、水分に対して高い吸着性を有している。
図6は、空気清浄機の本体から水タンクと気化素子とを引き出した状態の斜視図であり、図7は、加湿ユニットの斜視図である。図6、図7において、加湿ユニット4は、水タンク40、気化素子41、水車42及び駆動部43を有している。水タンク40は、空気流路Aを通る空気に与える水分の水源であり、本体10に脱着可能に収納されている。水タンク40内の水が不足している場合は、ユーザーによって本体10の引き出し口から引き出されて、水が補充される。
図9は、操作パネルの斜視図である。図9において、操作パネル60上には、運転入/切ボタン61、運転切換ボタン62、風量選択ボタン63、湿度選択ボタン64、コース選択ボタン65、タイマー選択ボタン66、オートルーバーボタン67、及びおすすめボタン68が設けられており、各ボタンを押すことによって、押されたボタンに対応した信号が、操作パネル60の下方に配置された制御部6に入力される。なお、制御部6は、マイコンとメモリを内蔵している。
運転入/切ボタン61は、空気清浄機1への電源供給をオン・オフするボタンであり、電源プラグをコンセントに差し込んだ後、押されると運転を開始し、再度押されると運転を停止する。
(おすすめ)
運転入/切ボタン61を押した後、おすすめボタン68を押したとき、制御部6が、その時の空気の状態に適した運転を行ない、風量は自動となる。但し、その後、室内の温度・湿度が変わっても運転内容は見直さないので、運転内容を見直す場合は、再度、おすすめボタン68を押す。
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「空気清浄」を選ぶ。風量は、風量選択ボタン63で切り換える。
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「加湿」を選ぶ。風量選択ボタン63で風量を切り換え、湿度選択ボタン64で湿度を切り換える。水タンク40が空になるとブザー音が鳴り、操作パネル60上の給水ランプが点灯し、加湿運転を停止するが、空気清浄運転は継続する。
運転入/切ボタン61を押した後、運転切換ボタン62を押して「除湿」を選ぶ。風量選択ボタン63で風量を切り換え、湿度選択ボタン64で湿度を切り換える。水タンク40が満水になるとブザー音が鳴り、操作パネル60上の満水ランプが点灯し、除湿運転を停止するが、空気清浄運転は継続する。
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「内部乾燥」を選ぶ。このコースは、約3時間の送風運転を行い、本体10内部を乾燥させるので、カビの発生を抑えることができる。
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「ハウスキープ」を選ぶ。このコースは、加湿運転後に不要になった湿気を取り除くために除湿運転を行うので、結露が発生しやすい冬季に適用することによって、結露の発生を抑制することができる。このコースでは、加湿運転から除湿運転に切り換わる制御が行なわれており、詳細については後で説明する。
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「ランドリー乾燥」を選ぶ。このコース運転は、約12時間の大風量と、除湿運転と、ルーバー12の遥動とによって、洗濯物を乾かしながら室内の空気清浄を行なうので、湿度の高い梅雨の季節に適している。
運転入/切ボタン61を押した後、コース選択ボタン65を押して「のど・はだ加湿」を選ぶ。このコースは、室温にあわせて、のどや肌に適した湿度に加湿するので、乾燥しやすい冬季に適している。
次に、ルーバーの動作について説明する。図10(a)は吹出口を閉じているルーバーの断面図、(b)は鉛直方向に対して45°後方へ傾いているルーバーの断面図、(c)は鉛直方向に開いたルーバーの断面図、(d)は鉛直方向に対して30°前方へ傾いているルーバーの断面図、(e)は鉛直方向に対して45°前方へ傾いているルーバーの断面図である。
本実施形態では、本体10が転倒した際に、水の流出を最小限にするための対策を採っているので、図面を用いて説明する。図11は、水タンクを上方から見た斜視図である。図11において、水タンク40の蓋401では、図11平面視の左中央に、給排水口402が設けられており、図11平面視ほぼ中央から右端中央には、水車42が入る開口403が設けられている。
(1)
空気清浄機1では、制御部6がモータ15を制御してルーバー12を動作させる。ルーバー12の手動によって回動可能な手動範囲は、ルーバー12が閉姿勢となる閉位置から鉛直方向に対して45°だけ開方向へ傾いたE位置にまで到る。制御部6は、ルーバー12が真上に開いた姿勢となるC位置と、ルーバー12が鉛直方向に対して開方向へ30°傾いたD位置(E位置には至らない)との間で、ルーバー12を遥動させる。ルーバー12の回動範囲に、電動範囲と手動範囲とを共存させたことによって、空気吹出方向の設定方法の自由度が増すので、使い勝手がよい。
