JP2008154244A - 無線基地局装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アレーアンテナ無線基地局装置における送受信ブランチ間に発生する振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を、OFDM信号のサブキャリア毎に検出する。送信ウエイトおよび受信ウエイトをサブキャリア毎に算出し、検出したサブキャリア毎の補正値を用いて、ウエイトをサブキャリア毎に補正することで、送受信ブランチ間に発生する周波数特性を有する振幅偏差および位相偏差を補正する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。この無線基地局装置は、OFDM変調方式の信号を送信する装置であって、複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナを有し、アンテナ各素子から放射される信号の振幅と位相を制御することにより、指向性送信を可能とする。ここでは、OFDM変調方式に関して詳細な説明は省略する。OFDMに関する説明は、例えば、文献「〜ディジタル放送/移動通信のための〜OFDM変調技術」(伊丹誠著、トリケップス、1999年)などがある。
図5は、本発明の第2の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。図5において、200は送信データ生成部、202−1、202−2、・・・202−Nは重み付け演算部、203−1、203−2、・・・203−Nは逆高速フーリエ変換(IFFT)演算部、204−1、204−2、・・・204−Nはデジタル/アナログ(D/A)変換部、205−1、205−2、・・・205−Nは送信系無線回路部、206−1、206−2、・・・206−Nはアンテナ素子、207−1、207−2、・・・207−Nは電力分配手段、211は送信ウエイト算出部、212は送信補正値メモリ部、213は送信ウエイト補正部、214は周波数応答補正値検出部、222は補正ブランチ無線回路部、223はアナログ/デジタル(A/D)変換部、224は高速フーリエ変換(FFT)演算部である。また、201は、202の重み付け演算部、203のIFFT演算部、204のD/A変換部、205の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチであり、221は、222の補正ブランチ無線回路部、223のA/D変換部、224のFFT演算部をまとめた補正用ブランチである。ここで、アンテナ素子数をNとすると、送信ブランチ数はN系統であり、また、補正用ブランチもN系統である。
図6は、本発明の第3の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。図6において、300は送信データ生成部、302−1、302−2、・・・302−Nは重み付け演算部、303−1、303−2、・・・303−Nは逆高速フーリエ変換(IFFT)演算部、304−1、304−2、・・・304−Nはデジタル/アナログ(D/A)変換部、305−1、305−2、・・・305−Nは送信系無線回路部、306−1、306−2、・・・306−Nはアンテナ素子、307−1、307−2、・・・307−Nは電力分配手段、311は送信ウエイト算出部、312は送信補正値メモリ部、313は送信ウエイト補正部、314は周波数応答補正値検出部、315は第1のスイッチ、316は第2のスイッチ、322は補正ブランチ無線回路部、323はアナログ/デジタル(A/D)変換部、324は高速フーリエ変換(FFT)演算部である。また、301は、302の重み付け演算部、303のIFFT演算部、304のD/A変換部、305の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチであり、321は、322の補正ブランチ無線回路部、323のA/D変換部、324のFFT演算部をまとめた補正用ブランチである。ここで、アンテナ素子数をNとすると、送信ブランチ数はN系統ある。
図7は、本発明の第4の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。図7において、400は送信データ生成部、401−1、402−2、・・・402−Nは重み付け演算部、403−1、403−2、・・・403−Nは逆高速フーリエ変換(IFFT)演算部、404−1、404−2、・・・404−Nはデジタル/アナログ(D/A)変換部、405−1、405−2、・・・405−Nは送信系無線回路部、406−1、406−2、・・・406−Nはアンテナ素子、411は送信ウエイト算出部、412は送信補正値メモリ部、413は送信ウエイト補正部、417は送信補正行列メモリ部である。また、401は、402の重み付け演算部、403のIFFT演算部、404のD/A変換部、405の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチである。ここで、アンテナ素子数をNとすると、送信ブランチ数はN系統ある。
図8は、本発明の第5の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。図8において、506−1、506−2、・・・506−Nはアンテナ素子、552−1、552−2、・・・552−Nは受信系無線回路部、553−1、553−2、・・・553−Nはアナログ/デジタル(A/D)変換部、554−1、554−2、・・・554−Nは高速フーリエ変換(FFT)演算部、555−1、555−2、・・・555−Nは重み付け演算部、561は受信ウエイト算出部、562は受信補正値メモリ部、563は受信ウエイト補正部、550は受信データ合成部である。また、551は、552の受信系無線回路部、553のA/D変換部、554のFFT演算部、555の重み付け演算部をまとめた受信ブランチである。ここで、アンテナ素子数をNとすると、受信ブランチ数はN系統ある。
