JP2008154954A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を入賞させることヘの期待感を保持しながら、入賞しなかった場合においても遊技者を飽きさせないようにする。
【解決手段】ベルカウンタが0であれば(S107:Yes)、入賞フラグが1のときに(S108:Yes)、抽選テーブルT1に基づいて抽選を実行し(S109)、入賞フラグが1でないときに(S108:No)、抽選テーブルT1に基づいて抽選を実行する(S110)。ベルカウンタが1であれば(S111:Yes)、抽選テーブルT3に基づいて抽選を実行する(S112)。ベルカウンタが2であれば(S113:Yes)、抽選テーブルT4に基づいて抽選を実行する(S114)。ベルカウンタが2でなければ(S113:No)、抽選テーブルT5に基づいて抽選を実行し(S115)、ベルカウンタを1減算する(S116)。
【選択図】図7

Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に遊技球を入賞させることヘの期待感を保持しながら、入賞しなかった場合においても遊技者を飽きさせることがないパチンコ遊技機に関する。
一般的なパチンコ遊技機は、遊技球が始動入賞口に入賞すると大当たりの抽選処理を実行し、抽選結果を可変表示装置にて図柄を変動させることで表示する。すなわち、遊技球が始動入賞口に入賞しない限り、大当たり抽選および図柄変動を実行しないので、遊技球が始動入賞口に入賞し難い釘調整を行うと、遊技者の興趣を低下させる原因となり、逆に入賞しやすい釘調整を行うと、遊技店側が不利益を被る原因となる。
そこで、特許文献1には、遊技球が始動入賞口に入賞しなくとも、入賞することなく回収された遊技球が一定量に達すると、大当たりの抽選処理を実行し、図柄を変動させるという技術が記載されている。
また、特許文献2には、遊技球の発射操作が継続して行われると、所定の期間毎に大当たりの抽選処理を実行し、始動入賞口ヘの入賞に応じて抽選結果を可変表示装置にて表示するという技術が記載されている。
特許第2602644号 特許第2802353号
特許文献1に記載の技術は、遊技球が始動入賞口に入賞しなくとも、入賞することなく回収された遊技球が一定量に達すると、大当たりの抽選処理を実行し、図柄を変動させるというものであるが、入賞しなくとも常時抽選し図柄が変動するので、始動入賞口を狙う価値が希薄化され、却って遊技者の興趣を低下させてしまうという問題点がある。
また、特許文献2に記載の技術は、遊技球の発射操作が継続して行われると、所定の期間毎に大当たりの抽選処理を実行し、始動入賞口ヘの入賞に応じて抽選結果を可変表示装置にて表示するというものであるが、始動入賞口に入賞しなくとも大当たりの抽選処理を実行するので、遊技者の期待感を持続することはある程度可能であるが、始動入賞口に入賞しなければ図柄が変動しないので、遊技者の興趣を高めるのに充分とはいえない。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、遊技中の所定期間毎に抽選処理を実行し図柄変動表示を繰り返し行い、特定入賞口ヘの入賞状況に応じて大当たりヘの期待度を変化させることにより、遊技球を入賞させることヘの期待感を保持しながら、入賞しなかった場合においても遊技者を飽きさせないことが可能なパチンコ遊技機を提供する。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、請求項1記載のパチンコ遊技機は、遊技媒体を使用した遊技中において予め設定された所定期間に達する毎に大当たりに関する抽選を行う当選役抽選手段と、前記所定期間と対応させた表示期間において前記当選役抽選手段による抽選結果を表示する表示手段と、を備え、前記当選役抽選手段は、前記所定期間における特定入賞口ヘの入賞状況を特定し、入賞状況に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うことを特徴とする。請求項1記載のパチンコ遊技機によれば、所定期間における特定入賞口ヘの入賞状況に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うことにより、特定入賞口に入賞した場合の期待感を保持したまま、入賞しなかった場合にも遊技者を飽きさせないことが可能となる。ここで、「遊技媒体を使用した遊技中」とは、遊技球の発射に伴う操作が行われてから、その操作に起因して発射された遊技球に関して、連続した一連の処理が終了するまでを言う。
請求項2記載のパチンコ遊技機は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記当選役抽選手段は、大当たり以外の特定役に関しても抽選を行い、特定役の当選結果に基づいても異なる抽選確率により抽選を行うことを特徴とする。請求項2記載のパチンコ遊技機によれば、特定役の当選結果に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うので、特定役の当選に応じて次回抽選の大当たりの期待度が変化するため、遊技者の期待感を持続させることが可能となる。
