JP2008153229A - 表示画素構造および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた発光効果を有しかつ製造が簡単な電子放出発光素子による表示画素構造。
【解決手段】第1の基板および第2の基板を含む。第1の基板上にはいくつかのカソード構造層が配置される。第2の基板は、光透過材料である。いくつかのアノード構造層は、第2の基板上に配置され、光透過導電材料からなる。第1の基板が第2の基板に面していることにより、カソード構造層は、それぞれ、アノード構造層と位置合わせされる。第1の基板と第2の基板との間に分離構造が配置され、複数のアノード構造層および複数のカソード構造層をそれぞれ区分することによりいくつかの空間が形成される。いくつかの蛍光層は、複数のアノード構造層と複数のカソード構造層との間にそれぞれ配置される。複数の空間内に低圧ガスがそれぞれ充填される。低圧ガスは、動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が蛍光層に直接衝突することを可能にする電子平均自由行程を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、概ね発光素子に関し、特に、電子放出発光素子およびその応用に関する。
現在、大量生産の光源装置または表示装置は、主に、以下に説明するような2つのタイプの発光機構を採用している。1.ガス放電光源:例えば、ガス放電光源は、グロー放電により電子がガスに衝突することにより遷移し、紫外線を発するよう、カソードとアノードとの間の電界を用いることにより吐出チャンバに充たされるガスをイオン化するプラズマパネルまたはガス放電ランプに適用されることができる。また、同じ吐出チャンバに配置される蛍光層は、紫外線を吸収して可視光を発する。2.電界放出型光源:電界放出型光源は、例えば、超高真空環境を提供するカーボンナノチューブ電界放出ディスプレイなどに適用できる。また、カーボンナノ材料の電子エミッタがカソード上に作製されるが、これは、高アスペクト比の微細構造を電子エミッタで用いることにより、カソードから離れるために電子がカソードの仕事関数に打ち勝つ手助けとなる。さらに、カソードとアノードとの間の高電場によるカソードのカーボンナノチューブから電子が逃げるよう、インジウム酸化スズ(ITO)でできたアノード上に蛍光層がコーティングされる。したがって、電子は、可視光を発するよう、真空環境においてアノード上の蛍光層に衝突する。
しかしながら、上記2つのタイプの発光構造には、不利な点がある。例えば、紫外線照射後に、減衰が起きることにより、ガス放電光源における材料を選択する際に特定の必要条件が考慮されなければならない。また、ガス放電発光機構が2つの工程を通じて可視光を発することにより、さらにエネルギーが消費され、工程中にプラズマが間違いなく生じるとすれば、さらに多くの電気が消費される。一方で、電界放出型光源は、カソード上に成長するかまたはコーティングされる均一な電子エミッタを必要とするが、このタイプのカソード構造の大量生産技術は成熟しておらず、電子エミッタの均一性と生産率の悪さとが未だボトルネックとなっている。さらに、電界放出型光源のカソードとアノードとの間の距離は、正確に制御されなければならず、また、超高真空包装はとても難しく、製造コストが嵩む。
したがって、本発明は、優れた発光効果を有しかつ製造が簡単な、電子放出発光素子により構成される表示画素構造を目的とする。
本発明は、さらに、優れた表示品質を提供し、コストと製造時の複雑さを減らす表示画素として電子放出発光素子を用いる表示装置を目的とする。
本願明細書中に例示され、概括的に説明されるように、第1の基板および第2の基板を含む表示装置の画素構造が提供される。第1の基板には複数のカソード構造層が配置される。第2の基板は、光透過材料でできている。第2の基板上には複数のアノード構造が配置され、アノード構造は、光透過導電材料でできている。複数のカソード構造層が複数のアノード構造層とそれぞれ位置合わせされるように第1の基板は第2の基板に面している。第1の基板と第2の基板との間に分離構造が配置されて複数のアノード構造層および複数のカソード構造層をそれぞれ区分することにより、複数の空間が形成される。複数のアノード構造層と複数のカソード構造層との間には、複数の蛍光層がそれぞれ配置される。複数の空間内には低圧ガスが充填される。低圧ガスの層は、動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が蛍光層に直接衝突することを可能にする電子平均自由行程を有する。
本発明は、一列に並んだ複数の表示画素を含む表示装置をさらに提供する。各表示画素は、電子放出発光素子を含む。電子放出発光素子は、カソード構造層、アノード構造層、カソード構造層とアノード構造層との間に配置される蛍光層、および、カソードとアノードとの間に配置され、カソードをして複数の電子を均一に発射せしめる低圧ガスを含む。低圧ガスは、動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が蛍光層に衝突することを可能にする電子平均自由行程を有する。
