JP2008152578A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び携帯端末装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び携帯端末装置 Download PDF

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Seiji Muramatsu
成治 村松
Yoshimitsu Funabashi
慶充 船橋
Masayoshi Iriko
真由 入交
Junji Imai
淳嗣 今井
Keiko Hiraoka
慶子 平岡
Takamoto Tsuda
崇基 津田
Takeshi Matsuzawa
剛 松澤
Takeichi Tanigawa
武市 谷川
Tomoharu Okamoto
智晴 岡本
Akihiko Adachi
晃彦 安達
Tatsuhiko Nishimura
竜彦 西村
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Abstract

【課題】 電子メールの重要度(優先度)を自動的に判別する。
【解決手段】 制御部は、保護設定の有無、着信拒否設定の有無、送信履歴の有無、メール本文の文字数等のファクタに基づいて、各電子メールの優先度を判別する。例えば、保護設定のなされている電子メールは一番優先度の高い「優先度1」と判別する。これに対して、着信拒否の設定されている電子メールは1番優先度の低い「優先度9」と判別する。さらに、保護設定及び着信拒否設定がなされておらず、送信履歴の存在する電子メールのうち、メール本文の文字数が50文字以上で、過去の送信回数が50回以上のユーザに対する電子メールの場合、2番目に優先度の高い「優先度2」と判別する。制御部は、この判別した優先度順に電子メールを並べて表示し、或いはメモリの記憶容量が不足した際に、優先度の低い電子メールに対して新たな電子メールを上書きするかたちで保存する。
【選択図】 図26

Description

本発明は、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、或いはノート型のパーソナルコンピュータ装置等の携帯機器に適用して好適な情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び携帯端末装置に関する。
特開2002−334045号の公開特許公報(特許文献1)に、送信メール又は受信メールに対して自動的に利用者の興味を反映させた重み付けを行い、この重み付けの値に対応する重要度に応じて、重要度(高)、重要度(中)、重要度(低)に該送信メール又は受信メールを分類して表示する電子メール分類方法が開示されている。
この電子メール分類方法では、重要度の「登録対象」となっている送信メール又は受信メールのメール本文から単語の組を抽出し、この抽出した単語の組に対して、利用者から指定された興味度を数値化した重要度を表す値を付与したうえで判定基準データベースに登録する。
次に、重要度の「判定対象」となっている電子メールのメール本文から単語の組を抽出し、この抽出した単語の組の重要度を、上記判定基準データベースから読み出した後、重要度の「判定対象」となっている電子メールのメール本文から抽出した各単語の組の重要度を加算して当該該電子メールに対する重要度を求め、この求めた重要度の値に応じて当該「判定対象」となっている電子メールの重要度の高低を分類して表示する。
このような電子メール分類方法の場合、利用者は送信メール又は受信メールに対して関心の有無を指定するだけで、上記重み付けの基準の作成が自動的に行われる。このため、電子メールに対する重み付けの基準を、利用者自身が作成する必要は無い。また、この重み付けの基準に基づいて行った電子メールの重要度判定結果を、重要度の高・低や数値で表示することにより、利用者が電子メールの整理や選別等を容易に行うことが可能となる。
特開2002−334045号公報(第4頁〜第5頁:図6)
しかし、特許文献1に開示されている電子メール分類方法は、電子メールの重要度判定の基準とする判定基準データを予め作成しておく必要がある。このため、利用者は、送受信した電子メールのうち、判定基準データを作成するための電子メールを指定する操作や、この指定した電子メールに対する興味度の設定操作を強いられる問題がある。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、面倒な機器操作を必要とすることなく、コンテンツの重要度(優先度)を自動的に判別して表示することができるような情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び携帯端末装置の提供を目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、上述の課題を解決するための手段として、
少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて、該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部と、
上記優先度自動判別部により判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示する表示制御部と
を有する。
また、本発明に係る情報処理方法は、上述の課題を解決するための手段として、
優先度自動判別部が、少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて該各コンテンツの優先度を自動判別するステップと、
表示制御部が、上記ステップで判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示するステップと
を有する。
また、本発明に係る情報処理プログラムは、上述の課題を解決するために、
少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記優先度自動判別部として機能させることで判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示する表示制御部としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
複数のコンテンツが記憶されたメモリと、
少なくとも上記メモリに記憶されている各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて、該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部と、
上記各コンテンツを表示するための表示部と、
上記優先度自動判別部により判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて上記表示部に表示する表示制御部と
を有する。
このような本発明は、少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて該各コンテンツの優先度を判別することで、コンテンツの優先度判別動作の自動化を図る。そして、このように自動判別した優先度順に各コンテンツを表示部に表示する。
本発明は、面倒な機器操作を必要とすることなく、コンテンツの重要度(優先度)を自動的に判別し、この判別した優先度順に各コンテンツを並べて表示することができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の電気構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように基地局との間で無線通信を行うアンテナ1及び通信回路2と、着信音や受話音声等の音響出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声を集音するマイクロホン部4と、画像(動画像、静止画像等)や文字等の他、後に説明する「ライフタイムカレンダー」を表示するための表示部5とを有している。
また、この携帯電話機は、文字等の入力操作や所望のメニューの選択操作等を行うための操作部6と、発着信等を光で知らせるための発光部7(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体の静止画像或いは動画像を撮像するためのカメラ部8と、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに知らせるためのバイブレーションユニット9とを有している。
また、この携帯電話機は、現在時刻をカウントするタイマ10と、基地局を介した無線通信処理を行うための通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、各種アプリケーションプログラムや、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ(コンテンツ)等が記憶されたメモリ11と、当該携帯電話機全体を制御する制御部12とを有している。
メモリ11には、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムと、カメラ部8の撮像制御や、カメラ部8で撮像され、或いはネットワークや入力端子を介して取り込まれた動画像、静止画像のビューワ機能を有するカメラ制御プログラムと、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽コンテンツの再生を行うための音楽プレーヤプログラムとが記憶されている。
また、メモリ11には、上記「ライフタイムカレンダー」を表示部5に表示すると共に、この「ライフタイムカレンダー」に基づいて指定された情報処理に対応するアプリケーションプログラムを、上記各種アプリケーションプログラムから選択して起動させる、いわゆるランチャーソフトウェアとして機能するライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムが記憶されている。
また、メモリ11には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等の静止画像、電話番号、電子メールアドレス、誕生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽コンテンツと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像コンテンツ及び動画像コンテンツと、送受信された電子メールコンテンツと、電話及び電子メールの発着信履歴と、後述する「想い出ポップアップ表示」を行った際の履歴である想い出リスト等が記憶されている。
また、メモリ11に記憶される音楽コンテンツ、静止画像コンテンツ、動画像コンテンツ、及び送受信された電子メールコンテンツには、後述するランク付け処理により各コンテンツの優先度を示す優先度情報が付加されて該メモリ11に記憶されている。制御部12は、この優先度情報に基づいて各コンテンツの表示の有無や表示順序を決定してライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
[携帯電話機の外観構成]
一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機は、図2(a)、(b)に示すように上筐体21及び下筐体22をヒンジ部23を介して折り畳み可能に接続した、いわゆる折り畳み式の携帯電話機となっている。なお、図2(a)は、開状態時の当該携帯電話機を、内面側(閉状態時に突き合わせられる面側)から見た図であり、図2(b)は、開状態時の当該携帯電話機を、外面側から見た図である。
図2(a)において、この携帯電話機は、上筐体21に表示部5を有している。また、この携帯電話機は、筐体21の上端部21aと表示部5の上端部5aとの間に、通話用のスピーカ部3と、第2のカメラ部8b(インカメラ部)とを有している。また、この携帯電話機は、下筐体22に操作部6を有しており、この操作部6と下筐体22の下端部22aとの間に通話用或いは周囲の音声集音用となるマイクロホン部4を有している。
操作部6は、上下左右に押圧操作可能な十字キー24と、この十字キーの中央部に設けられた決定キー25とを有している。また、操作部6は、通常は、電子メール管理プログラムの起動を指示する際に押圧操作を行う第1のソフトキー26と、通常は、インターネット等のネットワーク接続を指示する際に押圧操作を行う第2のソフトキー27とを有している。また、操作部6は、通常は、メインメニューの表示を指示する際に押圧操作を行う第3のソフトキー28と、通常は、所望のコマンドを割り当てて使用する第4のソフトキー29とを有している。
また、操作部6は、通常、電話発信や着信した電話を取る際に押圧操作するオフフックキー30と、通常、メイン電源のオンオフ時及び通話終了時に押圧操作するオンフックキー31と、通常、入力した文字の削除や指定した動作の訂正時等に押圧操作するクリアキー32と、0〜9の数字やアルファベット、アスタリスク「*」、シャープ「#」等の文字が割り当てられた12個の12キー33とを有している。
また、この携帯電話機は、図2(b)に示すように、下筐体22の背面側(上記操作部6が設けられている面に対して反対側となる面)に第1のカメラ部8a(メインカメラ部)を有している。すなわち、この携帯電話機は、図1のブロック図に示すカメラ部8として、メインカメラ部8aとインカメラ部8bとの、計2つのカメラ部を有している。そして、主に、メインカメラ部8aは他のユーザや風景等を撮像する場合に用いられ、インカメラ部8bは、音声及び画像を互いに送受信しながら通話を行う、いわゆるテレビ電話による通話を行う場合等に、当該携帯電話機のユーザの顔等を撮像する際に用いられるようになっている。
[ライフタイムカレンダーの概要]
この実施の形態の携帯電話機は、画像コンテンツ(静止画像、動画像)、電子メールコンテンツ、スケジュールコンテンツ、電話帳コンテンツ等の、通常、それぞれ専用のアプリケーションプログラムで別々に取り扱われる各種コンテンツを一括して取り扱い、これらのコンテンツを時系列に沿って一覧化した「ライフタイムカレンダー」を表示する機能(ライフタイムカレンダー表示機能)を有している。
このライフタイムカレンダーは、制御部12が、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて動作することで表示されるようになっている。ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムは、各コンテンツのアプリケーションプログラムと連携するコンテンツランチャーソフトウェアとなっている。すなわち、ライフタイムカレンダー上に一覧化して表示したコンテンツの編集等を行う際には、この編集等を行うコンテンツに対応する専用のアプリケーションプログラムが起動するようになっている。
また、ライフタイムカレンダー上に表示するコンテンツは、後に説明する「表示設定機能」及び「フィルタ設定機能」により、ユーザが任意に指定可能となっている。
また、このライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムは、複数のコンテンツの中から乱数を用いてランダムに代表的なコンテンツを選出する「レーティング機能」を有している。例えば、表示すべき静止画像コンテンツが多数存在することで、上記ライフタイムカレンダー上に一度に表示できない場合、制御部12は、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムの「レーティング機能」に基づいて代表的な静止画像コンテンツをランダムに選出し、これをライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
また、上記ライフタイムカレンダー上に一度に表示できない場合に表示される上記代表的なコンテンツは、この「レーティング機能」に基づいて、所定のタイミングで変更されるようになっている。この場合、一度表示したコンテンツ以外のコンテンツを、上記代表的なコンテンツとして選出して表示するようになっている。
また、この実施の形態の携帯電話機の場合、操作部6の操作に応じてライフタイムカレンダー上の「フォーカス」を移動させて、該ライフタイムカレンダーの操作を行うようになっている。このフォーカスは、選択中のメニューやコンテンツ等の枠部分或いは全体を、非選択中のメニューやコンテンツよりも輝度や表示色を変更して表示する表示形態である。以下、このようなフォーカスの移動操作を「フォーカスを当てる」との文言を用いて表現することとする。
なお、この例では、選択中のメニューやコンテンツ等に上記「フォーカスを当てる」ことで、ユーザに対して選択中のメニューやコンテンツ等を認識させることとしたが、いわゆるカーソルの移動により、ユーザに対して選択中のメニューやコンテンツ等を認識させるようにしてもよい。
また、このライフタイムカレンダーは、ライフタイムカレンダー上のいずれかの日付にフォーカスが所定時間以上当たっていた場合に、このフォーカスが当たっている日付に対して過去となる日付(例えば、1年前の日付や1ヶ月前の日付等)に対応するコンテンツを、ライフタイムカレンダーの一部に重ねてポップアップ表示する「想い出ポップアップ機能」を有している。
[ライフタイムカレンダーで取り扱うメタデータ]
図3に、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムで取り扱う各コンテンツの種類及び各コンテンツのメタデータの一部を示す。
この図3からわかるように、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムでは、「静止画像コンテンツ」、「受信電子メールコンテンツ」、「送信電子メールコンテンツ」、「スケジュールコンテンツ」、電話帳に登録された「誕生日コンテンツ」、及び「通信サービスコンテンツ」を取り扱うようになっている。
なお、この図3には、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムで取り扱うコンテンツとして、静止画像コンテンツ、送受信した電子メールコンテンツ、スケジュールコンテンツ及び電話帳に登録された誕生日コンテンツを図示しているが、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムでは、この他、動画像コンテンツ、音楽コンテンツ等も取り扱うようになっている。
〔静止画像コンテンツのメタデータ〕
「静止画像コンテンツ」としては、撮影時刻/保存時刻データ、サムネイル画像、管理用タイトル、ファイル種別アイコン(静止画像アイコン)、ファイルサイズアイコン及び取得元アイコンの各メタデータがライフタイムカレンダー上で取り扱われるようになっている。
撮影時刻データは、カメラ部8で撮像を行った静止画像をメモリ11に保存する際に、制御部12がタイマ10で計時されている時刻情報を取り込んで静止画像コンテンツに付加したデータである。
なお、所定のWebサイトからダウンロード等を行った静止画像の場合、撮影時刻データが付加されていないものもある。この場合、制御部12は、メモリ11に静止画像コンテンツを保存する際に、タイマ10から時刻情報(=保存時刻)を取り込み、これをダウンロード等を行った静止画像に対して付加する。図3の「撮影時刻/保存時刻」との記載は、これを意味している。
サムネイル画像は、制御部12が、ライフタイムカレンダー上に表示を行う際に、メモリ11に記憶されている元となる静止画像コンテンツに基づいてリアルタイムに形成する、例えば120ドット×160ドットの大きさの画像である。なお、動画像コンテンツのサムネイル画像をライフタイムカレンダー上に表示する場合、制御部12は、例えばその動画像コンテンツの最初のフレーム画像から上記120ドット×160ドットの大きさのサムネイル画像をリアルタイムに形成して、ライフタイムカレンダー上に表示する。
管理用タイトルは、静止画像コンテンツのタイトル名を示すデータである。この管理用タイトルとしては、カメラ部8で撮像した静止画像コンテンツをメモリ11に保存する際に、制御部12が、タイマ10から取り込んだ現在時刻情報に対応する撮影年月日及び撮影時刻を上記静止画像コンテンツに対して自動的に付加するようになっている。すなわち、カメラ部8で撮像された静止画像コンテンツの管理用タイトルとしては、最初は、撮影年月日及び撮影時刻が自動的に付加される。
この管理用タイトルは、静止画像コンテンツをメモリ11に保存した後に編集が可能となっている。管理用タイトルの編集を行う場合、ユーザは、所望のタイミングで管理用タイトルの編集画面を表示させ、操作部6を操作して所望の管理用タイトルを入力する。制御部12は、このユーザにより入力された管理用タイトルを、その静止画像コンテンツに付加されている上記自動的に付加された撮影年月日及び撮影時刻に上書きする。これにより、その静止画像コンテンツの管理用タイトルが所望の管理用タイトルに変更されることとなる。
なお、制御部12は、所定のWebサイトからダウンロード等を行った静止画像コンテンツのうち、既に管理用タイトルが付加されている静止画像コンテンツは、その付加されている管理用タイトルをそのまま取り扱い、管理用タイトルが付加されていない静止画像コンテンツは、ダウンロードを行った年月日及び時刻を管理用タイトルとして、その静止画像コンテンツに自動的に付加する。この自動的に付加された管理用タイトルも、前述の管理用タイトルの編集画面においてユーザが任意に変更可能となっている。
このライフタイムカレンダーにおいては、JPEG形式(JPEG:Joint Photographic Experts Group)、GIF形式(アニメーションGIFを含む。GIF:Graphic Interchange Format)、SWF形式(SWF:Shockwave Flash、登録商標)、IFM(スタンプ及びフレーム)等の各種画像形式を取り扱い可能となっている。
上記ファイル種別アイコン(静止画像アイコン)は、このようないずれかの画像形式の静止画像コンテンツが存在することを示すアイコンであり、上記ファイルサイズアイコンは、静止画像コンテンツのファイルサイズを示すアイコンとなっている。
取得元アイコンは、その静止画像コンテンツの取得元を示すアイコンである。このライフタイムカレンダーでは、例えばカメラ部8で撮像された静止画像コンテンツの場合、取得元がカメラ部8であることを示すアイコンを表示し、所定のWebサイトからダウンロードした静止画像コンテンツの場合、取得元が上記Webサイトであることを示すアイコンを表示するようになっている。
なお、ライフタイムカレンダー上で静止画像コンテンツの表示等が指定された場合、制御部12は、メモリ11に記憶されているカメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて、上記指定された静止画像コンテンツの表示等を行うようになっている。
〔受信電子メールコンテンツのメタデータ〕
「受信電子メールコンテンツ」は、受信時刻データ、ファイル種別アイコン(受信メールアイコン)、Fromアイコン、送信元名/送信元アドレス、添付データアイコン、送信元画像、件名アイコン、件名データの各メタデータがライフタイムカレンダー上で取り扱われるようになっている。
受信時刻データは、その電子メールを受信した時刻を示すデータである。制御部12は、電子メールを受信したタイミングでタイマ10から時刻情報を取り込み、この取り込んだ時刻情報を、受信した電子メールに付加してメモリ11に保存する。そして、制御部12は、この電子メールに付加した時刻情報を、受信時刻データとしてライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
ファイル種別アイコン(受信メールアイコン)は、受信電子メールコンテンツが存在することを示すアイコンであり、一例として封書の画像に、受信を意味する下方向の矢印の画像を付したアイコンとなっている。
Fromアイコンは、送信元名の表示欄であることを示すアイコンであり、「From」の文字のアイコンとなっている。
送信元画像は、電話帳に登録されている各ユーザの画像である。すなわち、メモリ11に記憶されている電話帳には、各ユーザの画像の登録欄が設けられている。当該携帯電話機のユーザは、通常、カメラ部8で撮像した各ユーザの顔等の撮像画像を、この電話帳内の登録欄に登録する。制御部12は、受信電子メールコンテンツに付されている電子メールアドレスに基づいて電話帳を検索することで、この受信電子メールコンテンツの送信元となるユーザの撮像画像(=送信元画像)を検出してライフタイムカレンダー上に表示する。なお、電話帳に登録されている画像の画像サイズが、ライフタイムカレンダー上の表示サイズとは異なる場合、制御部12は、電話帳に登録されている画像を、例えば120ドット×160ドットの大きさの画像に縮小処理或いは拡大処理し、ライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
送信元名/送信元アドレスは、受信した電子メールの送信元を示すデータである。制御部12は、受信した電子メールの送信元を示すデータとして、上記送信元画像、送信元名或いは送信元アドレスのいずれかをライフタイムカレンダー上に表示する。
すなわち、制御部12は、ライフタイムカレンダー上に表示する優先順位を、送信元画像、送信元名、送信元アドレスの順としており、受信した電子メールに対応する送信元画像、送信元名及び送信元アドレスが電話帳に登録されている場合は、送信元画像をライフタイムカレンダー上に表示する。また、受信した電子メールに対応する送信元画像が登録されておらず、送信元名及び送信元アドレスが電話帳に登録されている場合は、送信元名をライフタイムカレンダー上に表示し、受信した電子メールに対応する送信元画像及び送信元名が登録されておらず、送信元アドレスのみが電話帳に登録されている場合、或いは電話帳に未登録の場合、送信元アドレスをライフタイムカレンダー上に表示する。
添付データアイコンは、受信した電子メールに対して画像データや音楽データ等の添付データが付加されていた場合に、制御部12がライフタイムカレンダー上に表示するアイコンである。一例ではあるが、制御部12は、この添付データアイコンとして、クリップの画像のアイコンをライフタイムカレンダー上に表示することで、ユーザに対して添付データの存在を示すようになっている。
件名アイコンは、受信電子メールコンテンツに付されている表題(件名)の表示欄であることを示すアイコンである。また、件名データは、受信電子メールコンテンツに付されている表題(件名)である。制御部12は、受信した電子メールに付されている件名データを、この件名アイコンに隣接させてライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
なお、ライフタイムカレンダー上で受信電子メールコンテンツの表示等が指定された場合、制御部12は、メモリ11に記憶されている電子メール管理プログラムを起動して、上記指定された電子メールの文章等を表示するようになっている。
また、ライフタイムカレンダー上で受信電子メールコンテンツに添付されていた添付データの表示等が指定された場合、制御部12は、その添付データに対応するアプリケーションプログラムを起動して、該指定された添付データを表示するようになっている。例えば、添付データとして静止画像が付加されていた場合、ライフタイムカレンダー上で添付データの表示が指定されると、制御部12は、メモリ11に記憶されているカメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて、この場合の添付データである静止画像の表示を行う。同様に、添付データが音楽コンテンツである場合、ライフタイムカレンダー上で添付データの再生が指定されると、制御部12は、メモリ11に記憶されている音楽プレーヤプログラムに基づいて、この場合の添付データである音楽コンテンツの再生を行う。
〔送信電子メールコンテンツのメタデータ〕
「送信電子メールコンテンツ」は、送信時刻データ、ファイル種別アイコン(送信メールアイコン)、Toアイコン、宛先名/宛先アドレス、複数人アイコン、添付データアイコン、宛先画像、件名アイコン、件名データの各メタデータがライフタイムカレンダー上で取り扱われるようになっている。
送信時刻データは、その電子メールを送信した時刻を示すデータである。制御部12は、電子メールを送信したタイミングでタイマ10から時刻情報を取り込み、この取り込んだ時刻情報を、送信した電子メールに付加してメモリ11に保存する。そして、制御部12は、この電子メールに付加した時刻情報を、送信時刻データとしてライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
