JP2008156037A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な構造を有することなく、給紙カセットに積層された記録用紙間の静電気による吸着力を低減させ、用紙の重送、無給紙搬送およびジャムの発生を防止することにより、記録用紙を1枚ずつ確実に給紙することができる、給紙装置を提供する。
【解決手段】カラー画像形成装置10は、用紙を積載・収容する給紙カセット78と、用紙を1枚ずつ送り出すピックアップローラ80と、ピックアップローラ80により送り出された用紙を下流側の用紙搬送経路側に給紙する給紙ローラ82と、給紙ローラ82に対向して配置され、給紙ローラ82に圧接される捌きローラ84とを備えた給紙装置30を含む。給紙装置30には、給紙装置本体30Aの上部に配置され、給紙カセット78を本体30Aにセットしたときに、用紙に接触して用紙に帯電した静電気を除電する除電シート材104が配設されている。
【選択図】図2

Description

本願発明は、給紙装置に関し、特に、たとえば電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に用いられて好適な給紙装置に関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置の給紙部では、給紙カセットに積層された記録用紙が給紙される際に、給紙カセットに積層された一番上の記録用紙がピックアップローラに押し付けられ、下流側の対向する1対の給紙ローラに供給され、さらに下流側へと搬送されていく。この場合、給紙カセットに積層された記録用紙間には静電気による帯電吸着力や平滑面同士の密着力によって吸着力が発生してしまい、記録用紙が重なって搬送される重送、無給紙搬送(空送り)および記録用紙の紙詰まり(ジャムの発生)等の不具合が生じる問題を有していた。
このような不具合を未然に防止するために、たとえば給紙カセットに積層された記録用紙のほぼ全面にコロナ放電を生じさせることで除電する除電手段が装置本体に設けられた給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この給紙装置によれば、当該除電手段で、給紙カセットに積層された記録用紙の静電気を除電し、記録用紙間の静電的吸着を解除することによって、静電気による記録用紙間の吸着力を減少させ、記録用紙の重送や空送りおよびジャムの発生を防止することができるとしている。
特開2002−226070号公報
しかしながら、この従来の給紙装置では、給紙カセットに積層された記録用紙のほぼ全面にわたって除電手段が配設され、また、除電手段としては、ワイヤ等にて高電圧を印加する非接触方式を採用しているので、除電手段の構造自体が複雑なものとなり、コスト面でも高く付くものとなっていた。しかも、非接触方式による除電方法は、接触方式よりも除電効果が確実なものとはなっていない。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、複雑な構造を有することなく、給紙カセットに積層された記録用紙間の静電気による吸着力を低減させ、用紙の重送、無給紙搬送およびジャムの発生を防止することにより、記録用紙を1枚ずつ確実に給紙することができる、給紙装置を提供することである。
請求項1にかかる本願発明は、複数枚の記録シート材を収容する収容部材と、収容部材に収容された記録シート材を1枚ずつ送り出すための送り出し部材と、送り出し部材により送り出された記録シート材を下流側の記録シート材搬送路側に給紙するための給紙部材と、とを含む給紙装置であって、収容部材に収容された記録シート材の上方に配置され、収容部材をセットしたときに、収容部材に収容された記録シート材に接触して除電する除電部材を含むことを特徴とする、給紙装置である。
請求項1にかかる本願発明では、複数枚の記録シート材を収容した収容部材がセットされたときに、記録シート材に除電部材が接触する。このとき、除電部材は、記録シート材に帯電している静電気を除去する。そのため、収容部材に収容された記録シート材間の静電的吸着が解除される。すなわち、静電気による記録シート材間の吸着力を減少させ、記録シート材の重送、空送りおよびジャムの発生等が防止される。
請求項2にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、除電シート材は、給紙部材の障害とならない位置に配設されることを特徴とする、給紙装置である。
請求項2にかかる本願発明では、除電シート材が給紙部材の障害とならないように避けて配置されているため、除電シート材は、給紙部材の機能を阻害することなく、記録シート材に帯電している静電気を除電する。