本発明は、第1の基板および第2の基板を含む表示装置をさらに提供する。第1の基板上に、二次元配列を形成するよう複数のカソード構造層が配置される。第2の基板は、光透過材料でできている。
第2の基板上には複数のアノード構造層が配置され、アノード構造層は、光透過導電材料でできている。複数のカソード構造層が複数のアノード構造層とそれぞれ位置合わせされるように第1の基板は第2の基板に面している。第1の基板と第2の基板との間に分離構造が配置されることにより、複数のアノード構造層および複数のカソード構造層を複数の空間に区分する。アノード構造層とカソード構造層との間には複数の蛍光層がそれぞれ配置される。複数の空間内には低圧ガスが充填され、低圧ガス層は、動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が蛍光層に直接衝突することを可能にする電子平均自由行程を有する。第1の基板および第2の基板の少なくとも1つ配置される複数の駆動ユニットは、対応する動作電圧を印加するよう二次元配列の画素を制御し、輝度グレーレベルを生成する。
上記を鑑み、本発明は、カソードから電子を容易に誘導する薄いガスを用い、そうすることにより、カソード上に電子エミッタを製造することが原因で生じ得る問題を回避する。さらに、ガスが薄いと、ほとんどの電子が蛍光層と直接反応できるようになる大きい平均自由行程を有し、ガスと衝突する前に光を発するようになる。また、このプロセスによってグロー放電は生じない。換言すれば、本発明の電子放出発光素子は、より高い発光効果を有し、製造が簡単であり、なおかつ優れた生産率を有する。
添付の図面は、本発明のさらなる理解をもたらし、本明細書の一部に組み込まれて本明細書の一部を形成する。図面は、本発明の実施形態を示すと共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
従来の発光構造の発光機構と、本発明の電子放出発光素子との比較を示す図である。
本発明の電子放出発光素子の基本アーキテクチャを概略的に示す。
本発明の他の実施形態に従う電子放出発光素子を概略的に示す。
本発明の構造を有するさまざまな電子放出発光素子を概略的に示す。
本発明に従う電子放出発光素子の異なる形状の発光構造を概略的に示す。
本発明の一実施形態に従う光源装置を概略的に示す。
本発明の複数の実施形態に従う表示装置を概略的に示す。
本発明の複数の実施形態に従う表示装置の画素構造を概略的に示す。
本発明の一実施形態に従う輝度グレーレベル制御機構を概略的に示す。
本発明の一実施形態に従う表示装置を概略的に示す。
本発明の実施形態への詳細な参照がなされ、その例が添付の図面に示される。
同一または同様な部分を参照するに当たっては、可能な限り、図面および説明において同じ参照番号が用いられる。
本発明により提供される電子放出発光素子は、従来のガス放電光源および電界放出型光源の長所を備え、上記2つの従来の発光構造の欠点を克服する。図1を参照すると、2つの従来の発光構造と本発明の電子放出発光素子との比較を表す略図が示される。詳しくは、従来のガスグロー放電光源は、紫外線を生成すべくガスを用いることにより電子が他のガス分子に衝突するよう、カソードとアノードとの間の電界を利用して吐出チャンバに充填されたガスをイオン化し、蛍光層が紫外線を吸収することにより可視光を生成する。さらに、従来の電界放出光源は、カソード上の電子エミッタの高アスペクト比構造を用いることにより、超高真空環境においてカソードから離れるために電子がカソードの仕事関数に打ち勝つ手助けをする。したがって、電子は、カソードとアノードとの間の高電界によりカソードの電子エミッタから逃げ、アノード上の蛍光層に衝突することにより、可視光を発する。換言すると、蛍光層の材料は、設計機構の必要条件に従い、可視光、赤外線、または、紫外線を発することができる材料であってよい。
上記2つの従来の発光機構とは異なり、本発明の電子放出発光素子は、電子エミッタの変わりに希薄ガスを用いることにより、電子が蛍光層と直接反応して光線を発するよう、電子をしてカソードから容易に発射せしめる。
従来のガスグロー放電光源と比較して、本発明の電子放出発光素子に充填されるガスの量は、電子をカソードから誘導するのに十分なだけでよく、その一方で、蛍光層に照射する紫外線を用いることにより光線は生じない。したがって、紫外線照射による素子内の材料の減衰は生じない。実験と理論により、本発明の電子放出発光素子内のガスは薄く、したがって、電子の平均自由行程は、訳5mm以上まで可能であることが検証される。換言すると、ほとんどの電子は、ガス分子に衝突する前に、蛍光層に直接衝突することにより光線を発する。さらに、本発明の電子放出発光素子は、2つのプロセスを経て光線を生じる必要がないので、より高い発光効果を有し、電力消費は低減する。