図10は、本発明の第6の形態による無線基地局装置のブロック結線図である。図10において、600は送信データ生成部、602−1、・・・602−Nは重み付け演算部、603−1、・・・603−NはIFFT演算部、604−1、・・・604−NはD/A変換部、605−1、・・・605−Nは送信系無線回路部、606−1、・・・606−Nはアンテナ素子、608−1、・・・608−Nはスイッチ手段、611は送信ウエイト算出部、612は送信補正値メモリ部、613は送信ウエイト補正部、650は受信データ合成部、652−1、・・・652−Nは受信系無線回路部、653−1、・・・653−NはA/D変換部、654−1、・・・654−NはFFT演算部、655−1、・・・655−Nは重み付け演算部、661は受信ウエイト算出部、662は受信補正値メモリ部、663は受信ウエイト補正部である。また、601は、602の重み付け演算部、603のIFFT演算部、604のD/A変換部、605の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチであり、651は、652の受信系無線回路部、653のA/D変換部、654のFFT演算部、655の重み付け演算部をまとめた受信ブランチである。ここで、アンテナ素子数をNとすると、送信ブランチ数および受信ブランチ数はN系統ある。
101、201、301、401、601 送信ブランチ
102、202、302、402、602 重み付け演算部
103、203、303、403、603 逆高速フーリエ変換(IFFT)演算部
104、204、304、404、604 デジタル/アナログ(A/D)変換部
105、205、305、405、605 送信系無線回路部
106、206、306、406、505、606 アンテナ素子
207、307 電力分配手段
608 スイッチ
111、211、311、411、611 送信ウエイト算出部
112、212、312、412、612 送信補正値メモリ部
113、213、313、413、613 送信ウエイト補正部
114、214、314 周波数応答補正値検出部
315 第1のスイッチ
316 第2のスイッチ
417 送信補正行列メモリ部
102−A 第1の直列/並列(S/P)変換
102−B 第2の直列/並列(S/P)変換
103−C 乗算器
550、650 受信データ合成部
551、651 受信ブランチ
552、652 受信系無線回路部
553、653 アナログ/デジタル(A/D)変換部
554、654 高速フーリエ変換(FFT)演算部
555、655 重み付け演算部
561、651 受信ウエイト算出部
562、652 受信補正値メモリ部
563、653 受信ウエイト補正部
Claims (27)
- OFDM信号を使って指向性送信するための送信ウエイトを算出する送信ウエイト算出部と、
前記送信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく送信補正値メモリ部と、
前記送信ウエイトを前記補正値で補正を行う送信ウエイト補正部と
を有し、
前記送信ウエイト算出部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して1つの送信ウエイトを前記帯域毎に算出しておき、
前記送信ウエイト補正部では、前記送信ウエイトが算出された帯域内に存在するサブキャリアに対する前記補正値を用いて、前記送信ウエイトの補正を行う
ことを特徴とする無線基地局装置。 - OFDM信号を使って指向性送信するための送信ウエイトを算出する送信ウエイト算出部と、
前記送信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく送信補正値メモリ部と、
前記送信ウエイトを前記補正値で補正を行う送信ウエイト補正部とを有し、
前記送信補正値メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、1つの補正値を前記帯域毎に記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - OFDM信号を使って指向性送信するための送信ウエイトを算出する送信ウエイト算出部と、
前記送信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく送信補正値メモリ部と、
前記送信ウエイトを前記補正値で補正を行う送信ウエイト補正部とを有し、
前記送信補正値メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、前記帯域内に存在する複数のサブキャリアの数よりも少ない数の補正値を前記帯域毎に記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記送信補正値メモリ部では、送信ブランチの間に発生する偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の無線基地局装置。
- 前記送信補正値メモリ部では、送信ブランチの間に発生する振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の無線基地局装置。
- 前記送信補正値メモリ部は、前記帯域毎に補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
- 前記送信補正値メモリ部は、前記帯域内に存在する複数のサブキャリアの数よりも少ない数の補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
- アンテナ素子間結合を補正する補正行列を記憶しておく送信補正行列メモリ部をさらに備え、
前記送信ウエイト補正部では、前記送信ウエイト算出部で算出した送信ウエイトに対して前記送信補正値メモリ部で記憶されている補正値を用いて補正することに加え、前記送信補正行列メモリ部で記憶されている補正行列を用いて補正することを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項に記載の無線基地局装置。 - OFDM信号を使って指向性受信するための受信ウエイトを算出する受信ウエイト算出部と、
前記受信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく受信補正値メモリ部と、
前記受信ウエイトを前記補正値で補正を行う受信ウエイト補正部と
