JP2008155778A - ステアリング装置の動力伝達軸およびその組立方法 - Google Patents

ステアリング装置の動力伝達軸およびその組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動車ステアリング装置において、コラプス荷重の設定制御が容易確実で、不良率が低く、しかも十分な耐久性を確保できる構造を備えた動力伝達軸を提供する。
【解決手段】本発明の動力伝達軸1は、ステアリング装置において、所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えた動力伝達軸であって、中空円筒からなる中空軸5と、この中空軸5と同軸状に連結される挿入軸6と、中空軸5の外周に圧入される圧入力設定リング7とからなり、圧入力設定リング7が外周に圧入されて縮径された中空軸5に、挿入軸6が圧入嵌合されて、これら中空軸5と挿入軸6が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重をもって連結されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ステアリング装置の動力伝達軸およびその組立方法に関し、さらに詳細には、自動車のステアリング装置において、所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えた動力伝達軸の組立構造技術に関する。
自動車のステアリング装置において、ステアリングシャフトとステアリングギアとの間に設けられる中間軸、あるいはステアリングシャフトとステアリングホイールとの間に設けられるステアリングコラム等の動力伝達軸は、主たる機能であるステアリングホイールに加えられる回転操作力をステアリングギヤボックスに伝達するという動力伝達機能に加えて、自動車の衝突時の衝撃を吸収緩和する機能を備えている。
例えば、特許文献1には、出願人らが開発提案した自動車のステアリング装置の中間軸が開示されており、この中間軸aの構成は、図7(a)に示すように、内周面に雌セレーションbを有する中空軸cと、外周面に上記雌セレーションbに対応した雄セレーションdを有する挿入軸eとからなり、これら中空軸cと挿入軸eは、上記雌雄セレーションb、dの係止により、周方向において動力伝達可能にかつ軸方向においては相対的に移動変位可能に連結されてなる。
また、上記挿入軸e外周の雄セレーションdのある部位には陥没部形成用の周溝fが設けられるとともに、上記中空軸cの雌セレーションbが存在する部位には上記挿入軸eの周溝fを利用して加圧変形された内方への陥没部gが設けられており、この中空軸cの陥没部gに挿入軸eの雄セレーションdが食い込んだ圧入嵌合状態とされている。つまり、この中間軸aにおいては、上記中空軸cの陥没部gの加圧変形量により、挿入軸eを中空軸cに圧入するため圧入荷重が設定され、この圧入荷重が、中間軸aが衝撃を受けた時に軸方向へ収縮する荷重いわゆるコラプス荷重(collapse load)にほぼ一致する。なお、図中において、hおよびiはそれぞれ自在継手を示している。
そして、この中間軸aにおいて、車体のフロント部分が衝突した時などの衝撃により、所定値以上つまり上記コラプス荷重より大きい衝撃荷重を受けると、中間軸aは、中空軸cと挿入軸eが軸方向へ相対的に移動して収縮し、その衝撃を吸収緩和して、上記衝撃が運転者側に直接的に伝わらないようにされている。
しかしながら、このような中間軸aの構造においては、その組立に際して、中空軸cを加圧変形させて上記陥没部gを形成した後に、挿入軸eを中空軸cに圧入するように構成されているから、圧入荷重つまりはコラプス荷重の設定制御が比較的困難であり、不良率も高い。
また、このような圧入構造では、図7(b)に示すように、中空軸cと挿入軸eとの嵌合状態が周方向に部分的な密着嵌合で、隙間部分が存在するため、長時間の使用に対してこの圧入嵌合部に経時的な磨耗が見られ、この結果、コラプス荷重の低下が生じて、十分な耐久性を確保するという点で改良の余地があった。