一方、従来の電界放出型光源は、カソード上の電子エミッタとして機能する微細構造を成す必要があり、微細構造は、大量生産工程で制御するのが難しい。最も一般的な微細構造は、カーボンナノチューブであるが、カソード上にコーティングされると、チューブの長さが異なり、集まって塊になるという問題が生じ、発光表面にダークスポットができて発光の均一性が満たされない。これが技術のボトルネックであり、電界放出型光源の主なコストになる。本発明の電子放出発光素子は、ガスを用いることにより、カソードから均一に電子を誘発でき、単純なカソードプレーナ構造のみを使用して電子放出発光パネルに対し75%の発光均一性を得る事ができる。したがって、発光の均一性を向上させるのが難しいという従来の電界放出発光装置のボトルネックを解消する。したがって、製造コストを著しく節約でき、プロセスはより簡単になる。さらに、本発明の電子放出発光素子は、希薄ガスで満たされるため、超高真空環境は必要ない。したがって、超高真空包装の間に直面する困難を回避することができる。また、さらに、実験結果では、本発明の電子放出発光素子は、電源投入電圧をガスの力を借りて約0.4V/μmまで下げることができることが示され、これは、一般的な電界放出電源の1から3V/μmまでの電源投入電圧と比べかなり低い。
さらに、チャイルド‐ラングミュア式に基づき、本発明の電子放出発光素子の実際の関連データを方程式に置き換えた後、本発明の電界放出発光素子のカソードの暗い領域の分布は、約10cmから25cmまでの範囲となることが計算され、これは、アノードとカソードとの間の距離よりかなり大きい。換言すると、本発明の電子放出発光素子は、陰極の電子を誘発するためにガスを用い、電子は、直接蛍光層と接触して光を発する。
図2は、本発明の電子放出発光素子の基礎アーキテクチャを示す。図2を参照すると、電子放出発光素子200は、主に、アノード210、カソード220、ガス230、および、蛍光層240を含む。ガス230は、アノード210とカソード220との間に配置され、ガス230が電界下で適当な量の陽イオン204を生じることにより、カソードが複数の電子202を発するようになる。本発明のガス230の雰囲気ガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルであって、好ましくは、2×10−2トル乃至10−3トル、あるいは、2×10−2トル乃至1.5×10−1トルである。さらに、蛍光層240は、電子202と反応して光Lを発するよう、電子202の移動経路に配置される。
この実施形態では、蛍光層240は、例えば、アノード210の表面にコーティングされる。また、例えば、アノード210は、光Lがアノード210を通過して、電子放出発光素子200から現れるような透明導電性酸化物(TCO)でできている。透明導電性酸化物は、例えば、インジウム酸化スズ(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、または、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO)から選択される一般的な材料であってよい。もちろん、他の実施形態では、アノード210またはカソード220は、導電性に優れる金属または他の材料からできていてもよい。
本発明で使用されるガス230は、その性質に特別な条件が要求されるわけではなく、N、He、Ne、Ar、Kr、Xeなどの不活性ガス、または、イオン化の後に良好な導電性を有するHおよびCOなどのガス、あるいは、Oおよび空気などの一般的なガスであってよい。また、蛍光層240のタイプを選択することにより、電子放出発光素子200は、可視光、赤外線、または、紫外線など異なるタイプの光を発することができる。
図2における実施形態に加え、発光効果を向上させる目的で、本発明は、さらに、追加の電子源を提供すべく、カソード上に電子を簡単に生成する材料をさらに形成する。図3に示すような本発明の他の実施形態に従う電子放出発光素子300では、例えば、カソード320は、二次電子源材料層322と共に形成される。二次電子源材料層322は、MgO、Tb、La、または、CeOのなどの材料で形成されてよい。ガス330は、電離イオン304を生じ、イオン304は陽イオンとなってアノード310から離れたカソード320へと移動し、イオン304がカソード320上の二次電子源材料層322に突き当たると、さらなる第2の電子302'が生成される。さらなる電子(最初の電子302および第2の電子302'を含む)は、蛍光層340と反応し、発光効果および放出の安定性を向上させる手助けとなるさらなる電離イオン304を生成する。二次電子源材料層322は、第2の電子を生成するばかりでなく、イオン304がカソード320に過剰にぶつからないようにする助けとなり得ることに注目されたい。
さらに、本発明は、アノードまたはカソードあるいは両方の上に電界放出型光源の電子エミッタと同様の構造を形成することができ、その結果、電極上の定常電圧を減少させてより簡単に電子を生成する。図4Aから4Cは、本発明の誘導放出構造を有するさまざまな電子放出発光素子を示し、類似した素子は同じ番号で示され、以下に繰り返し説明しない。