請求項3記載のパチンコ遊技機は、請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記当選役抽選手段は、前記所定期間において特定入賞口ヘの入賞があった場合に、大当たりに関する抽選を行う一方、特定入賞口ヘの入賞がなかった場合には、大当たりに関する抽選を行わず特定役に関する抽選を行うものであって、さらに特定役が所定回数連続して当選した場合には、少なくとも次回の抽選にて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を行うことを特徴とする。請求項3記載のパチンコ遊技機によれば、特定入賞口ヘの入賞がなかった場合に大当たりに関する抽選は行わず特定役に関しては抽選することにより、特定入賞口に入賞しない場合には出玉を抑制しつつ、特定役が当選する毎に期待感を段階的に高めることが可能となる。また、特定役が所定回数連続して当選した場合には遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を行うことにより、大当たりへの期待度が継続的、かつ段階的に高まり、特定役の当選への期待感をより高めることが可能となる。
請求項4記載のパチンコ遊技機は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記当選役抽選手段は、大当たり以外の特定役に関しても抽選を行い、さらに特定役の当選結果に基づいて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を継続して行う特別状態を開始するものであって、ハズレを含む当選役の当選結果に基づいて特別状態を終了することを特徴とする。請求項4記載のパチンコ遊技機によれば、特定役の当選結果に基づいて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を継続して行う特別状態を開始することにより、特定役の当選によって特別状態を開始させようと遊技者の期待感をより一層持続させることが可能となる。
新規な遊技性を遊技者に提供し、遊技者の期待感を持続させるという目的を、特定入賞口に遊技球が入賞しなくとも遊技中の所定期間毎に抽選処理を実行し図柄変動表示を繰り返し行い、特定入賞口ヘの入賞状況に応じて大当たりヘの期待度を変化させることにより達成した。
以下、本発明のパチンコ遊技機の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るパチンコ遊技機1を示す正面模式図である。本実施例1に係るパチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス板でなる前面扉2と、台枠の内側に配置されて前面扉2によって覆われる遊技盤3と、遊技盤3の左右下方に配置されたスピーカ部4と、遊技盤3の左右上方等に配置されたランプ部5と、遊技盤3の下方に設けられた玉供給皿6と、玉供給皿6の右方(図1で見て)に設けられた、玉の発射装置8を操作する発射ハンドル7とを含んで構成されている。
遊技盤3は、遊技盤3のほぼ中央位置に配設された図柄表示部10と、遊技盤3上に植設された多数本の釘11と、図柄表示部10の下方に設けられた特定入賞口12と、特定入賞口12の下方に設けられた大入賞口13と、大入賞口13の下方に設けられた玉排出口14と、遊技盤3の遊技領域の左側に形成されたレール20とを含んで構成されている。
図柄表示部10は、特図(特別図柄)の抽選結果により決定された3桁のアラビア数字等のキャラクタでなる特図を表示する。すなわち、図柄表示部10では、特定入賞口12への玉の入賞に対する抽選結果に基づいて図柄変動が行われる。3桁の図柄が同時に変動を開始し、所定時間の経過後に停止する。
特定入賞口12は、いわゆるスタートと呼ばれる入賞口であり、特定入賞口12に玉が入賞すると、遊技処理(図7参照)が開始される。
大入賞口13は、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置であり、開口部と蓋部材とから構成され、蓋部材が移動することにより開口部の閉鎖状態と開放状態とを呈する。
玉排出口14は、遊技盤3の最下部に開口されており、遊技盤3の盤面上を流下し終わった玉を排出する。
レール20は、発射装置8から遊技盤3の左側縁に沿って遊技盤3の上位寄り位置まで形成されており、発射装置8から発射された玉を遊技盤3の上位位置から遊技領域に放出する役目をする。
図2を参照すると、発射装置8は、レール20の基端部に対応するように配設されており、レール20の発射装置8の近傍に発射玉センサ21が設けられるとともに、レール20の途中で分岐する戻り玉通路20aに返り玉センサ22が設けられている。
発射玉センサ21は、発射装置8から打ち出されてレール20を通過する玉(発射玉)を検出し、発射玉検出信号を主回路100(図3参照)に出力する。センサの種類は、鉄球でなる玉を検出することができるものであれば、どのような種類のものであってもよい。例えば、玉の通過をアクチュエータで検出するリミットスイッチ、玉と接点との接触による導通によって玉を検出する電気的なセンサ、玉の通過による磁界の変化を検出する磁気的なセンサ、玉の通過を光学的に検出する光学センサ等が考えられる。
戻り玉センサ22は、レール20から遊技領域に放出されずに戻り玉通路20aまで戻ってきた玉(戻り玉)を検出し、戻り玉検出信号を主回路100に出力する。センサの種類は、鉄球でなる玉を検出することができるものであれば、どのような種類のものであってもよい。例えば、玉の通過をアクチュエータで検出するリミットスイッチ、玉と接点との接触による導通によって玉を検出する電気的なセンサ、玉の通過による磁界の変化を検出する磁気的なセンサ、玉の通過を光学的に検出する光学センサ等が考えられる。