特開平10−45005号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、自動車のステアリング装置において、コラプス荷重の設定制御が容易確実で、不良率が低く、しかも、十分な耐久性を確保できる構造を備えた動力伝達軸を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、上記動力伝達軸の組立方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の動力伝達軸は、ステアリング装置において、所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えた動力伝達軸であって、中空円筒からなる中空軸と、この中空軸と同軸状に連結される挿入軸と、上記中空軸の外周に圧入される圧入力設定リングとからなり、上記圧入力設定リングが外周に圧入されて縮径された上記中空軸に、上記挿入軸が圧入嵌合されて、これら中空軸と挿入軸が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重をもって連結されていることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記中空軸の内周面に雌セレーションが形成されるとともに、上記挿入軸の外周面に上記雌セレーションに対応した雄セレーションが形成され、上記中空軸と挿入軸とが、上記雌雄セレーションによるセレーション結合により、周方向において動力伝達可能とされるとともに、軸方向において変位可能に連結される。
(2)上記圧入力設定リングは、その内周面が上記中空軸との圧入方向と逆方向へ縮径するテーパ内周面とされるとともに、上記中空軸の外周面は、上記圧入力設定リングのテーパ内周面に対応したテーパ外周面とされ、上記圧入力設定リングの上記中空円筒の外周に対する軸方向圧入量により、上記中空円筒の内周面の縮径量が制御される構成とされる。
(3)上記中空軸の圧入力設定リングとの圧入側端部に、スリットが軸方向へ延びて設けられる。
また、本発明の動力伝達軸の組立方法は、上記動力伝達軸を組み立てる方法であって、中空円筒からなる中空軸に挿入軸を圧入嵌合するに際して、上記中空軸の外周に圧入力設定リングを圧入して中空軸を縮径させることにより、上記挿入軸の圧入荷重を設定することを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記中空軸の外周に上記圧入力設定リングを圧入して中空軸を縮径させながら、上記挿入軸の圧入に要する圧入荷重を測定し、この挿入軸の圧入荷重が目標値に増加到達した時点で、上記圧入力設定リングの圧入を停止させた後、上記挿入軸を上記中空軸の軸方向所定位置まで圧入させる。
(2)以下の工程(a)〜(c)を備える。
(a)上記中空軸に上記圧入力設定リングを圧入すると同時に上記挿入軸を圧入していく工程
(b)上記挿入軸の圧入荷重が上記目標値に到達した時点で、上記圧入力設定リングの圧入を完了停止させる工程
(c)この後、上記挿入軸が上記中空軸の軸方向所定位置まで到達した時点で、上記挿入軸の圧入を完了停止させる工程
(3)以下の工程(a)〜(c)を備える。
(a)前記中空軸に対する前記圧入力設定リングの圧入と、前記中空軸に対する前記挿入軸の圧入を交互に繰り返していく工程、
(b)前記挿入軸の圧入荷重が前記目標値に到達した時点で、前記圧入力設定リングの圧入を完了停止させる工程、および
(c)この後、前記挿入軸が前記中空軸の軸方向所定位置まで到達した時点で、前記挿入軸の圧入を完了停止させる工程
(4)上記中空軸の内周面に雌セレーションが形成されるとともに、上記挿入軸の外周面に上記雌セレーションに対応した雄セレーションが形成され、上記中空軸に対する上記挿入軸の圧入により、上記雌雄セレーションがセレーション結合して、これら上記中空軸と挿入軸を、周方向において動力伝達可能とするとともに、軸方向において変位可能に連結させる。
(5)上記圧入力設定リングは、その内周面が上記中空軸との圧入方向と逆方向へ縮径するテーパ内周面とされるとともに、上記中空軸の外周面は、上記圧入力設定リングのテーパ内周面に対応したテーパ外周面とされ、上記圧入力設定リングの上記中空円筒の外周に対する軸方向圧入量により、上記中空円筒の内周面の縮径量を制御するようにする。
