JP2008155060A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技制御手段60は、役の抽選結果に関する抽選情報を演出制御手段80に送信する抽選情報送信手段68と、一定条件下で送信する抽選情報を実際の抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換する送信抽選情報変換手段(抽選結果情報選択手段67)とを備え、演出制御手段80は、受信した抽選情報に基づいて演出を決定する演出決定手段82と、特定の抽選情報を受信したときに、その抽選情報が変換された抽選情報であるか否かを判別する抽選情報判別手段84と、抽選情報が変換された抽選情報であるときにその抽選情報を無効にする抽選情報無効化手段85とを備え、演出決定手段82は、抽選情報が無効にされたときは、それに基づいて、それ以降の演出を決定する。
【選択図】図1
Description
(請求項1)
請求項1の発明は、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、遊技の進行に伴って出力する演出を制御する演出制御手段とを備え、前記遊技制御手段は、役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果に関する抽選情報を、前記演出制御手段に送信する抽選情報送信手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果が特定の抽選結果であるとき、一定条件下で、前記抽選情報送信手段により送信する抽選情報を、実際の抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換する送信抽選情報変換手段とを備え、前記演出制御手段は、前記抽選情報送信手段により送信された抽選情報を受信する抽選情報受信手段と、前記抽選情報受信手段で受信した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の遊技における演出を決定する演出決定手段と、前記抽選情報受信手段により特定の抽選情報を受信したときに、その抽選情報が前記送信抽選情報変換手段により変換された抽選情報であるか否かを判別する抽選情報判別手段と、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別されたときは、その抽選情報を無効にする抽選情報無効化手段とを備え、前記演出決定手段は、前記抽選情報無効化手段により抽選情報が無効にされたときは、その無効にされたことに基づいて、それ以降の演出を決定することを特徴とする。
演出制御手段は、受信した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の遊技における演出を決定するとともに、特定の抽選情報を受信したときに、その抽選情報が変換された抽選情報であるか否かを判別する。そして、変換された抽選情報であると判別されたときは、その抽選情報が無効にされるとともに、その無効にされたことに基づいて、それ以降の演出が決定される。
したがって、実際の抽選結果と異なる抽選結果に対応する演出が出力された場合には、その後に遊技者に配慮した制御を行うことで、遊技者が演出内容に疑問を抱いたままの状態となってしまうことを防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された場合において、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により決定された演出が既に出力されたときは、その出力した演出を修正するための修正演出を出力するように制御することを特徴とする。
したがって、一旦、実際の役の抽選結果に対応しない演出が出力された場合であっても、その出力された演出を修正することで、正しい抽選結果に対応した演出を行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された場合において、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により出力予定の演出が決定されているときは、その出力予定の演出を変更するように制御することを特徴とする。
したがって、抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された以降に、変換された抽選情報に基づいて実際の抽選結果に対応しない演出が出力されてしまうことを防止することができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、前記演出制御手段は、前記抽選情報受信手段で受信した抽選情報が、特別役に当選した旨の情報であり、かつ前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報でないと判別されたときは、その抽選情報を記憶、保持することを特徴とする。
したがって、特別役の当選に対応する抽選情報が変換された情報でないときには、その抽選情報を保持、記憶しておくことで、次遊技以降の演出を、その抽選情報に基づき決定することができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、前記遊技制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選において特別役に当選したときに、特別役の当選確定を告知するか否かを決定する特別役当選告知決定手段を備え、前記遊技制御手段は、前記特別役当選告知決定手段により特別役の当選確定を告知することに決定されたときは、前記演出制御手段に対し、特別役の当選確定の告知演出を行うべき旨の情報を送信し、前記演出制御手段は、前記遊技制御手段から特別役の当選確定の告知演出を行うべき旨の情報を受信したときは、特別役の当選確定の告知演出を行うように制御することを特徴とする。
したがって、遊技制御手段で特別役の当選確定の決定をしたときには、演出制御手段側でそれに応じた告知演出を出力することができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、前記抽選情報受信手段で特別役に当選した旨の抽選情報を受信し、かつ特別役の当選確定の告知演出を行っていない遊技時よりも演出出現頻度が低くなるように制御することを特徴とする。
したがって、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、遊技者に対して期待感を与えることができない、実益のない演出を省略することができ、遊技の進行の効率化を図ることができる。