ファイル種別アイコン(送信メールアイコン)は、送信電子メールコンテンツが存在することを示すアイコンであり、一例として封書の画像に、送信を意味する上方向の矢印の画像を付したアイコンとなっている。
Toアイコンは、電子メールを送信した相手となるユーザ名(宛先名)の表示欄であることを示すアイコンであり、「To」の文字のアイコンとなっている。
宛先画像は、上述の送信元画像と同じく、電話帳に登録されている各ユーザの画像である。ライフタイムカレンダーでは、この電話帳に登録されている各ユーザの画像を、上述の「送信元画像」及びこの「宛先画像」として取り扱う。なお、電話帳に登録されている画像の画像サイズが、ライフタイムカレンダーで取り扱う画像の表示サイズとは異なる場合、制御部12は、電話帳に登録されている画像を縮小処理或いは拡大処理してライフタイムカレンダー上に表示することは、上述のとおりである。
宛先名/宛先アドレスは、送信した電子メールの宛先を示すデータである。制御部12は、送信した電子メールの宛先を示すデータとして、上記宛先画像、宛先名或いは宛先アドレスのいずれかをライフタイムカレンダー上に表示する。
すなわち、制御部12は、ライフタイムカレンダー上に表示する優先順位を、宛先画像、宛先名、宛先アドレスの順としており、送信した電子メールに対応する宛先画像、宛先名及び宛先アドレスが電話帳に登録されている場合は、宛先画像をライフタイムカレンダー上に表示する。また、送信した電子メールに対応する宛先画像が登録されておらず、宛先名及び宛先アドレスが電話帳に登録されている場合は、宛先名をライフタイムカレンダー上に表示し、送信した電子メールに対応する宛先画像及び宛先名が登録されておらず、宛先アドレスのみが電話帳に登録されている場合、或いは電話帳に未登録の場合は、宛先アドレスをライフタイムカレンダー上に表示する。
複数人アイコンは、その送信電子メールコンテンツが、複数のユーザに対して同時に送信した電子メールである場合に表示されるアイコンである。一例ではあるが、この複数人アイコンは、その電子メールを複数人に同時に送信したことを、ユーザが直感的にわかるように、3人の人間の画像のアイコンとなっている。
なお、この複数人アイコンは、複数のユーザに対して同時に送信した送信電子メールコンテンツに対してのみ表示することとするが、受信した電子メールが、複数のユーザに対して同時に送信された電子メールである場合も、この複数人アイコンを表示し、その受信した電子メールが、複数のユーザに対して同時に送信されたものであることを示すようにしてもよい。
添付データアイコンは、送信した電子メールに対して添付データを付加した場合に表示されるアイコンである。上述のように、この添付データアイコンは、クリップの画像のアイコンとなっている。
件名アイコンは、送信電子メールコンテンツに付されている表題(件名)の表示欄であることを示すアイコンである。また、件名データは、送信電子メールコンテンツに付されている表題である。制御部12は、送信した電子メールに付されている件名データを、この件名アイコンに隣接させてライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
なお、ライフタイムカレンダー上で送信電子メールコンテンツの表示等が指定された場合、制御部12は、メモリ11に記憶されている電子メール管理プログラムを起動して、上記指定された電子メールの文章等を表示するようになっている。
また、ライフタイムカレンダー上で送信電子メールコンテンツに添付されていた添付データの表示等が指定された場合、制御部12は、その添付データに対応するアプリケーションプログラムを起動して、該指定された添付データを表示するようになっている。例えば、添付データとして静止画像が付加されていた場合、ライフタイムカレンダー上で添付データの表示が指定されると、制御部12は、メモリ11に記憶されているカメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて、この場合の添付データである静止画像の表示を行う。同様に、添付データが音楽コンテンツである場合、ライフタイムカレンダー上で添付データの再生が指定されると、制御部12は、メモリ11に記憶されている音楽プレーヤプログラムに基づいて、この場合の添付データである音楽コンテンツの再生を行う。
〔スケジュールコンテンツのメタデータ〕
「スケジュールコンテンツ」としては、スケジュールの開始時刻データ、ファイル種別アイコン(スケジュールアイコン)、分類アイコン、スケジュールの要約/内容を示すデータ、アラームアイコン、アラームのON/OFF設定を示すデータ、休祝日設定データの各メタデータがライフタイムカレンダー上で取り扱われるようになっている。
スケジュールの開始時刻データは、スケジュール帳に登録されているスケジュールの開始時刻を示すデータである。制御部12は、ライフタイムカレンダー上にスケジュールを表示する際、スケジュール帳に登録されているスケジュールの開始時刻を検出し、これをライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
ファイル種別アイコン(スケジュールアイコン)は、スケジュールの存在を示すアイコンである。一例ではあるが、このスケジュールアイコンとしては、カレンダー及び鉛筆をモチーフとした画像のアイコンがライフタイムカレンダー上に表示されるようになっている。
分類アイコンは、登録されているスケジュールの分類を示すアイコンである。ユーザは、スケジュール帳にスケジュールを登録する際に、一覧表示された各分類アイコンの中から、登録したスケジュールに対応する分類アイコンを選択するようになっている。制御部12は、このスケジュールの登録時に選択された分類アイコンを、上記スケジュールの開始時刻と共にライフタイムカレンダー上に表示する。
スケジュールの要約/内容を示すデータは、ユーザがスケジュールを登録した際に、そのスケジュールの表題の項に入力したデータである。制御部12は、この表題の項に入力されたデータを、スケジュールの要約としてライフタイムカレンダー上に表示する。
なお、そのスケジュールの表題の項に対する入力がなされていない場合、制御部12は、そのスケジュールの内容の項に入力されている文字列の先頭から例えば10文字等の文字列をライフタイムカレンダー上に表示する。図3に示す「スケジュールの要約/内容」との記載は、これを意味している。
アラームアイコンは、例えば鐘をモチーフとした画像のアイコンとなっており、アラームのON/OFF設定を示すデータは、そのスケジュールに対してアラーム設定がなされているか否かを示すデータとなっている。制御部12は、そのスケジュールに対してアラーム設定がなされている場合は、上記鐘の画像のアラームアイコンに隣接させて「ON」の文字をライフタイムカレンダー上に表示し、そのスケジュールに対してアラーム設定がなされていない場合は、上記鐘の画像のアラームアイコンに隣接させて「OFF」の文字をライフタイムカレンダー上に表示する。
休祝日設定データは、スケジュール帳に対してユーザが指定した休祝日を示すデータである。例えば、一般的には平日とされている日に、ユーザが個人的に休暇を取った場合、この休暇を取った日を、ユーザは休祝日としてスケジュール帳に登録可能となっている。制御部12は、ライフタイムカレンダー上の表示日に対して、休祝日設定がなされているか否かをスケジュール帳から判断する。そして、制御部12は、その表示日に対して休祝日設定がなされている場合、例えばその日付欄の表示色を変更する等の表示形態の変更処理を行い、ライフタイムカレンダー上に表示する。
なお、ライフタイムカレンダー上でスケジュールの表示等が指定された場合、制御部12は、メモリ11に記憶されているスケジュール管理プログラムを起動して、上記指定されたスケジュールの内容等を表示する。
また、上記スケジュール帳にスケジュールを登録する際に、例えば「会社」、「学校」、「家」等の、スケジュールを実行する「場所」を示す文字を入力するようになっている場合、制御部12は、このスケジュールを実行する場所をスケジュール帳から読み出してライフタイムカレンダー上に表示するようにしてもよい。
〔誕生日コンテンツのメタデータ〕
「誕生日コンテンツ」は、誕生年月日データ、ユーザ名、ファイル種別アイコン(誕生日アイコン)、フレーム画像(画枠画像)、サムネイル画像の各メタデータがライフタイムカレンダー上で取り扱われるようになっている。
この実施の形態の携帯電話機の場合、電話帳には、ユーザのユーザ名、電話番号及び電子メールアドレスの各登録欄の他、そのユーザの静止画像、画枠となるフレーム画像、及び生年月日の各登録欄が設けられている。
また、当該携帯電話機の場合、当該携帯電話機の持ち主となるユーザの静止画像、画枠となるフレーム画像、住所、電子メールアドレス、携帯電話番号、生年月日等の個人情報の登録欄が、上記電話帳とは別に設けられている。
制御部12は、この電話帳、或いは個人情報の登録欄に登録されている各情報に基づいて、ライフタイムカレンダー上における、上記電話帳に登録されたユーザの誕生日に対応する日付の表示欄、及び上記個人情報の登録欄に登録された当該携帯電話機の持ち主の誕生日に対応する日付の表示欄に、例えばケーキの画像の誕生日アイコンと、例えば花の画像の画枠となるフレーム画像(いくつかのフレーム画像のうち、当該携帯電話機の持ち主となるユーザにより選択されたフレーム画像でもよい。)、その日付が誕生日となるユーザの顔等の静止画像、或いは当該携帯電話機の持ち主の顔等の静止画像、及びその日付が誕生日となるユーザ或いは当該携帯電話機の持ち主のユーザ名を表示するようになっている。
なお、ライフタイムカレンダー上で、この「誕生日コンテンツ」が選択された場合、制御部12は、電話帳のアプリケーションプログラムを起動して、その「誕生日コンテンツ」に対応するユーザの個人情報の登録欄を表示制御し、或いは、当該携帯電話機の所有者の個人情報を表示するためのアプリケーションプログラムを起動して、その「誕生日コンテンツ」に対応する当該携帯電話機の所有者の個人情報の登録欄を表示制御する。
[ライフタイムカレンダーの設定詳細]
次に、このようなライフタイムカレンダーで取り扱われる各種コンテンツの表示の有無や表示を行うまでの時間等は当該ライフタイムカレンダーの設定画面において設定可能となっている。この設定を行う場合、ユーザは、表示部5に全体の設定メニューを表示し、この全体の設定メニューの中からライフタイムカレンダーの設定メニューを選択するように、操作部6を操作する。この操作がなされると、制御部12は、図4(a)に示すライフタイムカレンダーの設定画面(LTC設定画面)を表示部5に表示制御する。
このライフタイムカレンダーの設定画面としては、「表示設定」、「フィルタ設定」、「想い出表示時間」の各設定メニューが表示される。制御部12は、ユーザによる図2に示す十字キー24の上下操作に応じて、「表示設定」、「フィルタ設定」及び「想い出表示時間」の各設定メニューの間でフォーカスを移動表示制御する。
また、制御部12は、この移動表示制御により上記各設定メニューにフォーカスを当てた際に、そのフォーカスを当てた設定メニューの説明文を表示するようになっている。具体的には、図4(a)に示す例は、「フィルタ設定」の設定メニューにフォーカスが当たっている例であり、この場合、制御部12は、例えば「電話帳に登録されていないアドレスからの受信メールを非表示にします」等の、当該「フィルタ設定」の設定メニューの説明文を表示部5の余領域に表示制御する。このように、フォーカスを当てた設定メニューの説明文を表示することで、現在、フォーカスが当たっている設定メニューの設定内容をユーザに対して認識させることができ、ユーザが希望する設定メニューを容易に選択可能とすることができる。
次に、ユーザは、十字キー24を上下操作することで、「表示設定」、「フィルタ設定」、及び「想い出表示時間」の各設定メニューの中から所望の設定メニューにフォーカスを移動操作し、図2に示す決定キー25を押圧操作する。
〔表示設定〕
制御部12は、「表示設定」の設定メニューにフォーカスを当てている際に、決定キー25の押圧操作を検出すると、図4(b)に示す「表示設定」の設定メニューの表示画面を表示部5に表示制御する。この「表示設定」の設定メニューは、「静止画像コンテンツ」、「受信電子メールコンテンツ」、「送信電子メールコンテンツ」、「スケジュールコンテンツ」、及び「誕生日コンテンツ」をライフタイムカレンダー上に表示するか否かを設定するための設定メニューとなっている。
具体的には、制御部12は、この「表示設定」の設定メニューとして、「静止画像コンテンツ」、「受信電子メールコンテンツ」、「送信電子メールコンテンツ」、「スケジュールコンテンツ」、及び「誕生日コンテンツ」に対する各設定メニューを表示する。
このうち、「静止画像コンテンツ」の設定メニューは、ライフタイムカレンダー上に対する静止画像の表示の有無や、表示する静止画像が記憶されているフォルダの指定を行うためのメニューとなっている。
ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示する静止画像を制限しない場合、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「全表示」を選択操作する。この「全表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての静止画像の中からライフタイムカレンダー上に表示する静止画像を選択して表示を行うこととなる。
これに対して、ユーザは、上記静止画像をライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作する。この「非表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての静止画像を、ライフタイムカレンダーに対する表示対象から除外する。従って、この「非表示」が選択されている場合は、ライフタイムカレンダー上に静止画像の表示は行われないこととなる。
これに対して、ライフタイムカレンダー上に表示する静止画像が記憶されているフォルダを指定する場合、ユーザは、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「指定表示」を選択操作する。この「指定表示」が選択操作されると、制御部12は、「フォルダ指定」の選択欄を全輝度表示する。すなわち、上記プルダウンメニューの中から「全表示」及び「非表示」が選択された場合、制御部12は、この「フォルダ指定」の選択欄を半輝度表示(グレー表示)することで、ユーザに対して、この「フォルダ指定」の選択欄はノンアクティブであることを示す。これに対して、上記「指定表示」が選択操作された場合、制御部12は、「フォルダ指定」の選択欄を全輝度表示し、ユーザに対して、この「フォルダ指定」の選択欄がアクティブとなったことを示す。
この実施の形態の携帯電話機においては、ユーザは、カメラ部8で撮像した静止画像や、ネットワーク等を介してダウンロードした静止画像、或いは電子メールに添付されて送受信された静止画像等を、メモリ11内に形成した複数の静止画像フォルダに、例えば撮像日時やタイトル等に分類して保存しておくことが可能となっている。ユーザは、上記「フォルダ指定」の選択欄をアクティブとした際に、上記各フォルダの中から所望のフォルダを指定操作する。この指定操作がなされると、制御部12は、ユーザにより指定されたフォルダ内に保存している静止画像コンテンツのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
次に、「受信電子メールコンテンツ」の設定メニューは、ライフタイムカレンダー上に対する受信電子メールの表示の有無や、表示する受信電子メールが記憶されているフォルダ、電子メールアドレス、及び種類の設定を行うための設定メニューとなっている。
ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示する受信電子メールを全て表示してもよい場合、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「全表示」を選択操作する。この「全表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての受信電子メールの中からライフタイムカレンダー上に表示する受信電子メールを選択して表示を行うこととなる。
これに対して、ユーザは、受信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作する。この「非表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての受信電子メールコンテンツを、ライフタイムカレンダーに対する表示対象から除外する。従って、この「非表示」が選択されている場合は、ライフタイムカレンダー上に受信電子メールコンテンツの表示は行われないこととなる。
これに対して、指定した受信電子メールコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示する場合、ユーザは、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「指定表示」を選択操作する。この「指定表示」が選択操作されると、制御部12は、「フォルダ指定」、「メールアドレス指定」、「保護指定」の各選択欄を全輝度表示する。
すなわち、上記プルダウンメニューの中から「全表示」及び「非表示」が選択された場合、制御部12は、これら「フォルダ指定」、「メールアドレス指定」、「保護指定」の各選択欄を半輝度表示(グレー表示)することで、ユーザに対して、これら各選択欄はノンアクティブであることを示す。これに対し、上記「指定表示」が選択操作された場合、制御部12は、「フォルダ指定」、「メールアドレス指定」、「保護指定」の各選択欄を全輝度表示し、ユーザに対して、当該各選択欄がアクティブとなったことを示す。
この実施の形態の携帯電話機においては、メモリ11内に複数の受信電子メールフォルダを形成可能となっており、ユーザは、受信電子メールコンテンツの受信日時や受信電子メールを送信したユーザ毎等に分類して、対応するフォルダ内に記憶させておくことが可能となっている。このため、ユーザは、「フォルダ指定」を行う場合、プルダウンメニューに基づいて、受信電子メールが分類され記憶されている各フォルダの中から所望のフォルダを指定操作し、或いは全てのフォルダに記憶された受信電子メールを表示して良い場合にはフォルダの全指定を行う。この指定操作がなされると、制御部12は、ユーザにより指定されたフォルダ内に記憶されている受信電子メールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
また、ユーザは、「メールアドレス指定」を行う場合、受信電子メールの差出人となるユーザの電子メールアドレスを指定操作する。電子メールアドレスの指定は、電話帳、送信ランキング(送信回数の多いユーザを順に示すランキング)、受信ランキング(受信回数の多いユーザを順に示すランキング)の中から所望のユーザ(=所望の電子メールアドレス)を指定することで行う。また、この電子メールアドレスの指定は、ユーザが、操作部6を操作して直接的に入力することでも可能となっている。この電子メールアドレスの指定操作がなされると、制御部12は、ユーザにより指定された電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
また、この実施の形態の携帯電話機の場合、受信電子メールのうち、所望の受信電子メールの誤消去を防止する保護設定が可能となっている。そして、当該携帯電話機内に記憶されている全受信電子メールのうち、この保護設定されている受信電子メールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する受信電子メールコンテンツとして指定可能となっている。
すなわち、「保護指定」の選択欄としては、「全て表示」及び「保護メールのみ」の選択メニューが存在する。ユーザは、当該携帯電話機内に記憶されている全受信電子メールを表示してよい場合には、この「全て表示」の選択メニューを選択する。この選択がなされている場合、受信電子メールに対して保護設定がなされているか否かにかかわらず、該受信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示する。また、ユーザは、当該携帯電話機内に記憶されている全受信電子メールコンテンツのうち、保護設定している受信電子メールのみを表示する場合には、上記「保護メールのみ」の選択メニューを選択する。この選択がなされている場合、制御部12は、保護設定がなされている受信電子メールコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示する。
当該実施の形態の携帯電話機は、このようにライフタイムカレンダー上に表示する受信電子メールコンテンツを、記憶されているフォルダや保護設定の有無等の表示条件で指定可能となっている。そして、制御部12は、ユーザにより複数の表示条件が設定された場合、全ての表示条件を満足させる受信電子メールコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
次に、「送信電子メールコンテンツ」の設定メニューは、ライフタイムカレンダー上に対する送信電子メールの表示の有無や、表示する送信電子メールが記憶されているフォルダ、電子メールアドレス、及び種類の設定を行うための設定メニューとなっている。
ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示する送信電子メールを制限しない場合、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「全表示」を選択操作する。この「全表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての送信電子メールの中からライフタイムカレンダー上に表示する送信電子メールを選択して表示を行う。
これに対して、ユーザは、上記送信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作する。この「非表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機内に記憶されている全ての送信電子メールコンテンツを、ライフタイムカレンダーに対する表示対象から除外する。従って、この「非表示」が選択されている場合は、ライフタイムカレンダー上に送信電子メールコンテンツの表示は行われないこととなる。
これに対して、ライフタイムカレンダー上に表示する送信電子メールコンテンツの指定を行う場合、ユーザは、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「指定表示」を選択操作する。この「指定表示」が選択操作されると、制御部12は、「フォルダ指定」、「メールアドレス指定」、「保護指定」の各選択欄を全輝度表示して、ユーザに対して、当該各選択欄がアクティブとなったことを示す。
上述と同様に、メモリ11内には、複数の送信電子メールフォルダを形成可能となっており、ユーザは、送信電子メールの送信日時や送信電子メールコンテンツの送信相手となる各ユーザ毎等に分類して、対応するフォルダ内に記憶させておくことが可能となっている。このため、ユーザは、「フォルダ指定」を行う場合、送信電子メールコンテンツが分類されて記憶されている各フォルダの中から所望のフォルダを指定操作し、或いは全てのフォルダに記憶された送信電子メールコンテンツを表示して良い場合にはフォルダの全指定を行う。この指定操作がなされると、制御部12は、ユーザにより指定されたフォルダ内に記憶されている送信電子メールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
また、ユーザは、「メールアドレス指定」を行う場合、送信電子メールの宛先となるユーザの電子メールアドレスを指定操作する。電子メールアドレスの指定は、電話帳、送信ランキング(送信回数の多いユーザを順に示すランキング)、受信ランキング(受信回数の多いユーザを順に示すランキング)の中から所望のユーザ(=所望の電子メールアドレス)を指定することで行う。
また、この電子メールアドレスの指定は、ユーザが、操作部6を操作して直接的に入力することでも可能となっている。この電子メールアドレスの指定操作がなされると、制御部12は、ユーザにより指定された電子メールアドレスを有する送信電子メールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
また、この実施の形態の携帯電話機の場合、送信電子メールのうち、所望の送信電子メールの誤消去を防止する保護設定が可能となっている。そして、当該携帯電話機内に記憶されている全送信電子メールのうち、この保護設定されている送信電子メールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する送信電子メールとして指定可能となっている。
すなわち、「保護指定」の選択欄としては、「全て表示」及び「保護メールのみ」の選択メニューが存在する。ユーザは、当該携帯電話機内に記憶されている全ての送信電子メールコンテンツを表示してよい場合には、上記「全て表示」の選択メニューを選択する。この選択がなされている場合、制御部12は、送信電子メールコンテンツに対して保護設定がなされているか否かにかかわらず、該送信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示する。
また、ユーザは、当該携帯電話機内に記憶されている全ての送信電子メールコンテンツのうち、保護設定している送信電子メールコンテンツのみを表示する場合には、上記「保護メールのみ」の選択メニューを選択する。この選択がなされている場合、制御部12は、保護設定がなされている送信電子メールコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示する。
当該実施の形態の携帯電話機は、このようにライフタイムカレンダー上に表示する送信電子メールコンテンツを、記憶されているフォルダや保護設定の有無等の表示条件で指定可能となっている。そして、制御部12は、ユーザにより複数の表示条件が設定された場合、全ての表示条件を満足させる送信電子メールコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。
次に、「スケジュールコンテンツ」の設定メニューは、ライフタイムカレンダー上に対するスケジュールの表示の有無や、表示するスケジュールの分類の設定を行うための設定メニューとなっている。
ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示するスケジュールを全て表示してもよい場合、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「全表示」を選択操作する。この「全表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機のスケジュール帳に登録されている全てのスケジュールの中からライフタイムカレンダー上に表示するスケジュールを選択して表示を行う。
これに対して、ユーザは、上記スケジュールをライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作する。この「非表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機のスケジュール帳に登録されている全てのスケジュールを、ライフタイムカレンダーに対する表示対象から除外する。従って、この「非表示」が選択されている場合は、ライフタイムカレンダー上にスケジュールの表示は行われないこととなる。
これに対して、ライフタイムカレンダー上に表示するスケジュールの分類を指定する場合、ユーザは、「全表示/指定表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「指定表示」を選択操作する。この「指定表示」が選択操作されると、制御部12は、「分類選択」の選択欄を全輝度表示して、ユーザに対して、当該各選択欄がアクティブとなったことを示す。
当該携帯電話機の場合、スケジュール帳にスケジュールを登録する際、例えば会社、学校、食事会、ドライブ、スポーツ等の、そのスケジュールの分類を設定するようになっている。このため、ユーザは「分類選択」を行う場合、スケジュールの所望の分類を指定操作する。この指定操作がなされると、制御部12は、スケジュール帳に登録されている全てのスケジュールのうち、ユーザにより指定された分類のスケジュールのみを、ライフタイムカレンダー上に表示する。