(6)上記中空軸の圧入力設定リングとの圧入側端部に、スリットが軸方向へ延びて設けられる。
本発明によれば、中空円筒からなる中空軸と、この中空軸と同軸状に連結される挿入軸と、上記中空軸の外周に圧入される圧入力設定リングとからなり、上記圧入力設定リングが外周に圧入されて縮径された上記中空軸に、上記挿入軸が圧入嵌合されて、これら中空軸と挿入軸が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重をもって連結されているから、コラプス荷重の設定制御が容易確実で、不良率が低く、しかも、十分な耐久性を確保できる構造を備えたステアリング装置の動力伝達軸を提供することができる。
すなわち、上記中空軸に挿入軸を圧入嵌合するに際して、上記中空軸の外周に圧入力設定リングを圧入して中空軸を縮径させることにより、上記挿入軸の圧入荷重つまりコラプス荷重を設定するようにしたから、このコラプス荷重は、圧入力設定リングの圧入量により調整・管理することができ、その設定制御が容易かつ高精度に行えて、不良率の大幅低減化が可能であり、不良率ゼロも達成可能である。
また、圧入力設定リングにより中空軸の外周全体を加圧して中空軸を縮径させる構造であるから、中空軸内径面と挿入軸外径面との嵌合状態が全周にわたって隙間のない密着嵌合となり、このため、長時間の使用に対しても圧入嵌合部に経時的な磨耗が生じず、この結果、予め設定されたコラプス荷重が低下することなく長期にわたって維持されて、十分な耐久性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
本発明に係るステアリング装置の動力伝達軸が図1〜図3に示されている。この動力伝達軸1は、具体的には、基端1aが自在継手2を介して図外のステアリングシャフトに駆動連結されるとともに、先端1bが自在継手3を介して図外のステアリングギヤボックスの舵取り機構に駆動連結される中間軸であり、主たる機能であるステアリングホイールに加えられる回転操作力をステアリングギヤボックスに伝達するという動力伝達機能に加えて、自動車の衝突時等において所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えている。
具体的には、この中間軸1は、図1に示すように、中空軸5、この中空軸5と同軸状に連結される挿入軸6、および上記中空軸5を縮径させる圧入力設定リング7を主要部として構成され、これら構成部材はいずれも金属材料からなる。
中間軸1の基端側部位を構成する中空軸5は中空円筒からなり、上述したように、その基端5a(1a)が、自在継手2を介して、図外のステアリングシャフトさらにはステアリングホイールに駆動連結される。この中空軸5の先端部5bは、その内周面に雌セレーション8が形成されるとともに、その外周面が後述する圧入力設定リング7に対応したテーパ外周面9に形成されている。
中間軸1の先端側部位を構成する挿入軸6は中実の円柱からなり、上述したように、その先端6b(1b)が、自在継手3を介して、図外のステアリングギヤボックスの舵取り機構に駆動連結される。この挿入軸6の基端部6aは、その外周面に上記中空軸5の雌セレーション8に対応した雄セレーション10が形成されて、これら雌雄セレーション8、10によるセレーション結合により、中空軸5と挿入軸6とが、周方向において動力伝達可能とされるとともに、軸方向において移動変位可能に連結される構造とされている。
なお、これらセレーション嵌合(結合)される中空軸5と挿入軸6との寸法関係は、図示の実施形態においては、中空軸5と挿入軸6が相対的に摺動可能な程度の寸法差(隙間)をもって設計され、この寸法差は好適には0.01〜0.11mmに設定される。
圧入力設定リング7は、中空軸5を縮径させることにより、中空軸5に挿入軸6が圧入嵌合される際の圧入力(圧入荷重)を調整設定するためのもので、この圧入荷重は、後述するように、中間軸1が衝撃を受けた時に軸方向に収縮する荷重いわゆるコラプス荷重(collapse load)にほぼ一致する。