を有し、
前記受信ウエイト算出部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して1つの受信ウエイトを前記帯域毎に算出しておき、
前記受信ウエイト補正部では、前記受信ウエイトが算出された帯域内に存在するサブキャリアに対する前記補正値を用いて、前記受信ウエイトの補正を行う
ことを特徴とする無線基地局装置。 - OFDM信号を使って指向性送信するための受信ウエイトを算出する受信ウエイト算出部と、
前記受信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく受信補正値メモリ部と、
前記受信ウエイトを前記補正値で補正を行う受信ウエイト補正部とを有し、
前記受信補正値メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、1つの補正値を前記帯域毎に記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - OFDM信号を使って指向性送信するための受信ウエイトを算出する受信ウエイト算出部と、
前記受信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく受信補正値メモリ部と、
前記受信ウエイトを前記補正値で補正を行う受信ウエイト補正部とを有し、
前記受信補正値メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、前記帯域内に存在する複数のサブキャリアの数よりも少ない数の補正値を前記帯域毎に記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記受信補正値メモリ部では、受信ブランチの間に発生する偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項9乃至11いずれか一項に記載の無線基地局装置。
- 前記受信補正値メモリ部では、受信ブランチの間に発生する振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項9乃至11いずれか一項に記載の無線基地局装置。
- 前記受信補正値メモリ部は、前記帯域毎に補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項9に記載の無線基地局装置。
- 前記受信補正値メモリ部は、前記帯域内に存在する複数のサブキャリアの数よりも少ない数の補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項9に記載の無線基地局装置。
- アンテナ素子間結合を補正する補正行列を記憶しておく受信補正行列メモリ部をさらに備え、
前記受信ウエイト補正部では、前記受信ウエイト算出部で算出した受信ウエイトに対して前記受信補正値メモリ部で記憶されている補正値を用いて補正することに加え、前記受信補正行列メモリ部で記憶されている補正行列を用いて補正することを特徴とする請求項9乃至15いずれか一項に記載の無線基地局装置。 - 複数のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナを有してOFDM信号を使って移動局と通信する無線基地局装置において、
指向性送信するための送信ウエイトを算出する送信ウエイト算出部と、
前記送信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく送信補正値メモリ部と、
前記送信ウエイトを前記補正値で補正を行う送信ウエイト補正部と、
送信する情報データ列を生成する送信データ生成部と、
前記送信データ生成部から出力される送信データに対して前記送信ウエイト補正部から出力される送信ウエイトで重み付けを行う複数の重み付け演算部と、
前記重み付け演算部の出力信号に対して逆フーリエ変換を行う複数の逆高速フーリエ変換演算部と、
前記逆高速フーリエ変換演算部の出力信号をアナログ信号に変換する複数のD/A変換部と、
前記D/A変換部の出力アナログ信号に対して無線周波数に周波数変換を行う複数の送信系無線回路部と、
前記複数の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチの出力信号を放射する複数のアンテナ素子と、
前記複数のアンテナ素子に接続した複数の電力分配手段と、
前記複数の電力分配手段により分配された信号から1つを選択して出力する第1のスイッチと、
前記第1のスイッチから出力される信号を入力して、無線周波数において少なくとも周波数変換を行う補正ブランチ無線回路部と、
前記補正ブランチ無線回路部の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、
前記A/D変換部の出力デジタル信号に対してフーリエ変換を行う高速フーリエ変換演算部と、
前記複数の送信ブランチにおける逆フーリエ変換する前の信号から1つを選択して出力する第2のスイッチと、
前記高速フーリエ変換演算部の出力信号と前記第2のスイッチからの信号を入力して補正値を検出する周波数応答補正検出部と
を備え、
前記送信補正値メモリ部では、前記周波数応答補正値検出部により検出した補正値を記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチは、同じ送信ブランチを選択するように連動して動作することを特徴とする請求項17に記載の無線基地局装置。
- 前記周波数応答補正値検出部は、前記第2のスイッチの出力信号を基準として、前記高速フーリエ変換演算部の出力信号の振幅と位相をOFDM信号のサブキャリア毎に検出し、前記振幅と位相の検出結果を用いて、前記送信ブランチ間の振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を算出することを特徴とする請求項17または18に記載の無線基地局装置。
- 前記送信データ生成部からの出力データを用いて、前記周波数応答補正値検出部において補正値を検出して、前記送信補正値メモリ部に記憶することを特徴とする請求項17に記載の無線基地局装置。