図3を参照すると、パチンコ遊技機1は、主回路100と、発射玉のレール20の通過を検出する発射玉センサ21と、戻り玉の戻り玉通路20aの通過を検出する戻り玉センサ22と、発射ハンドル70への遊技者の接触を検出するハンドルセンサ71と、特定入賞口12への玉の入賞を検出する特定入賞口センサ120と、大入賞口13への玉の入賞を検出する大入賞口センサ130と、図柄表示部10を制御する図柄表示制御回路110と、スピーカ部4を制御するスピーカ制御回路40と、ランプ部5を制御するランプ制御回路50と、大入賞口13を開閉する大入賞口ソレノイド131と、発射装置8を制御する発射モータ制御回路80と、払出装置9を制御する払出制御回路90とを含んで構成されている。
主回路100は、CPU(Central Processing Unit)121,プログラム格納用のROM(Read Only Memory)122,ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM(Random Access Memory)123,I/O(Input/Output)124等を備える。
図柄表示制御回路110は、主回路100より入力される表示制御信号に応じて、図柄表示部10に画像を表示させるための処理を実行する。
スピーカ制御回路40は、主回路100より入力される音声制御信号に応じてスピーカ部4より音声を出力させる。
ランプ制御回路50は、主回路100より入力されるランプ制御信号に応じてランプ部5の点灯/消灯を制御する。
発射モータ制御回路80は、遊技者の発射ハンドル7の回転操作に応じて発射装置8を作動させる。発射ハンドル7の回転操作量に応じて、玉の打出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。発射装置8より発射された玉は、レール20に沿って転動し遊技領域へと導かれる。
払出制御回路90は、主回路100より入力される賞球払出信号に応じて払出装置9を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が払い出される。
図4は、図柄表示部10に表示される左リール,中リールおよび右リールのリール配列の一例を示す展開図である。なお、左リール,中リールおよび右リールは、ドラム式表示装置等でなる図柄表示部10における物理的なものであっても、液晶表示装置等でなる図柄表示部10に表示される仮想的なものであってもよい。左リールには、右側方から見て時計回りに「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「0」の順に10個のアラビア数字でなるキャラクタが描かれており、10個のキャラクタのうちの「1」,「3」,「7」,「9」の4個のキャラクタの右下には、ベルの形状の補助図柄(以下、単にベルという)が描かれている。また、中リールには、右側方から見て時計回りに「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「0」の順に10個のアラビア数字でなるキャラクタが描かれており、10個のキャラクタのうちの「4」,「5」,「6」,「8」の4個のキャラクタの右下には、ベルが描かれている。さらに、右リールには、右側方から見て時計回りに「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「0」の順に10個のアラビア数字でなるキャラクタが描かれており、10個のキャラクタのうちの「1」,「3」,「5」,「7」,「9」の5個のキャラクタの右下には、ベルが描かれている。図4の各リールにおけるキャラクタの図柄、およびベル図柄を描くキャラクタの位置は単なる一例であって、これらが任意に設定できることは言うまでもない。しかし、図4を見て分かるとおり、同じ数字が3つ揃う大当たりと、ベル図柄が3つ揃うベルとは同時に発生しないように設定されている。
図5(a)は、図柄表示部10に同一数字が3つ並ぶと大当たりが成立することを例示する図であり、ここでは「7」,「7」,「7」のゾロ目で大当たりが成立している。また、図5(b)は、図柄表示部10にベル図柄が3つ並ぶとベルが成立することを例示する図であり、ここでは左リールの「3」,中リールの「4」,右リールの「5」のキャラクタが並び、大当たりは成立していないが、ベルが成立している。以下、ベルは、5玉の入賞役であるものとする。