空気清浄機1では、制御部6が、ルーバー12を、少なくともルーバー12が真上に開いた姿勢となるC位置を挟んで前後に遥動させる。この結果、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。
空気清浄機1では、制御部6は、ルーバー12の動作中にオートルーバーボタン67が押されたとき、ルーバー12をオートルーバーボタン67が押されたときの位置で停止させる。この結果、特定の対象物に吹出空気を当てることができるようになり、使い勝手がよい。
空気清浄機1は、吹出口11に吹出空気を複数の吹出空気に分けるルーバー12を備えている。ルーバー12は、仕切羽根120と、第1風向調整羽根121と、第2風向調整羽根122とを有している。仕切羽根120は、吹出口11を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る。第1風向調整羽根121は、第1の吹出空気を第1方向に向かわせる。第2風向調整羽根122は、第1の吹出空気を第2方向に向かわせる。第1風向調整羽根121及び第2風向調整羽根122は、仕切羽根120と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に仕切羽根120に支持されている。このため、空気が最大で3方向に吹出され、吹出空気の吹出幅が吹出口の幅以上に広がることができ、空気がより広範囲に素早く行渡る。また、空気清浄対象空間の広さに応じて、吹出空気の吹出角度を調節することができるので、使い勝手よい。
空気清浄機1では、ルーバー12を回動させることができるので、ルーバー12が、運転を停止している期間、吹出口11を閉じる閉姿勢とすることによって、吹出口11からのゴミや塵埃の侵入することを防止できる。また、空気の吹出方向を微調整できるので、使い勝手がよい。
空気清浄機1では、制御部6が、モータ15を介してルーバー12を自動で連続的に回動させることができるので、空気の吹出範囲が広がる。その結果、例えば、洗濯物の全範囲に空気を当てることができるようになり、均等に乾燥させることができる。ルーバー12の回動範囲は、モータ15によって回動可能な電動範囲と、手動によって回動可能な手動範囲とに分けられており、ルーバー12の回動範囲全域は手動で回動させることができる。このため、空気吹出方向の設定方法の自由度が増し、特定の対象物に吹出空気を当てることができるので、使い勝手がよい。
6 制御部
11 吹出口
12 ルーバー(分流部材)
15 モータ(駆動部)
67 オートルーバーボタン
120 仕切羽根
121 第1風向調整羽根
122 第2風向調整羽根
Claims (5)
- 清浄した空気を上向きに吹出す空気清浄機であって、
吹出口(11)近傍で吹出空気を複数の吹出空気に分ける分流部材(12)と、
前記分流部材(12)を電動で回動させる駆動部(15)と、
前記駆動部(15)を制御して前記分流部材(12)を動作させる制御部(6)と、
を備え、
前記分流部材(12)の回動範囲は、
前記駆動部(15)によって回動可能な電動範囲と、
前記電動範囲と異なり、手動によってのみ回動可能な手動範囲と、
に分けられている、
空気清浄機(1)。 - 前記手動範囲の上限は、前記分流部材(12)が鉛直方向に対して所定角度だけ開方向へ傾いたE位置であり、
前記制御部(6)は、前記分流部材(12)が真上に開いた姿勢となるC位置と、前記分流部材(12)が鉛直方向に対して開方向へ傾き且つ前記E位置には至らないD位置との間で、前記分流部材(12)を遥動させる、
請求項1に記載の空気清浄機(1)。 - 前記制御部(6)は、前記分流部材(12)を、少なくとも前記分流部材(12)が真上に開いた姿勢となるC位置を挟んで前後に遥動させる、
請求項1に記載の空気清浄機(1)。 - 前記分流部材(12)の動作を開始させるボタン(67)をさらに備え、
前記制御部(6)は、前記分流部材(12)の動作中に前記ボタン(67)が押されたとき、前記分流部材(12)を前記ボタン(67)が押されたときの位置で停止させる、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気清浄機(1)。 - 前記分流部材(12)は、
前記吹出口(11)を、第1の吹出空気が通過する領域と第2の吹出空気が通過する領域とに仕切る仕切羽根(120)と、
前記仕切羽根(120)と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に前記仕切羽根(120)に支持され、前記第1の吹出空気を第1方向に向かわせる第1風向調整羽根(121)と、
前記仕切羽根(120)と交差し、且つ鉛直方向に対して傾斜自在に前記仕切羽根(120)に支持され、前記第1の吹出空気を第2方向に向かわせる第2風向調整羽根(122)と、
を有し、
前記吹出口(11)からの吹出空気は最大で3方向に吹出される、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄機(1)。
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