この圧入力設定リング7は、具体的には、上記中空軸5の外周に圧入される構造とされ、図示の実施形態においては、図2(a)に示すように、その内周面15が上記中空軸5との圧入方向Xと逆方向へ縮径するテーパ内周面とされている。
このテーパ内周面15は、上述したように、中空軸5のテーパ外周面9に対応した形状寸法とされて、圧入力設定リング15の中空円筒5のテーパ外周面9に対する軸方向圧入量により、上記中空円筒の内周面の縮径量が制御される構成とされている。図示の実施形態においては、テーパ内周面15は、(i)軸方向長さL15が上記テーパ外周面9の長さL9よりも小さく、(ii)テーパ角度が上記テーパ外周面9と同一角度に、(iii)その先端径Daがテーパ外周面9の基端径daよりも小さく、また(iv)その基端径Dbがテーパ外周面9の先端径dbよりも小さく設定されている。
そして、上記圧入力設定リング7が外周に圧入されて縮径された上記中空軸5に、挿入軸6が圧入嵌合されることにより、これら中空軸5と挿入軸6が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重をもって連結されることとなる。換言すれば、具体的には後述するが、中空軸5に挿入軸6を圧入嵌合するに際して、上記中空軸5の外周に圧入力設定リング7を圧入して中空軸5を縮径させることにより、上記挿入軸6の圧入荷重(軸方向コラブス荷重)が設定されることとなる。
この圧入嵌合状態において、中空軸5と挿入軸6は、図2(b)に示すように、中空軸5内径面つまりテーパ内周面15の雌セレーション8と、挿入軸6外径面つまりテーパ外周面9の雄セレーション10との嵌合状態が全周にわたって隙間のない密着嵌合となり、常態においては、両軸5、6は軸方向に相対的に動かないように拘束されるとともに、周方向の遊びがない。一方、両軸5、6に所定値以上の軸方向衝撃荷重つまり上記設定された軸方向コラプス荷重よりも大きな軸方向衝撃荷重が作用すると、両軸5、6の圧入固定状態が崩れて、軸方向へ相対的に移動して収縮する。
以上のような構成を備えた中間軸1の組立方法は、具体的には、中空軸5の外周に圧入力設定リング7を圧入して中空軸5を縮径させながら、挿入軸6の圧入に要する圧入荷重を測定し、この挿入軸6の圧入荷重が目標値に増加到達した時点で、上記圧入力設定リング7の圧入を停止させた後、上記挿入軸6を中空軸5の軸方向所定位置まで圧入させる。
図示の実施形態の中間軸1の組立方法は以下のとおりである(図3参照)。
(1)中空軸5に圧入力設定リング7を圧入すると同時に挿入軸6を圧入していく(図3(a)参照)。
具体的には、まず、中空軸5の先端部5bの外周に圧入力設定リング7を中空軸5から抜けない程度に挿入してから、中空軸5の先端部5bの内周に挿入軸6の挿入軸6の基端部6aを少しだけ挿入した状態にする。そして、この状態から圧入力設定リング7の圧入を開始させて、この圧入力設定リング7の圧入により中空軸5の先端部5bが縮径し始めるタイミングで(このタイミングは、圧入力設定リング7の圧入量や挿入軸6の挿入荷重により検出する)、挿入軸6をその挿入荷重を測定しながらゆっくりとした速度で摺動挿入していく(図4(a)のS1区間および図4(b)のT1区間参照)。
なお、上記圧入力設定リング7の圧入開始時点と挿入軸6の摺動挿入開始時点は同時でもよい。
(2)上記挿入軸6の圧入荷重が予め設定した目標値(=軸方向コラプス荷重)Pに到達した時点で、圧入力設定リング7の圧入を完了停止させる(図3(b)、図4(a)のS1区間とS2区間の境界点、および図4(b)のT1区間とT2区間の境界点参照)。
(3)この後、上記挿入軸6のみを圧入させて、挿入軸6が中空軸5の軸方向所定位置Zまで到達した時点で、挿入軸6の圧入を完了停止させる(図3(c)、図4(a)のS2区間および図4(b)のT2区間参照)。
以上のように、挿入軸6の圧入力(圧入荷重)を管理しながら中間軸1を組立てることにより、安定した衝撃吸収荷重(コラプス荷重)を有する中間軸1が完成する。