図6は、実施例1に係るパチンコ遊技機1で使用される抽選テーブルT1〜T5を説明する図である。抽選テーブルT1は、所定期間内に特定入賞口12に入賞した場合に選択するテーブルであり、大当たりの当選値が0(当選確率1/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)である。ここで、乱数抽出範囲は、0〜299である(以下同様)。抽選テーブルT2は、所定期間内に特定入賞口12に入賞しなかった場合に選択する、大当たり抽選せずにベル抽選のみを行うテーブルであり、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0〜29(当選確率30/300)、ハズレの当選値が30〜299(当選確率270/300)である。抽選テーブルT3は、特定入賞口12への入賞の有無に関わらず、ベルが1回当選した次回抽選で選択する、抽選テーブルT1より大当たり確率の高いテーブルであり、大当たりの当選値が0〜9(当選確率10/300)、ベルの当選値が10〜39(当選確率30/300)、ハズレの当選値が40〜299(当選確率260/300)である。抽選テーブルT4は、特定入賞口12への入賞の有無に関わらず、ベルが2連続で当選した次回抽選で選択する、抽選テーブルT3より大当たり確率の高いテーブルであり、大当たりの当選値が0〜29(当選確率30/300)、ベルの当選値が30〜59(当選確率30/300)、ハズレの当選値が60〜299(当選確率240/300)である。抽選テーブルT5は、特定入賞口12への入賞の有無に関わらず、ベルが3連続で当選した次回抽選で選択する大当たり確定のテーブルであり、大当たりの当選値が0〜299(当選確率300/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値なしである。ただし、抽選テーブルのテーブル数および数値が、図6に示すテーブル数および数値に限られるものでないことはいうまでもない。
図7は、実施例1に係るパチンコ遊技機1における遊技処理を示すフローチャートである。フローチャート中、入賞フラグは、所定期間内に特定入賞口12に入賞があったときに1となり、抽選処理の後に0にクリアされるフラグである。検出カウンタは、発射玉センサ21により発射玉が検出される毎にカウントアップされ、カウントが25に達すると0にクリアされるカウンタであり、所定期間をカウントするために使用される。ベルカウンタは、ベルに連続で当選した回数をカウントするカウンタであり、ベルに当選したときに1加算され、ベルに当選しなかったときに0にクリアされる。
次に、このように構成された実施例1に係るパチンコ遊技機1の動作について、図1ないし図7を参照しながら説明する。
遊技者の発射ハンドル7の回転操作により発射装置8から発射されレール20を通って遊技領域に放出された玉が遊技盤面を流下して特定入賞口12に入賞すると、特定入賞口センサ120は、玉を検出して入賞検出信号を主回路100に出力する。主回路100は、入賞検出信号に基づいて玉の入賞の有無を判定しており(図7のS101)、玉の入賞があるたびに(図7のS101:Yes)、入賞フラグを1とする(図7のS102)。なお、入賞フラグの代わりに、特定入賞口12に入賞した場合にカウントする入賞カウンタを設け、入賞カウンタのカウント数に基づいた抽選テーブルを特定する、あるいは2以上のカウント分については次回抽選に持ち越すようにすることもできる。
一方、遊技者が発射ハンドル7を回転操作して、発射装置8から玉が発射されると、発射玉センサ21は、玉を検出して発射玉検出信号を主回路100に出力する。主回路100は、発射玉検出信号に基づいて発射玉の有無を判定しており(図7のS103)、発射玉がなければ(図7のS103:No)、遊技処理を終了する。発射玉があれば(図7のS103:Yes)、主回路100は、検出カウンタを1加算する(図7のS104)。なお、返り玉センサ22からの返り玉検出信号に基づいて返り玉の有無を判定し、リール20を抜けずに返ってきた返り玉分を検出カウンタから減算するようにしてもよい。このようにすれば、実際に遊技領域に放出された遊技球の数に基づいて所定期間を判定することができるので、発射ハンドル7を少しだけ回転操作して、発射した玉を戻しながら、所定数の玉の発射毎に抽選を受けるという不正を防止することができる。
次に、主回路100は、検出カウンタが25であるかどうかを判定し(図7のS105)、検出カウンタが25でなければ(図7のS105:No)、遊技処理を終了する。なお、検出カウンタが25であるかどうかを判定するのは、検出カウンタが25となる期間(玉を25発打ち出す期間)が、抽選結果に基づいて開始される図柄変動の変動期間(本発明の所定期間に相当)とほぼ同じ長さになるからである。検出カウンタが25であれば(図7のS105:Yes)、主回路100は、検出カウンタを0にクリアし(図7のS106)、以下の抽選処理を実行する。
抽選処理では、主回路100は、まず、ベルカウンタが0であるかどうか(直前の抽選でベルに当選したかどうか)を判定する(図7のS107)。
ベルカウンタが0であれば(直前の抽選でベルに当選しなかったならば)(図7のS107:Yes)、主回路100は、入賞フラグが1であるかどうか(所定期間内に特定入賞口12に入賞したかどうか)を判定する(図7のS108)。
入賞フラグが1である(所定期間内に特定入賞口12に入賞した)場合は(図7のS108:Yes)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT1の当選値と照合することにより抽選を実行する(図7のS109)。詳しくは、抽選テーブルT1に基づいて、大当たりの当選値が0(当選確率1/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)で抽選が実行される。