請求項1の発明によれば、役の抽選結果に関する抽選情報が、100%の信頼度で演出制御手段に送信されないので、役の抽選結果に対応しない演出が出力される場合がある。これにより、演出の出力内容から、役の抽選結果を確実に判別することができないようにして、遊技者に対し、各種の役の当選可能性を期待させることができる。
したがって、実際の抽選結果と異なる抽選結果に対応する演出が出力された場合には、その後に遊技者に配慮した制御を行うことで、遊技者が演出内容に疑問を抱いたままの状態となってしまうことを防止することができる。
請求項2の発明によれば、一旦、実際の役の抽選結果に対応しない演出が出力された場合であっても、その出力された演出を修正することで、正しい抽選結果に対応した演出を行うことができる。
請求項3の発明によれば、抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された以降に、変換された抽選情報に基づいて実際の抽選結果に対応しない演出が出力されてしまうことを防止することができる。
請求項4の発明によれば、特別役の当選に対応する抽選情報が変換された情報でないときには、その抽選情報を保持、記憶しておくことで、次遊技以降の演出を、その抽選情報に基づき決定することができる。
請求項5の発明によれば、遊技制御手段で特別役の当選確定の決定をしたときには、演出制御手段側でそれに応じた告知演出を出力することができる。
請求項6の発明によれば、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、遊技者に対して期待感を与えることができない、実益のない演出を省略することができ、遊技の進行の効率化を図ることができる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10の出力側(図1中、右側)には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60のリール停止制御手段63(後述)によって制御される。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
そして、リール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
ここで、図示しないが、フロントパネルの表示窓を含む部分には、例えば5本の有効ラインが設定されている。この有効ラインは、5本の場合には水平方向の上段、中段及び下段の3本と、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本とから構成されている。
ランプ33は、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯又は点滅する。ランプ33の種類として、第1に、リール31の内周側に配置され、リール31の図柄を照光するとともに、演出出力時に所定のパターンに従って点灯、点滅又は消灯するバックランプが挙げられる。また、第2に、スロットマシン10の筐体前面上部に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプが挙げられる。
画像表示装置35は、液晶表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や遊技情報等を表示するものである。
告知ランプ36は、特別役(後述)に当選したときに、一定条件下で点灯するものであり、その点灯により、特別役の当選確定を遊技者に対して告知するものである。
スタートスイッチ41は、遊技者がリール31の回転をスタートさせるときに操作するスイッチである。
ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止させるときに操作するスイッチである。
遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行を制御するものであり、各種の制御処理を行うCPUと、遊技の進行に必要なプログラム等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御処理を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。本実施形態では、遊技制御手段60は、以下の各手段を備える。
役抽選手段61は、役(特別役、小役又はリプレイ)の抽選を行うものであり、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)に移行させる役である。特別役の種類としては、複数設けられており、例えばビックボーナス(以下、BBと略称する。)、レギュラーボーナス(以下、RBと略称する。)、及びシングルボーナス(以下、SBと略称する。)が挙げられる。
なお、本実施形態では、特別役としてBB及びRBのみが設けられており、SBは設けられていないものとする。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数が自動投入され、再遊技が行えるようにした役である。
これに対し、小役及びリプレイは、当選した遊技においてその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、その役の当選は、次遊技以降には持ち越されず、その遊技の終了時に無効となる役である。
確率テーブル62は、各役ごとにそれぞれ所定の当選確率を定めたものである。また、役の当選確率は、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められている。
確率テーブル62は、役抽選手段61の乱数発生手段が発生する乱数の領域(上記の例では、10進法で0〜65535)に対応する抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられている。すなわち、抽選領域中の各役の当選領域の割合が、それぞれ各役の当選確率となるように設定されている。
リール停止制御手段63は、遊技状態((1)特別役に当選していない遊技状態、(2)特別役に当選し、かつ特別役に対応する図柄の組合せが未だ有効ラインに停止していない遊技状態、又は(3)特別遊技中、等)と、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ42がオンされたときのタイミングとから、リール停止制御テーブル63aを参照してリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にリール31が停止するように制御するものである。