図4Aを参照すると、誘導放出構造452は、電子放出発光素子400aのカソード420上に形成され、誘導放出構造452は、例えば、金属材料、カーボンナノチューブ、カーボンナノウォール、カーボンナノポーラス、ダイヤモンド膜、酸化亜鉛カラム、および、酸化亜鉛などの材料からできている微細構造である。誘導放出構造452は、前述の二次電子源材料層と共に追加されてもよい。さらに、ガス430は、アノード410とカソード420との間に配置され、蛍光層440は、アノード410の表面上に配置される。アノード410とカソード420との間の定常電圧は、電子402がさらに簡単に生成されるよう、誘導放出構造452により減少され得る。電子402は、蛍光層440と反応することにより、光Lを生じる。
図4Bにおける電子放出発光素子400bは、図4Aにおける電子放出発光素子と同様であり、明白な差異は、誘導放出構造454がアノード410上に配置されていることであり、上述のように、誘導放出構造454は、金属材料、カーボンナノチューブ、カーボンナノウォール、カーボンナノポーラス、ダイヤモンド膜、酸化亜鉛カラム、および、酸化亜鉛などの材料からできている微細構造であってよい。また、誘導放出構造454は、前述の二次電子源材料層と共に追加されてよい。さらに、蛍光層440は、誘導放出構造454上に配置される。
図4は、誘導放出構造454および452を含む電子放出発光素子400cを示し、誘導放出構造454は、アノード410上に配置され、蛍光層440は、誘導放出構造454上に配置され、誘導放出構造452は、カソード420上に配置される。ガス430は、アノード410とカソード420との間に配置される。
誘導放出構造452および/または454を有する異なる電子放出発光素子400a、400b、または、400cは、図3に示されるような二次電子源材料層322の設計と一体化されることにより、カソード420上に二次電子源材料層を形成し得る。カソード420が誘導放出構造454を伴い形成される場合、二次電子源材料層は、誘導放出構造454を覆う。したがって、電子402がより簡単に生成されるようアノード410とカソード420との間の定常電圧が低下するばかりでなく、二次電子源材料層を介し電子402の量が増加することにより発光効果もさらに向上する。
本発明により提供される発光構造として機能する電子放出発光素子は、異なる形状を有してもよい。図5および6は本発明に従う電子放出発光素子を用いる異なる形状を有するいくつかの発光構造を示す。
図5は、他の面内放射型発光構造600を示す。アノード610、カソード620、および、蛍光層640は、基板680の上に配置される。例えば、基板680は、ガラス基板であり、アノード610およびカソード620の材料は、例えば、ITO、または、IZO、あるいは、導電性に優れる他の材料である。蛍光層640は、アノード610とカソード620との間に配置され、ガス630により誘発される電子602は、蛍光層640を透過して光Lを発する。上述のように、ガス630の雰囲気ガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルであって、好ましくは、2×10−2トル乃至10−3トル、あるいは、2×10−2トル乃至1.5×10−1トルである。実際のガス圧力および動作電圧は、カソードとアノードとの間の異なる距離、ガス分類、および、構造によって変化する。また、本発明で用いられるガス630は、窒素、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、 キセノンなどの不活性ガス、または、イオン化の後に優れた導電性を有する水素および二酸化炭素などのガス、あるいは、酸素および空気などの一般的なガスであってよい。さらに、蛍光層640のタイプを選択することにより、電子放出発光素子600は、可視光、赤外線、または、紫外線などの異なるタイプの光を発し得る。閉ガス環境は、例えば、一般的な技術により得られ、その詳細はここでは説明しない。
他のデバイスの説明は、上記実施形態で例示されており、ここでは繰り返し説明しない。
図5の発光構造は、例示に過ぎず、本発明の発光構造の形状を限定するものではないことに留意されたい。例えば、他の実施形態では、上記発光構造は、異なる必要条件を満たすべく、異なる考慮事項に基づく図3の二次電子源材料層322、あるいは、図4Aから4Cまでの誘導放出構造452および454の組み合わせであってよい。
本発明の電子放出発光素子は、例えば、上記のいくつかの実施形態におけるいずれかの電子放出発光素子で構成されることにより光源を提供するような光源装置の製造に用いられることができる。
図6は、本発明の一実施形態に従う光源装置を示す。図6を参照すると、光源装置800は、一列に並べられて面光源Sを提供する複数の電子放出発光素子800aを含む。本実施形態で選択される電子放出発光素子800aの設計は、例えば、上記いくつかの実施形態のいずれか1つを含む。例えば、光源装置800は、図6の発光構造600と同様な設計を用いることができ、基板880上に数組のアノード810を作製することにより、大規模な目的を達成することができる。