入賞フラグが1でない(所定期間内に特定入賞口12に入賞しなかった)場合は(図7のS108:No)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT2の当選値と照合することにより抽選を実行する(図7のS110)。詳しくは、抽選テーブルT2に基づいて、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0〜29(当選確率30/300)、ハズレの当選値が30〜299(当選確率270/300)で抽選が実行される。
ベルカウンタが0でなければ(直前の抽選でベルに当選していれば)(図7のS107:No)、主回路100は、ベルカウンタが1であるかどうか(直前の抽選でベルに当選し直々前の抽選でベルに当選していないかどうか)を判定する(図7のS111)。
ベルカウンタが1であれば(直前の抽選でベルに当選したが、直々前の抽選ではベルに当選していなければ)(図7のS111:Yes)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT3の当選値と照合することにより抽選を実行する(図7のS112)。詳しくは、抽選テーブルT3に基づいて、大当たりの当選値が0〜9(当選確率10/300)、ベルの当選値が10〜39(当選確率30/300)、ハズレの当選値が40〜299(当選確率260/300)で抽選を実行する。これにより、抽選テーブルT1に基づいた抽選よりも大当たり確率の高い抽選が行われる。
ベルカウンタが1でなければ(直前の抽選でベルに当選し、直々前の抽選でもベルに当選していれば)(図7のS111:No)、主回路100は、ベルカウンタが2であるかどうか(直前2回の抽選でベルに連続当選したが、その前の抽選ではベルに当選していないかどうか)を判定する(図7のS112)。
ベルカウンタが2であれば(直前2回の抽選でベルに連続当選したが、その前の抽選ではベルに当選していなければ)(図7のS113:Yes)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT4の当選値と照合することにより抽選を実行する(図7のS114)。詳しくは、抽選テーブルT4に基づいて、大当たりの当選値が0〜29(当選確率30/300)、ベルの当選値が30〜59(当選確率30/300)、ハズレの当選値が60〜299(当選確率240/300)で抽選を実行する。これにより、抽選テーブルT3に基づいた抽選よりも大当たり確率の高い抽選が行われる。
ベルカウンタが2でなければ(直前3回以上の抽選でベルに連続当選していれば)(図7のS113:No)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT5の当選値と照合することにより抽選を実行する(図7のS115)。詳しくは、抽選テーブルT5に基づいて、大当たりの当選値が0〜299(当選確率300/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値なしで抽選を実行する。これにより、大当たり確定の抽選が行われる。このため、抽選テーブルT5に基づいて抽選を実行した後には、大当たり確定の抽選が無限に繰り返されることを避けるために、主回路100は、ベルカウンタを1減算する(図7のS116)。
以上の抽選処理後、主回路100は、入賞フラグを0として(図7のS117)、大当たりに当選したかどうかを判定する(図7のS118)。
大当たりに当選した場合は(図7のS118:Yes)、主回路100は、ベルカウンタを大当たり状態終了後の遊技に持ち越すためにクリアせずに、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図7のS122)。ただし、大当たりに当選する毎にベルカウンタをクリアするようにしてもよい。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10をゾロ目の大当たり図柄で停止表示(確定表示)し、大入賞口ソレノイド131により大入賞口13を開放して、所定の期間、大入賞口13への入賞率が高くなる大当たり状態となる。
大当たりに当選しなかった場合には(図7のS118:No)、主回路100は、ベルに当選したかどうかを判定する(図7のS119)。
ベルに当選した場合には(図7のS119:Yes)、主回路100は、ベルカウンタに1を加算し(図7のS120)、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図7のS122)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10を3つ揃ったベル図柄で停止表示(確定表示)し、払出制御回路90により払出装置9を駆動して、賞球を5つ払い出す。
ベルに当選しなかった(ハズレに当選した)場合には(図7のS119:No)、主回路100は、ベルカウンタを0にクリアし(図7のS121)、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図7のS122)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10を数字およびベル図柄が揃わないハズレ図柄で停止表示(確定表示)する。
なお、本実施例1に係るパチンコ遊技機1の以降の動作は、公知のどのようなパチンコ遊技機と同様であってよく、かつ本発明とは直接関係がないので、詳しい説明を割愛する。