入賞判別手段64は、リール31の停止時に、いずれかの有効ラインに停止した図柄の組合せが、予め定められたいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。入賞判別手段64は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判別し、これに基づいて、役の入賞の有無を判別する。
払出し手段65は、入賞判別手段64により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別されたときに、入賞した役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
なお、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技実行手段66は、特別遊技の開始、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了等を制御するものである。
特別遊技実行手段66は、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた特別役に対応する図柄の組合せと一致することを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。
特別遊技実行手段66は、特別遊技への移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプ33の点灯、スピーカ34からのサウンドの出力、画像表示装置35による画像表示等、各種の演出を行うように制御する。
RBゲームにおいては、特別遊技実行手段66は、遊技回数又は所定役の入賞回数をカウントし続ける。
抽選結果情報選択手段67は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、抽選結果情報選択用乱数を用いて、演出制御手段80に送信する抽選情報である抽選結果情報を選択するものである。各抽選結果情報は、役の抽選結果に対応している。
本実施形態では、抽選結果情報選択用乱数は、役抽選手段61と同様のハードウェア乱数(0〜65535の範囲を有するもの)と、Rレジスタ(0〜127の範囲を有するもの)とからなり、(0〜65535)×(0〜127)=0〜83888607の範囲の乱数値を有する。
そして、この範囲の乱数値のうち、いずれか1つの乱数値を選択し、その乱数値に対応する抽選結果情報を選択する。
また、抽選結果情報7は、BBの当選を意味する演出を出力するための抽選結果情報であり、抽選結果情報8は、RBの当選を意味する演出を出力するための抽選結果情報である。
抽選情報送信手段68は、役抽選手段61による役の抽選結果に関する抽選情報を、後述する演出制御手段80に送信するものである。本実施形態において送信する抽選情報は、抽選結果情報選択手段67により選択した抽選結果情報である。
送信抽選情報変換手段は、役抽選手段61による役の抽選結果が特定の抽選結果であるとき、一定条件下で、抽選情報送信手段68により送信する抽選情報を、実際の抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換するものである。
本実施形態では、役抽選手段61による役の抽選結果が小役1の当選であるとき、抽選により、抽選情報送信手段68により送信する抽選情報を、抽選結果情報4(小役1の当選に対応する抽選結果情報)ではなく、抽選結果情報3(非当選に対応する抽選結果情報)、抽選結果情報7(BBの当選に対応する抽選結果情報)又は抽選結果情報8(RBの当選に対応する抽選結果情報)に変換するものである。すなわち、抽選結果情報選択手段67が送信抽選情報変換手段を兼ねている。
特別役当選告知決定手段69は、役抽選手段61による役の抽選において特別役(BB又はRB)に当選したときに、特別役の当選確定を告知するか否かを決定するものである。本実施形態では、特別役当選告知決定手段69は、特別役の当選時の遊技から、毎遊技ごと、乱数(ソフトウェア乱数)を用いて抽選により決定する。乱数を用いた抽選方法としては、上述の役抽選手段61による役の抽選と同様の方法が挙げられる。例えば、1/7の確率で、特別役の当選確定を告知することに決定する。
そして、遊技制御手段60は、特別役当選告知決定手段69により特別役の当選確定を告知することに決定されたときは、演出制御手段80に対し、特別役の当選確定の告知演出を行うべき旨の情報を送信するように制御する。
演出制御手段80は、遊技の進行に伴って出力する演出、具体的には、ランプ33の点灯/消灯、スピーカ34からのサウンドの出力、画像表示装置35による画像表示、及び告知ランプ36の点灯を制御するものであり、以下の各手段を備える。
(抽選情報受信手段)
抽選情報受信手段81は、遊技制御手段60の抽選情報送信手段68によって送信されてきた抽選情報、すなわち本実施形態では抽選結果情報を受信するものである。
(演出決定手段)
演出決定手段82は、抽選情報受信手段81で受信した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の遊技における演出を決定するものである。
演出決定手段82は、抽選情報受信手段81で受信した抽選結果情報に基づいて、その抽選結果情報に対応する演出内容を、演出内容記憶手段83に記憶された出力内容に基づいて決定する。
抽選情報判別手段84は、抽選情報受信手段81により特定の抽選情報を受信したときに、その抽選情報が送信抽選情報変換手段により変換された抽選情報であるか否かを判別するものである。
本実施形態では、抽選情報判別手段84は、抽選情報受信手段81により抽選結果情報3、抽選結果情報7又は抽選結果情報8を受信したときに、上記判別を行う。
これに対し、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していないときには、受信した抽選情報は、送信抽選情報変換手段により変換されていないと判別する。
抽選情報無効化手段85は、抽選情報判別手段84により抽選情報が変換された抽選情報であると判別されたときは、その抽選情報を無効にするものである。本実施形態では、非当選に対応する抽選結果情報3、BBの当選に対応する抽選結果情報7又はRBの当選に対応する抽選結果情報8を受信した遊技において、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、当該遊技で受信した抽選結果情報3、抽選結果情報7又は抽選結果情報8は変換された抽選情報であると判別し、その抽選情報を無効にする。