上記のさまざまな電子放出発光素子は、表示装置にも応用できるのはもちろんである。図7は、本発明の一実施形態に従う表示装置を示す。図7を参照すると、表示装置900の各表示画素902は、複数の表示画素902が静止または動画を表示する1つの表示フレームを形成するように電子放出発光素子により構成される。電子放出発光素子は、表示画素902として用いられるので、電子放出発光素子は、例えば、赤、緑、青の光を発することができる蛍光層を採用することにより、赤い表示画素R、緑の表示画素G、および、青い表示画素Bを形成し、それによって、フルカラー表示効果を得ることができる。また、図8に示すように、他の表示装置900'の赤、緑、青の画素列がカラー・グレーレベル表示を実現するよう、実際の設計に応じて並べられてもよい。さらに、設計要件に従い、例えばオレンジ(O)の光など他の色の光の画素がさらに追加されることにより、赤、緑、青の画素と共に画素ユニット構造を形成することもできる。
図9は、本発明の一実施形態に従う表示装置の画素構造を示す。図9を参照すると、一般的に言えば、対応する輝度グレーレベルに従う三原色、すなわち赤、緑、青により1つの色が得られる。本実施形態では、赤、緑、青の画素に対応する3つの画素が例として挙げられる。
上述の技術により設計される画素構造は、例えば第1の基板1000および第2の基板1002を含み得る。複数のカソード構造層1004は、第1の基板1000の上に配置される。第2の基板1002は、光透過材料でできている。複数のアノード構造層1010は、第2の基板1000の上に配置され、アノード構造1010は、光透過材料でできている。複数のカソード構造層1004が複数のアノード構造層1010とそれぞれ位置合わせされるように第1の基板1000は第2の基板に面している。第1の基板1000と第2の基板1002との間に配置される分離構造1012が複数のアノード構造層1010および複数のカソード構造層1004をそれぞれ区分することにより、複数の空間が形成される。複数の蛍光層1008a、1008b、1008cは、複数のアノード構造層1010と複数のカソード構造層1004との間にそれぞれ配置される。低圧ガス1006は、空間内に充填される。低圧ガス1006は、動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が蛍光層1008a、1008b、および、1008cに直接衝突することを可能にする電子平均自由行程を有する。
本願明細書において、蛍光層1008a、蛍光層1008b、および、蛍光層1008cは、例えば、異なる材料からそれぞれできており、赤、緑、青の光を発するよう励起される。画素のガスのガス圧力値は、互いに同じか、または、設計および実際の動作によって異なる。もちろん、ディスプレイが単色を表示することのみ要求されているのであれば、蛍光層の材料は、異なる配置を有していてもよい。
図10は、本発明の他の実施形態に従う表示装置の画素構造を示す。図10を参照すると、表示装置の設計は、図6の設計原理に基づき、図9の構造によって得られる。図9の表示装置では、2つの電極構造1004および1010は、下部基板1000と上部基板1002とにそれぞれ配置される。図10では、複数の二組の電極構造1004'および1010'と、それら電極間に形成される1008a'、1008b'、および1008c'が、例えば、基板1000の同じ側に配置される。例えば、基板1000は、光反射機能を有する。異なる色の可視光が蛍光材料の選択に基づき発せられることにより、望ましい混合色が生じ得る。
画像は輝度グレーレベルの変化により表示され、要求される色は、赤、緑、青の光の相対輝度グレーレベルにより決定される。したがって、各画素のグレーレベルは、いくつかの機構により調整される必要がある。図11および12は、本発明の一実施形態に従う輝度グレーレベル制御機構を示す。図11を参照すると、異なるガス圧力および印加電圧に従い、異なる無効電流が生成される。一般的に言えば、2×10−2トルのガス圧力に関しては、電流および印加電圧は、実質的に直線関係にある。
また、電源投入電圧は、異なるガス圧力に従い変化する。さらに、図12を参照すると、印加電圧の大きさは、蛍光層に衝突する電子量と衝突エネルギーとを示す。ユニット面積における輝度も印加電圧と直線関係にあり、グレーレベル値は、望ましい色を得るよう印加電圧を変化させることにより変えることができる。
ガスの反応に基づき、選択されたガス圧力値の下で、実際に印加された電圧とグレーレベルとの間の関係は、グレーレベルを較正するためのデータとして役立つよう得られてよい。