実施例1によれば、所定期間における特定入賞口12ヘの入賞状況に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うことにより、所定期間内に特定入賞口12に入賞した場合の期待感を保持したまま、入賞しなかった場合にも飽きさせないことが可能となる。また、ベルの当選結果に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うことにより、ベルの当選により次回抽選の大当たりの期待度が変化するため、遊技者の期待感を持続させることが可能となる。さらに、特定入賞口12ヘの玉の入賞がなかった場合に大当たりに関する抽選は行わずベルに関しては抽選することにより、特定入賞口12に玉が入賞しない場合には出玉を抑制しつつ、ベルが当選する毎に期待感を段階的に高めることが可能となる。さらにまた、ベルが所定回数連続して当選した場合には遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を行うことによって、大当たりへの期待度が継続的、かつ段階的に高まり、ベルの当選への期待感をより高めることが可能となる。
ところで、実施例1では、特定役としてベルを設けるようにしたが、ベルを設けなくとも本発明を実施することができる。例えば、ベルの当選値を含まない抽選テーブルにおいて、入賞状況に基づいて大当たりの抽選確率が異なる抽選テーブルを特定するようにしてもよい。
また、実施例1では、ベルカウンタが0の場合に入賞状況に応じて異なる抽選テーブルに基づいて抽選を実行するようにしたが、ベルカウンタが1以上の場合においても、入賞状況に応じて異なる抽選テーブルに基づいて抽選を実行するようにしてもよい。
図8は、本発明の実施例2に係るパチンコ遊技機1で使用される抽選テーブルT6〜T9を説明する図である。抽選テーブルT6は、通常状態において入賞した場合に選択するテーブルであり、大当たりの当選値が0(当選確率1/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)である。抽選テーブルT7は、通常状態において入賞しなかった場合に選択する、大当たり抽選せずにベル抽選のみを行うテーブルであり、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0(当選確率1/300)、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)である。抽選テーブルT8は、特別状態において入賞した場合に選択する、大当たりおよびベルの抽選を抽選テーブルT6およびT7より高確率で行うテーブルであり、大当たりの当選値が0〜9(当選確率10/300)、ベルの当選値が10〜159(当選確率150/300)、ハズレの当選値が160〜299(当選確率140/300)である。抽選テーブルT9は、特別状態において入賞しなかった場合に選択する、大当たり抽選をせずにベル抽選を抽選テーブルT7より高確率で行うテーブルであり、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0〜149(当選確率150/300)、ハズレの当選値が150〜299(当選確率150/300)である。ただし、抽選テーブルのテーブル数および数値が、図8に示すテーブル数および数値に限られるものでないことはいうまでもない。
図9は、本発明の実施例2に係るパチンコ遊技機1における遊技処理を示すフローチャートである。フローチャート中、ベルカウンタは、ベル(特定役)に当選した回数をカウントするカウンタである。ただし、算出の結果、0≦ベルカウンタ≦5の範囲を超える場合には加算および減算をしない。また、ベルモードフラグは、通常状態と、通常状態よりは大当たりまたはベルの当選確率が高い特別状態とを区別するためのフラグであり、ベルカウンタが0の場合にはベルモードフラグは0で通常状態であることを示し、ベルカウンタが1以上の場合にはベルモードフラグは1となって特別状態であることを示す。
なお、その他の特に言及しない部分は、図1ないし図7に示した実施例1に係るパチンコ遊技機1の対応する部分と同様に構成されているので、それらの詳しい説明を割愛する。
次に、このように構成された実施例2に係るパチンコ遊技機1の動作について、実施例1に係るパチンコ遊技機1の動作との相違点を中心に説明する。
まず、図9に示す実施例2に係るパチンコ遊技機1の動作を示すフローチャートのステップS201〜S206については、図7に示した実施例1に係るパチンコ遊技機1の動作を示すフローチャートのステップS101〜S106と全く同様であるので、詳しい説明を省略する。
次に、主回路100は、ベルモードフラグが0であるかどうか(すなわち、通常状態であるか特別状態であるか)を判定し(図9のS207)、ベルモードフラグが0であれば(すなわち、通常状態であれば)(図9のS207:Yes)、主回路100は、入賞フラグが1であるかどうか(所定期間内に特定入賞口12に入賞したかどうか)を判定する(図9のS208)。
入賞フラグが1であれば(所定期間内に特定入賞口12に入賞したのであれば)(図9のS208:Yes)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT6の当選値と照合することにより抽選を実行する(図9のS209)。詳しくは、抽選テーブルT6に基づいて、大当たりの当選値が0(当選確率1/300)、ベルの当選値なし、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)で抽選が実行される。