しかして、以上のように構成された中間軸1を備えるステアリング装置において、ステアリングホイールに加えられる回転操作力は、上記中間軸1を介してステアリングギヤボックスの舵取り機構に伝達される。一方、自動車の車体のフロント部分が衝突した時などの衝撃により、所定値以上つまり上記コラプス荷重よりも大きな衝撃荷重がステアリング装置に加わると、中間軸1は、中空軸5と挿入軸6が軸方向へ相対的に移動して収縮し、その衝撃を吸収緩和し、これにより、上記衝撃が運転者側に直接的に伝わるのが有効に防止される。
以上のように、図示の実施形態の中間軸1においては、圧入力設定リング7が外周に圧入されて縮径された上記中空軸5に、挿入軸6が圧入嵌合されて、これら中空軸5と挿入軸6が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重(衝撃吸収荷重)をもって連結されているから、コラプス荷重の設定制御が容易確実で、不良率が低く、しかも、十分な耐久性を確保できる構造を備えたステアリング装置を提供することができる。
すなわち、上記中空軸5に挿入軸6を圧入嵌合するに際して、上記中空軸5の外周に圧入力設定リング7を圧入して中空軸5を縮径させることにより、上記挿入軸6の圧入荷重つまりコラプス荷重を設定するようにしたから、このコラプス荷重は、圧入力設定リング7の圧入量により調整・管理することができ、その設定制御が容易かつ高精度に行えて、不良率の大幅低減化が可能であり、不良率ゼロも達成可能である。
また、圧入力設定リング7により中空軸5の外周全体を加圧して中空軸5を縮径させる構造であるから、中空軸5内径面と挿入軸6外径面との嵌合状態が、図2(b)に示すように、その全周にわたって隙間のない密着嵌合となり、このため、長時間の使用に対してもこれら圧入嵌合部に経時的な磨耗が生じず、この結果、予め設定されたコラプス荷重が低下することなく長期にわたって維持されて、十分な耐久性を確保することができる。
実施形態2
本実施形態は図5に示されており、実施形態1における中間軸1の組立方法が若干改変されたものである。
すなわち、本実施形態における中間軸1の組立方法は、具体的には以下のとおりである(図5参照)。
(1)中空軸5に対する圧入力設定リング7の圧入と、中空軸5に対する挿入軸6の圧入とを、図5に示すように交互に繰り返していく。
具体的には、まず、中空軸5の先端部5bの外周に圧入力設定リング7を中空軸5から抜けない程度に挿入してから、中空軸5の先端部5bの内周に挿入軸6の挿入軸6の基端部6aを少しだけ挿入した状態にする。そして、この状態から圧入力設定リング7の圧入を開始させて、この圧入力設定リング7の圧入により中空軸5の先端部5bが縮径し始めるタイミングで(このタイミングは、圧入力設定リング7の圧入量や挿入軸6の挿入荷重により検出する)、挿入軸6をその挿入荷重を測定しながら、圧入力設定リング7の圧入と挿入軸6の圧入とをゆっくりとした速度で順次交互に繰り返していく(図5のT1区間参照)。
(2)上記挿入軸6の圧入荷重が予め設定した目標値(=軸方向コラプス荷重)Pに到達した時点で、圧入力設定リング7の圧入を完了停止させる(図5のT1区間とT2区間の境界点参照)。
(3)この後、上記挿入軸6のみを圧入させて、挿入軸6が中空軸5の軸方向所定位置Zまで到達した時点で、挿入軸6の圧入を完了停止させる(図5のT2区間参照)。
しかして、以上のような組立方法においては、実施形態1における組立方法よりも工程時間が長くなるが、圧入力設定リング7の動きによる挿入軸6の挿入荷重の誤測定が有効に排除されて、挿入軸6の圧入荷重の目標値(=軸方向コラプス荷重)Pをより正確に測定把握することができ、これにより、より精密かつ正確な衝撃吸収荷重(コラプス荷重)を有する中間軸1を安定して得ることが可能となる。
実施形態3
本実施形態は図6に示されており、実施形態1における構成が若干改変されたものである。
すなわち、本実施形態の中間軸1においては、中空軸5の圧入力設定リングとの圧入側端部、つまり先端部5bに、スリット20が軸方向へ延びて設けられている。