- 複数のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナを有してOFDM信号を使って移動局と通信する無線基地局装置において、
指向性送信するための送信ウエイトを算出する送信ウエイト算出部と、
前記送信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく送信補正値メモリ部と、
前記送信ウエイトを前記補正値で補正を行う送信ウエイト補正部と、
送信する情報データ列を生成する送信データ生成部と、
前記送信データ生成部から出力される送信データに対して前記送信ウエイト補正部から出力される送信ウエイトで重み付けを行う複数の重み付け演算部と、
前記重み付け演算部の出力信号に対して逆フーリエ変換を行う複数の逆高速フーリエ変換演算部と、
前記逆高速フーリエ変換演算部の出力信号をアナログ信号に変換する複数のD/A変換部と、
前記D/A変換部の出力アナログ信号に対して無線周波数に周波数変換を行う複数の送信系無線回路部と、
前記複数の送信系無線回路部をまとめた送信ブランチの出力信号を放射する複数のアンテナ素子と、
アンテナ素子間結合を補正する補正行列を記憶しておく送信補正行列メモリ部と
を備え、
前記送信ウエイト補正部では、前記送信ウエイト算出部で算出した送信ウエイトに対して前記送信補正値メモリ部で記憶されている補正で補正することに加え、前記送信補正行列メモリ部で記憶されている補正行列で補正し、
前記送信補正行列メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、あらかじめ、アンテナ素子間結合を補正する補正行列を計算しておき記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記送信補正行列メモリ部では、OFDM信号の各サブキャリアに対して、あらかじめ、アンテナ素子間結合を補正する補正行列を計算しておき記憶しておくことを特徴とする請求項21に記載の無線基地局装置。
- OFDM信号を使って移動局と通信する無線基地局装置において、
移動局からの信号を受信する複数のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナと、
前記複数のアンテナ素子で受信した信号に対して電力を増幅させ、無線周波数において少なくとも周波数変換を行う複数の受信系無線回路部と、
前記複数の受信系無線回路部の出力信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部と、
前記複数のA/D変換部の出力デジタル信号に対してフーリエ変換を行う複数の高速フーリエ変換演算部と、
前記複数の高速フーリエ変換演算部から出力される複数の信号を用いて受信ウエイトを算出する受信ウエイト算出部と、
前記受信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく受信補正値メモリ部と、
前記受信ウエイトを前記補正値で補正する受信ウエイト補正部と、
前記複数の高速フーリエ変換演算部からの出力信号に対して前記受信ウエイト補正部から出力される受信ウイトで重み付けを行う複数の重み付け演算部と、
前記複数の重み付け演算部の出力信号を合成する受信データ合成部と
を備え、
前記受信ウエイト算出部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して1つの受信ウエイトを算出しておき、
前記受信ウエイト補正部では、前記受信ウエイト算出部で算出した受信ウエイトに対して、前記受信補正値メモリ部で記憶されている補正値を用いて、各サブキャリアに対して補正を行うことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記受信ウエイト算出部では、OFDM信号のサブキャリア毎に受信ウエイトを算出しておき、前記受信ウエイト補正部では、前記受信ウエイト算出部で算出した受信ウエイトに対して、前記受信補正値メモリ部で記憶されている補正値を用いて、サブキャリア毎に補正を行うことを特徴とする請求項23に記載の無線基地局装置。
- 前記受信補正値メモリ部では、OFDM信号の各サブキャリアに対して、受信ブランチ間に発生する振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする請求項23または24に記載の無線基地局装置。
- OFDM信号を使って移動局と通信する無線基地局装置において、
移動局からの信号を受信する複数のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナと、
前記複数のアンテナ素子で受信した信号に対して電力を増幅させ、無線周波数において少なくとも周波数変換を行う複数の受信系無線回路部と、
前記複数の受信系無線回路部の出力信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部と、
前記複数のA/D変換部の出力デジタル信号に対してフーリエ変換を行う複数の高速フーリエ変換演算部と、
前記複数の高速フーリエ変換演算部から出力される複数の信号を用いて受信ウエイトを算出する受信ウエイト算出部と、
前記受信ウエイトを補正する補正値を記憶しておく受信補正値メモリ部と、
前記受信ウエイトを前記補正値で補正する受信ウエイト補正部と、
前記複数の高速フーリエ変換演算部からの出力信号に対して前記受信ウエイト補正部から出力される受信ウイトで重み付けを行う複数の重み付け演算部と、
前記複数の重み付け演算部の出力信号を合成する受信データ合成部と
を備え、
前記受信補正値メモリ部では、OFDM信号の信号帯域幅を複数に分割して、その分割した帯域内に存在する複数のサブキャリアに対して、受信ブランチ間に発生する振幅偏差と位相偏差を補正する補正値を記憶しておくことを特徴とする無線基地局装置。 - 前記各重み付け演算部では、前記高速フーリエ変換演算部の出力信号に対して、前記受信ウエイト補正部で補正された各サブキャリアの受信ウエイトにより、サブキャリア毎に重み付けを行うことを特徴とする請求項23乃至26のいずれか一項に記載の無線基地局装置。
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