なお、この場合、除電シート材は、給紙部材の配置状態に応じて、つまり、給紙部材の機能を阻害しない位置に配置されるように、適宜、搬送される記録シート材の幅方向に少なくとも1つ以上配列される構成とすることができ得る。
請求項3にかかる本願発明は、請求項1または請求項2にかかる発明に従属する発明であって、除電部材は、記録シート材と点接触する構造を備えたことを特徴とする、給紙装置である。
請求項3にかかる本願発明では、除電部材は、記録シート材と点接触する構造となっているので、線接触ないし面接触の場合と比べて、記録シート材に対する接触抵抗を小さくすることが可能となる。そのため、記録シート材の搬送抵抗も小さいものとなり、記録シート材のスムーズな搬送に寄与するものとなっている。
請求項4にかかる本願発明は、請求項1〜請求項3のいずれかにかかる発明に従属する発明であって、除電部材は、導電性を有する除電シート材を含む、給紙装置である。
請求項4にかかる本願発明では、除電シート材が収容部材に収容された記録シート材に接触することによって、記録シート材に帯電している静電気が除去される。この場合、除電部材が除電シート材で形成されているので、その取り付けの際の取扱いが簡便なものとなり、取り付け構造を簡単なものにすることが可能となる。そのため、当該給紙装置への除電シート材の組込みコストも比較的低く抑えることが可能となる。
本願発明にかかる給紙装置によれば、複雑な構造を有することなく、給紙カセットに積層された記録用紙間の静電気による吸着力を低減させ、用紙の重送、無給紙搬送およびジャムの発生を防止することにより、記録用紙を1枚ずつ確実に給紙することができる、給紙装置が得られる。
本願発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1は、本願発明にかかる給紙装置が設けられた画像形成装置の一例を示す概略全体斜視図であり、図2は、図1に示す画像形成装置の各構成要素の配置を模式的に示した断面的概略構成図である。また、図3は、図1に示す画像形成装置に設けられる給紙装置の一例を示す要部斜視図であり、図4は、図3に示す給紙装置に配設される除電部材の取付け構造の一例を示す分解側面図解図である。
本実施形態例では、画像形成装置の一例として、たとえばカラープリンタ等のカラー画像形成装置10について、以下、説明する。
そこで、先ず、カラー画像形成装置10の全体構成について簡単に説明する。カラー画像形成装置10は、コンピュータ等(図示せず)に接続され、コンピュータ等(図示せず)からの画像情報に基づいてカラー画像を記録シート材としてのたとえば用紙に印刷可能となっている。なお、図1および図2で見て、右側は使用者が操作する側であって、便宜上、図1および図2の右側を手前側、左側を奥側と言うものとする。
カラー画像形成装置10は、像担持手段を形成する像担持体としての感光体ドラム12、帯電手段としての帯電ローラ14、潜像形成手段としての露光装置を形成するレーザユニット16、潜像をトナー像に現像する現像手段としてのロータリ式現像装置18、トナーコンテナ20、トナー供給手段としてのトナー供給装置22、中間転写手段としての中間転写ベルト24、2次転写ローラ26、定着装置28、用紙を収容すると共に収容された用紙を給紙する給紙手段を形成する給紙部としての給紙装置30、画像が形成された用紙が排出される排紙部32、および、給紙装置30と排紙部32との間に配設され、用紙搬送手段として構成される第1の用紙搬送経路34,第2の用紙搬送経路36,第3の用紙搬送経路38,第4の用紙搬送経路40などの構成装置ないし構成部材を含むものである。
次に、各構成装置ないし構成部材について説明する。
感光体ドラム12は、その表面に静電潜像が形成されるものであり、当該カラー画像形成装置10の中央部に回動自在に配設されている。感光体ドラム12の回転軸(図示せず)は、当該カラー画像形成装置10の手前側から見て横方向に延び設けられている。感光体ドラム12の上には、感光体ドラム12の表面を帯電するための帯電ローラ14が配設されている。たとえば図2で見て、感光体ドラム12の側方には、感光体ドラム12の表面に残留した残留トナーおよび付着物を清掃するクリーニング装置42が配設されている。
レーザユニット16は、外部のコンピュータ(図示せず)等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム12を走査露光するものであり、感光体ドラム12の上方で、且つ、ロータリ式現像装置18の回転軸(図示せず)よりも奥側に配設されている。この場合、レーザユニット16のレーザ光が発射される側の端部(レーザユニット16の前端部側)が、ロータリ式現像装置18の回転軸(図示せず)の上に位置し、後端部側に行くにつれて下方に傾斜し、レーザユニット16の後端部側は、ロータリ式現像装置18の上端部よりは下方に位置している。