しかし、当該遊技において、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、抽選情報判別手段84により抽選情報が変換された抽選情報であると判別される。この場合において、BB又はRBの当選に対応する出力予定の演出が既に決定されているときには、その出力予定の演出を変更し、BB又はRBの当選に対応する演出を出力しないように制御する。
さらにまた、演出制御手段80は、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、特別役の当選確定の告知演出を行っていない遊技時よりも演出出現頻度が低くなるように制御する。
さらに、受信した抽選結果情報に応じた演出の選択率を予め設定しておき、特別役の当選確定の告知演出を行った後の演出の選択率は、特別役の当選確定の告知演出を行う前の演出の選択率より低くなるように設定しても良い。
先ず、図3のステップS1において、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンを検知したときは、ステップS2に進み、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
ステップS5では、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを検知し続ける。オンが検知されたときは、ステップS6に進み、リール停止制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果、及びストップスイッチ42がオンされたときのタイミングから、リール31の停止位置を決定し、その位置にリール31を停止制御する。
これに対し、ステップS8で役の入賞がないと判別されたときは、ステップS9の払出し等の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を終了する。
先ず、ステップS21では、演出制御手段80は、抽選情報受信手段81により抽選情報(抽選結果情報)を受信したか否かを検知し続ける。抽選情報を受信したときにはステップS22に進み、演出決定手段82は、受信した抽選情報に基づいて、当該遊技さらには必要に応じて次遊技以降の演出を決定する。
次に、ステップS29に進み、演出制御手段80は、受信した抽選情報(抽選結果情報)に基づいて演出が既に出力されているときには、その出力した演出を修正するための修正演出を出力するように制御する。例えば、非当選に対応する演出を既に出力したが、実際には小役1が当選していた旨の演出を出力するように制御する。
続いて、第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。第2実施形態において、第1実施形態と共通する部分には、同一符号を付している。また、第2実施形態の特徴的な部分には、第1実施形態の符号に「’」を付している。以下、主として第2実施形態の特徴的な部分について説明する。
抽選結果情報選択手段67’は、第1実施形態と同様に、役抽選手段61の抽選結果に基づいて抽選結果情報を選択するとともに、送信抽選情報変換手段を兼ねるものである。しかし、役の抽選結果に応じて抽選結果情報選択手段67’により選択される抽選結果情報が第1実施形態と異なる。
さらに第2実施形態では、抽選情報として、抽選結果情報に加え、遊技状態情報を演出制御手段80’側に送信する。ここで、遊技状態情報とは、遊技状態がBB又はRBの内部中であるか否かを示すための情報であり、BB又はRBの内部中でないことを示す遊技状態情報Aと、BB又はRBの内部中であることを示す遊技状態情報Bとを有する。なお、内部中とは、BB又はRBに当選しているが、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに未だ停止していないため、BB又はRBの当選が持ち越されている遊技状態をいう。
第2実施形態では、遊技状態情報選択手段70により、遊技状態情報を選択する。そして、抽選情報送信手段68’は、抽選情報として、抽選結果情報及び遊技状態情報を演出制御手段80’に送信する。
遊技状態情報選択手段70は、例えばソフトウェア乱数(0〜65535)を用いて、遊技状態情報を選択する。BB又はRBの当選を持ち越していない通常遊技時(BB又はRBの当選時の遊技を含む)では、65535/65536の確率で遊技状態情報Aを選択し、1/65536の確率で遊技状態情報Bを選択する。また、BB又はRBの内部中の遊技では、100%(65536/65536)の確率で遊技状態情報Bを選択する。
ここで、抽選情報受信手段81’により抽選結果情報13又は抽選結果情報14を受信したときには、演出制御手段80’は、当該遊技で特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判別する。そして、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していないときには、演出制御手段80’は、内部中であると判断する。
そして、抽選情報が変換されたものであると判別されたとき以降における演出決定手段82’及び演出制御手段80’の処理は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第2実施形態では、ステップS21において、演出制御手段80’は、抽選情報受信手段81’により抽選情報(抽選結果情報及び遊技状態情報)を受信したか否かを検知し続ける。抽選情報を受信したときにはステップS22に進み、演出決定手段82’は、受信した抽選情報に基づいて演出を決定し、さらに次のステップS23で、演出制御手段80’は、演出を出力するように制御する。
そして、ステップS25の処理を経て、次のステップS26では、抽選情報の判別を行う。第2実施形態では、当該遊技において遊技状態情報Aを受信したか否かを判別する。そして、当該遊技において遊技状態情報Aを受信しているときには、前遊技で受信した抽選情報(抽選結果情報13若しくは抽選結果情報14又は遊技状態情報B)は変換された情報であると判別する。