入賞フラグが1でなければ(所定期間内に特定入賞口12に入賞していなければ)(図9のS208:No)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT7の当選値と照合することにより抽選を実行する(図9のS210)。詳しくは、抽選テーブルT7に基づいて、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0(当選確率1/300)、ハズレの当選値が1〜299(当選確率299/300)で抽選が実行される。これにより、通常状態において入賞しなかった場合には、選択する大当たり抽選をせずに、ベル抽選のみが行われる。
一方、ベルモードフラグが0でなければ(すなわち、特別状態であれば)(図9のS207:No)、主回路100は、入賞フラグが1であるかどうか(所定期間内に特定入賞口12に入賞したかどうか)を判定する(図9のS211)。
入賞フラグが1であれば(所定期間内に特定入賞口12に入賞したのであれば)(図9のS211:Yes)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT8の当選値と照合することにより抽選を実行する(図9のS212)。詳しくは、抽選テーブルT8に基づいて、大当たりの当選値が0〜9(当選確率10/300)、ベルの当選値が10〜159(当選確率150/300)、ハズレの当選値が160〜299(当選確率140/300)で抽選が実行される。これにより、特別状態において入賞した場合には、大当たりおよびベルの抽選が抽選テーブルT6およびT7より高確率で行われる。
入賞フラグが1でなければ(所定期間内に特定入賞口12に入賞していなければ)(図9のS211:No)、主回路100は、乱数抽出範囲0〜299から乱数(整数)を1つ抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルT9の当選値と照合することにより抽選を実行する(図9のS213)。詳しくは、抽選テーブルT9に基づいて、大当たりの当選値なし、ベルの当選値が0〜149(当選確率150/300)、ハズレの当選値が150〜299(当選確率150/300)で抽選が実行される。これにより、特別状態において入賞しなかった場合には、大当たり抽選をせず、抽選テーブルT7より高確率でベル抽選が行われる。
次に、主回路100は、入賞フラグを0とし(すなわち、入賞をクリアし)(図9のS214)、大当たりに当選したかどうかを判定する(図9のS215)。
大当たりに当選していれば(図9のS215:Yes)、主回路100は、ベルカウンタを大当たり状態終了後の遊技に持ち越すためにクリアせずに、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10をゾロ目の大当たり図柄で停止表示(確定表示)し、大入賞口ソレノイド131により大入賞口13を開放して、所定の期間、大入賞口13への入賞率が高くなる大当たり状態となる。
大当たりに当選していなければ(図9のS215:No)、主回路100は、ベルに当選したかどうかを判定する(図9のS216)。
ベルに当選したのであれば(図9のS216:Yes)、主回路100は、ベルモードフラグを1として、大当たりまたはベルの当選確率が高い特別状態となる(図9のS217)。
次に、主回路100は、ベルカウンタが4以下であるかどうかを判定し(図9のS218)、ベルカウンタが4以下でなければ(すなわち、5以上であれば)(図9のS218:Yes)、主回路100は、ベルカウンタを1加算することなしに、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10を3つ揃ったベル図柄で停止表示(確定表示)し、払出制御回路90により払出装置9を駆動して、賞球を5つ払い出す。
ベルカウンタが4以下であれば(図9のS218:Yes)、主回路100は、ベルカウンタを1加算して(図9のS219)、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10を3つ揃ったベル図柄で停止表示(確定表示)し、払出制御回路90により払出装置9を駆動して、賞球を5つ払い出す。
他方、ベルに当選していなければ(すなわち、ハズレに当選していれば)(図9のS216:No)、主回路100は、ベルカウンタが0であるかどうかを判定する(図9のS220)。
ベルカウンタが0であれば(図9のS220:Yes)、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10をキャラクタおよびベル図柄が揃わないハズレ図柄で停止表示(確定表示)する。
ベルカウンタが0でなければ(図9のS220:No)、主回路100は、ベルカウンタを1減算し(図9のS221)、再びベルカウンタが0であるかどうかを判定する(図9のS222)。ベルカウンタが0であれば(図9のS222:Yes)、主回路100は、ベルモードフラグを0として通常状態とし(図9のS223)、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10をキャラクタおよびベル図柄が揃わないハズレ図柄で停止表示(確定表示)する。