次に、「誕生日コンテンツ」の設定メニューは、ライフタイムカレンダー上に誕生日コンテンツを表示するか否かを設定するための設定メニューとなっている。ユーザは、ライフタイムカレンダーに対して、電話帳に登録されている全てのユーザの誕生日コンテンツ、及び上記個人情報の登録欄に登録された誕生日コンテンツの表示を許可する場合、「全表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「全表示」を選択操作する。この「全表示」が選択されている場合、制御部12は、当該携帯電話機の電話帳に登録されている全てのユーザの誕生日コンテンツ、及び当該携帯電話機の所有者の情報である上記個人情報の登録欄に登録された誕生日コンテンツを、ライフタイムカレンダーの表示対象と認識して表示を行う。
これに対して、ユーザは、上記誕生日コンテンツをライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「全表示/非表示」のプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作する。この「非表示」が選択されている場合、制御部12は、電話帳に登録されている全てのユーザの誕生日コンテンツ、及び上記個人情報の登録欄に登録された誕生日コンテンツを、ライフタイムカレンダーの表示対象から除外する。これにより、「非表示」が選択されている場合には、ライフタイムカレンダー上に誕生日コンテンツの表示は行われないこととなる。
〔フィルタ設定〕
次に、制御部12は、図4(a)に示す「フィルタ設定」の設定メニューにフォーカスを当てている際に、決定キー25の押圧操作を検出すると、「ON/OFF」のプルダウンメニューをアクティブとする。この「フィルタ設定」の設定メニューは、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールを、ライフタイムカレンダー上に表示するか否かを設定するための設定メニューとなっている。
ユーザは、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示しない場合、上記「ON/OFF」のプルダウンメニューの中から「OFF」を選択操作する。この「OFF」が選択されている場合、制御部12は、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツを、ライフタイムカレンダーに対する表示対象から除外する。従って、この場合、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツは、ライフタイムカレンダー上に表示されないこととなる。
これに対して、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示してもよい場合、ユーザは、上記「ON/OFF」のプルダウンメニューの中から「ON」を選択操作する。この「ON」が選択されている場合、制御部12は、電話帳に対する電子メールアドレスの登録の有無にかかわらず、受信した受信電子メールコンテンツをライフタイムカレンダー上に表示する。
なお、この「フィルタ設定」では、電話帳に登録されていない電子メールアドレスを有する受信電子メールコンテンツの表示の是非を設定することとしたが、同様に、電話帳に登録されていない電子メールアドレスに対して送信された送信電子メールコンテンツの表示の是非を設定可能としてもよい。
〔想い出表示時間〕
次に、後に詳しく説明するが、この実施の形態の携帯電話機の場合、ライフタイムカレンダー上でフォーカスが当てられている日付の、例えば1年前の日付に対応する各種コンテンツを余領域にポップアップ表示する想い出ポップアップ機能を有している。この「想い出表示時間」の設定メニューは、このような想い出ポップアップ表示を行うか否か、及び想い出ポップアップ表示が行われるまでの時間を設定するための設定メニューとなっている。
制御部12は、図4(a)に示す「想い出表示時間」の設定メニューにフォーカスを当てている際に、決定キー25の押圧操作を検出すると、「非表示/早い/普通/遅い」のプルダウンメニューをアクティブとする。ユーザは、想い出ポップアップ表示を行わない場合、このプルダウンメニューの中から「非表示」を選択操作して決定キー25を押圧操作する。この「非表示」が選択操作されている場合、制御部12は、ライフタイムカレンダー上に想い出ポップアップ表示を行わない。
これに対して、「早い/普通/遅い」の各プルダウンメニューは、想い出ポップアップ表示が行われるまでの時間を設定するためのメニューとなっている。すなわち、この携帯電話機の場合、ライフタイムカレンダー上のいづれかの日付にフォーカスが所定時間以上当てられ続けていた場合(=無操作時間が所定時間以上であった場合)、制御部12が、そのフォーカスが当てられ続けている日付に対して過去となる日付に対応するコンテンツをポップアップ表示する想い出ポップアップ表示を行うようになっている。
上記「早い/普通/遅い」の各プルダウンメニューは、この想い出ポップアップ表示が行われるまでの時間を設定するメニューとなっている。ユーザは、この「早い/普通/遅い」の各プルダウンメニューの中から所望のメニューを選択操作する。
制御部12は、上記「早い」のメニューが選択されている場合、ユーザの操作が停止してから例えば「5秒後」に想い出ポップアップ表示を行い、上記「普通」のメニューが選択されている場合、ユーザの操作が停止してから例えば「7.5秒後」に想い出ポップアップ表示を行い、上記「遅い」のメニューが選択されている場合、ユーザの操作が停止してから例えば「10秒後」に想い出ポップアップ表示を行う。ユーザは、この「早い/普通/遅い」の各プルダウンメニューの中から所望のメニューを選択することで、ライフタイムカレンダーの表示時において、無操作状態となってから想い出ポップアップ表示が行われるまでの時間を、所望の時間に設定することができる。
[ライフタイムカレンダーの表示動作]
次に、ライフタイムカレンダーの表示動作を説明する。なお、以下、理解を容易とするために、ライフタイムカレンダー上には、動画コンテンツ及び音楽コンテンツを除き、静止画像コンテンツ、スケジュールコンテンツ、誕生日コンテンツ、送信電子メールコンテンツ及び受信電子メールコンテンツの表示を行うこととして説明を進める。
ライフタイムカレンダーを表示する場合、ユーザは、操作部6を介して、メインメニューからライフタイムカレンダーの起動を選択操作する。この選択操作がなされると、制御部12は、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて、デフォルト表示として、図5に示す「カレンダービュー」のライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御する。
〔カレンダービュー〕
図6のフローチャートに、制御部12におけるカレンダービューのライフタイムカレンダーを表示するまでの表示制御動作の流れを示す。このフローチャートは、ユーザが操作部6を操作することで指定するライフタイムカレンダーの起動指定操作を、制御部12が検出することで、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいてスタートさせる。
ステップS1では、制御部12が、タイマ10で計時されている現在の年月日を示す時刻情報を取り込み、処理をステップS2に進める。ステップS2では、制御部12が、図4(a)及び図4(b)を用いて説明したメモリ11に記憶されている表示設定及びフィルタ設定を読み込み、処理をステップS3へ進める。
ステップS3では、制御部12が、メモリ11から読み込んだ表示設定及びフィルタ設定により、ライフタイムカレンダーに表示が許可されているコンテンツのうち、上記ステップS1においてタイマ10から取り込んだ現在の年度及び月に対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
具体的には、例えば上記表示設定及びフィルタ設定により、静止画像コンテンツ、スケジュールコンテンツ、誕生日コンテンツ、送信電子メールコンテンツ及び受信電子メールコンテンツの表示が許可されており、タイマ10から取り込んだ現在の年月日が2005年9月13日であった場合、制御部12は、2005年9月の時刻情報或いは保存情報を有する静止画像コンテンツ、2005年9月の受信時刻を有する受信電子メールコンテンツ、2005年9月の送信時刻を有する送信電子メールコンテンツ、2005年9月の開始時刻を有するスケジュールコンテンツ、及び2005年9月を誕生月とするユーザの誕生日コンテンツをメモリ11から検出する。
同様に、例えば上記表示設定及びフィルタ設定により、静止画像コンテンツ、及び誕生日コンテンツのみの表示が許可されており、タイマ10から取り込んだ現在の年月日が2006年10月1日であった場合、制御部12は、2006年10月の時刻情報或いは保存情報を有する静止画像コンテンツ、及び10月を誕生月とするユーザの誕生日コンテンツをメモリ11から検出する。
次に、制御部12は、ステップS4において、カレンダービューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示し、上記検出した各種コンテンツをこのカレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示すると共に、ステップS5において、当日の表示領域(=ライフタイムカレンダーを起動した日に相当する表示領域)を他の表示領域よりも拡大し、この拡大した表示領域にフォーカスを当てて、この図6に示すフローチャートの処理を終了する。
このような図6のフローチャートの処理により表示されたカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示例が図5である。この図5は、2005年9月のカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示例であり、フォーカスの当たっている日が2005年9月13日水曜日の表示例である。
この図5からわかるように、制御部12は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に、例えば「2005 09/13」等の、フォーカスの当たっている日付の表示欄に対応する年月日と、この年月日の横に、上述の表示設定及びフィルタ設定により、ユーザにより表示の許可がなされているコンテンツの種類を示す各種アイコンを表示する(=現在の設定状態を示す各種アイコンを表示する。)。また、制御部12は、表示領域の左端長手方向に沿って、現在表示している表示月を示す月インデックスを表示する。この例の場合、表示月が9月であるため、「09」の数字が表示された月インデックスが表示されている。また、制御部12は、当日の日付の表示欄は、他の日付と異なる表示色で表示することで、ユーザに対して当日を認識し易くしている。
図5に示す上記設定状態を示す各種アイコン(=年月日に隣接して表示された各種アイコン)のうち、蝋燭の立てられたケーキのアイコンは誕生日コンテンツのアイコン、カレンダーと鉛筆の画像はスケジュールコンテンツのアイコン、封書に上方向の矢印の画像は送信電子メールコンテンツのアイコン、封書に下方向の矢印の画像は受信電子メールコンテンツのアイコン、長方形状の右上端部が内側に折り曲げられた画像は静止画像コンテンツのアイコンとなっている。制御部12は、これら各種アイコンのうち、ユーザによりその表示が許可されているコンテンツのアイコンはカラー表示し、ユーザによりその表示が許可されていないコンテンツのアイコンは、灰色の画像としてグレー表示(或いは半輝度表示)する。このような表示の違いにより、ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示を許可しているコンテンツの種類を一目で認識可能となっている。
また、制御部12は、このカレンダービューのライフタイムカレンダー上の各日付の表示欄に、上記ステップS3で検出したコンテンツのアイコン及び(又は)静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示する。
また、制御部12は、同じ日付の表示欄に表示する静止画像コンテンツが複数存在する場合、乱数を用いて複数の静止画像コンテンツの中から1枚の静止画像コンテンツを選出し、この選出した静止画像コンテンツのサムネイル画像を、対応する日付の表示欄に表示する。なお、この選出して表示したサムネイル画像は、後述する「レーティング機能」により、所定のタイミングで更新されるようになっている。
また、制御部12は、この場合のフォーカスを当てている日付となる2005年9月13日水曜日の表示欄は、他の日付の表示欄よりも拡大し、この拡大した表示欄に上記各コンテンツのアイコン及び(又は)静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示する。
この図5に示す例では、9月1日金曜日の表示欄に封書のアイコンのみを表示することで、この9月1日金曜日には、送信電子メールコンテンツ或いは受信電子メールコンテンツが存在することを示している。また、9月3日日曜日の表示欄に封書のアイコン及び誕生日コンテンツのアイコンを表示することで、この9月3日日曜日には、送信電子メールコンテンツ或いは受信電子メールコンテンツが存在し、また、いずれかのユーザ或いは当該携帯電話機のユーザ(=自分)の誕生日であることを示している。また、9月4日月曜日の表示欄には、封書のアイコン、スケジュールコンテンツのアイコン、及び静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示することで、この9月4日月曜日には、送信電子メールコンテンツ或いは受信電子メールコンテンツ、スケジュールコンテンツ及び静止画像コンテンツが存在することを示している。
また、この例の場合のフォーカスを当てている日付となる9月13日水曜日の表示欄は、他の日付の表示欄よりも拡大表示され、この拡大表示された表示欄に、封書のアイコン、スケジュールコンテンツのアイコン、誕生日コンテンツのアイコン及び静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示することで、この9月13日水曜日には、送信電子メールコンテンツ或いは受信電子メールコンテンツ、スケジュールコンテンツが存在し、また、いずれかのユーザ或いは当該携帯電話機のユーザ(=自分)の誕生日であることを示している。
また、制御部12は、拡大表示した表示欄に静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示する場合、他の日付の表示欄に表示するサムネイル画像よりも拡大して表示する。これにより、ユーザは、フォーカスを当てた日付に対応する静止画像コンテンツを容易に認識することができる。なお、制御部12は、このサムネイル画像以外の各アイコンは、拡大した表示欄及び他の日付の表示欄共、同じ大きさで表示する。
このように、カレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時には、制御部12は、各日付の表示欄に、各コンテンツのアイコン及び(又は)静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示する。これにより、ユーザは、ライフタイムカレンダー上に表示されたアイコンやサムネイル画像により、各日付に対応するコンテンツの存在を一目で認識することができる。
なお、このようなカレンダービューのライフタイムカレンダーにおいて、コンテンツが存在しない場合には、表示を行うアイコンやサムネイル画像が存在しないため、コンテンツが存在しない日付の表示欄は、必然的に空白の表示欄となる。図5に示す例では、9月9日土曜日が、コンテンツが存在しない日付となる。ユーザは、空白となっている日付の表示欄を見ることで、その日付に対応するコンテンツが存在しないことを、一目で認識することができる。
また、電子メールコンテンツとしては、上述のように受信電子メールコンテンツ及び送信電子メールコンテンツが存在するのであるが、このカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時においては、受信電子メールコンテンツ及び送信電子メールコンテンツのいずれかが存在した場合、制御部12は、封書の画像のアイコンを表示することで、受信電子メールコンテンツ及び(又は)送信電子メールコンテンツが存在することを示すようになっている。
換言すれば、制御部12は、このカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時においては、封書の画像のアイコンを表示することで、受信電子メールコンテンツ及び(又は)送信電子メールコンテンツの存在を簡略化して示すようになっている。なお、後に説明するデイビューのライフタイムカレンダーの表示時には、上述の封書に上方向の矢印の画像のアイコンを表示することで送信電子メールコンテンツの存在を示し、また封書に下方向の矢印の画像のアイコンを表示することで受信電子メールコンテンツの存在を示すようになっている。
すなわち、このカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時においては、各日付の表示欄が狭いため、受信電子メールコンテンツ及び(又は)送信電子メールコンテンツの存在を、封書の画像のアイコンで一括して表示し、後述するデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に、各日付の表示欄が広くなった際に、受信電子メールコンテンツ及び送信電子メールコンテンツを分けて表示するようになっている。
〔フォーカスの移動操作〕
次に、ユーザは、操作部6を操作することで、ライフタイムカレンダー上の所望の日付の表示欄にフォーカスを移動操作可能となっている。すなわち、図5に示す例の場合、制御部12は、デフォルトとして、この例の場合の当日となる9月13日にフォーカスを当てている。この状態で操作部6の十字キー24を右操作すると、制御部12は、13日→14日→15日→16日→17日・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。また、9月13日にフォーカスを当てている状態で、ユーザにより操作部6の十字キー24が左操作されると、制御部12は、13日→12日→11日→10日→9日・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。また、9月13日にフォーカスを当てている状態で、ユーザにより操作部6の十字キー24が上操作されると、制御部12は、13日→6日→8月30日・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。また、9月13日にフォーカスを当てている状態で、ユーザにより操作部6の十字キー24が下操作されると、制御部12は、13日→20日→27日→10月4日・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。
制御部12は、十字キー24が押圧操作される毎に、このようなフォーカスの移動表示制御を間欠的に行う。また、制御部12は、十字キー24が押圧し続けられた場合(いわゆる長押しされた場合)、この長押しの間、上述のフォーカスの移動表示制御を連続的に行う。そして、制御部12は、このようなフォーカスの移動表示制御により、表示部5に表示することとなった日付に対応するコンテンツをメモリ11から順次検出して、上記アイコンやサムネイル画像の表示を行う。これにより、各月のライフタイムカレンダーが、フォーカスの移動操作に応じてスクロールされるかたち表示部5に表示されることとなる。
(月単位、或いは年単位での表示画面の切り替え)
ここで、ユーザは、上述のように十字キー24等を操作することで、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示されるフォーカスを各日付単位で移動させることが可能なのであるが、ライフタイムカレンダー上に表示するコンテンツを月単位や年単位で大きく切り替えたい場合がある。
この場合、ユーザは、図2に示す第2のソフトキー27を押圧操作する。制御部12は、カレンダービューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示している際に、この第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、図7に示すカレンダービューのインデックス画面となるライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御する。
図5及び図7を見比べてわかるように、制御部12は、この第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、カレンダービューのライフタイムカレンダーの左端の長手方向に沿って各月の「月インデックス」を表示すると共に、この月インデックスの左端に沿って、現在、表示部5に表示している月が属する年度を示す「年インデックス」を表示する。
また、制御部12は、第2のソフトキー27が押圧操作された時点でフォーカスを当てていた日付が属する上記月インデックス上の月の表示欄にフォーカスを当てる。図7は、第2のソフトキー27が押圧操作された時点で、2005年9月のいずれかの日にフォーカスが当てられていた場合の表示例である。この場合、制御部12は、月インデックス上の9月の表示欄にフォーカスを当てることとなる。
月インデックス上においてはフォーカスを月単位で、また、年インデックス上においてはフォーカスを年単位で移動操作可能となっている。すなわち、ユーザは、月単位でフォーカスを移動操作する場合、上記月インデックスのいずれかの月の表示欄にフォーカスが当たっている状態で、上記十字キー24を上操作或いは下操作する。図7に示すように9月にフォーカスが当たっている状態で、上記十字キー24の上操作を検出すると、制御部12は、9月→8月→7月→6月・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。また、上記9月にフォーカスが当たっている状態で、上記十字キー24の下操作を検出すると、制御部12は、9月→10月→11月→12月・・・の順にフォーカスを移動表示制御する。
また、制御部12は、このようにフォーカスを当てる月を月インデックス上で移動表示制御した際に、フォーカスを移動した月に対応するコンテンツをメモリ11から検出し、このコンテンツに対応する上記アイコンやサムネイル画像を、上記フォーカスを移動した月のカレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示する。これにより、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示されるアイコンやサムネイル画像が、月単位で切り替わって表示されることとなる。
なお、この例では、制御部12は、月インデックス上におけるフォーカスの移動操作と共に、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示するコンテンツを月単位で切り替えることとしたが、これは、月インデックス上でフォーカスの移動操作が行われている間は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上のコンテンツの表示切り替えは行わず、決定キー25が押圧操作されるのを待って、この決定キー25が押圧操作された際に月インデックス上でフォーカスを当てていた月に対応するコンテンツを、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示するようにしてもよい。
すなわち、この場合、ユーザは、月インデックス上で所望の月にフォーカスを移動操作し(この間、コンテンツの表示切り替えは行われない。)、所望の月にフォーカスを移動させた際に決定キー25を押圧操作する。これにより、制御部12は、現在、フォーカスを当てている月のコンテンツの表示が、ユーザから指定されたものと認識し、当該フォーカスを当てている月に対応するコンテンツをメモリ11から検出し、表示画面を図7に示すカレンダービューのインデックス画面から図5に示すカレンダービューの通常画面に戻して、上記コンテンツに対応するアイコンやサムネイル画像をカレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示することとなる。この場合、決定キー25の押圧操作を待ってカレンダービューのライフタイムカレンダー上にコンテンツの表示を行うため、フォーカスの移動操作毎にコンテンツの表示切り替えを行わなくてよい分、制御部12の負担を軽減することができる。
また、この場合、月インデックス上のいずれかの月にフォーカスを当てている間は、各日付の表示欄(コンテンツに対応するアイコンやサムネイル画像の表示欄)を、例えば半輝度で表示する等の表示形態を変更する表示制御を行えば、月インデックスがアクティブとなっていることを、ユーザに対して容易に認識させることができる。
次に、ユーザは、年単位でフォーカスを移動操作する場合、上記月インデックス上のいずれかの月の表示欄にフォーカスが当てられている状態で、十字キー24を左操作する。制御部12は、上記月インデックス上のいずれかの月の表示欄にフォーカスを当てている状態で十字キー24の左操作を検出すると、フォーカスを当てていた月が属する上記年インデックス上の年度の表示欄にフォーカスを当てる。これにより、年単位での表示画面の切り替えが可能となる。
すなわち、制御部12は、上記年インデックス上にフォーカスが当てられている状態で、十字キー24の上操作を検出すると、図7に示す例の場合、2005年→2004年→2003年・・・の順に、年インデックス上のフォーカスを移動表示制御する。同様に、上記年インデックス上にフォーカスが当てられている状態で、十字キー24の下操作を検出すると、2005年→2006年→2007年・・・の順に、年インデックス上のフォーカスを移動表示制御する。
また、制御部12は、このようにフォーカスを年単位で移動表示制御した際、フォーカスを移動した年における、月インデックスから年インデックスにフォーカスを移動する直前に、月インデックス上でフォーカスを当てていた月に対応する各種コンテンツをメモリ11から検出し、この検出したコンテンツのアイコンやサムネイル画像を、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示制御する。
具体的には、例えば月インデックス上で9月にフォーカスが当たっている状態で、年インデックス上の2005年の表示欄にフォーカスが移動操作された場合、制御部12は、2005年9月に対応する各種コンテンツをメモリ11から検出し、この検出したコンテンツのアイコンやサムネイル画像を、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示制御する。
同様に、例えば、月インデックス上で7月にフォーカスが当たっている状態で、年インデックス上の2004年の表示欄にフォーカスが移動操作された場合、制御部12は、2004年7月に対応する各種コンテンツをメモリ11から検出し、この検出したコンテンツのアイコンやサムネイル画像を、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示制御する。また、この2004年の表示欄に移動操作されたフォーカスが、年インデックス上の2003年の表示欄に移動操作された場合、制御部12は、2003年7月に対応する各種コンテンツをメモリ11から検出し、この検出したコンテンツのアイコンやサムネイル画像を、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示制御する。これにより、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示されるアイコンやサムネイル画像が、年単位で切り替わって表示されることとなる。
なお、この例では、制御部12は、年インデックス上におけるフォーカスの移動操作と共に、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示するコンテンツを切り替えることとしたが、これは、年インデックス上でフォーカスの移動操作が行われている間は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上のコンテンツの表示切り替えは行わず、以下のようにしてもよい。
すなわち、制御部12は、年インデックス上のいずれかの年度にフォーカスを当てている際に決定キー25の押圧操作を検出したタイミングで上記月インデックス上にフォーカスを移動表示制御し、この月インデックス上のいずれかの月にフォーカスを当てている際に決定キー25の押圧操作を検出したタイミングで、年インデックス上及び月インデックス上でそれぞれ決定キー25の押圧操作を検出した際にフォーカスを当てていた年度及び月に対応するコンテンツを、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示する。