なお、レーザユニット16には、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等(図示せず)が内蔵されている。また、レーザユニット16のレーザ光路の前方には、反射ミラーRが配設されている。この場合、レーザユニット16から発射されたレーザ光は、この反射ミラーRによって屈曲し、ロータリ式現像装置18の手前側上方を通過し、感光体ドラム12の表面に照射される。
ロータリ式現像装置18は、感光体ドラム12に形成された静電潜像をたとえばマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色のトナーによって現像するものであって、感光体ドラム12に隣接した位置で、且つ、その中心が感光体ドラム12の中心と略同じ高さに位置するように配設されている。ロータリ式現像装置18は、回転フレーム44と、四色のトナーに対応して配置され、回転フレーム44に支持された四つの現像ユニット46とを備えている。
この場合、回転フレーム44は、その回転軸の中心からたとえば放射状に延び設けられる仕切48によって、回転フレーム44の円周方向に四等分され、四つの区画部が形成されている。この四つの区画部にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四つのトナー色に対応した現像ユニット46が配設されている。四つの現像ユニット46は、それぞれ、同様の構成であり、感光体ドラム12に対向して配置される現像ローラ50、トナー撹拌用の撹拌ローラ(図示せず)等が配設されている。
ロータリ式現像装置18は、感光体ドラム12の回転軸(図示せず)と平行な軸(図示せず)の回りに回動自在な円筒形状であり、モータ(図示せず)およびギア(図示せず)を有する駆動機構(図示せず)によって回転駆動される構成となっている。
トナーコンテナ20は、ロータリ式現像装置18の各現像ユニット46に供給するトナーを収容するものであり、感光体ドラム12の上方で、且つ、レーザユニット16と対向する側(当該カラー画像形成装置10の手前側)に配設されている。トナーコンテナ20は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色のトナーを収容する四つの収納部(図示せず)を含み、この四つのトナー収納部(図示せず)は、当該カラー画像形成装置10の手前側に取り出し自在に構成されている。
トナー供給装置22は、トナーコンテナ20に収容された各色のトナーを、対応する現像ユニット46に供給するためのものであり、感光体ドラム12の上方において、レーザユニット16とトナーコンテナ20との間のスペースに配置されている。
トナー供給装置22は、たとえば上下方向に変位可能な四つのトナー供給パイプ52を含む。四つのトナー供給パイプ52は、当該カラー画像形成装置10の手前側から見て、横並びに所定の間隔を隔てて配列されている。四つのトナー供給パイプ52は、それぞれ、四つのトナー搬送パイプ54によって、トナーコンテナ20の各色のトナーを収納している四つの収納部(図示せず)と連結されている。
四つのトナー供給パイプ52は、それぞれ、上下方向に長く、上端が当該カラー画像形成装置10の手前側に、下端が奥側に傾斜するように配置されている。また、四つのトナー供給パイプ52は、それぞれ、先細形状に形成され、下方に変位した場合には、その先端が現像ユニット46に形成されたスリット(図示せず)を通って内部に進入可能となっている。さらに、トナー供給パイプ52の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材(図示せず)が回転可能に配置されている。
中間転写ベルト24は、感光体ドラム12に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム12およびトナーコンテナ20の下方に配設されている。中間転写ベルト24は、対向して配置された駆動ローラ56と従動ローラ58との間に架け設けられている。また、感光体ドラム12と対向する中間転写ベルト24の部位は、一対の1次転写ローラ60a,60bによって感光体ドラム12に当接するように構成されている。
この場合、駆動ローラ56は、感光体ドラム12とロータリ式現像装置18との接触部分の下方に位置し、その中心はロータリ式現像装置18の最下端よりもさらに下方に位置するように配置されている。駆動ローラ56は、モータ,ギアを含む駆動部(図示せず)によって駆動される。従動ローラ58は、トナーコンテナ20の下方に近接して配置されていて、その高さ位置は感光体ドラム12と略同じ位置に配置されている。従動ローラ58はバネ等の付勢部材62によって駆動ローラ56から離間される側に付勢されている。それによって、中間転写ベルト24に所定の張力が付与されている。また、1次転写ローラ60a,60bは互いに近接して感光体ドラム12の下方に配設され、それによって、中間転写ベルト24の所定範囲が感光体ドラム12に当接される構成となっている。