例えば、3つの画素、すなわち、図9または図10の赤、緑、青の画素を画素ユニットとみなし、グレーレベルに対応する電圧は、ドライバにより駆動され得る。図13を参照すると、二次元配列駆動モードに基づく表示装置1300は、対応する基板上における、画素のアノード構造およびカソード構造をそれぞれ双方向に制御する複数のドライバ1302および1306を含む。ドライバ1302は、例えば、対応する列の複数の画素のアノード(またはカソード)に結合される複数の制御回路1304を有し、ドライバ1306は、例えば、対応する行の複数の画素のカソード(またはアノード)に結合される複数の制御回路1308を有する。交差画素1310は、グレースケール値に対応する電圧を印加するよう、制御回路1304および制御回路1308により選択される。
例えば、時分割機構などのパッシブ駆動機構に関しては、スキャンラインはスキャンラインのフレームユニット内に順次表示される。人間の目は残像をもつので、一定の時間にすべてのスキャンラインが順番に表示されることにより画像が表示され得る。ここでは、第1のスキャンラインと第2のスキャンラインとの間にまだ時間差があるので、明度差を調整すべく、第1のスキャンラインの明度はより高く設定され、残りのスキャンラインの明度は、順次低くなる。
上記駆動機構は、パッシブモードで駆動される。また、駆動機構は、アクティブモードで駆動されてもよい。図14を参照すると、二次元配列駆動モードに基づく表示装置1400は、対応する基板上に配置され、画素のアノード構造およびカソード構造を双方向にそれぞれ制御する複数のドライバ1402および1404を含む。ドライバ1402は、例えば、対応する列の複数の画素のアノード(またはカソード)に結合される複数の制御回路を有し、ドライバ1404は、例えば、対応する列の複数の画素のカソード(またはアノード)に結合される複数の制御回路を含む。グレーレベルに対応する電圧を印加すべく、制御回路により交差画素が選択される。パッシブ駆動機構とは異なり、各画素1406は、発光ユニット1410に加え、スイッチ制御ユニット1408をさらに含む。スイッチ制御ユニット1408は、例えば、駆動ドライバにより制御されることにより画素をオン/オフし、かつ、発光明度を制御する薄膜トランジスタ(TFT)ユニットを含む。
上記駆動機構の詳細は、当業者にとっては既知であり、本発明の画素構造および発光機構を採用する実際の設計の詳細は、本願明細書中では説明されない。
また、上記実施形態は、実際の設計要件に基づき、異なる応用および変形をなすべく組み合わされてよい。
上記鑑み、本発明により提供される電子放出発光素子、および、素子を用いる光源装置および表示装置は、節電、高発光効果、応答時間の短さ、製造の簡単さ、そして、環境にやさしい(水銀フリー)という特徴を有するため、光源装置および表示装置の他のオプションも市場に提供する。従来の発光構造と比較して、本発明により提供される電子放出発光素子は、カソードがプレーナ構造である限りにおいては正常に動作するという単純な構造を有し、関連する二次電子源材料層または誘導放出構造は、任意であり、不可欠な要素ではない。さらに、本発明の電子放出発光素子は、超高真空包装を必要としないので、生産プロセスを単純化でき、大量生産を容易にする。
一方、本発明の電子放出発光素子のカソードは、金属であってよく、したがって、反射率が向上し、明るさおよび発光効果も向上する。
さらに、電子放出発光素子により発せられる光の波長は、蛍光層のタイプにより変化し、異なる波長範囲の光源は、光源装置または表示装置の異なる使用法に従い設計されることができる。また、本発明の電子放出発光素子は、表示装置および光源装置(例えば、バックライトモジュール、または、照明ランプ)の異なる使用要件に見合うよう、プレーナ光源、線形光源、または、スポット光源に設計されることができる。
当業者にとり、本発明の範囲または趣旨から逸脱せずに本発明の構造に様々な修正および変更が成され得ることは明らかであろう。上記に鑑み、本発明は、添付の請求項およびそれらの均等物の範囲内で本発明の修正および変更を含むことが意図される。

Claims (40)

  1. 表示画素構造であって、
    一の第1の基板と、
    前記第1の基板に配置される複数のカソード構造層と、
    一の光透過材料でできた一の第2の基板と、
    前記第2の基板上に配置され、一の光透過導電材料でできている複数のアノード構造層であって、
    前記複数のカソード構造層が前記複数のアノード構造層とそれぞれ位置合わせされるように前記第1の基板が前記第2の基板に面する複数のアノード構造層と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置され、前記複数のアノード構造層、および、前記複数のカソード構造層をそれぞれ区分することにより、複数の空間を形成する一の分離構造と、
    前記複数のアノード構造層と前記複数のカソード構造層との間にそれぞれ配置されることにより、複数の画素を形成する複数の蛍光層と、
    前記複数の空間内に充填され、一の動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が前記複数の蛍光層に直接衝突することを可能にする一の電子平均自由行程を含む一の低圧ガスと、
    を含む表示画素構造。