換言すると、この場合、ユーザは、年インデックス上で所望の年にフォーカスを移動操作して決定キー25を押圧操作すると共に(この間、コンテンツの表示切り替えは行われない。)、月インデックス上で所望の月にフォーカスを移動操作して決定キー25を押圧操作する(この間も、コンテンツの表示切り替えは行われない。)。
これにより、制御部12は、上記決定キー25の押圧操作を検出した際にフォーカスを当てていた年度及び月のコンテンツの表示が、ユーザから指定されたものと認識し、当該フォーカスを当てていた年度及び月に対応するコンテンツをメモリ11から検出し、表示画面を図7に示すカレンダービューのインデックス画面から図5に示すカレンダービューの通常画面に戻して、上記コンテンツに対応するアイコンやサムネイル画像をカレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示することとなる。この場合、決定キー25の押圧操作を待ってカレンダービューのライフタイムカレンダー上にコンテンツの表示を行うため、フォーカスの移動操作毎にコンテンツの表示切り替えを行わなくてよい分、制御部12の負担を軽減することができる。
また、この場合、年インデックス上、及び月インデックス上にフォーカスを当てている間は、各日付の表示欄(コンテンツに対応するアイコンやサムネイル画像の表示欄)を、例えば半輝度で表示する等の表示形態を変更する表示制御を行えば、年インデックス或いは月インデックスがアクティブとなっていることを、ユーザに対して容易に認識させることができる。
〔ライフタイムカレンダーを待ち受け画面とする場合〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機の場合、このカレンダービューのライフタイムカレンダーを待ち受け画面として設定可能となっている。すなわち、ユーザにより操作部6を介してライフタイムカレンダーを待ち受け画面とする設定操作がなされると、制御部12は、待ち受け画面を表示部5に表示する際に、図6を用いて説明したようにタイマ10から取り込んだ現在の年月日に対応するコンテンツのうち、上記表示設定及びフィルタ設定に対応するコンテンツをメモリ11から検出する。そして、制御部12は、現在の年度及び月に対応するカレンダービューのライフタイムカレンダー上に、上記メモリ11から検出した各コンテンツのアイコン及び(又は)静止画像コンテンツのサムネイル画像を表示すると共に、当日の日付の表示欄にフォーカスを当てる。
図8に、待ち受け画面として表示されたカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示例を示す。この図8は、タイマ10から取り込まれた現在の年月日が2004年9月13日であり、これに対応して制御部12が、2004年9月のカレンダービューのライフタイムカレンダーを待ち受け画面として表示部5に表示した例を示している。この図8から、この例の場合の当日となる13日の表示欄にフォーカスが当てられていることがわかるであろう。
なお、ユーザにより所望の待ち受け画像が予め設定されている場合、制御部12は、その待ち受け画像を半輝度表示とし、この上に上記カレンダービューのライフタイムカレンダーを重ねて表示する。これにより、表示部5に表示される全体的な待ち受け画面としては、上記カレンダービューのライフタイムカレンダーの下に待ち受け画像が透けて見えるかたちの待ち受け画面となる。
〔レーティング機能に基づくサムネイル画像の更新〕
次に、上述の待ち受け画面として設定されたカレンダービューのライフタイムカレンダーを含め、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示されたサムネイル画像は、所定の時間置きに新たなサムネイル画像に更新されるようになっている。
すなわち、制御部12は、上述のように同じ日付の表示欄に表示する静止画像コンテンツが複数存在する場合、乱数を用いて複数の静止画像コンテンツの中から1枚の静止画像コンテンツを選出して上記日付の表示欄に表示するのであるが、制御部12は、この表示した静止画像コンテンツのサムネイル画像を、「レーティング機能」に基づいて、所定のタイミングで他の静止画像コンテンツのサムネイル画像に更新するようになっている。
(各日付の表示欄に表示するサムネイル画像の定期的な更新動作)
まず、制御部12は、ユーザによりライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムが起動操作されることで、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示したサムネイル画像(図5参照)、及び待ち受け画面として設定されたライフタイムカレンダー上に表示したサムネイル画像(図8参照)を定期的に更新するようになっている。図9のフローチャートにこのサムネイル画像の定期更新動作の流れを示す。
制御部12は、当該携帯電話機のメイン電源の投入の有無にかかわらず、終始、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて、この図9のフローチャートに示す処理を実行している。
一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機の場合、上記サムネイル画像の更新を午前0時及び午後12時の計2回行うようになっている。このため、制御部12は、ステップS11において、タイマ10でカウントされる現在時刻を監視し、現在時刻が上記サムネイル画像の更新時刻である上記午前0時或いは午後12時となったことを検出したタイミングで、処理をステップS12に進める。
ステップS12では、制御部12が、現在、ライフタイムカレンダーの起動中であるか否かを判別し、ライフタイムカレンダーの起動中である場合は処理をステップS16に進め、ライフタイムカレンダーの起動中ではない場合は処理をステップS13に進める。
ステップS16では、現在、ライフタイムカレンダーの起動中であるため、制御部12は、ライフタイムカレンダーの表示終了を待って、処理をステップS13に進める。すなわち、この例の場合、制御部12は、ライフタイムカレンダーの起動中は、サムネイル画像の更新は行わないようになっている。なお、ライフタイムカレンダーの起動中であっても、サムネイル画像の更新は行ってもよいことは勿論である。
次に、上記ステップS12においてライフタイムカレンダーの起動中ではないと判別することで、或いは上記ステップS16においてライフタイムカレンダーの表示終了を検出することで処理をステップS13に進めると、制御部12は、ライフタイムカレンダーが待ち受け画面に設定されているか否か(図8参照)を判別する。そして、制御部12は、ライフタイムカレンダーが待ち受け画面に設定されている場合は処理をステップS17に進め、ライフタイムカレンダーが待ち受け画面に設定されていない場合は処理をステップS14に進める。
ライフタイムカレンダーが待ち受け画面に設定されている場合に処理をステップS17に進めると、制御部12は、現在、待ち受け画面のライフタイムカレンダー上にサムネイル画像を表示している日付のうち、複数の静止画像コンテンツが存在する全ての日付を検出する。そして、この検出した各日付毎に、現在表示している静止画像コンテンツ以外の静止画像コンテンツの中から、乱数を用いてランダムに1枚の静止画像コンテンツを検出し、この静止画像コンテンツのサムネイル画像を形成して、対応する日付の表示欄にそれぞれ表示する。
これにより、待ち受け画面に設定されているカレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示された各サムネイル画像が、午前0時及び午後12時のタイミングで更新されることとなる。
次に、ライフタイムカレンダーが待ち受け画面に設定されていない場合に処理をステップS14に進めると、制御部12は、ユーザによるライフタイムカレンダーの起動操作待ちの状態となる。
制御部12は、このステップS14でライフタイムカレンダーの起動操作を検出すると処理をステップS15に進め、図6のフローチャートを用いて説明したようにカレンダービューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示する。そして、複数の静止画像コンテンツが存在する各日付毎に、この起動操作がなされる前に表示していた静止画像コンテンツ以外の静止画像コンテンツの中から、乱数を用いてランダムに1枚の静止画像コンテンツを検出し、この静止画像コンテンツのサムネイル画像を形成して、対応する日付の表示欄にそれぞれ表示する。
これにより、午前0時或いは午後12時を跨いでライフタイムカレンダーを起動した場合に、この起動前後で異なるサムネイル画像が、カレンダービューのライフタイムカレンダー上に表示されることとなる。
(フォーカスが停止している場合におけるサムネイル画像の更新動作)
次に、制御部12は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付の表示欄にフォーカスが停止しており、このフォーカスが停止している日付に対応する静止画像コンテンツが複数存在する場合、このフォーカスが停止している日付の表示欄に表示するサムネイル画像を所定時間置きに更新する。図10のフローチャートに、このサムネイル画像の更新動作の流れを示す。この図10のフローチャートは、制御部12が、カレンダービューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示したタイミングで、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいてスタートさせる。
ステップS21では、制御部12が、操作部6の操作状態を監視することで、フォーカスの移動操作がなされたか否かを判別する。すなわち、制御部12は、カレンダービューのライフタイムカレンダーを表示した際、デフォルトとして、当日の表示欄(図5の例の場合9月13日の表示欄)にフォーカスを当てるのであるが、上述のようにこのフォーカスは、図2(a)の十字キー24を操作することで上下左右に移動操作可能となっている。このため、ステップS21では、制御部12が、この十字キー24の操作状態を監視することで、フォーカスの移動操作がなされたか否かを判別し、フォーカスの移動操作を検出しない場合には処理をステップS22に進め、フォーカスの移動操作を検出した場合は処理をステップS25に進める。
ステップS25では、制御部12が、ユーザによる十字キー24の移動操作に応じて、表示部5に表示しているフォーカスを移動表示制御し、このフォーカスの移動先となる日付の表示欄を、上述のように他の日付の表示欄よりも拡大して表示し、この拡大表示した日付の表示欄に、対応するコンテンツのアイコンやサムネイル画像を表示制御して、処理をステップS21に戻す。
一方、フォーカスの移動操作を検出しないことで処理をステップS22に進めると、制御部12は、タイマ10で計時される時刻情報に基づいて、フォーカスの移動操作が検出されなくなってから、例えば3秒が経過したか否かを判別する。すなわち、このステップS22では、制御部12がフォーカスの連続停止時間を監視しており、フォーカスが停止状態となってから3秒が経過していない場合は処理をステップS21に戻し、フォーカスが停止状態となってから3秒が経過したタイミングで処理をステップS23に進める。
ステップS23では、制御部12が、フォーカスが停止している日付に対応する静止画像コンテンツをメモリ11から検出することで、このフォーカスが停止している日付に対応する静止画像コンテンツが複数枚存在するか否かを判別する。そして、複数枚の静止画像コンテンツが存在しない場合は処理をステップS21に戻し、複数枚の静止画像コンテンツが存在する場合は処理をステップS24に進める。
ステップS24では、制御部12が、フォーカスが停止している日付に対応する複数枚の静止画像コンテンツのうち、現在、表示している静止画像コンテンツ以外の静止画像コンテンツを、乱数を用いてランダムに選出し、この選出した静止画像コンテンツのサムネイル画像を形成する。そして、フォーカスが停止している日付の表示欄に表示しているサムネイル画像を、この新たに形成したサムネイル画像に更新表示して、処理をステップS21に戻す。
これにより、複数の静止画像コンテンツが存在する日付の表示欄にフォーカスを停止し続けた場合、上記3秒置きに、サムネイル画像が更新表示されることとなる。従って、ユーザは、所望の日付の表示欄にフォーカスを移動操作して停止させておくだけで、上記3秒置きに更新表示されるサムネイル画像により、その日付に対応する静止画像コンテンツを確認することができる。
なお、この例の場合、フォーカスが3秒間、同じ日付の表示欄に停止し続けた場合に、サムネイル画像の更新処理を行うこととしたが、この「3秒」という時間は一例であり、例えば同じ日付の表示欄にフォーカスが5秒間停止し続けた場合にサムネイル画像の更新処理を行い、或いは同じ日付の表示欄にフォーカスが10秒間停止し続けた場合にサムネイル画像の更新処理を行う等のように、設計等に応じて変更してもよい。また、設定メニューで、ユーザが所望の時間を選択設定するようにしてもよい。
〔デイビュー〕
次に、このようなカレンダービューのライフタイムカレンダーにおいては、ユーザは、各日付の表示欄に表示されたアイコンやサムネイル画像により、当該各日付に対応する各種コンテンツの「存在」を認識することができるのであるが、さらに各日付に対応する各種コンテンツの「内容」を確認したい場合、ユーザは、以下に説明するデイビューのライフタイムカレンダーを表示させる。このデイビューのライフタイムカレンダー上では、各日付に対応するコンテンツの表題等が表示されるため、ユーザは、このデイビューのライフタイムカレンダーを表示することで、所望のコンテンツの大まかな「内容」を確認することができる。
また、ユーザは、所望のコンテンツの詳細な「内容」を確認したい場合、このデイビューのライフタイムカレンダー上で所望のコンテンツを選択操作する。これにより、ユーザにより選択されたコンテンツに対応する専用のアプリケーションプログラムが起動し、該ユーザにより選択されたコンテンツに対応する表示や再生等の処理がなされ、当該コンテンツの詳細な「内容」が確認可能となっている。
図11のフローチャートに、デイビューのライフタイムカレンダーの表示から、このデイビューのライフタイムカレンダー上で選択されたコンテンツが、当該コンテンツに対応する専用のアプリケーションプログラムで処理されるまでの流れを示す。このフローチャートは、上述のカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時に、制御部12が、決定キー25の押圧操作を検出することで、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいてスタートとなる。
まず、ステップS31では、制御部12が、決定キー25の押圧操作を検出した際に、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てていた日付を基準とするデイビューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御する。また、制御部12は、複数のコンテンツが存在する日付の場合、この複数のコンテンツを予め定められた優先順位の順に、表示部5の長手方向に沿って、各日付の表示欄の上段から下段にかけて並べて表示する。そして、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てていた日付に対応するコンテンツのうち、最上段に位置するコンテンツ(=最も優先順位の高いコンテンツ)に対してデフォルトでフォーカスを当てる。図12に、このデイビューのライフタイムカレンダーの表示例を示す。
このデイビューのライフタイムカレンダーとしては、この図12に示す「リスト表示画面」と、図13に示す「サムネイル表示画面」とが存在する。制御部12は、カレンダービューからデイビューにライフタイムカレンダーの表示切り替えを行う場合、デフォルトとして図12に示す「リスト表示画面」を表示するようになっている。
この図12は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスが当たっていた日付である2005年9月13日を基準とするデイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面である。この図12に示すように、制御部12は、デイビューのライフタイムカレンダー上に、例えば「2005 09/13」等の当日の年月日と、上述の表示設定及びフィルタ設定により、ユーザにより表示の許可がなされているコンテンツの種類を示す誕生日コンテンツのアイコンやスケジュールコンテンツのアイコン等を表示する。
また、制御部12は、表示領域の左端長手方向に沿って、それぞれ存在するコンテンツの数に対応する、表示部5の長手方向に沿った長さの日インデックスを表示する。この図12に示す例の場合、9月12日に対応するコンテンツは1つのみ存在するため、この9月12日の日インデックスの長さは、1つのコンテンツを表示する分の長さとなっている。これに対して、9月13日に対応するコンテンツは3つ存在するため、この9月13日の日インデックスの長さは、3つのコンテンツを表示する分の長さとなっている。
また、制御部12は、コンテンツが存在しない日は、日インデックス上の日付を詰めて表示する。この図12に示す例は、8月28日と9月12日との間にコンテンツが存在しない例であり、この場合、制御部12は、8月28日のコンテンツと9月12日のコンテンツとを隣接させて表示する。これにより、コンテンツの存在しない日が多くある場合に、デイビューのライフタイムカレンダー上に空白が多く表示される不都合を防止することができる。
また、制御部12は、図12に示す9月13日のように複数のコンテンツが存在する日付の場合、各コンテンツを優先順位に従って並べて表示する。一例ではあるが、このコンテンツを表示する際の優先順位は、以下のようになっている。
まず、同じ日付に対応する複数のコンテンツが有する時間情報がそれぞれ異なる場合(=同日付けの各コンテンツの時刻がそれぞれ異なる場合)、制御部12は、
1.誕生日コンテンツ
2.終日設定されたスケジュールコンテンツ
3.静止画コンテンツの撮影時刻(保存時刻)/スケジュールの開始時刻/受信電子メールコンテンツの受信時刻/送信電子メールコンテンツの送信時刻で早い順
の順番に並べて表示する。
また、同じ日付に対応する複数のコンテンツが有する時間情報がそれぞれ同じである場合(=同日付けの各コンテンツがそれぞれ同時刻である場合)、制御部12は、
1.静止画コンテンツ
2.受信電子メールコンテンツ
3.送信電子メールコンテンツ
4.スケジュールコンテンツ
の順番に並べて表示する。
なお、複数の同じコンテンツがそれぞれ有する時間情報が同時刻の時間情報である場合、制御部12は、そのコンテンツを再生するアプリケーションプログラムで適用している並べ順に従って、これら各コンテンツを並べて表示する。また、終日設定されたスケジュールコンテンツが複数存在する場合、制御部12は、スケジュール帳に登録されている各スケジュールの登録順(新→旧)に並べて、各スケジュールコンテンツを表示する。また、同じ開始時刻のスケジュールコンテンツが複数存在する場合も同様に、制御部12は、スケジュール帳に登録されている各スケジュールの登録順(新→旧)に並べて、各スケジュールコンテンツを表示する。さらに、同日の誕生日コンテンツが複数存在する場合、制御部12は、電話帳のメモリ番号順に並べて表示する(=電話帳に対する登録順に並べて表示する。)。ただし、電話帳に登録されたユーザの誕生日コンテンツの日付と、個人情報の登録欄に登録された誕生日コンテンツ(=自分の誕生日の誕生日コンテンツ)の日付とが同日である場合、制御部12は、個人情報の登録欄に登録された誕生日コンテンツを先に表示する。
また、制御部12は、各コンテンツを表示する場合、以下のメタデータを表示することで、各コンテンツの内容を示すようになっている。
すなわち、「誕生日コンテンツ」を表示する場合、制御部12は、ユーザ名、誕生日アイコン(この例の場合、蝋燭の立てられたケーキの画像のアイコン)、フレーム画像(ユーザ名の表示枠となる画像)、電話帳に登録されているそのユーザのサムネイル画像を表示する。
また、「静止画像コンテンツ」を表示する場合、制御部12は、撮影時刻/保存時刻、サムネイル画像、管理用タイトル、ファイル種別アイコン、及び取得元アイコンを表示する。
また、「受信電子メールコンテンツ」を表示する場合、制御部12は、受信メールアイコン、受信時刻、Fromアイコン、送信元名/送信元アドレス、添付データアイコン、電話帳に登録されている送信元画像、件名アイコン、件名データを表示する。
また、「送信電子メールコンテンツ」を表示する場合、制御部12は、送信メールアイコン、送信時刻、Toアイコン、宛先名/宛先アドレス、複数人アイコン、添付データアイコン、電話帳に登録されている宛先画像、件名アイコン、件名データを表示する。
また、「スケジュールコンテンツ」を表示する場合、制御部12は、スケジュールアイコン、スケジュールの開始時刻、分類アイコン、スケジュールの要約/内容を示すデータ、アラームアイコン、アラームのON/OFF設定を示すデータを表示する。
図12に示す9月13日の日付に表示されたコンテンツは、制御部12が、上述の優先順位に従って、誕生日コンテンツ、スケジュールコンテンツ、及び静止画像コンテンツを順に並べて表示した例である。この例からわかるように、制御部12は、誕生日コンテンツを表示する場合、蝋燭の立てられたケーキの画像である誕生日アイコンと花の表示枠であるフレーム画像を表示し、このフレーム画像の中心部に「船橋さん」等のユーザ名を表示する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダーを見たユーザに対して、9月13日は船橋さんの誕生日であることを認識させることができる。
また、制御部12は、スケジュールコンテンツを表示する場合、例えば「18:46」等のスケジュールの開始時刻と、カレンダーに鉛筆の画像であるスケジュールアイコンと、スケジュールの分類を示す例えばカクテルグラスの画像等の分類アイコンと、「銀座で山下さんと食」等のスケジュールの要約/内容を示すデータと、鐘の画像のアラームアイコンと、アラームのON/OFF設定を示すデータとを表示する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダーを見たユーザに対して、9月13日は18時46分から銀座で山下さんと食事を行う予定であることを認識させることができる。
なお、制御部12は、文字の表示を行う場合、所定の文字数以上の文字は切り捨てて表示するようになっている。上述の表示例で、「銀座で山下さんと食」でスケジュールの要約/内容の表示が切れているのは、このためである。なお、文字サイズを小さくして全表示し、或いは十字キー24の操作に応じてスクロール表示するようにしてもよい。
また、制御部12は、静止画像コンテンツを表示する場合、例えば「13:00」等の撮影時刻/保存時刻と、当該コンテンツが静止画像コンテンツであることを示す静止画像アイコンと、静止画像コンテンツのサムネイル画像と、「犬と散歩」等の管理用タイトルと、ファイルの種別及びファイルサイズを示すファイル種別アイコンと、その静止画像コンテンツがカメラ部8で撮像されたものであることを示す取得元アイコンとを表示する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダーを見たユーザに対して、9月13日の13時00分に、犬と散歩した際に撮像した静止画像コンテンツが存在することを認識させることができる。
なお、例えば電話帳や個人情報の登録欄に9月13日を誕生日として登録されたユーザが船橋さん及び山田さん等のように複数存在する場合、制御部12は、この9月13日の日付の欄に、船橋さん及び山田さんの各誕生日コンテンツを並べて表示する。同様に、9月13日に撮像された静止画像コンテンツが複数存在する場合、制御部12は、この各静止画像コンテンツを撮影時刻等の順に並べて表示する。
カレンダービューからデイビューへライフタイムカレンダーの表示切り替えを行うことで、各コンテンツの内容が表示されるようになるため、ユーザは、所望のコンテンツの大まかな「内容」を確認することができる。
次に、図11のフローチャートのステップS31において、このようなデイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面を表示すると、制御部12は、処理をステップS32に進める。このステップS32では、制御部12が、操作部6の操作状態を監視することで、表示画面の切り替え操作の有無を判別する。
すなわち、デイビューのライフタイムカレンダーの表示画面としては、上述のように図12に示す「リスト表示画面」と図13に示す「サムネイル表示画面」とが設けられている。一例ではあるが、この各表示画面の切り替えは、ユーザが図2に示す第1のソフトキー26を押圧操作して行うようになっている。このため、上記ステップS32では、制御部12が、この第1のソフトキー26が押圧操作されたか否かを判別することで、各表示画面の切り替え操作がなされたか否かを判別し、第1のソフトキー26の押圧操作を検出した場合は処理をステップS37に進め、第1のソフトキー26の押圧操作を検出しない場合は、処理をステップS33に進める。
第1のソフトキー26の押圧操作を検出することで処理をステップS37に進めると、制御部12は、表示部5に表示しているデイビューのライフタイムカレンダーを、図12に示す「リスト表示画面」から、図13に示す「サムネイル表示画面」に切り替え表示制御する。
デイビューのライフタイムカレンダーを、この「サムネイル表示画面」とした場合、制御部12は、主にサムネイル画像やアイコンで各コンテンツの存在を表示するようになっている。図13に、「サムネイル表示画面」のデイビューのライフタイムカレンダーの表示例を示す。この図13において、9月12日の8時31分に受信した受信電子メールコンテンツが存在する場合、制御部12は、この受信電子メールの送信元となるユーザを電話帳から検出し、電話帳に登録されているそのユーザのサムネイル画像を9月12日の表示欄に表示する。また、このサムネイル画像上に、受信時刻と、受信メールアイコンを表示する。これにより、この「サムネイル表示画面」のデイビューのライフタイムカレンダーを見たユーザに対して、9月12日の8時31分に、サムネイル画像で示されるユーザから着信した受信電子メールコンテンツが存在することを認識させることができる。
同様に、9月13日を誕生日とするユーザの誕生日コンテンツが存在する場合、制御部12は、電話帳から9月13日を誕生日とするユーザのサムネイル画像を検出し、このサムネイル画像を、9月13日の表示欄に表示する。また、このサムネイル画像上に、誕生日アイコンを表示する。これにより、この「サムネイル表示画面」のデイビューのライフタイムカレンダーを見たユーザに対して、9月13日は、サムネイル画像で示されるユーザの誕生日であることを認識させることができる。
同様に、9月13日の18時46分を開始時刻とするスケジュールコンテンツが存在する場合、制御部12は、このスケジュールコンテンツの分類アイコンを9月13日の表示欄に表示する。また、この分類アイコン上に、スケジュールの開始時刻と、当該コンテンツがスケジュールコンテンツであることを示すスケジュールアイコンを表示する。これにより、この「サムネイル表示画面」を見たユーザに対して、9月13日の18時46分から、分類アイコンで示される内容のスケジュールが存在することを認識させることができる。
同様に、9月13日の13時00分に撮影した静止画像コンテンツが存在する場合、制御部12は、この静止画像コンテンツのサムネイル画像を9月13日の表示欄に表示する。また、このサムネイル画像上に、撮影時刻と、当該コンテンツが静止画像コンテンツであることを示す静止画像アイコンを表示する。これにより、この「サムネイル表示画面」を見たユーザに対して、9月13日の13時00分に撮影した静止画像コンテンツが存在することを認識させることができる。
なお、誕生日コンテンツに対応するユーザのサムネイル画像が電話帳や個人情報の登録欄に登録されていない場合、制御部12は、サムネイル画像に代えて電話帳或いは個人情報の登録欄に登録されているユーザ名の表示を行う。
また、送受信電子メールコンテンツに対応するユーザのサムネイル画像が電話帳に登録されていない場合、制御部12は、サムネイル画像に代えて電話帳に登録されているユーザ名の表示を行う。
また、スケジュールコンテンツの分類を示す分類アイコンがスケジュール帳に登録されていない場合、制御部12は、スケジュールの開始時刻及びスケジュールアイコンのみを表示する。