なお、駆動ローラ56の奥側で、ロータリ式現像装置18の下方には、中間転写ベルト24を清掃するためのベルトクリーニング装置64が配設されている。ベルトクリーニング装置64は、駆動ローラ56と対向する位置に配置され、中間転写ベルト24の表面に摺接するファーブラシ66を含む。ファーブラシ66の上方には、ファーブラシ66と接触するように、クリーニングローラ68が配置されている。クリーニングローラ68の表面には、その先端が接触するようにブレード70が配置されている。ブレード70の近傍には、回収スパイラル72が配設されている。
この場合、ベルトクリーニング装置64では、中間転写ベルト24に付着した残留トナー等の付着物がファーブラシ66によって掻き取られ、ファーブラシ66に掻き取られた付着物はクリーニングローラ68で回収される。さらに、クリーニングローラ68側で回収された付着物は、ブレード70によってクリーニングローラ68の表面から掻き落とされ、回収スパイラル72によって付着物回収部(図示せず)に回収されるようになっている。
2次転写ローラ26は、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであって、駆動ローラ56の下方に駆動ローラ56と対向するように配置されている。この2次転写ローラ26には、電圧印加手段(図示せず)によって、用紙に対して、トナー画像を転写するためのバイアス電圧が印加されている。
定着装置28は、用紙表面上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであって、ロータリ式現像装置18の下方で、且つ、奥側に配置されている。この定着装置28は、ヒータを内蔵する加熱ローラ74aと加熱ローラ74aに圧接する加圧ローラ74bとを備え、加熱ローラ74aおよび加圧ローラ74b間に用紙を挟持して搬送するものとなっている。
給紙装置30は、当該カラー画像形成装置10の底部に配設され、用紙を収納すると共に収納された用紙を送り出して給紙するためのものである。給紙装置30は、用紙が積層されて載置される載置板76を有する収容部材としてのたとえば給紙カセット78と、載置板76上の用紙を取り出すための送り出し部材としてのたとえばピックアップローラ80と、用紙を1枚ずつ下流側の第1の搬送経路86に送り出すための給紙部材としてのたとえば給紙ローラ82と、給紙ローラ82に対向して配置され、給紙ローラ82に圧接される捌き部材としてのたとえば捌きローラ84とを含む。給紙カセット78は当該カラー画像形成装置10の手前側に着脱自在に引き出すことが可能な構成となっている。
なお、載置板76は、たとえば図4に示すように、給紙装置30の給紙装置本体30Aに支軸76aを中心として回動可能に配設されている。載置板76は、押し上げばね等の付勢手段(図示せず)によって、上方のピックアップローラ80に押し付けられるように、つまり、載置板76に載置された用紙が押し上げられて、当該用紙をピックアップローラ80に押し付けるように付勢されている。
一方、当該カラー画像形成装置10の上部には、レーザユニット16、トナー供給装置52およびトナーコンテナ20の上方に、画像が形成された用紙を排出するための排紙部32が配設されている。排紙部32は、レーザユニット16側(当該カラー画像形成装置10の奥側)が最も低く、トナーコンテナ20側(当該カラー画像形成装置10の手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部88aと、この曲面部88aに連接され、トナーコンテナ20の上方に位置する平面部88bとを備えている。
さらに、給紙装置30と排紙部32との間には、用紙を搬送する用紙搬送手段として、第1の用紙搬送経路34,第2の用紙搬送経路36,第3の用紙搬送経路38および第4の用紙搬送経路40が配設されている。
この場合、第1の用紙搬送経路34は、給紙装置30から2次転写ローラ26に至る用紙搬送経路であり、第2の用紙搬送経路36は、2次転写ローラ26から定着装置28に至る用紙搬送経路であり、第3の用紙搬送経路38は、定着装置28から排紙部32に至る用紙搬送経路である。
また、定着装置28の出口には、分岐爪90が配設されていて、第4の用紙搬送経路40は、当該分岐爪90と第1の用紙搬送経路34の途中との間に、用紙を第1の用紙搬送経路34に戻すための用紙戻し搬送経路として配設されている。
第1の用紙搬送経路34は、給紙カセット78から送り出された用紙を上方に搬送しつつ搬送方向を逆にするための湾曲搬送路92と、この湾曲搬送路92から2次転写ローラ26に至る直線搬送路94とを含む。湾曲搬送路92および直線搬送路94は、用紙を案内しながら搬送するガイド板および対向する一対のローラ等で形成され、所定の位置には用紙を検出するためのセンサが配設されている。また、直線搬送路94には、2次転写ローラ26に用紙を送り込むときの搬送タイミングを制御している一対のレジストローラ96が配設されている。