  2. 前記低圧ガスの一のガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルである、請求項1に記載の表示画素構造。
  3. 前記複数の蛍光層は、それぞれ、前記アノードの一の表面に配置される、請求項1に記載の表示画素構造。
  4. 前記複数の蛍光層は、複数の材料特性に従い、異なる色の複数の光を発する、請求項1に記載の表示画素構造。
  5. 少なくとも3つの隣接する画素は、一の画素ユニットを形成し、前記3つの蛍光層は、赤、緑、および、青の光をそれぞれ発する3つの蛍光材料を含む、請求項1に記載の表示画素構造。
  6. 前記画素ユニットは、他の原色光をさらに含む、請求項5に記載の表示画素構造。
  7. 前記動作電圧は、前記複数の画素の前記複数のアノード構造層および前記複数のカソード構造層に対応して印加されることにより、望ましい輝度グレーレベルを生成する、請求項1に記載の表示画素構造。
  8. 前記複数のカソード構造層にそれぞれ配置される複数の二次電子源材料層をさらに含む、請求項1に記載の表示画素構造。
  9. 前記複数の二次電子源材料層の一の材料は、MgO、Tb、La、または、CeOを含む、請求項8に記載の表示画素構造。
  10. 前記アノード構造層および前記カソード構造層の少なくとも1つに配置される複数の誘導放電構造層をさらに含む、請求項1に記載の表示画素構造。
  11. 一列に並べられた複数の表示画素を含む表示装置であって、前記複数の表示画素のそれぞれは、一の電子放出発光素子を含み、該電子放出発光素子は、
    一のカソード構造層と、
    一のアノード構造層と、
    前記カソード構造層と前記アノード構造層との間に配置される一の蛍光層と、
    前記カソードと前記アノードとの間に配置され、前記カソードをして複数の電子を発射せしめる一の低圧ガスであって、一の動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が前記蛍光層に直接衝突することを可能にする一の電子平均自由行程を含む低圧ガスと、
    を含む表示装置。
  12. 前記低圧ガスの一の雰囲気ガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルである、請求項11に記載の表示装置。
  13. 各電子放出発光素子の前記蛍光層は、前記アノード構造層の一の表面に配置される、請求項11に記載の表示装置。
  14. 各電子放出発光素子の前記アノード構造層および前記カソード構造層を担持する一の上部基板および一の下部基板をさらに含む、請求項11に記載の表示装置。
  15. 各電子放出発光素子は、前記アノード構造層および前記カソード構造層の少なくとも1つに配置される一の誘導放電構造をさらに含む、請求項11に記載の表示装置。
  16. 各電子放出発光素子は、前記カソード上に配置される一の二次電子源材料層をさらに含む、請求項11に記載の表示装置。
  17. 3つの隣接する電子放出発光素子は、赤、緑、青の光をそれぞれ発する一の画素ユニットを形成する、請求項11に記載の表示装置。
  18. 前記画素ユニットは、他の原色光をさらに含む、請求項17に記載の表示装置。
  19. 表示装置であって、
    一の第1の基板と、
    一の二次元配列を形成するよう前記第1の基上に配置される複数のカソード構造層と、
    一の光透過材料でできた一の第2の基板と、
    前記第2の基板上に配置され、一の光透過導電材料でできている複数のアノード構造層であって、前記複数のカソード構造層が前記複数のアノード構造層と位置合わせされるように前記第1の基板が前記第2の基板に面する複数のアノード構造層と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置され、前記複数のアノード構造層、および、前記複数のカソード構造層をそれぞれ区分することにより、複数の空間を形成する一の分離構造と、
    前記複数のアノード構造と前記複数のカソード構造との間にそれぞれ配置されることにより、複数の画素を形成する複数の蛍光層と、
    前記複数の空間内に充填され、一の動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が前記複数の蛍光層に直接衝突することを可能にする一の電子平均自由行程を含む一の低圧ガスと、
    前記第1の基板および前記第2の基板の少なくとも1つに配置され、前記対応する動作電圧を印加するよう前記二次元配列の前記複数の画素を制御することにより輝度グレーレベルを生成する複数の駆動ユニットと、
    を含む表示装置。
  20. 前記複数の駆動ユニットは、前記複数の画素を一のアクティブモード、または、一のパッシブモードで駆動する、請求項19に記載の表示装置。
  21. 前記低圧ガスの一のガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルである、請求項19に記載の表示装置。