図12に示す「リスト表示画面」においては、サムネイル画像やアイコン、及びタイトル等の文字で各コンテンツの表示を行うため、各コンテンツの大まかな内容が認識可能となる反面、一度に、それほど多くのコンテンツを表示することは困難なのであるが、図13に示す「サムネイル表示画面」においては、基本的にサムネイル画像やアイコンで各コンテンツの表示を行うため、一度に多くのコンテンツを表示することができる。
次に、図11に示すフローチャートのステップS32で、上記「リスト表示画面」と「サムネイル表示画面」との切り替え操作を検出しない場合に処理をステップS33に進めると、制御部12は、フォーカスを日付インデックスへ移行させる操作がなされたか否かを判別する。
すなわち、図12に示すデイビューのライフタイムカレンダーの「リスト表示画面」において、制御部12は、いずれかのコンテンツにフォーカスを当てている状態で第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、ステップS39に処理を進め、現在フォーカスを当てているコンテンツに対応する日付インデックス上の日付にフォーカスを移動表示制御する。
例えば、図12に示す「船橋さん」の誕生日コンテンツにフォーカスを当てていた際に第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、この「船橋さん」の誕生日コンテンツが表示されている日付インデックス上の日付である13日の日付にフォーカスを当てる。このように、日付インデックス上の日付に対してフォーカスを当てた場合には、各日付単位でのフォーカス移動が可能となる。
すなわち、この日付単位でのフォーカス移動を行う場合、ユーザは、日付インデックス上にフォーカスを移動させて十字キー24の上下操作を行う。制御部12は、ステップS40において、この十字キー24の上下操作の有無を判別し、十字キー24の上下操作を検出した場合、ステップS41において、この十字キー24の上下操作に応じて日付インデックス上のフォーカスを日付単位で移動表示制御する。
例えば、図12に示す例において、日付インデックス上の13日の日付にフォーカスを当てており、この状態で十字キー24の上操作を検出した場合、制御部12は、この上操作がなされる毎に、日付インデックス上のフォーカスを、13日→12日→8月28日→8月27日・・・等のように、コンテンツが存在する各日付の表示欄に順次、移動表示制御する。
同様に、図12に示す例において、日付インデックス上の13日の日付にフォーカスを当てており、この状態で十字キー24の下操作を検出した場合、制御部12は、この下操作がなされる毎に、日付インデックス上のフォーカスを13日→14日→15日・・・等のように、コンテンツが存在する各日付の表示欄に順次、移動表示制御する。
これにより、デイビューのライフタイムカレンダー上に表示されているコンテンツを、日付単位で変更することができる。
次に、この実施の形態の携帯電話機の場合、日付インデックス上に移動させたフォーカスを各コンテンツの表示欄に戻す場合、ユーザは決定キー25を押圧操作するようになっている。ステップS42では、制御部12が、このような戻り操作の有無を監視しており、決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、処理をステップS43に進め、フォーカスを日付インデックス上から各コンテンツの表示欄に移動表示制御する。
次に、上記ステップS33で、このような日付インデックス上へのフォーカスの移動操作を検出しなかった場合、制御部12は、処理をステップS34に進め、フォーカスの移動操作の有無を判別する。すなわち、各コンテンツの表示欄に当てられたフォーカスは、十字キー24の上下操作で移動操作するようになっているため、制御部12は、ステップS34において、十字キー24の上下操作の有無を監視する。そして、制御部12は、十字キー24の上下操作を検出した際に、ステップS38に処理を進め、この十字キー24の上下操作に対応して、各コンテンツ単位でフォーカスを移動表示制御する。
例えば、図12に示す船橋さんの誕生日コンテンツにフォーカスを当てている場合に、十字キー24の上操作を検出すると、制御部12は、船橋さんの誕生日コンテンツ→船橋さんからの受信電子メールコンテンツ→小山田さん宛の送信電子メールコンテンツ・・・の順に各コンテンツ単位でフォーカスを移動表示制御する。
また、図12に示す船橋さんの誕生日コンテンツにフォーカスを当てている場合に、十字キー24の下操作を検出すると、制御部12は、銀座で山下さんと食事とのタイトルが付けられているスケジュールコンテンツ→犬と散歩とのタイトルが付けられている静止画像コンテンツ→山下さんの誕生日コンテンツ・・・の順に各コンテンツ単位でフォーカスを移動表示制御する。
次に、このデイビューのライフタイムカレンダーでは、各コンテンツの「大まかな内容」を認識することができるのであるが、所望のコンテンツの「詳細な内容」を確認したい場合、ユーザは、上述のように各日付単位或いは各コンテンツ単位でフォーカスを移動操作し、所望のコンテンツにフォーカスを当てて決定キー25を押圧操作する。図11のフローチャートのステップS35では、制御部12が、この決定キー25の押圧操作の有無を判別している。すなわち、ステップS35では、制御部12が、現在、フォーカスを当てているコンテンツの詳細な内容の表示や再生の指定を意味する、決定キー25の押圧操作の有無を判別している。そして、このステップS35において、決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は処理をステップS36に進め、現在、フォーカスを当てているコンテンツに対応する専用のアプリケーションプログラムをメモリ11から起動し、このアプリケーションプログラムに基づいて上記コンテンツの処理を行い、この図11に示すフローチャートの全処理を終了する。
具体的には、デイビューのライフタイムカレンダー上の静止画像コンテンツにフォーカスを当てている状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、メモリ11に記憶されているカメラ制御プログラムを起動し、このカメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて、上記静止画像コンテンツを表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、デイビューのライフタイムカレンダー上で選択した静止画像コンテンツの詳細を確認することができる。
同様に、デイビューのライフタイムカレンダー上の受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツにフォーカスを当てている状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、メモリ11に記憶されている電子メール管理プログラムを起動し、この電子メール管理プログラムに基づいて、上記受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツの内容(本文等)を表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、デイビューのライフタイムカレンダー上で選択した受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツの詳細を確認することができる。
同様に、デイビューのライフタイムカレンダー上のスケジュールコンテンツにフォーカスを当てている状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、メモリ11に記憶されているスケジュール帳管理プログラムを起動し、このスケジュール帳管理プログラムに基づいて、上記スケジュールコンテンツの内容を表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、デイビューのライフタイムカレンダー上で選択したスケジュールコンテンツの詳細を確認することができる。
同様に、デイビューのライフタイムカレンダー上の誕生日コンテンツにフォーカスを当てている状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、メモリ11の電話帳に記憶されている、その誕生日コンテンツに対応するユーザの登録欄、或いは当該携帯電話機のユーザの個人情報の登録欄を表示部5に表示制御する。これにより、誕生日コンテンツに対応するユーザの電話番号や電子メールアドレス等が表示部5に表示されることとなり、誕生日を迎えるユーザに対して電話や電子メール等で容易に連絡可能とすることができる。
なお、上述の説明では、主にデイビューのライフタイムカレンダーの「リスト表示画面」において、所望のコンテンツにフォーカスが当たっている状態で決定キー25を押圧操作すると、制御部12が、そのコンテンツに対応するアプリケーションプログラムを起動することとして説明を行ったが、デイビューのライフタイムカレンダーの「サムネイル表示画面」でも同様である。すなわち、制御部12は、図13に示すサムネイル表示画面を表示している際に、決定キー25の押圧操作を検出すると、このサムネイル表示画面上でフォーカスを当てているコンテンツに対応するアプリケーションプログラムを起動する。これにより、ユーザは、「リスト表示画面」の表示時と同様に、「サムネイル表示画面」の表示時においても、フォーカスを当てて選択したコンテンツの詳細な内容を確認することができる。
〔デイビューへの移行時におけるスケジュール新規作成コンテンツの表示〕
次に、図5に示す9月9日のように、カレンダービューのライフタイムカレンダーにおいては、コンテンツが存在しない日付の表示欄は、空白で表示される。制御部12は、カレンダービューのライフタイムカレンダー上で、このようなコンテンツが存在しない日にフォーカスが移動操作され決定キー25が押圧操作された場合、デイビューのライフタイムカレンダーを表示する際に、以下に説明する「スケジュール新規作成コンテンツ」を表示するようになっている。
図14のフローチャートに、このスケジュール新規作成コンテンツの表示動作の流れを示す。このフローチャートは、制御部12が、カレンダービューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付の表示欄にフォーカスを当てている状態で上記決定キー25の押圧操作を検出した際に、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいてスタートさせる。
ステップS51では、制御部12が、カレンダービューのライフタイムカレンダー上で選択された日付(=フォーカスが当てられていた日付)に対応するコンテンツが存在するか否かを判別する。カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスが当てられていた日付に対応するコンテンツが存在する場合、制御部12は、図11のフローチャートのステップS31に処理を進め、上述のように図12に示すデイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面を表示部5に表示制御する。
これに対して、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスが当てられていた日付に対応するコンテンツが存在しない場合、制御部12は、ステップS52に処理を進め、図15に示すようにデイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面を表示部5に表示制御する。そして、このデイビューのライフタイムカレンダー上に、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でフォーカスが当てられていた日付の表示欄を新たに設け、この新たに設けた表示欄に「新規スケジュール作成」の文字及びアイコンを表示する。
すなわち、デイビューのライフタイムカレンダーを表示する場合、制御部12は、コンテンツが存在しない日付の表示欄は詰めて表示するのであるが、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でコンテンツの存在しない日付が選択された場合、デイビューのライフタイムカレンダーを表示する際に、このコンテンツの存在しない日付の表示欄をデイビューのライフタイムカレンダー上に新たに設け、ここに上記「新規スケジュール作成」の文字とアイコンを表示してフォーカスを当てる。
なお、図15に示す例は、コンテンツが存在しない2005年9月9日がカレンダービューのライフタイムカレンダー上で選択された場合を示している。この場合、デイビューのライフタイムカレンダー上には、新たに2005年9月9日の表示欄が設けられ、ここに「新規スケジュール作成」の文字及びアイコンが表示されフォーカスが当てられることとなる。
次に、制御部12は、ステップS53において、この「新規スケジュール作成」の文字及びアイコンの表示欄にフォーカスが当たっている状態で決定キー25が押圧操作されたか否かを判別する。この状態で、決定キー25が押圧操作されたということは、ユーザが、上記コンテンツの存在しない日付に対して新たなスケジュールの登録を希望していることを意味する。このため、制御部12は、処理を図11に示すフローチャートのステップS36へ進め、スケジュール帳管理プログラムを起動し、新規スケジュール作成画面を表示する。これにより、ユーザは、スケジュール帳に対して新たなスケジュールの登録を行うことができる。そして、制御部12は、この新たに登録されたスケジュールのスケジュールコンテンツを、上述のカレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に表示することとなる。
なお、「リスト表示画面」から「サムネイル表示画面」にデイビューのライフタイムカレンダーの表示切り替えが行われた場合でも、この「新規スケジュール作成」の表示は行われる。すなわち、制御部12は、デイビューのライフタイムカレンダーの「リスト表示画面」で「新規スケジュール作成」の文字及びアイコンを表示した後に、図11のフローチャートのステップS32で「サムネイル表示画面」への切り替え操作を検出した場合、制御部12は、ステップS37において、図16に示すように、対応する日付の表示欄に「新規スケジュール作成」に対応するアイコンのみを表示した「サムネイル表示画面」を表示制御する。
「リスト表示画面」においては、図15に示すように「新規スケジュール作成」の文字及びアイコンが表示されるのであるが、「サムネイル表示画面」においては、図16に示すように当該コンテンツが新規スケジュール作成コンテンツであることを示すアイコンのみが表示されるようになっている。
また、この「サムネイル表示画面」においても、「新規スケジュール作成」のアイコンにフォーカスが当てられた状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、図11に示すフローチャートのステップS36に処理を進め、スケジュール帳管理プログラムを起動し、新規スケジュール作成画面を表示する。ユーザは、このスケジュール帳管理プログラムに基づいて表示された新規スケジュール作成画面に対して、新たなスケジュールの登録を行い、制御部12は、この新たに登録されたスケジュールのスケジュールコンテンツを、上述のカレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に表示する。
[想い出ポップアップ表示動作]
次に、上述のカレンダービューのライフタイムカレンダー、及びデイビューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付にフォーカスが所定時間以上当たっていた場合、制御部12は、このフォーカスが当たっている日付に対して過去となる日付のコンテンツをポップアップ表示するようになっている(想い出ポップアップ機能)。図17のフローチャートに、この想い出ポップアップ表示動作の流れを示す。
制御部12は、図5を用いて説明したカレンダービューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付の表示欄に当てられているフォーカスの停止状態を検出したタイミング、或いは図12、図13を用いて説明したデイビューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付の表示欄に当てられているフォーカスの停止状態を検出したタイミングで、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて、この図17のフローチャートに示す処理をスタートさせる。すなわち、制御部12は、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上のいずれかの日付の表示欄にフォーカスが当てられ続けていることを検出した際に、この図17のフローチャートに示す処理をスタートさせる。
ステップS61では、制御部12が、予め設定されている想い出表示時間をメモリ11から読み込み、フォーカスの停止状態を検出してから経過した時間を、タイマ10で計時されている時刻情報に基づいてカウントする。そして、このカウントした時間が、上記予め設定されている想い出表示時間を経過したか否かを判別する。
すなわち、この実施の形態の携帯電話機の場合、図4(a)を用いて説明したように、「早い/普通/遅い」の各プルダウンメニューの中から、想い出ポップアップ表示を行うまでの時間を設定可能となっている。そして、一例ではあるが、制御部12は、上記「早い」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「5秒後」に想い出ポップアップ表示を行い、上記「普通」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「7.5秒後」に想い出ポップアップ表示を行い、上記「遅い」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「10秒後」に想い出ポップアップ表示を行うようになっている。
このため、制御部12は、上記ステップS61においては、上記「早い」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「5秒」が経過したか否かを判別し、上記「普通」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「7.5秒」が経過したか否かを判別し、上記「遅い」のメニューが選択されている場合、フォーカスの停止を検出してから「10秒」が経過したか否かを判別する。そして、制御部12は、フォーカスの停止を検出してから経過した時間が、上記予め設定されている想い出表示時間を経過したことを検出したタイミングで処理をステップS62に進める。
ステップS62では、制御部12が、メモリ11に記憶されている各種コンテンツの中から、最も古い時間情報を有するコンテンツ(最古の日付を有するコンテンツ)を検出し、処理をステップS63に進める。
ステップS63では、制御部12が、上記ステップS62で検出した最古の日付を有するコンテンツに付されている時間情報と、タイマ10から取り込んだ現在の日付を示す時間情報とを比較することで、ステップS62で検出したコンテンツが有する最古の日付は、現在から1年以上前の日付であるか否かを判別する。そして、ステップS62で検出したコンテンツが有する最古の日付が、現在から1年以上前の日付であると判別した場合には、処理をステップS69に進め、ステップS62で検出したコンテンツが有する最古の日付が、現在から1年以内の日付であると判別した場合には、処理をステップS64に進める。
上記ステップS63において、上記ステップS62で検出したコンテンツが有する最古の日付が、現在から1年以上前の日付であると判別することで処理をステップS69に進めると、制御部12は、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上で、現在、フォーカスを当てている日付の1年前に相当する日付、或いは、この1年前に相当する日付に近い日付に対応する所定種類のコンテンツをメモリ11から検出する。また、このフォーカスを当てている日付の1年前に相当する日付、或いは、この1年前に相当する日付に近い日付に対応する所定種類のコンテンツをメモリ11から検出できない場合、制御部12は、フォーカスを当てている日付の2年前に相当する日付、或いは、この2年前に相当する日付に近い日付に対応する所定種類のコンテンツをメモリ11から検出する。
一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機の場合、想い出ポップアップ機能で表示するコンテンツの優先順位は、
1.カメラ部8で撮像された静止画像コンテンツ、
2.保護設定されている受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツ、
3.スケジュールコンテンツ、
4.ネットワークを介してダウンロードされた静止画像コンテンツ、
5.保護設定されていない受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツ
の順となっている。このため、制御部12は、この想い出ポップアップ表示を行う場合には、この優先順位に従ってメモリ11から各種コンテンツの検出を行う。
上記ステップS69におけるコンテンツの検出動作を、もう少し詳しく説明すると、制御部12は、フォーカスを当てている日付の1年前に相当する日付に対応するコンテンツの有無を最初に検出し、この1年前に相当する日付に対応するコンテンツを検出できなかった場合、次に、フォーカスを当てている日付の2年前に相当する日付に対応するコンテンツの有無を検出する等のように、上記最古のコンテンツの日付が属する年度まで、「年単位」で順次遡って上記コンテンツの有無を検出する。
例えば、上記最古の日付を有するコンテンツとして2003年7月10日の日付のコンテンツが検出され、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てている日付が2005年9月13日であった場合、制御部12は、まず、このフォーカスを当てている日付の1年前の日付に相当する2004年9月13日の日付に対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
また、このような丁度1年前に相当する日付に対応するコンテンツが存在せず、該コンテンツを検出できなかった場合、制御部12は、この1年前に相当する日付である2004年9月13日の例えば前後1週間の各日付(2004年9月6日〜2004年9月12日、及び2004年9月14日〜2004年9月20日)にそれぞれ対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
また、これら1年前の各日付に対応するコンテンツが検出されなかった場合、制御部12は、フォーカスを当てている日付の2年前の日付に相当する2003年9月13日の日付に対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
また、このような丁度2年前に相当する日付に対応するコンテンツが存在せず、該コンテンツを検出できなかった場合、制御部12は、この2年前に相当する日付である2003年9月13日の例えば前後1週間の各日付(2003年9月6日〜2003年9月12日、及び2003年9月14日〜2003年9月20日)にそれぞれ対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
このように、制御部12は、上記最古のコンテンツの日付が属する年度まで、「年単位」で順次遡って上記コンテンツの有無を検出する。
次に、ステップS70では、制御部12が、上記「年単位」で検出するコンテンツの有無を判別しており、上記所定種類のコンテンツを検出したタイミングで処理をステップS66に進め、上記所定種類のコンテンツを検出できなかった場合は、処理をステップS71に進める。
一方、上記ステップS63において、上記最古の日付が1年以上前の日付ではないと判別した場合、制御部12は、ステップS64において、上記最古の日付は1ヶ月以上前の日付であるか否かを判別する。そして、上記最古の日付が1ヶ月以上前の日付であると判別した場合は処理をステップS71に進め、上記最古の日付が1ヶ月以内の日付であると判別した場合は処理をステップS65に進める。
次に、上記ステップS64において、上記最古の日付が1ヶ月以上前の日付であると判別した場合、及び上記ステップS69及び上記ステップS70において、上述の「年単位」のコンテンツの検出を行っても、対応するコンテンツを検出できなかった場合、制御部12は、ステップS71において「月単位」でのコンテンツの検出を行う。
すなわち、このステップS71では、制御部12は、まず、フォーカスを当てている日付の1ヶ月前に相当する日付に対応するコンテンツの有無を検出し、この1ヶ月前に相当する日付に対応するコンテンツを検出できなかった場合、次に、フォーカスを当てている日付の2ヶ月前に相当する日付に対応するコンテンツの有無を検出する等のように、上記最古のコンテンツの日付が属する月まで、「月単位」で順次遡って上記コンテンツの有無を検出する。
例えば、上記最古の日付を有するコンテンツとして2004年11月10日の日付のコンテンツが検出され、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てている日付が2005年9月13日であった場合、制御部12は、まず、このフォーカスを当てている日付の1ヶ月前の日付に相当する2005年8月13日の日付、及び2005年8月13日の例えば前後1週間の各日付(2005年8月6日〜2005年8月12日、及び2005年8月14日〜2005年8月20日)にそれぞれ対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
また、これら1ヶ月前の各日付に対応するコンテンツが検出されなかった場合、制御部12は、フォーカスを当てている日付の2ヶ月前の日付に相当する2005年7月13日の日付、及び2005年7月13日の例えば前後1週間の各日付(2005年7月6日〜2005年7月12日、及び2005年7月14日〜2005年7月20日)にそれぞれ対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
このように、制御部12は、上記最古のコンテンツの日付が属する月まで、「月単位」で順次遡って上記コンテンツの有無を検出する。そして、制御部12は、ステップS72において、上記「月単位」で検出したコンテンツの有無を判別し、上記所定種類のコンテンツを検出した場合には、このタイミングで処理をステップS66に進め、上記所定種類のコンテンツの存在を検出できなかった場合は、処理をステップS65に進める。
次に、上記ステップS64において、上記最古の日付が1ヶ月以内の日付であると判別した場合、及び上記ステップS71及び上記ステップS72において、上述の「月単位」のコンテンツの検出を行っても、対応するコンテンツを検出できなかった場合、制御部12は、ステップS65において、フォーカスを当てている日付と上記最古の日付との間の日付の中から、乱数に基づいてランダムに日付を決定し、この決定した日付のコンテンツを検出し、処理をステップS66に進める。
次に、ステップS66では、上記年単位で検出を行うことができた場合には、この年単位の検出動作で検出したコンテンツを、上記月単位で検出を行うことができた場合には、この月単位の検出動作で検出したコンテンツを、或いは上記ランダムに検出を行うことができた場合には、このランダムの検出動作で検出したコンテンツを、制御部12が表示部5にポップアップ表示すると共に、図1に示すメモリ11に記憶されている想い出リストに、この表示したコンテンツを示す履歴情報を登録制御する。
図18〜図20に、ポップアップ表示されたコンテンツの表示例を示す。図18は、カレンダービューのライフタイムカレンダーの表示時に、ポップアップ表示されたコンテンツの表示例である。この図18に示す例は、2005年10月のカレンダービューのライフタイムカレンダー上の10月13日の日付(この例の場合、本日の日付に相当)にフォーカスが当たっており、制御部12が、この2005年10月13日の1年前の日付に相当する2004年10月13日の日付のコンテンツを検出してポップアップ表示した例である。
また、図19は、リスト表示画面のデイビューのライフタイムカレンダー上にポップアップ表示されたコンテンツの表示例である。この図19に示す例は、2005年9月23日の誕生日コンテンツにフォーカスが当てられており、これに対応して、2004年9月22日の日付に対応するコンテンツが検出されポップアップ表示された例である。