また、第2の用紙搬送経路36は、ほぼ直線的に形成され、用紙を案内しながら搬送するガイド板および一対のローラ等で構成されていると共に、その所定の位置には用紙を検出するためのセンサが配設されている。
さらに、第3の用紙搬送経路38は、分岐爪90の搬送方向の下流側に設けられた縦搬送経路98を含み、用紙は、分岐爪90を通過した後は、ほぼ垂直に上方に向かって搬送され、排紙部32へと排出される。第3の用紙搬送経路38も、上述した第1の用紙搬送経路34,第2の用紙搬送経路36と同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板および一対のローラ等で構成されている。
さらに、第4の用紙搬送経路40は、分岐爪90の部分において第3の用紙搬送経路38から下方に分岐し、定着装置28、第2の用紙搬送経路36、2次転写ローラ26および一対のレジストローラ96の下方を通り、さらに、上方に向かう用紙搬送経路であり、第1の用紙搬送経路34のレジストローラ96の用紙搬送方向の上流側に合流している。
この場合、第4の用紙搬送経路40は、第1の用紙搬送経路34の直線搬送路94および第2の用紙搬送経路36と、給紙カセット78との上下方向の間に配設されている。この第4の用紙搬送経路40は、定着装置28を通過した用紙を、2次転写ローラ26の上流側に配置された一対のレジストローラ96の上流側に戻すための用紙戻し搬送経路としての機能を有する。この第4の用紙搬送経路40も、上述した第1の用紙搬送経路34,第2の用紙搬送経路36,第3の用紙搬送経路38と同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板および一対のローラ等で構成され、その所定の位置には用紙検出用のセンサが配設されている。
また、当該カラー画像形成装置10では、トナーコンテナ20の下方でかつ給紙カセット78の上方に、当該カラー画像形成装置10の手前側の側壁を構成するようにして、たとえば手差しタイプの給紙トレイ100が配設されている。給紙トレイ100は、その下端が第1の用紙搬送経路34の湾曲搬送路92の近傍で回動自在に支持されている。給紙トレイ100は、回動支点102を中心にして、その給紙トレイ100上端を当該カラー画像形成装置10の手前側に開閉自在に倒すことが可能となっている。この場合、給紙トレイ100を開いた状態では、給紙トレイ100の上面に用紙を適宜載置し、用紙を第1の用紙搬送経路34の湾曲搬送路92へと給紙・搬送させることが可能となっている。
本実施形態例にかかるカラー画像形成装置10では、特に、給紙カセット78をセットしたときに、給紙カセット78に収容された用紙に接触して除電する除電部材86を含むことを特徴としているものである。
すなわち、除電部材86は、たとえば図3および図4に示すように、給紙装置本体30Aの上部に配設され、当該給紙装置本体30Aに給紙カセット78がセットされたときに、その先端部(下端部側)が、載置板76の上に積載された用紙の面に接触するように配置された構成となっている。本実施形態例では、除電部材86が、給紙装置本体30Aの手前側に配置されている。
本実施形態例では、除電部材86が導電性を有するたとえば除電シート材104を含む。除電シート材104は、たとえば導電性カーボンブラック等の導電性物質を添加した樹脂板や導電性物質をコーティングまたは添加した導電性繊維をシート状に加工することによって形成され得る。また、除電シート材104は、用紙と点接触する構造となるように、当該除電シート材104の先端部側には、たとえば断面V字状で鋸刃形の尖鋭部104aが設けられている。
除電シート材104は、たとえば板金加工された金属製の取り付け部材106によって、給紙装置本体30Aに取付けられて保持されている。除電シート材104は、当該除電シート材104が給紙ローラ82および捌きローラ84等の障害とならないように避けて配置されている。
本実施形態例では、給紙ローラ82,捌きローラ84が、給紙カセット78から搬送される用紙の幅方向の中央部上方に配設されるため、除電シート材104は、給紙ローラ82および捌きローラ84を避けて、給紙カセット78から搬送される用紙の幅方向の一方側および他方側の上方に、それぞれ、1枚ずつ配置されるように設けられている。この場合、除電シート材104の幅方向の長さは、用紙の幅方向の全域ではなく、図3に示すように、用紙の幅方向の全長の2/3程度であり、1/3ずつの長さのたとえば2枚の除電シート材104が用いられている。