  22. 各画素は、前記複数の駆動ユニットの制御下で前記複数の画素の駆動を支援する少なくとも1つの薄膜トランジスタ(TFT)をさらに含む、請求項19に記載の表示装置。
  23. 前記複数の蛍光層は、複数の材料特性に従い異なる色の複数の光を発する、請求項19に記載の表示装置。
  24. 前記複数の蛍光層は、複数の異なる動作電圧に従い複数の異なる輝度グレーレベルを発する、請求項19に記載の表示装置。
  25. 表示画素構造であって、
    一の第1の基板と、
    一の光透過材料でできた一の第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置されて複数の空間を区分する一の分離構造と、
    前記第1の基板上に配置され、各々が前記複数の空間のそれぞれに含まれる複数のカソード構造層と、
    前記第1の基板上に配置され、各々が前記複数の空間のそれぞれに含まれる複数のアノード構造層と、
    前記第1の基板上の前記複数のアノード構造層と前記複数のカソード構造層との間にそれぞれ配置されることにより、複数の画素を形成する複数の蛍光層と、
    前記複数の空間内に充填され、一の動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が前記複数の蛍光層に直接衝突することを可能にする一の電子平均自由行程を含む一の低圧ガスと、
    を含む表示画素構造。
  26. 前記低圧ガスの一の雰囲気ガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルである、請求項25に記載の表示画素構造。
  27. 少なくとも3つの隣接する画素は、一の画素ユニットを形成し、前記3つの蛍光層は、赤、緑、青の光をそれぞれ発する3つの蛍光材料を含む、請求項25に記載の表示画素構造。
  28. 前記画素ユニットは、他の原色光をさらに含む、請求項27に記載の表示画素構造。
  29. 前記動作電圧が前記複数の画素の前記複数のアノード構造層および前記複数のカソード構造層に対応して印加されることにより、望ましい輝度グレーレベルがそれぞれ生成される、請求項25に記載の表示画素構造。
  30. 前記複数のカソード構造層にそれぞれ配置される複数の二次電子源材料層をさらに含む、請求項25に記載の表示画素構造。
  31. 前記複数の二次電子源材料層の一の材料は、MgO、Tb、La、またはCeOを含む、請求項30に記載の表示画素構造。
  32. 前記アノード構造層および前記カソード構造層の少なくとも1つに配置される複数の誘導放電構造をさらに含む、請求項25に記載の表示画素構造。
  33. 表示装置であって、
    一の第1の基板と、
    一の光透過材料でできた一の第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置され、一の二次元配列を形成するよう複数の空間を区分する一の分離構造と、
    前記第1の基板上に配置され、各々が前記複数の空間のそれぞれに含まれる複数のカソード構造層と、
    前記第1の基板上に配置され、各々が前記複数の空間のそれぞれに含まれる複数のアノード構造層と、
    前記第1の基板上の前記複数のアノード構造層と前記複数のカソード構造層との間にそれぞれ配置されることにより、複数の画素を形成する複数の蛍光層と、
    前記複数の空間内に充填され、一の動作電圧下で少なくとも十分な量の電子が前記複数の蛍光層に直接衝突することを可能にする一の電子平均自由行程を含む一の低圧ガスと、
    前記第1の基板および前記第2の基板の少なくとも1つに配置され、前記対応する動作電圧を印加するよう前記二次元配列の前記複数の画素を制御することにより輝度グレーレベルを生成する複数の駆動ユニットと、
    を含む表示装置。
  34. 前記低圧ガスの一の雰囲気ガス圧力は、8×10−1トル乃至10−3トルである、請求項33に記載の表示装置。
  35. 少なくとも3つの隣接する画素は、一の画素ユニットを形成し、前記3つの蛍光層は、赤、緑、青の光をそれぞれ発する3つの蛍光材料を含む、請求項33に記載の表示装置。
  36. 前記画素ユニットは、他の原色光をさらに含む、請求項33に記載の表示装置。
  37. 前記動作電圧が前記複数の画素の前記複数のアノード構造層および前記複数のカソード構造層に対応して印加されることにより、望ましい輝度グレーレベルがそれぞれ生成される、請求項33に記載の表示装置。
  38. 前記複数のカソード構造層にそれぞれ配置される複数の二次電子源材料層をさらに含む、請求項33に記載の表示装置。
  39. 前記複数の二次電子源材料層の一の材料は、MgO、Tb、La、またはCeOを含む、請求項38に記載の表示装置。
  40. 前記アノード構造層および前記カソード構造層の少なくとも1つに配置された複数の誘導放電構造をさらに含む、請求項33に記載の表示装置。
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