この軸方向へ延びるスリット2は、圧入力設定リング7の圧入による中空軸5の縮径動作を確保するためのもので、具体的には、図6(a)に示すように、上記中空軸5のテーパ外周面9の軸方向ほぼ全長にわたって延びて形成されている。また、スリット2の配設数は、中空軸5の形状寸法(径寸法や肉厚など)に応じて1本〜複数本に設定され、図示の実施形態においては、図6(b)に示すように、4本のスリット20、20、…が周方向へ等間隔(4等配)をもって設けられている。
しかして、以上のように構成された中間軸1においては、圧入力設定リング7の圧入による中空軸5の縮径動作がより確実に行われる結果、上記挿入軸6の圧入力をより確実に発生させることが可能となる。特に、中空軸5の肉厚が大きい場合に好適な構造である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
なお、上述した実施形態1〜3はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲において種々の設計変更が可能である。
例えば、本発明は上述した実施形態の中間軸1のほか、具体的には図示しないが、ステアリングシャフトとステアリングホイールとの間に設けられるステアリングコラムにも適用可能である。
また、中間軸1の具体的な組立方法も、実施形態1および2に記載の方法に限定されず、本発明の範囲内において適宜変更可能であり、一例として、圧入力設定リング7と挿入軸5の圧入速度あるいは圧入タイミングは実施形態1および2のものに限定されず、目的に応じて適宜設定され得る。
本発明の実施形態1であるステアリング装置の中間軸を一部切開して示す正面図である。 同中間軸の要部である中空軸と挿入軸の圧入嵌合部位を示し、図2(a)は一部切開して示す正面図、図2(b)は図2(a)におけるB−B線に沿った断面図である。 同中間軸の製造工程を示す一部切開正面図である。 同中間軸の製造工程を示す線図で、図4(a)は挿入軸の圧入荷重と圧入ストローク(圧入量)の関係を示し、図4(b)は圧入力設定リングと挿入軸の圧入ストローク(圧入量)の関係を時間の経過と共に示す。 本発明の実施形態2であるステアリング装置の中間軸の製造工程における、圧入力設定リングと挿入軸の圧入ストローク(圧入量)の関係を時間の経過と共に示す線図である。 本発明の実施形態3であるステアリング装置の中間軸を示し、図6(a)は同中間軸の要部である中空軸と挿入軸の圧入嵌合部位を一部切開して示す正面図、図6(b)は図6(a)におけるB−B線に沿った図2(b)に対応する断面図である。 従来のステアリング装置の中間軸を示し、図7(a)は同中間軸を一部切開して示す正面図、図7(b)は図7(a)におけるB−B線に沿った断面図である。
符号の説明
1 中間軸(動力伝達軸)
5 中空軸
6 挿入軸
7 圧入力設定リング
8 雌セレーション
9 テーパ外周面
10 雄セレーション
15 テーパ内周面
20 スリット

Claims (11)

  1. ステアリング装置において、所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えた動力伝達軸であって、
    中空円筒からなる中空軸と、この中空軸と同軸状に連結される挿入軸と、前記中空軸の外周に圧入される圧入力設定リングとからなり、
    前記圧入力設定リングが外周に圧入されて縮径された前記中空軸に、前記挿入軸が圧入嵌合されて、これら中空軸と挿入軸が周方向に動力伝達可能にかつ所定の軸方向コラプス荷重をもって連結されている
    ことを特徴とするステアリング装置の動力伝達軸。
  2. 前記中空軸の内周面に雌セレーションが形成されるとともに、前記挿入軸の外周面に前記雌セレーションに対応した雄セレーションが形成され、
    前記中空軸と挿入軸とが、前記雌雄セレーションによるセレーション結合により、周方向において動力伝達可能とされるとともに、軸方向において変位可能に連結される
    ことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置の動力伝達軸。
  3. 前記圧入力設定リングは、その内周面が前記中空軸との圧入方向と逆方向へ縮径するテーパ内周面とされるとともに、前記中空軸の外周面は、前記圧入力設定リングのテーパ内周面に対応したテーパ外周面とされ、