すなわち、本来的には、2005年9月23日の1年前の日付となる2004年9月23日の日付に対応するコンテンツがポップアップ表示されるのであるが、この2004年9月23日の日付に対応するコンテンツが存在しないために、図19に示す例においては、上記9月23日の前後1週間に属する9月22日の日付のコンテンツが表示されている。
また、図20は、サムネイル表示画面のデイビューのライフタイムカレンダー上にポップアップ表示されたコンテンツの表示例である。この図20に示す例は、2005年9月23日の静止画像コンテンツのサムネイル画像にフォーカスが当てられており、これに対応して、2004年9月23日の日付に対応するコンテンツが検出されポップアップ表示された例である。
このような想い出ポップアップ表示を行う場合、制御部12は、フォーカスを当てているコンテンツの表示領域を避けてポップアップ表示を行うようになっている。すなわち、図18に示す例では、表示部5の略中央の表示領域に表示している10月13日の日付のコンテンツにフォーカスを当てているため、制御部12は、このフォーカスを当てているコンテンツの表示領域を避け、例えば表示部5の下端部近傍の表示領域(或いは、表示部5の上端部近傍の表示領域でもよい。)にポップアップ表示を行っている。
また、制御部12は、この想い出ポップアップ表示時には、例えば3つのコンテンツを、表示部5の短手方向に沿って並べて表示するようになっている。図18の例は、制御部12が上述のコンテンツの優先順位に基づいて3つ以上のコンテンツを検出し、ポップアップ表示を行う表示領域の左から右の表示領域にかけて、誕生日コンテンツ、カメラ部8で撮像された静止画像コンテンツ(サムネイル画像)、保護設定された受信電子メールコンテンツを表示した例である。なお、検出したコンテンツが2つ以下の場合、制御部12は、残りの表示領域を空白として表示するようになっている。
また、制御部12は、検出したコンテンツが4つ以上存在する場合、次回の想い出ポップアップ表示時には、前回表示したコンテンツ以外のコンテンツを表示するようになっている。具体的には、図18の例において、制御部12が、2004年10月13日の日付のコンテンツとして6枚の静止画像コンテンツを検出し、このうち3枚の静止画像コンテンツを想い出ポップアップ表示した場合、制御部12は、この想い出ポップアップ表示した3枚の静止画像コンテンツに関する情報(例えば、各静止画像コンテンツの識別情報等)を記憶しておき、次回、2004年10月13日の日付に対応する想い出ポップアップ表示を行う際に、上記記憶した情報に基づいて、前回想い出ポップアップ表示した3枚の静止画像コンテンツとは異なる3枚の静止画像コンテンツを想い出ポップアップ表示する。これにより、同じ日付に対応する想い出ポップアップ表示を行う場合でも、該想い出ポップアップ表示を行う毎に、異なるコンテンツを表示することができる。
次に、制御部12は、このような想い出ポップアップ表示を行うと、図17のフローチャートのステップS67において、現在、停止しているフォーカスの移動操作がなされたか否かを、操作部6の操作状態に基づいて監視する。そして、フォーカスの移動操作を検出するまでの間、上述の想い出ポップアップ表示を継続して行い、フォーカスの移動操作を検出したタイミングで処理をステップS68に進める。
ステップS68では、フォーカスの移動操作を検出したため、制御部12が、表示している想い出ポップアップ表示を表示部5から消去して、この図17のフローチャートに示す全処理を終了する。すなわち、制御部12は、フォーカス操作が停止している間、上述の想い出ポップアップ表示を行い、フォーカス操作を検出したタイミングで、想い出ポップアップ表示を終了する。これにより、ユーザの操作が停止している間のみ想い出ポップアップ表示を行うことができ、この想い出ポップアップ表示により、ユーザの操作が妨げられる不都合を防止することができる。
[想い出リスト表示動作]
次に、このような想い出ポップアップ表示がなされると、上述のように、その想い出ポップアップ表示されたコンテンツに関する情報は、履歴としてメモリ11の想い出リストに登録される。この想い出リストは、ユーザの所定の操作で表示することができる。そして、制御部12は、この想い出リストから所望のコンテンツの日付が選択されると、その選択された日付に対応するデイビューのライフタイムカレンダーを表示するようになっている。このような動作の流れを、図21のフローチャートに示す。このフローチャートは、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示することで、制御部12が、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいてスタートさせる。
ステップS81では、制御部12が、操作部6の操作状態を監視することで、想い出リストの表示指定操作がなされたか否かを判別する。
一例ではあるが、想い出リストを表示する場合、ユーザは、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に、図2(a)に示す第4のソフトキー29を押圧操作するようになっている。このため、制御部12は、ステップS81において、上記第4のソフトキー29の押圧操作の有無を判別することで、ユーザから想い出リストの表示が指定されたか否かを判別する。そして、第4のソフトキー29の押圧操作を検出したタイミングで処理をステップS82に進める。
ステップS82では、制御部12が、メモリ11に記憶されている想い出リストを表示部5に表示制御する。図22に、この想い出リストの表示例を示す。一例ではあるが、メモリ11に記憶される想い出リストには、4回分の想い出ポップアップ表示の履歴が登録されるようになっている。図22に示す例は、メモリ11の想い出リストに、2003年9月23日、2004年4月30日、2004年8月6日、2004年9月23日の各想い出ポップアップ表示の履歴が登録されており、これらが表示された例である。
次に、制御部12は、このように表示した想い出リストの各履歴のうち、例えば一番新しい履歴に対してデフォルトとしてフォーカスを当てる。ユーザは、十字キー24を上下操作することでフォーカスを移動操作し、所望の履歴にフォーカスを当てた状態で決定キー25を押圧操作することで所望の履歴を選択する。ステップS83では、制御部12が、決定キー25の操作状態を検出することで、想い出リストから所望の履歴の選択操作がなされたか否かを判別しており、決定キー25の押圧操作を検出した場合は処理をステップS84に進め、決定キー25の押圧操作を検出しない場合は処理をステップS85に進める。
ステップS84では、決定キー25の押圧操作を検出したため、制御部12が、現在、想い出リスト上でフォーカスを当てている履歴の日付を検出し、この日付を基準とするデイビューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御して、この図21のフローチャートの全処理を終了する。
具体的には、図22に示す例において、例えば2003年9月23日の履歴にフォーカスを当てている状態で決定キー25の押圧操作を検出した場合、制御部12は、図12を用いて説明したリスト表示画面のデイビューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御する。この際、制御部12は、9月23日の各コンテンツを、表示部5の表示領域の中心に位置させるかたちで、デイビューのライフタイムカレンダーを表示する。これにより、想い出リストから選択した履歴の詳細を、デイビューのライフタイムカレンダーで確認可能とすることができる。
なお、この例では、想い出リストから履歴が選択された場合、この選択された履歴の日付に対応する「リスト表示画面」のデイビューのライフタイムカレンダーを表示することとしたが、これは、選択された履歴の日付に対応する「サムネイル表示画面」のデイビューのライフタイムカレンダー(図13参照)を表示するようにしてもよい。
一方、上記ステップS83において、決定キー25の押圧操作を検出しないことで処理をステップS85に進めると、制御部12は、表示画面を、この想い出リストを表示する直前に表示していた前画面に戻す操作がなされたか否かを判別する。一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機の場合、制御部12は、想い出リストの表示時に、図2(a)に示すクリアキー32の押圧操作を検出すると、表示画面を、この想い出リストを表示する直前に表示していた前画面に戻すようになっている。
このため、制御部12は、ステップS85において、クリアキー32の押圧操作の有無を判別することで、ユーザにより、表示画面を前画面に戻す操作がなされたか否かを判別し、クリアキー32の押圧操作を検出した場合、処理をステップS86に進め、想い出リストを表示する直前に表示していた、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーを表示部5に表示制御して、この図21のフローチャートに示す全処理を終了する。
これに対して、上記ステップS85において、クリアキー32の押圧操作を検出しない場合、制御部12は、ステップS87において、上記クリアキー32以外のキーの押圧操作の有無を監視する。そして、いずれのキーの押圧操作も検出しない場合には、処理をステップS82に戻し、想い出リストの表示を継続して行い、いずれのキーの押圧操作を検出した場合には、そのタイミングで、この図21のフローチャートに示す全処理を終了し、この押圧操作されたキーに対応する処理を行う。
具体的には、この実施の形態の携帯電話機の場合、想い出リストの表示時に、第3のソフトキー28を押圧操作するとメインメニューが表示され、オンフックキー31を押圧操作すると、ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムを終了するようになっている。ステップS87では、制御部12が、上記第3のソフトキー28やオンフックキー31の押圧操作の有無を監視しており、上記第3のソフトキー28やオンフックキー31の押圧操作を検出したタイミングで、図21のフローチャートに示す処理を終了し、上記メインメニューの表示制御や、当該ライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムの終了制御を行う。
[想い出ポップアップの他の表示動作−1]
次に、上述の想い出ポップアップ表示における動作は、フォーカスが当てられている日付の1年前の日付、或いは1ヶ月前の日付等の「過去の日付」を基準として想い出ポップアップ表示を行うものであったが、これは、以下に説明するように「過去のコンテンツ数」を基準として想い出ポップアップ表示を行うようにしてもよい。
この「過去のコンテンツ数」を基準として行う想い出ポップアップ表示動作の流れを図23のフローチャートに示す。なお、この図23のフローチャートにおいて、図17のフローチャートと同様の動作を示すステップには、該図17のフローチャートと同じステップ番号を付すことで、重複した動作説明は省略することとする。
図23のフローチャートにおいて、制御部12は、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に、フォーカスの停止状態を検出すると、ステップS61において、予め設定されている想い出表示時間の経過を検出し、この想い出表示時間を経過したタイミングで処理をステップS91に進める。
ステップS91では、制御部12が、メモリ11に記憶されている各コンテンツに付されている時間情報に基づいて、フォーカスの当たっているコンテンツの日付に対して過去となる日付のうち、最もコンテンツ数が多い日付のコンテンツを検出する。
具体的には、例えばカレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーにおいて、2005年9月13日の日付にフォーカスを当てていた場合、制御部12は、メモリ11から、2005年9月13日の日付以前の日付を有するコンテンツを検出する。そして、この2005年9月13日の日付以前の日付のうち、最もコンテンツ数の多い日付を検出し、この日付のコンテンツを、想い出ポップアップ表示を行うコンテンツとする。
そして、図17のフローチャートを用いて説明したように、ステップS67でフォーカスの移動操作を検出するまでの間、ステップS66において、この最もコンテンツ数の多い日付のコンテンツを想い出ポップアップ表示する。
例えば、ユーザが旅行に行った場合や結婚式に出席した場合等には、静止画像コンテンツのコンテンツ数が多くなる。また、電子メールで仕事の打ち合わせや、段取りを設定した場合等には、保護設定された電子メールコンテンツの数が多くなる。このため、コンテンツ数が多いということは、そのユーザにとって、何らかの重要な日であったことを意味する。
このようなことから、制御部12が、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーにおいてフォーカスの当てられている日付に対して過去となる日付のうち、最もコンテンツ数が多い日付を検出し、この日付に対応するコンテンツを想い出ポップアップ表示することにより、ユーザにとって過去に重要な日付となっていた確率の高い日付のコンテンツを想い出ポップアップ表示することができる。
[想い出ポップアップの他の表示動作−2]
次に、想い出ポップアップ表示を行う際に、上述の「過去の日付」及び「過去のコンテンツ数」を基準として想い出ポップアップ表示を行ってもよい。この「過去の日付」及び「過去のコンテンツ数」を併用する想い出ポップアップ表示動作の流れを図24のフローチャートに示す。なお、この図24のフローチャートにおいて、図17のフローチャートと同様の動作を示すステップには、該図17のフローチャートと同じステップ番号を付すことで、重複した動作説明は省略することとする。
図24のフローチャートにおいて、制御部12は、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に、フォーカスの停止状態を検出すると、ステップS61において、予め設定されている想い出表示時間の経過を検出し、この想い出表示時間を経過したタイミングで処理をステップS101に進める。
ステップS101では、制御部12が、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てている日付の1年前の日付(及び1年前の日付に近い日付)のコンテンツを検出すると共に、フォーカスを当てている日付の1ヶ月前の日付(及び1ヶ月前の日付に近い日付)のコンテンツを検出する。
また、制御部12は、ステップS102において、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上でフォーカスを当てている日付に対して過去となる日付をランダムに検出し、この日付に対応するコンテンツを検出する。
次に、制御部12は、ステップS103において、上記ステップS101及びステップS102で検出した上記1年前の日付(及び1年前の日付に近い日付)、上記1ヶ月前の日付(及び1ヶ月前の日付に近い日付)、及びランダムに検出した日付のうち、コンテンツ数が最も多い日付を検出する。
そして、制御部12は、図17のフローチャートを用いて説明したように、ステップS67でフォーカスの移動操作を検出するまでの間、ステップS66において、この最もコンテンツ数の多い日付のコンテンツを想い出ポップアップ表示する。
これにより、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上でフォーカスが当てられている日付に関連し、かつ、ユーザにとって、過去に重要な日付となっていた確率の高い日付のコンテンツを想い出ポップアップ表示することができる。
[想い出ポップアップの他の表示動作−3]
次に、想い出ポップアップ表示を行う際に、上述の「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」のうち、いずれかをランダム、或いは所定の確率に基づいて選択し、これにより検出された上記所定種類のコンテンツを想い出ポップアップ表示してもよい。この想い出ポップアップ表示動作の流れを図25のフローチャートに示す。なお、この図25のフローチャートにおいて、図17のフローチャートと同様の動作を示すステップには、該図17のフローチャートと同じステップ番号を付すことで、重複した動作説明は省略することとする。
図25のフローチャートにおいて、制御部12は、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーの表示時に、フォーカスの停止状態を検出すると、ステップS61において、予め設定されている想い出表示時間の経過を検出し、この想い出表示時間を経過したタイミングで処理をステップS62に進める。そして、このステップS62において、最古の日付を有するコンテンツを検出して、処理をステップS111に進める。
ステップS111では、制御部12が、上述の「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」のうち、いずれの検出を行うかを、所定の確率に基づいて決定する。一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機の場合、「年単位の検出」が選択される確率が33%、「月単位の検出」が選択される確率が33%、及び「ランダムの検出」が選択される確率が33%に、それぞれ設定されている。すなわち、「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」は、それぞれ略々同じ確率で決定されるようになっている。
なお、例えば「年単位の検出」が決定される確率が60%、「月単位の検出」が決定される確率が30%、及び「ランダムの検出」が決定される確率が10%等のように、所定の検出に重み付けを施してもよい。この例の場合、「年単位の検出」が決定される確率が一番高くなる。また、「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」に対して、ユーザが所望の確率を設定可能としてもよい。
次に、制御部12は、ステップS112及びステップS113において、年単位の検出を行うか、及び月単位の検出を行うかを判別する。年単位の検出を行うものと判別した場合、処理をステップS115に進め、月単位の検出を行うものと判別した場合、処理をステップS116に進める。また、制御部12は、「年単位の検出」及び「月単位の検出」のいずれでもないと判別した場合、「ランダムの検出」を行うものとして処理をステップS114に進める。
年単位の検出を行うものと判別することで処理をステップS115に進めると、制御部12は、最古の日付から現在の日付までに対応する年のうち、ランダムに年を決定し、この決定した年における、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上で、現在、フォーカスが当たっている日付を基点とし、この基点に最も近い日付のコンテンツを検出する。
なお、上記基点に最も近い日付のコンテンツとして、例えば上記基点から過去方向に3日分離れている日付のコンテンツと、上記基点から未来方向に3日分離れている日付のコンテンツとの両方が検出される場合等のように、上記基点を中心として、過去方向及び未来方向にそれぞれ同じ日数分離れた日付のコンテンツが検出された場合、制御部12は、上記基点から過去方向に離れている日付のコンテンツを、上記基点に最も近い日付のコンテンツとして検出する。
これに対して、月単位の検出を行うものと判別することで処理をステップS116に進めると、制御部12は、現在の日付の1年前の日付から、現在の日付までに対応する月のうち、ランダムに月を決定し、この決定した月における、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上で、現在、フォーカスが当たっている日付を基点とし、この基点に最も近い日付のコンテンツを検出する。
なお、この「月単位の検出」においても、上記基点を中心として、過去方向及び未来方向にそれぞれ同じ日数分離れた日付のコンテンツが検出された場合、制御部12は、上記基点から過去方向に離れている日付のコンテンツを、上記基点に最も近い日付のコンテンツとして検出する。
一方、制御部12は、「ランダムの検出」を行うものとして処理をステップS114に進めると、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上で、現在、フォーカスが当たっている日付よりも過去の日付のコンテンツをランダムに検出して処理をステップS66に進める。
制御部12は、ステップS66において、上記ステップS115の「年単位の検出」で検出したコンテンツ、又は上記ステップS116の「月単位の検出」で検出したコンテンツ、或いは「ランダムの検出」で検出したコンテンツを想い出ポップアップ表示すると共に、メモリ11の想い出リストに履歴の登録を行う。制御部12は、ステップS67でフォーカスの移動操作を検出するまでの間、この想い出ポップアップ表示を継続して行う。
このように、「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」のうち、いずれかをランダム、或いは所定の確率に基づいて選択し、これにより検出されたコンテンツを想い出ポップアップ表示することで、ある程度の規則性及びランダム性を兼ね備えた想い出ポップアップ表示を行うことができる。
[コンテンツの優先度付け動作]
次に、当該実施の形態の携帯電話機は、メモリ11に記憶した電子メールコンテンツ、静止画像コンテンツ、動画像コンテンツ、或いは音楽コンテンツの優先度を検出し、この優先度を示す優先度情報を各コンテンツに関連付けてメモリ11の優先度テーブルに記憶するようになっている。図26のフローチャートに優先度の検出動作の流れを示す。このフローチャートは、上記各コンテンツのうち、受信電子メールコンテンツの優先度の検出動作を示している。
制御部12は、例えば
1.現在時刻が午前0時や午後12時等の所定時刻となったことを検出したタイミング、
2.各コンテンツをメモリ11に記憶するタイミング、或いは
3.動作メニューに基づいてユーザから優先度の検出動作が指定されたタイミング
で、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて、この図26のフローチャートに示す処理をスタートさせる。
ステップS121では、制御部12が、電子メールコンテンツに対して保護設定がなされているか否かを判別する。具体的には、この実施の形態の携帯電話機の場合、各電子メールコンテンツ毎に選択的に保護設定を行うことで、該電子メールコンテンツの誤消去を防止可能となっている。この保護設定の有無を示す保護設定情報は、対応する電子メールコンテンツに付加されてメモリ11に記憶されているのであるが、制御部12は、優先度の判別を行う電子メールコンテンツの上記保護設定情報の有無を検出することで、当該電子メールコンテンツに対して保護設定がなされているか否かを判別する。そして、保護設定がなされているものと判別した場合は処理をステップS129に進め、保護設定がなされていないものと判別した場合は処理をステップS122に進める。
電子メールコンテンツに対して保護設定がなされているということは、その電子メールコンテンツは当該携帯電話機のユーザにとって重要な内容の電子メールであることを意味する。このため、保護設定がなされているものと判別することで処理をステップS129に進めると、制御部12は、この保護設定がなされている電子メールコンテンツに対して一番優先度の高い電子メールコンテンツであることを示す「優先度1」を付加する。そして、例えばこの電子メールコンテンツのコンテンツ識別情報(コンテンツID)と、この電子メールコンテンツに付加した優先度情報(この場合は、優先度1)とを関連付けて、メモリ11に記憶されている優先度テーブルに登録する。
なお、この例においては、優先度情報で示される優先度の高さは「優先度1」が一番高く、「優先度2」→「優先度3」→「優先度4」・・・の順に低くなり、「優先度9」が一番低い優先度となっている。
次にステップS122では、上記ステップS121において保護設定がなされていないものと判別された電子メールコンテンツの送信元となるユーザに対して着信拒否設定がなされているか否かを判別する。すなわち、この実施の形態の携帯電話機の場合、電子メールアドレスを指定して電子メールの着信拒否を設定可能となっており、この着信拒否が設定された電子メールアドレスは、メモリ11の着信拒否リストに登録されるようになっている。このため、制御部12は、優先度の判別を行う電子メールコンテンツの送信元の電子メールアドレスと同じ電子メールアドレスが、上記着信拒否リストに登録されているか否かを判別することで、優先度の判別を行う電子メールコンテンツの送信元となるユーザに対して着信拒否が設定されているか否かを判別する。そして、着信拒否が設定されているということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの送信元となるユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって重要な間柄ではないことを意味するため、制御部12は、ステップS130に処理を進め、この着信拒否が設定されている電子メールコンテンツに対して、この例における最低の優先度である「優先度9」を付加し、上記優先度テーブルに登録する。
次に、その電子メールコンテンツに対して保護設定及び着信拒否設定がなされていないものと判別することで処理をステップS123に進めると、制御部12は、メモリ11に記憶されている電子メールの送信履歴を参照することで、当該優先度の判別を行う電子メールコンテンツの電子メールアドレスに対して、過去に送信した履歴が存在するか否かを判別する。
その電子メールコンテンツに対して保護設定及び着信拒否設定がなされておらず、なおかつ、過去に送信した履歴も存在しないということは、当該電子メールコンテンツの送信元となるユーザは、上述の着信拒否が設定されているユーザほどではないが、当該携帯電話機のユーザにとって差ほど重要な間柄ではないことを意味する。このため、制御部12は、ステップS131において、保護設定及び着信拒否設定がなされておらず、なおかつ、過去に送信した履歴も存在しない電子メールコンテンツに対して、上記最低の優先度である「優先度9」の次に低い優先度である「優先度8」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
一方、上記ステップS123において、当該優先度の判別を行う電子メールコンテンツの電子メールアドレスに対する送信履歴を上記送信履歴から検出した場合、制御部12は、当該優先度の判別を行う電子メールコンテンツの本文の文字数は50文字以上であるか否かを判別する。一般的に重要度の高い電子メールコンテンツの場合、例えば50文字以上等のように、本文の文字数が多くなる傾向にある。このため、制御部12は、上記本文の文字数が50文字以上であると判別した場合は処理をステップS127に進め、上記本文の文字数が50文字よりも下の文字数であると判別した場合は処理をステップS125に進める。
上記本文の文字数が50文字以上であると判別することで処理をステップS127に進めると、制御部12は、メモリ11に記憶されている送信履歴に基づいて、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの電子メールアドレスに対して、過去に50回以上、電子メールの送信を行っているか否かを判別する。過去に50回以上、電子メールの送信を行っているということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって重要な間柄であることを意味する。ただ、真に重要な電子メールコンテンツであれば、上述の保護設定を行うはずなので、制御部12は、上記保護設定がなされた電子メールコンテンツの次に重要度の高い電子メールコンテンツであると判別し、ステップS132において、この電子メールコンテンツに対して「優先度2」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
これに対して、過去の送信回数が50回よりも下の回数である場合、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって差ほど重要な間柄ではないが、本文の文字数が50文字以上であるということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツは、やはり重要度の高い電子メールコンテンツである可能性が高いことを意味する。このため、制御部12は、ステップS133において、この電子メールコンテンツに対して「優先度3」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