ベルカウンタが0でなければ(図9のS222:No)、主回路100は、ベルモードフラグを0とすることなしに、図柄表示制御回路110により図柄表示部10の図柄変動表示を開始する(図9のS224)。図柄変動表示後、主回路100は、図柄表示制御回路110により図柄表示部10をキャラクタおよびベル図柄が揃わないハズレ図柄で停止表示(確定表示)する。
実施例2によれば、実施例1の効果に加えて、ベルの当選結果に基づいて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を継続して行う特別状態を開始することにより、ベルの当選によって特別状態を開始させようと遊技者の期待感をより一層持続させることが可能となる。
なお、実施例2について、第1ベルおよび第2ベルの2種類のベルを設け、第1ベルに当選した場合は通常状態から特別状態へ移行し、第2ベルに当選した場合は特別状態から通常状態へ移行するようにしてもよい。第1ベルおよび第2ベルの2種類のベルは、外見上区別できても、できなくてもよい。また、実施例2について、通常状態においてベルに当選した場合には特別状態へ移行するか否かの抽選を行い、特別状態においてハズレに当選した場合には通常状態へ移行するか否かの抽選を行うようにしてもよい。
ところで、上記実施例1および2に係るパチンコ遊技機1に関しては、以下のような変形例を考えることができる。
(1)抽選契機となる所定期間は、遊技中であることを示す条件により予め設定された所定期間であればよく、実施例1および2で使用する検出カウンタが25になるタイミングに限られるものではない。例えば、遊技球を発射するための発射ハンドル7を回転操作した期間が所定期間に達する毎に抽選を実行するようにしてもよい。
(2)抽選処理は、当選役の当選値を予め定めた複数の異なる抽選テーブルに基づいて実行する構成に限らず、入賞状況に基づいて当選役の抽選確率が異なるものであれば、どのようなものであってもよい。
(3)特定役をベルの1種類としたが、特定役が2種類以上であってもよい。例えば、リプレイ(3玉役)、チェリー(4玉役)、スイカ(10玉役)等の特定役が考えられる。
以上、本発明の各実施例を説明したが、これらはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施例1に係るパチンコ遊技機の正面模式図。 図1中の発射装置近傍の拡大図。 本実施例1に係るパチンコ遊技機の回路ブロック図。 図1中の図柄表示部に表示されるリール配列を説明する展開図。 (a),(b)は大当たり成立およびベル成立の図柄を例示する図。 実施例1における抽選テーブルの内容を例示する図。 実施例1に係るパチンコ遊技機における遊技処理を示すフローチャート。 実施例1における抽選テーブルの内容を例示する図。 実施例2に係るパチンコ遊技機における遊技処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技盤
6 玉供給皿
7 発射ハンドル
8 発射装置
9 払出装置
10 図柄表示部
12 特定入賞口
13 大入賞口
20 レール
21 発射玉センサ
22 戻り玉センサ
50 ランプ制御回路
71 ハンドルセンサ
80 発射モータ制御回路
90 払出制御回路
100 主回路
110 図柄表示制御回路
120 特定入賞口センサ
130 大入賞口センサ
131 大入賞口ソレノイド

Claims (4)

  1. 遊技媒体を使用した遊技中において予め設定された所定期間に達する毎に大当たりに関する抽選を行う当選役抽選手段と、
    前記所定期間と対応させた表示期間において前記当選役抽選手段による抽選結果を表示する表示手段と、を備え、
    前記当選役抽選手段は、前記所定期間における特定入賞口ヘの入賞状況を特定し、入賞状況に基づいて異なる抽選確率により抽選を行うことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記当選役抽選手段は、大当たり以外の特定役に関しても抽選を行い、特定役の当選結果に基づいても異なる抽選確率により抽選を行うことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記当選役抽選手段は、前記所定期間において特定入賞口ヘの入賞があった場合に、大当たりに関する抽選を行う一方、特定入賞口ヘの入賞がなかった場合には、大当たりに関する抽選を行わず特定役に関する抽選を行うものであって、さらに特定役が所定回数連続して当選した場合には、少なくとも次回の抽選にて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を行うことを特徴とする請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記当選役抽選手段は、大当たり以外の特定役に関しても抽選を行い、さらに特定役の当選結果に基づいて遊技者にとって有利な抽選確率により抽選を継続して行う特別状態を開始するものであって、ハズレを含む当選役の当選結果に基づいて特別状態を終了することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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