また、除電シート材104は、給紙カセット78を給紙装置本体30Aにセットしたときに、当該除電シート材104が折れ曲がらないようにするために、当該カラー画像形成装置10の手前側から見て、たとえば図4に示すように、用紙に対する除電シート材104の角度θが鈍角になるように配置されている。さらに、除電シート材104の位置は、給紙カセットに収容された用紙のサイズが最小サイズの場合であっても、除電シート材104と用紙とがオーバーラップするように配置されている。
そして、除電シート材104は、取り付け部材106の下面の手前側の部位に、導電性を有する接合部材としてのたとえば導電性接着剤(図示せず)等によって貼着・接合されている。また、除電シート材104は給紙装置本体30Aを介して接地されている。
なお、除電シート材104は、給紙ローラ82,捌きローラ84の配置状態に応じて、この場合、給紙ローラ82,捌きローラ84の機能を阻害しない位置に配置されるように、適宜、搬送される用紙の幅方向に少なくとも1つ以上配列されるように構成されてもよく、また、給紙ローラ82等の配置によれば、搬送される用紙の幅方向の略全域に配置されるようにしてもよい。さらに、除電部材86としては、除電シート材104以外にも、抜け落ち等の支障がなければ、導電性を有するたとえばブラシ状の部材であってもよい。
次に、本実施形態例にかかるカラー画像形成装置10の画像形成の作動状況について、以下、簡単に説明する。
先ず、当該カラー画像形成装置10の電源がONされると、各種パラメータが初期化され、定着部28の温度設定などの初期設定が行われる。そして、このカラー画像形成装置10に接続されたコンピュータ等から画像データの情報が入力され、印刷開始の指示が出されたならば、以下に示すようにして、画像形成動作が実行される。
すなわち、先ず、帯電ローラ14によって感光体ドラム12が帯電される。そして、感光体ドラム12に対して、レーザユニット16により画像データに対応した走査露光が行われることによって、感光体ドラム12には静電潜像が形成される。なお、画像形成の作動状態(動作中)においては、トナー供給パイプ52が上方の待避位置に変位されているので、レーザユニット16から発射されたレーザ光がトナー供給パイプ52で遮られることはない。
次に、ロータリ式現像装置18が回転されて、対応する色の現像ユニット46が感光体ドラム12に対向させられる。その状態で、感光体ドラム12の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト24に転写される。この一連の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト24上にはフルカラー画像が形成される。感光体ドラム12に残留した残留トナー等は、クリーニング装置42によって清掃されて、廃トナーコンテナ(図示せず)に廃棄・回収されるようになっている。
一方、給紙装置30では、給紙カセット78から1枚の用紙がピックアップローラ80によりヒックアップされて、給紙ローラ82および捌きローラ64間に送り出される。さらに、用紙は、給紙ローラ82および捌きローラ84間から、第1の用紙搬送経路34に供給され、第1の用紙搬送経路34を介して、一対のレジストローラ96へと搬送される。その後、用紙は、レジストローラ60から中間転写ベルト24上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ26に案内される。2次転写ローラ26は中間転写ベルト24に当接し、2次転写ローラ26に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト24上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。
さらに、その用紙は、第2の用紙搬送経路36を介して定着装置28に案内され、当該定着装置28での加熱・加圧作用によって、画像が用紙に定着されるものとなる。そして、用紙の一方主面にのみ印刷する片面印刷の場合には、分岐爪90を介して第3の用紙搬送経路38に案内され、排紙部32に排出される。
また、用紙の一方主面および他方主面に印刷する両面印刷の場合には、定着装置28を通過した用紙は、分岐爪90を通過した後、それまでの用紙搬送方向とは反対側に搬送されるものとなる。つまり、分岐爪90によって第4の用紙搬送経路40に案内され、再び第1の用紙搬送経路34へと戻されるものとなる。
そして、第1の用紙搬送経路34に戻された用紙は、レジストローラ96により一旦、停止させられた後、上述した動作と同様にして、画像が中間転写ベルト24に形成される。このとき、レジストローラ96で待機していた用紙は、タイミングを合わせて2次転写ローラ26側に送り込まれる。そして、上述した動作と同様の動作が実行された後、分岐爪90を介して第3の用紙搬送経路38側に案内されて、排紙部32に排出される。