メーリングリストや迷惑メール等の電子メールアドレスのように、その電子メールアドレスに対して送信することのない電子メールコンテンツの場合、受信回数は多くなるが重要度は低い。このため、上記ステップS127及び以下に説明するステップS126、ステップS128において、「受信回数」ではなく「送信回数」に基づいて優先度を判別することで、上記重要度の低いメーリングリストや迷惑メールを排除したうえで、正確に優先度の判別を行うことができる。
次に、本文の文字数が50文字よりも下の文字数であると判別することで処理をステップS125に進めると、制御部12は、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの本文の文字数は19文字以下であるか否かを判別する。そして、上記本文の文字数が19文字以下であると判別した場合は処理をステップS128に進め、上記本文の文字数が19文字よりも上の文字数であると判別した場合は処理をステップS126に進める。
上記本文の文字数が19文字以下であるということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツは、差ほど重要ではない電子メールコンテンツである可能性が高い。ただ、当該携帯電話機のユーザにとって重要度の高いユーザから受信した電子メールコンテンツである場合は、ある程度の優先度を付す必要がある。このため、制御部12は、本文の文字数が19文字以下であると判別することで処理をステップS128に進めると、上記送信履歴に基づいて、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの電子メールアドレスに対して、過去に50回以上、電子メールの送信を行っているか否かを判別する。過去に50回以上、電子メールの送信を行っているということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって重要な間柄であることを意味する。このため、ステップS136において制御部12は、上記本文が19文字以下であっても、当該電子メールコンテンツに対して「優先度6」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
これに対して、過去の送信回数が50回よりも低い回数であるということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって差ほど重要な間柄ではないことを意味する。このため、制御部12は、ステップS137において、上記本文が19文字以下の電子メールコンテンツに対して「優先度7」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
次に、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの本文の文字数が、上記ステップS124において50文字よりも下の文字数であり、上記ステップS125において19文字よりも上の文字数であると判別されるということは、当該電子メールコンテンツの本文の文字数は20文字以上49文字以下であることを意味する。この場合、制御部12は、ステップS126において、上記送信履歴に基づいて、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツの電子メールアドレスに対して、過去に50回以上、電子メールの送信を行っているか否かを判別する。
上記本文の文字数が20文字以上49文字以下であり、なおかつ、過去に50回以上、電子メールの送信を行っているユーザであるということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって重要な間柄であることを意味する。このため、制御部12は、ステップS134において当該電子メールコンテンツに対して「優先度4」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
これに対して、上記本文の文字数が20文字以上49文字以下であるが、過去の送信回数が50回よりも下の回数であるということは、当該優先度の判別を行っている電子メールコンテンツのユーザは、当該携帯電話機のユーザにとって差ほど重要な間柄ではないことを意味する。このため、制御部12は、ステップS135において当該電子メールコンテンツに対して「優先度5」を付加して上記優先度テーブルに登録する。
一例ではあるが、当該実施の形態の携帯電話機の制御部12は、電子メールコンテンツの優先度を判別する場合、
1.保護設定の有無、
2.着信拒否設定の有無、
3.送信履歴の有無、
4.本文の文字数、
5.過去の送信回数
に基づいて該電子メールコンテンツの優先度を判別する。
具体的には、
優先度1:保護設定されている電子メールコンテンツ、
優先度2:本文が50文字以上で過去の送信回数が50回以上の電子メールコンテンツ、
優先度3:本文が50文字以上で過去の送信回数が50回よりも下の回数の電子メールコンテンツ、
優先度4:本文の文字数が20文字以上49文字以下で過去の送信回数が50回以上の電子メールコンテンツ、
優先度5:本文の文字数が20文字以上49文字以下で過去の送信回数が50回よりも下の回数の電子メールコンテンツ、
優先度6:本文の文字数が19文字以下で過去の送信回数が50回以上の電子メールコンテンツ、
優先度7:本文の文字数が19文字以下で過去の送信回数が50回よりも下の回数の電子メールコンテンツ、
優先度8:1回も送信履歴の無い電子メールコンテンツ、
優先度9:着信拒否が設定されている電子メールコンテンツ、
等のように優先度を判別する。これにより、受信した電子メールコンテンツの優先度を、上述の所定のタイミングで自動的に判別することができる。
なお、この例においては、「保護設定の有無」、「着信拒否設定の有無」、「送信履歴の有無」、「本文の文字数」、「過去の送信回数」の各ファクタに基づいて優先度を判別することとしたが、これは一例であり、この他、例えば
「受信日時(新しい受信日時を有する電子メールコンテンツほど高い優先度に判別)」、
「添付データの有無(添付データが添付されている電子メールコンテンツは高い優先度に判別)」、
「未読であるか既読であるか(未読の電子メールコンテンツは高い優先度に判別)」、
「特定のキーワード」、
「その電子メールコンテンツが記憶されているフォルダ」、
「通話回数(発信回数が好ましい)」
等のファクタを用いて優先度の判別を行うようにしてもよい。
上記「特定のキーワード」としては、ユーザにより指定されたキーワードを本文に有する電子メールコンテンツを優先度1(=最重要)の電子メールコンテンツとして判別してもよいし、反対にユーザにより指定されたキーワードを本文に有する電子メールコンテンツを優先度9(=最不要)の電子メールコンテンツとして判別してもよい。
また、制御部12が、電子メールコンテンツの優先度を例えば「優先度1」と判別した際に(優先度2や優先度3と判別した際でもよい。)、当該電子メールコンテンツの本文を自動的に解析し、当該本文で使用回数の多い単語(キーワード)を検出しておき、後に電子メールコンテンツの優先度の判別を行う際に、この自動的に検出したキーワードを本文に有する電子メールコンテンツを、「優先度1」の電子メールコンテンツとして判別するようにしてもよい。反対に、制御部12が、電子メールコンテンツの優先度を例えば「優先度9」と判別した際に(優先度8や優先度7と判別した際でもよい。)、当該電子メールコンテンツの本文を自動的に解析し、当該本文で使用回数の多い単語(キーワード)を検出しておき、後に電子メールコンテンツの優先度の判別を行う際に、この自動的に検出したキーワードを本文に有する電子メールコンテンツを、「優先度9」の電子メールコンテンツとして判別するようにしてもよい。
「その電子メールコンテンツが記憶されているフォルダ」に基づいて優先度の判別を行う場合、制御部12は、例えば「ごみ箱」のフォルダに記憶されている電子メールコンテンツは不要な電子メールコンテンツと判別して、その優先度を「優先度9」とし、反対に「重要フォルダ」に記憶されている電子メールコンテンツは重要な電子メールコンテンツと判別して、その優先度を「優先度1」とすることで、電子メールコンテンツの優先度の判別を行う。制御部12は、受信した電子メールコンテンツをフィルタ機能に基づいて、その電子メールコンテンツの重要度に対応するフォルダに移動させることで、或いはユーザが、受信した電子メールコンテンツを手動操作で、その電子メールコンテンツの重要度に対応するフォルダに移動させることで、制御部12が、その電子メールコンテンツが記憶されているフォルダに対応する優先度を付加することとなる。
また、上述の例は受信電子メールコンテンツに対する優先度の付加動作を説明したものであるが、制御部12は、送信電子メールコンテンツ、静止画像コンテンツ、動画像コンテンツ、或いは音楽コンテンツに対しても、上述と同様に、当該コンテンツに適したファクタに基づいて優先度を判別し、該コンテンツに関連付けて上記優先度テーブルに登録する。これにより、優先度テーブルには、メモリ11に記憶されている全てのコンテンツと、該各コンテンツの優先度とが関連付けされて記憶されることとなる。
[各コンテンツの優先度に基づく表示件数の調整動作]
次に、この実施の形態の携帯電話機は、ライフタイムカレンダー上に各コンテンツを表示する際に、上記優先度テーブルに登録されている各コンテンツの優先度に基づいて各コンテンツの表示数を調整して、該ライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。図27のフローチャートに、このような各コンテンツの優先度に基づく表示件数の調整動作の流れを示す。この図27のフローチャートは、制御部12が、デイビューのライフタイムカレンダーの表示指定操作を検出することで、メモリ11に記憶されているライフタイムカレンダーアプリケーションプログラムに基づいて処理をスタートさせる。
ステップS141では、制御部12が、デイビューのライフタイムカレンダーに表示する各コンテンツに対して設定されているソートモードを検出して、処理をステップS142に進める。
すなわち、当該実施の形態の携帯電話機の場合、上述のようにカレンダービューのライフタイムカレンダー上から所望の日付が選択操作されると、制御部12が、このカレンダービューのライフタイムカレンダー上から選択された日付に対応するコンテンツを表示の中心とするデイビューのライフタイムカレンダー(「リスト表示画面(図12)」或いは「サムネイル表示画面(図13)」)を表示部5に表示するのであるが、このデイビューのライフタイムカレンダーに表示する各コンテンツ毎に、所定の基準に従って該各コンテンツの表示順序を決定するソートモードを設定可能となっている。
一例ではあるが、この実施の形態の携帯電話機の場合、送受信した電子メールコンテンツに対するソートモードとして、
1.各電子メールコンテンツを、優先度(ランク)の高い順に送受信時刻に沿って並べて表示する「時刻順ソートモード」と、
2.各電子メールコンテンツの送受信相手毎に送受信時刻に沿って並べて表示する「相手ソートモード」と、
3.同じ表題が付された電子メールコンテンツ毎に送受信時刻に沿って並べて表示する「表題ソートモード」との
計3つのソートモードが設けられている。
送受信した電子メールコンテンツに対してデフォルトとして設定されているソートモードとしては、上記「時刻順ソートモード」が設定されている。この送受信した電子メールコンテンツに対してデフォルトとして設定されているソートモードは、ユーザが任意に変更設定可能となっている。ユーザは、ソートモードの変更設定を行う場合、設定メニューから「ソートモードの変更メニュー」を選択し、上記「時刻順ソートモード」、「相手ソートモード」、「表題ソートモード」の中から所望のソートモードを選択して設定する。
なお、この説明は送受信した電子メールコンテンツに対するソートモードの設定操作の説明であったが、当該実施の形態の携帯電話機の場合、静止画像コンテンツや音楽コンテンツ等に対しても、上述と同様のソートモードが設けられており、ユーザは、各コンテンツに対して所望のソートモードを設定するようになっている。
次に、このように設定されたソートモードを示す情報は、メモリ11に記憶される。このため、上記ステップS141では、制御部12が、このメモリ11に記憶されているソートモードを示す情報を読み込むことにより、各コンテンツに対して設定されているソートモードを認識して処理をステップS142に進める。
ステップS142では、制御部12が、上記ステップS141で検出したソートモードに応じて、各コンテンツの表示順序を仮想的に並べ替えて処理をステップS143に進める。ステップS143では、制御部12が、カレンダービューのライフタイムカレンダーから選択された日付の全てのコンテンツを、デイビューのライフタイムカレンダー上に表示可能であるか否かを判別する。そして、上記全てのコンテンツを表示可能である場合は処理をステップS145に進め、上記ステップS142で仮想的に並べ替えた各コンテンツをデイビューのライフタイムカレンダー上に表示する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダー上に表示されるコンテンツは、各コンテンツ毎に設定されているソートモードに対応する表示順序で表示されることとなる。
これに対して、上記全てのコンテンツをデイビューのライフタイムカレンダー上に1画面で表示できない場合、制御部12は、処理をステップS144に進め、各コンテンツ毎に設定されているソートモードで上位に位置するコンテンツを、該各コンテンツ毎に数件ずつ抽出することで、コンテンツ全体として1画面で表示可能な件数としてステップS145に処理を進める。そして、ステップS145において、上記ステップS143で数件ずつ抽出した上位の各コンテンツをデイビューのライフタイムカレンダー上に表示する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダー上に表示されるコンテンツは、各コンテンツ毎に設定されているソートモードで上位に位置するコンテンツが、該各コンテンツ毎に数件ずつ表示されることとなる。
〔時刻順ソートモード〕
このようなステップS142〜ステップS145の動作を一例を掲げて詳細に説明する。例えば、カレンダービューのライフタイムカレンダーから2005年9月13日の日付が選択操作された場合、制御部12は、デイビューのライフタイムカレンダーの表示に移行する際に、この2005年9月13日の日付に対応するコンテンツをメモリ11から検出する。
この2005年9月13日の日付に対応するコンテンツが、例えば送信電子メールコンテンツ及び受信電子メールコンテンツのみであり(=静止画像コンテンツ等の他のコンテンツが存在しないとの意)、全体で9通の送信電子メールコンテンツ及び受信電子メールコンテンツが存在し、この送信電子メールコンテンツ及び受信電子メールコンテンツに対するソートモードとして上記「時刻順ソートモード」が設定されていた場合、制御部12は、上記ステップS142において、メモリ11に記憶されている優先度テーブルを参照することで、これら9通の電子メールコンテンツに付されている優先度をそれぞれ検出する。そして、上記9通の各電子メールコンテンツの優先度が、それぞれ図26のフローチャートを用いて説明した優先度1〜優先度9であった場合(=優先度1の電子メールコンテンツが1通、優先度2の電子メールコンテンツが1通、優先度3の電子メールコンテンツが1通・・・優先度9の電子メールコンテンツが1通であった場合)、制御部12は、これら各電子メールコンテンツを図28(a)に示すように各電子メールコンテンツの優先度順に仮想的に並べ替える。
次に制御部12は、ステップS144において、上記優先度順に並べ替えた各電子メールコンテンツのうち、図28(a)中、太線の枠で囲って示す上位の優先度を有する例えば5通分の電子メールコンテンツを選択し、これら5通分の電子メールコンテンツを送受信時刻順に並べ替える。そして、この時刻順に並べ替えた状態の上記5通の電子メールコンテンツを、ステップS145においてデイビューのライフタイムカレンダー上に表示制御する。これにより、デイビューのライフタイムカレンダー上には、図28(b)に示すように上位の優先度の5通分の電子メールコンテンツが時刻順で表示され、図28(a)に「非表示」として示す残り4通分の電子メールコンテンツは、とりあえず非表示となる。
なお、2005年9月13日の日付に対応する電子メールコンテンツが3通しか存在しない場合等のように、表示するコンテンツが少なく、1画面に充分表示可能な場合、制御部12は、ステップS142においてソートモードに対応して並べ替えた3通の電子メールコンテンツを、ステップS145においてそのままデイビューのライフタイムカレンダー上に表示することとなる。
(ズームアップ機能)
ここで、例えば上記9通の電子メールコンテンツのうち5通の電子メールコンテンツが表示されている場合等のように、表示されていない電子メールコンテンツが存在する場合、ユーザは、例えば図2(a)に示す第2のソフトキー27を押圧操作することで、この表示されていない残りのコンテンツを表示可能となっている(ズームアップ機能)。
制御部12は、図27のフローチャートのステップS146において、この第2のソフトキー27の押圧操作の有無を判別しており、第2のソフトキー27の押圧操作を検出した場合、処理をステップS150に進め、該第2のソフトキー27が1回押圧操作される毎に、それまで非表示としていた電子メールコンテンツを所定数追加して表示する。
具体的には、図28(a)に示す例の場合、最初に優先度1から優先度5までの計5通の電子メールコンテンツが時刻順に表示されているのであるが、制御部12は、上記第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、例えば「現在表示している5件×1.4件」の演算を行う。この場合、「7件(5×1.4=7)」の演算結果が得られるため、制御部12は、図28(a)に示す優先度順に並べた各電子メールコンテンツの中から「上位7件」の電子メールコンテンツを選択し、この7件の電子メールコンテンツを、再度時刻順に並べ替えて表示する。これにより、図28(c)に太線の枠で囲って示すように、優先度5と優先度1の電子メールコンテンツの間に、新たに優先度6の「人数変更です」との表題の電子メールコンテンツが表示されると共に、優先度4の電子メールコンテンツの下位に、優先度7の「食事会のお知らせ」との表題の電子メールコンテンツが表示されることとなる。
なお、このように7件の電子メールコンテンツを表示している状態で上記第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、制御部12は、「7件×1.4件=9件(小数点以下切り捨て)」の演算を行い、この演算結果により得られた9件の電子メールコンテンツを時刻順に並べ替えて表示する。
すなわち、制御部12は、上記第2のソフトキー27の押圧操作を検出する毎に「現在の表示件数×1.4件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを優先度順に選択し、この選択した各電子メールコンテンツを時刻順に並べ替えて表示する。これにより、最初は非表示となっていた電子メールコンテンツを、第2のソフトキー27を押圧操作することで、徐々にデイビューのライフタイムカレンダー上に表示させることができる。
(ズームダウン機能)
次に、当該実施の形態の携帯電話機は、図2(a)に示す第4のソフトキー29を押圧操作することで、表示するコンテンツの表示数を少なくすることができる(ズームダウン機能)。
すなわち、制御部12は、図27のフローチャートのステップS147において、この第4のソフトキー29の押圧操作の有無を検出しており、第4のソフトキー29の押圧操作を検出したタイミングで処理をステップS151に進め、該第4のソフトキー29が1回押圧操作される毎に、それまで表示していたコンテンツを所定数ずつ非表示制御する。
具体的には、図28(a)に示す例の場合、最初に優先度1から優先度5までの計5通の電子メールコンテンツが表示されているのであるが、制御部12は、上記第4のソフトキー29の押圧操作を検出すると、例えば「現在表示している5件×0.7件」の演算を行う。この場合、「3件(小数点以下切り捨て)」の演算結果が得られるため、制御部12は、図28(a)に示す優先度順に並べた各電子メールコンテンツの中から「上位3件」の電子メールコンテンツを選択し、この3件の電子メールコンテンツを、再度時刻順に並べ替えて表示する。
また、このように3件の電子メールコンテンツを表示している状態で上記第4のソフトキー29の押圧操作を検出すると、制御部12は、「3件×0.7件=2件(小数点以下切り捨て)」の演算を行い、この演算結果により得られた2件の電子メールコンテンツを時刻順に並べ替えて表示する。
すなわち、制御部12は、上記第4のソフトキー29の押圧操作を検出する毎に「現在の表示件数×0.7件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを優先度順に選択し、この選択した各電子メールコンテンツを時刻順に並べ替えて表示する。これにより、最初に表示された電子メールコンテンツを、第2のソフトキー27を押圧操作する毎に、徐々にデイビューのライフタイムカレンダー上に非表示とすることができる。
〔ソートモードの変更動作〕
以上の説明は、ソートモードとして「時刻順ソートモード」が設定されている場合の例であったが、この実施の形態の携帯電話機は、各コンテンツをデイビューのライフタイムカレンダー上に表示した後であってもソートモードの変更が可能となっている。
このソートモードの変更操作を行う場合、ユーザは、例えば第3のソフトキー28を押圧操作する。制御部12は、この場合、第3のソフトキー28の押圧操作を検出すると、上記「相手ソートモード」、「表題ソートモード」及び「時刻順ソートモード」の各ソートモードの選択メニューを表示部5に表示制御する。ユーザは、十字キー24を介して所望のソートモードにフォーカスを移動操作し、決定キー25を押圧操作することで所望のソートモードを選択してソートモードの変更を指定する。
図27のフローチャートのステップS148では、制御部12が、このようなソートモードの変更操作がなされたか否かを判別しており、該ソートモードの変更操作を検出した場合には、ステップS152に処理を進め、現在表示しているコンテンツを、ユーザから指定されたソートモードに対応する表示順に並べ替えて表示し直す。
〔相手ソートモード〕
具体的には、上述の電子メールコンテンツを「時刻順ソートモード」で表示している際に上記ソートモードの変更操作がなされ、該ソートモードの選択メニューから「相手ソートモード」が選択された場合、制御部12は、ステップS152において、上記9通の電子メールコンテンツを図29(a)に示すように優先度順に仮想的に並べ替えると共に、各電子メールコンテンツの送受信相手の出現回数を検出する。この図29(a)に示す例では、送受信相手「Aさん」の出現回数は「4回」、送受信相手「Bさん」の出現回数は「1回」、送受信相手「Cさん」の出現回数は「3回」、送受信相手「Dさん」の出現回数は「1回」となっている。
次に、制御部12は、図29(b)に示すように出現回数が1回目の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替え、また、出現回数が2回目の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替える・・・等のように各出現回数毎に各電子メールコンテンツを並べ替えると共に、この各出現回数毎の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替える。
次に制御部12は、このように送受信相手の出現回数及び優先度に基づいて並べ替えた各電子メールコンテンツのうち、図29(b)に太線の枠で囲って示す上位5件の電子メールコンテンツを各送受信相手毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。これにより、図29(c)に示すように各通信相手毎の電子メールコンテンツが送受信時刻順に表示されることとなる。
なお、このように「相手ソートモード」での表示を行っている際に、第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、制御部12は、上述のように「現在表示している件数×1.4件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを表示する。この例の場合、1回目の第2のソフトキー27の押圧操作で7件の電子メールコンテンツを表示するため、制御部12は、図29(b)に示す通信相手「Cさん」の「人数変更です」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Aさん」の「Re:待ち合わせにつ」との表題の電子メールコンテンツを追加表示する電子メールコンテンツとして選択する。そして、これら7件の電子メールコンテンツを、再度、各送受信相手毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。これにより、図29(d)に太線の枠で囲って示すように、通信相手「Cさん」の「人数変更です」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Aさん」の「Re:待ち合わせにつ」との表題の電子メールコンテンツがそれぞれ追加されて表示されることとなる。
また、上記「相手ソートモード」での表示を行っている際に、第4のソフトキー29の押圧操作を検出すると、制御部12は、上述のように「現在表示している件数×0.7件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを表示する。この例の場合、1回目の第4のソフトキー29の押圧操作で表示する電子メールコンテンツを5件から3件に削減するため、制御部12は、図29(b)に示す通信相手「Dさん」の「買い物」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Aさん」の「待ち合わせについて」との表題の電子メールコンテンツを削減する電子メールコンテンツとして選択する。そして、残り3件の電子メールコンテンツを、再度、各送受信相手毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。
〔表題ソートモード〕
次に、上述の電子メールコンテンツを「時刻順ソートモード」で表示している際に上記ソートモードの変更操作がなされ、該ソートモードの選択メニューから「表題ソートモード」が選択された場合、制御部12は、ステップS152において、上記9通の電子メールコンテンツを図30(a)に示すように優先度順に仮想的に並べ替えると共に、各電子メールコンテンツの同じ表題の出現回数を検出する。なお、この表題を検出する場合、制御部12は、例えば返信を示す「Re:」や転送を示す「Fw:」等の定型文字を除いたうえで、該表題が同じであるか否かを判別する。
図30(a)に示す例では、表題「待ち合わせについて」の出現回数は「4回」、表題「会議の時間」の出現回数は「3回」、表題「人数変更です」の出現回数は「1回」、表題「買い物」の出現回数は「1回」となっている。
次に、制御部12は、図30(b)に示すように出現回数が1回の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替え、また、出現回数が2回の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替え・・・等のように各出現回数毎に各電子メールコンテンツを並べ替えると共に、この各出現回数毎の電子メールコンテンツを優先度順に並べ替える。
次に制御部12は、このように表題の出現回数及び優先度に基づいて並べ替えた各電子メールコンテンツのうち、図30(b)に太線の枠で囲って示す上位5件の電子メールコンテンツを各表題毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。これにより、図30(c)に示すように各表題毎の電子メールコンテンツが送受信時刻順に表示されることとなる。