なお、ステップS28及びステップS29における演出決定手段82’及び演出制御手段80’の処理は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(1)第1実施形態では、抽選情報として抽選結果情報を送信し、第2実施形態では、抽選情報として抽選結果情報及び遊技状態情報を送信するようにした。しかし、送信する抽選情報は、これらに限定されるものではなく、役の抽選結果に関する情報であれば、どのような情報であっても良い。
1つ目の報知態様遊技は、特定役に当選したときに、当選しただけでは必ずしもその特定役に対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止するとは限らず、特定の操作順番でストップスイッチ42が操作されたときに限って、その特定の図柄の組合せが有効ラインに停止するようにしたものである。したがって、特定役の当選時に、当選した特定役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための特定の操作順番でストップスイッチ42が操作されないときは、その特定役に対応する特定の図柄の組合せは有効ラインに停止しない。
そして、報知態様遊技中は、画像表示装置35等により、特定役の当選時に、その当選した特定役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチ42の操作順番を報知する。
このようにすれば、報知態様遊技時は、通常遊技時よりも、特定役の入賞率が高まる。よって、遊技者にとって有利な遊技状態にすることができる。
さらに、特典付き遊技は、上記の第1例と第2例とを組み合わせた遊技としても良い。
31 リール
32 モータ
33 ランプ
34 スピーカ
35 画像表示装置
36 告知ランプ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60、60’ 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 確率テーブル
63 リール停止制御手段
63a リール停止制御テーブル
64 入賞判別手段
65 払出し手段
66 特別遊技実行手段
67、67’ 抽選結果情報選択手段(送信抽選情報変換手段)
68、68’ 抽選情報送信手段
69 特別役当選告知決定手段
70 遊技状態情報選択手段(送信抽選情報変換手段)
80、80’ 演出制御手段
81、81’ 抽選情報受信手段
82、82’ 演出決定手段
83 演出内容記憶手段
84、84’ 抽選情報判別手段
85 抽選情報無効化手段
Claims (6)
- 遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
遊技の進行に伴って出力する演出を制御する演出制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段による役の抽選結果に関する抽選情報を、前記演出制御手段に送信する抽選情報送信手段と、
前記役抽選手段による役の抽選結果が特定の抽選結果であるとき、一定条件下で、前記抽選情報送信手段により送信する抽選情報を、実際の抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換する送信抽選情報変換手段とを備え、
前記演出制御手段は、
前記抽選情報送信手段により送信された抽選情報を受信する抽選情報受信手段と、
前記抽選情報受信手段で受信した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の遊技における演出を決定する演出決定手段と、
前記抽選情報受信手段により特定の抽選情報を受信したときに、その抽選情報が前記送信抽選情報変換手段により変換された抽選情報であるか否かを判別する抽選情報判別手段と、
前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別されたときは、その抽選情報を無効にする抽選情報無効化手段とを備え、
前記演出決定手段は、前記抽選情報無効化手段により抽選情報が無効にされたときは、その無効にされたことに基づいて、それ以降の演出を決定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された場合において、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により決定された演出が既に出力されたときは、その出力した演出を修正するための修正演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報であると判別された場合において、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により出力予定の演出が決定されているときは、その出力予定の演出を変更するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、
前記演出制御手段は、前記抽選情報受信手段で受信した抽選情報が、特別役に当選した旨の情報であり、かつ前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報でないと判別されたときは、その抽選情報を記憶、保持する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、
前記遊技制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選において特別役に当選したときに、特別役の当選確定を告知するか否かを決定する特別役当選告知決定手段を備え、
前記遊技制御手段は、前記特別役当選告知決定手段により特別役の当選確定を告知することに決定されたときは、前記演出制御手段に対し、特別役の当選確定の告知演出を行うべき旨の情報を送信し、
前記演出制御手段は、前記遊技制御手段から特別役の当選確定の告知演出を行うべき旨の情報を受信したときは、特別役の当選確定の告知演出を行うように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
前記演出制御手段は、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、前記抽選情報受信手段で特別役に当選した旨の抽選情報を受信し、かつ特別役の当選確定の告知演出を行っていない遊技時よりも演出出現頻度が低くなるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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