本実施形態例にかかるカラー画像形成装置10では、特に、給紙装置本体30Aに給紙カセット78がセットされたときに、当該除電シート材104の尖鋭部104aが、載置板76の上に積載・載置された用紙の上面に接触するように配置された構成となっている。このとき、除電シート材104によって、用紙に帯電している静電気が除去される。
そのため、給紙カセット78に積載・載置された用紙間の静電的吸着が解除されることとなる。この場合、静電気による用紙間の吸着力を減少させることができ、用紙の重送、空送りおよびジャムの発生等を防止することができる。したがって、この給紙装置30では、給紙カセット78に収容された用紙を1枚ずつ確実に下流側の用紙搬送経路に給紙することができる。
しかも、除電シート材104の尖鋭部104aは、用紙と点接触する構造となっているので、用紙と除電シート材104が線接触ないし面接触する場合と比べて、用紙に対する接触抵抗を小さくすることができる。したがって、用紙に与える搬送抵抗を小さくすることができ、用紙を下流側へとスムーズな搬送させることが可能となっている。
また、除電部材86が除電シート材104で形成されているため、当該除電シート材104の取り付けの際の取扱いも簡便なものとなり、取り付け構造を簡単なものにすることができる。したがって、給紙装置本体30Aに除電シート材104を取付ける際の製造コストを比較的低く抑えることができるものとなっている。この場合、除電シート材104を搬送される用紙の幅方向の全域ではなく、部分的に配置するようにすれば、より一層、製造コスト等を削減することができる。
さらに、除電シート材104を給紙カセット78に設けることで、用紙搬送路に対して除電シート材104を正確に位置決めすることが可能となり、搬送される用紙に対して確実に除電できる位置に除電シート材104を配置することができる。
本願発明にかかる給紙装置が設けられた画像形成装置の一例を示す概略全体斜視図である。 図1に示す画像形成装置の各構成要素の配置を模式的に示した断面的概略構成図である。 図1に示す画像形成装置に設けられる給紙装置の一例を示す要部斜視図である。 図3に示す給紙装置に配設される除電部材の取付け構造の一例を示す分解側面図解図である。
符号の説明
10 カラー画像形成装置
12 感光体ドラム
14 帯電ローラ
16 レーザユニット
18 ロータリ式現像装置
20 トナーコンテナ
22 トナー供給装置
24 中間転写ベルト
26 2次転写ローラ
28 定着装置
30 給紙装置
30A 給紙装置本体
32 排紙部
34 第1の用紙搬送経路
36 第2の用紙搬送経路
38 第3の用紙搬送経路
40 第4の用紙搬送経路
42 クリーニング装置
44 回転フレーム
46 現像ユニット
48 仕切
50 現像ローラ
52 トナー供給パイプ
54 トナー搬送パイプ
56 駆動ローラ
58 従動ローラ
60a,60b 1次転写ローラ
62 付勢部材
64 ベルトクリーニング装置
66 ファーブラシ
68 クリーニングローラ
70 ブレード
72 回転スパイラル
74a 加熱ローラ
74b 加圧ローラ
76 載置板
78 給紙カセット
80 ピックアップローラ
82 給紙ローラ
84 捌きローラ
86 除電部材
88a 曲面部
88b 平面部
90 分岐爪
92 湾曲搬送路
94 直線搬送路
96 レジストローラ
98 縦搬送経路
100 給紙トレイ
102 回動支点
104 除電シート材
104a 尖鋭部
106 取り付け部材
R 反射ミラー

Claims (4)

  1. 複数枚の記録シート材を収容する収容部材、
    前記収容部材に収容された記録シート材を1枚ずつ送り出すための送り出し部材、および
    前記送り出し部材により送り出された前記記録シート材を下流側の記録シート材搬送路側に給紙するための給紙部材を含む給紙装置であって、
    前記収容部材に収容された記録シート材の上方に配置され、前記収容部材をセットしたときに、前記収容部材に収容された記録シート材に接触して除電する除電部材を含むことを特徴とする、給紙装置。
  2. 前記除電部材は、前記給紙部材の障害とならない位置に配設されることを特徴とする、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記除電部材は、前記記録シート材と点接触する構造を備えたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記除電部材は、導電性を有する除電シート材を含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の給紙装置。
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