なお、このように「表題ソートモード」での表示を行っている際に、第2のソフトキー27の押圧操作を検出すると、制御部12は、上述のように「現在表示している件数×1.4件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを表示する。この例の場合、1回目の第2のソフトキー27の押圧操作で7件の電子メールコンテンツを表示するため、制御部12は、図30(b)に示す通信相手「Bさん」の「会議の時間」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Aさん」の「Re:待ち合わせにつ」との表題の電子メールコンテンツを追加表示する電子メールコンテンツとして選択する。そして、これら7件の電子メールコンテンツを、再度、各表題毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。これにより、図30(d)に太線の枠で囲って示すように、通信相手「Aさん」の「Re:待ち合わせにつ」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Bさん」の「会議の時間」との表題の電子メールコンテンツがそれぞれ追加されて表示されることとなる。
また、上記「表題ソートモード」での表示を行っている際に、第4のソフトキー29の押圧操作を検出すると、制御部12は、上述のように「現在表示している件数×0.7件」の演算を行い、この演算結果により得られた件数の電子メールコンテンツを表示する。この例の場合、1回目の第4のソフトキー29の押圧操作で表示する電子メールコンテンツを5件から3件に削減するため、制御部12は、図30(b)に示す通信相手「Dさん」の「買い物」との表題の電子メールコンテンツ、及び通信相手「Aさん」の「待ち合わせについて」との表題の電子メールコンテンツを削減する電子メールコンテンツとして選択する。そして、残り3件の電子メールコンテンツを、再度、各表題毎に送受信時刻順に並べ替えて表示する。
このようなソートモードの変更制御、ズームアップ制御、及びズームダウン制御は、ステップS149において、デイビューのライフタイムカレンダーの表示終了操作が検出されるまで繰り返し実行される。
[優先度に基づく不要コンテンツの消去]
〔電子メールコンテンツの自動保存動作〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機は元より、一般的には、送受信された電子メールコンテンツは、自動的にメモリ11に保存されるのであるが、メモリ11の記憶容量には限界がある。そして、メモリ11の記憶容量に余裕が無い状態で電子メールコンテンツの送受信が行われた場合、一般的な携帯電話機においては、時間的に古い電子メールのデータが記憶されている記憶領域に、この新たに送受信された電子メールのデータが上書きされるかたちで記憶されるようになっている。このため、上記上書きにより古い電子メールが自動的に消去されることとなるが、この消去された古い電子メールがユーザにとって重要なものであった場合に不都合を生ずる。
また、今後、電子メールコンテンツに添付されてくる添付データのデータ量が大きくなる傾向にある。このため、データ量の大きな添付データが添付された電子メールコンテンツを受信した場合、この添付データのデータ量に応じて例えば50通、100通の古い電子メールコンテンツが一度に消去される不都合を生ずるおそれがある。これは、一般的な電子メールコンテンツの消去の仕方が「古いメール=不要メール」との考え方に基づくものだからである。重要な電子メールコンテンツに対して保護設定を行うことで、意に反して重要な電子メールコンテンツが消去される不都合を防止可能であるが、この保護設定は、各電子メールコンテンツ毎に設定する必要があり大変面倒な作業となる。
このため、当該実施の形態の携帯電話機は、制御部12が、メモリ11の記憶容量に余裕がない場合に、優先度の低い電子メールコンテンツに対して新たな電子メールコンテンツを上書きして保存することで、保護設定がなされていなくても、ユーザにとって不要な電子メールコンテンツに対して新たな電子メールコンテンツを上書きして保存可能となっている。
すなわち、制御部12は、送受信した電子メールコンテンツをメモリ11に保存する際に、該メモリ11の記憶容量不足を検出すると、上記「優先度テーブル」を参照することで、各電子メールコンテンツの優先度を検出する。そして、優先度が低い電子メールコンテンツの記憶領域に対して、新たな電子メールコンテンツを上書きするかたちで保存する。具体的には、上記優先度の検出を行った結果、「優先度9(=この場合、最低の優先度)」の電子メールコンテンツを検出した場合、制御部12は、この「優先度9」の電子メールコンテンツに対して、新たな電子メールコンテンツを上書きするかたちで保存する。同様に、新たな電子メールコンテンツを上書きするのに、「優先度9」及び「優先度8」の電子メールコンテンツの記憶領域が必要であった場合、制御部12は、「優先度9」及び「優先度8」の電子メールコンテンツに対して、上記新たな電子メールコンテンツを上書きするかたちで保存する。
すなわち、制御部12は、優先度の低い順に電子メールコンテンツを選択することで、新たな電子メールコンテンツの保存に必要となる記憶容量を確保して保存する。当該実施の形態の携帯電話機の場合、図26のフローチャートを用いて説明したように、真に不要となる電子メールコンテンツに対しては低い優先度が付される。このため、このように記憶容量が不足した際に、優先度の低い電子メールコンテンツに対して、新たな電子メールコンテンツを上書きして保存することで、保護設定等の面倒な機器操作を行うことなく、ユーザにとって不要となる電子メールコンテンツを自動的に消去して新たな電子メールコンテンツを保存することができる。
〔記憶領域の形成動作〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機は、メモリ11の記憶領域に余裕が無い場合、ユーザが消去してもよいコンテンツを指定することで、メモリ11の記憶領域に空き領域を形成することができる。
この場合ユーザは、総合メニューから「空き領域の形成メニュー」を選択する。この選択がなされると、制御部12は、例えば「どのコンテンツを何MB分消去しますか?」等のメッセージと共に、消去するコンテンツの選択欄と、この選択したコンテンツを消去することで形成する空き領域の容量の入力欄を表示部5に表示制御する。ユーザは、このコンテンツの選択欄から、例えば電子メールコンテンツ、静止画像コンテンツ・・・等の消去を行うコンテンツを選択すると共に、上記容量の入力欄に対して、例えば「20MB」等の所望の容量を入力する。
制御部12は、このコンテンツの選択及び容量の入力がなされると、該選択されたコンテンツのうち、優先度が低い順に、上記入力された容量分のコンテンツを表示部5に表示すると共に、「これらのコンテンツを消去しますか? Yes/No」等の消去の是非を問うメッセージを表示部5に表示制御する。ユーザは、この消去対象となっているコンテンツを確認し、当該コンテンツを消去してもよい場合には、操作部6を介して当該コンテンツの消去を是認する操作を行う。このコンテンツの消去を是認する操作を検出すると、制御部12は、上記表示した優先度の低いコンテンツをメモリ11から消去し、ユーザにより指定された容量分の空き領域を形成する。これにより、所望のコンテンツを所望の容量分消去して、簡単にメモリ11に空き領域を形成することができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、種類の異なる各コンテンツがそれぞれ有する時間情報に基づいて、同じ時間的範囲に属するコンテンツを検出する。そして、同じ時間的範囲に属するコンテンツに関する情報を、時系列に沿って表示する。換言すれば、日付という時間的範囲毎に区切られたライフタイムカレンダー上に、各日付の時間的範囲に属する時間情報を有するコンテンツの、例えばアイコン或いはサムネイル画像等のコンテンツに関する情報を表示する。
これにより、種類の異なるコンテンツを、各日付毎に纏めてライフタイムカレンダー上に表示することができる。このため、ユーザは、例えば1ヶ月や1年等の、長期的な時間的範囲に属する種類の異なる各コンテンツを一括して確認することができ、種類の異なる複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを、容易かつ迅速に検索することができる。
また、種類の異なるコンテンツを、各日付毎に纏めてライフタイムカレンダー上に表示することができるため、例えば静止画像コンテンツのサムネイル画像や送受信した電子メールの電子メールコンテンツから当時の友人を思い出し、この友人に対して再度、電子メールを送信する等の、過去の事象から次の行動を起こす切っ掛けを作ることができる。
また、各コンテンツが有する時間情報毎に自動的に振り分けてライフタイムカレンダー上に該コンテンツの表示を行うようになっている。このため、ユーザは、電子メールの送受信やカメラ部8を用いた撮像等の各コンテンツ毎の通常の機器操作を行っていればよく、ユーザに対して特別な操作や特別な意識を持つことを強いることなく、各コンテンツを自動的にライフタイムカレンダー上に表示することができる。
また、ライフタイムカレンダー上には、種類の異なるコンテンツが各日付毎に纏めて表示されるため、このライフタイムカレンダーを過去の操作履歴や日記として利用可能とすることができる。
また、デイビューのライフタイムカレンダーにおいて、送受信電子メールコンテンツや誕生日コンテンツを表示する場合、電話帳や個人情報の登録欄に対応するユーザの静止画像が登録されている場合には、この静止画像のサムネイル画像をデイビューのライフタイムカレンダー上に表示するようになっている。このため、電子メールの送信元や宛先となるユーザや、誕生日を迎えるユーザを容易に認識することができる。
また、表示設定やフィルタ設定により、上記ライフタイムカレンダー上に表示するコンテンツに関する情報を予め設定しておくことで、該ライフタイムカレンダー上に所望のコンテンツに関する情報のみを表示することができる。このため、ユーザが希望する種類のコンテンツのみをライフタイムカレンダー上に表示させることができ、所望のコンテンツを、さらに容易かつ迅速に検索可能とすることができる。
また、デイビューのライフタイムカレンダーの「リスト表示画面」では、コンテンツに対応する文字情報、アイコン、サムネイル画像を用いて該コンテンツの表示を行うことで、コンテンツの内容をユーザに認識させ易くすることができる。また、デイビューのライフタイムカレンダーの「サムネイル表示画面」では、コンテンツに対応するアイコンやサムネイル画像を主に用いた表示を行うことで、一度に多数のコンテンツをユーザに認識させることができる。
また、デイビューのライフタイムカレンダーにおいては、コンテンツの存在しない日付の表示欄を詰めて表示するようになっている。換言すれば、コンテンツの存在する日付同士が隣接するように、該コンテンツの表示を行っている。これにより、デイビューのライフタイムカレンダー上により多くのコンテンツを表示することができる。
また、カレンダービューのライフタイムカレンダー上の各日付の表示領域のうち、表示すべき静止画像コンテンツが複数存在する日付の表示領域に対しては、該複数存在する静止画像コンテンツの中からランダムに1枚の静止画像コンテンツを選出し、この選出した静止画像コンテンツを上記表示領域に表示する。そして、例えば3時間置き、6時間置き、12時間置き等の所定の時間置きに、上記複数存在する静止画像コンテンツの中から、現在、表示しているサムネイル画像に対応する静止画像コンテンツ以外の静止画像コンテンツを選出し、この選出した静止画像コンテンツのサムネイル画像を上記日付の表示領域に表示する。これにより、カレンダービューのライフタイムカレンダーにおいて、表示すべき静止画像コンテンツが複数存在する日付の表示領域に表示するサムネイル画像を、所定時間毎に更新することができる。従って、ユーザが例えば上記所定時間置きにカレンダービューのライフタイムカレンダーを見た場合、該カレンダービューのライフタイムカレンダーを見る毎に新たなサムネイル画像を見ることができる。
また、カレンダービューのライフタイムカレンダー上の各日付の表示領域のうち、表示すべき静止画像コンテンツが複数存在する日付の表示領域に対して、フォーカスが例えば3秒間以上等の所定時間以上連続して当てられていた場合、上記日付の表示領域に表示する静止画像コンテンツのサムネイル画像を、このフォーカスが当てられている間、新たな静止画像コンテンツのサムネイル画像に更新して表示する。これにより、フォーカスが当てられている日付に対応する静止画像コンテンツのサムネイル画像が順次更新されて表示されるため、ユーザは、所望の日付の表示領域にフォーカスを当てているだけで、その日付に対応する全ての静止画像コンテンツを認識することができる。
また、年インデックス、月インデックス、日インデックスにフォーカスを移動操作することで、年単位、月単位、或いは日単位で表示するコンテンツの表示切り替えを行うことができる。このため、年単位、月単位、日単位で蓄積された大量のコンテンツの中から所望のコンテンツを、容易かつ迅速に検索可能とすることができる。
また、カレンダービューのライフタイムカレンダーからデイビューのライフタイムカレンダーに移行する際に、カレンダービューのライフタイムカレンダー上でコンテンツが存在しない日付の表示領域が指定された場合、デイビューのライフタイムカレンダー上における上記指定された日付の表示領域に、新規のスケジュールの登録を指定するための新規スケジュール作成コンテンツを表示するようになっている。このため、ユーザは、コンテンツの存在しない日付を指定することで、容易に新たなスケジュール登録を行うことができる。
〔想い出ポップアップ表示機能の効果〕
また、この実施の形態の携帯電話機の場合、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダー上で所定時間以上のフォーカスの停止状態が検出された場合、制御部12が、年単位、月単位、ランダムの優先順位に従って、フォーカスが停止している日付の過去の日付に対応するコンテンツの検出を行い、カレンダービュー或いはデイビューのライフタイムカレンダーに重ねて表示する。
カレンダービュー或いはデイビュー等のカレンダー形式の表示を行う場合、ユーザの意識が、現在の日付以降の日付(=未来の日付)に傾きがちとなるのであるが、想い出ポップアップ表示機能により、1年前、或いは1ヶ月前等のコンテンツを表示することで、ユーザの意識を過去の日付にも向けることができる。このため、時間の経過により忘れていた過去の想い出(コンテンツ)を再認識することができ、また、見過ごしていた過去の日付のコンテンツを新たに認識可能とすることができる。
また、フォーカスの停止状態を検出した際に想い出ポップアップ表示を行うため、ユーザの操作を妨げることなく当該想い出ポップアップ表示を行うことができる。また、フォーカスの停止状態を検出した際に自動的に(受動的に)想い出ポップアップ表示を行うため、この想い出ポップアップ表示のための、ユーザの特別な操作を不要とすることができる。
また、一度に表示する数以上の数のコンテンツが存在する場合、想い出ポップアップ表示を行う毎に異なるコンテンツを表示するようになっているため、上述のコンテンツの再認識や新たなコンテンツを認識する確率をさらに高めることができる。
また、想い出ポップアップ表示を行うコンテンツの優先順位は、
1.カメラ部8で撮像された静止画像コンテンツ、
2.保護設定されている受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツ、
3.スケジュールコンテンツ、
4.ネットワークを介してダウンロードされた静止画像コンテンツ、
5.保護設定されていない受信電子メールコンテンツ或いは送信電子メールコンテンツ
の順となっている。このため、ユーザの想い出が想起される確率が高いコンテンツを優先的に想い出ポップアップ表示することができ、利用価値の高い情報表示を行うことができる。
また、想い出ポップアップ表示されたコンテンツに関する情報は、履歴として想い出リストに登録される。そして、ユーザは、想い出リストに表示されたコンテンツの詳細を認識したい場合は、想い出リストから、認識したいコンテンツに対応する日付を選択操作する。これにより、想い出ポップアップ表示されたコンテンツの日付に対応するデイビューのライフタイムカレンダーが表示されるため、ユーザは、想い出ポップアップ表示されたコンテンツの詳細をデイビューのライフタイムカレンダー上で認識することができる。
[コンテンツの優先度判別に基づく効果]
当該実施の形態の携帯電話機は、例えば電子メールコンテンツの場合、保護設定の有無や着信拒否の有無等のファクタに基づいて自動的に優先度(重要度)を判別してメモリ11の優先度テーブルに登録する。このため、各コンテンツの優先度を判別させるための面倒な機器操作を不要とすることができる。
また、複数のソートモードの中から所望のソートモードを選択するだけで、ライフタイムカレンダー上に表示されている各コンテンツの表示順序を、上記選択したソートモードに対応する表示順序に並べ替えて表示することができる。
また、ソートモードの選択メニューが所望のソートモードを選択するだけで、簡単にソートモードの変更操作を行うことができるため、各コンテンツの表示順序を簡単に変更することができる。このため、例えばユーザにとって重要なコンテンツを簡単に検索可能とすることができる。また、このように重要なコンテンツを検索することで、例えばメモリ11に記憶されている各コンテンツをパーソナルコンピュータ装置のハードディスクにバックアップし、上記メモリ11に重要なコンテンツのみ残しておき、残りのコンテンツは消去したい場合等にも利用することができる。
また、新たに送受信した電子メールコンテンツをメモリ11に記憶する際に、該メモリ11の記憶容量に余裕が無い場合、優先度の低い電子メールコンテンツを自動的に選択し、この優先度の低い電子メールコンテンツに対して、新たに送受信した電子メールコンテンツを上書きするかたちで保存するようになっている。このため、重要な電子メールコンテンツに対して保護設定等の面倒な機器操作を行うことなく、ユーザにとって不要となる電子メールコンテンツを自動的に消去して新たな電子メールコンテンツを保存することができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、この携帯電話機以外であっても、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)やPDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、或いはノート型、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置や携帯ゲーム機等、種類の異なる複数のコンテンツを取り扱う機器であれば、どのような機器に適用しても上述と同じ効果を得ることができる。
最後に、本発明は、本発明の一例として開示したに過ぎない上述の実施の形態に限定されることはない。このため、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施の形態以外であっても設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機の外観を示す図である。 実施の形態となる携帯電話機に設けられているライフタイムカレンダー機能で取り扱われる各種コンテンツを説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられているライフタイムカレンダー機能の各種設定画面を示す図である。 実施の形態となる携帯電話機のライフタイムカレンダー機能におけるカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示例を示す図である。 実施の形態となる携帯電話機におけるカレンダービューのライフタイムカレンダーの表示動作を示すフローチャートである。 カレンダービューのライフタイムカレンダーに表示される月インデックス及び年インデックスを示す図である。 待ち受け画面に設定されたカレンダービューのライフタイムカレンダーを示す図である。 実施の形態となる携帯電話機がカレンダービューのライフタイムカレンダーを表示している際に、所定時間置きにサムネイル画像を更新する更新動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態となる携帯電話機がカレンダービューのライフタイムカレンダーを表示している際に、フォーカスが当てられ続けている日付のサムネイル画像を所定時間置きに更新する更新動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態となる携帯電話機におけるデイビューのライフタイムカレンダーの表示から、選択されたコンテンツに対応するアプリケーションプログラムを起動するまでの流れを示すフローチャートである。 デイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面の表示例を示す図である。 デイビューのライフタイムカレンダーのサムネイル表示画面の表示例を示す図である。 カレンダービューのライフタイムカレンダー上でコンテンツの存在しない日付が指定された際に、デイビューのライフタイムカレンダー上に新規スケジュール作成コンテンツを表示する動作を示すフローチャートである。 新規スケジュール作成コンテンツが表示されたデイビューのライフタイムカレンダーのリスト表示画面を示す図である。 新規スケジュール作成コンテンツが表示されたデイビューのライフタイムカレンダーのサムネイル表示画面を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における想い出ポップアップ表示動作の流れを示すフローチャートである。 カレンダービューのライフタイムカレンダー上に想い出ポップアップ表示されたコンテンツの表示例を示す図である。 リスト表示画面のデイビューのライフタイムカレンダー上に想い出ポップアップ表示されたコンテンツの表示例を示す図である。 サムネイル表示画面のデイビューのライフタイムカレンダー上に想い出ポップアップ表示されたコンテンツの表示例を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における想い出リストの表示動作の流れを示すフローチャートである。 想い出リストの表示例を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における、過去のコンテンツ数に基づく想い出ポップアップ表示動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機における、過去の日付及び過去のコンテンツ数に基づく想い出ポップアップ表示動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機における、「年単位の検出」、「月単位の検出」、及び「ランダムの検出」を、ランダム或いは所定の確率で選択してコンテンツの検出を行う想い出ポップアップ表示動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機におけるコンテンツの優先度の判別動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機におけるソートモードに従ったコンテンツの表示動作、表示したコンテンツのズームアップ/ズームダウン動作、及びソートモードの変更動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機における時刻順ソートモードに従ったコンテンツの表示例を示す模式図である。 実施の形態の携帯電話機における相手ソートモードに従ったコンテンツの表示例を示す模式図である。 実施の形態の携帯電話機における表題ソートモードに従ったコンテンツの表示例を示す模式図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、8a メインカメラ部、8b インカメラ部、9 バイブレーションユニット、10 タイマ、11 メモリ、12 制御部、21 携帯電話機の上筐体、22 携帯電話機の下筐体、23 携帯電話機のヒンジ部、24 十字キー、25 決定キー、26 第1のソフトキー、27 第2のソフトキー、28 第3のソフトキー、29 第4のソフトキー、30 オフフックキー、31 オンフックキー、32 クリアキー、33 12キー

Claims (9)

  1. 少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて、該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部と、
    上記優先度自動判別部により判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示する表示制御部と
    を有する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    上記表示制御部は、
    上記表示部に表示する全コンテンツのうち、優先度が上位のコンテンツから順に所定数のコンテンツを上記表示部に表示し、
    上記表示部に表示されたコンテンツの表示数を増やす操作であるズームアップ操作に応じて、上記表示部に非表示とした各コンテンツを、上記優先度が上位のコンテンツから順に、最初に表示した上記所定数のコンテンツと共に表示し、
    上記表示部に表示されたコンテンツの表示数を減らす操作であるズームダウン操作に応じて、上記表示部に表示した各コンテンツを、上記優先度が下位のコンテンツから順に非表示とすること
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    上記表示制御部は、複数のソートモードを有し、この複数のソートモードから選択されたソートモードに応じて、上記各コンテンツの表示順序を並べ替えて上記表示部に表示すること
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    上記優先度自動判別部は、誤消去を防止するための保護設定がなされている電子メールコンテンツの優先度を最上位の優先度として自動判別し、着信拒否設定がなされている通信相手から受信した電子メールコンテンツ、或いは当該通信相手に対して送信した電子メールコンテンツの優先度を最下位の優先度として自動判別すること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    上記優先度自動判別部は、上記保護設定及び上記着信拒否設定がなされておらず、かつ、過去の送信履歴も無い電子メールコンテンツを上記最下位の前の優先度として自動判別し、上記保護設定及び上記着信拒否設定がなされていないが、過去の送信履歴が存在する電子メールコンテンツの優先度を、当該電子メールコンテンツの本文の文字数及び過去の送信回数に応じて決定すること
    を特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    上記電子メールコンテンツが記憶されているメモリの余領域よりも大きな情報量の電子メールコンテンツを送受信した際に、上記メモリに記憶されている電子メールコンテンツのうち、優先度が下位の電子メールコンテンツに対して、上記送受信した電子メールコンテンツを上書きして保存する記憶制御部を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 優先度自動判別部が、少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて該各コンテンツの優先度を自動判別するステップと、
    表示制御部が、上記ステップで判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示するステップと
    を有する情報処理方法。
  8. 少なくとも各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記優先度自動判別部として機能させることで判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて表示部に表示する表示制御部としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする情報処理プログラム。
  9. 複数のコンテンツが記憶されたメモリと、
    少なくとも上記メモリに記憶されている各コンテンツに対して設定されている設定情報に基づいて、該各コンテンツの優先度を自動判別する優先度自動判別部と、
    上記各コンテンツを表示するための表示部と、
    上記優先度自動判別部により判別された優先度順に上記各コンテンツを並べて上記表示部に表示する表示制御部と
    を有する携帯端末装置。
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