    前記圧入力設定リングの前記中空円筒の外周に対する軸方向圧入量により、前記中空円筒の内周面の縮径量が制御される構成とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置の動力伝達軸。
  4. 前記中空軸の圧入力設定リングとの圧入側端部に、スリットが軸方向へ延びて設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置の動力伝達軸。
  5. ステアリング装置において、所定値以上の衝撃荷重を受けたときに軸方向へ収縮することにより、その衝撃を吸収緩和する構造を備えた動力伝達軸を組み立てる方法であって、
    中空円筒からなる中空軸に挿入軸を圧入嵌合するに際して、前記中空軸の外周に圧入力設定リングを圧入して中空軸を縮径させることにより、前記挿入軸の圧入荷重を設定する
    ことを特徴とするステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  6. 前記中空軸の外周に圧入力設定リングを圧入して中空軸を縮径させながら、前記挿入軸の圧入に要する圧入荷重を測定し、
    この挿入軸の圧入荷重が目標値に増加到達した時点で、前記圧入力設定リングの圧入を停止させた後、前記挿入軸を前記中空軸の軸方向所定位置まで圧入させる
    ことを特徴とする請求項5に記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  7. (1)前記中空軸に前記圧入力設定リングを圧入すると同時に前記挿入軸を圧入していく工程、
    (2)前記挿入軸の圧入荷重が前記目標値に到達した時点で、前記圧入力設定リングの圧入を完了停止させる工程、および
    (3)この後、前記挿入軸が前記中空軸の軸方向所定位置まで到達した時点で、前記挿入軸の圧入を完了停止させる工程を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  8. (1)前記中空軸に対する前記圧入力設定リングの圧入と、前記中空軸に対する前記挿入軸の圧入を交互に繰り返していく工程、
    (2)前記挿入軸の圧入荷重が前記目標値に到達した時点で、前記圧入力設定リングの圧入を完了停止させる工程、および
    (3)この後、前記挿入軸が前記中空軸の軸方向所定位置まで到達した時点で、前記挿入軸の圧入を完了停止させる工程を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  9. 前記中空軸の内周面に雌セレーションが形成されるとともに、前記挿入軸の外周面に前記雌セレーションに対応した雄セレーションが形成され、
    前記中空軸に対する前記挿入軸の圧入により、前記雌雄セレーションがセレーション結合して、これら前記中空軸と挿入軸を、周方向において動力伝達可能とするとともに、軸方向において変位可能に連結させる
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか一つに記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  10. 前記圧入力設定リングは、その内周面が前記中空軸との圧入方向と逆方向へ縮径するテーパ内周面とされるとともに、前記中空軸の外周面は、前記圧入力設定リングのテーパ内周面に対応したテーパ外周面とされ、
    前記圧入力設定リングの前記中空円筒の外周に対する軸方向圧入量により、前記中空円筒の内周面の縮径量を制御するようにした
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか一つに記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
  11. 前記中空軸の圧入力設定リングとの圧入側端部に、スリットが軸方向へ延びて設けられている
    ことを特徴とする請求項10に記載のステアリング装置の動力伝達軸の組立方法。
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